Biohazard 6 08 DLC「SIEGE」モードはいくらなんでも遅すぎだ

「バイオ6」の対人戦にモードが更に追加

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「SIEGE」モードのタイトル画面

 2013年3月5日、『Biohazard 6』で更なる追加コンテンツ「SIEGE」モードが配信された。これは3対3、BSAA訓練兵を守るエージェントとそれを殺そうとするクリーチャーに分かれて戦うモードである。

 ……なお、前回配信されたDLCは2012年12月18日で、そもそも本作の発売日は2012年10月6日である。このDLCは本作の寿命を延ばすために用意されたものなのだろうが、いくらなんでも遅すぎやしないか。

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相変わらずクリーチャー側は死亡しまくりな感じだ

 さておき、ルールを簡単に説明しよう。前述のようにこのルールは、クリーチャー(Attack)側とエージェント(Defense)側に分かれ、制限時間の3分間、BSAA訓練兵を殺す or 守る必要がある。

 なお、どちらのチームも互いの陣営を一度ずつプレイし、どちらがより良くBSAA訓練兵を守れたかで勝敗が決まる。

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マップの差はあれど序盤の展開が特に大事

 BSAA訓練兵はAI操作であり、プレイヤーの簡単な指示を聞いてくれる。エージェント側の基本はこいつを誘導しながら逃げまわり、逆にクリーチャー側はこいつを追いつめていくわけだ。

 お互いに死亡してもすぐリスポンできるうえに、BSAA訓練兵は一度足が止まるとかなりモタつくので、勝負は一瞬でつくようなケースが多いだろうか。

何が悪いかといえば今更過ぎるのが悪い

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クリーチャー側はオブジェクトを破壊してB.O.W.の数を増やせる

 さっそくプレイしてみたものの、最初はルールがよくわからなかった。「SIEGE」で重要なのは“BSAA訓練兵がどれだけ長く生き残れたか”というところなのだが、それを伝えきれていないだろう。クリーチャー側からすると、BSAA訓練兵もエージェント(しかも3人)も攻撃対象なので、誰を攻撃すべきなのかわかりづらい。更に、勝敗が生き残り時間で決まるので、終わったあと勝ったのか負けたのかもなんだかはっきりしない。

 おそらく「SIEGE」は、BSAA訓練兵を連れて逃げるエージェントと、それを妨害するクリーチャーの読み合いが醍醐味なのだろう。しかし残念ながら、ルールがわかりにくいためかそういう読み合いになることは少なく、バラバラにぐだぐだ戦っているだけという印象が強い。

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エージェント側は制限時間を20秒減らせるオブジェが登場する

 おそらくこれは見知った人同士で戦術を磨き合うモードなので、あまりパブリックマッチで遊ぶものではないのだろう。もっとも、今更になってフレンドを集めろというのは無茶すぎる。

 せめて、これが発売直後から遊べたならばと思わずにはいられない。作品の延命が大きな課題だというのはわかるが、作品の旬を生かすことがないがしろにされていいのだろうか。
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Biohazard 6 07 DLCで追加された3種類の対戦モードはなかなかイケる!

「バイオ6」における対人戦モード「Survivors」

 2012年12月18日、『Biohazard 6』に追加ダウンロードコンテンツが配信された。なお、これはXbox360版が先行配信だそうで、意外な事実に驚くばかり。とはいえ、喜んでその蜜を吸わせてもらおう。

 追加されたコンテンツは3種類の対戦モードでそれぞれバラ売りされているが、まとめて買うとだいぶお得のようだ。

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「Survivors」はシンプルな対戦モード

 最初のルールは「Survivors」。これはエージェント同士が戦うモードで、最大6人がドンパチやらかすという内容である。チーム戦も可能だ。

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ハシゴを登っている最中の無敵時間もなくなっていた

 前作の対戦モードはマーセナリーズに人間を攻撃できる要素をつけた感じだったが、今回は対人がメインである。ひとりだけ生き残るか、制限時間で勝敗が決まる。

 基本的に弾の数が少ないため、うまいこと漁夫の利を得るように動くことがコツか。チーム戦では相手にプレッシャーをかけつつ追い込むという感じになり、それぞれで魅力がある。

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マップごとになれるB.O.W.が違う

 また、死亡後はB.O.W.として出現することができ、うまくプレイヤーを倒せば復活できるという要素もある。とまァ、割とどこかで見たことのあるルールではある。

 しかし無難な対戦ものとしては及第点に達しており、キャラごとの差異もきちんとあるため、これがなかなか熱中できる。膠着状態に陥りやすそうなのがやや気になるところではあるが。
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Biohazard 6 06 「マーセナリーズ」はスキルでやや様相が変化したかも

安定に要素を足したマーセナリーズ

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マーセナリーズは既に完成したモードなのだろう

 無論、『Biohazard 6』にもおまけモードである「マーセナリーズ」が存在している。制限時間内にできるだけ多くの敵を倒してスコアを稼ぐというモードだが、こちらは恒例なだけあって安定しているだろう。

 マップごとにアイテムや制限時間増加アイテムの場所が違い、キャラクターごとに装備が違うわけで、必然的に戦略も変化してくるのである。

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本編のスキルとは大半が別物なうえに、値段はどれも高め

 今回は武器成長システムではなくスキル装備システムなので、マーセナリーズの戦略にも幅が広がっている。キャンペーンとは違い戦闘中のスキル付け替えはできないものの、腕によって違った戦略を決めることはできるだろう。

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カウンター強化のスキルが優秀なのかもしれない

 また、今回はカウンターで敵を倒すと10秒追加なので、通常の体術の倍も時間を稼げるのである。おそらく、最上級者向けとしてはこれが当たり前のテクニックとなるのだろう。

みんなResident Evil.netに登録しよう

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50万近くオンラインプレイヤーがいても登録者が4万程度しかいないRE.net

 忘れてはならないのがResident Evil.netのおまけ要素である。この連動WEBサイトでポイントを集めると、マーセナリーズのEX2キャラクターを獲得することができる。どうもピンと来なかったが、バイオもこういうことをやるくらいには大きいタイトルなのか。

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ラクーンシティの衣装を無理やり着ているらしいが、ピンクなのがひどい

 さておき、登録してポイントを使うと、シェリーのこんなあらわな姿を見ることができるぞ! ……なぜ絶妙に嬉しくないポイントをきっちり突いてくるのか。

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とりあえずSランク狙いのためにマップを覚えている最中

 僕は前作のマーセナリーズをだいぶやりこんだが(全キャラ・全マップでSSランクを出したような)、今回はカウンターが難しいこともあってあまりやる気にならなさそうだ。もっとも、実績解除のためにはやらねばならないようなので、なんだかんだでちまちまやりそうだが。

 さて、これで『Biohazard 6』をひと通り見ることはできただろう。ここでいったんレビューを書いておくことにする。

○ 「バイオ6」にはプレイヤーを黙らせる新要素はなかった 『Biohazard 6』 レビュー
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1473.html

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Biohazard 6 05 「エージェントハント」は本当におまけ

ナンバリングのバイオでバケモノ側になれる!

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こんなナリでもCウィルス感染者

 『Biohazard 6』には「エージェントハント」なるモードがあり、作中に登場するクリーチャーとして人間たちを狩ることができる。……と書くと、対戦モードを想像する人が多かろうが、実際のところは協力プレイの盛り上げ役といったところだ。

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変異体にもなれるぞ

 本編の最中にいくつか「エージェントハント」に対応した場面があり、そこでほかのプレイヤーが乱入できるわけだ。あくまで一定場面だけなので、そこを抜けられると終わりである。

 バイオシリーズでバケモノ側になるというのは割と珍しく、それだけでシリーズファンが喜びそうではある。

本モードは対戦モードにはあらず

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ダイナマイトゾンビはいいが、通常ゾンビになると無駄死にになりやすい

 ただしこのモード、あくまでもおまけに過ぎない。戦略と呼ぶべきものは少なく、物量での押し合いになりやすいのだ。そのため、ひたすらに前に出て殺され……、という印象が強くなる。

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やはり緊張感を増すためのモードである

 おそらく、『Left 4 Dead』の対戦モードや『Gear of War 3』のBeastモードと比較してこれを非難する人もいることだろう。とはいえ、あくまでもこれは「本編中にいつもより手強い雑魚が乱入してくる」という設計で作られているのであって、それらと比べるのはあまり正しくない。

 もっとも、もっと手を入れて欲しかったというところが本音である。現状ではマッチングもしづらいし、なんだか対戦と勘違いする人がいてもおかしくない。物語との絡みを見せようというのはわかるのだが……。

○ Biohazard 6 06 「マーセナリーズ」はスキルでやや様相が変化したかも
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1472.html

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Biohazard 6 04 すべての尻拭いをするのがエイダ編

謎を解いたあとは物語の片付け

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アラフォーなのに若々しすぎるエイダ

 これまでレオン編、クリス編、ジェイク編と遊んでいったが、すべてをクリアするとエイダ編が登場する。これによって物語の全貌が明らかになるというわけだ。

 「バイオ2」から登場しているエイダ・ウォンは謎の多い人物らしいが、正直なところ物語の矛盾を都合よく解決するエージェントなのではないだろうか。今回はエイダ関連の謎や不明点が多いのだが、それをすべて彼女がカバーしてくれている(といっても、かなり無理やりにだが)。

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やはり謎解きは簡素だが、そもそも昔からこんなものか?

 序盤のゲーム内容は謎解きが多いようで、これは昔のバイオを思い返したのだろうか。しかし今更こんなことをやるなんて驚いたが、やはり空気を入れ替える程度には効果があるだろう。

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フレンドの方もここがよくわからんかったそうだ

 ただし、非常にわかりにくい謎解きがあるというか、このゾンビが三匹いるところの謎がまったくわからなかった! よくわからないなりに強引な方法でクリアしたが、これは謎解きというより解けていない謎そのものである。

すべての責任を負う女、エイダ・ウォン

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ジェイク編で出てきたチェーンソー野郎はエイダとも顔見知りだった

 そして、後半のエイダは他キャラを助ける旅に出ることになる。これにより穴が多い物語の補完をすると同時に、クロスオーバー・マッチングで世界中のプレイヤーも助けることになる……、のだが、相変わらずマッチングしづらいうえに、しても相手がすぐいなくなるではないか。このあたりの仕様、いささか問題がありすぎる。

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全く見たことのない顔も出てくる

 とはいえ、こうして文句が多く出るのは、協力プレイではなくほぼシングル専用モードだからだろう。やはりひとりで遊ぶと退屈に感じるというか、協力プレイが前提のゲームをシングルで遊んでもどうしようもないし、おまけと解釈しておく。

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もちろんレオンとの絡みもあるぞ

 しかしこのエイダという女、謎が多いというか制作陣に都合よく使われているというか……。おそらく彼女が真実をひとつでも話せば、今回の物語はあっさりと崩壊してしまうだろう。群集劇ということで話のどこかに破綻が出るとは思っていたが、それをこうしてひとりでカバーしていたとは。なんだか同情したくなる話である。

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