キャサリン 第八夜 大聖堂

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1018.html

○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第8夜
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-34.html

 ※ 尚、今回はシナリオの重大なネタバレが内包されているので、万一今後『キャサリン』をプレイする可能性があるのであれば、今すぐ読むのをやめるべきである。それを覚悟の上で、以下にある追記を読んで欲しい。

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キャサリン 第七夜 祭壇への路

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1018.html

○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第7夜
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-33.html

七夜目

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いざ七層へ挑む
 眼鏡キャサリンとの結婚を覚悟に決めたヴィンセントだが、その前に悪夢に打ち勝たねばならない。今夜の舞台は祭壇への路。もう少しでカテドラルに到着するようで、これが最後の挑戦かと思われる。

 第一層はかなり簡単で、死ぬどころかむしろ残機を稼げたという具合。前回はあんなにも苦労したというのに、拍子抜けと言うしかない。

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踊り場にて
 踊り場には相変わらずネクタイの羊がいたが、どうもこいつの声を聞くとスティーヴな気がしてならない。絶対に取り返してやるなどとずっとブツブツ言っているし、ヤツにキャサリンの話をしてから取り乱し方が異常になってきた。

 他には元雑誌記者と、メガネが特徴のダニエルと、オーランド、そして狂った羊くらいしかいないのであった。ダニエルの彼女は昨晩いなくなっていたと嘆いていたが、単純に連絡がとれなかっただけか。一安心したものの、果たして今夜を生き残れるのか。そして、ジョニーがいないことに不安を覚える。

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質問はいつまで続くのか
 告解室での質問は、「交際を終わらせたい時、どうやって別れる?」というもの。これに関しては「はっきり告げる」を選択して、他のプレイヤーも3/4くらいで多数派だったのでなんとも。自然消滅なんてよほどのことが無い限り単純に現実的ではないというのは、現代社会では単純な常識と言えよう。

 続いての第二層は穴だらけだが、時間に余裕がある上にマクラも多数、挙句に長さも大したことがないというわけであまり労せずサクッとクリアできた。

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生きていてよかったことはそうなのだが
 踊り場ではジョニーを発見。生きていたことに安堵するも、「親友を裏切り続けてきた」云々と言っているので、実に嫌な予感しかしない。ヴィンセントかオーランド、もしくはエリカを裏切っているということになるわけで、もしかしたら……。

 しかも場の雰囲気がかなり悪くなっており、雑誌記者の羊は結婚に踏み出せないらしいことを悩んでいたし、他の皆も意気消沈。このままだと全滅もありえそうな空気だ。

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しかし具体的な質問ばかりだ
 告解室では、「恋人に他に好きな人が出来たら、どうする?」との質問。ここでは手放さないと選択したものの、後から考えて見れば身を引くという選択でもよかったのかなァと思い直す。既に選択を真面目にやる気力が残っていないということだろうか。

 ちなみにここで、謎の声から嬉しいことを聞けた。なんでも、聖なる頂の先へ進むと真の自由があるそうだ。ヴィンセントは既に何が大事なのかは決心しているので、なんとしても死なずに先へ進まねばならない。

 三階層も同じく熟考ができる簡単なステージなので一切問題なし。数回ミスはしたものの、苦労には入らないだろう。

 踊り場ではジョニーが親友から何かを奪ってまずいと思っており、そしてそれに抗えないだのなんだの言っており、ますます浮気の線が濃厚に。嫌な予感しかしない。

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階層多いな!
 そしてまたもや告解室。謎の声もすっかりヴィンセントを認めてくれるようになったが、ここから先にはまだ難しい試練があるとのこと。そして質問は、「理想を完璧に満たすなら、ロボでも結婚OK?」というものであった。

 まるでCLAMPの『ちょびっツ』みたいな話だが、完成度によって問題なしと回答。むしろ好き勝手に捨てられることを考えると好都合のような。とはいえ、相手にするのがつまらなかったら誰もロボットに腰なんか振らないわけだが。これに対する世間の回答は半々ほど。この回答はその人の価値観がよく出そうだ。

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簡単だけどむずい
 四層目はたった10段たらずの壁であった。初っ端から鐘が鳴っており、じっくりとパズルの解法を考える必要があるそうだ。おまけにマクラがあるので残機は減ることはない。しかし、パズルゲームが苦手すぎる僕は40分もかかったというのだから、なんともはや。

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寂しすぎる
 踊り場にはネクタイの羊しかおらず、他の姿は一切なし。まさか皆死んでしまったのだろうか? なんだか嫌な予感が現実になってしまった気がする。

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クライマックス目前
 謎の声によると、明日に待つカテドラルにはほんの数匹の羊しか踏み入っていないそうだ。もはやここまでくれば、一気に入り込んで自由を得るしかないだろう。そして恒例の質問だが、「正しいと信じられる事なら、誰でも叱れる?」というものだった。

 僕は割と言えるというか、言うべきでなくても空気を読めずに言ってしまうような情けない人間である。ただし腕っ節は非常に弱いので、殴られそうだったら黙って手をこすってお世辞を言いまくるようなダサすぎる人間でもあるわけだ。世間の答えは半々で、まァそんなもんかいうところ。

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本日のラストステージ
 いよいよ今夜の最終層になるわけだが、出てきたのはなんと白い仮面をつけた全身タイツの謎野郎であった。思わず誰だよ! と叫んだものの、よく知っている存在だというのだからどういうことなのやら。

 このステージは奥行きがある上に、化け物が足場を壊していくのでむずかしいのなんの。おまけにブラックホールのブロックまであり、うっかり死亡してしまうことがしばしば。最後だけあって相応に難しいといえるだろう。

 先に進むたび、このタイツ野郎の仮面が次第に剥がれていく。そして、ステージは次第に暗くなって視界が悪くなり難易度が上昇しっぱなしだから困ったものだ。残機をどれだけ減らしたかなど書きたくもないほどに苦戦した。

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いよいよゴール
 かろうじて一番最後まで登りきったヴィンセントであるが、ここで後ろから声をかけられる。

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やはりそうだったか
 声の主は、ネクタイの羊だった。そして、ここでようやくお互いがその正体に気づく。自己紹介をしあうと、スティーヴは自分がキャサリンに呪われているのだと震え出した。なんでも裏切りの復讐らしいが……。

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あら大変
 そして、悠長に会話していたせいか、タイツ男が後ろから迫ってきてしまう。こいつは手を伸ばし、ついにスティーヴを掴んでしまった。

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羊の踊り食いってうまいのかな
 そのまま仮面が割れ、スティーヴを飲み込んでしまう化け物。一体この気味の悪すぎる化け物は何なのかと思いきや……。

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最大の恐怖は自分ということか?
 なんとこいつは、ヴィンセントと思わしき存在なのであった。結局のところ、すべては自分の視点から見る悪夢なわけで、もっとも恐れているのは自分自身ということなのだろうか。

 とにかくヴィンセントはこれを見て、一目散に扉の外へ逃げることに。何はともあれ、朝を迎えられたのだ。恐れるものが何であろうとも、朝を迎えられればすべての清算はできる。生き残ったものが勝ちとなるのだろう。

七日目 朝~夜

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安寧の朝
 とにかく、何事もなく起きることができたヴィンセント。死なずに済んだわけで、これ以上のことはないわけだ。

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またすし屋にて
 昼はまたもや寿司屋でオーランドと食事を共にする。オーランドは悪夢のせいで寝不足らしく、その様子を見たヴィンセントが二人ともなぜ夢の内容がはっきりと思い出せないのか疑問に思う。

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いよいよ真相へと近づく
 そこに歯科医師のスティーヴが死んだというニュースが流れ、いよいよ昨晩のことを思い出すことができ、もはや単なる噂などでないことを理解したわけだ。

 しかし、オーランドは女を裏切ったのではなく、あくまでも自分が裏切られたのだと悪夢の噂を真っ向から否定。確かにそういう意味では悪夢を見る必要性はないわけで、謎は残るわけだが……。

 とにかく、ヴィンセントはこれから金髪キャサリンと会ってきちんと別れることにした。そして、眼鏡キャサリンに正式にプロポーズするとのこと。悪夢が人を裏切っているせいで起こるのなら、これですべて解決するだろう。何より、そう決めたのなら自分のためにそうすべきだ。

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かわいそうなトビー
 夜、バーにて、トビーとオーランドが遠目に見る中ヴィンセントは金髪キャサリンに別れ話を告げる。しかしトビー達の様子はどこかおかしく、ヴィンセントを見て「あんなヤバいのには付き合っていられない」とのこと。確かに雰囲気がまずいことはまずいのだが、何もそこまで言わなくとも。

 ところでトビーはエリカのお陰でついに一皮向けられたらしく、これに聞いたオーランドが動揺。一体何事かと思えば、トビー曰く自分の経験不足のせいか知れないが、何か“おかしい”気がしたとのこと。それってもしかして、エリカの股間にあるものが……。道理で皆がエリカはやめておけと言うわけだ。

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別れ話が始まる
 いよいよヴィンセントは金髪キャサリンに別れを告げる。今は別の女性と付き合っていることをいやにアッサリと言ったが、殺される覚悟も出来たということだろうか。そして彼女も相当に泣き喚くかと思いきや、別にいいんだけどなどと言い出す彼女。どういうことかと思えば、浮気相手のままでもいいとのことである。

 しかしヴィンセントはそれを拒絶。もはや子供がいることも告白したが、それでもまだいいと言う彼女。とにかくあなたの女でいたいだけだと健気なことを言ってくれるものの、きっぱりとそれをも断る。なんだか久々に男らしいところを見た。

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泣き出す彼女
 するといよいよ金髪キャサリンは泣き出し始める。少し後悔するも、泣かれるのは当たり前だと覚悟を決めることはできたようだ。そして、ヴィンセントは自分は何も取り得がないし金もないから、付き合うこと自体が何かの勘違いと言うが、それでも納得してくれないようだ。

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ボッコボコ
 金髪キャサリンはトイレに篭って話を撤回しないと死ぬと言い出す。それを「付き合うこと以外でもなんでもするから!」などと訳のわからないことを言ってなんとか止めようとすると、ついにキレられてボッコボコにされるのであった。彼女は「私がアナタのこと守ってんのに! なんで離れようとするの!?」と叫びながら激昂し、いよいよ道具まで使って殴り出す始末。少しかわいそうだが、このくらいは仕方ないかもしれない。

 しかしこの守ってあげているだのという言葉、どこか引っかかる部分がある。何か彼女にも特別な事情というか、悪夢に関している部分があるのだろうか。ウーム。

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おつかれさま
 散々殴られた後、ヴィンセントはようやく解放された。いつかは眼鏡キャサリンにも事の顛末を話さなければならないと決心し、項垂れるのみ。何はともあれ、とにかく一区切りついただろう。

 この後はいつものようにバーで飲み話を聞いていたが、連絡が取れないと言われてていたサングラスの男であるダニエルが死んでしまったようだ。となると悪夢を乗り切れなかったようで、なんとも落ち込む話だが、仕方ないのだろう。

 そして、エリカが女子プロレスに入りたいなどとボヤいていたのだが、それに対しヴィンセントは腕力とか以前に問題があって入れないなどと言っていたので、やはり彼女はそういうことなのか。

 さて、これで後は家に帰って眠るだけである。眼鏡キャサリンにプロポーズすれば、ハッピーエンドで終わることになるはずだ。

○ キャサリン 第八夜 大聖堂
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キャサリン 第六夜 時計塔

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1018.html

○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第6夜
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-32.html

六夜目

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ここから難易度が恐ろしく上昇
 眼鏡キャサリンの浮気疑惑やらバーの仲間達の悩みもあって、どうも安眠できなさそうなヴィンセント。まァこれまた言うまでもなく、眠れば悪夢に辿り着くわけである。

 今回やってきたのは時計塔。岩が破壊される爆弾の石が登場する他、総合力が試されるとのこと。その言葉の通りここから急激に難易度が上昇し、クリアするまで20回近く死んだのだからなんとまァ難しいのなんの。爆発のおかげでブロックの移動が読みづらくなり、変化した状況を考慮する必要があるためひどくしんどい。とはいえ、このくらいならクリア時の達成感があるとは言えるか。

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寂しいもんだ
 踊り場に到着すると、難易度の上昇もあってか羊が大幅に減っていた。そしてやはり死んだと報道されていたリーゼントの羊の姿はどこにもない。

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またもや質問
 そして例の如く、告解室での質問がなされる。続いての質問は、「二股されていると分かったら、どうする?」というもの。

 これは特に悩まず別れるを選択。どのみち相手の興味が薄れているのだから、そのまま別れたほうが無難だろう。強引に奪い取っても終わりが見えているんじゃあないかと。世間の平均からすると、半分よりやや大目の多数派という結果になった。

 そして続いての第二層だが、これまた難しいのなんの。第一階層と同じくらいに死んで、しかも残機が2になってかろうじてクリアできたほどである。なんだかどんどんパズルパートにかかる時間が上昇しまくりだが、大丈夫なのか色々と。

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見知った顔がいることの不安さ
 そして踊り場では赤い帽子を被った羊に遭遇。声の調子からすると、これはまさにオーランドとしか思えないのだが、いよいよ友人達までこの悪夢に飲まれるようになってしまったのだろうか……。更には完全に正気を失い今にも襲い掛かってきそうな羊までおり、どんどん状況が悪化していっている。

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嘘くらいつこうぜ!
 告解室での質問は、「絶対バレないようにするなら、嘘は問題ない?」というもの。これは間違いなく問題ないだろう。僕は嘘ばっかりついて生きているので、問題があったら今すぐ死ななきゃまずいという話である。世間の回答は半々と、偉いんだか偉くないんだかという具合。

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最後……か?
 いよいよ第三階層である。今回はやたらと苦労させられたが、さすがにこれで終わりであろう。ステージとしては、化け物が追ってくるわけではないが制限時間がかなり短くなっている上に、かなり長い道のりになっている様子。

 ここでは珍しく敵としてアリが出てくる他、序盤から恐ろしく難しいのなんの。残機が少ないのですぐにゲームオーバーになってしまった。そして死ぬとロードしてやり直しになり、また残機2から始めるので死にまくりゲームオーバーになりまくりでしんどいのなんので……。死んでも特にペナルティはなさそうなので、コンティニューは無限でも良かったのではないかと多くのプレイヤーが思ったに違いない。

 40回か50回ほど死んでから、ようやっと何とかクリア。ここまで苦労するとさすがに達成感というよりも、疲労感のほうが大きいというしかあるまい。何はともあれ、これで朝か……。

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見たことのある羊が
 などと思っていたら、辿り着いたのは朝ではなく踊り場だったのだ。なんと今回は、第四階層まであるんだとか。いくらなんでもいきなり難易度上がりすぎじゃないですかね!?

 そしてここではタバコをふかす羊人間を見つけた。声は思いっきり子安であり、これは間違いなくジョニーである。そういえば女性関係の悩みを持っているというようなことは言っていたが、彼もまた悪夢に囚われてしまったのか……。

 また、警察官の羊は死んでしまった妻が悪夢に出てきて相当参っているようだった。ヴィンセントはきちんと話をつけてこいと励ましたものの、果たして大丈夫なのか不安だ。他にも、長髪の羊人間ことアーチーも悩んでいたので、励まして一緒に生き残ろうと約束したが、彼らもまたリーゼントの羊の後を追いそうな気がしてならない。

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そろそろ朝にしてよ
 続いての質問は「恋人に、親しい異性の友達がいたら…?」というもの。僕は器が狭いので、これは嫌でも気になると回答。コレに関しては気になるほうが圧倒的だったので、みんな器が狭いのだなァと下種な安心をすることができた。

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明らかに赤ちゃんじゃねえよ!
 そしてようやく本日の最終エリアに到着。やはり最終エリアはこうして化け物が出てくるらしく、チェーンソーを身につけたサイボーグ赤ちゃんが登場しやがった。もはや赤ん坊なのか工具なのか判断がつかないが、とにかく逃げ回るほかない。

 こいつはチェーンソーでブロックを壊したり、トゲの生えた車輪を飛ばしてきて直接殺してきたりで物騒なのなんの。パズル的な難しさは弱めだが、制限時間の短さやアクション的な難しさがあるためここでも死にまくる。今日だけでも余裕で100回以上死にまくっていたのでさっさと朝を迎えてアニメが見たいよォと泣きながら、30回程度死んでからようやっとクリア。ちと障害壁としては高すぎやしないか、これは……。

六日目 朝~夜

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ベッドにいたのはアリ
 ともあれようやく朝を迎えられたわけで、何よりである。今日は平穏な朝になるかと思いきや、目が覚めて真っ先に視界に入ってきたのは胸元を這っているアリであった。なるほど、これだから悪夢にアリが出てきていたのか。

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静止画で見ると妙なポーズ
 この様子に驚いたが、同時にアリに驚く人が隣にいたのだから更に驚きだ。やはり金髪キャサリンがおり、アリの集ったシーツを窓から表に投げ出したのだからなんとも豪快すぎる。

 しかしなぜアリがいるのかといえば、昨日眼鏡キャサリンが持ってきてくれたケーキのせいであった。こうして常温に放置していてはこうなるのも已む無いが、それにしてもアリが来るのが早いとヴィンセントは疑問に思う。もっとも、そんなことをじっくり考える間もなく、なぜケーキがあるのかと問われ、甘党だからと強引な回答をして逃げまわるしかなかった。

 ところで金髪キャサリンがどうして部屋のいるのかと問えば、なんでもヴィンセントが呼び出したらしいのだ。相変わらずこれもまったく記憶にないわけで、困った話である。その後、突然ホラー映画の話を切り出され、もうすぐ上映終了だから見に行こうと誘われてしまう。しかし今日は大事な用事があるから明日にしてくれと頼み込み、結果としてはじめて屋外でデートするハメになってしまったのだから、なんとも。

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疑惑を尋ねる
 そして舞台は昼へ。喫茶店で眼鏡キャサリンと会い、浮気についての話を聞かねばならないだろう。とにかくこれが今は一番大事であり、きちんと話をつけねばならない。

 さて、早速なにか隠し事はないかということや、スティーヴという名前について心当たりはないかと問うヴィンセントであったが、これはまったくもって成果を挙げなかった。彼女は何も知らないとしか言わないし、よく考えてみても友達の子供がそんな名前だったかもと言い出す始末。それどころか、具体的にどういうことか言ってくれないことに対し、彼女がハッキリ言えと怒り出すのだからたまったものではない。こんな力関係で結婚したら、一生尻に敷かれるのが目に見えている。

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よわいよわいヴィンセント
 まだ彼女が何か隠しているという可能性は捨てきれないものの、結局は圧倒されて核心を探ることを言い出せず、ゲージの効果もあって彼女が浮気していないだろうという結論に達したようだ。しかし、これでは彼女を混乱させただけである。

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怖いよう
 当然「なんでそんなことを聞くのか」と問われるが、色々と混乱しているため、「特にこれから先がよくわからないために言ってしまった」と苦しい言い訳で返すしかない。すると、尚更不安にさせてしまったようで、表情がこわばる眼鏡キャサリン。

 そして、彼女は最近変なメールだとか無言電話が来ると告白。しかし詳細は教えてくれず、どうやらヴィンセントのほうで何らかの問題があって、それに巻き込まれているのではないかと思っているようだ。

 「私に隠してることないよね?」と問われるも、ヴィンセントは安心させるために嘘をついた。こうなると、お互いに何か隠していると考えるのが妥当だと思われるが……。

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スティーヴからの電話
 夕方、スティーヴと電話をするヴィンセント。キャサリンに話をして完全に人違いだと言ったものの、しかし相手もまたなぜこういうすれ違いになったのかわかっていないようだった。ヴィンセントは彼の言うキャサリンの特徴を教えてくれと頼む。

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そりゃ違うわ
 そして、いよいよ決定的な違いがわかった。なんと相手に言うキャサリンは黒人であるため、まったくもって人違いなのである。つまり、キャサリンという名前の女が他のところにも出現しているということであり、これはおそらくあの悪夢にも関係しているはずだ。ということは、まさかヴィンセントの元に来た金髪キャサリンも……! なんだか急にホラーっぽい展開になってきたッ。

 そういえばヴィンセントの連絡先や名前についてだが、これは黒人のキャサリンから聞いたとかいう話であった。これについてはただ疑問しか残らず、なぜわざわざヴィンセントの名前を出したのか不思議なばかり。これまた伏線の一つだろうか。

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楽しいバーの時間
 夜は例の如くストレイシープに。浮気が勘違いだったということを仲間に伝え一安心するも、まだ喉奥に引っかかっていることはあるので完全解決とはいえないだろう。

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嫌な確信を得る
 その上、不安になる要素がまた増えた。科学的に呪いはありえないと豪語するオーランドも、呪いというものをあまり信じていないジョニーも悪夢を見ている気がするというのだ。彼らは悪夢で確かに存在していたので、間違いないのだろう。

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決断をした男
 ともあれ、この一件でヴィンセントはとりあえず一番大切なのが誰か思い出せたようだ。眼鏡キャサリンを信じることにしたようなので、ルート確定といったところか。

 さて、あとはバーにいる他の客の話を聞くだけだが、ここでも喜ばしくない話ばかりを聞くことになった。まず、長髪のアーチーとリーゼントのモーガンが死んでしまったらしい。確かにモーガンは、悪夢でもはや気力がないようなことを言ってはいたが……。悲しすぎる話である。

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いやすぎる話を聞く
 かろうじて雑誌記者のジャスティンは生きていてほっとしたが、彼からはとんでもない話を聞かされた。なんでもどこぞの女性を取材してきたというのだが、その彼女が問題ありすぎなのだ。なんでもお腹の子でない父親と、それを明かさずに結婚するというのである。しかも理由がとんでもなく、誰の子かわからないので、人が良さそうで鈍感な男に白羽の矢を立てたというのだから、思わず身震いする話である。

 ここで考えることは一つ。もし眼鏡キャサリンが浮気をしていたとしたら……。想像しただけで息を呑む。

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嫌なことの連続
 そして、サングラスが特徴のダニエルの連れであるアンナが一人で店に来ており、彼と連絡が取れないなどと言い出したのだからもう暗くなるというものだ。死んだことはニュースで流れていないため確定していないものの、そうなっていてもおかしくない。

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婚前のメールとは思えない
 とにかく嫌な気分だというのに、眼鏡キャサリンからもあまり喜ばしくないメールや電話が来る。何か事件が起きているのではないかとか、もう他人ではないから話せということらしいが、この妙な話をバカ正直に言ったところで信じてもらえるはずもなく。今できることは、眼鏡キャサリンがひどい女でないことを祈りつつ、さっさと金髪キャサリンとの関係を清算することしかない。

○ キャサリン 第七夜 祭壇への路
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キャサリン 第五夜 暴風の中庭

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
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○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第5夜
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五夜目

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五度目の悪夢へようこそ
 浮気はバレそうになり、金髪キャサリンは他に女がいたら殺すなどと本気で言いだし、挙句に目を瞑ればそこは悪夢である。少しは彼をいたわる世界があってもいいのではないかと思うものの、やはり悪夢が彼を襲うのであった。

 そしてまた今夜の場所が「暴風の中庭」というえらく寒そうな場所なのだから困惑するのなんの。明らかにパンツ一丁で来る場所ではないことからわかるように、押すと滑る氷の石が存在している。難易度的にはかなり低めで、一度の死亡でクリアできた。しかも、リトライするとマクラが稼げるおいしいポイントでもあった。

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踊り場も少しずつ形相が変わる
 踊り場では、警察官の羊が技の会議に加わっていた。彼もまた助かるといいのだが、しかし不安なことにすげえ筋骨隆々の羊がいるのだ。こいつは現実に戻らないとか言っているし、ひどく攻撃的である。どうも狂ってしまったようで、かわいそうな面倒くさそうな。

 そして、リーゼントの羊から恐ろしい事情を聞くことができた。彼の女は結婚するために「妊娠した」と嘘をついて迫ってきたとのことで、これにはさすがのヴィンセントも嫌な予感を持たざるを得ない。もし自分の彼女がそんなことを考えて、自分を試しているとしたら……。これだけでゲロの一回や二回を吐けそうな気分になる。

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ベタな質問だ
 今回の告解室での質問は、「異性の美点ベスト3に“家事得意”は入る?」というもの。これは特に入らないと即答できたが、他のプレイヤーは入るほうが圧倒的多数であった。まァ母親が料理下手だと子供がひどい思いをするので、うまいに越したことはないのだが。

 余談になるが、僕の母親はカレーを作るのが恐ろしく下手で(彼女の名誉のために言っておくと、和食は普通だった)、これが出る晩は恐ろしく憂鬱であった。しかし周りの友達は晩飯がカレーとわかると、喜び急いで家に走っていくのだ。あれはまったく信じられない光景だったし、カレーの日は仲のいい田中君ちの子供になりたかったものだった。

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弱気なことを言うリーゼント
 さておき、次の階層も難なくクリアできた。滑る石は少し気をつければ通常ブロックと何ら差がないので、あまり難しくならないのだろう。

 踊り場ではリーゼントの羊が非常に弱気なことを言っていた。なんでもこの悪夢では、昔父親に殺されかけた記憶が蘇るらしい。言うまでも無く彼にとって追ってくるものはその父親であり、逃げ切るのも気が気でないのだとか。励ましておいたが、このままでは彼が登りきるのは難しいのかもしれない……。

 他の羊達は数こそ減ったもののむしろ元気で、皆ヴィンセントの技や努力に励まされて慕ってくれるほどである。なんでも羊は先導者についていってしまい集団自殺をしてしまう性質を持つらしいが、これを言い換えれば優秀な指導者さえいれば皆生き残れるということだろう。そんなわけで、皆慕ってくれるのかもしれず。悪い気はしないものだ。

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責任転嫁しようぜ!
 続いての告解室での質問は、「正直、責任を取らずに済む生き方が最良?」というものだった。これはまあ、そうかもとしか言いようがあるまい。極力責任感のある行動を心がけるべきではあるが、絶対にそうするべきではないし、そもそも呵責の重さに潰れてしまうのであればまともに取るべきではない。

 この質問に対する回答は、3/4くらいが「絶対に違う」を選んだとのこと。以前はピュアな野郎ばかりであったが、今度は優等生ばかりが集まりやがって! 手に負えないことは正直に無理だと言えとばっちゃが言ってたぞッ!

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なんて面妖な
 それはともかく、今夜の最終層へと辿り着いた。相変わらず寒々しい場所だが、ここで襲ってくる化け物はウェディングドレス姿の眼鏡キャサリンであった。行き遅れの悪魔というべき形相で必死に結婚を迫ってくる様子は、思わず股間のあたりがキュッとなる。

 この化け物は氷を飛ばしてきて邪魔をしてくるのが厄介である。ヴィンセントに当たると落下してしまうし、上のほうになると今度は竜巻でブロックそのものを飛ばしてくるのだからああもう。しかも「死ンデ詫ビナサイヨ!」とか「逃ガサナイワヨ……」という文句が怖いのなんの。仕舞いにゃ漏らすぞ。

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これはキャサリンではない
 ここでは4、5回死んだが苦労らしい苦労はせずクリア。これは単なる悪夢だと割り切って朝へと向かうヴィンセントであるが、結婚を迫られる形相には現実と似たところもあるような。

五日目 朝~夜

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早起きヴィンセント
 こうして朝に到着したわけだが、まだ時間は五時半あたり。やけに早く目が覚めたと思っていると、金髪のキャサリンが隣にいないことに気づく。なんだか逆に違和感だらけだが、そこに一本の電話がやってきて場を更に不可思議にさせるのだからたまらない。

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寒気がするような電話
 電話の相手は、スティーヴなるキャサリンと付き合っている男性であった。これをヴィンセントはハメられたと解釈。金髪キャサリンがこういった厄介事に巻き込もうとしていたと考えすぐに電話を切ったわけだが、これも眼鏡キャサリン寄りに行動しているせいか。

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今度は男との修羅場
 しかし、再度電話がかかってくる。しぶしぶ出ると、住所も名前もわかっているのだからムダな抵抗はするなとの脅し。そして、体目当てなのか本気なのか問われたので、ヴィンセントはすぐに別れると伝えた。すると、相手もかなり怒ってはいるようだが、見逃してくれはするようだ。もっとも、いい加減にしないと殺すぞといわれたが、何にせよすぐに清算して見逃してもらうしかない。

 ……と、ここでプレイヤーは一つ疑問を持つ。確かに電話の相手はキャサリンがどうこうと言ったが、彼女の容姿については何も言っていない。もしかして、眼鏡キャサリンのほうの話ではないのか。もしそうだった場合、ヴィンセントが考えている以上に面倒なことになるのだが……。

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ギャッ
 ところでなんとなく人の気配を感じ取ったヴィンセントは、部屋の覗き穴から外を眺める。すると、何者かの青い目がこちらを逆に見ていたのだから思わず腰を抜かす。この青い目は……。

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早く解決するつもりが
 その夜、ヴィンセントはストレイシープに金髪キャサリンを呼び出し、早速話し合いをすることにした。しかし問題は根深く、なんとスティーヴという男は知らないとか言いだしたのだ。

 何度問いただしても人違いであることは間違いないようで、そういうことはまさか最悪の事態に……。

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葛藤するヴィンセント
 さすがにヴィンセントも眼鏡キャサリンの浮気を疑ったものの、メーターのお陰で浮気がありえないと信じることにした。もっとも、それだけでは絶対に大丈夫だとは言い切れず、不安は募るばかり。これに関して聞いてみないとならなくなってしまった。

 そして、またもや夜に押しかける約束を取り付けようとしてくる金髪キャサリン。今回は腹が下っているということにして来ないことにしてもらったのだが、意外とこの作戦は良いかもしれず。飲みすぎてベッドにゲロを吐いてしまったとかでも良さそうだ。女に来て欲しくない方はぜひとも。

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こんなに居心地がよければそりゃ毎日通うわけだ
 その後、ストレイシープで仲間に相談することに。いやしかし、こうして悩みを簡単に打ち明けられる友達がいるというのはなんとも羨ましい話である。

 とはいえ、話したところで解決するでもなく。眼鏡キャサリンもまた彼らの同級生だったので、そういうことをする人間には思えないとのこと。それどころか、ジョニーからは「彼女が浮気していないと信じられないなら別れろよ」とキレられたのだから、困惑する。何かある……のだろうなァ。

 しかし、金髪キャサリンもまた否定しており嘘をついている様子もなかったので、コレは困った話である。ちなみに、オーランドはまた金髪キャサリンに会いたがっている。なんだかんだで顔を見られていないのか。

 それはともかく、今日も飲みながらバーの常連達の話を聞こう……と思っていたところ、初っ端からとんでもない話を聞いた。なんと、リーゼントが目立つトッド本部長が死んでしまったとのことである。つまり、あの戦意喪失していた羊が本当に落ちて死んでしまったようなのだ。ヴィンセントは記憶が確かでないので単純に事件の恐ろしさを感じるだけだが、なんてことだろうか。

 また、女たらしの長髪野郎アーチーも悪夢を見ているらしい。こいつも悪夢の世界で会うが、万一付いてこれない場合は本部長のようになってしまうのか。なんてことだ。

 そして、雑誌記者のジャスティンから話の続きを聞くことができた。有名になりすぎ敵ができたバレエダンサーの少女であるが、その家族が逆恨みで殺されてしまったとのこと。挙句、彼女がその後を追ったというのだから、そりゃあ心に傷を負うという話である。彼は生き残って願いでなんとかしたいと思っているそうで、なんとも悲しい話だ。善意が良い結果を生まないのはどこの世界も同じことか。

 更に、警察官であるモーガンから話を聴くことができた。なんでも妻を撃ち殺した犯人を見つけたいんだそうで、これまた盛大な悩みを抱えているわけだ。どこにも幸福な人間なんていないのか。ああ、能天気で悩みを知らないトビーがいたか。

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どこを見ても羊ばかりだ
 他にも、サングラスをかけたダニエルなる男と、その彼女であるアンナもいたが、こいつも確か悪夢の世界にいた羊である。結婚を迫られているがなかなか踏み出せないようで、なるほどダニエルがあの世界にいる理由がなんとなくわかるが、しかし雑誌記者や警官など浮気しているわけでもないという腑に落ちない連中も多い。一体どういうことなのだろうか。

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こんなナースがいてたまるか
 悪夢の正体についていまだ核心を知ることができずにもやもやとしていると、金髪キャサリンから画像付きメールが。イメクラみてえな格好しやがって……とは思うものの、こういうことをする女性もまた魅力的であることは事実。こうして違う意味でヴィンセントを悩ませるのであった。

○ キャサリン 第六夜 時計塔
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キャサリン 第四夜 審問法廷

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1018.html

○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第4夜
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-30.html

四夜目

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今度は審問法廷へ
 眼鏡キャサリンの妊娠について悩みながら眠りについたヴィンセントであるが、今夜もまた悪夢へと引きずり込まれてしまうのであった。もはや、この恐怖の聖堂を脱出しない限り救われることがないのだろう。

 続いての舞台は審問法廷。思考力が試される上に、ステージそのものが長くなってチェックポイントが登場するようになった。確かに今までより難易度は高いかもしれないが、1ミスでクリアできたので簡単だと考えるべきだろう。

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恒例の質問
 踊り場ではいつものように羊達と話をしてから、告解室へ。警官姿の羊を発見したのだが、やはり昨晩バーで会ったあいつだと思われる。

 そして恒例の質問は、「大金と引き換えに、全裸で街を歩ける?」というものであった。これに関しては考えるまでもなく無理である。神経が細いことに関しては自信があるので、裸なんて到底無理だろう。結果は多数派で、これに関しては予想通りすぎて面白くもなく。

 ちなみに、今回も謎の声からどうしてこういう状況になったかについて聞くことが出来た。なんでも未来を奪われそうになった人がいるからこうなったらしいが、おそらくそれは眼鏡キャサリンのことだと思われる。となると自分の行動が仇となって帰ってきたわけだが、それにしてもやけに女の肩ばかりもつヤツだ。

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形となって出てきやがった
 さて、どうあれ登るしかないヴィンセントは続いての階層へと挑んだのだが、ここで出てきたのがなんと赤ん坊の化け物であったのだからゲロを吐きそうになる。明らかに現実世界で起こったことが反映されておりまさに悪夢らしい悪夢なのだが、その分の気分の悪さったらないだろう。ましてや、「置いてかないでパパァ~~」などと叫ぶのだから、たまったものではない。

 ここは足場が少ない上に赤ん坊が突き落とす攻撃をしてくるのでとにかく死にまくる。残機数が少ないこともあって、ここで初のゲームオーバー。

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あわれなヴィンセント
 こうして哀れヴィンセントは死体になってしまいましたとさ。クソッ、あんな自分より図体のでかい子供なんて養えるわけがねえだろうが。

 ゲームオーバーになると、タイトルに戻り最後にセーブした場面からやり直しとなるのだが、とにかく残機数が少ないので厄介である。今度はチェックポイント後にある枕と必ず取得するようにした為、事実上無限にやられることができるようにした。

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消えちまえ!
 これでも何度も死にまくり、おまけにゴール直前がクリアできない。なので、道中に落ちているドリンク剤を取っておき、最後の最後で使ってやや反則気味でクリアすることに成功した。思わずため息が出るほどには緊張させられたが、クリアした快感より、あまりの重荷に疲れるほうが強かった。いずれにせよ、こんな抱えきれない赤ん坊はよそに引き取ってもらうしかあるまい。

四日目 朝~夜

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あらやっぱり
 こうして悪夢を退けることに成功したヴィンセントであったが、やはり朝は落ち着けるものではなく、隣には金髪キャサリンがいたのである。

 彼女が言うにはヴィンセントが呼び出したとのことだが、当事者には一切記憶がないのだから困ったものである。彼女が嘘をついて勝手に来たのか、あるいはこれが何らかの理由によって記憶の障害が起こっていると考えるべきだろう。連絡先を勝手に知ったことを考えれば、彼女が何かしたと考えたいところだが。

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疑われまくり
 そんなことを悩んでいると、なんとベッド脇で長い髪が発見されてしまった。当然のように事情を知らない金髪キャサリンはこれを訝しみ、浮気をしているのではないかと問い詰めた。

 ここで打ち明けられれば話は簡単なのだが、ヴィンセントはそれを自分の胸毛、しかも幸運を呼ぶ類のものであると主張してしまう。あまりの優柔不断具合に涙が出てくるが、とにかくこんな言い訳で「はいそうですね」と信じてくれる女はどこにもおらず。

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自殺をほのめかす女の地雷さと来たら
 しかも彼女は、もし女がいるんだったらここで死ぬからなどと言い出すのだからたまったもんではない。もしくはヴィンセントを殺すなどと言い出し、おまけに首元に噛み付いてくるのだから危険度メーターが振り切れてしまいそうだ。

 さすがにヴィンセントはメーターが青寄りの為彼女を恐ろしいと考えたものの、これは冗談にしてもヤバイことに気づき、正直なことを何も言えなくなってしまった。これではもはや泥沼状態で、ズルズルと付き合っていくしかないわけで……。この場は何とかしのいだが、いずれ身を破滅させることになりそうで末恐ろしい。

 なんとかして眼鏡キャサリンにバレないような努力をせねばならないと悩んでいると、突如ブザーの音が。一体誰が来たのかと思いきや、まァある意味で予定調和である。

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これまたタイミングの悪い時に
 そう、尋ねて来たのは眼鏡キャサリンであったのだ。彼女は鍵を開けないヴィンセントにしびれを切らせ、合鍵で扉を開ける。幸いチェーンがかかっていたのですぐに見つかったわけではないのだが、既に破滅一歩手前である。末恐ろしいどころか、目の前に危機が転がっていたのだ。

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かろうじて見つかりはしなかったが……
 これを一体どう退けるかと言えば、金髪キャサリンには大家が来たとウソを付き、彼女がトイレに入った隙に眼鏡キャサリンと話をして追い返すことにしたのであった。

 眼鏡キャサリンには会社の先輩が寝ているとウソをついて部屋に入れないようにしたものの、トイレから水を流す音が聞こえウソに感づかれる。このままではまずいので、とにかく強引に表に出して話を聞くことにした。

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恐怖に挟まれる
 一体何の用事かと思えば、ケーキを持ってきてくれたとのことである。通常であれば嬉しいものの、なんだってこんな時にわざわざ来るのか。女の嗅覚というのはなんとも恐ろしい。

 さておき、会社の先輩が臭いからという強引な嘘によって彼女を追い返すことには成功したものの、まだまだ不安は残る。部屋の覗き窓からは何となく視線を感じるし、何よりまだ眼鏡キャサリンの本題は終わっていなかったのだ。

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ああ外堀が埋まった音が聞こえる
 なんとというべきかやはりというべきか、赤ん坊が出来ていたのは確定とのことである。あからさまに動揺しそうになるヴィンセントであるが、謎のメーターが青寄りだったため、表情を変えずに「よかったよ、ほんとに」と言うことは出来た。本心はともかく……。

 こうして窮地は脱出できたが、あくまでその場しのぎでしかない。こうなると、嫌でも身の破滅が想像されてしまう。アア、オソロシイ。

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出るのはため息のみ
 舞台は昼間に。会社のトイレでオーランドに状況の進展を話すが、悩みの重さに比べて軽く流されるばかり。

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鼻の下のびまくり
 ヴィンセントがこんなにも悩むのには理由があり、それは金髪キャサリンが恐ろしく彼の好みに合致するからのようである。メールで送られた画像を見ているだけで、思わず惚けた表情になってしまうようだ。

 オーランドからはいい加減にその画像を見せろと再び言われるが、それが聞こえないほどに彼女が好みらしい。常に人は誘惑に抗えず、刺激を求め続けてしまう。それが悲しき性というものなのだろう。

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毎日のように寿司を食べられるのは独身の特権か
 その後は寿司屋で昼食を共にするも、相変わらず雰囲気は暗い。いい加減きっちりけじめをつけて子供のことを考えねばならないとは思っているが、気持ちがどうしても追いつかないようだ。

 社会にはやらねばならないことなど腐るほどあるが、それを遂行できる人というのは少ない。しかも、それをきちんと出来る人が素晴らしい人であると評価され、そうでない人間は堕落したと評価されてしまうのだから冷たい話だ。人は誰のために生きるのかといえば自分のためであり、ヴィンセントの考えもただひたすらに悪いと言うべきものではないと擁護したいところ。理由は簡単で、社会に馴染むのも、そうでないのも結局は利己性の賜物という同じものであるからだ。もっとも、優柔不断さは言い訳できないが。

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飲んで忘れるしかない
 夜はいつものようにストレイシープへ。結婚したらこの店からも離れなければならないことを考えると、憂鬱になるというものだ。

 昨晩は話しができなかった警官から事件について色々と聞き出す約束を取り付けたり、トビーからの誤送信メール(内容はエリカをデートに誘うもの)が来ていたりと、地味だがここは賑やかだ。

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マスターも女のいざこざがあったようだ
 また、ジョニーもロクに眠れないそうで、彼女の家に行っても熟睡できないとのこと。もしかしたら悪夢なのかもしれないが、詳しい事情や彼女が誰なのかは一切教えてくれなかった。この性格は昔から相変わらずのようだが、ちとこれは何か臭うような。

 そして、悪夢の世界ではすっかり顔なじみになった雑誌記者のジャスティン(上記画像左)だが、今の彼は元・雑誌記者らしい。なんでもバレエダンサーの少女を応援する記事を書いていたのだが、その人気が出すぎて敵が多くできてしまい、彼女やその家族を悩ませてしまったとのこと。これが以前話してくれた背負っている十字架とのことだが、詳細は伏せられてしまった。

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類は友を呼ぶ
 他にも、悪夢を見て眠れないらしいサングラスの男がいたり、女を食い散らかしまくって大変な思いをしているアーチーがストレイシープにやってきた。どいつもこいつも似た悩みを抱えているのだが、よくこんなに集中して集まるものだ。迷える子羊が友を呼んでいるのか、このバーが子羊ホイホイなのか……。

 ともあれ酒を飲んでグダグダ喋っていると、眼鏡キャサリンから電話が来る。一体何かと思えば、なんだか様子がおかしく、仕事が忙しくて大変だの悩みがあるのではないか? と聞いてきたりした。不安にさせないよう答えたものの、やはり今朝の様子がおかしくて探ってきたのだろうか。

 数杯のラム・コークを飲み干してから、ヴィンセントは家へと帰る。このまま眠るのは避けたいが、しかし人間というものは時に目を瞑らねば発狂してしまうものであって。

○ キャサリン 第五夜 暴風の中庭
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キャサリン 第三夜 拷問刑場

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1018.html

○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第3夜
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-29.html

三夜目

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恐怖の拷問刑場
 眠りについてしまったヴィンセントは、言うまでもなく悪夢に辿り着いていた。今夜の舞台は拷問刑場。その名の通り、三角木馬にかけられている羊やギロチンといったものがあたりには散らばっている。

 もっとも、新しく出現する罠は、踏むと針が飛び出して即死するブロックくらいのものであった。とはいえ、これに油断してやられると凄惨なバラバラ死体にさせられて死んでしまうのだから恐ろしいことに違いはない。5回ほどぶっ殺されてからようやく踊り場へ到着できた。

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基本的な流れは昨晩と同じ
 踊り場にはやはり雑誌記者の羊がいたが、現実で会ったことは思い出せなかった。これを告解室で謎の声にどういうことか問い詰めると、夢での記憶は現実に持ち込めないとの話を聞かされる。なんとも厄介な話だ。

 そして今回の質問は、「男なんて、みんな馬鹿?」というものであった。基本的に生物としての行動原理は皆同一であるが、当然個体差というものはあるだろう。そんなわけで「それぞれだ」と選択したわけだが、これに関しては皆半々くらいの回答であった。

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一気に登りきる
 続いて、これまた同じ流れのように第二階層をクリア。残機が3まで磨り減ってしまったが、はたして大丈夫なのだろうか。

 そして、告解室での質問は「浮気で罪になるのは、どの時点から?」というもの。気持ちからだと判断すると、この世の中は浮気ばかりな気がするし、大体人間なんて気の迷いが多いものなのだ。気持ちの自制まで求めていたら、いよいよ頭がおかしくなるだろう。

 そんなわけで体からの関係が浮気とした。これはさすがに過半数を超えた多数になると思いきや、ほとんど差がない半々であった。意外というか、世の中はそんなにトゥーピュアピュアな人々で構成されているのだろうか。ウーム。

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ケツみてぇな口しやがって
 そしていよいよ今夜の最終エリアへ。なんとここでは、ケツのお化けもとい肉体の悪魔が登場して追いかけてくる。おまけにこいつ、操作の上下左右が反転する罠をケツから飛ばしてくるわけで、まったくもって気色が悪すぎる。しかしケツから惑わすものを飛ばしてくるというのは、下品というべきなのか遠まわしな表現というべきなのか……。

 ここでは何度も死亡したが、チェックポイント後にマクラがあるのでかろうじてゲームオーバーにはならなかった。もっとも、クリアするころには残機が2になってしまったのだが……。

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消えちまえケツアナ野郎!
 何にせよ、脱出は成功。これで朝を迎えられるだろう。

三日目 朝~夜

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なんでいるの
 こうして朝に戻ることに成功したわけだが、やはりここは平穏なものではなかった。なんとヴィンセントの横には例の彼女がいたのだから、生きた心地がしないだろう。間違いなく一人で帰ってきたはずなのになぜいるのだろうかと汗がダラダラと垂れる。

 しかも、寝ぼけている状況でうっかり「キャサリン」と言い間違えてしまう。おまけにこれを聞かれてしまったわけで、いよいよ怒られる時がきたか……と思いきや、なんと偶然にもこの子の名前もまたキャサリンだったのだ。驚くべき事態だが、運よく窮地は逃れた。いや、さっさとバラしちまったほうがいいのかもしれないので、これは不幸でもあるのかもしれず。

 しかし、ヴィンセントはキッパリと二度と来るなと言えない様子。「君は可愛いと思うよ」とか言っちゃっているし、自由に生きるのがうらやましいとまで言っている程である。それに対し金髪キャサリンは、自分の好きに生きるのは当たり前だとのこと。「その代わり、浮気はしちゃだめ」としっかり釘を刺してきたのだから、いやはや。

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本来なら喜ぶべきかもしれぬ告白
 昼間は眼鏡キャサリンと会い、なんだか大事な話を聞くこととなった。さて何事かと思いきや、「かなり遅れてるの今月」とのこと。つまり、赤ん坊ができたかもというとんでもない話であった。

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男らしくないヴィンセント
 これには一瞬驚いて顔面蒼白になるも、すぐにそれがまずい反応であることに気づく。謎のゲージが表示されきちんと責任を取らねばならないと思ったものの、とりあえず遅れてから嬉しいということしか言えなかった。

 こうなると彼女が怒り出しそうで怖いのだが、とにかく嬉しいといったことに安堵してくれたようだ。こうなるともはや逃げ道は無いといったところか。

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唐突な電話
 すると突然、金髪キャサリンからなぜかすぐに会いたいという電話が来る。番号も教えていないし、大体会いたいと言われたって困るという話だ。一体どうするのかと思いきや、またもや謎のゲージが登場して無理やり電話を切ってしまうことになった。どうもこれも今まで選んだ選択肢が眼鏡キャサリン寄りだからこうなったようである。

 しかし問題はこれで終わらない。手に持つ携帯電話を眼鏡キャサリンに見られ、勝手にそれを新機種に変えたことを怒られるヴィンセント。おまけに少し前にパソコンを買ったことまで引き合いに出され、これからはそういうのも気をつけてもらわないとと言われる有様。彼女は子供を産んでも働くことは働くのだが、家事や貯金をしろとも言うし、ついでに夜の飲みも控えて銀行口座はこちらに持たせろという有様である。何も間違ったことは言っていないが、まず喜んで飲めるような話ではないだろう。

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ああ怖い
 更に更に、姿は見えないが金髪キャサリンの声が奥のほうから聞こえるのだ。しかも自分達の席のほうに来ようとしており、もはや生きた心地がしていないヴィンセント。おまけに様子がおかしいことを眼鏡キャサリンに悟られ、ケーキにフォークをつきたてられる有様。まるで先日見た悪夢の再来だ。

 とにかく「トイレに行く」といって強引に逃げ出したヴィンセント。まったく、昼も夜も生きた心地がしないだろう。

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唯一癒される場所
 夜はまたもやストレイシープに。もはや心のありどころはここくらいか。仲間に妊娠の件について相談したが、これまた軽く流された。これからは毎日嫁の機嫌取りを頑張れと煽られるだけである。

 また、ひたすら追っかけられて殺されそうになる夢の話をしたところ、これはやはりヴィンセントの浮気が悪いと馬鹿にされる。良心の呵責が問題だということだが、まァ傍から見ればそう思われも仕方ないのが辛いところだ。

 そして、自由行動になってからは他の人たちの話を聞く。雑誌記者の男は、どうもとある女性を傷つけて十字架を負って生きているとのことで、何かに悩んでいるようだ。また、リーゼントの男が店に来ており(おそらく夢の中で見た羊と同一人物)、既婚でありながら会社の部下と浮気をしてしまった話を聞いた。他にも太った警官が来ていたのだが、滞在時間が短く声をかけられず。彼もまた何かに悩んでいるのだろうか。

 他には、眼鏡キャサリンから電話が来て、昼間のことがショックかと聞かれた。無論、嬉しいことだと言ってはおいたが、浮気している手前心から喜べるわけではない。喜ぶにはまず、何にせよ関係を清算しなければならないわけだ。そんなわけで、今日はさっさと帰って眠ることに。あまり遅くまでい続けると金髪キャサリンに会ってまた浮気になってしまいそうだからだ。

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再び悪夢の中へ
 そして、家に帰ったヴィンセントはまたもや夢の中へ。なんだか今夜見る悪夢は大体想像が付くのだが、そのまさかだろうか。

 寝始めると部屋のブザーが鳴ったが、ヴィンセントはこれに気づかない、しかし、これはひょっとして……。

○ キャサリン 第四夜 審問法廷
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キャサリン 第二夜 罪人監獄

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
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○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第2夜
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二夜目

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迷える子羊どもは悪夢へと進む
 昨晩は遅くまでストレイシープで飲んでいたヴィンセントであるが、気が付けば夢の中へと入り込んでいた。残念ながらそれは楽しい夢でなく、昨晩見たことのある悪夢だったのだから、たまったもんではないという話である。

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罪人監獄
 今夜の悪夢は罪人監獄なる場所が舞台であった。監獄どころか落ちたら死ぬ場所なわけで、どのあたりがどう監獄なのか教えていただきたい。また、今回は新たなブロックが登場する。ひび割れたブロックがそれで、二回乗ると壊れてしまうのである。足場にする場合は乗る回数を考慮しなければならないというわけだ。

 ここでは2回死亡してからクリア。マクラの数だけリトライできるのでこの程度なら問題はないが、あまりやられすぎるのもまた問題である。

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羊だらけの踊り場
 さて、これで悪夢を脱出……かと思いきや、踊り場に出て羊に遭遇した。このネクタイをつけている羊はどうも、昨晩にアドバイスをくれた羊のようだ。どういうことになっているか事情を問うも、とにかく上に登るしかないことしか教えてもらえなかった。どうも、やはり落ちると死んでしまうようだ。

 この踊り場ではセーブをしたり羊と喋ることができる。場合によっては会話で選択肢が出現し、これによって謎のメーターが変動したり、羊を励ますことが可能となるわけだが、出来るならば励まして彼らも一緒に登りたいものだ。

 しかし、羊どもは疑心暗鬼になったり恐慌状態になっていたりで大変な面倒なことに。場合によっては他人に突き落とされたりしてしまうこの状況では、そうなるのもやむないか。とはいえ、中には話せる羊がいることも確かで、雑誌記者だという羊に登る技を教えてもらった。これはかなり有用な話なので、こうして踊り場で知識をつけてパズルに挑んでいけということなのだろう。

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謎の声に質問をされる
 一通り話を終えた後は告解室に入る。すると、悪夢の世界の管理者なる謎の声から話しかけられた。こやつが言うには皆近々死んでしまうそうで、とりあえずその前にそれぞれの命の価値を値踏みしているらしい。まったくもって悪趣味としか言いようがないのだが、なんとここに落としたのはまた別の人らしいのだから困った。そして、知人にヴィンセントのことを死ねばいいと思っている人がいるからこそ、こうして落とされたそうだが、一体どういうことなのやら。

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質問がなされる
 そして、命の価値を確かめるために一つの質問をされる。その内容は「結婚とは人生の始まり? 終わり?」という至って普通のものであった。

 そんなわけでこれに答えねばならないようだが、なんとも答えにくい質問である。物事の始まりと終わりは表裏一体というか、立ち位置によって見え方が違うのだろう。つまりどちらも同じわけだが、しかしあえて答えるとしたのならば、先に立つ「終わり」だろう。

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すごい無茶苦茶で金のかかってそうな仕掛け
 そう答えると、告解室ごと飛んで行って次のステージへ進むこととなった。えらい手が込んでおり趣味の悪い仕掛けだが、まったくこれを作った人はどういう神経をしているのだか……、ってこれは夢なのか。

 次のステージが始まる前に、他の羊(プレイヤー)達が質問にどう答えたかをグラフで見ることができる。Xbox Liveユーザーの初回答を記録したものだそうだが、これがなかなか他人の心境が見えて面白い。ちなみに「終わり」と選択したのはかなりの少数派であった。ウーム、そんなに希望を感じるプレイヤーばかりなのだろうか。

 そんなわけで続いての試練になるわけだが、今度は特殊アイテムが登場するようになった。ブロックを作れたりするものであったり、敵を消せる魔道書であるものがそれである。無論使わなくともクリアできるようだが、よくわからない場所は頼るべきであろう。また、道中に出るコインを拾うとスコアになり、踊り場で道具を買えたりもするようだ。

 他の羊が攻撃してきたりするのに悩まされつつ、三回ほど死亡してクリア。この程度では苦労の範疇には入らないだろう。

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再び踊り場へ
 再び踊り場に到達すると、またもやネクタイ羊に合流。なんでも彼が言うには、自分以外の羊もすべて人間だそうである。そして、ヴィンセントもまた他人からは羊に見えているそうな。ということは、途中で落ちて死んでいっている羊達は……。しかも、ここに来る理由にも心当たりはあるようだが、一体それは何なのだろうか? それに関しては、質問しても答えてくれなかった。

 そして、ここには相変わらず技を教えてくれる羊もいた。今回はリーゼントの本部長なる羊までもいたが、彼らもまた現実のどこかにいる人間なわけで、ここはなんとしても技を教えあって生き抜かねばならないと思わされる。

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二度目の質問
 二度目の告解室で聞かれた質問は、「選ぶなら、目立つ生き方?」というものであったが、これには迷わず目立たない生き方と回答。顕示欲は人並みにあるが、それがすごく目立って欲しいということはない。ちなみに、今回は過半数のほうには入れたが、日本人はやはりこういう傾向があるのだろう。

 ところで正体不明すぎるこの場であるが、今回は謎の声がヴィンセントの質問に答えてくれた。ここは巨大な聖堂で、8つの階層があるとのこと。要するにパズルステージがそれだけあるということなのだろうが、もしかしたら聖堂をすべて訪ねたら救われるなんてこともあり得るのだろうか?

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恐怖の追っ手
 そして、本日の最終ステージに到着。なんとここではフォークを持ったキャサリンと思わしき化け物が追ってくるのだった。「絶対ニ逃ガサナイカラ!」と歪んだ声を響かせながら殺そうとしてくるので、怖いのなんの。結婚を迫られている恐ろしさが具現化したような話であるが、こんなんじゃ本当に結婚は人生の墓場である。

 しかしステージ自体の難易度はあまり高くなく、ノーミスでクリアできた。これで罪人監獄を脱出し、朝に到着。死なずに一安心といったところである。

二日目 朝~夜

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最悪の展開に
 そんなわけで平穏な朝を迎えたヴィンセント……かと思いきや、なんと目が覚めたら隣には金髪の女性(CV:沢城みゆき)がいたのであった。お互い裸であり、これはどう考えても大変なことをしでかしてしまったらしい。

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飲み屋で会った女というパターン
 よくよく思い出してみると、確かに昨晩一緒に飲んだのであった。彼女は自由気ままにいるのが一番で、結婚なんかのしがらみは面倒くさいと思っているとのこと。これは今のヴィンセントの考えと一致しており、気持ちが揺れるのも無理はないのかもしれない。

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誘惑に負けて朝チュン顔面蒼白
 ましてや、彼女は自ら体を触らせるという強引な誘惑をしてくるわけで、酔っ払っている脳みそが麻痺した状態ではこれにコロッと負けてしまうのも無理はなく。

 そういえば、僕も似たような経験をしたことがある。まったく知らない女性というわけではないが、ほとんど親しくない(苗字しか知らない)ような女性から、飲み会で猛烈なアピールを受けたことがあった。徹夜明けなのに前後不覚寸前まで飲まされるし、店から出たら強引に手を握られるわで、危うくヴィンセントのように過ちを犯しそうになった。

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なんてこったい
 ともあれ酒が入っていると冷静な判断などできないわけで、こうしてとんでもないことをしてしまうのも致し方ないと言えよう。ヴィンセントはこうなったことを心中でものすごく後悔していたが、どうもこれはゲージ(今までの選択)の効果のようである。奔放な選択肢ばかり選んでいれば、むしろ喜ぶのかもしれない。

 ともあれ翻弄されっぱなしの彼であるが、彼女はヴィンセントが気に入ったからここに来たとまで言ってくれた。これには悪い気がしなかったようで、浮気心をしっかりとつかまれてしまったようだ。

 そのままペースを握られて、付き合っている人がいるとも言い出せず、彼女は歯医者の予約があるとそのまま帰って行ってしまった。一晩限りの過ちならばまだ良いが、このままではズルズル行ってしまいそうだ。

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SUSHIYAにて
 そして場面は昼間へ。友人であるオーランド(CV:平田広明)と回転寿司屋で昼食を取りつつ、今の状況についての相談をした。「バツイチ」であるオーランドの回答は実に簡単で、そんなにいい女ならさっさと乗り換えて、人生の墓場である結婚はやめろと言うのであった。

 しかし、そうあっさりと決めることができないヴィンセント。その上、隣の客が落ちると死ぬ夢の話までしており、またもや頭を抱えることになってしまった。

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仲良し4人組
 仕事後はストレイシープへ。ここではいつもジョニーやトビーも交えて楽しく飲んでいるようだ。また、ウェイトレスであるエリカ(CV:皆川純子)も昔馴染みの仲間だったようで(トビー以外が全員同級生だったようだ)、彼女が夢の話を持ち込んできた。言うまでもなくその話は例のヤツであり、しかもそれは女の恨みを買うと見てしまうとのこと。浮気をしてしまったヴィンセントは心当たりがありすぎて、ドキリ。

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どことなく不気味なマスター
 ちなみにこのバーのマスター(CV:若本規夫)も昔は遊び歩いていたそうで、そのせいかこんなサングラスをしているとかなんとか。類は友を呼ぶとかいう話なのだろうか。

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アドベンチャーパートでも出来ることが増えた
 そして、ここからバーにいる時は店内を自由に移動できるようになった。酒を飲んだり、隣の席にいるババアの双子に話を聞くことができる。この双子はグリム童話の『ラプンツェル』についての話をしてくれたが、なんだか悪夢の話に関係がある気がする。確証は得られないのだが、何か知っていそうだ。

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相手も思うところがあるらしい
 ブラブラ辺りを歩いて見ると、どこかで見たことのあるようなメガネとベストを身に着けたジャスティンという男が。もしかしたら技を教えてくれたあの羊かと思っていたところ、なんと自分が新聞記者であると言い出した。まさしくビンゴなわけだが、どうも二人とも悪夢の記憶がはっきりせず、断定できないようだ。まァ、夢で会ったなんてバカバカしい話、たとえ記憶があっても言い出しにくいだろう。

 こうなるとリーゼントの羊もここにいる可能性が出てくるわけだが、その姿は見えなかった。時間経過によって客の入れ替わりがあるので、見逃してしまったのだろうか。

 ところでこの雑誌記者の話によると、最近の変死事件は100年周期で似た事件が起こっているとのこと。更に妙な伝説があり、悪夢を無事生き残った男は何でも願いが叶うとのことである。通常であれば信じる気の起きない話だが、今の状況ではそのまさかがありえるのかもしれない。

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なんてメールを送ってくるんだと口は言うが
 そんな話をしていると、浮気相手の彼女からメールが。何事かと思いきや、挑発的な画像を送ってくるのだからなんともまァ。男心をわかっているというかなんというか、こうすると無碍にすることも悪く思えてしまう。にしても、一体どこで連絡先を知ったのだか。どうもその辺りを考えると怖い。

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ミニゲームと言いつつ内容はガチ
 バーでは他にも、『ラプンツェル』というミニゲームも遊べることができる。これはゲーム内容的に悪夢ステージとほとんど同じだが、手数が決まっており詰み将棋のようで難しいのなんの。一日で3クレジット分遊べるのだが、3ステージでゲームオーバーになってしまった。ちなみにこれ、クリアしたステージは翌日にも持ち越せるようである。

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困ったちゃんの登場
 しばらく飲み続け、仲間達が帰った後もまだ店に残っていると、なんとあの金髪の彼女が登場。いい加減になんとかしなくてはということで、昨晩の記憶がないことを話し、自分には彼女がいると話そうとした所、なんともうまい具合にはぐらかされた。その上、帰ろうとすると引き止められる有様だったが、用事があるといって強引に帰宅することに。これ以上問題を大きくしてはならないだろう。

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再び悪夢の中へ
 そうして家に帰り、再び飲み始めるヴィンセント。そのままどんどん眠くなり、気が付けばベッドで横になってしまった。こうなると、行く場所はただ一つである。そう、再びあの恐ろしい悪夢に囚われるしかないのだ。

○ キャサリン 第三夜 拷問刑場
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1022.html
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キャサリン 第一夜 悪夢からの招待

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諸注意

 いよいよ『キャサリン』も発売された為これからプレイ記録をこれから記していくわけだが、事前に告知した通り、今回はパイの実さんという方と同時進行していく。そのため、そちらも併せて見ると楽しみが増すと思われる。

 企画について事前の記事を読まれていない方も各記事を参照されたし。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1018.html

○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第1夜
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-27.html

 さて、これから記録を開始していくが、内容には言うまでも無くシナリオのネタバレが多分に含まれている。後になって遊ぶことを考えている場合、間違いなく今すぐ帰るべきだろう。注意はしたので以下は覚悟を持って読んでいただきたい。

一夜目

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タイトル画面
 序盤は体験版と被っている部分が多いので、スクリーンショットは流用している場合がある。そのため画面上には多少の矛盾が出ているかもしれないが、気にしないでもらいたい。

 まずは本編ともいえる、ゴールデンシアターモードをプレイしていく。別のモードではひたすらにパズル要素をプレイすることもできるようだが、何はともあれここから見ていかねばならないだろう。難易度は三段階用意されているうちのNormalを選択。これは途中でも変更できるようなので、まァ問題があれば適宜変更すればいいだろう。

 人口音声のナレーションに導かれながら、いよいよゲーム本編へ。

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どこかで見たことのありすぎるもの
 まずは体験版でも見たゴールデン遊戯劇場のムービーが流れる。ルパンっぽい人だとか貞子っぽい人が次々と現れる。思わず笑いつつ、いいのかこれはとムダな心配をしてしまった。

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ミッドナイト・ヴィーナスの初登場
 果たして今夜に見られるものは何かと思っているところで、ミッドナイト・ヴィーナスこと石田ルウなる人物が登場。彼女がこの異色の恋愛ホラー作品『キャサリン』におけるストーリーテラーとなってくれるようだ。つまり、作中番組風の演出になっているということなのだろう。

 体験版をプレイしたことのある人には既に知っていることだが、この作品は主人公が二人のキャサリンどちらを選ぶか決めていくというものである。そして、その選択はプレイヤー次第。果たしてどんな運命が待ち受けているのやら。

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ヴィンセントの登場
 その主人公がこのヴィンセント(CV:山寺宏一)である。普段はSEのような仕事をしている彼だが、気が付けばパンツ一丁で枕を抱えつつ不思議な空間に足を踏み入れていた。

 一体ここがどこなのか迷っていると、上のほうから「とにかく登って来い!」と声をかけられていた。下を見ると、どんどん足場が崩れ去っている。どうやら何も考えずに登らなければ、えらい目に遭うようだ。

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上へと登れ!
 そんなわけでパズルパートの開始である。この場面では足場でもあり邪魔でもあるブロックを押したり引いたりしながら、上へと登っていかねばならない。また、ブロックは辺と辺がくっつくと空中でも固定されるので、それをうまく利用していく必要がある。

 このパズルはアクション性も強いが、やたらめったらにやっていてクリアできるわけではない。あくまで論理的に解法を考えねば、逃れることはできないのだ。その上、残機数も設定されているため慎重に進むことも必要となってくる。もっとも、一番最初ということでこれはかなり簡単だった為、あっさりとクリアすることができた。

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目覚めたヴィンセント
 悪夢のような迷宮を脱出したが、気が付けばそこは自室であった。文字通り、今まで見ていたのは悪夢だったのである。

 もっとも、やたらと現実味のある夢で、ヴィンセントは思わず漏らしてしまったのかとベッドのあたりを確認していたほど。結局そのまま仕事の呼び出し電話を受けて出勤したわけだが、この日から彼の悪夢の一週間が始まったのであった。

一日目 昼~夜

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メガネのキャサリン
 続いて舞台は昼間へと移る。ヴィンセントは恋人である眼鏡のキャサリン(CV:三石琴乃)と会う約束をしていたので、喫茶店でこうして向かい合うことに。

 日中ではこうしてアニメパートが挟まれる。また、アニメと3DCGによるムービーの2つで構成されているが、比率的には後者のほうが圧倒的に高いか。

 ところで彼女と何を話したかと言えば、ヴィンセントが新しく始めた仕事についてだとか、殺されかける夢を見ただのという他愛のない話であった。もっとも、キャサリンは殺す夢なら見たなどと言い出すので、どことなく恐ろしい気がするのだが……。

 しかし重大な本題も用意されていた。それは、キャサリンが「親からいい加減身を固めろ」と言われているとのことである。彼女はその後、まだ気楽なほうがいいと付け加えたのだが、しかしこれはあからさまにヴィンセントへの結婚を迫っているということだろう。彼はそれに気づかない、もしくは気づかないフリをして、自由なままがいいと言ってしまい、それに対して彼女は不服な様子。そろそろヴィンセントも年貢の納め時となりそうだ。

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まさかこの衰弱死というのは……
 そして場面は夜に。ヴィンセントはよく通うバー「ストレイシープ」で仲間と一緒に飲んでいたわけだが、そこにあったテレビで物騒な報道がなされていた。

 なんと、成人男性が謎の衰弱死を遂げているというものだ。どう考えてもまともな手段で殺されたものではなく、ましてや彼らの傾向としては朝になったら死んでいるというものがあるのだ。もしかして、彼らもまた同じような悪夢を見て、夢の中で死んでしまったのでは……と嫌な予感がしてしまう。

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つれない仲間達
 もっとも、飲み仲間はそんなことを一切気にしていない。ヴィンセントが怖い夢を見てチビっただとか、キャサリンに結婚を迫られたというような話をしても真剣に取り合ってくれるというわけでもないようだ。

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左がトビーで右がジョニー
 そんな愉快な飲み仲間は、年下であるトビー(CV:谷山紀章)と、長年付き合っている親友のジョニー(CV:子安武人)である。

 二人はどうもまともに考えてくれないようだが、考えてみれば確かに鼻で笑うような話だろう。夢の話なぞ真剣に聞いてくれるわけがないし、結婚も長年付き合ってきた結末を考えれば妥当なもの。むしろ、両方で悩んでいるヴィンセントがおかしいのかもしれない。

 とはいえ、ジョニーは思い出したように恐ろしい話をしてくれた。なんと昔同級生だったポールが例の怪死を遂げてしまったというのだ。やはりニュースの中の話だけでなく、身近に迫る恐怖だったのである。

 そんなわけで更に不安になるヴィンセントであるが、トビーとジョニーは翌朝の仕事のため一足先に帰ってしまった。それなら致し方ないわけだが、しかしまだ胸中に不安が残るヴィンセントは一人飲み続けることに。朝から晩まで嫌なことばかりで、こうして酒でも飲まなければやってられないだろう。

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メールシステムの登場
 そこにキャサリンから一通のメールが。内容は、昼間のことについてであった。やはり結婚を迫っている内容であり、まさしく悩みを助長するような話だろう。

 そして、このメールは返信することが可能で、更にある程度の文章から選択して文面を作ることが可能である。平たく言えば、無碍にするか真剣に返信するかが選べるようなもので、この選択によってもまた何かが変化していくようだ。

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わかりやすい謎のメーター
 そして、変化はこの謎のメーターによって表示される。謎とは言うが、おそらく青側に傾いた場合が眼鏡キャサリン寄りの選択をした時になるのだろう。

 言うまでも無くこの加減によってルートが変更するわけだが、とりあえずは眼鏡キャサリン寄りでプレイしていくつもりである。理由は簡単で、今まで付き合ってきた人をいきなり見捨てるのは忍びないからだ。結婚を考えていないとはいえ、今日からあからさまにひどい態度をとってはならんだろう。ちなみに、言うまでもなく僕は、DQ5でビアンカしか選べないタイプである。

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唐突な電話
 とにかくご機嫌取りをしていると、彼女から電話がかかってきた。なんでも今日友達と会うために夕方で切り上げたことを謝るためだそうだが、一々こんなことを説明してくれなくても良いというのに。わざわざ親身なメールを送ったお陰か、あるいは何かあるのか。ちと気になるところである。

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謎の女性が……
 その後も結婚について悩みながら酒を飲むヴィンセント。仕事を変えたばかりで苦労はかけたくないし、何より覚悟が決まっていないと困るものであろう。

 そんな風に悩んでいると、突如謎の女性が相席を申し出てきた。特に断ることをしなかったヴィンセントであるが、これが後にとんでもないことを引き起こすとは知る由もなかった。

○ キャサリン 第二夜 罪人監獄
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1021.html
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『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で

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特殊なプレイ記録

 2011年2月17日にインデックスから発売される『キャサリン』という作品のプレイ記録をつける予定である。これに関しては言うまでもなく予想できていた読者の方もいるだろうが、今回は少し趣を変えた形態を取ろうと考えている。

 一体どういうことかと言うと、今回はよそのサイトとプレイ記録を同時に公開するつもりなのである。その相方となる人は、「パイの実ブログ(仮)」というサイトを運営しているパイの実さん。今回は二人で話した結果、こうしてプレイ記録の同時公開という企画を行うこととなった。

○ パイの実ブログ(仮)
http://painomisan.blog91.fc2.com/

○ 『キャサリン』プレイ日記開始のお知らせ
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-25.html

pai_bigger.jpg さて、まず企画内容を説明する前に、パイの実さんについて説明しなければならない。僕の知る彼女を箇条書きで記すと以下のようになる。

○ ゾンビが好き
○ ゲームが好き
○ 映画も好き
○ 名の通り、ロッテの「パイの実」が好き

 ……何ら説明になっていないが、要素ではこう書くしかあるまい。パイの実さんは生粋のゾンビ好きで、動く屍の登場する映画やゲームを追い求めているとのこと。それ故に、Xbox360という辺境の地へと辿り着いたようだ。

 ここで読者は疑問を抱くだろう。なぜわざわざプレイ記録を同時に公開する必要があるのか? と。あるいは、知人同士の仲良しごっこであり適当な企画なのではないか? と。その懸念は理解できる。

 では、はたしてこの企画の意図が何なのかといえば、それはSSDMという偏屈な男プレイヤーと、パイの実さんという女プレイヤーの心理的な差異を見せるためである。そのためには、この『キャサリン』という作品が実にもってこいであった。

 『キャサリン』というゲームは、体験版の記事を読んでもらえれば理解していただけるだろうが、主人公の男であるヴィンセントが、付き合いの長いメガネのキャサリンか若い金髪のキャサリンを選ぶゲームなのである。現実的な考えを持っている人を選ぶのか、あるいは欲望のままにとにかく好みの女を選ぶのか。その選択の違いは、人間の性格的な違いや性差によって現れるのだろう。そして、その選択によって物語が変化するようなのである。

○ キャサリン 体験版
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1007.html

 果たして、このゲームにおいて、SSDMとパイの実さんが一体どのような思考をし選択を取るのか、違いを見てもらうのが今回の目的である。無論、台本ありきでやる話ではないので、場合によってはまったく同じような考え方が展開されるかもしれない。それはそれで、人格の差や環境の違いがある人間同士が通じ合える部分が存在しているとして、見るべきものになるのではないだろうかという魂胆だ。

 あまり例を見ない性質のものと思われるが、読者が楽しめるものになれば幸いである。

よければ宜しく

 実はこの企画、パイの実さんから持ち込まれた話なのであった。個人的には何も考えず例の如く適当にプレイ記録をつけようと考えていたのだが、そこへ転がり込んできた妙な話。なかなか面白そうなので、挑戦してみることとなった。

 基本的にプレイ記録などというものは積極的に比較して見るものではない。無論、多くのプレイヤーが記録をつけたものを見ていると、結果的に差異が見られ面白いことは確かなのだが、これを足並み揃えてまですることは稀なのではないか。

 ビデオゲームで面白いことの中の一つに、プレイヤーそれぞれの感想が違うことが挙げられる。多くの人はレビューや客観的視点から妥当な部分を探し出そうとするが、しかし体験の差異というのも、できれば見るべき点なのではないだろうか。企画の話を聞いて、そんなことを考えさせられた。

 何にせよ手探り状態での企画なので、不備や未熟な部分があるかもしれない。それでも良ければ見ていただきたいと考えている。

○ キャサリン 第一夜 悪夢からの招待
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1020.html
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ゲームの定義から見るクソゲー

ゲームとしての要素からゲームを見る

 世に跳梁跋扈する駄作ゲームたち。時には人を傷つけ、場合によってはそれが笑われて人々に喜びを与えたり、あるいは人の目につくことなくワゴンという墓場で眠り続けている。

 そんなどうしようもない作品郡は、何がどうしてダメなのか。今回はそれを考えてみることにする。

 さて、如何に駄作が駄作である理由を追うかであるが、今回は「ゲームの定義を考え、そこから外れているものがダメだ」ということにする。ゲームというものがどのような性質を持っているか考え、そしてそこから外れている作品が駄作、あるいはクソゲーということにすれば、これは素直にわかりやすいだろう。例えてみれば、何らかの検品のようなもので、いくつかあるチェックをこなせていれば良し、こなせていなければダメというものである。そして、その確認する部分をゲームの定義とするのである。

 もっとも、これには落とし穴もある。規定さえこなしていれば問題がないというのは、定義そのものが間違っていた場合に破綻してしまうだろう。無論、前提には細心の注意を払って書いていくのだが、これに関しては明確な正解がないために違った部分に足を突っ込む可能性が十分にありうる。そのため、読み手にも同じ注意をしてもらいたい。また、クソゲーという言葉は定義が曖昧すぎるため、必ずしも納得がいくという話にはならない可能性は十二分にあることも念頭に置いていただきたい。

クソゲー四大要素

 まずゲームの定義だが、大きくわけで4つに分類されると思われる。まず、隔離された場があるということ。続いて、公正な規則・秩序(ルール)があるということ。そして、目的があるということ。最後に、緊張・不確実性があるということである。

 それぞれに対する説明は各項目において説明していくが、おおよそこんな所であろう。あとは、楽しみのために行われるという要素も付け加えたかったが、それを入れると例えば教材用のゲームソフトは間違いなく駄作になってしまうが、それはクソゲーなのではなくジャンルが違うだけである。よって、今回は妥当と思われる部分だけを見ることにした。

1.隔離された場がある
 ゲームであろうと競技であろうとも、これらが行われる際は日常の延長上に配置されるわけではない。

 例えば、単なる棒が二本だけ落ちていても遊びにはならないが、それを二人が手にとってチャンバラをし始めればそこが戦いの場となるのである。おままごとで砂場を自宅と見立てるように、スポーツにスタジアムが用意されるように、ゲームにはその世界があって当然なのだ。

 ビデオゲームにおける隔離された場というのは、まさに見た目・音響で作られたモニタの中にある世界であろう。同時に、コントローラーによる操作をもって、プレイヤーを現実から引き離すことを行っている。平たく言ってしまえば、雰囲気作りだろう。

 これを破るゲームというと、それらの要素がないか極端に弱いかである。これは確かに駄作における一つの要素とはいえそうだ。音楽が一切ない作品は味気ないし、効果音のないゲームというのも苦痛が伴う可能性が高い。何より見た目というのは重要で、ひどければひどいほど駄作であるというのがわかりやすい。

 逆に良いパターンで考えると、現実と見間違うような3Dグラフィックがある作品や、有名イラストレーターがデザインを担当した作品は良いものになりやすいだろう。しかし、音楽や見た目だけいい作品というのはゲームである意味合いが薄いため、これが必須条件というわけでもないのだろう。

2.公正な規則・秩序(ルール)がある
 ゲームにはルールが必要である。白と黒の石があったとしても何にもならないが、そこにルールを加えることによって囲碁となるわけだ。

 これをビデオゲームで考えると、RPGであればどうすれば戦闘に勝利できるのか、あるいはキャラクターが強くなるのかといった所だろうか。また、アクションであればいかにこなせばクリアとなるかなどがルールであろう。対戦ゲームであれば、駆け引き要素もここに含まれる。

 同時に、ルールは強引すぎてはならない。明確で、遵守したくなるものでなければならない理由は簡単で、例えば、Aボタンを押したらジャンプしたりしなかったりするアクションゲームはプレイヤーを混乱させることにしかならないだろうし、クリア条件がわかりにくかったり、難易度やバランスが無茶苦茶である場合はプレイヤーがその話に乗ることができないわけだ。

 クソゲーで考えてみると、確かにルールが弱い・不明瞭な作品というは良くあるだろう。当たり判定がクソでかい上に敵も固くて難しいシューティングゲームであるとか、バランスが崩れきっているアクションはクソゲーの代名詞である。また、対戦ゲームではルール調整が間違っていると、すぐに対戦が成り立たなくなるために公正な秩序が必要となってくるわけだ。そして、バグによってルールの秩序が破壊されるのも大きな問題だろう。

3.目的がある
 これは2に付随する要素だが、ゲームには目的が無いと困る。対戦ゲームであれば勝敗を決めなければならないし、ひとり用のゲームであったとしても、終えることや記録の更新が目的とならねばならない。

 無論、玩具のように自由な要素だけ置いておいてもかまわないが、その場合は自主的に目的を作りやすくすべきである。単なる白い紙は、哲学や音楽、あるいは数学だけでなく文学をも産み出す土壌であり確かに有用だが、それは白紙そのものの手柄とはいえず、むしろ書き手が素晴らしいということになるだろう。ゲームとしてもまた同じく、あまりに自由すぎると素晴らしいかどうかは使い手次第になってしまう。つまり、目的まで配置されてはじめてゲームなのだ。

 同時に、その目的は魅力的でなければいけない。ハイスコアを目指すシューティングゲームであればそれを皆がやっていて点数を叩き出すことが栄誉にならねば楽しみづらいだろうし、RPGやアクションであればクリアすること自体に価値(ストーリーを見られるとか、達成感があるだとか)が無くてはならない。とにかくプレイすることに、楽しいと思わせる目的がなくてはならないのだ。

 言うまでもなく、目的がショボいビデオゲームはたくさんあるだろう。シナリオが恐ろしくつまらない長編RPGなど拷問の如しである。あるいは、じゃんけんのような単純なものは小学生でも勝って嬉しくはならず、賭けるものや付随する何かが無ければまずしないだろう。それを延々とやらされるだけになると、クソゲーといえるものになる可能性が出てくる。

4.緊張・不確実性がある
 更にビデオゲームに必要なのは緊張と不確実性である。詳しく言えば、常にクリアできるようなものは楽しくないということだ。当たり前の話だろう。

 アクションゲームでは腕によってクリアできるか否かが違ってくるし、修練によってクリアの確実性を上げていく遊びである。そうやって緊張と不確実性を乗り越えることによって楽しくなるのである。

 また、多くのゲームに大なり小なり存在するランダム性も緊張や不確実性を生む。それこそ公正な籤引きなどは100%運になるが、これは確実に当たりを引けないから緊張をするのだろう。当然、あまりにも運ばかりに任されるとどうせ運次第なのだと緊張を失ってしまう為、このさじ加減も重要である。

 この手の要素を一切無視しているゲームはこれまたクソゲーである可能性が非常に高い。運で進行する度合いが高いゲームというと、ファミコン版の『ボコスカウォーズ』を思い出すが、なるほどダメだと言われることはわからなくもない。また、パーティーゲームにおいては「運ゲー」と呼ばれる実力の一切関係ない要素があり、これはプレイヤーによっては蛇蝎の如く嫌われるし、その気持ちは痛いほどわかる。もっとも、効果的に使えば「Catan」のようにランダム性も緊張を生む良いスパイスになる。

大雑把すぎるまとめ

 以上の要素を端的にまとめると、以下のようなものになる。

○ 雰囲気が悪い
○ ルールが滅茶苦茶
○ 目指したくなる目的がない
○ 緊張しない

 こうして一まとめにするとかなりアッサリとしすぎたものになるが、確かに駄作の要素は十分に揃っているだろう。雰囲気が悪く、ルールも狂っていて、ウンコな目標しかなく、挙句に緊張しないゲームなど誰もやりたくないという話である。

 ところで、この要素を見ていて一つ思い浮かべた作品があった。それは、この駄作要素すべてを兼ね揃えているであろう『Block Fight!』のことだ。

○ Xbox360 IndieGamesで石を拾う 02 【Block Fight!!】
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-767.html

 360インディーズゲームで配信されているこの作品だが、画面は真っ白で音楽も効果音もなく雰囲気もクソもないし、ルールは訳がわからないし(そもそもあるのか?)、目的など皆無だし、緊張どころか暇すぎてゲロを吐きたくなるような有様である。まさに駄作の優等生という感じで、間違いなくクソゲーだと言える。

 他にも色々なウンコゲーを思い浮かべてみると、確かにどれも欠けていたりいるように思える。少し気にかかるのは、定義が抽象的すぎる点かもしれない。どうも当てはめて考えようとすれば強引に出来なくもないわけで、このあたりもう少し煮詰めたほうがいいだろう。

 余談になるが、この考えを換言すれば、これらの要素のどれかでもいいから突出して長所にすることによって面白い作品になるのではないだろうか。雰囲気作りだけがうまい作品だとか、ルールだけが素晴らしいものだとか、ついついやりたくなる目的がある作品とか、遊ぶとドキドキするような作品。良作の傾向としてどれもあり得る話だ。

 「ビデオゲームが面白いか否かを見るにはどういう要素で構成されているかを見る」というのは、あながち間違っていないのかもしれない。この記事ではまだまだやり口が甘すぎるのだが、うまくやれば良ゲー(クソゲー)のガイドラインなんてものも作れるのかもしれない。
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Left 4 Dead 35

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今週のミューテーションモード

 期待することが間違っているとは重々承知しているものの、こうして記録をつけている以上はきちんと見なければ気が済まないミューテーションモードルール変更のお時間である。今回もまた、コミュニティメイドのルールとのこと。

 今週のルールは「Death’s Door」。キャンペーンモードを基調にし、ダウンシステムをなくしたものである。通常はHPが0になるとダウン状態になるのだが、このルールではそれがない(つまり即死する)。また、回復アイテムにおいてはファーストエイドキットがピルになる。つまり、最初に持っている固定HPをいかにうまく保たせるかという考えを持たねばならない。

まともではある

 ダウン状態がなくなり、ピル体力(時間で減っていくもの)でしか回復できないとなると、今まで以上にHP管理が重要となってくる。最初は慎重に進むべきだし、体力がなくなってきたら今度は走らねばならないだろう。

 その面を見れば確かに通常プレイとの緩急差をつけることには成功しているだろう。先週の「Nightmare」なんて訳のわからないルールに比べれば、十分に意図が理解できるものである。

 問題は、これが何らかの楽しみを産んでいるかどうかである。確かに普通とは違うルールだが、しかしこれがゲームに大きく影響を与えるのかと言われれば、それは間違いなく違う。

 なぜなら、死亡してもAEDやセーフルームにおける復活は存在しているので、体力を取り戻す方法はいくらでも存在しているからだ。こうなると回復手段が限られているとは言えず、結局のところ詰めが甘くルールにおけるきちんとした意味は持てていない。セーフルームに辿り着けたりAEDがあるなら体力の少ない味方を殺せば回復できるのだから、まったく無意味だ。再三言うが、何も考えていないビチグソルールよりかはマシであるという程度だろう。

 まだ常に減り続ける体力でゲームが進行するなら緊張感があったかもしれないが、それはかなり昔にやった残念なものである。それを考えると、既存のルールや限られた変更手段における細い道を歩んだ結果のルールがこれなのかもしれないが、それならそれで今後のミューテーションには何ら希望が持てないということにもなるわけだ。
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正しいレビューという幻想

よくある話によくある話題

 街中でふと既視感に襲われることがある。体験したことがないはずなのにどこか記憶に残っているような、そんなことは誰にでもあることだろう。

 先日も、街中で素敵な女性を見た際に既視感を覚えた。あの人は知らないはずだが、どこかで会ったことがあるような、しかし名前も何時頃会ったのかも思い出せない。もしかしたらどこかの芸能人かアイドルか、もしくは単なる脳みその混乱であろう。

 などと考えながら先へと進もうとすると、なんとその女性に声をかけられた。ひどく驚いたのだが、どうも話を聞いてみると昔会ったことがある知人らしい。実はデジャビュでなく、本当の記憶だったのだ。僕はさっぱり思い出せなかったので適当に話を会わせて乗り切ったのだが、いやはや我ながら自分の脳みそに不安を感じてしまう。

 そんな脳みそポンコツ野郎がネットを見ていると、これまた見たことがあるような記事を発見した。しかしこれもまた既視感などではなく、単純に忘れていただけであった。それが、Game*Sparkに掲載されていた以下の記事である。

○ 「レビュアーもレビューされるべき」ゲーム開発者が提言 - Game*Spark
http://gs.inside-games.jp/news/266/26643.html

 一口に言えば定期的に出る話題なのだが、ゲームレビュアーに不誠実な人間がいるので彼らもまたレビューされるべきであるという意見だ。これはどこでも良く言われることだろう。

 もっとも、この行為が実現されることはまずないはずである。なぜならば、レビュアーに対するレビューを実行すると、レビュアーに対するレビュアーのレビューも必要になり、更に、レビュアーに対するレビュアーのレビュアーにおけるレビューが必要……と堂々巡りになってしまうからだ。

 結局、レビュアーのレビューを配置することによって、不誠実なレビューがなくなることはないだろう。この問題の具体的な病床は、レビューの情報が妥当か否か見極めにくいという点だからだ。

 そもそも、一番最初のレビュアーが妥当であることがわかれば、レビュアーに対するレビューなんて不要であるはずである。問題は情報の真偽や妥当性の確立であり、それは更にレビューをつけることによって解決する性質のものではない。

 そんなわけで、第一次レビュアーがきちんと書くことが出来れば良いという話になりがちなのだが、しかしそれは難しい。それどころか、僕としてはやはり読者側の意識問題ではないかと考えてしまうのだ。

既にあるレビューの限界

 言うまでもなく、無茶苦茶なレビューやそもそもゲームを遊んでいるのか疑わしいものというのは論外である。例を挙げれば、論理的に書かれていないものや、曖昧な印象で語られているものがまずい。いや、もっと正確に言うのであれば、それを“真に受けるのがまずい”のである。

 これは個人的な印象でしかないが、日本のネット上では「FF13は駄作」とよく語られているし、それを真に受けている人は多い。しかし、どう見てもあそこまできちんと作られたJRPGは滅多にないわけで、とてもクソとは口が裂けてもいえないのである。だというのに、FF13はダメなゲームだという印象を持っている人は多い。

 ただし、つまらないという意見は完全には間違っていなくて、重要な部分である物語は盛り上がらなくて痛いという事実もあるのだ。しかし、話自体は投げやりで作ったわけでなくきちんと考えて練られているわけで、これを単にダメだと評するのもまた、論外であろう。つまり、つまらないにしても何がどうダメなのかという見極めがきちんと出来るかどうかが問題なわけである。

 要は、「駄作だという噂があるから危険かもしれない」と意識を持つこと自体は何ら問題はないが、「噂があるからじゃあ駄作だ」と思い込むことが危険なのだ。そうなってしまうから、そもそも信憑性のない話やどうしようもないゲロをかけたクソ未満のレビューが信用されることとなってしまう。やはり、読者が真に受けなければ問題はないのではないか。

 とはいえ、それを言うなら、そもそも全てのレビュアーが真剣に隔たりなく書くことをすればいい話である。だがしかし、これは難関すぎる話でもあるのだ。

 まず、ネットの適当な風評は完全にアテにならないのは言うまでもあるまい。すべての人間がどんな経歴やゲームの遊び方をしたかを把握することは不可能であるし、そもそも素性を知ることすら適わない。どう転んでもアテにならないわけだ。これには無論僕も含まれるわけで、稀に読者の方からお褒めの言葉をもらうのだが、基本的にはどうしようもないクズであることを念頭に置いていただきたい。

 続いて、雑誌社などの企業系レビュアーにおいても、不安は残る。彼らはゲーム開発会社と必ず繋がりがあるわけで、レビューにおいて書けない部分や書かなくてはならない部分、あるいはそもそも書くことの方向性が固定されることだってあるわけだろう。その上、どのように書くかは書き手次第としか言えまい。

 あるいは、メタクリティックのように、レビュー点数の平均値を取るようなサイトであれば、評価が妥当かどうかということはわかる。しかし、それはあくまでも平均的な話でしかないのが問題である。平均は母数が多くあって慣らしがされるからこそ、信頼に値するのだ。こうなると、そもそも見ている母数が少ない作品は正当な評価を受けるとは言いにくいだろうし、評価が極端な作品は曖昧な形になってしまう。

 また、極々少数のニッチにしかウケない作品は、どの場においてもあまり日の目を見ることがない。「メタスコアが1点だったからダメなゲームだろうな」と思い込んでしまうことは「噂でクソゲーだったからダメなんだろうな」と思い込むことと大差はないだろう。結局はプレイヤーの資質や趣味によってゲームが楽しいか否か決まるわけで、きちんとそこを掘らなければわからないのである。それこそ、低評価なゲームに最高の作品があるのかもしれないだろう。

 どこを見ても、一面としては正しいにしても完璧に妥当だというものはない。つまり、本当に正しいレビューというのは幻想でしかない。そして、それがあると信じ込もうとするから、レビューが正当ではないなんていう意見が出てきてしまうのではないだろうか。

最後に無茶苦茶を言ってしまう

 こうなってしまうと、やはり読者が騙されないように読むということが現実的であることにしか思えない。どれも穴があることは間違いないわけで、見極める力というのは必要だ。そして、下らないレビューに対し読者から軽蔑の視線を送ることによって、それを排除する自浄効果を狙えるのではないか。

 ……と書いたのはいいが、これはこれで夢物語でしかないのが笑える。

 これまた個人的な感性の話でしかないのだが、本当にゲームレビューを真っ当に読んでる人がたくさんいるかどうかという話である。僕もヘタクソで小規模なりにきちんと書こうとしているものの、訳のわからなかったり文脈を無視した文句をいただくことがあるため、そもそも読まれているのか不安になる(これがまずメールだけで貰うから弱る)。

 だいたい、ゲームの品定めをしようとした場合、人々はどうするのか? おそらく、メーカーやシリーズのブランドで購入を決めるとか、Mk2とか2chとかファミ通だとかの知っている場所で適当に話を聞いて、なんとなく面白そうだったら買うという人が大半なのではないか。娯楽に対して真面目な態度を取る人なんて、それこそ少数派なのではないか。

 だからこそ、強引なレビューや無茶苦茶なレビューは存在するのではないか。もしクソレビューが鼻で笑われて相手にされないのであったら、そんなものは淘汰されるはずだ。結局のところ、読む側が真剣に見極めをしなければ、飛ばし記事や提灯記事を書く人もいなくなりませんよ、という至極当たり前の話になるのではなかろうか。
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LIMBO レビュー

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LIMBO

 『LIMBO』はXboxLiveArcadeで2010年7月21日に配信された、物理演算を利用したアクションパズルゲーム。開発は、PLAYDEADというデンマークのスタジオとのこと。値段は1200MSP。

 主人公である少年は、妹を探すためにlimbo(地獄の辺土)に足を踏み入れる。ジャンプアクションやパズル的な謎解きで、様々な罠や殺意を持った敵を退け妹を発見するのがゲームの目的である。

 この作品はGame Developers Choice Awardsで10部門中7部門選出されるというかなりの高評価を得た作品である。点数評価もレビューも好評が多く、特に海外でかなりの人気を誇った。筆者は昨年末の値下げセールの際に800MSPで購入し遊んだので、今更ながらこうして感想を書くこととなった。

 ゲーム詳細については、だいぶ過去に書いた記事であるが当時体験版を遊んだ際の記録を参照されたし。

○ LIMBO 体験版
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-821.html

とりあえずわかるところ

 前述のように、『LIMBO』は言うまでもなく素晴らしい評価を得たゲームなのであるが、今回のレビューは筆者が「そう感じなかった」ということを記すのが目的である。もっとも、この作品やその作者を誹謗中傷しようという質のものではなく、ゲームプレイヤーとして能力が足りなかったというべき視点から、ゲーム内容がよく理解できなかったという書き方をしたいと考えている。

 さて、この作品は周知の事実と言ってもいいほど良く出来た作品であり、そこは僕も積極的に認めたい。

 まず、ジャンプアクションにパズル要素を加えたゲームの構造としては素晴らしい。序盤のチュートリアル的な内容から次第に内容が膨らんでいき、やり応えも増してくる。そして、内容的にも緩急がついており、最初は単なるトゲや罠だが、大きな蜘蛛やら水攻めやら機械仕掛けの殺人道具など、次第に手が込んできて飽きさせない。どこへ行っても適度にやり応えがあり、リトライも容易で嫌な気分にさせられることもない。

 ただし、アクションパズルとして非常に素晴らしいかと言えばそうでもない。これはほとんど同じジャンルである『Braid』に近く、あくまでもそこで展開される光景や限られた世界が美しいのだ。ゲーム部分はリプレイ性もなく、隠し要素はあるがこれといって特別なものではなく、はっきり添え物だと言い切ってもいい。

 そんなわけで中でも特に素晴らしいのが、ゲームに蔓延する雰囲気だ。音楽はほとんどが環境音のみで、グラフィックもモノトーンで表現されたものだけなのだが、これが抜群な効果を挙げている。世界は白と黒、要は光と闇のみで構成されており、害をなす悪魔のような敵が登場する点や、主人公が凄惨な死に方をすることも相まって、不安に満ち溢れているのに目を奪われるという矛盾した世界が構築されている。

 とにかくこの芸術的な世界に引き込まれるのが『LIMBO』のウリであろう。悲惨で狂気に満ちていて、しかしどことなく光明がありそうなこの場所に、ついつい足を踏み入れたくなるのだ。

「わからない」と言うレビュー

 とりあえずそこまではわかるのだが、しかし決定的に理解できない点がある。それは、この作品が具体的にどういう物語を持っているかというところだ。

 少年は妹を探しにlimboへと足を踏み入れるのだが、その理由も背景も特に描写されることはない。劇中に登場する文字はせいぜい「HOTEL」くらいのもので、あとは何も語られないのだ。では、プレイヤーは一体どうやって状況を把握するのかと言えば、示唆に富んでいる状況や設定から考えるしかないのである。

 この作品の題が『LIMBO』であるように、少年がいる場所というのは、洗礼を受けなかった幼児達が集う地獄の辺土なのだ。ということは、そこから意味合いを読み取り物語を想像することが必要となる。そして、もしそれができなければ、何が何やらとなってしまうわけである。

 おそらく理解できなかった人でも、どことなく存在している不安感や、仕掛けに用いられる船などの物や敵といった存在が何らかの意味を持つということはわかるだろうが、決定的にプレイヤーが何をどうした・どうするかはわからない。この作品はエンディングも実に簡素なもので、決定的な場面というのもない。つまり、その背景を知って想像しなければ何ら伝わることはないのだ。

 無論、この作品においては「こういう解釈が正しい!」という確固たるシナリオがあるわけではないのだが、それでも理解度が低いと訳がわからず、先へと進むことへの意欲を欠いてしまう。ゲーム的には良く出来ていることに違いないものの、あくまで場の雰囲気が最大の魅力であり、それでプレイヤーにコントローラーを握らせるための意欲を掻き立てているわけだ。

 しかし、そこへの理解が失われた瞬間、『LIMBO』は「腑に落ちない良く出来た凡作パズルゲーム」へと変化してしまうのである。よくわからず興味を失われるということになってしまえば、もはやプレイヤーをモニタの前に座らせることは難しくなるだろう。僕は、まさにこの状況に陥ってしまった愚かなゲームプレイヤーだったのだ。

あやふや

 これは作品やプレイヤーの良し悪しではなく、ゲームの性質であるのだろう。例えば、これにある程度台詞なり語りを入れて話をわかりやすくすることは可能であろうが、おそらく野暮になってしまう可能性もあるはずだ。

 しかし、やはり海外産のゲームを遊ぶ上において、このプレイヤーの知識だとか想像力の有無というのは大きい。『LIMBO』はメニュー画面や実績などはローカライズされているが、しかしそもそもlimboという単語を知っている日本人は多くないであろうし、どういう状況から作り出されたのかもわかりにくい。故によくわからないという状態に陥るのも致し方ない面もあるのではないか。

 わからなければ調べれば済む話なのだが、しかしビデオゲームは娯楽である。必ずしも調べる人は多くなく、ましてやきちんと情報をまとめる人も目立つわけではない。こうなると、訳がわからなかったということで終わりになるプレイヤーも出てきてしまうのではないか。

 何もゲームが全てわかりやすくあるべきなどとは毛頭も考えていないので、『LIMBO』はこれで良いのだろう。しかし、メニューだけを日本語にして、この形のまま受け入れさせようとするのもまた、いくらか疑念が残るようにも感じられてしまう。そんなことを思わされる作品であった。
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NYAN-TECH レビュー

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NYAN-TECH

 『NYAN-TECH』は、2011年2月4日に360インディーズゲームで配信された2Dアクションパズルゲーム。製作はドットゾーゲームズで、アクションゲームツクールでの製作とのことである。

 ゲーム内容としては、主人公の猫耳少女を操作し鍵を入手してゴールを目指すというもの。また、各種ボタンに対応したブロックを出現・消滅させて道を作っていく必要がある。

 ゲーム詳細については、特集記事を参照されたし。

○ NYAN-TECH 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1013.html

おだやかな一品

 この作品は『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』から引き継ぐような、ジャンプ以外のボタンも駆使してゴールへ導くというものになっている。パズル部分として、どういった順番でボタンを押していくことによってゴールへの道が切り開けるのか考えること、そして、アクション部分としてそのボタン操作や移動を円滑に行えるかという課題がある。

 前身とも言える『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』は、複数の忍者や仕掛けをすべて一人で操作するためかなり高難易度であった。しかし今回の『NYAN-TECH』はプレイヤーキャラが一人であるため、難易度が控えめになっている。また、キャラクターや音楽も牧歌的になっているわけで、やさしめで多くの層に向けたアクションパズルを狙っているのだろう。

 こうなると簡単でつまらないことになりそうなのが不安になるわけだが、そうなっていない点は見事だ。難易度の調整や緩急の設定が見事で、同じような見た目・難易度のステージが続くことはまずないし、短めに設定されているものの満足させる盛り上がりや難関はあるのだ。この手のゲームにおいて重要なのは、とにかく飽きさせないで最後までクリアさせたくなるような作りであるわけだが、きちんとその要の部分が抑えられているだろう。

 無論、気になる点もなくはない。トゲの当たり判定が見た目よりかなり大きい点や、実績に近いシステムやハイスコアの記録要素がなくなったのは、ちと残念にも感じられる。とはいえ、それらの要素はやはりコアゲーマー向けの要素である。優しくしようとするならば、不要と言い切っていいのだろう。

 また、全体的にのどかな雰囲気であることを評価したい。どうしてもビデオゲームは複雑であったり暴力的な方向に走ることが多く、それは360インディーズゲームにゾンビものやゴア表現のキツいゲームが多いことからもわかるだろう。そんな中、子供から大人まで遊べそうな雰囲気にしたのはいい判断だ。考えてみれば、ハイスコアなどの要素がないのものんびりと遊ばせるための配慮なのかもしれない。

 もっとも、大衆向けだからといってクタクタに煮たうどんのような歯ごたえのない作品は勘弁願いたいところだが、しかし『NYAN-TECH』はきちんと必要な歯ごたえのあるアクションパズルにしたというのだから、これは評価されるべきだ。非常に興奮するというわけではないが、久々に、のんびりと心地よく満足するまでさっぱりと遊べる一作であった。
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NYAN-TECH 特集

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NYAN-TECH

 今回360インディーズゲームの特集記事として取り上げるのは、2011年2月4日に配信されたドットゾーゲームズ製作の『NYAN-TECH』という作品である。値段は80マイクロソフトポイント。ドットゾーゲームズは過去にも『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』などのゲームを配信しており、今回もまたアクションゲームツクールでこの作品を製作したとのことである。

 ドットゾーゲームズの作品で個人的にもっとも印象深いのが、『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』である。独特のアイデアにより四人以上の忍者を一人で同時に操作するという珍しい要素を持ち、歯ごたえのある難易度にファミコン風のゲーム画面など、非常に楽しませてくれた。独自のゲームアイデアという面から考えると、360インディーズゲームでも指折りの作品であったといえるだろう。

○ 特集『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』 @インディーズゲーム
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-598.html

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タイトル画面
 そんなわけで期待も高まる『NYAN-TECH』の内容を見ていこう。

ゲームルール

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トゲを避けてゴールを目指せ!
 この作品における基本的なゲームルールやジャンルは『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』とかなり似ている。2Dジャンプアクションゲームで、ステージ中にある鍵を取得し制限時間以内にゴールできればクリアとなる。

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時間も大切だ
 言うまでもなくトゲに触れたり制限時間がなくなると死亡扱いとなるので、これらにも注意していきたい。ただし、残機やゲームオーバーという概念はなく、何度でも挑戦できる仕組みとなっている。

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うまくブロックを使いこなせ
 そして、『NYAN-TECH』最大の特徴であるブロックを出現・消滅させるというシステムを忘れてはならない。ステージには、コントローラーに対応した各種ボタンを押すことによって出現・消滅するブロックが存在しているので、これをうまく利用せねばゴールすることは不可能だ。

 簡単なものであれば一度ずつボタンを押して足場を作るだけだが、高難易度ステージでは押す順番や離すことも考えねばならず、慣れないうちは手元がこんがらがること間違いなし。ただし、論理的な解法さえ見つけることができれば、スムーズに解決できる上に解ける喜びを感じられるだろう。

スケールは小さいがなかなか

 用意されたステージ数は、Easy、Nromal、Hardの3難易度×10ステージ+αとなっている。それぞれの難易度設定もきちんと出来ているので、幅広い層が遊べるはずだ。

 また、ノンビリとした雰囲気になっているのも特徴か。BGMとしてPANIC PUMPKINで配布されているファミコン風の曲を使用しているのだが、これがまた良い具合である。そして、今作の主人公は猫耳少女のような可愛らしいキャラクターであるため、刺々しさというのはどこにもない。更に、各難易度をクリアすると猫が登場する一枚絵が出現する。

 雰囲気からするとかなり大衆向けの雰囲気を感じられるし、難易度の調整もそれに合わせてやや甘めか。しかし、終盤はきちんと歯ごたえがあるため、ゲーム的な良さは失われているわけではないだろう。そんなわけで、なごやかでありつつアクションパズルの良さを併せ持つ作品であるといえる。

関連記事 「NYAN-TECH レビュー」
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1014.html


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NYAN-TECH 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:dot zo games ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/02/04

 ブロックを出現・消滅させてゴールを目指すジャンプアクションパズルゲーム。
 『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』などでお馴染みドットゾーゲームズの新作である。
 今回は難易度が下がり対称層が広がったが、アクションパズルそのものの楽しみは失われていない。
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2011年2月のゲーム購入予定

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今月の購入予定ゲーム

○ 2011/2/17発売 『キャサリン

 2011年2月は、17日にインデックスから発売される『キャサリン』を購入する予定である。先日体験版を試してみたところ、これが想像を超えて面白いのなんの。一気に作品の世界に引き込まれてしまい、話の結末を見たくなってしまったのであった。

 今作の開発は「ペルソナ」シリーズでお馴染みのアトラス、作中のアニメはSTUDIO 4℃が担当し、声優は山寺宏一をはじめとし、三石琴乃やら沢城みゆきに子安武人など実に豪華な具合である。そんなスタッフで何を作ったかといえば、アニメで見るアドベンチャーゲームのようなものであった。

 主人公であるヴィンセントは、今まで付き合ってきたメガネのキャサリンか、もしくは酒場で出会い一晩の過ちをおかしてしまった金髪のキャサリンかどちらかを選ばねばならない窮地に立たされる。そして、その状況はギャルゲーのような生ぬるいものでなく、刀傷沙汰までに発展する恐ろしい修羅場になるのであった。

 また、ヴィンセントが毎晩見る悪夢として、おどろおどろしいパズルゲームも用意されている。ブロックを引いたり押したりして上へと登っていくものだが、万一落ちてしまったり化け物に追いつかれると、凄惨に殺されてしまうのだ。

 果たして、ヴィンセントはどちらのキャサリンを選ぶのか。そして、生き残ることはできるのか。同時に、いい年齢をしたプレイヤー達が、結婚や恋愛というものを考えさせられるという要素も併せ持っている。これまた滅多にない理念を抱えたソフトなので、ぜひとも中身が見たくなったのだ。

○ キャサリン 体験版
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1007.html

 しかしこの作品、傍から見るとどんなゲームかわからない上に、中をじっくり見ても大人向けの内容なので、万人受けしそうなものではない。そんなわけできちんと理解されるか不安が残るのだが、それを調べる意味も込めて遊んでみたいと考えている。

2011年2月に発売されるゲーム

 さて、2月は他にも発売されるソフトが多く、目玉タイトルと言えるものもあるだろう。寒さが頂点に達する時期なので、ここはソフトを買って家に篭ってゲームをやりたいところである。といっても、ゲームばかりやっている人は天候など関係なくモニタの前に座りっぱなしであろうが。

boxrdrun.jpg○ 2011/02/10
 2月10日は『レッド・デッド・リデンプション:アンデッド・ナイトメア』が発売される。題の通り、『レッド・デッド・リデンプション』という西部開拓時代をオープンワールドで表現したゲームの拡張版で、今回発売されるのはそのローカライズ版である。今度はその世界がゾンビだらけになってしまったというもので、実に北米好みな内容と言えよう。どんだけゾンビが好きなんだよ、と文句を言いたくなってしまいそうだ。

 また、この拡張版は定価が4000円程度とのことで、しかもパッケージ版はこのソフトのみで起動可能とのことである。お値段も据え置きな上、海外で絶大な評価を受けたゲームでもあるため注目はすべきだろう。

boxtwoworld2.jpgboxmabukapu3.jpg○ 2011/02/17
 続いて17日に、『MARVEL VS. CAPCOM 3: Fate of Two Worlds』が発売される。ご存知の通り、カプコンのキャラとマーベル・コミックのスーパーヒーロー達が一堂に会し、ハチャメチャに戦うという格闘ゲームだ。

 「マブカプ」という名で有名になったこの作品であるが、実に久々に新作が登場する。今回もお祭り要素は強く、実に様々なキャラクター達が暴れまわるようだ。そういえば、2はバランスが相当マズかったようだが、今回はどうなることやら。

 同日には『トゥーワールド2』も発売される。オープンワールドのファンタジーRPGで、善悪の選択も自由に決められるのがウリとのこと。

 この作品は海外でなかなかの評価を受けたようだが、日本ではサッパリという印象である。何せ見た目からしてこれといった点が伝わらず、更に前作の評判が相当悪かったというのだからなんというか。ともあれ、日本では存在を知らせることが必要そうだ。

boxpiakyaro4.jpgboximas2.jpgboxbulletstorm.jpg○ 2011/02/24
 最後となった24日も作品が豊富である。まずは、『Piaキャロットへようこそ!!4 ~夏の恋活~』。PCで発売された「Piaキャロット」シリーズ最新作の移植とのことで、ジャンルとしてはアドベンチャー、もっとわかりやすくいえばギャルゲーである。

 このピアキャロもかなり息が長いもので、初代は1996年に発売されたとのこと。となると人気はあるようなのだが、なんとも微妙な立ち絵が見えるし、調べてみれば良くない評判もちらほら。ましてやこの作品はエロゲーの移植なわけで、ちと危険そうな香りがするのである。

 続いて、なんだか知らないがネット上でだけ話題が沸騰している『THE IDOLM@STER 2』。ジャンルとしてはアイドル育成シミュレーションで、ナンバリングとしては初の続編である。

 アイドル育成のギャルゲーというのは昔からいくつか存在しているが、この作品は特に3Dで描写されたキャラクターが可愛いのがウリである。また、ダウンロードコンテンツによる販売も相当な売り上げだそうで、今や光り輝くギャルゲーの星といったところだが、果たして2はどうなることやら。

 そして、フルボッコ系FPSという妙ちくりんなコピーがついている『バレットストーム』も発売される。

 『Gears of War』などで名を轟かせたEpic Games開発のFPSということで、これまた海外では注目度が高いようだ。また、海外ではこの作品を買うと『Gears of War 3』のマルチプレイヤーβに参加できるとのことで話題になっているようだが、果たして『バレットストーム』自体は注目されているのかどうか。杞憂だと思いたい。

 色々と見てきたが、今月もまた豊作といったところか。本当は『THE IDOLM@STER 2』をやりたかったのだが、『キャサリン』のほうに走ってしまった。しかしまァ、アイマスのキャラは怒らせてもまず刀傷沙汰にはならないから、後回しでいいやなどと下らないことを考えてしまう。
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インディーズゲーム 2011年 2/1~2/28の新作

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Phibian 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Mark Westbrook ジャンル:キャラクター アクション 2011/02/01

 敵を倒しハイスコアを目指すダウンスクロールのシューティングゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 カエルを操作して槍を投げたりしつつ敵を倒せばいいのだが、とにかくもう敵の出現パターンが支離滅裂の無茶苦茶でガッバガバの尻穴よりもひどい有様である。
 何も考えないで配置したことが丸わかりで、インディーズゲームらしさをプンプン臭わせてくれるのだからもう。なぜ非常に重要なステージデザインという部分を死ぬほどやっつけ仕事で済ませるのか、とにかく不思議でならない。


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All Out of Bubblegum! 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Dennis McWilliams ジャンル:シューティング 2011/02/01

 バリケードを設置しゾンビから身を守る全方位シューティング。オフ4人プレイまでに対応。

 ゲームシステムそのものはバリケードを作るツインスティックシューティングといった所で『Yet Another Zombie Defense』に近いのだが、出来が雲泥の差すぎるのが困るというか、笑えるところである。
 まず、バグのせいで銃を地面に撃つところがジャブである。まるでボーリングのように弾を地面に撃ってゾンビを殺すのだから、これで笑わないわけにはいかないだろう。続いて、ゾンビを攻撃した際に飛び散る肉片で処理オチするのが第二波。トドメとして、ゾンビの低脳さが異常で、障害物にひっかかって動けなくなったり少し離れると足を止めるなどゲームバランス的に問題ありすぎな挙動をしてくれるのだから最高だ。
 清々しいくらいにどうしようもない一品であり、ここまでとんでもないと何だか知らないが納得しそうである。


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Gladiators Escapade 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Drop Dead Interactive ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/01

 グラディエーターとなり敵と戦いながらゴールを目指す見下ろし視点の2Dアクションゲーム。

 岩を叩いて剣や鍵などの道具を作り、敵やトラップを退けていくというものである。
 基本的なゲームそのものは悪くないものの、出来がとんでもなく、一々岩を叩かねばならない面倒くささに加え、操作のわかりにくさや操作性そのものの劣悪さだけでなく、BGMが重なっているせいか滅茶苦茶にしか聞こえないのがこれまたひどい。
 言うなれば、運動能力が平均的な子供に30kgの錘をつけて走らせたようなものである。余計な邪魔がありすぎるせいで何が何やらといった具合だ。


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Run! 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Mango ジャンル:レース & フライト 2011/02/02

 奥へ走っていくアバターを操作し一秒でも速くゴールへ導くレースゲーム。オフ4人プレイまでに対応。ワールドランキングあり。

 基本操作は左右移動とジャンプのみだが、特殊効果のある床や目標タイムによる評価などが存在し、ステージ数も60と豊富で見た目や音楽もボチボチといったところである。ある程度、あるべきものは揃っているといえるだろう。
 そして、これまた何度書いたかわからない問題というか欠点のようなものがある。それは、これが単なる使い古されたミニゲームであり、これといって興奮する要素がないということだ。もはや特別なゲームを望むこと自体が間違っていることは重々承知しているのだが、だからといってこういう掠れた作品に素晴らしいという評価をつけられる理由にもならないだろう。言ってしまえば、アバターが出てるだけだ。

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Baby Maker Extreme 2 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Stegersaurus Games ジャンル:その他 2011/02/03

 出産された赤ん坊を飛ばし、障害物にぶつけたり飛距離を稼ぎ高得点を目指すゲーム。

 『Baby Maker Extreme』の続編で、基本的なシステムはほとんど大差がない。基本的な操作としては、威力を連打で決めてから、一度ずつ上昇と下降が出来るのみ。今作は場面が増え、飛ばす赤ん坊のカスタマイズなどが可能になった。
 ゲームとしてはほぼ一発出落ちなのに、こうしてほとんど変化のない2が出るのには苦笑いをするしかない。Major Nelsonによるとこの作品はなかなか売れたそうなので、小遣いを稼ぐために安易な続編を出したのだろう。インディーズゲームも停滞速度は異常なほど速いことがわかり、死ぬほどゲンナリさせられる一品であること間違いなし。


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Timeslip 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:SmudgedCat ジャンル:キャラクター アクション 2011/02/03

 時間を操るカタツムリを操作し、コインを集めゴールを目指すジャンプアクション。

 プレイ中に一定時間が経過すると過去の自分が登場するので、そいつにスイッチを押させてるなどして仕掛けをクリアしていくのが目的である。ただし、過去の自分に触れるとパラドックスとして死亡扱いになる。
 こういった基本システムや時間早送りがあったりするのはいいのだが、やはりシステムとして磨ききれておらず、ただひたすらに面倒にしかなっていない。過去の自分を出すにしても任意にさせるべきだし、パラドックスによる死亡が起こりやすいためリトライはもっとしやすくするべきである。そして、他の長所もないと来ているのだから、このゲームをやる前に戻りたいと思うのも致し方あるまい。


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Voice Changer 360 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:DigitalDNA ジャンル:その他 2011/02/03

 360のヘッドセットで録音した音声をいじれるボイスチェンジャーソフト。

 ピッチの上げ下げ、エコーのオン・オフ、ロボット風にすることや、録音・再生が可能。とのことだが、デモ版では声の録音が不可能なのでナントモ詳細な具合は不明というべきか。
 ……だからなんだ! と叫びたくなること受け合いの一品。別に通常時のボイスチャットの声を変えられるソフトでもなく、適当に声を変えて遊ぶだけのショボすぎるものである。「声が変わったあああああああああ!」とかキチガイみたいに叫べばいいのか!? 本当にそうすると思っているのか?!


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Vaderz 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:MicroMan6502 ジャンル:懐かしのゲーム 2011/02/03

 固定画面シューティングゲーム。

 『ギャラガ』と『ギャラクシアン』にインスピレーションを刺激されたとのことだが、根源的な部分はそれらの作品そのままである。ある程度上下左右移動が可能な自機で、移動する敵を撃ち殺してハイスコアを目指していくというもの。
 メニュー画面のカーソル移動でコントローラーが振動するという意味不明な挙動や、効果音・ステージ構成のショボさなども相まって、言うまでもないが、これをやるなら『ギャラガ』か『ギャラクシアン』をやったほうがかなり楽しいという有様である。模造品じゃねえか。


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Mummies vs GunnS 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:cgIRIS ジャンル:シューティング 2011/02/03

 マミーを倒す一人称視点シューティング。

 今日は10作品も一気に着ている上に、この作品のようなウンコゲーが多いから本当に困る。
 とにかくFPSなわけだが、敵は一種類の上に処理落ちしまくりで、マミーが数体並んでいるだけでガックガクになるのだから遊ぶ気など湧き起こるわけがない。ましてや、戦術やゲーム性など皆無でひたすら敵が出てくるだけの脳みそ干からびゲーなのだから、婉曲に言ってこんなもんやらせんじゃねーよ!


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M2AF: Message 2 All Friends 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Mr Knarcus ジャンル:その他 2011/02/03

 複数のフレンドにXbox360のメールを送信することができるソフト。

 フレンドから送信者を選んだり、グループ分けやBAN LISTを作成して一括送信をすることが可能である。
 だが、あくまで一応の設備が整っているだけで使いやすいわけではない。だいたい、本体のメール機能でも複数のフレンドにメールを送信することができるのだからあまり意味はないだろう。そして、利便性を求めるのであればXbox.comのほうが更に便利なわけで、これはそれらの機能を知らない人から金を騙し取るようなソフトでしかないのでは。


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Night of Doom 2 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Kaos nyrb ジャンル:シューティング 2011/02/04

 ゾンビを殺し点数を競う一人称視点シューティング。オフ4人プレイまでに対応。

 タイトルの通り『Night of Doom』の続編で、ハッキリ言ってクソゲーだった前作からいくつかの改善を施している。武器の種類が複数になり、リロードという概念やハイスコアが追加されて、グラフィックが強化されたのが主な変化か。一定時間生き残るという点は変化していない。
 これで遊べるようになったかと言えば決してそんなことはなく、敵は音もなく出現するためにどこから出てくるのかさっぱりわからないし、感度は三段階でしか設定できないし、グラフィックもむしろダサい独特の味わいがなくなったし、大体ゲームそのものが適当に倒しているだけで面白くもなんともない。マシになっていることはいるのだが、1の駄作が2で凡作になったようなものだ。便器の水を直接飲んでいたのが前作で、今作はその水がグラスに移されただけのようなものである。


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Alien Super Mega Blaster 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Codheadz Games ジャンル:懐かしのゲーム 2011/02/04

 インベーダーのような固定画面シューティング。

 『スペースインベーダー』に近い作品なのだが、二つ相違点がある。一つは攻撃を連続で当てると点数倍率があがるということ。もう一つは、倒した敵の残骸に巻き込まれると死亡してしまうという点だ。
 倍率を気にすれば安易に適当な攻撃はできず、とにかく倒すにしても逃げ場を考えねばならない。こうなると、この二つの要素が敵を倒すことを容易で単調にさせず、そこそこ緊張感に溢れるプレイを提供してくれる。とはいえ、基本が単純なゲームなのでこれといって素晴らしいというわけでもないだろう。

 尚、この作品の売り上げはAction Duchenneという団体に寄付されるとのこと。


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FIREBIES, The New Zombies! 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Latin Soul Studio ジャンル:格闘 2011/02/04

 棍棒や銃で敵を殺すベルトアクションゲーム。メダルシステムあり。オンラインハイスコアに対応。

 限られた領域で出てくる敵を倒すのだが、これといった特徴らしいものがないので困る。敵がグロテスクでユニークだし、主人公もいかにも悪そうなヤツなのはいいのだが、ひたすらに敵を倒していくというゲーム部分は地味。


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NYAN-TECH 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ 見所アリ
デベロッパー:dot zo games ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/02/04

 ブロックを出現・消滅させてゴールを目指すジャンプアクションパズルゲーム。『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』などでお馴染みドットゾーゲームズの新作。アクションゲームツクールでの製作とのこと。

 Aボタンは基本的に二段ジャンプなのだが、他のボタンは対応したブロックをオン・オフと切り替えることに使用できる。これによって道を作り、罠を退けつつ鍵を入手してゴールを目指すわけだ。
 ジャンプ以外のボタンを駆使してパズル的にゴールへの道を作り、アクションで挑戦するという部分は『NINJA BROS. 忍者ブラザーズ』に似ているが、『NYAN-TECH』のほうが操作要求難易度が易しめになっている。また、雰囲気が良いのも好印象。主人公の猫のような子がかわいく、8bit風の音楽や楽しげな演出もノンビリとした印象を与えてくれるだろう。その上、操作性も良く、難易度もEasyからHardと揃っているのだから、目立つ障害もないというわけだ。


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Avatar Ragdolls 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Running Pixel ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/05

 骨の入っていないアバター人形を弾き飛ばし、どこまで高く飛ばせるか競うミニゲーム。オフ4人プレイ、オンラインスコアボードに対応。

 爆発物など様々なブロックが用意されている中アバターを飛ばすというものだが、ゲームとしては特筆するものではない。良くも悪くもハイスコアを目指すミニゲームであろう。
 面白いのは骨なしのアバターが間接や骨を無視して無茶苦茶にクネクネ動くことで、同じく骨なしアバターが落ちていく『Avatar-Drop』と似たようなものを狙っていると思われる。そのため二番煎じと言いたいところなのだが、ゲームとしては一応きちんと違うものを用意しており、やる気があるんだかないんだか……。360インディーズゲームにしては頭を捻っているわけだが、アバターを上にやるか下にやるか変えただけとも言えるし、そもそも出落ちの二度目は心底どうでもいいという諦観にすら至りそうである。

 尚、ゲーム終了時にAボタンを連打していると購入画面が出るので注意。


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Stick Unleashed 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:WickedWorx ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/07

 棒人間を操作し、敵を倒しながらゴールを目指すアクションシューティング。オフ4人プレイまでに対応。

 キャンペーンは4人までの協力プレイに対応している上に乗り物まであり、対戦モードやレベルビルダーまで存在しているとなれば、これは丁寧に作られるほうだろう。
 そんなわけで準備は整っているわけだが、妙なBGMや捻りのないレベルデザイン、棒人間をはじめとする興奮のこの字もさせてくれないキャラクター達によって、この作品が精彩を放つことはないだろう。むしろ、モードなんて少なくても良かったから基礎を鍛えるべきだったという、非常にありがちな一品。


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Defy Gravity 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Paul Fisch 1 ジャンル:キャラクター アクション 2011/02/07

 重力と半重力を操りゴールを目指すアクションゲーム。

 重力磁場(?)のようなものを作り罠を退ける2Dジャンプアクションという、どこかで見たようなタイプの作品。
 問題は『Defy Gravity』の世界にプレイヤーを誘い込む要素がないことである。通常であれば、世界が示唆しているストーリーだとか、あるいはクリアさせることへの喚起といった、プレイヤーを導く要素があるのだ。しかし、この作品にはそれが決定的に欠けており、ゲームプレイに緊張感や変化というものを感じにくい。
 ややパズルに近いアクションゲームとしての出来はまあまあと言うべきなのだが、見た目においても音楽においてもゲームプレイにおいても人を引き寄せる要素がない。そのため、凡百の作品に紛れ込みそうである。


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Final Rift 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:LargeLaserGames ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/07

 コクピット視点で戦う3Dシューティングゲーム。

 宇宙空間を旅し金を稼いだり敵と戦うのが目的のもの。特筆することはなし。


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Bird Assassin 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Social Loner Studios ジャンル:シューティング 2011/02/08

 父親を殺した鳥に対し、復讐として惨殺を繰り広げる2Dアクションシューティング。

 狙っているところはギャグである。父親がアホ臭い死に方をし、デブでアホっぽい声をした息子がバカみたいに鳥の頭をぶっ飛ばし、稼いだ金で銃を買って更に敵を殺すというものだ。
 故にゲームバランスは割と適当でいいのだろうし、肩のこるような内容でなくても問題ないのだろう。くすっと笑えはしたのだが、良くも悪くもそこで終わっている。


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Zombie Concentration 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Drop Dead Interactive ジャンル:シューティング 2011/02/08

 俯瞰視点の全方位シューティング。オフ2人プレイに対応。アワードシステムあり。

 明らかに過剰生産であるゾンビ+ツインスティックシューター。僕は昔メロンを食べ過ぎて吐き戻したことがあり、それから暫く好きだったソレの匂いすら受け付けなくなった。懸命な読者なら、何が言いたいかわかってもらえると思う。
 例の如くこの作品もゲームとしては何も見所はなく、殺すとあっさり消えるゾンビに適当な出現パターンのお陰で、緊張もクソもねえプレイが成立している。謂わば、牧歌的ゾンビシューターだが、なんだそれはという話である。
 よって、見所は危うく描かれたキャラクターである。右に掲載したスクリーンショットを見て剣呑な雰囲気を感じ取った時が、この作品を遊んでいて一番緊張する瞬間だ。


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Battle High: San Bruno 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Matthew DeLucas ジャンル:格闘 2011/02/08

 サンブルーノ高校の生徒達が戦う2D格闘ゲーム。オフ2人プレイに対応。

 まだまだしぶとく残るドット絵で描かれた2D格闘ゲームである。グラフィックやアニメーションはなかなかなもので、思わず目を見張るものがある。操作感覚も十分調整されており、これといった違和感はほとんどない。
 モードはアーケード、チャレンジ、VS、トレーニングなどが用意されており、オプションもボタン設定などが可能で親切なもの。とはいえやはりインディーズであり、キャラには音声もないし、必殺技の数も多くはない。そして、ジャンプ・キックボタンが2種類ずつしかない点も考えると、とにかく寂しいか。
 正統派故に強烈な印象を与えることもできず、これといって好まれることもなさそうだが、遊んでも悪い気になることはないだろう。


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Mind's Eye of Jupiter - 03 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:rogerst ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/08

 主観視点の3Dアドベンチャーゲーム。『Mind's Eye of Jupiter』シリーズ第三弾であり、最後の作品でもある。

 今まで通り、主観視点で移動しながら謎を解いたり世界を調べていくというものである。無難には出来ているだろうが、目立つ長所もなく見劣る点がちらほらある時点で、人気が出なかったのもやむないといった感じである。
 続き物を途中で投げ出さず終わったことが良い。今回に限っては、それだけだろう。


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Super Tank Run 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:cantstraferight ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/08

 戦車を移動させメダルを獲得していく2Dアクションゲーム。オンラインハイスコアに対応。

 戦車を上下移動させ、4ラインに存在する罠を避けてハイスコアを目指していく。4つのモードがあり、いくらか差異はあるものの大したことはない。また、スコアを競う複数人プレイにも対応しているが、一度にプレイできる人数は一人までのようだ。
 ゲームとしては特筆することはなく、単純で無難すぎるものである。戦車が速く走るのはいいが、あまり緊張感を生みだせていないのは痛いか。
 ところで、BGMとして採用したどこぞのバンドをやたらと押しているのは魅力なのかうざったい要素なのか。逆に言うと、それくらいしか気にかかる点はないのだ。


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Zombie Sausages 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:magma2280 ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/09

 照準を動かしてゾンビソーセージを狙撃しハイスコアを目指す2Dシューティングゲーム。

 もはや「ゾンビ」という単語が枕詞か定冠詞になっているのかと嫌味を言いたくなるくらいだが、ゲームとしてはまあまあなのが更に困惑させられる。
 このゲームでは、限られた領域に出現するゾンビソーセージを撃つのだが、撃ってはいけない対象がいたり爆発物が設置してあり単純すぎず、銃撃音はややショボいが、わんさか出るソーセージを撃ちまくる爽快感はあるため完璧につまらないわけではない。
 無論、ただひたすらに銃を撃ち続ける性質のゲームのためすぐに飽きられることは明白だが、しばらくは間が持つかもしれない。「だいたい、ゾンビソーセージってなんなんだよ」と文句も言えることだし。


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Spermatozoon 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Blau ジャンル:その他 2011/02/09

 障害壁を避けるように精子を飛ばし、画面中央にある卵子に当てるゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 複数の精子が存在するので、それを撃ちこみなくなるまでにクリアを目指す。障害壁は精子が当たるたびに壊れるので次第にクリアしやすくなるものの、クリア時の評価システムがあるので良い成績を目指す必要もある。また、複数人プレイは、一人用のレベルを同時にプレイするものになっている。

 ド直球な『Spermatozoon』(精子)という題からわかるように、このゲームは出オチである。ゲームとしては障害壁が何種類かあったり特殊な挙動をするものが用意されており凝っていないわけではないのだが、これといったものではない。
 そして、残念なことに精子と卵子が題材である意味はあまりないのだ。何億も精子が出来るわけでもなく、卵子に辿り着いたところでステージクリアとなるだけで、生命の神秘だとかそういう話は欠片もなく、衝撃の強そうな名前を借りてきただけなのだろう。心底ガッカリ。


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Hypercube Arcade 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Hypercube Games ジャンル:懐かしのゲーム 2011/02/09

 ミニゲーム集。オフ・オン・システムリンクでの4人プレイまでに対応。

 領地争い、縦スクロールの競争、迷路、敵の回避といった対戦ゲームが盛り込まれている。BOTプレイヤーを入れることも可能。
 まァどれも大したことはない。見るべき箇所もなく、これを遊ぶ必要性はまずないだろう。落ち葉のようなものだ。


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Project Gert: Moonbreaker 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Modern07 ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/02/10

 物理演算を利用した2Dパズルゲーム。

 重力やブラックホールなどの能力を駆使し、ブロックを消して目的のものを残すというもの。消した際には言うまでもなくブロックが動くので、その調整が必要となってくる。また、余分なブロックが残ると高得点になる。
 出来はともかく研究員の掛け合いがフルボイスで入っていたり、ステージ数も50以上にチャレンジありとそこそこの具合であろう。没個性的なジャンルで、わかりやすい楽しみもなく、つまんねえムダな掛け合いが入っていることを考えなければ、凡作だといえる。


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Ninja360° 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:DoeraiGames ジャンル:キャラクター アクション 2011/02/10

 忍者を操作しステージ中にあるコインを集めるジャンプアクション。DoeraiGamesは過去に『Bloom*Block』を配信している。

 壁や足場に触れる角度によって重力が変化するステージをうまくこなし、コインを全て集めるとクリアとなる。ステージごとに時間による評価がなされ、良い評価を得ていくと先のステージへと挑戦することが可能になる。

 この作品は褒めることよりまず、説明の下手糞さを貶さねばならない。チュートリアルは文章で説明すれば済むことを一々操作キャラを出して教えようとするし、お手本ムービーはステージ選択の隣に何の説明もなく見た目もまったく同じもので配置しているため、これは人によっては「ムービーだけでゲームができないぞ?」とその時点でゲームを投げ出す可能性もある。また、スタートボタンを押すと「再挑戦」か「やめる」しか出ず、一瞬ポーズ解除ができないかと混乱してしまう等、とにかく不親切さが際立っている。
 見た目や操作性はなかなかのもので、これといった安っぽさを感じない。とはいえ、前述のようなプレイヤーを混乱させる要素が多いし、もしそれを理解して遊んだとしても、特別な体験を得られるわけではないのだから困ったものとしか言いようがない。


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Frog SPLAT! 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:tgfcoder ジャンル:キャラクター アクション 2011/02/10

 カエルを操作し敵プレイヤーを踏んでポイントを奪い合う対戦ゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 これといって大したことのないパーティーゲームである。
 背景の季節が移り行くのが特徴らしい特徴だが、ないよりはマシという程度か。


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Ninja Stole My Bike 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:FourthDimensional ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/10

 自転車を奪ったNINJAを追いかけるミニゲーム。グローバルスコアボードに対応。

 このゲームはひたすらにギャグで構成されている。不思議なことに忍者が自転車泥棒をするので、なぜか忍者が投げてくるピザを避けて追い、次第に疲れてスピードが落ちてくる忍者になぜかトマトを投げて倒したり、するとクリアかと思いきや次の違う忍者が自転車を乗り継いで逃げ続けるという無茶苦茶な要素でしか構成されていない。
 潔いほどにNINJAが荒唐無稽というものを魅せてくれる。そういう作品であり、それ以上でも以下でもない。


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Rotor 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Pocket Starship ジャンル:レース & フライト 2011/02/10

 チョッパーを操作して都市ビルの間を飛びぬけるレースゲーム。

 街中でレースをこなし点数やタイムを競うというもの。特に場は広いということもなく、チョッパーもお世辞にも操作しやすいものではない。よほど物好きでなければ手は出さないだろう。
 ただし、アートデザインがかなりの長所である。建造物は単純な配色ながら魅力に溢れており、数種類用意されたカラーパレットを変えることによって表情がコロコロと変わって実に楽しいものである。


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Fatina 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:hiiro drummania ジャンル:キャラクター アクション 2011/02/10

 葉っぱの妖精ファティを誘導してゴールへ導くパズルゲーム。

 影に当たらないよう移動方向を制御する矢印や、光源そのものを操作する必要があるというゲーム部分はまァ問題ない。
 しかし、画面が死ぬほど見づらく、ファティが矢印をきちんと踏むのか影に当たっていないかなどわかりにくくとにかくストレスが溜まる。カメラを動かせるなり、移動や矢印の配置は升目状で処理するなりのことをしなければ遊び辛すぎる。
 一枚絵や音楽から醸される雰囲気はかわいいのだが、それで不満を静められるほどでもない。


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Trivia Or Die 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Kris Steele ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/02/11

 雑学四択クイズ。オフ4人プレイまでに対応。

 問題数はそれなりのようだが、子汚い声の司会やら凡庸すぎるゲーム内容などなど、だから何だといいたくなってしまう具合である。


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A lot of balls 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Hoelkosoft ジャンル:その他 2011/02/12

 数字を選択しランダムに決定される当選番号にそれが該当すれば勝ちというランダムゲーム。カジノゲームの『キノ』とも言う。

 数字の数や選択できる数などは設定できるものの、とにかくショボいのなんの。見た目も音楽も挙動もダサければ、当たっても外れても特に何も無いというのだから閉口する。
 4人までプレイできるが、こんなのをパーティーゲームとして採用したのならば友達をなくすのが目に見えている。


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Adventures of Rocaman 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Woodecker ジャンル:キャラクター アクション 2011/02/12

 原始人を操作してステージをクリアする2Dジャンプアクション。

 敵を倒しながらゴールを目指すという至極単純なもので、やや操作性が悪い以外は凡百の褒めも貶しもしたくないどうしようもない作品である。
 ところで、効果音が非常に聞き覚えのあるものなのだがアクツク製なのだろうか。


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College Lacrosse 2011 400ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Carlo Sunseri ジャンル:スポーツ & レクリエーション 2011/02/12

 ラクロスを題材にしたスポーツゲーム。オフ・オン・システムリンクでの4人プレイまでに対応。

 昨年に『Inside Lacrosse's CL2010』が配信されており、その新作である。主にグラフィックやシステムが向上している他、モーションキャプチャによる選手の動きやらゲームモードも強化されているとのこと。シーズンモードやらチームエディット、アップグレードシステムまで存在している。
 ゲームとしては少し遊んだ程度で操作選手がわかりづらい等不満が出るためまだ磨き上げが足りないだろうが、ラクロスのビデオゲームは珍しいため、最新版に対応したこの作品があるということに価値があるのだろう。


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Old School Destruction 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Jennifer Diaz ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/13

 3Dアクションシューティング。オフ4人プレイまでに対応。リワードシステムあり。

 画面全体で照準を動かし敵をターゲッティングし撃つという妙なシステムを搭載したアクションシューティングである。協力プレイや武器強化にも対応しているとのこと。
 まずそのシステム自体の存在意義がまったくわからないし、効果音は机をノックするような絶望感すら覚えるものだし、ゲームバランスもほとんど考えられていないだけでなく、ロードが長い。グラフィックがウリとのことだが、なんだこのブタゴリラみてえな面は。


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Googly-Eyed Splitters 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:We Are Colin ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/13

 紫の丸を操作してゴールを目指す横スクロールジャンプアクション。

 場合によっては丸を赤と青に分裂させ2つ同時に操作する必要があるアクションゲームだが、他にはこれといったものはない。
 主人公がボヤけた紫の丸という時点でわかると思うが、なんとも刺激のない3Dで描かれた世界にはグッタリ。ゲームシステムそのものは悪くないが、ステージをクリアするとコントローラーを揺さぶりまくる、ゴールの枠に入りづらいなど地味な点でストレスを溜めさせてくれるのだから、凡作かそれ以下である。


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Avatar Adventurers Online 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Squarebananas ジャンル:RPG 2011/02/13

 アバターを利用したマルチプレイヤーオンラインRPG(MORPG)。システムリンク・オンラインでの16人プレイまでに対応。

 アバターを利用したMORPGということで非常に珍しいタイプのゲームである。コマンド選択式のRPGで、敵を倒して経験値を稼いだりクエストをこなしていくというもの。
 フィールドにほとんど何も無かったり、一見ファンタジーっぽいのにアバターは現代の服を着ていたりで世界観が無茶苦茶なのは仕方のない部分か。とにかく意欲的な部分は評価したいのだが、果たしてこの作品に何人プレイヤーが集うかという話が問題で、正直なところこのゲームを一生懸命やるプレイヤーというのは殆どいないと思われる。


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IonBall 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Ironsun Studios Limited ジャンル:懐かしのゲーム 2011/02/14

 ブロック崩し。

 ステージ中にアイテムが登場したりするのは勿論で、経験値による強化システムやボスステージなどがあるブロック崩し。全体がスチームパンクスタイルで統一されている。
 出来はなかなかで、そこそこ快適にブロック崩しを遊べる。劇的な楽しさは無いが、整っていてストレスが溜まらないだけかなりまともだろう。


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Drum XPlosion 2 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Super Id ジャンル:音楽 2011/02/14

 ビジュアライザーやドラムセットが使えるソフト。オフ2人プレイに対応。

 ドラムコントローラーに対応しているので、それでドラムセットとして使えということだろう。一応、『Drum XPlosion』の続編のようだ。
 ジャムセッションという音ゲーのような要素もあるが、わざわざこのソフトを使う必要性があるかは疑わしい。


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Cuckoo Crack 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Katijuak ジャンル:ファミリー 2011/02/16

 鳥をうまく操作し至る所にある巣に卵を産み落とすアクションゲーム。アワードシステムあり。

 操作するのは上下移動と卵を産むことだけ。卵を壊さないように巣へ産み落とし、制限時間内に特定の点数に辿り着けばクリアとなる。
 至極単純なミニゲームで、面白くもなくつまらなくもなく。あるのは至る場所に卵を産みまくるという軽い狂気くらいのものだが、牧歌的なファミリー狙いでイカれているわけでもないのだからケツから卵が出そうな気分になる。


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Orbital Arena 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:BrownieSoft ジャンル:シューティング 2011/02/17

 対戦型全方位シューティング。2人から4人までのオフラインプレイに対応。

 パワーアップアイテムを駆使しつつ、8つのルールで戦うというもの。
 基本的な内容は変哲のないものなのだが、細部が練られていないのなんの。そもそもゲーマータグがないと遊べない仕様は面倒としかいえないし、ゲーム中は効果音が一切なく(攻撃音も爆破音もない)緊張感もクソもねえのなんの。殴り合いの喧嘩でもしたほうがまだマシだ。


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Zombie Football Carnage 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Milkstone Studios S.L. ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/18

 迫り来る敵にラグビーボールをぶつけて倒し、ハイスコアを目指すアクションゲーム。アワードシステムあり。ワールドランキングに対応。

 限られた領域で敵を倒し続けるという単純なもので、ショップによるアンロックシステムや豊富なアイテム、そしてアワードなどの基本的なものは揃っている。
 こうなると単純すぎて遊べなくなるのが怖いのだが、そうでもないのが良い点だ。攻撃手段であるラグビーボールは、敵にぶつけたあと手元に戻ってくるまでが投げられない制約があったり、敵の見た目や種類も豊富で刺激となりこれがなかなか楽しませてくれる。とにかくラグビーという妙な世界でグロテスクな目玉達と戦うという良い特色があるわけで、そこらにある駄作とは一線を画しているだろう。
 ただ、ゲームバランスがやや大味に感じられたのと、どのあたりがゾンビなのがさっぱりわからない(単に人気に肖ろうとしただけだろうが)のは気にかかるが、それ以外はそこそこ良い作品である。同じような作品は見習うところがあるだろう。


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Hurdle Turtle - Level Pack # 1 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Holmade Games ジャンル:スポーツ & レクリエーション 2011/02/18

 カメを操作し障害物を避けどれだけ先に進めるか競う8bit風アクションゲーム。オフ2人プレイに対応。

 昨年の6月に配信された『Hurdle Turtle』の続編。カメの操作は上下移動とジャンプという至極単純なもので、単なる8bit風のミニゲームである。
 ゲーム部分は相変わらず退屈さが強いが、今作はステージが一新されて雰囲気は良くなった。音楽も耳に残るもので、印象は悪くない。しかしこれが続編と言われると、文句は色々と出てくるだろう。


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FishCraft 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Frozen North ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/20

 魚を飛ばし猫に復讐する物理演算を利用したパズルゲーム。

 いくつかの特殊能力を持った魚を飛ばし、猫のいる陣地をぶっ壊しつつ殺すという大変ありがちなタイプである。
 ステージ数もだいぶ豊富でゲームの基礎はできているが、大砲と目標が遠すぎて見づらい上に狙いをつけづらい。高速でプレイできる点など良い点もなくはないのだが、第一印象が目障りに感じられ好まれることはあまりないだろう。


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Toy Cars 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Eclipse Games ジャンル:レース & フライト 2011/02/21

 見下ろし視点のカーレースゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 キャリアモードがあり金を稼いで車をアンロックする要素が存在しているし、コースや車も8種類ほどあり一応は内容があるほうだろう。どこが通れるかわかりづらかったり、ジャンプ台を超えるとクラッシュしやすいなど問題もあるが、それは序の口である。
 とにかく、肝心のカーレースが恐怖だ。羊の断末魔のようなドリフト音に、一斗缶を落としたような衝突音が鳴り響き、一切BGMのない世界は静か過ぎて気味が悪い。コースは玩具や文房具などで作られており楽しげなのに、静寂の中時々ゴツゴツとした効果音と断末魔ばかりが流れるギャップがまるでホラー映画のようだ。
 もし「TOY」という単語に隠される深淵を表現したかったのなら、それはそこそこ成功しているだろう。


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Avalis Dungeon 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Shuriken ジャンル:RPG 2011/02/21

 ダンジョン探索ゲーム。『TOKYO 2029 A.D.』などでお馴染みTeam Shurikenの作品。

 ダンジョン探索といっても戦闘は三択のどれかを選ぶだけで勝ち負けが決まるためゲーム内容は薄い。価値があるのは、かわいい女キャラが出てきてそれを倒すと鎧が壊れる一枚絵が見られるということである。つまり、安易なギャルゲーということだ。
 Team Shurikenは過去に格闘ゲームの続編を作ると言っていたが、今はお色気系にシフトしたようである。まァ単純に人気を考えれば、まともなゲームを作るよりエロい絵を描ける人を用意したほうが楽なわけでこうなるのも已む無いか。
 とにかく出てくるキャラに萌えられれば良い作品なのだが、360インディーズゲームの偏見を助長するような作品であることも間違いない。ちなみに、『TOKYO 2029 A.D.』のキャラが敵として出てきて笑わせてもらったのでファンは要チェック。そんなのいるのかという突っ込みはさておき。


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Arcane Brawlers 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:HGDLive ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/02/23

 魔術師を操作し限られた領域で戦う俯瞰視点の対戦アクションシューティング。オフ2人から4人プレイまでに対応。

 LSでキャラを移動させ、RSで射撃方向を決めRTで攻撃し、敵の体力をなくせば勝利。チーム戦とフリー・フォー・オールのルールがある。
 攻撃は四種あったり、BGMとSEもきちんと入っているなど特別ひどいわけでがない(なんで一々こんなことを書かねばならんのだ)が、誰が一々こんなのを遊ぶのかというもはや何度書いたか知れない話になるゲームである。
 遊ばれないゲームほど悲しいものはない。自業自得といえばそうなのだが。


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Darts Arena 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:GregorMcRally ジャンル:スポーツ & レクリエーション 2011/02/23

 名前の通り、ダーツで遊べるゲーム。システムリンク・オフ・オンでの2人プレイに対応。オンラインハイスコアシステムあり。

 ルールとしては、501・301ゲーム、ラウンド・ザ・クロック、クリケットといったものがある。これだけ見ると中々よさそうに見えるのだが、肝心のダーツをいかに投げるかと言えば、縦横それぞれで自動に動くゲージを止めて投げるという、ダーツの味わいが皆無なものなのだから弱る。
 ついでに、BGMはないし、CPUの点数操作が露骨で、最悪なことに制限時間がないのだからたまったもんではない。このゲームにダーツを投げたくなるのは言うまでもないだろう。


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The Bunny Game 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:DualOpAmp29 ジャンル:ファミリー 2011/02/24

 うさぎを題材にした子供向けスゴロク。オフ2人プレイに対応。『Side Walk Sally』などでお馴染みSoft Sell Studioの作品。

 相変わらずこの狂った世界がどうやって作られているのか気になるゲームである。ウサギがちんたらコマを移動するので死ぬほどテンポが悪く、内容としては何もないと言っても過言ではないという具合。子供を舐めるな。
 唯一の見所は、思わず生理的嫌悪感を覚えるウサギのドヤ的な表情。日本にはないセンスを感じる。


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Super Sequence 2 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:DandySoft ジャンル:懐かしのゲーム 2011/02/25

 ボタン覚えゲーム。『Super Sequence』の続編。

 まず、なんでボタン覚えゲームに続編が出るのかという文句を言いたくなるわけだ。続いて、実際に遊んだ上で感じる変化が気の狂った色使いになったことぐらいなのだから、思わずため息も鼻水もクシャミも欠伸も出る。最後に、何十もモードがあるとか言っておいて、どれもやることは単純で同じことすぎるのだから、作者に一生このゲームだけをやらせる拷問を受けさせたくなるわけである。


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Wizard's Keep 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Robir ジャンル:RPG 2011/02/25

 2DアクションRPG。オフ2人プレイに対応。『Miner Dig Deep』の製作者による開発作品。

 全体的に感じられる安っぽさは否定できないが、アクションRPGに必要な要素は揃っている。金を稼いで店でアイテムを買ったり、装備を鍛えていったり、あるいはレベルアップでの成長要素という要素はそこそこあるだろう。
 ただ、アクションが単調であり、鍛えていく楽しみが見えづらいのはいくらか痛いか。とはいえ、十分にまともなほうなのだろう。


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Proximity 2 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Brian Cable ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/02/25

 数字を配置し、隣接した小さな数を自軍側に引き込み総点数を稼ぐストラテジー対戦ゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 かなり簡単な対戦ゲーム。特筆することは何ら無い。


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Unstoppable Chopper 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Games4Kids ジャンル:ファミリー 2011/02/25

 Aボタンでチョッパーを上下させ障害物を避け、ゴールを目指すアクションゲーム。オンラインハイスコアシステムあり。

 Games for KidsもといBBQ Gamesの相変わらずなゲーム。子供を騙すことに全神経を注いでいる作品だ。
 何も考えないで設置したこと丸分かりのステージデザインの中、BGMはなくショボい効果音が鳴り響き、ムダにコントローラーが震えまくっているという凄惨なゲーム内容である。子供向けらしいデザインというのは、落書きのような背景や障害物くらいだ。子供も裸足で逃げ出すであろう作品。


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Escape 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:SoGameSoftware ジャンル:キャラクター アクション 2011/02/26

 アバターを操作しゴールを目指す2Dジャンプアクション。アワードシステムあり。

 無限にリトライでき、即死ポイントが多く、重力転換の仕掛けがあるという流行ものの搾りカスで構成されたようなゲームである。
 内容としては無難な出来だが、当然のように足りない点も多い。多くを期待するほうが間違っているわけで、これ以上は何も言わないようにしておくべきか。
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