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「あそぶ!ゲーム展」で古かったり古く感じなかったりするゲームを遊ぶ

はじめに

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「あそぶ!ゲーム展」の入り口

 埼玉県川口市で実施されている「あそぶ!ゲーム展 ステージ1:デジタルゲームの夜明け」というものを見に行ってきた。これはビデオゲーム黎明期の歴史を紹介するといった展示で、筐体を見たり解説を読むだけでなく、実際にゲームを遊べるというのが何よりの特徴だろう。

 と書きだしたのはいいが、まじめなレポートは既にいろいろなサイトで掲載されているわけであり、僕は気楽かついい加減に遊んだ話でも書いておこう。そう、僕はあくまでゲームを遊びに行ったのだ。

これが最初期のビデオゲーム

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『テニス・フォー・ツー』の展示

 会場では、『テニス・フォー・ツー』といった最初期のビデオゲーム、そして世界初となる家庭用ゲーム機「オデッセイ」やその試作機である「ブラウンボックス」などが展示されており、奥へ進むたびに展示タイトルが徐々に進化していくといった作りになっている。

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『スペースウォー!』を再現した展示品

 本などでしか読んだことのないゲームの実物を見たり遊んだりするのは新鮮だったが、1962年に登場した『スペースウォー!』の操作の難しさには驚いた。本作は宇宙船で戦う対戦型シューティングなのだが、すべてがスイッチ操作なので基本操作すら難しく、そのうえ画面に表示されているものの何が自機なのかわからないというレベルである。

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忌まわしくも見える偉大なる『PONG(ポン)』の筐体

 操作が難しいといえば、1972年の『PONG(ポン)』も忘れてはなるまい。ダイヤルでパドルを上下に動かしボールを撃ちあうピンポンなわけだが、筐体のダイヤル操作がただでさえ難しいうえ壊れているのかまともな撃ち合いにならなくて笑ってしまった。先ほどのスイッチのこともあり、十字キーの偉大さが身に染みる。しかも古いゲームのはずなのに、Xbox 360で死ぬほど遊んだ感覚でもあるので更に笑う。

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『スピードレースデラックス』の筐体

 一方、古いゲームにも関わらず楽しく遊べたのは、1975年の『スピードレースデラックス』だ。他車に当たらないよう進み続けるという単純なレースゲームなのだが、アクセルやハンドルを動かすという今でも変化しない感覚、ともすれば激しすぎる効果音、そしてわかりやすい駆け引きが良い。

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悪い意味で話題になったらしい『デスレース』

 そういえば、1976年に登場した残虐レースゲーム『デスレース』や、映画『ジョーズ』から多大な影響を受けたらしい『マンイーター』が遊べなかったのは残念なところ(土・日・祝日の一定時間のみしか遊べない)。「あそぶ!ゲーム展」の名折れである。

70年代後半~80年代のタイトルへ

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『スペースインベーダー』特設コーナーにて

 このあたりから先は、『スペースインベーダー』や『パックマン』の特設コーナーがあり、インタビュー映像なども流されていた。70年台後半から80年代のゲームタイトルが並び、歴史というよりはそのあたりに少年期を過ごしたお父さん向けコーナーという印象を受ける。

 よく知らなかった『フットボール』や『スターファイヤー』といった筐体には興味がそそられるものの、『平安京エイリアン』や『アステロイド』を遊んでも仕方ないようなと思いつつプレイする。というか、『アステロイド』に似たゲームもXbox 360でだいぶやったものよ。

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最後のコーナーには有名なゲームタイトルが並ぶ

 更に奥では、『ドンキーコング』『ディグダグ』『ニューラリーX』といったゲームタイトルが展示されるわけだが、こうなるともはや現行機でも遊べるタイトルが多くなってくる。ゲームの進化としての解説(擬似3D表現やスクロール表現など)は良いのだが、ゲームプレイとしてはレトロさが足りない。

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有野課長からのコメント

 仕方ないとはいえ尻すぼみな印象を受けつつ外へ出ようとすると、メッセージボードに『ゲームセンターCX』の有野課長からのコメントがあった。そこには十字キー、そしてそれを開発した横井軍平氏の偉大さが書かれており、ゲームプレイヤーは皆似たような印象を覚えるものなのだなと思いつつ会場を後にした。

最後に

 ゲームというものは、文字列だけ読んでも理解しづらい。「ジャンルは○○で……」といった概要などはどうでもよく、むしろゲームプレイの感覚、たとえば『コンピュータースペース』であれば撃ったミサイルが自機の旋回とシンクロするといった妙な動作や、『スペースウォー!』の操作しづらさなどが印象に残る。

 「あそぶ!ゲーム展」が単なる展示なら僕も行かなかったところだが、実際に触れることができその感覚を知ることができて何よりだ。経験しなければ見えてこないものも多い。……と書くとなんだかマジメそうに見えるかもしれないが、要はゲームを遊んだだけである。僕の目的はそれだけだ。
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ゴミ捨て場に隠されていた偉大なるゲーム『E.T.』は酸っぱいにおいがした

これがあの『E.T.』だ!

 アメリカはニューメキシコのアラモゴード、そこにはATARI 2600というゲーム機の『E.T.』というゲームが埋められていた。「埋められた究極のクソゲー」などと言われるこのゲームだが、その実は違う。なぜそう言えるのかといえば、実際にその『E.T.』を見てきたからだ。

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 2015年初頭、僕はとある場所で、低評価ゲームを検証している男“模範的工作員同志”さんたちと合流した。挨拶を済ませたあとに彼が懐から出したのは、そう、その埋められていた『E.T.』なのである……!

 模範的工作員同志さんが言うには、これこそが“伝説の神ゲー”なのだそうだ。かつてゲーム市場が崩壊したという事件「アタリショック」を引き起こしたゲームだと言われているのも、そのゲーム内容があまりにもつまらないというのも、すべて勘違いなのだと彼は力説していた(たぶん)。

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 しかしこのゲーム、さすがにアラモゴードの地中に数十年も埋められていただけあって劣化が激しい。形は歪んでいるうえ、正面にはパッケージの紙が変質したらしきものが付着しており、そもそも何か砂がこぼれている状態だ。

 この状況ではさすがにプレイすることはできず(というか、そもそも遊ばせてもらおうというのが傲慢だが)、せめてアラモゴードを感じようとにおいをかがせてもらった。……臭い。酢酸のような腐敗臭がする。そうか、これはクソゲーなどではなく、ゴミ捨て場に捨てられていたゴ……、ゴージャスな遺物なのだ。

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 模範的工作員同志さんはこのゲームをわざわざ輸入して購入しており、その証明書まで見せてくれた。証明書に掲載されている写真を見ると、『E.T.』を掘り出している人たちの熱を感じる。「ゴミ捨て場でいったい何が起こっているんだ?」と野次馬根性丸出しで見に来ているアラモゴードの人たちの息吹を感じられるのだ。

君もその目で『E.T.』を確かめよう

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 なお今回は、東京都の中野にある「Game Station」という店に向かうのが本来の目的であった。この輸入ゲームなどを販売している店で、その歴史ある『E.T.』を飾るイベントが行われるというのである。

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 展示は店内奥にあるコーナーの一角を使ったものになっており、『E.T.』の説明が書かれたポップなども飾られている。写真の状態はあくまで仮の段階なので、実際にはもっと飾り立てられていることだろう。

 ちなみに、この展示は2015年2月28日まで行われるとのこと。地中に埋められていた『E.T.』というのは、日本にはごく僅かな数しか入ってきていないようなので、この機会を逃すと二度とお目にかかれないかもしれない。悠久の歴史を持つ遺物(すっぱくさい)はここにあるのだ。


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「Xbox One プレミアムナイト」で甘くて甘いXboxフードを食い、泉水さんと握手! 【「Xbox One プレミアムナイト」レポート】

このプレミアムナイトは単なるXbox One発表会ではなかった

 2014年6月20日、僕は「Xbox One プレミアムナイト」に招待された。マイクロソフトは日本でXbox Oneを発売することに先駆け、ファンのために「Xbox One 感謝祭」を行いそれに広報も兼ねようとしていた。その更に一日前、抽選で選ばれた100名のXboxユーザーへ向けたイベント「Xbox One プレミアムナイト」があったのだ。

 この「Xbox One プレミアムナイト」では当然ながらXbox Oneのゲームが試遊できるのだが、この記事ではXboxフード(つまりメシ)の話とイベント・ステージの話しかしない。Xbox Oneで遊びたいゲームはいずれ買うのだから、その時やればよいのである。

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 当日、会場であるベルサール秋葉原へ向かうと、順番待ちをしている人たちが既に50名ほど集まっていた。もっと来場率が低くてもおかしくないのではと思っていたので、少し驚きだ。ここには歴戦の猛者(あるいは世間から隔離された人)が集まっているのではないか。

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 会場はベルサール秋葉原の地下(次の日に行われた大感謝祭と同じ)で、試遊台は30ほど。『タイタンフォール』や『Dead Rising 3』や『Forza Motorsport 5』など、そして『Kinect スポーツ ライバルズ』や『Zumba Fitness World Party』のKinect関連のゲームなどが置かれていた。

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 だがしかし、はっきり言って魅力が溢れるラインナップにはなっていない。既にXbox360でも遊べるものもあれば、北米版Xbox Oneを持っていれば遊べる作品が多いのだ。だが、ここに来る人たちは試遊台が微妙な感じなのはわかっている人たちである。まさかE3のようなラインナップが並ぶとは、夢にも思っていないだろう。

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 そして入場後しばらくし、開始の挨拶がステージで行われた。無論、登場するのは日本マイクロソフトの泉水さんだ。彼は何かを語るとすぐ噛むと言われているが、実際この挨拶でも開始数秒で噛んでいた。

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 挨拶が済んだあと、今度は会場に来ていた日本マイクロソフトの方々が紹介され始めた。それぞれの方が自分の紹介や担当業務を話していたのだが、中でも飛ばしていたのが剣持さん(写真右から二番目)である。彼が自身の担当を話した際、「担当はゲイツポイントです」と言い出して笑いを誘ったのだ。

 当然ながらそれは泉水さんに軽く注意されていたが、泉水さんのほうもすごい。というのも、紹介を終えたあと「“MSKK仕事しろ”と言われていますが、彼らはとてもマジメに働いています」などと危ないジョークを発していたのだから。そして、社員に聞きたいことがあれば気軽に声をかけて欲しいとも言ったのだ。

 そうか、プレミアムナイトは“そういうの”が許される場なのか。つまり、日本向けXbox Oneの発表会というよりは、日本マイクロソフトの方やXboxユーザーを集めて交流を楽しむパーティーだったのだ。それに気づいてから、僕はやたらとはしゃいでしまった。
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ゲームレビュアー・プロレス アイマス2は神ゲーかクソゲーか!? 前編

ゲームレビュアー・プロレス アイマス2

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──いよいよここ、Skypeにあるリングにて「ゲームレビュアー・プロレス」が始まりました! 私は「名作を愛し、駄作には唾をはき捨てろ」のキャッチでお馴染み、実況のSSDMです。今回はこのイベントの実況を担当させていただきます。
──さて、まずはこの「ゲームレビュアー・プロレス」について説明しなければなりませんね。この企画は特定のタイトルに対しレビュアーを二人選出し、彼ら二人にその作品が神ゲーかクソゲーか言い争ってもらうというものになっています。勝敗については、ラウンド終了後に審判が決めることになっております。また、ゲムプロと略して覚えていただければ幸いです! あ、ちなみにプロレスリングの略ではないので、別にお金が出ていたりするわけではありませんので。
──プロレスということで皆様ご想像の通り、かなり厳しい攻防が予想されます。場合によっては凶器ならぬ、相手への誹謗中傷とも取れる攻撃すら繰り出されることが予想されますので、くれぐれも閲覧にはお気をつけください。
──それでは今回のゲームタイトルを発表しましょう! 今回、題材となるソフトは……『アイドルマスター2』だァァァアア!
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 『アイドルマスター2』は2011年2月24日にバンダイナムコゲームスから発売された育成シミュレーションゲーム。ミニゲームによってアイドルたちにレッスン・オーディションを体験させ、彼女達をトップアイドルへと成長させるという、人気シリーズの美少女ゲームである。HD画質でなめらかに踊り、愛嬌のある動きを見せるアイドルたちのダンスシーンが特に印象的。

 キャラクター人気が非常に高く、国内のXbox360で上位に入るソフトの売り上げは勿論、CDやライブ、二次創作の場における活動も活発。また、ゲームソフトに匹敵するほどの高額ダウンロードコンテンツを多数販売していることも大きな特徴である。


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 アイマスは2になる際の変化として、グラフィックの更なる強化と、育成シミュレーション部分の完全リニューアル、そして物語性の強化を行った。また、PSP版のキャラクターをプロデュース可能アイドルとして追加した他、男性アイドルとしてジュピターというユニットを参入させた。

 今回プロレスとして戦うことになった理由は、2になった際に一部のファンから大きな不満の声が挙がったからである。一部キャラクターの降格や、ジュピターといった男アイドルの参入が波紋を呼び、失望したと漏らすファンも存在している。しかし、中にはこれで良かったというファンも存在するわけで、その代表がこうして戦うことになったのだ。

 尚、形式上アイマス2を知っている方向けの内容となっているため、実際に遊んでいないとわかりにくい場面があると思われる。あまり紹介としては適切ではないが、念のため、SSDMが記したプレイ記録と小文レビューへのリンクを貼っておくので、覗くとより理解しやすいと思われる。


○ 『アイドルマスター 2』プレイ記録
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-category-55.html

○ アイドルマスター 2 小文レビュー ─必要なのは団結だった─
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1080.html

出場選手紹介

──さて、続いては対戦選手の紹介です! 今回は精鋭の二人に登場してもらったのですが、実は名前を出して戦うことをどうしても良しとしていただけませんでした。そのため、二人には覆面レスラーとして戦っていただくことになりました。
──ともあれ、紹介しましょう。赤コーナー、アイマスを追いかけすぎてCDやキャラクターグッズ、ライブへの遠征費用など、使った金額は数えたくない! アイマス2否定派「うさちゃんマン」の登場だァアアア!
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──iori.jpgうさちゃんマンはアーケード版からシリーズに触れ始め、そこから熱狂的なアイマスファンになったとのこと。登場キャラクターの中では「水瀬伊織」(右画像)が最も好きなようで、彼女を追うためにライブやらCDやらグッズにとんでもない金をかけたようです。
──しかし、2010年9月18日、発売前に開催された東京ゲームショウでのイベントで、アイマス2に男アイドルが参入することや、その伊織を含む竜宮小町のメンバーがサブキャラ化するとの情報を入手し、否定的な意見を持つようになったそうです。また、本人からゲムプロ開催前にコメントをいただきました。
うさはじめまして。俺はアケマスから伊織Pだったんだけど、あの918事件で強い不満を持ったんです。けど、やってから文句を言おうとアイマス2を我慢して買ったんだけど、結果としていい出来にはなってなかったどころか、ファンの神経を完全に逆撫でするような出来だったので、怒りが収まらなかったです。なのでここに来ました。
──続いての青コーナー、アイマスはゲームシリーズしか追っていないものの、ゲームならではの面白さは理解していると豪語する男! アイマス2肯定派の「クマちゃんマン」の登場だァアアア!
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──yayoi.jpgクマちゃんマンも同じくアーケード版からアイマスに手を出し始めたようです。登場キャラクターの中では「高槻やよい」(右画像)が最も好きなようですが、ただしライブやCDを大量に購入するということはないようです。
──よって、彼はどちらかといえばゲームとしてのアイマスが好きなようで、ファンの性質としてはうさちゃんマンと似ているようで違うもののようです。こちらもまた、本人からコメントをいただきました。
クマはじめまして、クマちゃんマンという名前になっちゃってますけど……。アイマスは面白くてステキなゲームだと思っています。2は発売前から不満が多かったですけど、やってみると中々面白く、いわれるほどは悪くないなーと感じました。なので、こうして肯定派として参加させてもらいました。
──cuba1_bigger.pngこうして二人の屈強(?)且つ駄コラにしか見えない男たちがリングに登場したわけで、もはや火蓋が切られるのは時間の問題です! しかし、ここでむやみやたらに戦わせても週明けの新宿に散らばっているゲロより汚ねえ乱闘にしかならないわけで、審判として模範的工作員同志氏に登場していただきます。
──工作員氏は世界中の低評価なゲームを追い求めているという、アーカム精神病院から脱出してきたのではないかと思ってしまうナイスガイです。(詳細) 彼はアイマスについて詳しいというわけではないものの、その立場を利用して、二人の言論に対し客観的なジャッジを下してもらうことになっております。
──さて、こうして必要なメンバーが揃いました。果たしてアイマス2は神ゲーなのかクソゲーなのか! それを決定する戦いがこれから始まります! 刮目せよッ!

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ゲームレビュアー・プロレス アイマス2は神ゲーかクソゲーか!? 中編

肯定派・否定派の意見概要

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──赤コーナー、アイマス2否定派「うさちゃんマン」と、青コーナー、アイマス2肯定派「クマちゃんマン」の戦いの火蓋は今切られました! ゴングのSEなんて用意してないから、ほら、ええい、さっさと始めろ! このトンマめ!
──おっと、その前に忘れてはならないことをウッカリ忘れておりました。肯定派・否定派におけるそれぞれの意見というものを紹介しておきましょう。人のことを罵倒しておきながら、自分のミスは棚に上げる。それが私SSDMの生き様です。
usachangman.jpg赤コーナー・アイマス2否定派「うさちゃんマン」の意見
  • 過去作やアーケード的な良さがなくなった
  • 竜宮小町のメンバーがメインキャラからサブに降格してしまった
  • ジュピターがマジウゼェんスけど
 否定派の意見としては、2になって変化した部分が気に入らないことを中心に、キャラクターの扱いが不遇なことを挙げている。特に不満なのが、2以前ではプロデュース(プレイキャラとして選ぶことの)できた竜宮小町というグループに所属している一部メンバーがサブキャラになってしまったことと、ジュピターという男性アイドルの参入のようだ。

kumachannmann.jpg青コーナー・アイマス2肯定派「クマちゃんマン」の意見
  • 前作よりアイドルたちがよりかわいくなった
  • よりシナリオが重視されるようになった
  • 育成シミュレーションとしても家庭用寄りになった
 肯定派の意見としては、主に今までのシリーズとの比較として、ゲームシステムがより進化したという意見になっている。アイマスは大きな変化も存在しているが、基本的には育成シミュレーションという部分を踏襲しているため、この進化を素直に良しと考えているようだ。

 今回の対決は、良し悪しとして考えている部分が同じではない。つまり、それぞれの変化の捉え方が問題になるのではなく、これらの変化が総合的に良く感じられたか・悪く感じられたかという所に焦点が当てられる。もっと言えば、良い・悪い変化を受け止められたかどうかにかかってくるのだろう。

アイマス2の進歩の良し悪しについて

──それでは今度こそ、戦いが始まります。さあ小汚い血の海を見せてくれ!
クマえーと、その、よろしくお願いします。
うさあっ、はい、こちらこそお願いします。
──おいお前ら、プロレスなのになに穏便にやってんだよ。いきなり相手の後頭部をビール瓶で殴りつけるような真似をしろっておい!
審判おい、これアンタのブログの企画でしょ! なんで俺たちがアンタのブログの炎上心配して管理人のアンタが油まくようなマネしてんだよ!
──あ、はい。
うさ(苦笑) じゃあまず、俺がアイマス2を気に入ってない理由言わせてもらいますね。そもそもまず、2で変わったことってマジでいるのかと思うんですよ。
クマ具体的には?
うさプレイした感想を言うと、2は別に面白くなかった。何が面白くなかったって、システムがすごい微妙だった。イベントでのライバル対決は負けてもいいから緊張感ないし、物語もビミョー。これなら1のままでよかったんじゃないかなーって。
──いきなり赤コーナーから鋭い否定が飛び出しました。2になって進歩したシステムが面白くないと言い切ってしまうこの攻撃、果たしてクマちゃんマンはどう退けるのか!
うさ細かく言うと、どうしても竜宮小町が途中で負けていなくなっちゃうこととか、ジュピターには絶対勝たなきゃいけないというのがわかんない。負けても巻き戻っちゃうから意味ないし。しかも、序盤はアイドル同士がなぜかギスギスして喧嘩することがあるし、そんなことをさせる意味もわかんない。
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 アイマス2は育成シミュレーションと物語が同時に楽しめる仕様となっているのだが、完全に手が行き届いていないためにうまく両立し得ていない。例えば、育成においてはライバルとの対決があるのだが、負けても勝つまで何度でもやり直せてしまうのだ。しかしこれは、物語性を破壊しないための制度(勝つための話しか用意されていないせい)でもあるし、最終的には育てねばベストエンディングを見られないため、育成の意味が完全にないわけではない。

 また、今まではユニット人数もソロ・デュオ・トリオと任意で選択できたが、これまた整合性のためかトリオのみでしかプロデュースできなくなった。

 更に、物語の整合性を取るために、そして団結という表現をより強くするために、作中では必ず一回はアイドルが喧嘩するようになっている。これは展開からすれば必要なことなのだが、アイドル同士が喧嘩するということ自体が耐えられないファンもいるようだ。
クマそれは物語が強くなったからそうなったみたいですね。話が分岐しちゃうと長い話は書けないってやつでしょう。そこは2での進歩なので目を瞑るべきじゃないですか? それに、彼女達だって人間なんだから、喧嘩してもおかしくないし。
うさいや、そういうことをするにしてもやり方ってものがあるでしょ。今までみんな仲良くやっていけてたんだから、わざわざイザコザを起こす意味がわかんないし。あと、アーケードみたいなストイックさとかシンプルさが好きだったのに。
クマそりゃそういうのが好きだってのもわかるけど、あんまりすごく良くできたものでもなかったじゃないですか? 実際1のゲーム評価だって良いわけじゃないですし。
うさだから、やり方なんだって。喧嘩だってもっとマイルドにできるだろうし。それに、すごくうまく進歩したとは言えない。ほとんどのシナリオが微妙だし、育成もがんばる意味があんまりないし。今まで通りでよかったじゃん。
クマそれは無茶でしょ。2なんだから今まで通りというわけにはいかないし。
うさそれを無理に二つ入れる必要はあったのかってわけで? ただ育成シミュレーションだけで良かったじゃん。それにネット対戦だってあったほうが良かったじゃん。なんでNPC戦だけなのよ。ガチでやる対戦がアイマスの魅力でしょ。あれが楽しかった。
クマそれは昔だから言えるんでしょう。家だと対戦してもセーブしなきゃいいだけだし、嫌だったら途中で切断もできる。そもそも遊ぶのに金がかかってないから対戦も真剣にやらないかもだし、うまい人にまず勝てないとかになったら新しい人が少なくなるじゃないですか。個人的なことを言わせてもらえれば別にそんなに楽しくなかったし、家庭用向きにするなら、この変更は妥当でしょう。
うさ妥当って何が妥当なの? アイドルを喧嘩させたり竜宮小町をハブるのが妥当なの? へー、すごく趣味いいね。
クマそれはやり方が良くなかっただけで、変更は妥当だと言いたいんです。短い話が転がっているより、長い話のほうがアイドルに感情移入しやすいですよね? それに、これは人の受け売りだけど、育成だけだと時代遅れなのは確かだし。両方やろうとしていくらか失敗したのはそうかもだけど、すごく駄目だというわけではないですよ。
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 今回の意見が割れるポイントはここであろう。アイマスが2に変化するにおいてしたことが受け入れられるかどうか、それこそが肝である。

 ビデオゲームとしては続編になることによって変化が必要になってくる。最初こそバージョンアップ版で良いものの、続ければ続けるほど強く変化を与えねばならない。しかし、ゲームにおける変化は他に影響を及ぼしやすい。どういうことかといえば、キャラクターの変更やシステムの大幅な手入れまでしなければならないのだ。アイマスは、アーケード、Xbox360版、PSP版、Nintendo DS版といくつも移動してきたわけで、いい加減に変わらねばならなかった。

 例えば、キャラクターの描き方などにおいても、ひたすらにキャラクター達がアレをしただのコレをしただのといった単発のイベントを入れるだけではついてくるファンが少ない(事実、これがゲームで通用するのは十年以上前の話だ)。よって、大掛かりな物語を入れてよりキャラクターに萌えられるようにすると考えるのは、ゲームとしては当然だろう。

 そして、変化するということは、多かれ少なかれ既存のファンを切り捨て新規参入を目指さねばならないということでもある。こうしなければ、次第に飽きて抜けていくファンばかりになるわけで、息を続けることができない。それが続編もののゲームが持つ性である。

 よって、今までの延長線上を期待していたファンは否定的にならざるを得ず、ゲームやキャラクター達の新たな進歩を期待していたファンは肯定的になりやすいのだろう。
──うさちゃんマンの連続攻撃に対し、かろうじて反論を続けていくクマちゃんマン。そろそろ反撃のチャンスと思われるがどうか?
クマそれにあなたはいきなり否定から入っているけど、物語仕立てのほうが感情移入が出来るのは間違いないでしょうし、実際それで喜ぶ人もいるわけじゃないですか。んで、それを狙ったことを否定したらアイマスはずっと進化しなくていいって言ってるようなもんだけど、そんなものこそ本当にオワコンですよね。
うさいやいや、それは飛躍しすぎじゃないすか。あくまで2の変化がよくないっていうだけで。
クマなら、具体的にはどういう変化がいいんですか?
うさそりゃ当然、(竜宮小町のメンバーを含めて)全キャラのプロデュースが出来て今まで通りなら問題ないでしょ。
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 アイマス2における否定的意見で最も大きい声なのが、この竜宮小町のメンバーがサブキャラに降格したことである。律子・伊織・あずさ・亜美といったキャラクターは前作でのプロデュース可能アイドル(つまりヒロイン格)だったわけだが、今回は単なるサブキャラクターへと化してしまっている。この作品はキャラクターへの思い入れも強いので、この降格は大きな問題となった。
クマだからそれが問題なんでしょ。2になってある程度進歩しなければ、そこで本当に終わりじゃないですか。
うさいや、だからって無茶苦茶なやり方をしていいってわけじゃないだろ。
クマそれが具体的じゃないんだな~って思ってるんですけど。プロデュースできるキャラが増えることだけが2に必要なものだったんですか? それで大うけしたらホントに楽ですよね。それに、それは「アイマス1.5だ」ってまたバカにされるでしょ。
うさそっちのほうがまだマシ。こんな改悪は元のファンからは許せないに決まってんだろ。それともあんたは自分の好きなキャラが被害あってないからいいっていうの?
クマだから、よくなった点を見逃しちゃいけないって言ってるでしょ。例えば、千早シナリオは弟に関する長いストーリーを書けるようになったわけで、これは普通のシミュレーションじゃ今まで出来なかったことですよ。すごくよくなってます。
うさえ? あんた本当にアイマス2やったの? あの弟がツバメになって千早のピンチを助けてくれましたーってシナリオで感動できたとか本当にやったのかー。あれで泣けるとかってないわー……。
クマ感動できたかどうかは人それぞれ。なんでそこを文句つけられなきゃならないの? あなたこそまともにやったんですか? 嫌がらせみたいなサイトを覗いた受け売りしか知らないんでしょ?
審判えーと、あの、そろそろやめましょうか、仮にもね、お二人はアイマスファンを代表してきているわけですから。くだらないレッテル貼りとか感情論だけのシナリオ叩きとか、誰もそんなの聞きたくないですから。ていうかお二人ともそういうのが嫌だからこの企画参加したんでしょう?
──おおっと、いきなり泥沼に入りそうです! ここで念のため解説しておきますが、お二人とも参加していただくにあたり、事前に私がどれだけ遊んでいるかチェックしております。少なくとも二人とも実績においては、どちらがどうとはあえて言いませんが、お二方とも2/3以上のキャラをリーダーにしてクリアしています。そのため、双方とも語るに足りうる分のプレイはしていると判断しております。
──また、この場においては確かに論争をしていただきたいのですが、叩き合戦は求めておりません。それは他所でやっていただくことにしていただきたいわけで、もう少し冷静になっていただきましょう。

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