『ゼルダの伝説』クローンを遊んでいるのかと思ったら、ただパシられているだけだったうえ、ヒロインが町長のジジイだった 『Shipwreck』 【Xbox360 IndieGamesで石を拾う 38】

どう見ても「ゼルダだコレ」な2Dアクション・アドベンチャー

 「Xbox LIVE Indie Gamesは玉石混交である」。誰が言ったか知らないが、そんな言葉がある。しかし、世間で目立つのはほとんどが玉ばかりであり、そこらに転がる石は無視されるばかり。 もし玉石混交というのであれば、石もまたこの場において重要な要素ではないか? そんな思いから、尖った石を拾って紹介するコーナーを始めたのである。

bbox_Shipwreck.jpg 今回紹介する『Shipwreck』という作品は、極端に品質が低いわけではない。『ゼルダの伝説』をほとんど真似ているが、その模倣自体が悪いわけではない。問題があるとすれば、ふつうすぎることだろうか? いや、ふつうではないのかもしれないが……。

 2014年2月25日、Xbox360インディーズゲームで『Shipwreck』という作品が配信された。難破した船からほおりだされた少年が、とある島を探索するアクション・アドベンチャーなのだが……。もっと的確に言うと、2D『ゼルダの伝説』シリーズをそのまま真似ただけのゲームなのだ。

 とはいえ、「ゼルダ」シリーズは世界中で人気があるし、ほかの人気作でも類似点が見られることもある。よって、影響を受けていること自体が問題なのではない。やはり問題があるとすれば、独創性とでも呼ぶべきものが皆無なことだろうか。

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4つのダンジョンを攻略するアクション・アドベンチャーである
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格闘ゲームもついに、ユニコーンたちがキスや顔面舐めといったペッティングで戦う世界になった……! 【Xbox360 IndieGamesで石を拾う 37】

ユニコーンがちゅっちゅ (* ^)3(*^-^*)ゞ するケモナー歓喜の格ゲー

 「Xbox LIVE Indie Gamesは玉石混交である」。誰が言ったか知らないが、そんな言葉がある。しかし、世間で目立つのはほとんどが玉ばかりであり、そこらに転がる石は無視されるばかり。 もし玉石混交というのであれば、石もまたこの場において重要な要素ではないか? そんな思いから、尖った石を拾って紹介するコーナーを始めたのである。

bbox_UnicornMakeoutMania.jpg 対戦型格闘ゲームといえば、屈強な男たちがその肉体や必殺技を駆使して戦うゲームである。しかしながら流れは移り変わり、二次元の美少女ばかりが出るようになったり、ビキニ姿の美女が戦ったりもした。ビデオゲームというものもそういう亜流が出やすいものであり、細分化されて多岐に渡る趣味に合わさっていくのだ。

 そしてついに、ユニコーンがキスをしたり相手を舐めまわしたりするオトナもコドモも楽しめる格闘ゲームが登場した……! その名は『Unicorn Makeout Mania』。開発はSoftwaresoftで、2013年8月15日にXbox360インディーズゲームで配信が開始されている。

 本作は今までの格闘ゲームの延長線上にあるものの、それとはまったく違うゲームでもある。なぜなら、相手をうちのめすのではなく、キスや顔面舐めといった愛で戦うのだから……。とにかく動画を見て欲しい。これは完全にバカだ。

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自身の妻を主役にした感動NINJAアクション・ゲーム、一年四ヶ月をかけついにエンディングまで完成!

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愛のNINJAゲーム

 2012年3月10日、Xbox360インディーズゲームで『Escape Hell Prison』という作品が配信された。これは地獄刑務所に落とされたNINJA“カーステン”が脱獄をするというゲームなのだが、彼女の脱獄はうまくいかなかった。

 というのも、最初期の本作はエラーが発生してエンディングを見られなかったのだ。その後にアップデートもされたのだが、またもやエンディングでエラーが発生して強制終了である。もともと出来の良い作品ではなかったため、その無様さを嘲笑されるばかりであった(詳細は下記記事を参照されたし)。

 しかし、制作者であるGuillaumesoftは改善の努力を続けた。大して売れているはずもないのに、なぜか? それはおそらく、主人公のカーステンが奥さんだからこそだろう。

○ Xbox360 IndieGamesで石を拾う 25.75 【『Escape Hell Prison』にまさかのアップデート!】
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1346.html

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鋭い眼光のカーステン

 この女性こそ、本作の主役であるカーステンだ。おそらく、登場キャラが実写取り込みでなく適当に描いた絵であったのならば、ここまで完成させられなかっただろう。すなわち本作、愛によって完成した感動のNINJAアクション・ゲームなのだ。

進化したゲームプレイと、ようやく拝むことのできたエンディング

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とにかく画面が広くなって見やすくなったぞ

 ところで、今回はエンディングが見られるようになっただけでなく、大幅な調整も行われている。具体的には以下のとおりである。
  • カメラが引き気味になり、全体を見渡しやすくなった。
  • ストーリーがより簡易なものに。
  • ステージ構成を大幅に変更(かなりの数が削除されている)。
  • 一度目のアップデートで追加されたバグの修正。
 このゲームは「ステージのどこかにある☆マジカル・ドラゴン☆を見つけて日本人形に触れるとブッダのご加護でクリア」となるもので、ステージ探索が重要となる。

 今まではカメラが近かったので難易度が高かったが、全体を見渡しやすくなり遊びやすくなった。ただし、無敵アイテムをなぜかドクロにしてプレイヤーを敬遠させたりと、絶妙な調整も忘れていない。

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ステージは一応すべてをリニューアルしているらしい

 こうしてかなり真っ当なゲームになったのは確かなのだが、カメラが引いたせいでカーステンの無茶苦茶な動きを見ることが難しくなり、あまり笑えなくなってしまった。このあたりは至極残念だが、素直な進化として喜ぶべきでもあろう。

 さておき、素晴らしいエンディングを見ることができるようになったのだ。一年と四ヶ月もかけて作り上げ、今まではエラーに阻まれて見られることのできなかったエンディング……! その素晴らしさ、とくと目に焼き付けて欲しい。

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『Escape Hell Prison』エンディング画面

 なんというシンプルかつ味わい深いエンディングなことか。これを見れば全人類感涙必至。いやむしろ、これを見て泣かないヤツは人間などではない。

 更にこの素晴らしさを長く味わってもらうため、全ステージをクリアするまでの動画も用意しておいた。皆もこの愛のNINJAゲームを遊ぶべきである。



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Escape Hell Prison 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Guillaumesoft ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/03/10

 カーステンを操作して地獄刑務所から脱出する2Dアクションゲーム。
 モーションが狂う。難易度は狂う。実写キャラたちは既に狂っている。
 地獄刑務所の恐ろしさを知ることができるとしか言いようがない。これは恐怖だ。
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ダメな格闘アクションは中身もオチも腐敗臭がひどい 『Uproar!』 【Xbox360 IndieGamesで石を拾う 36】

『Uproar!』はとりあえず動画を見て欲しい

 「Xbox LIVE Indie Gamesは玉石混交である」。誰が言ったか知らないが、そんな言葉がある。しかし、世間で目立つのはほとんどが玉ばかりであり、そこらに転がる石は無視されるばかり。 もし玉石混交というのであれば、石もまたこの場において重要な要素ではないか? そんな思いから、尖った石を拾って紹介するコーナーを始めたのである。

bbox_uproar.jpg 駄作として扱いやすいものは、愛嬌だとか笑いどころが明確な作品である。たとえばファミコンの『スペランカー』は、アクションゲームとして評価される面がある一方で、クソゲーと言われることもある。それは、大したことのない高さからでも落ちて死ぬのが印象的だからこそだろう。

 一方で、駄作として扱いにくいものもある。それは本当に語ることがないこともない作品もあれば、指摘すべきことが多すぎて、笑えばいいのか泣けばいいのか呆れればよいのかわからない作品もある。つまり、今回はそんな作品を紹介するはめになってしまったというわけだ。

 『Uproar!』は2013年4月5日にXbox360インディーズゲームで配信された格闘アクション。いわゆるベルトスクロール・アクションに近い作品なの……だが……。そもそもこれをアクションと、いやゲームと呼んでいいのかというくらいに体裁が整っていない。


 今回はゲームプレイを動画にしておいた。その理由は、本作のダメな部分を説明するのがあまりにもつらいからであり、これを見て本作のすべてを理解してもらいたい。なお、エンディングまできちんと収録してある。
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パニック映画の巨大ザメが今度は二足歩行になって襲い掛かるも、一瞬で死ぬ!! 『Dead Sea II - Mutation』 【Xbox360 IndieGamesで石を拾う 35】

あのリアルなサメ撃退ゲーム『Dead Sea』が帰ってきた!

 「Xbox LIVE Indie Gamesは玉石混交である」。誰が言ったか知らないが、そんな言葉がある。しかし、世間で目立つのはほとんどが玉ばかりであり、そこらに転がる石は無視されるばかり。 もし玉石混交というのであれば、石もまたこの場において重要な要素ではないか? そんな思いから、尖った石を拾って紹介するコーナーを始めたのである。

bbox_dlcquest_LFoD.jpg 今回紹介する作品には、タイトルに「Mutation(突然変異)」という言葉が入っている。つまり、今までとは大きく変化するどころではなく、信じがたいほどの変質を遂げたというわけだ。

 そう心の準備をしておいても、さすがに受け止められない変異というのもある。たとえば、「サメに襲われるパニック映画」が続編で「サメ人間と戦うアクション映画」になったら信じられないだろう? ジャンルの変遷があるとはいえ、もはや違う作品として作ったほうがいいのではないか。

 もはやこれで説明は済んだように見えるが、さておきBrave Men Games(BMGames)が開発した『Dead Sea II - Mutation』は、そんな無茶苦茶な変化を遂げたのだ。前作も相当イカれていたが、続編のほうがもっとイカれているだなんて……。

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なお、今回のスクリーンショットはすべて明るさを調整している

 本作は2012年3月22日にXbox360インディーズゲームで配信されたステルス・アクションのつもりなのだが、実際はただのサメ人間を殴り殺して先に進むアドベンチャーである。
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