長い長い中古対策に付き合うのも、ようやく終わった…… Gears of War: Judgment 05

終わり良くなければすべて良くない

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待ちわびた「放蕩」解除の瞬間である

 『Gears of War: Judgment』はもう数ヶ月もまともに遊んでいないが、ようやく最後の実績が解除され、このつらさから解放された! 何がつらいのかというと、毎週変化する死ぬほど面白いスペシャルなイベントを、なんと現実世界で30週間も遊ばねばならないという、つらい実績があったのだ。

 もはやすっかり遊び終えたゲーム、つまり“飽きたゲームなのに、いちいち毎週起動してあるかどうかわからない更新をチェックしなければならない”という行為、これは多大なストレスとなった。当たり前だが、やりたくないことを半ば強要されるとなると、不愉快で仕方ないのだ。ましてや遊びの範囲では。

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叩き割りたくなるメダルもいただけた

 なぜそんなふざけた実績があるのかといえば、それはおそらくプレイヤーがゲームを手放すことを恐れてだろう。つまるところ商業的な理由からなのだろうが、本当にそういうのが嫌でたまらない。せめてゲームのルールとして意味のある形にしてもらいたい。

 たとえどんなジャンルであろうと、たとえば家庭用据置機のゲームであろうとオンラインゲームであろうとソーシャルゲームであろうと、ゲームであることを差し置いてほかの理由を優先する作品には、中指を立ててやる。本作はこの「プレイヤーに長く遊んでもらうための措置」以外は割と好みなのだが、これのおかげで心象は最悪だ。

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購入してから半年以上も経って、ようやく実績コンプ……

 ともあれ、もう終わりなのだ。しかもこれからは、一日一度のリボン(プレイ回数のカウント)更新が行われるようなので、嬉しいような今までの時間はなんだったのだと怒りたいような。ああ、ぐしゃぐしゃで何がなんだかわからない。

 やはり、飽きたのにやめられない(厳密には、やめにくい)ゲームは嫌で仕方がない。長く遊んで欲しいのならば、ルールで強引に引きずるのではなく、きちんとそれ相応の対価を払うべきだろう。なぜゲームを楽しもうとしているというのに、おそらく作る側も楽しいものにしようとしているのに、こういうつらい思いを無神経にねじ込んでしまうのか。
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Gears of War: Judgment 04 DLC第四弾は、物珍しいMAPがウリの「戦火の爪痕 マップ パック」

新マップは一段と凝ったものが多いようだ

 『Gears of War: Judgment』にDLC「戦火の爪痕 マップ パック」がやってきた。これでVIPパスで手に入るDLCは最後なので、一段落、おそらくは最後のDLCといったところだろうか。

 今回は対戦用マップが3つに、新対戦ルール、OverRun用マップがひとつ、そして武器・防具スキンがいくつか入っている。どれもなかなか凝っており、新しい風を吹き入れることは間違いないのだが。

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見たことのないローカストや武器も展示されているぞ

 さて、まずは対戦マップから軽く紹介しよう。「MUSEUM」は名前のとおり、歴史博物館である。対戦的には立体的かつ複雑なものになっており、これは後述の新ルールをプレイすると盛り上がりそうだ。

 また、展示物も割と凝っており、それらが新作のギアーズに登場するのだろうかと思いを馳せると楽しいような、次回作は遠い未来になるだろうから疲れそうな、という感じである。

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お買い物気分ではないゴチャゴチャしたマップ

 次は前作にも登場していた「CHECKOUT」だ。ここはスーパーマーケットを舞台にした左右対称のデザインであり、広めのマップが多い本作においてはなかなか手狭である。

 ドミネーションで遊ぶとやや不毛さを感じるものの、それ以外のルールでは悪くなさそうだ。

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なんかのRPGかと思うようなマップだ

 そして、僕が気に入っているのが「LOST CITY」である。実際に動く大きな橋が特徴の遺跡で、苔むした壮大な世界を見ると、地底人と戦うTPSを遊んでいるとは思えないだろう。

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『Skyrim』にこんなキノコある

 ここは光るキノコが生えていたり、綺麗な川が流れていたりと、一目見て気に入ってしまった。そして当然、対戦マップとしても悪くないだろう。
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Gears of War: Judgment 03 DLC第二弾はチーム戦向けのリメイク・マップ&サバイバルの新マップ

なんだか知らないが割高感のあるDLC

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無料といっても事前に1600MSPを払っているぞ

 このサイトではほとんど『Gears of War: Judgment』の記事を書いていないものの、では遊んでいないかといえばそうではない。相変わらずよそのプライベート・マッチにお邪魔させてもらっており、特に書くようなこともなく平穏に楽しんでいるのだ。

 さて、2013年4月23日、本作のDLC第二弾である『武器マスター DLC パック』(海外名『Call to Arms』)が配信され、さっそく僕も手を出してみた。これは「VIPシーズンパス」を買えば一週間早くプレイできるとのことなので、それ以外の人は来週までオアズケだ。

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「レースカー 13」は微妙だが、ほかはなかなか

 このDLCはマップが3種類とスキンがいくつか入っている。通常のマップパックより価格が高め(単体では1000MSP)なのは、スキンがついているせいだろうか? できればマップパックは安価にして、人口の減少を食い止めて欲しかったところだが。
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Gears of War: Judgment 02 考えてみればギアーズの対戦はカジュアルなのか

対戦モードはかなりふつう

 『Gears of War: Judgment』のストーリーはクリアしたので、次はマルチプレイ(対戦・協力モード)を遊んでみることにした。とりあえずパブリックで遊んでみたのだが、これがさっぱりつまらない。

 本作のマルチプレイは不出来なわけではないのだが、やはり昨今の流行りである「経験値を溜めてレベルをあげる」タイプのとっつきやすいもののようだ。しかしこれはシングルプレイの延長線上という印象が強く、あまり人と試合をしている気がしない。そして、僕の好みには程遠いものだ。さて、これは弱ったものである。

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僕はTDMかFFAが得意のようである

 とりあえずパブリックは諦め、プライベートの対戦を募集しているところに参加させていただいたところ、これが思っていた以上に面白かった。というのも、プライベートは獲得経験値が非常に少なくなるので、必然的に対戦を楽しむことになるのである。

 どんなに問題のあるゲームだとしても(本作がそういうわけではないが)、同好の士が集まれば楽しく遊ぶことができる。これは至極当たり前のことでありつつ、あっさりと忘れてしまうことだ。やはり持つべきものは一緒に遊んでくれる方である。

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陣取りになると遠距離装備が強くなったり、バランスはまあ十分そうだ

 ところで、『Gears of War』シリーズといえば「Warzone」など特徴的なルールが多かったが、『GoW:J』はチームデスマッチやフリーフォーオールなど、他のFPS・TPSで見られる一般的なルールが多いようである。僕は今まであったダウン制度などが嫌いだったので、これは喜ばしい限り。

 問題はマップが5つ(追加コンテンツでひとつ追加されている)しかないくらいなので、のんびり遊ぶには悪くない。やはりこれといった何かがあるマルチプレイなわけではないが、きちんと水準は超えているという具合なのだろう。

サバイバルやオーバーランも一味違っていて良い良い

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自分が守っている側に敵が来ないと寂しいような楽なような

 また、防衛施設で攻め込んでくる敵を倒す「サバイバル」も遊ぶことができた。これは4つのクラスを使い分けて、ジェネレーターを守るという協力モードで、対戦よりも一般受けがいいかもしれない。

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ローカスト側は組み合わせによる戦術を駆使しないと、あっさり完封される

 そして、サバイバルを対戦で遊ぶ「オーバーラン」というモードもあり、これがまた楽しい。ローカスト側と人間側に別れて攻防を繰り広げるのだが、これはパブリックでやっても本当にバラバラに攻める(守る)だけでつまらなかったのだが、きちんとボイスチャットで意思疎通しながらやると、なるほどまともな対戦になっていいものだ。

 特にローカスト側は選択できるクラスが8つもあり、それぞれをうまく組み合わせないと意味が薄いのである。よって、やはりプライベートでうまく力を合わせて戦うほうが楽しくなるだろう。

考えてみれば本作がカジュアルなのも当然なのか

 考えてみれば、日本ではXbox360を持っている人はコアなゲーマーだとか言われるが、そもそも北米なんかでは一般的に売れているゲーム機であり、『GoW:J』もそういった層に受けているゲームのはずだ。

 となると、パブリックの対戦はひたすらに経験値を稼ぐ一般受けの良いものになって当然である。それでは僕が楽しめないのも無理がないわけで、ならばプライベートで対戦を楽しむようにすればいいのだろう。

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レベル上げ作業は面倒だが、何かのついでにちまちまやればいけなくもない

 なお、経験値を稼ぐ実績なんかもあるのだが、これはストーリーで稼いだりして適当に終わらせるつもりである。これも当たり前のことだが、遊び方も少しは考えなければ損というものだ。
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Gears of War: Judgment 01 仏頂面でキャンペーン

まずはキャンペーンをプレイすることに

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『Gears of War: Judgment』タイトル画面

 さて、『Gears of War: Judgment』(以下、GoW:J)を購入したのでまずはキャンペーン(ストーリーモード)を遊ぶことにした。実はあまり期待はしていなかったのだが、それ以上にこのキャンペーンはよくわからなかった。

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今回の舞台は初代より15年前のローカスト出現直後のようだ

 本作は初代『Gears of War』の前日譚となる物語が用意されており、主人公はシリーズでの名脇役であるベアードとコールだ。物語が始まるなり彼らキロ部隊は軍法会議にかけられており、そこから回想する形でキロ部隊の行動を見ていくことになる。

 さすがにシリーズの番外編ということもあり、知らない単語が出まくりなうえにそのフォローがないので、シリーズ全作をプレイしていない僕はとにかく弱った。それだけならまだしも話自体の作りも疑問を抱くもので、キロ部隊の連中が行った命令違反がどうもしっくりせず、こういうのはふつう「腐った上層部の判断を現場の兵士が正す!」というものなのだろうが、それがきちんと描写できていないのだから弱る。

 何より笑えるのが、敵であるローカストに襲われているのに軍法会議が続いていたり(しかも結局、強襲されたせいで裁判はウヤムヤになっている)、行き当たりばったりのプランBでなんとも都合よく先に進めている部分だ。だが、考えてみれば初代もそんな話だったような記憶があるし、物語はどうでもいいゲームなのかもしれない。

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とにかくゴア表現や派手な演出がウリなのだろう

 そんなわけで、とにかく血が吹き出し爆発が起こり、相手の体をチェーンソーでぶった切るゲームだと考えればいいだろう。さすがに人気タイトルということで、今回は協力プレイで遊ぶことができた。

やはりこのシリーズの派手さに何も感じなかった

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視界不良の機密情報がなんだか多い気がする

 ところで、GoW:Jは何度も繰り返しキャンペーンを遊ぶような仕組みを用意している。そのひとつがこの「機密情報」というもので、要はゲーム側が要素を用意しておいてくれる縛りプレイのようなものだ。具体的な内容としては、武器が限定されたり、制限時間がついたり、敵が強力になったりする。

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いわゆるHorde(今回はSurvival)モードの要素を取り込んだ内容だ

 また、防衛施設のある場所で敵を迎え撃つ場面があったり、あるいは敵が防衛施設を築いている場所へ攻め込んだりと、単調にならないような仕掛けは豊富だ。そして、ひとつのチャプターは短くなっており、カットシーンもあまり多くない。更に、戦闘の評価(星による三段階評価)もあるので、とにかくうまくなるようやり込めということなのだろう。

 して、キャンペーンを終えてどうだったかといえば、ありものをうまく利用したといえば聞こえはいいが、かき集めたようにも見えてしまった。よって革新性こそないのだが、しかし相対的に考えれば十分な出来であり、もっとも個人的には特に言うこともないものというところだろうか。

 そもそも初代をプレイした時にも思ったのだが、僕はそもそもこのシリーズの「気味の悪い敵を豪快にぶっ潰す」という根本的な理念を肌で理解できていないようだ。それを見ても特に感じるところはないし、ゴア表現もなんだか脳みそを通り抜けていくだけである。なぜ買ったのか? と、ふと思ってしまった。

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本編はまだよかったが、「顛末」はやや苦痛だった

 ちなみに、キャンペーンには『Gears of War 3』の番外編である「顛末」というおまけもあるのだが、これは本当におまけなのでかなり退屈だった。まァ、これは前作ファン向けなのだろうから、僕には関係ないだろう。

 こうして見ると、キャンペーンについてはなんとも歯切れの悪い感じになってしまった。Survivalモードや高難易度キャンペーンで楽しめればいいが、さてどうなることやら。
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