「リズムゲーム」と「リズムゲームではないリズムゲーム」

「リズムゲーム」の違い

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 Nintendo Switch版の『THUMPER リズム・バイオレンスゲーム』をプレイしたのだが、クリアまで遊べず途中で投げ出すことを決意したゲームは久々である。本作は特に不出来というわけではないが(とはいえ目視できる余裕のない壁はムカつく)、では何が気に入らなかったかといえば、リズムゲームだとは思えなかったからだ。

 本作は、輝く甲虫を操作して障害物を避けるゲームである。青い光があればAボタンを押し、左右に壁があればそれぞれの方向に入力し、時にはボスを攻撃するような場面も。うまく操作するとBGMに沿ったプレイになり、リズムに乗れるというわけだ。よって本作は「リズム・バイオレンスゲーム」ということらしい。

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 とはいえ、これがリズムゲームかと言われると甚だ疑問である。おそらくこのゲームは『BIT.TRIP RUNNER』のようなオートラン系アクションの系譜であり、パターンを覚えたり反射神経を活かしてプレイするタイプの作品だ。しかし、僕にとってリズムゲームというのは『リズム天国』のようなリズムに乗ることを重視しているゲームなのである。

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 一口にリズムゲームと言ってもいくつかのパターンが存在する……、というより『リズム天国』が革新的すぎたというところが大きいのだろうが、いずれにせよゲームジャンルというものはひどく曖昧なものである。どちらもリズムゲームではあるが、同じリズムゲームではない。
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“ミスリード解き”がない『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の心地良さ

ひたすら楽しく『ゼルダの伝説』を遊べたという驚くべき事実

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 ニンテンドースイッチで遊んでいた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をクリアした。僕はだいたい『ゼルダの伝説』シリーズを遊ぶと途中で一度か二度は投げ出したくなるのだが、まさか最後まで心地良くプレイできるとは。

 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はこれまでのシリーズ作品と異なり、オープンエアーというシステムが採用されている。チュートリアルさえ終われば好きなところへ行っても良いといういわゆるオープンワールド的な内容で、大きな目標はいくつか用意されていてもこなす順番などはプレイヤーに委ねられている。

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 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』のように近年のシリーズ作品はだいぶ親切になっているようだが、僕はこのシリーズに「謎解きで詰まり、解法を知ってもガックリする」という悪いイメージを持ってしまっている。というより、謎解きというよりは“ミスリード解き”のように思えるのが苦手なのだ。

 「この仕掛けをなんとかすれば良いはずなのでいろいろ悩んでいたら、実はまったく違うスイッチを押す必要があった」だとか「新たなアイテムを手に入れたが、具体的にどこで使うかということのほうがわからない」など、本シリーズに限らないが、謎よりそのシーン(あるいは制作者)の意図が読めないのが困るのである。特に嫌なのは、看板などにある抽象的なヒントがあまりにも曖昧すぎて、むしろ混乱させるだけのヤツだ(本作でも、星を数える祠だけは数分で解けてもイラついた)。

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 しかし、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はたくさん用意されたものから好きなものを選べばいいわけで、何もミスリードにならない。変な場所へ行ったら行ったでそこには何かがある。更に謎解きも解答パターンがひとつではないし、嫌だったり難しく感じるのならやらなければいいのだ。

 近年の『ゼルダの伝説』シリーズでは、「ゼルダのアタリマエを見直す」をコンセプトにこれまでの固定概念を崩すような取り組みが行われているようだ。この言葉はあくまでリップサービス的なものではないかと疑っていたわけだが、いや本当に常識が覆されていた。あるいはオープンワールドの文法に『ゼルダの伝説』を乗せたのかもしれないが、いずれにせよ他人の機嫌を伺うようなゲームプレイでなく本当に心地良いのだ。

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 換言すれば、従来の『ゼルダの伝説』シリーズが好きな人は肩透かしを食らうのかもしれない。ただ、僕が遊びたかった『ゼルダの伝説』は間違いなくこれだ。
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ニンテンドースイッチと過ごす快適なゲーム生活

今更ながらに購入報告

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 2017年3月3日に発売された任天堂の新たなゲーム機「ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)」を購入して遊んでいた。買ってからしばらくは遊ぶのに、そして関連する仕事をこなすのに忙しかったが、ともあれ毎日楽しく遊んでいる。

 ニンテンドースイッチは据置機でありながら持ち運べるのが特徴で、新幹線での移動など暇を持て余す時にゲームの続きを遊べるのが嬉しい。また、「Joy-Con」というコントローラーを分離することですぐに他の人と一緒に遊ぶことができるため、持ち運ぶモチベーションも高くなるものよ。

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 そのスイッチの特性を活かしているゲームであり、かつ作品の品質も高いのが『いっしょにチョキッと スニッパーズ』である。本作はふたつのキャラクターを操作して遊ぶアクション・パズルなのだが、互いに相手の体を切って形を変えられるうえ、解ければやり方はなんでもOKというのが最大の特徴である。

 発売前の体験会では、初対面の編集者の方と一緒に遊んでえらい盛り上がった。協力あり妨害あり、揉めながらもパズルを一緒に解いていくのが楽しい。僕は本作品のレビューを書くうえでクリアしてしまったが、それでもまた一緒に遊びたくなる一作だ。

素直に楽しいと言える『ゼルダの伝説』

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 ひとりで遊ぶゲームとしては『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に熱中している。僕は謎解きが嫌いなので『ゼルダの伝説』シリーズにあまり良い印象を持っていないのだが、本作はそのあたりの常識がかなり覆されているので驚きだ。

 まず、本作はオープンエアーというシステムが採用されており、チュートリアルさえ終えてしまえばハイラル王国のどこへでも旅立つことができる。謎解きは祠という施設になっているのだが、どれもひとつひとつが短いし、解法が多く強引に解くこともできるのでまったくストレスにならない。物理演算を使ったゴルフみたいな気楽な謎もあるし、解けば明確なご褒美もあるしで素晴らしい。

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 僕が今までの『ゼルダの伝説』に対して持っていた偏見は、「謎を解いて道具を手に入れ、またその道具を使った謎に挑戦する」という“謎解きの無限地獄”というようなものであった。しかし本作はそうではない。目的がたくさんあってそれに応じた手段を考えるという、理想とする展開がそこにあるのだ。

 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はかなりのボリュームで、いつプレイし終えるのかまだ検討がつかない。近いうちに『スプラトゥーン2』の体験会も開催されるしで、しばらくはスイッチと仲良く過ごすことであろう。
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