やはり本番よりも訓練がたいへんだった 『METAL GEAR SOLID HD EDITION』 07

MGS3のほうはさくっと終え、ようやく実績コンプリート

MGS_HD_07_01.jpg
こいつがまた憎たらしい顔をしているのに撃っても死なない

 さて、『METAL GEAR SOLID 3』(以下、MGS3)もクリアしたのでさっさと実績を解除してしまおう。本作は前作に比べればまだだいぶマシな実績設定で、このケロタンなる人形を64匹も撃つなどの収集要素が大半である。

 もっとも、ケロタンの隠し方は巧妙というか、攻略サイトを見なければまず集めきれないのではないか。特に後半のカーチェイス中に一瞬だけ見えるとかいうのは、なかなかうまい。プレイヤーをイラつかせるのが。

MGS_HD_07_02.jpg
一応この画面内に白い蛇がいる

 更に、全種類の動植物をキャプチャーする(手に入れる)というものもあり、これも攻略を見てチェックしつつやらなければたいへんに難しかっただろう。

 特に画像の場面がたいへんで、白い花だらけの場面で白い蛇を見つけるというのもいやらしい。というか、せっかく感動のラスボス戦なのに、敵を無視して蛇を捕らせるのはぶち壊しではないのか。

MGS_HD_07_03.jpg
『METAL GEAR SOLID HD EDITION』も実績コンプ

 ともあれ、長く苦しい戦いは終わったのだ。いや、正確に言うとVR訓練だけが異常なほどにしんどいものであった。なお、MGS3のほうは最低なら二周(厳密には1.8周くらい)で全解除できるので、優しいといえるだろう。

 しかし改めて「メタルギア」シリーズを遊んでみたが、古い作品ということを差し引いてもいまひとつ好みに合わなかったか。なんだか壮大で、軍事や時事などさまざまテーマが絡んでいるし、要素が豪華のはいいのだが……。なんだかそれが打算的に見えてしまうのだ。
このエントリーをはてなブックマークに追加

やはりMGS3も大作であった 『METAL GEAR SOLID HD EDITION』 06

確かにMGS3が素晴らしい作品と言われても納得できる

MGS_HD_06_01.jpg
潔いほどにアクションらしい場面が多かった

 思ったよりあっさりと『METAL GEAR SOLID 3』(以下、MGS3)をクリアすることができた。とりあえず、今回は間違いなく単純明快なアクションだといえる。前作がああも無茶苦茶だったせいか、とにかくわかりやすくしたようだ。

 具体的にどんな内容かといえば、渋くてカッコいいスネークのアクションあり、美人のエヴァとのロマンスあり、ところどころにジョークがあり、「戦争はくだらないよ!」という単純なメッセージがあり、最後に真相を知れば感動が待っているという、豪華な映画のようなものであった。

MGS_HD_06_02.jpg
暇さえあればすぐに誘惑しようとするエヴァ

 やはりカットシーン(ムービー)は数も多く時間も長く、たいていはアクションかエヴァとのイチャつき(寸止め)である。特に後者はやたらと回数が多く、本当だったらもっと珍妙な設定語りにしたかったのではと思わざるを得ない。

 ともあれ、アクションありお色気あり笑いあり感動ありで、なるほどこれは大作らしい作品である。高評価になってもなんらおかしくないが、しかしながら気にかかる部分がないほど完璧なわけでもなく。
このエントリーをはてなブックマークに追加

続きを読む

MGS2より快適になっても、MGS3はやはり過去のゲームか 『METAL GEAR SOLID HD EDITION』 05

やはり2をやったあとだと3の進歩が目立つ

MGS_HD_05_01.jpg
『METAL GEAR SOLID 3』タイトル画面

 『METAL GEAR SOLID HD EDITION』は2だけでなく、『METAL GEAR SOLID 3』(以下、MGS3)も同梱されている。よって、今回からはようやくMGS3のほうへと手を出すことができた。

 今回の舞台は冷戦下のソ連であり、当然ながら主人公は今までのスネークではない。では誰かといえば、シリーズ経験者にはおなじみビッグボスが主役だ。本作では彼の過去が描かれており、出てくるバケモノ兵器もメタルギアではなく「シャゴホッド」などというものである。

MGS_HD_05_02.jpg
草木に溶け込むようにステルスしていく

 また、今回は野外でサバイバルかつステルスすることになっており、前作の問題点を解決しつつ新要素を詰め込んでいる。具体的にどのあたりが変化しているかというと、このあたりが大きいか。
  • 2と違ってマップが広くなり、
  • マップをまたいでも敵兵が追ってくるようになり、
  • 強すぎた麻酔銃もサプレッサーが消耗品となってうまく弱体化し、
  • かつ便利すぎるレーダーもなくなったのでよりステルスらしくなり、
  • カメラも自動と固定を選べるようになった。
 やはり前作はマップが狭すぎたうえ、バランスに問題があった。今回はそれを手直ししており、進歩もしたきちんとした続編……ではあるのだが、相変わらずカットシーン(ムービー)がとにかく長いのは変わらず。ここは絶対に譲れないらしい。

MGS_HD_05_03.jpg
ナイフを押し付けられてとっても大事なことを教えてくれる敵兵さん

 また、新要素であるCQC(近接戦闘)は操作がややこしいものの、今までの近接戦闘のマヌケさがかなり緩和されているだろう。やはり伝説の兵士となれば、ジュウドーもお手の物であり、麻酔銃などに頼らずとも相手を投げ飛ばして気絶させられたりするわけだ。
このエントリーをはてなブックマークに追加

続きを読む

長く苦しい“やりこみ要素”を終えた…… 『METAL GEAR SOLID HD EDITION』 04

終わったが残ったのは疲労と実績だけ

MGS_HD_04_01.jpg
残りの実績は3のほうで解除できる

 ようやく『METAL GEAR SOLID 2』の実績をコンプリートした……。長い戦いだった。正確に言うと、長くて苦しくてむしゃくしゃしてキレて人に当たりたくなるような戦いであった。

MGS_HD_04_04.jpg
本編Extremeもボスでつまづいてこんなに時間がかかった

 とりあえず、苦労した要素を順番で並べていくと「VR訓練 > ドッグタグ回収 > 一周目で長いムービーを見る > その他」といったところだろうか。ドッグタグはリスト化すればあっさりできるのだが、高難易度のクリアがこれまた面倒だった。

VR訓練などファックである

MGS_HD_04_02.jpg
腕を上げるどころかため息をつくのが精一杯だった

 しかし、最悪だったのがVR訓練である。同じことを繰り返してこちらのやる気を奪うだけでは飽きたらず、最後になると初見では絶対にクリアできない高難易度となり、もはや人の神経を蝕むことしか考えていないのではと疑心暗鬼を生じるようになってくる。

 これらに関しては、攻略動画を見てやるべきだろう。なお、ものすごいうまい動画はまったく参考にならないので、せいぜい敵の位置や爆弾の位置を覚えるくらいしか役に立たない。また、金的攻撃が使えないと難易度があがるステージがひとつあるので、あとになって長時間それを練習しなければならなかった。つらい。キンタマをいじめるゲームかこれは。

MGS_HD_04_03.jpg
むかつきすぎてホールドアップどころか敵兵を蜂の巣にしてやりたい

 そして、Xbox360のコントローラーは感圧式ボタンではないので、アサルトライフルでの構え(ホールドアップ)は左スティックの押し込みでやらなければならない。これも知らなければクリアできず、ますます怒りが貯まるハメになった。

 なんだかもう、『METAL GEAR SOLID 2』のことを完全に嫌えるくらいにつらい実績コンプであった。ともあれ、いよいよ『METAL GEAR SOLID 3』をプレイできる……わけだが、正直なところもう嫌気が刺しまくっているので、少し休憩を挟むかもしれない。
このエントリーをはてなブックマークに追加

過剰なオマケ要素に時間を食われる 『METAL GEAR SOLID HD EDITION』 03

クリアしたのにMGS2を続けるという苦行

MGS_HD_03_01.jpg
ボスラッシュは一周だけで済むだけマシ(なお、ここはオルガ戦の安置である)

 『METAL GEAR SOLID 2』をクリアしたので3に行きたいところなのだが、本作には地獄のようなおまけ要素があり、とりあえずそれを(実績のために)やらなければならないので、未だに2から抜け出せない。

 具体的に何があるかというと、500以上のミッション(VR訓練)、ボスラッシュ、スネークが主役の番外編、ドッグタグ集めである。時間にすると50時間以上は固いか。本編はせいぜい15時間なのに……。

MGS_HD_03_02.jpg
本編ではおまけでしかない刀の練習とかさせられても……

 はじめはドッグタグ集め(難易度別に本編を5周する)が最苦行だと思っていたのだが、VR訓練のほうがつらいことに気づいた。というのも、これは単純に量が膨大なのだ。

 そこまでの量をよく作れたと驚くものの、たいていはステージを使い回している。おまけに進むたびに難易度があがってくるため、同じ攻略方法が通用しなくて頭に血がのぼる。

MGS_HD_03_03.jpg
わざわざギャグまで入れてくれるが、楽しむ余裕もなく

 「こんな膨大な量のオマケを作っている時間があるなら、あの詰め込みすぎな本編を見直す時間に充てろよ!」と言わざるを得ないというか、声に出して言った。

 こういった異常といえるほどのオマケ要素の充実は、10年近く前のビデオゲームの象徴なのかもしれない。考えてみれば、僕もオマケ要素ばかり充実しているRPGでゲームに嫌気がさした。……単にあんな本編の出来に満足していたり、MGSというシリーズ自体が偏執的なのかもしれないとは考えたくない。

 それにしても早く『METAL GEAR SOLID 3』がやりたいことよ。
このエントリーをはてなブックマークに追加