2010/11/05
VANQUISH Hard - Tactical Challenge - God Hard
難易度Hard
一度クリアしたので、今度はハードモードに挑戦する。ちなみに、武器強化は引き継がれないらしい。どうやらプレイ中に使う武器はある程度絞らなければまずいようだ。さて、この難易度Hardであるが、正直なところあまりNormalとの違いがわからなかった。確かに敵の即死攻撃が増えていたり、攻撃が激しくなっているようだ。ただ、ARモードと武器の使い方を知っていれば対処できる程度である。一番苦戦したところでも、バーンズ戦の8デスというもの。あまり歯ごたえがなく、正直なところガッカリ。
そして、不満が他にも出てきた。ゲーム中に挟まる会話デモは飛ばせず、強制的に待たされる時間が出来てしまうのだ。二度目となれば話などもうどうでもいいので、このあたりは飛ばせるようにして欲しかった。飛ばすといえば、最後に出てくるスタッフロールも飛ばせなくてゲンナリ。
あまりにも歯ごたえがなかったので、実績集めも兼ねて遊ぶほどであった。しかもその実績集めも簡単で、あっという間にほとんど埋まっていく始末。気がつけば、残るはタクティカルチャレンジ全クリア、パングロス像集め、そしてノーデスクリア。収集実績は攻略動画を見て適当にこなしたのだが、タクティカルチャレンジはそこそこ苦労した。
Tactical Challenge
タクティカルチャレンジは、特定のマップで沢山の敵と戦うという高難易度モードである。といっても、チャレンジ6以外はあっさりとクリアできたのだが。その名の通り、このモードでは戦術を理解することが重要である。ボスも雑魚も、普通にプレイしたのでは倒しきれないかと思うほどわんさか同時に湧いてくる。そのため、敵の弱点武器や、あるいはどういった優先順位で倒していくかを見極めるのが肝なわけだ。
特に、チャレンジ6はとんでもない。一見無理かと思うほど敵の攻撃が激しいが、しっかりと解法は用意されている。何度もやられて作戦を練り直し、うまくアクションを決めるよう努力すれば必ずクリアできる。難易度はかなり高かった(本編一周よりも時間がかかった)が、このやり応えこそアクションゲームの醍醐味。ということで、苦労した分だけクリアした時の喜びは非常に大きかった。むしろ、本編よりも楽しめたくらいだ。やはり、このくらい噛み応えが欲しいところ。
そして、最後に「ノーデスクリア」を普通に難易度Normalをプレイして解除。これにて『VANQUISH』の実績が1000となった。
その後なんとなくランキングを見てみたところ、難易度Normalのトータルスコアでも、チャレンジ6のクリアタイムでも、上位一桁に入っていたのであった。これは決して僕がうまいというわけではなく、単純に参加人数が少ないということなのだろう。スコアアタックが一部にしか受けないものとはいえ、何とも悲しい。
難易度God Hard
これで終わりにしてもよかったのだが、隠し難易度であるGod Hardが残っていたので遊んでみることにした。話によると、どうも相当難しいらしい。さて、遊び始めた最初こそ難易度の違いがよくわからなかったものの、1-3に到達した瞬間から痛いほど難しさが理解できた。ここはアルゴスが初登場する場面なのだが、そもそもその前座である雑魚軍団すら倒せなかったのだ。結局、20デス以上してようやく先に進めたのであるが、この時はとんでもないものに手を出してしまった……と内心冷や汗をかいてしまった。
具体的には次のような変更があるようだ。まず、サムの体力が低く、ARモードの時間が短い上に、武器のアップグレードがなくなる。そして、敵の配置・行動パターン、そしてアイテム配置がより鬼畜になっている等々。何が一番辛いかというと、体力が低いことである。普通の雑魚だって侮れない上に、いつもはただ図体がでかいだけのロマノフも、当たったら死ぬような攻撃を繰り出しまくるバケモノになるのだ。
ただし、このモードは滅多矢鱈に難しいというわけではない。ロマノフはショットガンで戦えば一方的に完封勝利が可能だし、雑魚が何十匹も登場する恐ろしい場面では、さりげなくロケットランチャーが配置されており、それをうまく生かせばあっという間に倒すことが可能なのである。つまり、今までのように飛び出しまくって倒すということは無理だが、しっかりとクリアまでの線引きは用意されているというわけだ。そして、それをいかに見極めるかが重要である。
といっても、爆発で死ぬし斬られて死ぬし、撃たれて死にまくる。特に、2-5やバーンズ戦、そしてラスボスが恐ろしい難易度であった。一番最後はひどいもので、ここだけで120回もサムの死体を築き上げる羽目になったほどである。
しかし、何度もコンティニューを繰り返し、根性でクリアまでたどり着いた。死亡数は360、スコアは-59780とボロッボロ(一度死亡するとスコアから1000点引かれる)。とはいえ、これでも世界9位(2010/11/2 0:53:52時点)だったのだから笑える。
この難易度はかなりの苦労をして、正直途中で少し嫌になったくらいではある。が、クリアできた達成感は見事なもの。大きな山に登りきったような感慨があるというものだ。
さて、God Hardを遊んで満足することもできたので、プレイ記録はこれで終了とする。最後にレビューを書いて、締めくくることにしよう。