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アイドルマスター 2 レビュー

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アイドルマスター 2

 『アイドルマスター 2』(以下、アイマス2)は2011年2月24日にバンダイナムコゲームスから発売された育成シミュレーションゲーム。開発はナムコ。

 題からわかる通り、Xbox360版の『アイドルマスター』(以下、前作)の続編。このシリーズの原点はアーケード版同名タイトルである。アーケード版にいくらか手を加えた前作の後に『アイドルマスター ライブフォーユー!』をリリースし、その後は一旦、PSPやDSといった携帯機で作品を出してからまたXbox360に戻ってきた。

 内容としては、様々なアイドル候補生をレッスンや営業、オーディションといったものに参加させ育成し、トップアイドルを目指していくというものである。前作からの変更点としては、ゲームシステムが一新された点と、新規キャラクターが追加されシナリオ面での強化が図られた点が最も目立つ部分だ。また、HD画質でアイドルたちが踊る映像を見ることができるのも前作から続く特徴である。

 内容把握のためにプレイ内容を記録したので、興味のある方は参照されたし。(ネタバレ注意)

○ アイドルマスター 2 プレイ記録
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-category-55.html

アイマスの持っていた方向性と、ギャルゲーの持つべき方向性

 このアイマス2について語るとなると、何から書けばいいのかわからなくなってしまうのが正直なところだ。筆者はXbox360版のアイマスシリーズにしか手を出したことがないので、まずは育成SLGのギャルゲーという存在から始め、前作から見るアイマスのギャルゲーとして進化すべき点と、そこから発生するであろう問題を考えていきたい。

 さて、アイマス2をはじめる前の記事にも書いたが、基本的に育成SLGは数値管理といったゲーム要素が重要となり、シナリオを多く入れられない。これは育成SLGが育成計画や対戦時の戦術を研究することに視点を置いたジャンルであることを考えれば、至極当然の話である。しかし、今のギャルゲーの主流がノベルゲーム(もしくはアドベンチャーゲーム)であることからわかるように、ギャルゲーにシナリオは必須なのである。

○ 『アイドルマスター 2』購入
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1046.html

 これはここ最近の話でなく、それどころか1999年ごろに変化した話だ。当然のようにその後もシミュレーションといったジャンルの作品は出ているが、やはりシナリオというのは重要視される。現在Xbox360で発売されているギャルゲーの大半もそれを重要視しているだろう。

 2011年4月に発売されたものであれば『CROSS†CHANNEL~In memory of all people~』や、同じく既に発売済みだが名作と名高くアニメまで開始された『STEINS;GATE』や、あるいは、最高峰のシナリオを誇ると言われている発売予定の『ever 17』がある。どのギャルゲーも充実したシナリオが重要視されており、この流れはそう簡単に変化しそうにない。

 無論、女の子ばかり出てくる格闘ゲームという作品等も出ている為、すべてがすべてこのジャンルだというわけではないことは確かだ。しかし、やはり育成SLGのギャルゲーというのは一昔前の作風なのである。理由は前述したように、シナリオが入れづらいためだ。女の子に感情移入するためには、しっかりとした物語を用いて感動させることが重要だと判断された歴史がある。

 果たして「アイマス」の前作はその要求に応えられていたのか。はっきり言って、これは今ひとつとしか言いようがなかっただろう。まずは前作の中身を見ていきたい。

 やはりアイマス1は、育成SLGであるがため話が入れづらく、それどころか特定のキャラによっては必須イベントではないものにエンディングと関わってくる話を持ったものがあり、最後の最後で物語が繋がらなくなるということまで起こり始めている。具体的に言えば、とあるキャラには死んだ弟がおり、そのことが物語に関わってくるはずだったのだがそのイベントをスルーすることができてしまい、エンディングでいきなりその話を持ち出してきてプレイヤーを混乱に陥れるなんてことがあったわけだ。こんなことではシナリオどころではない。

 ならばゲームとしては素晴らしかったのかといえば、これも今ひとつだったとしか言いようがない。アーケード版に準じた作りであったため、とにかく内容が作業に作業を重ねたものとなっている。しかもアーケードであればクレジットを奪うことになる要素になったであろうランダム要素まで強く、正直、家庭用ゲーム機に向いたシステムではなかった。また、オンライン対戦で人と競うことが重要だったのだが、そもそもプレイヤー総数が少ない上に、家庭用ハードで出したためにセーブが任意であり負けたとしても記録さえしなければ問題ないのである。つまり、勝負する意味合いも薄くあまり良いものではなかった。

 ではアイマスの何がウケて2が出るまでになったのかと言えば、これはおそらく3Dグラフィックスで違和感無く描かれたアニメ絵のキャラクターがグリグリと動くことだったのではないだろうか。モーションキャプチャーによって作成されたHD画質で見られるダンスシーンは実に見事で、ゲームなど遊ばずともこれを見るだけで楽しめた。だからこそ、動画閲覧サイトでの人気も高まったのだろう。ましてや、ギャルゲーにおいて動きというものは大切で、愛嬌のある動きを持つアイマスはそれだけで価値があったのだ。

 さて、こうなった場合、アイマス2はどのような変化を遂げるべきだったのか。前述した記事にあることをまた繰り返すが、シナリオ面の強化をすることと、ゲームをもっと家庭用ゲーム機に向いた内容にすることと、キャラクターの動きや可愛らしさを強化することが必要になってくるわけである。前作からシステムを継承するのであり、且つプレイヤーの要求に応えるのであれば、このあたりが抑えるポイントになるだろう。

2になったことによって進歩した点や発生した問題

 そして、僕の睨み通りアイマス2はそのような進歩を遂げた。まず、家庭用向けにゲームシステムを一新し、竜宮小町やジュピターといったライバルキャラを用意して、シナリオ面での強化を図った(厳密に言えば、シナリオを強化する方針はPSPの『アイドルマスター SP』からのようだ)。キャラクターの見た目については言うまでも無く進化しており、例えこれが別ジャンルのゲームになっていたとしても行っていただろう。

 これらの変化が一部のファンには不評だったようで、訳のわからない署名運動に発展したのは前の記事を読んでもらえばわかってもらえるだろう。特に一部メインキャラの降格、そして男性キャラの追加についての反発だったようだが、これについては最後に語ることにする。とにかく、反発は出たのだが、ゲームを進化させる方向としては決して間違っていない考え方だったはずなのだ。

 アイマス2の進化した部分で見逃してはならないのは、育成とシナリオを分離しそれぞれを独立させた点である。シナリオは育成に関係なく自動で進むため、話に矛盾やプレイヤーの見逃す部分が発生しないように気を使っている。ただし、これでエンディングまで行ってしまうと育成の意味がなくなるため、最後のIA大賞だけは育成を成功させなければグッドエンドに辿り着けないという内容になっている。

 これは『プリズムコート』的なやり方だ。ゲーム部分とシナリオ部分を分離させることによって両立させるという作り方で、前作からすればきちんと反省できているだろう。具体的に言えば、ミニゲームによってキャラを育成させたりオーディションに出し、特定のポイントにたどり着くと勝手に話が進行していくのである。このお陰でシナリオもゲーム部分も強化されたので問題はないのだが、やはり構造的な問題は解決できていないので齟齬・矛盾が起こっている。

 まず、ライバルである竜宮小町・ジュピターは天敵であるはずなのにあっという間に負けてしまう。これはゲームが一年間で進むのに、その間でライバルを倒さなければならないという過密スケジュールの都合である。お陰で竜宮小町は楽曲を一曲しかリリースせず、一度負けてからはあっという間にフェードアウトしてしまう。ジュピターも話の都合上負けが確定しているために、どうも勝負に迫力が出なかったりあからさまに相手が弱体化する。

 また、物語と育成結果の齟齬も起こっており、最強のライバルであるジュピターに打ち勝ったというのに、IA大賞を受賞できないことがある。傍から見ると意味不明であるが、では必ず受賞できるようにしては育成の意味がないのだ。本作では育成の意味合いを持たせるため、物語に違和感を与えてでも育成の意味を採用したようである。

 そして、育成的な不自由さも残る。強制的に入るイベントがいくつかあるため、ひたすらに育成を楽しもうとする場合にはそれが邪魔になる上、結果的には最後まで勝ち続けるという筋書きがあるために途中で脱落するということがない。

 以上、これらがアイマス2の表面的な欠点と言えそうだ。育成シミュレーションをシナリオを読ませるゲームとして強化しようとしたのは確かだが、そのせいでチグハグとした点が出てきてしまっている。これはまさに、強制イベントを入れた育成SLGとして問題が起こり、ゲーム要素を優先させるとシナリオとして、あるいはその逆としても問題が起こりやすいというわかりきった結果である。これは構造的な欠陥であり、よほどうまくやらなければ避けられぬ運命だ。シナリオを重視するのであればノベルゲームに移行するのが至極当然だと証明してくれるような話である。

 ではアイマス2は駄作なのか? と読者は結論を急ぐだろうが、誰がそんなことを言ったというのか。それどころか、これらの問題は見通しが甘かったのではなく、意図してやったのだと思われる。理由は簡単で、アイマスの魅力を出すにはこうしたほうがいいからだ。

アイドルマスターはRPGだ

 さて、そもそもアイマスの魅力とは何なのか。前述のように欠点を見てしまえば、ノベルゲームにでもしてキャラクターとのキャッキャウフフ風景と濃厚なシナリオだけを描いていれば良かったのだ。それだというのにこうして時代遅れの育成SLGに執着しているということは、それがアイマスの魅力だと製作側が考えているからに違いない。

 そして、僕がこのゲームをやっていた際に面白いと感じたのは、完璧で整合性の取れた感動的なシナリオを見られた時でもなく、最高に奥深さがあって歯ごたえのある育成SLG部分をやった時でもなく、アイドルを自分の手で育てていると実感した時なのだ。

 今回、アイマス2においてはこの育てる楽しみというのが強調されている。基本的なもので言えば、営業が次第にランクアップしていくこと、活動するごとにユニットレベル・ランキング順位が上昇していくこと、金を貯めて衣装やアクセサリを買って増やすこと、ハイスコアの更新でステータスの上昇を理解できること、そして、明確なライバルがいてそれを打ち破っていくことがそれだ。

 これを要素にして書き出すとどう楽しいのか良くわかりやすくなるので、やってみよう。レベル、金の貯蓄、装備の収集、敵との勝負、経験(レッスンや営業)による成長、そして展開される物語。……これだけ見てみると、まるでRPGである。そう、アイマスの良さというのはRPGに似ているのだ。

 いっそのこと、アイマスはRPGだと言ってしまったほうが良い。アイドルは勇者であり、同時にプレイヤーの身を写した分身のような存在であり(ゲーム中に存在する主人公はプロデューサーであるが、感情移入する対象は明らかにアイドル達である)、且つかわいい女の子なのだ。レベル上げや戦闘も楽しいし、彼女達が世界のトップを取る物語も面白いRPGのようなものである。

 これは例えば『ドラゴンクエスト』といったRPGと同じような考え方だろう。通常、主人公がお姫様を助けて世界を救うといった物語と、コマンド選択式戦闘によってHPやMPを管理しスライムなどと戦うことに直接的な繋がりはない。言ってしまえば、スライムと戦うのは話を進めるために必須ではない面倒な作業であり、何なら連中を何匹も倒さなくとも世界は救えるはずだろう。しかし、戦闘やそれに伴うレベル上げというのは、最終目的である「強くなって世界を救う」ということに収束していき、プレイヤーはそれをすべて一まとめにして、強くなり世界を助ける過程を楽しむのだ。だからこそ、戦闘とストーリーという性質の違うものをひとつにして楽しめる。

 しかし、前述のようにギャルゲーというものはノベル系になるのが自然なのである。そのため、逆にこれをギャルゲーの『ときめきメモリアル』で考えてみたい。意中の女の子に結ばれることと、自身のステータスを管理しカッコ良くなることは収束するだろうか。一見、「育成して女の子と結ばれること」が目的となり辻褄があっているように見えるが、実はギャルゲーの目的とは「女の子にモテる」ことであり、育成や過程は必ずしも要しないのだ。それどころか、ゲーム要素の強いものは邪魔にしか感じられない。また、ストーリーを強調しすぎると読者の興味が先を読みたいということに集中するため、ゲーム部分が邪魔に感じられる(ギャルゲーではないが、最近の作品では『キャサリン』もそうであったか)。故に、プレイヤーが頭を悩ませる必要性の薄いノベルやアドベンチャーになるのだ。

 では、アイマス2はどうなのか。このゲームは確かにギャルゲーであるが、今回は戦いという固定シナリオを絡ませることによって、「アイドルを育てた結果に女の子と結ばれる」ことを目的としている。要は、本来はギャルゲーにおいて無関係であるはずの、ゲーム的育成部分とシナリオを一体化させることに力を注ぎ込んだわけだ。いわば、RPG的な構造でギャルゲーを再現したのである。

 これはゲーム的な楽しさとギャルゲー的な楽しさを総取りしてしまおうという大胆な考えである。普通は片方を諦めてノベルなりアドベンチャーゲームにしたり、あるいは女の子が出てくるだけの普通なゲームにするわけで、なんとも贅沢な方法だろう。

 そして、アイマス2はどちらかといえばギャルゲー的要素よりもゲーム的な楽しさを追及した作品だ。はっきりいって、これは通常のギャルゲーが好きなプレイヤーからすれば邪魔でしかないが、ゲームを楽しみつつ女の子の姿を見たいというプレイヤーにはもってこいだろう。故に、この作品はギャルゲーというよりかは、ゲームにアイドル要素が付加されていると言ったほうが正確なはずだ。おそらく、アイドルを動物や男にしたとしても成立するだろう。

 こういったゲームと物語を混ぜるというのは、アドベンチャーゲームやノベルゲームでやっても胡散臭い結果に終わる。ゲームでする努力というのは、作中のやや作業的な苦労を経験し、それに数値が伴わなければ実感が湧きにくいのだ(RPGで言えば、敵を倒すこととそれで得る経験値や装備のことだ)。そして、アイマス2はそれを表現しようとしている。先ほど説明した、ハイスコアやレベル、金といった要素がそれだ。

 ノベル系のゲームはキャラクターのかわいさを強く表現できる一方で、読み進めていくだけでプレイする要素が少ない。要は、普通のアクションゲームなどにおけるプレイすることによって得るゲーム的感動はなく、シナリオ的感動しかないのだ。しかし、アイマスはあえてそこを狙い、ギャルゲーでありながら、プレイヤーがゲームで遊ぶ楽しみと、物語の楽しみを両方得ようとし、しかもそれを構造的には独立させつつも中身としては分離させまいとしたのである。これはノベル系のゲームにはまずできないことだろう。

 つまり、「アイドルマスター」というゲームが精彩を放つのであれば、これは確かにアイドル育成シミュレーションという古臭いジャンルでなければならなかったのだ。故に、シナリオと育成ゲームを独立させて齟齬が発生してしまった。だが、きちんと自身の魅力を理解して展開しようとしている姿には非常に好感を持てる。だからこそ、欠点も込みでこの作品を楽しめたのだ。

 そのため、アイマス2は前作からそういった進化を遂げたのだろう。ゲームシステムを一新し、固定シナリオを追加する。アーケード版にあったランダム性を廃し、対戦も確実に接戦になるよう対人をなくてバランス調整をした。こうすることによって、アイマスの「ゲーム的要素と物語的要素がうまく混ざった楽しみ」という魅力がよりわかりやすくなったというわけである。これらによって発生した構造的問題を今までと違うだのということで否定することは、アイマス2において製作側が出そうとした魅力そのものを否定することになってしまうだろう。

 こう考えると、やはりアイマス2の変化は腑に落ちるものだと言えよう。前作ではRPG的要素による感情移入はあったが、シナリオ面でプレイヤーを引き込むことが難しかった。ならばそこを盛り上げるために努力するのは当然である。しかも、固定された話をきっちり入れるからといって、育成の意味を薄れさせればアイマスとしての価値がなくなる。そのため育成結果は最後の最後にしか関係しなくなり、齟齬や矛盾が発生する。しかしそれらは理想を得るために仕方なく内包されてしまったのだ。故にこれは欠点と言うべきではなく、長所を生かすために存在している仕組みだと考えるべきだろう。

アイマス2に残る本当の問題とは

 こうしてアイマス2の方向性を褒めたところだが、ではこの作品が完璧であるということにはならないのだ。言うまでも無いが、問題もきっちりと孕んでいる。今回は問題を3つ取り上げよう。

 まず1つ目は、全体の方向性は理解できるがシナリオの方向性があまりうまく矢印を示せていない部分だ。はっきりいってこの作品、まともに話を見られるキャラクターは3人程度である。私見では、きちんと作れているのが雪歩・貴音・真美だけであり、明らかな失敗をしているのが千早、無難な出来になったのが美希と真、そして残りの3人はワンパターンに陥っているだけのあまり見る価値がない内容になっている。

 このゲームはIA大賞を獲得するというメインイベントを中心にし、それぞれの切り口で話を展開するというよくある形態を採用している。これ自体に問題はないものの、やはり育成要素を盛り込まねばならないため、用意できている固定イベントは数えるほどだけだ。こうなると話がワンパターンになるのはある程度仕方ないのかもしれないが、しかしやろうとしていることは違うのである。前作からシステムを変えて物語を強調したとなれば、本当に見せたいものはノベルゲームに負けないような感動的な話であろう。

 それを最も理解しているはずなのが、最も失敗している千早シナリオである。これは『Kanon』だとかの作品を彷彿とさせるような、「キャラに唐突な不幸が起こってそれがなぜか奇跡で復活する」という悪しきパターンの内容なのだが、何をしたいのかはわかるだろう。つまり、ノベルゲーム的なシナリオを入れて、育成を成功させた結果に感動的なエンドを見せ、プレイヤーを泣かせようとしたのだ。(しかし、固定イベント数が少なく丁寧に描けず見るも無残な失敗をしている。)

 同時に、成功したと思われる3つのシナリオを見ていこう。まずは貴音シナリオだが、これは千早と同じく、IA大賞獲得という本編はだいぶ蚊帳の外で、アイドルとして成長することよりは、明確な不幸が出てきてそれを退けるという話になっている。しかし、育成に失敗するとかなり後味の悪いバッドエンドになってしまうため、プレイヤーはこれを退けようとする。これまた物語の強化をしつつ育成もさせるという理念に合っており、理解ができるだろう。

 逆に、IA大賞取得という本編に従順でありながら良く出来ていたのが雪歩シナリオである。これは弱々しいアイドルを立派に育成させるという素朴なシナリオで感動などとても狙えないのだが、この作品がアイドル育成SLGであることも相まって、成長させた実感をプレイヤーに強く印象付けるであろう内容になっている。物語的感動は狙っていないが、育成SLGにぴったりのシナリオと言えよう。

 最後に残った真美シナリオだが、これは本編をひたすらに無視をし、ギャグに徹している。確かにIA大賞だとかプロデューサーが海外に行ってしまうといった話は題材として使うのだが、本質はそことは関係がなく、亜美と真美というキャラクターが暴れまわるだけの内容となっている。

 以上の4つのシナリオは、やり口や成功の程度に差はあれど、アイマス2の育成と物語を強化した内容に合致していると言えるだろう。物語で感動を狙うついでに育成を利用するか、話自体は素朴であるものの育成を盛り上げることに徹するか、あるいは話を書けるスペースを利用して笑いを誘うかといった所である。

 ただし、これはこれで最高の出来となっていないのがまた困った話である。やはり育成SLG要素も重視したがためにストーリーに不自由が生じてしまい、いまひとつ消化不良になっているのだ。例えば、千早シナリオが失敗したのは明らかにイベント数が少ないせいであろうし、貴音シナリオで物語にしこりが残るのもまた物語に全力投球ができないせいだ。これは残念なのだが、両方の要素を取ろうとした場合は仕方ないと考えるべきなのだろう。問題は残った無難なシナリオたちなのである。

 特に最悪なのが、春香・やよい・響のシナリオだ。彼女たちは一度自身にリーダーの資質がないのかと悩み、プロデューサーに励まされて自信をつける(ついでに惚れる)という見事なワンパターンに陥っているのである。これの何が問題かといえば、育成SLGの話としてはまだいいものの、シナリオを強化したゲームとは相反する内容になっていることだ。

 なぜアイマス2はいちいち根幹から手を加えたのか? それは前述のように、シナリオと育成の両方を強化しようとしたからである。それだというのに、話が単純でワンパターンというのは変化した意味がない。これでは単なる育成SLGのほうがまだマシだったという声が出てきてもおかしくはないだろう。

 そして、美希と真のシナリオはそのパターンに陥っていることはないものの、話的な盛り上がりも育成的な盛り上がりもない。千早のようにぶっ飛んだ展開を見せてくれることもないし、雪歩のように育成と噛み合ったしみじみとした話を見せるわけでもないのだ。これらもまた、変化について来ていない内容になっている。

 これはシナリオライターとの連携が取れていなかったのか、あるいは時間がなく内容が思いつかなかったのか。正解はどれか知る必要はないだろうが、どうもこのあたり、2の企画と物語の方向性が完全に一致していなかったと言えるだろう。

 もし、アイマス2の全体の方向性として、育成と物語の楽しさを総取りしようと考えていたという考察が正しかったのであれば、そしてそれが強く認識されていたのであれば、盛り上がりもクソもない彼女たちの話もまだもう少しまともになったはずであり、同時に魅力を発揮できていたはずなのである。もしくは、発揮することができていないにしても、千早シナリオのように挑戦する姿勢だけはあったはずなのだ。

 続いて2つ目の問題は、システムが周回プレイに向いていないことだ。シナリオを強化したことになれば好きなアイドルだけを遊ぶというわけにはいかず、全員の話を見ることが重要になる。基本的にギャルゲーのシナリオとは短編の集合体なわけで、当たり外れがあるにせよ一通り読むことが多いだろう。

 しかし、このアイマス2はとにかく煩わしい。既読スキップやバックログはないし、ボタンを押しっぱなしで会話を飛ばすこともできない。また、お守りを購入する場面や、衣装・楽曲・ポジション設定の画面はいちいち聞いてきて煩わしいことこの上ないわけである。おかげでプレイ時間が無駄に膨れ上がるだろう。

 これらの仕様、確かに育成SLGとは間違っていないのである。選択肢をミスしやすいのはゲーム的に問題なのでゆっくりと選択させるべきだし、スキップ機能も本来は必要ない。ただ、全体の方向性としてはやはりシナリオも重要視されているはずなのだ。一応は周回プレイで楽になるような機能も用意されてはいるのだが、まだとにかく中途半端で、シナリオを見やすくさせるという必要性がわかっていない。

 最後である3つ目の忘れてはならない問題は、一部キャラクターのサブ降格である。今回は竜宮小町というサブキャラ側に渡ったメンバーがいるのだが、彼女たちはもともとプロデュースができたメインヒロインであったのだ。既にこのレビューで記したように、このゲームは遊ぶ上で実際にプロデュースして育成することも肝心なので、彼女達がサブキャラに回ってしまうのは痛いだろう。

 しかし、これはいずれ起こるであろうことだった。今回作中に登場する女性アイドルは竜宮小町を含めると13人。はっきりいって、全てをプロデュースすることに対応するのは手間どころなどの話ではない。まず、個別シナリオを作るのですら恐ろしく大変だろう。そして、一人増えればシナリオが一本増え、収録すべき音声の量もアイドルの組み合わせなどで増えるし、イベントの種類や話の展開が他とかぶらないように気を使わねばならない。一人を増やせばその瞬間、乗算するように労力が増えていくはずだ。大体、13周も遊ぶに耐えうるゲームシステムを作れというのが無茶である。アイマス2も、プロデュース可能アイドルが9人しかいないのにせいぜい5周が限界だ。

 これをすべて対処しようとするのはとてもではないが現実的でないだろう。無理に通せば駄作が出来上がるに違いない。通常であれば2になるにつれて既存キャラを一新するものだが、アイマスに関してはすべてを切り捨てることはできなかったようだ。

 この点を顧みると、ライバルキャラのジュピターに男を採用したのは良い判断だ。人気が出なければ無かったことにすれば良いし、逆にファンがついたら別展開で活躍させればいいのである。このライバルがもし女キャラだった日には、アイマス3なり2の移植・リメイクなりで更にその彼女たちをプロデュースさせなければならず、同時に削除キャラを増やすということにもなり、さぞ苦労することになっただろう。

 それにしても、アイマスが既存キャラを一新しなかった理由は何か。これはアイドルゲームであるからキャラ人気がやたらと高く変えられないということもあるのだろうし、一度作った3Dモデルを捨てるということも出来ないのだろう。あるいは、声優とキャラクターの特徴を関連付けているので(例えば、美希の好きな食べ物であるおにぎりは中の人の好物でもある)、声優ファンのことを考えると切るに切れないのか。

 どれも原因としては妥当に思えるが、本質はそういう部分ではなくそもそものアイマスの理念にあるのではないだろうか。元々はアーケード版で出発したこのシリーズだが、例外的にDS版では別キャラクターを主役に据えたものの、それ以外のXbox360版、PSP版、そしてアイマス2でもキャラクターは同じだ。移植といった面もあったとはいえ、同じヒロインも何度も使いすぎである。ここまで来ると『アイドルマスター』というブランドを売りたいというより、キャラクター商売としてこのシリーズを開発しているようにしか思えない。

 この憶測が当たっているのであれば、竜宮小町のサブキャラ化というのは非常に崖っぷちの判断だったのではないだろうか。2になるにあたりプロデュース可能アイドルが増えるためキャラ削除をしなければならないが、それは元の理念からすればとても忍びない。となれば、話に絡ませつつ添え物として我慢してもらうしかないだろう。他にどのような使い方があったというのか。

 そもそも、アイマス2の時点で同じヒロインが登場するということが苦しくなっているのだ。前作から少し時間が経過しているという設定にし見た目を変えたのはいいが、次があるならどうするのか? そして、そのうちシナリオが焼き直しになってしまうであろうという問題にどう直面するのか? 何より、同じキャラで似たようなことばかり繰り返していけば人気が降下していくのがオチだろう。

 それに対し、キャラクターを穏やかに入れ替えていくのか、それともプロダクションごとに別の単位で展開することにするのか。どう舵を取るのかは知らないが、これがアイマスにおける最も大きな問題である。同じヒロインを使っていては、いつか必ず行き詰る。ギャルゲーのヒロインは、現実のアイドル並に賞味期限が短いものなのだから……。

 これらの点を考えてみると、アイマスの本当の問題とは一部アイドルがサブキャラクターに降格したことでなく、同じことを続けようとすればいずれは立ち行かなくなるということではないだろうか。どうも一部キャラの降格という短絡的な部分に目を向けているプレイヤーが多いわけだが、そもそもそうしなければならないアイマスというシリーズ自体に最初からヒビが入りかけていることを憂うべきだろう。いや、そもそもここまで長期的なシリーズ展開することを考えていなかったのであれば、これは当然の行く末である。ヒビが入ったという表現は適切でなく、最初からそこまで設計していなかったのだ。

 とにかく、アイマス2というのは方向性の統一が足りていないように思えるのである。全体の方針としては育成とシナリオを総取りしようとしているが、システムがそれをうまく生かそうとしていない。そして、シナリオもまたその方向性の元で作られているはずなのに、単なる育成SLG向きの内容が多い。更に、一部キャラクター降格も苦しい決断なのだろうが、どうもこれは最初からの方向性がうまく定まっていないせいで起こっていそうなのだ。つまり、最初からガタガタだったものが何とか形を整えようとして必死に動いたのだが、きちんとした展望がないせいでそれぞれの要素に疑問が残ってしまったように感じるのである。

 アイマス2では「団結」という言葉をテーマに、皆で仲良くして力を合わせることが美徳だという話が盛り込まれている。無論、これは理解できなくもないのだが、正直なところこれはプレイヤーに向けて言っているのではなく、開発側が自分に言い聞かせているのではないかと邪推してしまいそうになるのだ。そのくらい、ひとつひとつの歯車が同じ目標のために動いているとは思えない。それぞれの要素がきちんとゲーム全体の方向性を理解していれば、シナリオはもっと良くなっただろうし、システムももっと改善できたのではないか。そして、早い段階で先のことを考えていられれば、キャラクターの扱いにもきちんと手を打てたのではないか。そんなことを考えてしまうのだ。

アイマス2は良く出来たアイドル育成シミュレーションゲーム

 ともあれ、アイマス2は“良く出来た育成シミュレーションゲーム”である。決して感動的なシナリオだけで引っ張っているわけでもないし、かわいらしいキャラクターだけでプレイヤーを画面の前に座らせているのではない。ゲームとしてプレイヤーにアイドルを育てさせる経験をさせるのだ。そして、2はそれに物語をうまく混ぜようとした。そのため、磨くべき点は残ってしまったし、どこかズレて中央ド真ん中だというわけではないが、きちんと的には当てられたのではないだろうか。

 男アイドルの参入や一部キャラクターの降格といった表面的な問題は、仕方ないと割り切るべきである。これらは元からアイマスが持っていたであろう歪みを修正するためになるべくしてなったのだ。もしライバルキャラに女が増えたら、もし全員プロデュース可能だったら、アイマスは更に問題を抱えていたはずだ。

 本当に問題なのは、全体の方向性とシステム・シナリオが噛み合っていないという点だろう。狙っている点はよくわかる。やろうとしたこともわかる。しかし、すべての要素はその方向にきちんと向いているわけではない。足並みが揃っていないために、素晴らしい結果を出せなかったのだ。こうなると、表面的な問題に対しても文句を言われてしまうのも止むを得ないとすら言えるかもしれない。

 さて、そろそろこのレビューにおいても筆を止めねばならない。最後にアイマス2のテーマソングである『The world is all one!!』から歌詞の一部を引用して、少し眺めてから終わることにしよう。

ひとりでは出来ないこと
仲間となら出来ること
乗り越えられるのは Unity is strength


 Unity is strength。つまり、統一、あるいは団結、もしくは協調は力なりということである。至極尤もだ。しかし、他人と力を合わせるということは想像以上に難しい。うまくひとつに纏め上げねば、袋の中で暴れまわり尖端が飛び出す針のようになってしまうわけである。この歌詞が結果的に皮肉となってしまったのか、あるいは求められた理想として掲げられているのか。知る由もないが、アイマス2にもうひとつ必要だったものは、やはりこれなのだろう。
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アイドルマスター 2 23 真美の玩具

悪ふざけしかない真美

 相変わらずまったく危機感のない真美は、亜美とのモテ対決のために更なる精進をすることとなった。どうもこのシナリオは徹頭徹尾ギャグにするつもりのようで、まともな話は見れなさそうだがはてさて。

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今度は二人で待ち伏せ
 冬馬に敗北してからIA大賞ノミネートが確定し、イベントが発生。またもや事務所帰りに真美に遭遇したのだが、今回は亜美もいたのである。

 亜美は何をしに来たのかと思えば、竜宮小町がノミネートから外れてしまったので慰めてもらおうと来たようだ。すると真美は、自分の兄ちゃんととるななどと言い出して喧嘩し始めようとするのだから相変わらずである。ちなみに本来の目的は別らしく、それが何だったのかといえば、仲直りをしたことを報告しに来たらしい。つまり、「モテ対決」が終わったようだ。

 いや待った。対決が終わったということは、どちらかに彼氏が出来たということなのか。しかも、亜美がしょんぼりしているので、真美に出来たということである。これは困った話なわけで、Pは、「今は大事な時期なので意思は尊重したいが彼氏は諦めてくれ」と説得に入ろうとしたところ、そういうわけではないと怒られてしまったのだから拍子抜けである。

 何でも、モテ対決は片方がノミネートされた時点で決着をつけるつもりだったようだ。まァ、そうなればどちらがアイドルとしての格が上かはわかったようなものなわけで、それもそうだろう。それに納得していると、亜美は「まだ終わってないもん!」と言ってどこかへ逃げてしまった。どうも嫌な予感がする。

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真美は今までのどのキャラより頼りになる
 ノミネート発表会は問題なし。黒井社長のつっかかりも強く反論できたし、別れも問題なく言い出せた。これはこれで問題がなさすぎて怖いくらいだ。

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確かに大変なんだか
 その後、またもやイベントが発生。帰りに真美が待ち伏せしているのはいつものことだが、彼女はやたらと焦って亜美が大変だと言っている。

 とにかく焦ってばかりで話にならないので、力になるから話してくれと説得することに。いったい亜美の身に何が……! と思っていると、先ほど亜美から電話がかかってきて、彼氏ができたと言われたというのだからガックリである。確かに対決をしていた真美にとっては一大事だろうが……。亜美が落ち込んでいたところにイケメンの先輩が告白してきたことなど、こちとらどうでもいい話である。

 しかしそう言ったとしても、真美は取り乱すのをやめない。ここは仕方が無いので、輝いている真美を見ている人もたくさんいるだろうと言ってやったところ、一応は自信を取り戻したようだ。しかし、それなのに告白されないのが不思議でたまらないようで、亜美に勝つためにもっとすごいことをしようと考えているらしいのだから弱ったものだ。

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事務所は朝から大騒ぎ
 そして、ジュピターとの対決前に最終イベントが発生。IA大賞グランプリ前ということで、しっかり寝て英気を養おうと早めに家へ帰ったPだが、早く帰ったせいで翌朝はえらい騒ぎになっていた。

 いざ出勤してみれば事務所は大騒ぎ。事務員はいきなり会場へ行けというのである。話がとにかく不明瞭なので説明を求めると、亜美に聞けというのだからなんとも無茶苦茶である。

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亜美のウソがえらいことに
 そして彼女に事情を聞くと、真美が各報道に向けて勝手に送ったFAXが原因らしい。してその内容は何かといえば、引退会見のお知らせというのだからとんでもないだろう。

 真美は何を考えているのかと思いきや、前回のイベントで言っていた「亜美に勝てるインパクトのあること」がこれだったというのだからたまらない。引退会見をしてモテようだなんてどこの誰が考えるのだか。すると、亜美が謝り始めた。何かと思えば、亜美に彼氏ができたというのはウソだったのだ。その見栄を張ったウソのせいでこんな騒ぎになったわけで、確かに落ちこむのも道理だ。しかしまァ、今更怒っても仕方ないわけで、とにかくPは真美を止めるために記者会見会場へと走った。

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なんてこったい
 しかし時既に遅し。会見は既に始まっており、真美はさまざまな質問をされていた。この時期になぜ引退するのかだとか、ジュピターに負けるから引退するのかなどと聞かれ、結局彼女は「真美は引退します!」とだけ言ってしまった。

 ああ、真美のアイドル活動の終焉もまた無茶苦茶だった……と思っていると、彼女は「だから双海真美を引退して『新・双海真美』になってめっちゃ頑張るよーん☆」と言って、会場から逃げてしまったのだから当然大騒ぎになるだろう。

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最後まで騒がしすぎた
 結局、Pや社長は各方面に謝罪をしまくることになったものの、真美の引退は免れた。まったくもって騒がしいことしかしない彼女だが、しかし真美は半ば本気でやめるつもりだったらしい。何でも、Pがいなくなった後に皆がバラバラになってしまうのが嫌だったそうだ。それならばいっそのことやめてしまい、カレシでも作ったほうが楽しくなるのではと思っていたようだ。

 ここで亜美は当然、それならなぜ引退を取りやめたのかと真美に聞く。理由はかなり単純で、本当にアイドルをやめた後のことを想像したら面白くもなんともなかったからだそうだ。それならば記者会見などやる前に想像しろと言いたくなるが、とにかく、真美としてはもはやアイドルをやること自体が楽しみになっており、ずっと活動を続けたいと言ってくれた。

 Pもそう言われてしまえば、残りの時間を一緒に頑張ろうと言うしかなかった。いずれバラバラになるにしても、いやだからこそ、IA大賞をとって最高の思い出にしようということになるのであった

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以下略
 IA大賞はもはやどうでもよいだろう。サボりなどされなければ全制覇は楽勝なのである。

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最後までにぎやかだ
 授賞式後、亜美と真美が登場した。果たして何をしにきたのかと思えば、Pを驚かすためにやってきたというのだから相変わらず暇である。最後までおちゃらけた感じは変わらないが、そのほうがらしいだろう。

 しかし、真美のほうはきちんとPに伝えるべき、気づかされたことがあるそうだ。何でも、彼女は中学生になったら恋愛の1つくらいはしなければダメだと思っていたようだが、別によくわからなかったし、思ってたほど面白くもなかったそうである。それどころか、恋愛よりPをからかってる方が100倍面白いということに気づかされたと言い出すのだから困ったものである。

 すると、亜美のほうが「真美の兄ちゃんってそんなに面白いの!?」と驚きはじめる。真美は、Pがそこらのいじられ系芸人の数倍面白く、ボケも突っ込みもできる万能マシーンであるなどと言い出してしまい、またもや取り合いになるから困ったものだ。結局、最後の最後まで二人に玩具のように扱われるPなのであった。

 しかし、そんな馬鹿みたいな二人を見て嫌な気分になるわけでもあるまい。それどころかにぎやかで思わず笑えてしまうわけで、この楽しそうな雰囲気が二人の魅力なのかもしれない。Pが相も変わらず楽しそうだなと漏らすと、そんなのは当たり前だと返された。そして、もっと面白いことを用意しておくから、一刻も早く日本へ戻って来いと言われるのであった。

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さらばP
 そしていざハリウッドへ。亜美と真美は何かを用意しはじめたようだが、果たしてそれは何なのやら。

エピローグ

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寂しい帰り
 早くもただいま日本。しばらく連絡を絶っていたせいもあり、空港には誰の姿もない。寂しいが仕方ないだろう。

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無茶苦茶な再会
 ……と思ったら、なぜか亜美と真美が登場。迎えに来てくれたのかと思いきや、別にそういうわけではないらしい。しかも二人の足元にはスーツケースがあるので、偶然これから移動だっただけのようだ。ではいったいどこへ行くのかと聞くと、二人は「兄ちゃんもいっしょに行くんでしょ?」と当然のように言い出した。しかも行き先はハリウッドだと言うのだから、何が何やら。

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相変わらず強引すぎる社長
 そして、真美から社長の伝言を渡される。それによれば、亜美と真美が勝手に映画のオーディションを受けハリウッドデビューが決まってしまい、事務所としてはバックアップせざるを得なくなったそうだ。そんなわけで現地に詳しい人物であるPに面倒を頼んだということだが、ふざけんなという話である。ああ、そういえば彼女たちが言っていた面白い事とはこれのことだったのか……。

 あまりのことにPが驚くと、二人から良いリアクションだと褒められる。まったく、そんな話ではないというのに……と愚痴を言おうとしたところ、真美はそろそろ飛行機搭乗の時間だと言い出す。それなのに彼女たちは荷物を預けていないし、続いて亜美はトイレはどこだのお腹が空いただのと喚き始めた。こうして、Pは有無を言う暇もなくまたもや騒がしい二人の面倒を見ることになったわけだが、これはこれで楽しく過ごせるのだろう。

地獄の特訓を経て実績全解除

 これですべてのシナリオをクリアしたわけだが、実績がまだ1つ残っているので解除しておこう。竜宮小町二戦目かジュピター戦で負けると、地獄の特訓なるものが始まり、それを終えると解除される実績があるようだ。

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負けても夢落ちになる
 それらのフェスで敗北すると、Pの目の前が真っ暗になって一週巻き戻ってしまう。なんと、戦いが夢落ちになってしまうのだから困ったものだ。

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テイストが違いすぎて笑える
 そして、強制的にミニゲームをやらされ、これで強引に能力の底上げがなされるようだ。これは相手に勝つまで繰り返されることになるようなので、話の展開を分岐させないように絶対に勝たせる仕掛けなのだろう。

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アイマス2もようやく終わり
 このイベントを見て、ようやくアイマス2の実績も1000となった。十分やりこんだといえるので、あとはステージ映像を好きにエディットできる「ステージフォーユー」モードを見てから、楽しみであったレビューを書くことにしよう。そんなわけで、プレイ記録はこれで終了ということにさせてもらう。

○ アイドルマスター 2 レビュー
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アイドルマスター 2 22 真美の「悪巫山戯」

いたずら好きの双海 真美

 ようやくアイマス2も最後のアイドルまでたどり着くこととなった。このゲーム、悪くは無いのだがせいぜい周回プレイをするのは5回あたりが限界だろう。さすがに9周を前提に考えられているデザインではなく、なかなか辛くなってきた。とにかく、さっさと終わらせてしまおう。

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ようやく最後の真美に到達
 最後になる担当アイドルは、今までサブメンバーとして何度も登場している双海 真美。彼女は最年少の13才だけあって子供らしいというか、イタズラ好きで常にふざけている。喋り方が妙で、「んっふっふ~」と奇妙に笑ったり、駄洒落なのかよくわからない言葉の間違いを常にしている。そして、言うまでもなく竜宮小町の亜美と双子である。

 Pが公園で真美を見つけた時、彼女は無理やり子猫をひっくり返して性別を確認しようとしている子供に注意をしていた。動物には優しくしてあげないといけないとかなりまともなことを言うのだなァと関心していたところ、「首根っこをくすぐってやれば簡単にお腹を見せるよ!」などとイタズラのアドバイスをしていたのだから困ったものである。

 真美に声をかけると一瞬は驚くも、「亜美と間違えた?」と言い出すのであった。まったく相変わらずアイドルの自覚がないなと思いつつプロデューサーであることを説明すると、彼女は「答えを当てようとしてたんだから(正解を言うのは)待ってよー!」などと文句を言い出すのだ。マイペースにも程があるという話である。

 とにかく、今後はプロデュースすることをわかってもらえたようで、真美は相当喜んでいた。もっとも、「ついに真美が魚の目を見る時が来たよ~」などと奇妙な間違いをしていたので突っ込んでやると、「賢い兄ちゃんだ」と褒められてしまった。どうも掴みどころがないキャラである。

 ちなみに彼女、前作では亜美と一緒に一人のアイドルとして活動していたのである。別々になったのには何か理由があるようで、これが彼女のシナリオに関ってくるようだ。

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仕事はきちんとできる真美
 まずははじめてのお仕事からこなしていく。

 今回はレコーディングスタジオに挨拶しに来た。いくら曲が良くともレコーディングが駄目なら楽曲も悪くなるからしっかりと挨拶をするんだと真美に言ったところ、彼女は妙に緊張しているようだった。ここでリラックスしろとアドバイスをしたのだが、「どうやるんだっけ?」と妙にこわばってしまった。どうもわかりやすい言葉を使ったほうがいいようだ。

 ともあれ、真美はスタッフの心を掴めば良いということはわかってくれたようだが、しかし色気で心を掴もうとしたのだから何とも困ったものだ。それよりも、買っておいた差し入れのシュークリームを渡せといったところ、なんと彼女が移動中にオヤツだと思って食べてしまったとのことである。まったくなんてことを仕出かすんだと注意したところ、「育ち盛りの女の子に渡したら普通おやつだと思うでしょー!?」と逆切れされてしまったので困った話だ。

 しかし彼女も焦っていることは間違いないようで、このせいで仕事がもうだめだとパニックになってしまった。こうなっては仕事どころではないので、差し入れは気にせず、挨拶にきちんとまごころさえ込めれば問題ないはずだとアドバイスしたところ、真美はきちんと挨拶ができたようである。どうも彼女、無茶苦茶なことは仕出かしても仕事はできるようだ。

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ちまっこいーズ
 そんな真美と組ませるメンバーは響と雪歩である。彼女たちは身長が150~155cmとちまっこいので、綺麗に見えるだろうという魂胆から組ませた。ユニット名は悪巫山戯(わるふざけ)と、もはやまともに考える気もなく。

 こうなると気になるのは、いつもふざけている真美のリーダー適正である。話にならないかと思いきや、彼女は響と仲良くしようとしたり、泣きそうな雪歩の気を使ったりで意外とそれらしいところを見せる。どうも想像以上に頼りになるようだ。

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怪しい言動をする真美
 竜宮小町に敗北後、しばらくしてからイベントが発生。事務所帰りに真美と別れた……と思ったら、いきなり帰ってくる彼女。何でも伝え忘れたことがあるそうで、明日の休みに買い物に付き合ってくれと言い出した。いきなりだが、まァ問題はないだろう。OKを出すと、彼女はなぜか周りを気にしていたが、何か企んでいるのか。

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やはりあやしい
 そして翌日、いざショッピングモールへ行くのだが、向こうから誘ったくせに彼女は特に何も買わないのである。それを指摘すると、「買うとみせかけて買わないスリルを味わいたいんだよ~」などと適当なことを言っている。まったくもって何をしたいのやら。

 そして、「真美は仕事を頑張ってるかな?」などと聞かれるので、十分頑張ってるだろうと褒めてみたところ、彼女は「うかうかしてられないな~」と妙なことを言い出すのだ。どうも会話が噛み合わないというか、どことなくおかしい。

 すると、なぜかPの携帯に真美から電話がかかってくるのであった。用件はレッスンで忘れ物をしたからどうのこうのということだったが、そんなことより今目の前には真美がいるはずなのである。ということは、今一緒にいる彼女は……。

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迷惑な入れ替わりだ
 問いただしてみれば、やはり彼女は亜美であった。カツラまで被って随分と手の込んだことをするものだ。一体なぜこんなことをしているのかといえば、「真美の兄ちゃんを借りてみたかったから」とのこと。何でも真美は、いつも楽しそうにPと遊んでいる話をするそうで、それをうらやましく思ったとのことである。

 それならば素直に遊んでくれと言えばいいだけだろう。Pはため息をつきつつも、今日は遊びに付き合ってやることにしてやった。すると亜美は喜びつつ、「今日は亜美に浮気したことを黙っててあげるからね」などと妙なことを言いだすのであった。

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よく待ち伏せする子だ
 その後、またしばらくしてからイベントが発生。事務所帰りに真美を見つけたのだが、何をしているのかと思いきやPを待ち伏せしていたとのことである。

 果たしてどんな用件があるのかと思いきや、いきなり目閉じてみろといきなり言われたので従ってみることに。イタズラでもしてくるのかと思ったが、特に何もせず彼女は「どう?」などといってきたのだ。何の話かと思って目を開けようとすると怒るのだが、一体何が何やら。すると彼女、「真美のモテオーラ感じるっしょ?」と言い出した。まったくもってそんなものは感じられないわけで、きっぱりとそれを否定してやる。どうも妙な話を友達に吹き込まれたようだ。

 真美は、Pが彼女をリーダーとして選んだのはモテオーラが出てきたせいなのかと思っていたようだ。「きっとフェロモンでグラっときちゃったんでしょ~?」などと笑いながら言い出したので、お前には可能性を感じたから選んだんだよと言ってやるも、今ひとつ理解してもらえなかったようだ。とにかく、リーダーとしての自覚は足りないようだから、きちんとリーダーの資質を得られるよう頑張ってくれと言ったのだが、これを真美はまだフェロモンが出ていないなどと解釈してしまったようだ。まったく、話を聞かないにも程があるが、これでまともにアイドル活動はできるのだろうか。

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またもや待ち伏せ
 竜宮小町に勝利後、イベントが発生。そしてまたもや事務所帰りに真美に遭遇。いきなり「待った?」などと意味不明なことを言っているが、待ち伏せしていたのはそっちである。どうもデートっぽくしてみたらしいが、相変わらず何を考えているのかわからない。

 果たして何をしに来たのかと思えば、真美はまず今日のこと、つまり竜宮小町に勝てたことの礼を言いに来たのである。珍しく生真面目だと関心していると、その勝利によって亜美との「モテ対決」に終止符を打てたと言い出すのだから頭が痛い。何の話だ。

 何でも中学になって周りの友達がカレシを作りはじめた頃、アイドルの亜美と真美はどちらがよりモテるかという話になったようだ。しかし二人とも彼氏はいない。すると、友人たちからその原因はいつも一緒にいるからではと言われたのであった。そのため、二人は別個で活動してモテ対決なるものをすることになったようで、聞いているだけでバファリンをガリガリと噛みたくなる。そんな下らないことで仲違いしたのか。

 とにかく、真美は「竜宮小町に勝ったからモテ度が急上昇するよね!」などと言い出したので、安心はできないぞと言ってやることにした。ここはまともに説教するのもアホくさいので、ここで怠けるとモテなくなるかもしれないだろうし、一時の勝利で浮かれていると足元を掬われているぞと言ってやったところ、更にアイドル活動に対しやる気を出してくれたようだ。どうも行動原理がバカバカしいが、きちんと仕事はこなせているしこれで良いのだろう。いや、良いのか……?

○ アイドルマスター 2 23 真美の玩具
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アイドルマスター 2 21 響の告白

友情パワーを見せ付けろ

 沖縄出身の元気娘である我那覇 響をプロデュースし始めたが、彼女のあまりの奔放さにやや苦労させられるプロデューサー。果たしてIA大賞を獲得し、寂しがりやの彼女を故郷に帰れるようにすることができるのだろうか。

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親切な冬馬くん
 冬馬に敗北し、IA大賞ノミネートが確定したところでイベントが発生。ハリウッド行きのことを悩むPの元に、冬馬が登場したのだ。何かと思えば、「1人のバカのバカげた行動のせいでノミネート発表会が中止になったら困る」から注意に来たというのだ。詳しく聞いてみれば、何と響が近くの公園でノミネートのことを大声で話してたそうである。これはまだ決定段階でないため、万一部外者にバレてしまった場合は確かに大事だ。その場所へ連れて行ってくれと頼んだところ、冬馬は仕方なく案内してくれたのだから悪役の威厳がなく笑える。

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一触即発?
 響はアリサと電話していたようだが、その声があまりにも大きすぎたようだ。とにかく電話をやめさせたところ、彼女はPと冬馬が一緒にいることに驚く。それに対し冬馬は「バカな話をしてんじゃねえよ!」とキレ、当然のように響も噛み付き返そうとする。まったく、事情もよくわかっていない彼女に怒鳴っても仕方ないわけで、ここは冬馬が注意しにきてくれたと説明したところ、冬馬からは「そうじゃねえよ!」とツンデレっぽい怒られ方をされてしまった。とにかく、響は事情を知り、どんな罰でも受けるよとしょんぼりしてしまった。

 しかし、Pはここで怒るために来たわけではないと言い出す。話してはいけないことを言うのは確かにまずいが、友達を大切にするのは素晴らしいと褒めたのである。頂点に近づけば必ず孤独になるから、そういう絆があればあるほど良いのだと言うのであった。プレイヤー的にはまったくもって意味がわからないが、そういうことなのだろう。

 これに対し響は喜ぶが、当然冬馬は怒るわけである。彼は「トップアイドルに仲間なんて必要なく、とにかく重要なのは力だ!」と力説する。仮に協力することがあったとしても、それは孤独を抱えた者が集い自らの力を発揮するのが最強だと言うのであった。無論、この意見は響の意見にも相反するものになるわけで、どちらが正しいかは後日ステージで決めることとなる。

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臆病な響
 そして、IA大賞ノミネート発表会へ。響はジュピターに対してビビりまくりで仕方ない。どうも普段の自信過剰さは不安を覆い隠すためのものでしかないようだ。この後、当然のように黒井社長が登場し、ボンクラとだけ喋っていった。するとまたもや響がしょんぼりするので、Pは俺たちは団結力のある掛け算だから負けるわけがないなどと説得し、元気を取り戻してもらう。すると彼女、自分たちにはずっとPがいるから負けるわけがないと言い出したので、ハリウッド行きを話すことに。

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聞き分けのない響である
 ハリウッド行きを話すと響は怒り出し、挙句の果てにはプロデューサーに捨てられたと泣き出してしまう。いやまったく、感情の起伏が激しすぎて説得するのも一苦労だが、お前たちだけでもやっていけるように努力して欲しいと説得すると一応はわかってくれたようだ。

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通じない電話
 その後、しばらくしてからイベントが発生。ハリウッド行きのことを納得してはもらったものの、響は内心寂しがっているのではないかと気にかかったPは、彼女に電話してみることにした。しかし、彼女は電話に出ない。

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オフは消える運命
 オフである翌日、何度も電話をかけてみたものの彼女には繋がらない。もしかして避けられているのだろうかと思っていたところ、響のほうから電話をかけてきた。すると彼女、突然に自分がどこにいるのかとクイズを言い出したのだ。何でも、Pに見せたいものがあるからここへ来いというのだが、行き先も告げずに呼び出すなど無茶苦茶である。

 これではどこへ行けばいいのかわからず困った話なのだが、そういえば電話の最中、響は一緒にいるいぬ美に対して「寒いから離れるな」などといっていた。まさか北海道にでもいるのだろうか……と考えていたところ、Pは本当にいくのだからこれまた無茶苦茶である。沖縄もそうだが、思いつきでいきなり北海道に行くやつがあるか。

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バカは風邪をひかない
 この選択は正解だったようで、北海道で響と遭遇することができた。いったい何があってこんなところへ呼んだのかと聞いてみても、響は答えも言わずにどこかへ連れて行くのだから何が何やら。

 そして、到着した場所は雪山であった。いい加減にぶっ飛ばすぞと拳を握り締めたくもなるが、とにかく見せたいものを確認してからにしよう。さて、いったい彼女は何を披露するのかと思えば、雪にほどんど足跡がつかない超高速のステップを見せてくれたのであった。Pはとにかく「すごい!」と驚いていたが、僕だったら一発ドツいているだろう。

 何でも彼女、仲間とのチームワークが生かせるように自分の実力を伸ばしていたそうだ。そして、「このステップさえあれば冬馬に勝てるよね!」と喜ぶ響。これに対し、Pは一応は褒めるものの、しかしそのステップは使うな言ってしまう。無論、彼女は不満を漏らすが、本当に必要なものは団結なのである。お前一人だけ特訓しても意味がないだろうと説教し、みんなで足並みを揃えるべきだとアドバイスするのであった。響はどうも仲間がいると言っておきながら先走るのが好きなようだが、これでいくらかは反省してくれただろう。

 このイベントはさておき、ここで育成のほうにアクシデントが発生。なんと、サボリが発生して、最後の一週に受けようと調整していた上方の隠し部門フェスが受けられなかった。これで全制覇は無くなりあまりの出来事にイラッと来たのだが、これはどう考えてもサボったお前らが悪い。わざわざやり直してやる必要はないだろう。

いきなり響に愛される

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ブタと犬と話すプロデューサー
 IA大賞グランプリ前に、Pは雪山での出来事のように、響が一人だけ先走らないか不安になっていた。すると、そこに彼女のペットであるブタ太といぬ美が登場する。何事かと思いきや、どこかへ連れて行くようだ。

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ペットをまともに飼えていないのでは
 いつもの公園に響がいるのではと向かってみたところ、見事に正解であった。彼女はブタと犬を探しており、「お前らもプロデューサーみたいに自分を捨ててどっかで行っちゃうのかー!」などと必死に叫んでいたのである。まったく、人聞きの悪いことを言いやがって。

 それは誤解だと話をしようと声をかけると、彼女はPと二匹が一緒にいることを驚きつつ、聞きたくないと逃げていってしまった。

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いきなり惚れる響
 そんなこんなでまた追いかけるハメになり、花火がよく見えるビルの屋上で響を見つけることができた。さすがにもはや逃げる気はないらしく、それどころか彼女は逃げたことを謝りはじめた。そして、響はPがハリウッドに行くことに反対したいのかと思いきや、本当のところはよくわからないそうだ。アメリカに行って成長してきては欲しいものの、それはどうしても寂しいとのことである。

 それならば、再会を約束するしかあるまい。そして、Pが「みんなお前のことを大切に思っているんだぞ」と言うと、彼女はその言葉が聞きたかったといよいよ泣き出してしまった。そのまましばらく慰めてから、ようやく彼女はいつもの笑顔を取り戻してくれたのであった。

 そういえばブタとイヌはいつの間にかいなくなっていたが、響から見るとそれは二人に気を使ってくれたとのことである。……えっ、これってそういう雰囲気だったのか。

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響のサボり魔!
 IA大賞は以下略である。全制覇できなかったのは先述の通りだが、これはサボタージュした響が悪い。

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いきなりの告白
 その後、Pが一人でボンヤリとしていると、いぬ美がやってきた。こうなるとあとの展開はわかりやすく、響もやってくるのであった。彼女は一度帰ったあと散歩として偶然ここに来たようである。

 今後の響たちの行動が気になって少し聞いてみると、彼女はしばらく休みをもらい島に帰ろうと考えているようだ。ようやく名実共にトップアイドルになれたわけで、これで胸を張って家族に会えるわけである。寂しがり屋の響もさぞ嬉しかろう。

 更に彼女、昔は仲間などいらないと思っていたそうだが、今はそれが本当に大切だとわかってくれたようだ。それならばもはや置いていっても問題はあるまい。あとは彼女たちで頑張ってくれればいいだろう。そして、いずれハリウッドから帰って来た時に、また一緒にアイドル活動をしようと再度約束することになった。

 これで綺麗な別れになると思いきや、響は最後に「かなさんどー」とだけ言い残して恥ずかしそうに去っていった。唐突すぎて驚いたのだが、この意味は調べるまでもなく……。まったく、担当アイドルはどの子も惚れっぽいとはいえ、急すぎるだろう。とりあえず、これはストルゲー的な意味なのだと考えておこう。

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おわり
 そしていざハリウッドへ。今回は全制覇ができなかった為に後日談を見られなかったのだが、大分どうでもいいシナリオだったのでやり直す必要はないだろう。

 これで響シナリオも終わりである。今回もまた、春香ややよい、もしくは雪歩と同じタイプの話だろう。彼女たちがリーダーとしての資質を悩み、それが解決するだけである。別に悪くないのだが、キャラを挿げ替えただけの内容であることも事実だ。

○ アイドルマスター 2 22 真美の「悪巫山戯」
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アイドルマスター 2 20 響の「天馬空を行く」

「ちゃーならん」な我那覇 響

 これでようやくアイマス2のプレイ記録も8周目。同じことを書くことが多い上に、特に見所のないキャラも多いのでかなり疲労してきた。いっそのこと、最初から粗筋だけ書くようにしておけば良かったなどと後悔を始めているが、とにかくもう少しなので頑張っていきたい。

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響との遭遇
 今回プロデュースするのは、以前も何回か登場していた我那覇 響。元気と底抜けの明るさが長所だが、妙に自信家で自分は完璧だと言っているのが困ったものだ。出身地は沖縄だそうだが、それが喋りにも出ているという妙なキャラ付けがされている。口癖は「なんくるないさー」だし、沖縄に絡めた話題(サーターアンダギーだのシークワーサーだの)もしょっちゅう出してくる。沖縄出身の人への偏見が強まりそうなキャラである。

 彼女と出会う前に、Pは怪獣のように大きな犬と遭遇。これは響のペットであるセント・バーナードのいぬ美だった。どうも彼女、いぬ美をはじめとする様々な動物を飼っているようで、軽い王国が出来上がっているほどのようだ。

 そして、響に自分がプロデューサーであることを告げるのだが、やはり驚く。すると彼女、ならばと「せっかくだから仕事を頼んでみるぞ」と言い出し、パン買ってこいなどと言うのであった。そんなのに従うかと文句を言おうとしたところ、なら「自分が買ってくるぞ!」と言って話も聞かずに走っていきそうになるのだから困ったものだ。

 どうも彼女、あまりオツムのほうはよろしくないようだ。そのため、プロデューサーというのはアイドルの先生みたいなものだと説明したところ、ようやくどういう立場かわかってもらえた。響はこういった制御不能なところに苦労しそうである。

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響とはじめてのお仕事
 まずははじめての挨拶に挑む。有名な振付師に挨拶をすることになったのだが、果たして彼女はまともな応対ができるのか。どうも初対面の印象では、ロクでもないことになりそうだ。

 そんなことを悩んでいるところ、響はいきなり「自分に振り付けしろーっ!」と言い出した。何を言っているのだと疑問を正直に言葉にすると、練習なんだから付き合ってくれてもいいのにと文句を言われてしまった。やはり彼女、頭のほうがあまりよくないらしく、練習を振り付けと言ってしまったらしい。

 そして、いよいよ振付師の登場。まずは自由に挨拶をさせてみたところ、少し馴れ馴れしいものの、先生の振り付けそのものを褒めていたりと良好な具合。しかしその直後、相手の返事も聞かずに早速ダンススタジオへ行こうと言い出したのだから困ったものである。

 ここで一度話をさえぎり、きちんと手順を踏んで話を済ませろといったのだが、やはりどうも彼女は気ばかりが急くようである。結局、講師からは落ち着きの無い子には教えたくないと言われてしまったのだから最悪だろう。

 響は泣きそうになりながら、乗り気になってもらうにはどうすればいいかと聞いてくるので、ここは熱意を見せろとアドバイス。すると彼女、先ほどのことを謝ってからは死ぬほどしつこく教えて欲しいと熱意をアピールしまくり、相手を押す形でやや強引にOKをもらった。このバカ正直さが響の長所であり短所なのだろう。

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ユニット名が思いつかず悩まされた
 そんな響と組ませるのは真と美希である。ユニット名は「天馬空を行く」。どうも制御しきれそうにないので、好き放題行って成果を残して欲しいところである。もっとも、自由すぎて困ったことになってしまったのだが……。

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携帯電話を出すと時代を感じる作品になりそうだ
 しばらく活動をしているとイベントが発生。携帯を事務所に忘れたPが戻ると、響が電話しているところを発見した。何でも沖縄の友達と電話しているようだ。

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ひどく迷惑そうな響
 電話を終えた後に声をかけたところ、盗み聞きなんてひどいと言われてしまった。まァそれも尤もか。

 それはともかく、Pは彼女が言っていた「マタヤータイ」という言葉が気になった。それは何かと聞くと沖縄の方言で「またね」という意味を持つそうだ。そういえば、響の口癖である「なんくるないさー」もそうだったかとぽつりと言ったところ、突然彼女から方言はどれくらいわかるのかと言われる。さすがに多少はわかるだろうと答えてみたところ、いきなりクイズが始まったのであった。

 響が出した問題は、「なんくるないさー」、「ニーニー」、「チバリヨー」、「マヤー」といったものである。どれも比較的に簡単である上に三択ということもあってあっさり全問正解。どうも簡単なものを敢えて出してくれたようだったが、響も楽しんでくれたようで何より。

リーダーにだいぶ不適格な響

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いぬ美はよく逃げ出す
 竜宮小町に敗北してからまたイベントが発生。オフの日に珍しくジョギングをしてみようと思い立ったPは、休憩中にいぬ美と遭遇。またもや響から逃げ出したのかと思っていると、彼女がやってくる。何でも、散歩をしている最中に居眠りをしたせいで逃げ出されてしまったようだ。

 すると響、Pがジョギングをしていると聞くなり驚くのだから失礼だ。まったく、普段どんな人だと思っているのやら。ちなみに彼女は見ての通り犬の散歩をしているようで、その前はブタ太の散歩もしていたそうだ。どうもペットの面倒を見るのが大変で寝不足なのかと思いきや、それはいつものことで大したことはないようである。

 では悩み事でもあるのかと聞いてみたところ、これが図星だったようだ。何でも彼女、竜宮小町に負けたせいか、自分がリーダーに向いていないのではないかと悩んでいるらしい。リーダーというものは自分のことだけでなく皆のことを考えなければならないが、響は島から出てくる際、自分一人の力でやっていこうと考えていたため、人をまとめることに関して自信がないようだ。また、島が出る時もトップアイドルになるまで絶対に戻らないと大見得を切って母親を泣かせてしまったそうである。そして、夢のために母親を泣かせるような自分勝手な人間は、リーダーとして不適格なのではないかと言い出した。

 これに対しPは、このままでは当分帰れないだろうと厳しく言ってしまった。響は少しでも早く成功し心配させている母親を安心させたいようだが、どうも彼女の様子を見ていると彼女自身も寂しいようだ。もっとも、それを指摘しても否定はされるのだが。

 それならば、響がたくさんの動物を飼っているように、うまくまとめ役を頑張れば母親を安心させることができるだろう。リーダーとして不適格ではないが、更にリーダーとして優秀になれるように努力しろと言ったところ、彼女にも笑顔が戻った。そして、その後にいぬ美の散歩として強制的にマラソンに参加させられてしまうP。次はヘビ香の散歩だそうで、いやまったく、そのペットを保健所に預けると早く沖縄に帰れるのではないか。

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見るな見るな
 竜宮小町に勝利後、これまたイベントが発生。Pはユニットメンバーに対し気を引き締めろと文句を言った手前あまり喜べなかったのだが、つい事務所を出てから大声を出し喜んでしまった。すると、響に見られていたのだから最悪だ。

 さすがに彼女も言いふらすほどひどい性格はしておらず、気持ちはわかると言ってくれた。何より、響もまた今日の勝利をみんなに報告するつもりのようだ。なるほど、実家や友人に連絡をするのか……、と思いきや、なんとそれはペットだけだというのだから寂しい話。特に連絡をしていないその人たちにも電話をしたらどうだといったところ時間が遅いしと渋り、ならメールはどうだといってもこれまた渋る。どうもよほど連絡をしたくないようだ。

 ここでPは、誰かのために努力するという思いが力になることもあるので、きちんと連絡は取っておいたほうが良いだろうとアドバイスをしてやった。すると響はアリサなる友達にメールをすると言って帰っていったのだが、どうも良くないことが起こりそうである。

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休みにありがたくない電話
 その予想は的中する。翌日、公園を散歩していたPの元に響から電話が来る。出るなり彼女はいきなり泣き出し、「自分どうしたらいいんだ~」とわめいているのだ。詳しく事情を聞いてみると、アリサにメールしたところ、もうメールをするなと冷たい返事が来たそうだ。まったく面倒だが、ここは響のいる場所へ行って慰めてやろうと思ったところ、なんと彼女、沖縄の空港にいると言い出したのだ。

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沖縄でも冬服
 そんなわけで、本当に沖縄に来てしまうという訳のわからない展開になった。まったく、いくらフットワークが軽いからといって沖縄にいきなり飛び立つやつがあるか。

 そして響と合流。事情を聞くと、そのアリサなる人物は中学のときの同級生で、一緒にアイドルを目指していた子だそうだ。彼女に対し、そろそろトップアイドルになれそうだとメールしたところ、「私はアイドルを目指すのをやめたからメールしないで」と言われたそうだ。それに対し、響は納得ができないとメールをしたところ、空港で直接会って話をつけることになったというのだから突拍子がない。だいたい、関東にいる人物をいきなり呼ぶというのか。

 とにかくそんな話をしていると、向こうから視線を感じる。もしやあれがと響に聞いてみると、やはりこちらをこっそりと見ているのがアリサだった。響は、「絶対喧嘩になるだけだし来なきゃよかった」と後悔するのだが、本当にわざわざそんなことをするために呼び出すのであれば相当良い性格をしている。Pは、きっと大丈夫だから会ってこいと彼女の背中を押すことにした。

 結局、この騒動は単なるすれ違いであった。アリサは嫉妬混じりで二度とメールをしないと書いたが、それは本音ではないようだ。本当は仲良くしたいそうで、実は響の出たTV番組をいちいちチェックするほど執着していたとのこと。今回話し合ったことで気持ちの整理もつき、響に対し、自分の代わりにアイドル活動を頑張ってくれと夢を託したそうである。響はそれで肩に荷が掛かったが、負けられないと奮起したようだ。

 これで問題が解決したようで何より。せっかく沖縄に来たのでこのまま観光でもするか、あるいは一泊でもしてのんびり過ごしていこうかとPが考えていると、響はすぐにでもアイドルとして活動しなければと、無理やりPを関東に連れて帰って行ってしまった。まったくもって困ったものだが、とにかくリーダーとしてやっていく自信はつけてくれたようだ。

○ アイドルマスター 2 21 響の告白
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アイドルマスター 2 19 貴音の騎士様

貴音の決意

 前回で、貴音がエンペラーレコードの大富に脅されていることを知ったプロデューサー。謝罪はしたものの、相手はそう簡単に彼女を諦める訳もなく……。果たして彼女を守りきることができるだろうか。

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最悪の遭遇
 冬馬に負けたり部門賞フェスを潰していると、IA大賞ノミネート確定イベントが発生した。社長から電話が来て、なんと貴音がエンペラーレコードに出入りしているという奇妙なウワサが流れていると聞かされたのだ。しかも、765プロへの仕事の依頼が減少しつつあるというのだからたまったものではない。社長は出来るだけなんとかしようとするが、くれぐれも十分に気をつけてくれと言われた。まァ普通の社長ならすぐさま貴音を引き渡すべきなのだろうだが、これはファンタジーである。

 気をつけろと言われた矢先、目出し帽の男に遭遇した。四条のプロデューサーかと聞かれ嫌な予感がしていると、まさにその予想通りでいきなり襲い掛かられた。ここは逃げねばと思ったのだが、Pは腰を抜かしまいあわや大怪我か……、と思いきや、偶然警官が来てくれたので怪我をしなくて済んだようだ。

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なぜそんなに遠くに
 そして、遠くに貴音がいることに気づく。どうもこちらの様子を伺っているようだが、Pに見られていると気づいたのかどこかへ逃げるように去ってしまった。

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見たくなかった光景
 彼女の後を追うと、以前も訪れた大富のパーティー会場にいることがわかった。そして、中にこっそり忍び込んでみれば、貴音は大富のデブハゲと仲よさそうに話していたのだから困ったものである。事実関係はまだ明確にわからないものの、こうなってしまっては良い気分にはならないだろう。

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お互いにウソをつく二人
 意気消沈しながら表に出ると、貴音もまた外へ出てきたのが遠くで見えた。ここで声をかけるのはさすがに抵抗があったので、電話で探り探り事情を聞いてみることにした。

 Pが今どこにいるかと聞けば、貴音は家にいると言い出す。明らかにウソをついており、大富の話は隠し切るつもりのようだ。一瞬こそ、貴音は自分を裏切ってエンペラーレコードに行くのではと不安になるPだが、しかしここでポケットの中にあの石があることを思い出し、「お前のことを信じているからな」とだけ言うことにした。すると貴音は、「あなた様には私にいえないことは何もないのですか?」とまるですべてを見通しているかのようなことを言われてしまった。どうも薄々ハリウッド行きのことがバレているようだが、果たして。

 そして、電話越しにすすり泣くような声が聞こえてきた。貴音はなぜか泣いているらしい。そのまま電話は切られてしまったが……。泣くということは本当に裏切られたというわけではない、のだろうか?

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またもや発表会
 しばらくフェス荒らしをしてからIA大賞ノミネート発表会である。ジュピターの登場を見るのも7回目なわけで、やれやれといった感じである。

 発表会後、船内を一人でうろついていると貴音が焦ってこちらを探している声が聞こえてきた。何かあったのかと聞くも特にそういうわけではなく、なんとなくイヤな予感がしただけとのこと。何でも、プロデューサーが旅立ってしまう予感がしたようで、実に勘がいいというかエスパーというか。

 そして、貴音から何か隠し事をしているのではと言われてしまった。更に、仲間同士なのにそういったことをするのは寂しいとまで言われてしまったわけで、こうなってはもはや言うしかない……というところで黒井社長の登場。相も変わらず下らないことしか言わなかったのだが、今回は「貴様らに対して手を打たせてもらった」だとか「お前らが思っている以上に世間は広いのだ」などと言っていたのだ。どうもその話から察するに、961プロがエンペラーレコードの件と関わってるのだろうか。

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ここでは必ず話を理解する流れになるようだ
 さて、ハリウッド行きをユニットメンバーに話さなければならないだろう。貴音はどんなことでも受け止めると言ってくれたものの、さすがにこの話を聞いて辛いと思ってくれたようだ。しかし、一時期こそ仲間を失うことになるかもしれないが、それはあくまで状況のリセットである。鍛えた力や絆は失われないと説得したところ、わかってくれたようだ。

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ロクでもない電話
 その後しばらくしてからイベントが発生。貴音のことが気になるPの元に、非通知の電話がかかってくる。いったい誰かと思いきや、最悪な電話相手であろう大富からであった。何でも彼の元にいる貴音がPに用があるとのことで呼び出されたのだが、それならなぜ彼女が電話してこないのだろうか。その点は気にかかるが、何にせよ話をつけねばならないだろう。しぶしぶ以前も行ったパーティー会場へ向かうことに。

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最悪の頼みごと
 しかしというかやはりというか、その場にいたのは大富だけであった。何でも頼みがあるらしく、IA大賞を辞退して貴音を引き渡せば大金を出すというのだから話にならないだろう。もしやと思って聞いてみれば、やはり961プロに頼まれてこうしていたというのだから予想通りだ。黒井社長も小物の割にまともな手段を使ってきた。

 これに対し、Pは貴音を信じきれなかった自分を恥じた。そして、暴漢に襲わせたのもお前なのだなと聞いたのだが、どうもそれは違うらしい。それならばアレは一体……と思っているところで急に停電が起こり、あたりは真っ暗になってしまった。

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貴音に助けられるP
 電気を消したのは貴音であった。いよいよ本格的に巻き込んでしまったのでこうして助けに来てくれた上に、真実を話してくれるようだ。

 彼女が大富と会ってたのは知っていた通りである。最初は謝罪のために行っただけだそうだが、そのうち求婚されたそうだ。それに対し貴音は、必要とされるなら良いかもしれないと思っていたのだから驚きである。何でも彼女は今まで人の言うことばかり聞いてきた為に自身の意思が希薄だったとのこと。彼女の出自や成長環境といった事情はまだよく不明なので、このあたりはどうもよくわからない。

 とにかく、彼女は自分の頭で考え、自身の足で立ち、己の目で生きる道を見据えなければならないことわかっていたが、どうしても今まで育てられてきた環境もあってそういった行動ができなかったそうである。その悩んでいる時に偶然、Pがハリウッド行きの決意を話したのであった。その常に新しい目的を開拓していくPの姿を見て、貴音もまた自身がどうすべきなのか理解できたそうだ。そして、これから大富に自分の意思を伝えるとのこと。

 すると電気がつき、大富が「グヒヒさあこっちに来い」的なことを言いだす。そこでPは「貴音はそんなことしない! なぜなら俺は貴音を必要としているんだ」と言うと、彼女に非常に喜んでもらえた。そして、貴音もまた意志を持って婚約を断り、アイドルとして仲間と活動することを取ってくれたのである。

 無論、これで大富が諦めるわけがない。すると彼、なぜかIA大賞を取れなかったら貴音をよこせなどと言い出したのだ。まったくもって意味がわからないが、貴音もそれに同意してしまった。一刻も早くどういう理屈か僕に説明して欲しいのだが、とにかくIA大賞を取らねばならないという話になったようだ。万一失敗することを考えるとぞっとしないが、これで更に大賞への意気込みが増しただろう。こうして大富は去って行った。

 どうも腑に落ちない点はあるが、とにかく貴音を助けることが出来ただろう。この後、彼女からの誘いで誓いのワルツを踊ることになったのだから、まるでファンタジー世界の住人である。

 それにしても、大富がこうもあっさり妙な条件を出してくるとなるとあの暴漢は何だったのか。そもそも、大富ほど影響力がある人物ならば、IA大賞の主催に働きかけて強引に貴音を奪えるのではないだろうか。どうも不利な約束をしてしまったように思えるが、どうなることやら。

貴音に自由を与える

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待ち伏せばかりされるP
 いよいよグランドファイナル前になり最終イベントが発生。大富と無茶な約束をしてしまったせいで、Pはジュピター戦を前にして嫌でも顔がこわばる。すると、そこに貴音が現れた。なんでも待ちぶせしていたとのこと。

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棒立ちの月見
 彼女はIA大賞のことでも聞きに来たのかと思えばそうではなく、今夜一緒に過ごしたいなどと言い出したのだから困るだろう。といっても、実際は良い月が出ているから一緒に月見をしたいだけとのこと。それなら問題なく付き合えるわけだが、本当にその場で空を見上げるだけだったのだからこれはこれで疲れそうだ。

 そして、大富と交わした例の約束を思い出しPは不安になる。貴音に対し、何なら反故してもいいのではないかと言うと、彼女は自分の手でつかんだ運命なのでどのようになろうともかまわないと言っていた。しかし、その目には涙を溜めており、どうも楽観視しているわけではないようだ。詳しく聞いてみれば、後悔こそしていないものの、仲間と大切な人を失うことになるのではないかと不安だったようである。

 ここでPは、以前貸してもらった石のことを思い出す。返して彼女の不安を取り除こうとするも、それはもはや必要でないと言われてしまった。今は共に月を見上げてくれる人がいるだけで、どのような石よりも頼もしいそうだ。

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徹夜 DE 月見
 そのまましばらく話し込んでいると、気がつけば朝になっていたというのだからなんというか、マヌケというか、それともその場の雰囲気が良かったというべきなのか……。

 貴音は朝になった様子を見て、月を眺め続ければ、太陽の昇る朝になるという至極当たり前のことも忘れていたと呟いた。そして、「誰かに照らされなければ輝けない月ではなく、自ら輝ける太陽になれるでしょうか?」とPに聞いてくる。これには当然、「貴音はずっと前から俺や仲間たちの太陽だ!」と答えたのだが、するとなぜか笑われてしまった。よくわからないが、彼女が元気を取り戻したようで何より。

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どうでもいいと言いたくないくらいどうでもいい
 その後にあったジュ・トゥ・ヴだかジョルダンだかとの戦いとIA大賞は省略すべきである。総なめでボワボワであった。

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貴音じゃねーのかよ
 IA大賞グランドファイナル後、一人で雰囲気を反芻しているPの元にやってきたのはなんと大富。何か嫌味でも言ってくるのかと思えば、礼を言いにきたというのだから驚きだ。

 大富が言うには、あの女神のような貴音を見れたのはPの功績だと言うのである。そして、これ以上彼女を美しく輝かせられるのかと問われたので、それは言うまでもないと答えたところ、ヤツは「更に貴音が美しくなってからもらうとしよう」と言い出すのであった。まだ諦めていないのかと思いきや、「まあ、お前じゃあと100年はムリだろうがな」などと言い残して去っていったので、実はいい人だったという話になったようだが……。

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ようやく貴音の登場
 この後ようやく貴音の登場。彼女は大富に連絡し、今は共に歩みたい人や大切な仲間ができたと謝罪したそうだ。なるほど、それであいつもようやく諦めたということなのだろうか。

 そして、いきなり泣き出す彼女。何かと思えば、肩書きでなく自分という人間の力が必要とされるのがIA大賞受賞で実感でき、非常に嬉しいそうだ。そもそも貴音はなぜアイドルになったかというと、じいやからそうしろと言われてたそうである。頂点を目指して多くの人の前に立ち歌うことで、自分がここにいるということ、世界に散らばる多くの同胞へ知らしめる必要があったそうだ。一年ほど前にその役目は別の者が負うことになったそうでお役御免となり、彼女はその後自身の存在意義に疑問を持っていたとのことである。……まったくもって意味がわからないだろうが、書いている僕もわからないし、ゲーム中のPもわかっていない。

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今日はいろんな人に会うな
 すると、目だし帽の男がようやく再登場。またもやPに襲い掛かってくるかと思いきや、何でも貴音に用があるとのことである。すると彼女、「私をどうこうしたところで、妹は動じませんよ」などと言ってその男を一撃で倒してしまったのだから恐ろしい。

 先ほどからまったく意味がわからないので事情を詳しく聞かせてもらおうとすると、貴音は「あなた様は私の過去と未来、どちらに興味がおありですか?」などと言い出した。これには無論未来だと答えざるを得ないのだが、すると「なら気にしないでください」などと言って笑ってごまかしたのだから疑問符ばかりが頭の上に浮かぶ。

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さらばP
 結局、貴音の秘密を知ることができず日本を去ることになってしまった。なんとも困った話である。

エピローグ

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早いぞP
 そして一年が経ち、ハリウッド留学が終了。Pは日本へと帰ってきたのだが、その気分はどうも晴れない。理由は簡単で、向こうでも日本の音楽ランキングをチェックしていたが、まったく閑麗楚々の曲を聴かなかったのである。彼女たちは解散でもしたのか、それとも単純にうまくいっていないのか。空港のラジオではシルバークイーンなるユニットが三十週連続チャートインなどと言っているし……、いや待て。なぜその名前を聞いてピンと来ないのだPよ。

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一年ぶりの再会
 そして貴音に遭遇。彼女に今日帰ってくるとは知らせていなかったのになぜここにいるのかと聞けば、なんと毎日空港へ来て待っていたというのだからなんというか。「だからチャートインしないんじゃないか!」とPは怒ってしまう。

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こっちは別に会いたくなかった
 すると、大富が登場した。「貴音様の姿が見つかったら大騒ぎになるだろう!」などと妙なことを言っているし、貴音もまるでヤツを自分の手先のように扱っている。まったくもって意味がわからないので事情を聞こうとすると、大富は「シルバークイーンに頭が上がるわけがないだろう」などと言っていたのだから何とも妙だ。

 なんと貴音、日本にいながらPの元へ名前を轟かせるため、シルバークイーンとしてセルフプロデュースを行っていたというのである。曲やダンスはメンバーの力でなんとかなったものの、出来上がったものを売るために大富に協力させたようだ。その代わりに毎日ここに送迎させていたわけだが、このユニットでの楽曲が売れすぎて大富との立場が逆転してしまったとのこと。

 それにしてもなぜ名前を変えたのかと言えば、「閑麗楚々」という名前はPが戻ってくるまで仕舞っておこうとしたからだそうだ。こうなるともはや、Pがいないほうがよほどすごいことになるのではないかと思ってしまうわけだが、貴音は再プロデュースしてもらう気で満々。「あなた様は私を守る……騎士様のようなのです! ですから世界ランク百週一位を挑戦しましょう!」などと無茶なことを言い出し、とにかく彼女たちを再びプロデュースすることになったわけであった。

余談

 この貴音シナリオは、千早に続き大きな話を盛り込もうとしたタイプである。彼女が大富に脅され、Pを裏切るか否か悩まされる話のあたりはなかなか良く出来ていただろう。そして、IA大賞を受賞できなければ彼女が悲しい目に遭ってしまうというのも、話の作りこそ強引すぎたもののゲームを頑張ろうと思わせる良い仕掛けだ。

 しかし、この物語のはじまりは貴音の秘密なのである。彼女のミステリアスさから始まり、それを解き明かす話なるかと思いきや大富の流れに。まァそれは良いにしても、最終的にはまた謎が残るというのだから気持ち悪い。素直に大富が諦めたというところでキッチリ終わればよかったのにと思ったプレイヤーは僕以外にもいたはずだ。

 とはいえ、これは理解できなくもないのである。このアイマス2というゲームは、育成SLGゲーム的要素とシナリオ要素を両方取ろうとしているのだ。つまり、物語的には一旦の終わりを迎えなければいけないものの、ゲーム的なキャラ付けは終わらせる必要が無い。ノベルゲームは最後にすべての謎をバラして大きな花火を打ち上げて終わればいいが、育成SLGとしてはエンディング評価をするだけでいいのである。それどころか、キャラを続投するなら、キャラ付けである秘密を終わらせてしまっては困るのだ。

 そんなわけで、折衷案的なものがこの貴音シナリオなのだろう。物語こそ一旦の終わりを見せたものの、プレイヤーが知りたがる本来の謎は一生明かされることがない。いや、そもそも作られていないのだろう。このあたり、物語を盛り込もうとした齟齬のようなものと考えるべきだ。

○ アイドルマスター 2 20 響の「天馬空を行く」
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アイドルマスター 2 18 貴音の「閑麗楚々」

一人だけファンタジー世界の四条 貴音

 アイマス2もいよいよ今回で7周目である。このプレイ記録もあと少しで終わるはずなので、サクッと行ってしまおう。今までは営業イベントも一々拾ってきたが、もはや記録をつけるのも面倒なので重要そうな箇所だけ記していくことにする。

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貴音と遭遇
 今回プロデュースするのは四条 貴音。以前もサブメンバーとして登場していたが、今一度紹介しておこう。彼女を一言で表すならば妖艶な女性であり、どうも現代女性らしかぬ言葉使いをしているし、銀色の髪もやたらと目立つ。そして何より妙なことばかり言う天然なのか電波なのか判断に困るところがあって……、まァこれは後で嫌でも書くことになるだろう。

 彼女と遭遇したのは桜が咲き誇る公園であった。貴音は桜を眺めながら。「花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」などと小野小町の歌を呟いていたのである。Pはその様子を見ているとついうっとりしてしまったようで、声もかけずにジロジロと眺めることになってしまった。

 すると、向こうから声をかけてくる。Pはこれに焦ってしまい、「何でもありません! 美しいのでつい!」などと不審者丸出しの言い訳をしたのだからまずいだろう。すると貴音は「あなた様は風のうわさに聞くなんぱ様ですか?」などと言い出すのであった。それは違うというと、「ではへんたいということに……?」などと訳のわからないことを言うのである。どうも彼女、事務所の仲間からそういうものに気をつけろと言われたようだが、根本的に勘違いをしているようだ。

 誤解されてはかなわないのでプロデューサーであることを告げると、貴音は驚くかと思いきや、いたって普通の対応である。しかも、遠くから見られていた時にその視線を心地よく思ってくれたそうだ。いや何とも妙だが話はそれだけに終わらず、Pのことを「あなた様」だの「プロデューサー殿」と呼ぼうとするのだから弱った。

 しかし彼女、話し方が変である。そのことを指摘すると、よく言われるとのこと。昔は気にしていて直そうとしていたらしいが、個性として武器にするとしたとのことである。それも確かに尤もで、彼女、そういった計算が出来るあたり、抜けてはいるが割とまともな人のようだ、

 Pはすっかり彼女の雰囲気に圧倒されたのか、扱い的には部下に近いものなのに四条さんと呼んで敬語を使っている有様である。相手は確か18才なのだが、どうもこのあたり主人公の年齢設定が明確に決まっていないせいなのだろう。そういえば、あずさに対してもさん付けだったような気がする。開発側の想定としては高校生あたりがプレイヤー年齢対象なのだろうか。

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横文字には弱いらしい
 さて、恒例であるはじめてのお仕事に挑戦していこう。

 今回はデモテープ用の歌を収録することになり、「ラブラブマシン」なる歌を歌って貰うことになったのだが、貴音は歌詞ばかり見ていて話を聞いてくれない。注意して説明を聞いてもらっても、どこか話をよくわかっていないようなので、横文字がさっぱりわかっていないのかと聞くとその通り。何でも彼女、現代語のほうがわからないという、タイムスリップでもしたのか頭でも打ったのか厨二病なのかという人物なのである。あるいは、実は若く見えるババアなのではと疑いたくなるのだが(髪も銀色だし)、本当のところはじいやによって厳格に育てられたために、世俗との接触がなかったとのことである。それにしても日本でしか通じないであろう横文字もわからないとは。

 それならばとPは演歌でも用意しようかとしたのだが、彼女は目の前の問題から逃げたくないと言い出した。そこまで決意があるならやってもらうことになったのだが、歌詞の中では「ハートがキュンキュンする」という言葉の意味がわからないとのこと。これは「恋をして胸を締め付けられる様子ですよ」と回答すると、理解してもらえたようだ。すると彼女、つい先ほどのことを思い出してしまったなどと言うのだから弱ったものだ。いくらなんでもPに惚れるのが早すぎるのではないか。

 結局、横文字が苦手なのは相変わらずなようだが、デモテープ自体はうまく撮れた。能力は十分あるようなので、育成も問題なく進行しそうである。

 仕事を終え事務所へ戻った後、どこか余所余所しい貴音にPが遠慮しないで欲しいと言ったところ、彼女もまた敬語をやめて「お前」と呼んでくれと言い出したのだから何というか……。まァ、結局は敬語もやめて貴音と呼ぶことができるようになったので、ようやくまともな関係になったということか。

 それにしても立場としては上であるPが特別視したがることからわかるように、貴音にはどうも特別な事情があるようだ。これを彼女に話して欲しいと言ったところ、それはいずれ教えてくれるとだけ言ってくれた。どうもこの秘密が彼女のシナリオで重要なものになるのだろう。

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問題が起こらなければいいが
 さて、そんな貴音と組ませるメンバーは美希と千早である。組み合わせはおそらく問題ないだろう。そして、ユニット名は閑麗楚々(かんれいそそ)とした。もはやキャラにあったものでもなく、何らかの引用でもなく、それらしい単語をつけただけの造語である。

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意外な遭遇
 彼女たちの育成を始めると、早速イベントの発生。Pが帰り際に珍しく自炊でもしようと思いつき、スーパーへ寄ったところ貴音に遭遇した。

 彼女はタマネギがどこにあるのかわからないと探していたので、声をかけて教えてやると、意外な場所で会ったと驚いていた。それはこちらの台詞だと思いつつ事情を聞いてみると、何でも彼女、今は一人暮らしをしているとのこと。そして、家事はたしなみとして出来るそうなのでこうして自炊も当然のようにするそうだが、それにしては買い物も出来ないのはどういうことか。ともあれ、良いお嫁さんになれそうだなと褒めてみたところ、彼女はえらい照れていた。まったくの余談になるが、僕はこれと似たようなセリフをいって女の子に嫌われた記憶がある。ウワーン。

 それはともかく、何を作るのか聞いてみると、伊織にビーフシチューがうまいと聞いたそうなのでそれを作るとのこと。それはうまそうだと言ったところ、自炊はしないのかと聞かれた。Pは卵かけご飯程度しかしないので、今回は卵を買いに来たのであったと別れようとしたところ、なんと貴音はご馳走させてくれないかと言い出した。日ごろより世話になっているのでとは言うものの、まだ数週しか経っていないのだが……。

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嫁を気取るのが早すぎる
 とにかくご馳走されることになったのだが、どこへ行くのかと思いきや事務所で作り始めたのだ。しかし作るのは煮込み料理である。何時間待たされるのかと思いきや、一瞬で出来たのだから家事が得意だとかそういう話ではないだろう。しかし味のほうは見事で、これを褒めてまたもや立派だと言うと、やけに照れる彼女。どうもすっかりPの嫁気取りのようだ。

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なぜか逃げる貴音
 竜宮小町に敗北しイベントの発生。Pは月を眺めながら帰宅していると、貴音に遭遇する。声をかけてみると逃げられてしまったので追ってみることにしたが、結局は彼女の足が速かったのか見失ってしまう。追った先の場所でもまた姿を見たが、同じく見失ったので、結局は元の場所に戻ることにした。まァ、会いたくないというのなら無理に追うことはないだろう。

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バク転でも失敗して転んだか
 最初に会った場所に戻ると、貴音が現れ向こうから声をかけてきた。何でも事情があって身を隠したそうで、しかもこちらの質問は答えにくいとのこと。遠くから話しているのも事情だそうだが、いったいどういうことなのか。

 Pは、共にトップアイドルを目指している仲間に隠し事はおかしいのではと聞くも、こればかりはさすがに話せないと言われてしまった。ここでもう一押し、仲間なら思い切って話してくれないかと言うと、ようやく答えてくれる気になったようだ。ただし条件があるようで、良いというまで目を閉じていろというのだ。まったく妙な話で、まるで禁室型説話である。

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月を見て涙を流したらしい彼女
 目を閉じて待つと、なぜか衣ずれの音が聞こえる。選択肢で見ることもできるようだったが、ここは目を閉じておかねばまずかろう。そして、いざ目を開けるとジャージ姿の貴音。着替えていたのはわかったが、何がどういうことやら。

 何でも、月があまりにも綺麗で服が濡れてしまったとのことだが、涙でも流していたのだろうか。そのあたりを詳しく聞こうとするも、同志であるからこそ見せたくない姿があると言われてしまう。その上、真実を知ると秘密を内包しているすべてを壊してしまうかもしれないなどと言うので、結局は核心まで聞けなかった。まったくもって何を言っているかわからないだろうが、Pもプレイヤーも混乱することしきりである。

 月を見て涙を流すというと、竹取物語あたりがモチーフなのか、あるいは異類婚類譚あたりなのか。どうも貴音は人智を超えた存在であることはまず間違いないようで、なんというか千早といい貴音といい、アイマスの世界はファンタジーだったというのか。いや確かに、当日になってイベントの企画を考えなければならないだとか、生放送で本当に友達を紹介しなければならないなんていうのはファンタジーなのだが、こういう所までそうだとは。

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休日にも仕事
 しばらくしてからイベントが発生。Pは相変わらずオフだというのに、社長からリゾート施設が出来たから見て来いという仕事を押し付けられた。まったく下っ端は苦労するものである。おまけに一人で来たせいで周囲からは不審者扱いをされるし、たまったものではない。

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偶然にしてもよく会うものだ
 するとこれまた偶然に貴音と遭遇。なぜ彼女がここにいるのかと思えば、事務員にチケットをもらって体力づくりの一環として来たそうだ。それにしても貴音はやたらと近づいてくるので、Pが彼女の胸に気をとられてしまうのは悲しい男の性か。すると、貴音はPの目から邪悪な気配を感じたそうで、思いきり睨まれてしまった。これに対しPは、プロデューサーとして体型をチェックしていたという苦しすぎる言い訳をして助かったのだが、普通だったら相当嫌がられるだろう。

 しかしなぜ彼女がそんなにも近づいてくるのかと思えば、視力があまりよくないからだそうだ。そのために勘が鋭いのかとうっかり失言をしてしまったPは、それを誤魔化すように売店で何か買い物をしてくると行って逃げ出していった。

 ホットドッグを買って戻ってくると、貴音は軟派な男と話していたのだから焦って止めねばならないだろう。相手は連れがいると知るとすぐに引き下がってくれたので良かったのだが、彼女は良い香りがするプレゼント(おそらく食べ物)につられて行きそうになったのだから困ったもの。注意するとさすがに反省していたので、ホットドッグでもやって機嫌をとったところ、これまた大層喜んでくれた上に、Pの分までもらえないかという大食いっぷりを見せるのであった。どうも貴音は食欲が行動原理として優先されがちなようだ。

エンペラーレコードとの軋轢

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また休みが!
 その後、固定イベントが発生。明日はオフだと喜ぶPの元に、またもや社長から電話が来た。嫌な予感しかしないが出てみると、明日の夜にエンペラーレコードが主催する創立記念パーティーがあるとのことなので、それに貴音と出ろというのだからまたブチ切れそうになるのだろう。しかしこれは格式と権威があるパーティーなわけで、出ないわけにはいかないのだから泣きたくもなる。

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パーティーは見事なものだったが
 しかしこの素晴らしいであろうパーティーに980円のパーカーで来てしまったP。当然のように恥をかくわけだがそれだけでは済まず、なんと貴音は「あなた様」と呼んでくるのだ。こういう場では役職名で呼ぶのは無礼なため連れとして振舞うそうだが、これではまるで嫁か何かである。

 彼女はえらい堂々としているので慣れているのかと聞くと、四条の家のお陰で慣れているとのこと。こうなると益々Pは居場所がないので萎縮していると、貴音に貸衣装があることを教えてもらえた。急いで借りてこようとするも、なぜか彼女に一度止められ、石を手渡される。いったい何かと思いきや、彼女が幼少のころから持ち続けているという緊張を和らげるものだそうだが……。

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ロクでもないことを言い出す大富
 手続きに時間がかかってしまい少し遅くなったPが会場に戻ってくると、何やら人だかりが出来ており、その中央部では貴音が何者かと喧嘩をしているのだ。慌てて様子を見ると、傲慢が服を着て歩いているようなハゲデブに「その柔肌をじっくりと見せろ」などと言われ、貴音は思わず平手打ちをしてしまったようだ。

 当然のようにPは止めに入り、そのデブに対し貴音に謝ってくれと申し出る。しかし何と相手はエンペラーレコードの大富代表だったというのだから最悪だ。普通であれば申し訳ないと謝り、貴音にさっさと体を差し出せとでも言うべきなのだが、ここは生憎ながらファンタジーの世界である。Pは、公衆の面前でそのようなことを言うのはさすがに失礼すぎると言うと、貴音はその行動に感謝してくれ、周囲からも拍手をもらえた。しかし、当然のように大富は怒ってしまい、恨みを買ってしまったわけである。いやまったく、今後はロクなことにならなさそうだ。

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もう少しやわらかく断れなかったか
 あれだけ大見得を切ったというのに、もはや社長や周りの人に合わせる顔がないとPはションボリしまくり。そして、それに対し謝る貴音。まァ、そもそも貴音を守る気がないのであれば今頃相手に渡しているわけで、謝られても仕方ないだろう。

 しかし、エンペラーレコードとの関係が壊れるのは非常にまずい。このままでは圧力をかけられてしまい、765プロそのものが業界から無くなる可能性もあるだろう。すると貴音は、自身でなんとかしなければというようなことを呟いていた。どうもロクでもないことになりそうだが……。

 ともあれこれ以上嘆いていても仕方ないので、Pは帰ろうとする貴音に石を返そうとしたところ、それが真っ二つに割れてしまった。おまけにその隙に彼女を見失ってしまったわけで、どうも不吉な予感が倍増しただろう。

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貴音はいずこに
 竜宮小町に勝利後、固定イベントが発生。仕事からの帰り際、先日のパーティ(前回のイベント)のことを思い出すも、事務所には苦情が来ていないし、仕事の面でも特に問題はなさそうである。こうも静かだと却って不気味だ。

 すると、またもや偶然に貴音と遭遇。どうもどこかへ行こうとして道に迷っている様子なので、何をしているのかと聞くと、勝利の熱を夜風で冷まそうかと思っているなどという明らかなウソをついて逃げるようにどこかへ行ってしまった。

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家庭用ギャルゲーに珍しい鬼畜
 こうなれば後をつけるしかあるまい。彼女が入ったレストランに行くと、大富と貴音が会っていたわけで予想通りだろう。話を聞いている限りでは、彼女が何かの条件をしぶしぶ飲まされることになっているようだ。大富は、断ればユニットメンバーやあのプロデューサーに嫌がらせをしても良いのだと言っているわけで、まったくひどい脅しである。貴音はすぐに返事をしなかったものの、彼女の立場になればこれは条件を飲まざるを得ないだろう。

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ウソつき貴音
 そのまま逃げるように店を出た貴音を追い、後をつけたことを話し事情を聞きだそうとするも、彼女は誰とも会っていないとウソをついた。こうなるとPも怒らざるを得ず、一人で問題を解決しようとしたことを叱りつけた。貴音は自身の責任のため自分でケツをぬぐおうとしたそうだが、それではPを信頼していないことになるだろう。それならば、ウソをつかずに頼ってくれと頼み込んだ。これでようやく貴音も折れ、大富に関してはPに一任してくれることになった。

 とはいえ、これで謝罪して問題が解決すればどれだけ楽なことか。後日Pが謝罪したところ、大富は気にしていないとやけにあっさりと許してくれたわけだ。こうなると、もはや大富はPに怒るつもりなどなく、それどころか貴音が欲しくて仕方ないということになるのだろう。まったく、これは尾を引きそうである。

○ アイドルマスター 2 19 貴音の騎士様
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アイドルマスター 2 17 真の師匠

真より女らしいかもしれない北斗

 前回で真をリーダーとする猛然一撃をプロデュースしはじめたプロデューサー。竜宮小町は難なく撃破し、今度は同じようにジュピターを殺そうとしている。しかしその前に大きな問題が立ちはだかった。なんと、真までもがPに惚れ始めたのであった……!

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生放送はさすがに緊張するだろう
 そんなわけで引き続き営業を行う。今回は全国ネットのお仕事に出演することとなった。

 さてその番組が何かというと、生放送の「爆笑してもイイダロ?」というどこかで聞いた事のありすぎる番組に出演することになったのだ。さすがに生放送となると真も緊張しているようで、これは事前の確認を済ませておかねばならないだろう。

 まずは、恒例である司会のタムラさんにあげるプレゼントは何を用意したのか聞く。こんなものは普通、Pやらマネージャーが用意しておくべきだがそれはさておき、彼女はユニットのアルバムやポスターを用意したそうだ。そこまでは良かったのだが、次に学校の実習で作ったツナを使った特製マグロケーキなんてものを出してきたのだから思わず胃の内容物がこみ上げてきそうだ。これに関しては、年配のタムラさんは胸焼けするだろうからやめておけとうまく説得し、没収することになった。当然、彼女はしょんぼりするので、せっかくなのでPがもらうことにしたわけだが、こんなものを食べたら確実に一日は仕事に集中できないだろう。

 そして準備も終わり、真はいざ生放送へと挑戦していった。コーナーは何なく進行してきたが、彼女はCMの間に飛んで戻ってくるのだから困ったものである。何事かと思いきや、なんと、お友達紹介コーナーで本当のお友達を紹介しなければならないようだ。これまた行き当たりばったりのとんでもない話だが、おそらくはそのハプニングこそが番組の見所なのだろう。なるほど、計算をしないことをあえて計算に入れた番組なのか。いや、それにしてもガチで友達を紹介するって事前に教えとけよ!

 などと納得したり文句を言っている場合でもなく、当然のように真は誰の名前を言えばいいのかとオロオロしている。仕方が無いのでここは、高木社長あたりの普段世話になっている人にしろと指示。765プロの友人という選択肢が最も無難そうだったのだが、瓢箪から駒的な要素を狙っているのであれば適切でないほうがいいのだろう。こう言われ、真は急いで戻っていった。

 果たして彼女は誰を紹介するのかと思いきや、ここでいきなりPの携帯電話が鳴り始める。まったく仕事中に何事だと思いつつそれに出ると、なんと通話相手は真。彼女、普段世話になっている人としてPを選んでしまったのだ。これではもはや大失敗かと思いきや、やはり求められていたのは「素人が電話に出てテンパる」ということであり、結果的にPの焦りっぷりが大爆笑を生み、挙句に次に出演することになったのだから何とも無茶苦茶だ。その上、これがパーフェクトコミュニケーションなのだから困った話である。

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舞台挨拶も難なくこなす
 続いては映画のお仕事。「時をさかのぼる少女」という、制作費10億の大規模映画の出演した為、その舞台挨拶をすることになった。

 真は問題なく挨拶を済ませたのだが、いざ上映となるとどこか不安そうな様子。まさか緊張しているのかと思ったら、まさにその通りだそうだ。何でも彼女、少し怖いような楽しみなような複雑な気分だそうで、映画の評判がどうなのか気になってしまうらしい。Pは手ごたえを感じているからそうなるのだろうと説明する。成長の手ごたえを本能でわかっているからこそ、賞賛されるか不安に思うとのこと。まったくもって何を言っているかわからないが、とにかくそういう話のようだ。

 結果的な評判はバッチリで、拍手が鳴り止まないほどであった。すると真、感動で涙を流しはじめた。やはりこの映画にかけていた期待は高かったようである。しかしこの後はまた舞台に立つわけで、Pはタッチイベントで涙を拭いてやることになった。そして、本当はこのまま泣かせてやろうかと思っていたが、終了の挨拶をしてこいと送り出す。その後であれば胸を貸してやると言うと、彼女は泣き顔を明るい笑顔に変えて舞台へと歩んでいくのであった。

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また50%か
 そしてこの頃、竜宮小町が脱落し、猛然一撃も冬馬に敗北。「おれのちからはごじゅっぱーせんとだったんだよ!」というのを録音して後で冬馬に100回くらい聞かせてやりたい。

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相変わらず妙な修行を続けている
 その後、IA大賞ノミネート確定でイベントが発生。Pは相も変わらずハリウッド留学を打ち明けるべきかどうか悩む。オフである翌日、公園でのんびりしていると妙な特訓をしている真に遭遇した。

 真は会うなり時間があるなら特訓に付き合ってくれと言い出すので、仕方なく面倒を見ることに。何でも今日はカワイイ空手を練習するのだそうで、カワイイ正拳突きを研究をしているとのこと。突きをすれば「せいっ!」ではなく「いやん!」がいいかな等と言っているし、いやまったくどうかしている。それは間違ってるぞと指摘するも、なら「キャピ!」のほうがいいのだろうかと言い出す真には根本的な間違いに気づいてもらいたい。

 Pはようやく重い腰を上げ、そんなやり方ではカワイクなれないとそもそもの間違いを正すことにした。だいたい、空手は可愛らしさとは対極である。いくらかわいくしようとしても変なものが出来るだけだろう。そして、本当に可愛くしたいのであれば心を変えないといけない。優しく穏やかで可愛い心になれば次第に動作もついてくるはずなので、正しく目標を掲げそれに地道に努力をするべきだと言うと、ようやく納得してもらえたようだ。これで彼女の奇行も減ることだろう。

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ホモの登場
 しかし、それに対し「僕は結果が第一だと思うなぁ」など茶々を入れる男が登場。いったい誰かと思えばジュピターの伊集院 北斗であった。とはいえ、この時点ではPも真も彼のことを知らないため、いきなり乱入してきた妙な人という認識にしかならなかったのだが。

 真はこの馴れ馴れしい人は誰だと言い出し、Pもヘンな人だから目を合わせるなと失礼すぎることを言ってしまうので思わず笑ってしまった。それはさておき、北斗がなぜ首を突っ込んできたのかといえば、地道に努力するという話がどうしても気になったそうだ。美しさを求める乙女に対し、重要なのは結果でなく過程だというのはナンセンスなので、もっと具体的にアドバイスしろとのことである。

 真はPのアドバイスで十分に具体的だろうと言い返す。しかし、北斗は更に具体的にできると言い出し、やれメイクや服装を研究すればいいではないかと言うのであった。Pはそれに対し、一理あるが、真はそんな小手先だけの光を頼りにする子ではないと言い返した。内面を磨けばもっと良くなるのだとのことであるが、しかし問題はそこでなく、根本的に可愛さというものの捕らえ方を間違っている部分だと思うが。

 すると北斗、それならば真は真剣な恋をしてみろ言い出した。そして、何なら相手をつとめようかなまで言い出し、今付き合っている彼氏(Pのこと)は完全にダメだから、乗り換えるべきだなどと言い出したのだ。当然、Pは彼氏じゃないという意味で憤慨し、真は侮辱を許さないと怒り始めた。しかし北斗は一切謝る気がなく、今にも真が手を出しそうになる有様。こうなっては体を張って止めるしかないだろう。

 そしてそのまま、間に割って入り真に殴られるP。当然なぜ止めるのかと言われるが、かわいい女の子になるのであれば喧嘩などしてはいけないだろうと言って納得してもらった。いやまったく、アイドルなのに喧嘩沙汰にしてどうするのだか……。

 北斗は別に真を怒らせたいわけではなく、それどころか本気で口説き落としたい様子。Pと真の仲良し風景を見て今日のところは帰ると言ってくれたが、どうも何か気に入られてしまったようである。ちなみにここで、ようやく二人が765プロであることに気づいたようで、まったく偶然にしてもありがたくない話だ。それにしても、口説くにしても文句をつけるというやり方はいったいどうなのやら。

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黒井社長の登場にも飽きた
 そしてようやくIA大賞ノミネート。ジュピターも登場し、北斗のことを知ることとなった。

 船内で真と北斗について話していると、黒井社長が登場した。そして、黒井社長は「うちの北斗に付きまとわないでくれたまえ」というようなことを言い出してきたので、向こうのから手を出してきたのだろうと言い返したところ、「北斗め、男に手を出すとは……」などと言い出したので思わず笑ってしまった。やはり961プロからもそういうヤツだと思われているのだろう。

 その後は相変わらずユニットやらPを侮辱する黒井社長と、これに対しやはり手を出しそうになる真だが、今回は口だけで済んだ。どうも真はやたと仲間を思う気持ちが強いようだ。ともあれ、961プロにはないであろうチームワークを生かして勝とうと結束したところ、真は「ずっと一緒に頑張りましょう!」と言いだしてしまったので、いよいよハリウッド行きの話をすることになった。

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止めてもいかねばならないのがゲームシステム
 話をすると当然のように驚く真だが、一年経ったら大きくなって戻ってくると約束したところ、真はすんなりとわかってくれたのだから物分りが良い。雪歩のように実は嫌がっていたり、千早のように行けといっておきながら引きとめようとしないだけ楽だが、これはこれでなんとも寂しいような。

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しつこい北斗
 しばらくしてからイベントが発生。事務所で仕事をしていたところ、なんと北斗がやってきたのだ。堂々と敵地にやってくるとは、何を考えているのやら。

 そして、当然のように真もタイミング悪くやってくる。彼女は会うなり「げっ!」とひどい態度を取るのだが、それはもう少し包み隠してもいいのではないか。とにかく北斗はフレンチだのイタリアンだのに誘ってデートをしようと真に迫るのだが、彼女はPに大事な話があると無碍に誘いを断る。それでもまだしつこく誘ってくるので、Pが「真を誘うなら焼肉だろうが!」と北斗に文句をつける。これには彼女も同意してくれ、いよいよ北斗の居場所がなくなってきたか。

 すると北斗、二人に師弟関係の信頼があるとは認めたものの、やはりこのPがダメそうだと悪態をつく。こうなってしまえばまた真は怒るわけで、いったいどこがダメなのだと言い出した。そして、北斗はPがダメだと証明するため、内容を選ばせて決闘をすることになってしまった。まったくもって何をしても勝てそうにないが、とりあえず重量あげを選んでみたところ、余裕で敗北。北斗は100kgすら余裕だそうだ。

 そんなわけで素直に負けを認めるPだが、しかし重量上げで負けたくらいでダメと言われてもだから何だという話だ。真はこの敗北に対し、まだまだPはダメだと認めないと鼻息を荒くする。そして、自分が代わって勝負してやると言い出したのだから困ったものだ。北斗はそれも別にかまわないというが、いったいなぜそこまでこの男のプライドを守る必要があるのかと聞く。すると真は、「ボクの大事な人だから顔は潰させない」と言うのであった。何なら拳で戦うつもりだそうで、別に重量上げで負けたくらいでそこまで怒らなくとも……。

 ここまで来ると、北斗もそこまで慕う様子を見て何か思ったようだ。そして、Pは真を止める。面子なんて潰れてもまったく問題ないので、それより真が女らしくなれるよう暴力を振るうな、と。それどころか、真が暴力をふるってしまうほうが怖いと言うと、ようやくわかってくれた。そして、北斗も付け入る隙がないということもわかってくれたようで、諦めてくれた。やれやれ。

 まったくこの二人がモメている理由がまったくわからないが、解決したので何よりだろう。これで真もかわいさに近づいただろうとPが言ったところ、彼女はそう思っておらずどうもモヤモヤするそうだ。かわいいアイドルは喧嘩をしないというのもわかるし、それは約束もするのだが……、彼女なりに何か思うところがあるようだ。

 ところで最初に言っていた大事な話は何かと思えば、それはPと一緒に過ごして解決してしまったそうだ。何でも彼女、この先Pがハリウッド行きに対し遠慮しないか心配だったそうである。いやまったく、自分の今後まできっちり応援してくれるとは、ウジウジしておらず面倒を見るのが楽だ。

真は強くかわいい女の子に

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久々に事務員が登場
 そしてもうしばらくしてから最終イベントの発生。IA大賞グランドファイナルを目前にして、Pは必死で仕事をしていた。すると、事務員から自分の留守中に電話があったことを知らされる。いったい誰から何の用件かと思いつつメモを見てみると、真からの伝言で、「明日はオフなので行方不明になります」などと書いてあったのだ。こんなのを電話で冷静に伝えるヤツがあるのかだとか、平然とこのメモを記している事務員の脳みそを疑いたい。

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失踪はしていなかった
 翌日、真の両親から居場所を聞き出し彼女を探したわけだが、これが非常にすんなりと見つかった。しかも真、海に向かってバカヤローと叫んでいたのだから何が何やら。

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行方不明になりますというやつがあるか
 Pを見て驚く真であるが、行方不明になりますなどと言ったら探してくださいと言うようなものであろう。ところが彼女、少し出かけてくるが心配をするなという意味であの伝言を残したようで、いやまったく事務員も真もどうかしているだろう。

 さて、なぜこうして海に向かって叫んでいるのかと思えば、以前にも言っていたモヤモヤする気持ちを振り切りにきたそうだ。それならばと、Pも悩みの解決のために付き合うことにした。しかし、真は悩みが具体的に何なのかわからないそうだ。ならばそれを考えるところから付き合おうと言うと、喜んでくれた。

 そもそも真は自分がなりたいアイドル像というものがよくわからないのだそうだ。可愛くなりたいというのは確かなようだが、可愛く淑やかに変わりたいのかというと、それはそれでどうも微妙らしい。ならば喧嘩をしたいのかと言えばそうでもなく、どうもひたすら守られているのがひっかかるようだ。北斗に絡まれた時などは、逆にPを守りたいことがあったそうで、それを抑えるのが自分らしくないとのこと。

 こうなると、要はかわいくなっても大切な人を守れる強さを持っていたいということだろう。Pは「可愛くて強いのが目的だったのだろう」と指摘すると、これに納得してくれた。しかし真は、そんなスーパーレディなアイドルになれるか悩む。現時点で仕事は十分に出来るし、強いことも間違いないので既になっている気もするが、ともあれPは真なら出来るだろうと褒めた。すると彼女、「Pはどんな目標でも応援してくれるんですね」と喜んでくれた。そして彼女、「そういう人だから守りたくなるんだ」とも零しており、いやなんとも。とにかく、悩みが解決したようで何より。

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はいはい終わり終わり
 ライバル(?)のジュンク堂だかジュエルペットは以下略。IA大賞も以下略である。

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真は最後までしっかり者
 IA大賞グランドファイナル後、たそがれているPを驚かすように真は登場した。何でも話し足りなくて戻ってきたそうで、相変わらず元気だ。

 真はこの後も、まだ精進が足りないために先を目指すのだと頑張っている。これからは心の強さが必要だと思っているとのことで、Pのように腕力で解決しない強さを手に入れ、大切な人を守れるようになりたいそうだ。そこまで理想が高い理由は何かと思えば、スーパーレディーになってふさわしくなりたいとのこと。一体誰にふさわしくなるのかと思えば、1年後のPというのだからいやなんとも。こう言われてしまえば、こちらも成長して再プロデュースせざるを得ないだろう。

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泣くのかよ
 すると真、涙を溜めて、Pを守れる強さとかわいらしさが欲しかったと言い出した。まったく、何も一年程度の別れで泣くことはないと思うが、とにかくお互いの成長を誓い合って再び会う約束をした。すると真から浮気はするなと言われたのだが、相変わらずこの765プロの子たちは師弟関係を何か勘違いしているのではないか。とにかく、拳同士を合わせ、どちらがより素敵になれるかという勝負の約束をするのであった。

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はいはいハリウッドハリウッド
 そして、いざさらばプロデューサー。すぐに戻って来い。

エピローグ

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早い帰国
 そんなわけでただいま日本。空港に着くと、グラマラスな女性が困っているので声をかけるP。何でも荷物を探しているそうなので手伝ってやることにしたが、するといきなり抱きつかれた。

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いきなりか
 そして当然のように真が登場し、「やっぱり浮気してる!」といきなり蹴り飛ばしてきたのだから最悪だ。当然のようにPは気を失うわけだが、いきなりひどすぎる。真は人工呼吸をしなければなどと慌てまくり。

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殴りすぎな真
 そしてようやく気がついて、まともな再会をすることができた。泣きそうになっている真だが、お前がやったのだろうが。しかも気絶している間に人工呼吸と称して唇を奪われたようで、そのことを指摘するとまーた一撃を放ってきたのだから前より男度合いが強まったのではないか。

 ともあれ、誤解であることを話すとようやくわかってくれたようだった。しかしあのグラマラスな女性、いきなり出てきたと思ったらこのギャグをやるためだったのか……。

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まあハッピーエンドだろう
 こうして帰ってくると約束の話になるのは至極当然のことである。どちらのほうがより成長したのか勝敗をどう決めるかと真は聞いてくるが、Pはそんなものを判定できないと言い出した。そもそも比較できるものではないだろうと指摘すると、彼女はしょげてしまった。

 ならば、また一緒に仕事をして確認すればいいだろうと言い出すと、彼女にすぐ笑顔が戻る。そして、これからはずっと一緒にいようと抱きついてくるのであった。いやまったく、最初から最後まで元気すぎる子だ。

 これでようやく真シナリオが終了である。何とも微妙というか、成長している姿をまったく描けていないというか。どうも真は精神的にも肉体的にも強すぎて、最初から最後まで難なく仕事をこなしすぎていただろう。

 これならこれで、女らしくなると悩むところにもっと描写の重点を置くべきだったか。北斗も結局、適当な絡みだけだったし、「女とはかくあるべし!」ということを言うキャラを出して(おそらくそれが北斗なのだろうが……)、真にそれは違うと決断させるような仕掛けが欲しかったところだ。

○ アイドルマスター 2 18 貴音の「閑麗楚々」
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アイドルマスター 2 16 真の「猛然一撃」

ボーイッシュが過ぎる菊池真

 六周目である今回は、以前、やよいをリーダーとするとうろうのおのでサブメンバーとして所属していた菊池 真をプロデュースする。

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珍しく事務所前で遭遇したアイドルをプロデュース
 彼女は知り合う前に一度事務所前で遭遇していた。何でも自転車で盛大に転び瓦を割ったようなのだが、自身は何もケガがないというのにその2つはかなりの損害を受けたというのだからなんとも豪快だ。どういう走り方をしていたのだろうか。

 この真について再度説明しておこう。彼女はボーイッシュで空手が得意な子であり、ファンも男性より女性のほうが多いというような子だ。前作では更に髪が短く本当に男のようだったが、今作では髪を伸ばしてだいぶ間違えにくくなったと言えよう。また、竹を割ったような性格で、さっぱりしているのも特徴か。前回は千早のウダウダしている性格に困らせられたので、これは助かりそうだ。

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サッカー少年ではなく少女
 そんなわけで真をプロデュースすることになったPは、近くの公園にいる彼女を探しにいくことになった。すると、子供たちがサッカーをしており、中に一人だけ背の高い子が混じっている。最初はこれが担当アイドルとは気づかなかったのだが、よくよく見てみれば女の子。都合良くボールがこちらへ飛んできたので声をかけさせてもらった。

 真は女であることに気づかれ、髪の毛を伸ばした甲斐があったと喜んでいる。これは本当に正解で、前作は本当にもう男にしか見えなかった。しかしPは、髪型のせいでなく顔がキレイだから気づいたのだと言い出す。すると彼女、「ボクをナンパしてるんですか?」と勘違いするのだから、相変わらず765プロのアイドルというものは……。それにしても一人称がボクとは、これまた古臭い印象を受ける。

 ともあれ、菊池真であることを確認してから自分がPであることを明かすと、彼女は驚いてから大声で喜びだした。自分にプロデューサーがつくなどと思っていなかったようなので、君はかわいいから当然だろうと世辞の一つでも言ってみたところ、真は微妙な表情をしていた。どうもこのあたりの対応が難しそうだが、性格的にはさっぱりしているので付き合いやすいだろう。

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初仕事も完璧
 まずは恒例であるはじめてのお仕事として、売り込み用ビデオの撮影をすることになった。真はダンスが得意とのことなので、問題なくこなせるだろう。

 最初は好きに踊らせてみたのだが、真はなんだか妙なポーズをとるばかりで何もしない。あまりにおかしいので本当にダンスなのかと問うと、彼女はダンスではなかったと謝るのであった。何でも、PRビデオを作るのであればかわいらしいポーズをとるべきではないかと思っていたそうだ。彼女が言うには「ボクなりの精一杯のプリプリって感じのポーズ」をとっていたそうだが、どうも彼女が持つかわいいという基準が狂っているようである。まァ、かわいいだとかカッコいいなんて言葉は曖昧すぎるものか。

 彼女はそういったプリプリなポーズが良いと思っている訳だが、Pとしては真の良いところをアピールしたいのである。こうなると意見が割れてしまうので、ここは一つかわいいダンスをしろとアドバイスをした。笑顔さえアピールできればブレイクダンスだろうと何だろうと良いと指示をすると、彼女は喜んで散々踊りまくり、結果としてはとても良い映像が撮れパーフェクトコミュニケーションとなった。真は能力的にはまったく問題ないようなので、彼女の意思を尊重しつつ魅力を引き出してやれば良いようだ。

 ちなみに、真は女の子らしくなりたくてアイドルになったとのこと。しかし男らしいといっても、それはそれで宝塚のような魅力になるわけで、何も絶対そうなると思わなくてもいいのでないだろうか。するとPは、「真は既に十分かわいいよ」だとか「サッカーをしている時の笑顔にドキッとしたよ」などと口説いているかのようなことを言い出すのだから笑える。それはそれで喜んでくれたのだが、彼女はやはりカワイイというものを目指すらしく、トップアイドルになってもっとかわいくなると志を立てるのであった。

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猛然一撃結成
 そんな真と組ませるのは真美と響。彼女たちはダンス能力が高いのでそれを狙ったのと、とにかく元気なメンバーを集めようというのが意図である。ユニット名は「猛然一撃」。もはや考えるのも面倒なので、とりあえず一発でIA大賞を取れという意味でこれをつけた。

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真面目さにはやや欠けるか
 ユニット結成後の初仕事は挨拶回りのお仕事。新曲キャンペーンのためにCD屋へ挨拶めぐりに行くのであった。

 さて仕事をしっかりやろうか……と思っていると、真はなぜか店の中を走り回っており「うっかり捕まるところだった」だとか「鬼があんなところに……!」などと言っている。どうも暇なので鬼ごっこをしているようだが、本当に女らしくなりたいのか疑問である。早速追って捕まえ、怒るP。イメージダウンになるし危ないだろうと指摘すると、真は反省したようだ。しかし、鬼がどこにいるかファンに教えてもらったと喜んでいたのだから怒りにくいというか……。

 ともあれ、仕事中にやることではないだろう。しかしなぜこんなことを仕出かしたのかと聞くと、理由は意外なものだった。何でも店に活気がないため、ユニットメンバー同士で賑やかにしようと騒いでいるうちにこんなことになってしまったとのこと。活気の無さは一理あるため、ならばここはきちんと仕事をして活気付けようということで、店頭ゲリラライブを行うことになった。真はこれを喜び、同時に店やユニットの宣伝にもなってすべてが円満に解決した。

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クイズ番組の予習も大変だ
 続いてはもっと地方TVのお仕事。今回はクイズ番組に出演することになった。

 出演前に歴史クイズの予習をすることになったのだが、真はかなりの問題を記憶できているようだ。これならば問題がないので残りの時間はお堀でも見学しようかと言ったところ、あまり楽しくなさそうだと言われたのだから何とも。しかもそこでやめておけばいいのに、結局はムリに見学をしてそのうちすることがなくなり、石の数を数えて暇をつぶし続ける二人。まったく意味がわからない。

 そして、本番前にPが必勝法を伝授することになった。三択で「はやきこと風の如し」、「動かざること山の如し」、「侵略すること火の如し」のどれも微妙なものから選らばねばならなくなったので、仕方なく火の如しを選んだのであった。するとPは、「騒ぎ立てて邪魔をするんだ!」などと無茶苦茶なアドバイスをし始める。さすがに一瞬は驚くものの、真もそこまで言うならやってみると同調してしまうのだから頭が痛い。結局、本番の真は相手が回答しようとすれば歌いだして邪魔をしたり、回答ボタンを連打して進行を邪魔しまくったのだからアホすぎる。当然、番組から下げられてバッドコミュニケーションとなったのだが、いくらなんでもアホすぎて笑ってしまった。さっぱりした性格なのはいいが、少しは疑念を抱け。

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はいはい負けましたよ~くやしいでちゅ~
 今回はレッスンを多めにしていたので、営業をあまりやれないうちに竜宮小町に敗北することになった。まァ、どうでもいいことだろう。

竜宮小町に勝つまでのお仕事

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何でもファミコンという母ちゃんみたいな話である
 今度の営業はちょっとしたふれあい。ファンイベントを開催し、ステージ上で格闘ゲームの対戦をすることになった。しかしアイドルとゲーム対決とは、ファンとしてはなかなか楽しそうだ。ゲームプレイヤーとしては勘弁願いたいイベントだが。

 真は本番前に一生懸命コマンドを覚えていた。あまりゲームの経験はないそうだが、なかなか面白いそうで何より。すると彼女、ゲームのことを「ピコピコ」などと呼んでいるのだ。何でも菊池家ではそう呼んでいるそうで、いやまったく時代錯誤というかアナログな家なのか。すると突然クイズを出され、他にも「パチパチ」なるものがあるそうで、それは何かと聞かれる。拍手だろうかと答えると、そのまますぎると言われ不正解になったのだが、そもそもピコピコがゲームという発想も安易ではないか。ちなみに、正解はリモコンだそうだ。

 それはともかくファンイベントの開始である。客もだいぶ集まってきたので、きちんとゲームに勝ってアピールしてくるという真。そのまま前半は無事に終了したのだが、戻ってきた彼女は何か腕のあたりを痛がっていた。どうもコントローラーを持つ手に力が入りすぎたそうだが、100回以上も対戦をやったというのだからそうもなるだろう。しかしその分ファンも喜んだようで、真は名誉の負傷などと言っていた。それはそれで良いのだが、こちらとしては後半も頑張って欲しいので、タッチイベントでマッサージをして彼女を癒してやった。すると素直に喜び、感謝までされ、イベントの後半もまた成功に終わったのであった。どうも彼女、素直すぎて仕事が円滑に行きすぎて怖い気もしてくる。

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待つこともまた仕事である
 続いてはPVのお仕事。自然公園でPVの撮影をすることとなった。

 今回は鳥が飛び立つシーンを撮影する必要があったのだが、このせいでひとつのカットが20回もやり直しとなり、スケジュールが少し遅れているようだ。動物の機嫌を取るのも大変だが、とにかく休憩である。真に休んでおけと言ったのだが、しかし彼女は鳥が飛ぶのをボケーっと見ていただけだから、体を動かさないと心が死ぬと言い出すのであった。ならば、心のケアも仕事であるとPも付き合うことにすると、彼女は喜んで道具を探しに行ったのである。いやまったく、何とも元気だ。

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機嫌を取るのも楽だ
 そして、小道具からフリスビーを発見した彼女と共にしばらく遊び続けることに。彼女は遊び終わって満足してくれると、「今のボクたちって、きっと遠くから見たらアレみたいに見えましたよね?」と妙なことを言い出す。これを答えねばならなくなったので、まァどうせ恋人っぽいとかそういう話なのだろうと答えると、彼女は「お似合いのカップルみたいじゃないですか!?」と喜んでいた。Pはせいぜい教師と生徒だろうと突っ込むが、どうも彼女はよほどそう見たいようである。

 すると、監督がいきなり「カット!」と声をかけてきたのだから驚きだ。何でも二人でフリスビーを遊ぶシーンがあまりに良かったので、これをPVに使うとのこと。予定とぜんぜん違うと驚くPだが、結果的に良いビデオが取れたなら問題なしだろう。真も共演できて嬉しいと喜び、まったくケチの付け所のないパーフェクトコミュニケーションになった。

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浴衣が似合う真
 続いてはすごい地方TVのお仕事。「盆ダンス☆ ガールズ」とふざけた名前の映画に準ヒロインとして出演することになり、だいぶ出世したものである。それにしても、この浴衣がかわいい。どこかで衣装として手に入るのだろうか。

 今回も真は仕事の面では問題なし。台詞も踊りも大丈夫で完璧かと思いきや、作中で踊る盆踊りの名前を決めろと言われていたのをすっかり忘れていたようだ。監督も重大な仕事を軽々しくまかせるものだが、何でも若者のセンスを取り入れたいからだそうである。

 とにかく名前を考えることにしたが、真は何も思い浮かばない。仕方ないのでここで助け舟を出し、例えば「超☆ BONダンス」はどうだと選択した。すると彼女、「そのまんまでひねりもなんにもない所が面白いです!」とひどいことをキッパリ言いだしたのだから涙も出そうになる。しかしこれはどうも素直すぎる褒め言葉だったようなので、それを使ってくれることになった。本当にいいのか不安すぎる……。

 他に忘れていることはないかと確認すると、真は演技を確かめておきたいと言い出した。何でも友達を踊りに誘うシーンでどういう風に台詞を言えばいいか迷っているとのことで、これまた監督からは自由にやっていいといわれてるが困ってるようだ。真の希望としては、まず自分が目立ちたく、続いて役柄が活発な元気娘なのでそれを表に出したいとのことである。それならば得意であるカッコ良い演技でいいだろうと提案すると、これまたすんなりとそれを採用してくれた。

 していざ撮影。カッコよく友人を誘う演技をした真だが、監督には微妙な感じだと言われてしまった。これはまずいと思いきや、他の女性スタッフからは大ウケ。監督もその場の勢いで採用せざるを得ず、結果的にはうまくいったのだろうという話になると思いきや、ノーマルコミュニケーションになったのだから謎だ。

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珍しくウジウジする真
 そしてイベントが発生。Pがそろそろ帰ってDVDでも見ようかと考えていると、事務所の外で真に遭遇した。挙動不審でウロウロしている上に、「さすがにそこまでプロデューサーにお願いするのは……」などとブツクサ言っているので、声をかけることに。そして「何をお願いするんだ?」と言ったところ、真は恥ずかしいと叫んで逃げてしまった……。

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恥ずかしがる基準がわからない
 一瞬は見失うものの、なんとか再会することができた。恥ずかしいとなると告白でもするのかとビビるPだが、真は「そんなつもりぜんぜんないですよ」と言うのだから笑える。

 それにしても何の用かと思えば、彼女は恥ずかしがりながら、茂みで一緒にカバンを探して欲しいと言いだした。一体それの何が恥ずかしいのかと思えば、どうも暗いところが苦手だということがバレるのが恥ずかしいとのことである。真が言うには、子供みたいで恥ずかしいしイメージと違うと笑われてしまうのかと思っていたとのこと。まァ、Pは笑わないし、弱いところがあったほうが男にモテるだろうと言って探してやることになった。そもそも、暗闇が怖いのは子供も大人も同じ……、というより、人間の仕組みであると言ったほうが正確だろう。程度の差はあれ、何も見えない場所なら不安になってもおかしくはあるまい。

 カバンは非常にあっさりと見つかった。しかしなぜこんな茂みの奥に、まるで投げたかのように落ちていたのか気になる。それを真に聞いてみたところ、事務所から帰る途中に何か物音がして驚きカバンを投げたそうだ。Pは、なるほど犬か猫でも出たのかと納得していると、なんと物音の正体はハムスターだったそうで……。そして、真は「今日のことは忘れてください!」と叫びながら逃げていった。ああ、これは確かに恥ずかしいと思ってしまうかもしれない。

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仕事が円滑に進みすぎる
 そして更なる営業は、全国TVCMのお仕事。繁華街の一角を借りて楽曲CMを撮影することになった。

 相変わらず真は仕事を楽しんでおり、今回の撮影は自分のために用意されたようなものだと張り切っている。そして、時間までダンスの練習すると言っていた彼女だが、どうもバク転をミスして軽いケガをしたらしい。真自身はまったく問題ないというものの、やはり気になるPは「ウソはつくなよ」と言い出す。万一ウソをついていたら昼飯一年抜きの重罪だからなと言うと、さすがに観念したようで、どうも着地の時に少しだけ足をひねったらしく、痛みは殆ど無いそうだが、やはり気になることを話してくれた。

 こうなると止めたくなるのが心情だが、彼女はそれでも問題ないからやると言い張る。その様子を見て、ここは真を信じると言うことにした。大丈夫だといっているのならば信じるが、ただし協力が必要なら遠慮なく言ってくれとP。すると真、やはりお願いがあると言い出した。足首に少しだけ痛みがあるので足を使ったダンスはやはり難しいかもしれないため、上半身だけを使ったものに変更して欲しいとのこと。そして、病院にいくほどではないからPにはシップを買って来て欲しいと頼んできた。これを信じることにしたところ、変更した結果撮影もうまく行き、ケガも問題なく済んだ。おまけに信頼関係が少しは築けたようで、何よりだろう。

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突然に狂ったか
 ここで再度イベントの発生。事務所に携帯電話を忘れ取りにいったPは、一人で何かをしている真を発見する。

 さて一体何をしているのかと思えば、「キャピピー! ボク、マコマコリンなり~♪」などと狂ったことを言っているのだから病院でも紹介したくなるものだ。ここはあえて声をかけないで様子を見ていると、真は「不思議ちゃんは似合わないなあ……」などとこぼしながら、今度は「あのね、マコちゃんの特技はね、空手なの♪」と言い出すのだから完璧にイカれているだろう。その様子に思わず笑ってしまったPは、気づかれてしまう。

 これが何なのかと聞いてみると、かわいくなる特訓とのこと。真は髪を伸ばしてイメージを変えたのに、あまりカワイイと言われないのが不満だそうである。そのためにああやって男のハートも掴めるような練習をしていたそうだが、訓練の中身はともあれ努力をするのはいいことだろう。すると、翌日がオフならぜひ特訓に付き合って欲しいと言われるのであった。こうなれば付き合ってやるしかないだろう。

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特訓の仕方が間違いすぎである
 そして翌日、場所はなぜかジムだし格好も運動をする気満々で妙だ。かわいい特訓ではないのかと聞いたところ、やはりそれらしい。では、まず何からはじめるのかと思いきや走りこみなのだから驚くだろう。一体何がしたいというのだ?

 結局、Pも一緒に強引に走らされクタクタになってしまった。果たしてどういう意図があるのかと思えば、真は女の子らしい走り方を研究しながら走っていたというのだから、なんとも呆れるだろう。さすがにこれは指摘しなければならないので、さてどう言おうかと悩みつつ、とりあえずこれではかわいくなれないだろうと指摘。真としては、スポーツが得意なのでそこからかわいくしようとしたそうだが、これでは先が思いやられる。すると彼女、「迷惑をかけたのであとは一人でやりますから」と言って一人でまた続きを始めてしまった。どうももっと優しくいうべきだったようだ。

 しばらくしてから特訓が終了した。真からかわいくなったかと聞かれるも、頑張り具合は良かったのではないかと答えるのが精一杯である。この回答は彼女にとって不満だったようだが、これからもっと頑張ればいいかと前向きな態度を取るのであった。真に対しては、この間違った情熱を正してやらねばならないようだ。

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男役が似合う
 今度の営業では声のお仕事に挑戦。フランス革命を題材にした長編アニメ「愛と銃剣」に出演することとなった。

 やはり真は男役であり、なんとも似合いである。演技も迫真で実に見事だった。早速褒めると彼女は喜ぶが、やはり女役で、それもヒロインで褒めてもらいたかったとのこと。演技力も上がってきたので行けるのではないかととりあえず言っておいたが……。

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なんと女役まで
 そのままアフレコは順調に終了。真も楽しんでくれた様子だし、時間も早く終わったしで何よりである。そんなわけで、真にヒロイン役のアフレコも試してもらうことになった。なんとP、音響監督に話をつけて挑戦させてみることにしたのであった。

 これに喜ぶ真だが、一体どうやって演じるのが良いのかと聞いてきた。ここはかわいく演技をしろと言いたくなったが、今回の登場人物は貴族の娘なので、毅然としろとアドバイス。そしていざやってみると、貴族の娘という設定も良かったのか、監督も思わず驚くほどの出来になったのであった。あまりの出来に一人で二役をするという話まで持ち上がって、しかもそれを皆が本気にして現実のものにまでしてしまったというのである。真も喜び仕事としても大成功となり、これまた完璧な仕事となった。

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はいはい勝ったよ勝った
 そしてこのころ二十一週目となり、竜具小町に勝利し冬馬の登場。真は冬馬の煽りにもまったく負けないので、なんとも頼りがいがありすぎる。仕事もほとんど完璧で、美希よりも落ち度というものがない。

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いきなり殴られる
 そして、竜宮小町戦勝利後のイベントが発生。事務所帰りに何者かの怪しい気配を感じ取ったPは、咄嗟に出てきた対象に対しパンチを放つ。するとそれはなんと真であり、彼女は思わず避けてから反撃をしてきやがる。お陰でPはまともに蹴りを食らい気絶してしまうのであった。いやはや、何とも間抜けな二人である。

 ところで何の用かと思えば、オフである明日にまたもやかわいくなる特訓をしたいとのこと。仕方なく付き合うことにすると、明日はデートをするのだと教えてくれた。まったくもって意外だが、確かに女らしくなるならそれが良いのかもしれない。

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ご機嫌すぎる真
 いざ翌日、真は待ち合わせ場所でやたらと上機嫌なのであった。何でも人生初デートだそうだが、Pが相手でいいのだろうか。それはともかく、今回は特訓としてデートをし、かわいく振舞えたら完璧だろうと彼女は言うのであった。これがスキャンダルにされたら最悪だが、それ以外は理屈も合っているしまァ問題ないだろう。彼女も必殺技を考えるほどには努力しているようなのだが、果たしてどうなることやら。

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気持ち悪い喋りをする真
 まずはホラー映画を見に映画館へ向かったのだが、ここで真は妙な喋り方をするのだ。具体的にはどういうものかといえば、「わたし大丈夫みたいな~」だとか「怖いから手を繋いでてほしいな~みたいな~」という、彼女曰くモテモテなモテ子風な喋り方をしているのである。当然のようにこれはかわいいわけがなく、相変わらず何もかも間違っているだろう。

 ともあれ練習には付き合うので、手を繋いでやってみたところ、予想外だったのか驚く彼女。Pはその様子を見て、特訓だから別に本当にやらなくていいのかと謝って手を離したのだが、すると真は別に離さなくてもよかったのになどと言い出すのだからなんともはや。

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ビビって素に戻る真
 そんなわけで映画を見たのだが、真はえらい怖かったらしくやたらとビビりまくっていた。そのせいで無意識のうちにPの服へすがり付いていたようだが、そのほうが余程かわいいアピールになるのかという話である。

 そんなわけでデートも大詰めとなったわけだが、真、今度は「キスして欲しいな~みたいな~」などと言い出したのだ。まァ特訓なので顔を近づけてフリだけをすれば良いということで、「はいしましたよ」と口でだけ説明したところ、もっと真面目にやってくれと言われてしまった。そのため、今度は今度でググッと顔を近づけてみたところ、頬を赤くして近すぎだと文句を言うのだから我侭だ。そして彼女は「そんなことされたら本気になっちゃうじゃないですか……」などと零す。いや、あのう……。

 とにかく、これでデートは終了となった。真はうまくいったかと聞いてきたので、必殺技らしい変な話し方は微妙だと一蹴してやった。彼女は一瞬こそ落ち込むものの、今日はなかなか楽しかったことは間違いないようで、次こそは頑張るぞとまた前向きになるのであった。

 ……しかしこれ、単純にデートではないか。相も変わらず良くわからないうちに好かれるプロデューサーだ。

○ アイドルマスター 2 17 真の師匠
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アイドルマスター 2 15 千早のツバメ

急展開に次ぐ急展開に次ぐ急展開

 千早と次第に打ち解けてきたのは良かったのだが、次第にこちらを見る目が男を見るそれになり、挙句には弟の死まで告白され人生そのものをプロデュースしろと無言の圧力をかけて来始めた彼女。果たしてプロデューサーはこの重さから逃げ切れるのか。いや、耐え切れるのか……、というか耐えてしまうのか。

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やる気を感じないイベント
 竜宮小町が脱落したあとは、地方TVCMのお仕事を受ける。

 楽曲のCM撮影として、地方の一般人と絡むそうだ。そして、耳の遠いヨネさんとCMをとってオワリ……。どうもこの「地方TVCMのお仕事」というのがやる気ない営業イベントのようだ。

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冬馬はさっさと帰れよぅ
 その後、フェスを荒らしていると冬馬との強制敗北イベントが挟まれる。とにかくどうでもいい。

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怪しい千早
 そして、しばらくするとノミネート確定後のイベントが発生。ハリウッド行きの話をいつ切り出そうかと悩んでいるPは、偶然にも千早を発見する。彼女に声をかけるといきなり「イヤです!」とか言って逃げ出したのだから拍子抜け。とにかく追わねばならなくなった。

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別にやましいことをしているわけではない
 しばらく追い続け、ようやく千早を捕まえたのだが何か様子がおかしい。どうも、「んっ」だの「ふっ」だのだけしか声が出ないようだ。Pは「そんなバカな!? さっきまであんなに元気だったというのに!」と説明臭い台詞を言うが、バカな急展開だと叫びたいのはプレイヤーのほうである。いくらなんでも急すぎだ。このあたりは強制イベントでしかシナリオが進行できないゲームの性である。

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あっさり治る
 主治医がいる病院に連れて行き、治療をしてもらったお陰でなんとか声は出るようになった。もっとも、本調子ではないようだが。医者からこの状況の原因を聞くと、どうもこれは心因性の病気らしく、仕事のプレッシャーやらが色々圧し掛かったせいだろうと答えをもらえた。そのため、問い詰めることはするなど念を押されてしまった。

 千早からは疲れが出ただけだろうしもう大丈夫と言われるものの、心因性の病気がそんなあっさり解決するわけがない。不安になったPは、ここで少し休まないかと提案。当然のように千早は嫌がり、「歌わない私に何をしろと言うんですか!?」とまで言ってしまうのであった。さすがに心配してくれてることは感謝する彼女だが、休めとはどうしても言って欲しくないようだ。そこまでの決意を知ったPは、彼女の意思を尊重し、サポートし続けることを誓う2のであった。

 さて、それにしてもこの病気の原因は何なのやら。プロデューサーのハリウッド行きを知りショックを受け……などという情けない理由でないことを祈る他ない。

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ノミネートされないことがない
 そして後日、IA大賞のノミネート発表会に参加。またもや黒井社長に「ジュピターより弱いバカ雑魚乙」とちょっかいを出され、ぐぬぬと言い返せないプロデューサーが情けない。すると、それに対し千早が反論しはじめ、黒井社長を追い払ったのであった。

 しかし、ジュピターよりお前らが弱いという煽りに反論するということは、千早もまた敵の力を認めているということだ。彼女はそれを理解しつつも、連中に勝つことを決意してくれた。それに、相手はいくら強かろうと寄せ集めである。Pを含めた団結がある自分たちなら勝てるはずという話になったところで、千早は「でも、私たちの場合はプロデューサーが……」と何かを言いかける。これはつまり、やはり知っているということなのだろう。

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邪魔をされてもハリウッドに行くよ
 さっそく船外にメンバーを集めさせ、ハリウッド行きの話をし始める。千早はやはりこのことを知っていたが、しかし留学後に再プロデュースされない可能性があるということには驚いていた。一人でもやっていけると言っていた子がこんなことで驚くとは、ある意味では弱くなってしまったものである。

 やはり、声が出なくなった原因もこのことのようだ。それに対し、一人で背負わせて申し訳なかったと謝るP。そして、千早はPのためになるのであればぜひ留学に行って欲しいそうだが、指導を受けられなくなるのはどうしてもイヤだそうだ。いやまったく、わがままな子に育ったものである。

 ともあれ、確実に未来永劫プロデュースできなくなるわけではないが、とにかく覚悟だけは決めて欲しいと、ユニットメンバーをほぼ無視するような形で千早に告げる。それに対し、千早は帰ってきてくれるのならば、必ず待ち続けると返事をしてくれた。

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待ち伏せタイプの出会いも多いな
 しばらくしてからイベントが発生。Pは事務所帰りに千早に待ち伏せされ、翌日のオフに付き合って欲しいと言われる。レッスンなどの負担をかけるものなら断ると言うと、別にそんなところではないそうだ。何でも大きな節目毎に必ず場所に行くのであり、しかも行くと驚く可能性がある場所とのこと。嫌な予感しかしない。

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嫌な場所に連れてこられた
 その予感は的中。連れてこられたのは、9年前に交通事故で死んだ弟の墓場であったのだからいやァ重い。千早は大きな節目の時や話し相手が欲しい時には時々ここに来ているのだそうだが、それにしてもなぜここに招待したのか。すると彼女、声を出せなくなったのは初めてではなく、実は弟が死んだ時にも同じことが起こったと告白したのだ。その時は半年ほど経ってから泣いた拍子に声が出たそうだが、いやまったく、秘密を持たないにしても曝け出しすぎる……。

 そして、千早は自分の心が弱いから声を無くすのだと泣きそうになるのであった。それに対し、Pは自分を責めるなと説得するも、彼女はあくまで事実を認めただけと冷静である。確かに正しいのだが、これでは思いつめる一方だろう。

 更に、千早はお願いがあると言い出した。もしまた声を無くすことがあったとしても、振り向かずに自分を置いていってくれという、これまた重苦しい願いである。そういうならばわかったと言うしかないのだが、そういう選択肢を選んだら選んだで、これまた千早は恨めしそうな表情をしやがるのだから面倒くさい。「なんだよ、行かないって言って欲しかったのかよ! 女みてえなことしやがって」と思わず叫びそうになったが、よく考えたら千早は女だ。

 ともあれ、Pはまだ声が出なくなってはいないのだから前向きに行こうと彼女を励ます。千早もこれに同意するが、こんな遺言のようなことを言うのであれば時間の問題なのだろう。

 そのような約束を終えると、いきなりツバメが登場しPの肩に止まる。突然どうしたのだろうとそのツバメをかわいがる千早。これを見てPは、弱気になった姉を励ますために弟に頼まれて来たのではないか、などと随分メルヒェンチックなことを言うが、これには千早も軽く笑ってくれた。今はとりあえず、こんな突拍子のない冗談でも笑ってもらったほうがいいだろう。

 ちなみに、千早が他の誰かをこの墓地に連れてきたのは今日がはじめてだそうである。……重い。ウラン並みに重い。

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予想通りというかなんというか
 地域部門賞の隠しフェスをすべて荒らし終え、いよいよグランドファイナル前というところで最後のイベントが発生。事務所帰りに千早に遭遇したのだが、咳き込んでいる上にえらい具合が悪そうなのである。おまけに、倒れそうになった彼女を抱き止めたところ、ものすごい熱を持っていた。兎にも角にも主治医の下へ。

 これで軽い風邪だったら良かったものの、千早の病気は医者も驚くほどの悪化をしていたのだから困ったものである。とりあえずは応急処置によって落ち着いたそうだが、Pは医者の「悪化した」という言葉にピン来て、元から病気を持っていたのではと問いただす。すると、いよいよ真実を知ることができた。

 さて一体どのような病気かと思えば、なんと千早のノドに限界が来たそうで、ひどい炎症が起こっておりもはや歌えないそうだ。「えっ!? 心因性なんじゃねえの?!」と驚くプレイヤーを他所に、「心の問題もあったけど元々爆弾を抱えてたんだよねー」的なことをペラペラと喋る医者、いや、ヤブ医者。歌うのやめさせとけよという常識的な突っ込みよりも、今はその無茶苦茶な診断と病状を隠すヤブ具合に対し素直に驚いている。

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このあたりになるとシナリオが無茶苦茶に
 そして、隣の部屋から物音が聞こえてくる。やはり千早がこっそりと話を聞いていたのだ。彼女はさぞ驚く……かと思いきや、そのことを知っていたというのだから何というか。なんで弟の死を話してそういう大事なことを話さないのだ。結局、信頼していたのはPだけであるという間抜けなオチとなった。

 当然、Pは「なんでそんなムリをしたんだ?!」と問い詰め、仲間や自分がいるせいかとも問う。しかし千早は、例え自分一人であったとしても、喉を潰す覚悟でトップの歌手を目指していたと言い切る。そして、これは単純に、自分の思っていたよりもずっと自身の身体が弱かっただけだと説明した。いや、どう考えてもヤブのウンコ垂れジジイが止めなかったのが問題だろうが。

 千早はこのままグランドファイナルまで頑張るつもりだったそうだが、結果はこの通り。そして、黙っていたことを謝る彼女。それに対しPは、「もういいんだ」と彼女を許した。済んだことだし、何より千早はずっと言おうとして言えなかった……らしい。どうもこの秘密を話そうとした伏線があったようで、そのシーンが回想としていくつか出てきた。しかしどれも千早が渋い表情をして何かを隠すという程度の話であり、どう解釈することも可能。これを伏線というのはだいぶ辛い。

 そして、千早は最後まで歌わせてくれと頼み込んできた。これの以上ムリをするのかと問うPに対し、IA大賞グランドファイナルで締めくくれるのなら本望だと強く語る。更に、「歌いきったらハリウッドに行ってくれますか」とまで言い出した。何でも、自分の翼はもはや折れているが、代わりにプロデューサーに旅立って欲しいとのことで、それこそが今の千早の夢だそうだ。それを聞いたPは、熱意に負けてこの無茶苦茶な思いを受け止めることにし、死に体の彼女とIA大賞グランドファイナルへと挑むのであった。

 それにしてもひどいシナリオだ。構造上致し方ないのだが、悪い意味での急展開の連続すぎる。そしておそらく、この後も急展開が待っているはずだ……。

泣けよ! ハッピーエンドだろ! 泣けよ!

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もう授賞式なんかやめよう
 さて、IA大賞グランドファイナル……の前にいたジュピトリスだかジュピターテレコムは雑魚なので鼻毛を抜くように殺した。そしてIA大賞も総なめ。授賞式など意味はないッ! すべてU.K.D.が掻っ攫うからだッ!

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病人を表に出すな
 式典後、海辺でたそがれている千早の元へ向かうP。ユニットメンバーは先に帰らせ、二人でこうして夜空を眺めることになった。

 千早はムリをしすぎたせいか熱が出てきたようなので病院に連れて行こうとすると、彼女は「もう少しだけここにいたい」と我侭を言うのであった。Pも、もはや彼女の意思を尊重させるつもりらしく、時間はいくらでもあるのだから好きにして良いと言い出した。なんだかまるで心中前のカップルのようである。

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もはや立ってすらいられない千早
 そして、迷惑をかけて申し訳ないと言う彼女。しかしPは今更そんなことを気にするわけがない。だいたい、迷惑など散々かけてきただろう……という話にはならず、Pは「俺って本当に幸せモノだよな」などと言い出した。IA大賞を受賞できたことだけでもう十分にやりきったということだろうか。千早も感謝はしているようだが、ノドのせいでその言葉がまともに出ない。外の風は冷たいが、二人はそのまま寄り添い続けてそれを耐える。

 そこに一匹のツバメがやってくる。Pはいつぞやのように励ましに来てくれたのかと喜ぶが、千早は逆に、ツバメが楽しく歌っている様子を見て、自分も本当はまだ歌いたかったと涙を零した。そして、彼女はそのまま眠ったのか意識を失ったのか目を閉じてしまう。「千早はもう休んでいいんじゃないか」と、Pも悔しさを隠しつつ、これで良かったと思い込もうとする。

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KISEKI
 するとそこに、「ほんとうにもういいの?」と子供っぽい謎の声が聞こえてくる。「おねえちゃんのうたはもういいの?」と言い出すので、思わずPは「また歌って欲しいに決まってるだろ」と漏らす。そして、本心を隠しきれなくなったのか、「俺は歌う千早が大好きなんだよ!!」と思わず叫んでしまった。

 それを聞いた謎の声は「これからはおにいちゃんが守ってくれるよね」などと言い、続いて「ボクの……をあげる」と言い残し去っていった。何をくれるのかは聞き取れなかったが、おそらくは……。

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あーやったねそうですねはっぴーですね
 そして翌朝、病院で目を覚ますP。千早を送ったあとうっかり寝てしまったそうだ。

 果たして千早は大丈夫だろうか……と思っていると、急に元気になった彼女がやってくる。思わず「は?」と言うPだが、それを言いたいのはこっちである。なんと、千早は目覚めたら喉の痛みが消えており、思うままに好きなだけ歌えるということになっていたのだ! 当然Pもヤブ医者も驚きまくる。そして、原因は不明だが喉も完治しているとのこと。アーヨカッタネヨカッタネ! スゴイネ!

 そして、喜ぶ千早と共に事務所へ向かうことになった。すると彼女、この現象に対し「思い当たりがありませんか」と言い出した。何でも、彼女が意識を失ったあと、Pが誰かと話をしていたのをおぼろげながら覚えているそうだ。その声の主は、懐かしくてあどけない声。つまり、弟がツバメとなって奇跡を起こし助けてくれたのだろうと二人は確信するのであった。……あれっ、Keyのゲームだったっけコレ。

 ちなみに千早、Pが彼女のことを大好きだと言っていたことまでバッチリ聞いていたそうだ。どこがどう気を失っていたのかという話だが、何にせよこれで心配事もなくなったので、Pはハリウッドに行くことを再度決意。そして、千早も待つことを決意してくれた。帰ってくるまでいつまでも待ってくれるとのこと。

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そういえば貴音とか春香とかいたね
 そして、さらば日本。なんだか千早以外のメンバーがものすごい蚊帳の外だったが、もうどうでもいいだろう。

エピローグ

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なんかもうどうでもいい
 あっという間に一年が経ち、日本へ帰ってきた。Pはまず義理の弟となるであろう人物の墓地へ向かい、千早を守るだの大事にするなどとグダグダと報告をし始めた。

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はいはいハッピーエンドハッピーエンド
 そして、千早もここへ来ていた。ここにPがいるとは思ってもみなかった彼女は驚き、同時に「私より弟が好きなんですか?」とからかわれてしまった。

 Pは話もそこそこに、とんでもないことを言い出す。なんでもハリウッドの劇場を押さえたので、千早をそこに連れ出す報告をしに来たのだそう。これには千早も驚きつつ喜ぶ。そしてPが「一緒世界を目指そう!」と言うと、「もちろんついて行きます!」と心地の良い返事がきた。

 ただし、ここで千早から窘められた。帰ってきて早々仕事の話だなんてあんまりだから、少しは話をさせてくれとのことだ。こうして二人は改めて挨拶をしたのだが、あの千早が仕事より話を優先しろだなんて、随分と変わったものである。

 また、事務所の軒先にツバメが巣を作ったそうである。奇跡で助けてもらった身からすれば、感謝してもしたりない存在だろう。「それは見に行かなきゃいけないな!」と、Pは喜びながら千早と事務所へ向かったのであった。あーッ! 泣けるなー! 涙が止まらない!

愚痴

 以上で千早シナリオは終わりなのだが、とにかく最悪のシナリオであるとしか言いようがない。やっていて、記録をつけていて、そしてそれを清書して、誤字脱字のチェックをするのもまた辛かった。千早編にだけ文章のおかしい箇所が多かったとしたら、無理もないと思って欲しい。アイマス2は今まで結構楽しくやっていたというのに、この時ばかりは最悪だったとしか言えない。

 話は途中でもう終わりまで予想できてしまう上に悪い意味で意外性がないし、伏線は伏線と認めたくないし、だいたい唐突に病気になって唐突に奇跡オチというのがやっていられない。序盤からファンタジー要素が(このゲームのアイドル活動がファンタジー的という意味以外で)多くあるだとか、奇跡が起こりうる伏線や設定があるならまだしも、いきなり世界観ぶち壊しのメルヒェンで狂った幸運を持ってくるのだからとんでもないとか言えないだろう。

 この話をまともにするのであれば、まず千早の弟に対する思いをもっと丁寧に描写しなければならないし、奇跡を盛り上げるために不幸に落とす描写をもっと過激にやらねばならない。いや、そもそもアイドルが成長することに感動を覚えるゲームなのだから、千早の成長がしっかり描かねばならないではないか。だというのに、今回のシナリオでは特に反発もせず急にデレるし、秘密を打ち明けるようになったと思ったら最後の最後で秘密を隠しているし……。ああもう、文句を書いたら止まらないではないか。

 大層な感動物語を盛り込もうという気持ちはわかるが、この話の書き方では到底ムリであるし、そもそも育成SLGでは形式的にムリがあるだろう。前作も千早をプロデュースした時はイヤな気持ちになったが、今回もまたこうなるとは……。いやまったく、呪われたキャラクターである。

 それにしても、出来る物語の身の丈を知っていて、プロデューサーと打ち解けることのみに描写の重点を置いた雪歩シナリオとは正反対の出来である。雪歩シナリオは歌を用意できたことから考えるに、時間も潤沢にあったのだろう。千早シナリオはシステムすらまともに出来上がっていない時に無理やり書いて、そのまま一度もリテイクができないまま製品版に入れざるを得なかったのだと思いたい。

 とにかく疲れた。なんてブサイクなシナリオなんだ。

○ アイドルマスター 2 16 真の「猛然一撃」
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アイドルマスター 2 14 千早の「U.K.D.」

別にアイドルになりたいわけではない千早

 四周目である前回、雪歩をリーダーとするボーリングフィーバーでIA大賞を総なめしたので、育成計画についてはもう書かなくていいだろう。基本的な方針は同じであるし、達成できる目的としては最上のものを得られたからだ。

 それまでは育成を試行錯誤するのがなかなか面白かったが、もはや慣れすぎてしまったせいでこの周回は作業感が強すぎた。全制覇したらゲームモードをスキップしてシナリオだけ読めるようにできないのだろうか。

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態度は最悪な千早
 今回プロデュースするのは青いロングヘアーが印象強い如月 千早(きさらぎ ちはや)である。彼女は歌が得意なのだが、カラオケがうまいというようなレベルではなく、歌手でトップを目指せるほどの才能があるのだ。

 それならば素晴らしい活動が期待できそうなのだが、世の中そうは甘くない。彼女、性格にかなりの難アリで、よく言えばストイック、悪く言えば愚直なのである。歌は好きだがアイドル活動は好きでも何でもなく、トップに立つために仕方なくやるという感じなのだ。まァそもそも、千早は性格も硬くバラエティ番組には出られそうもないし、胸もなくグラビアなんかをやっても人気が出なさそうで、とてもではないがアイドル向きではない。

 ともあれ、Pは河川敷で歌の練習をしている彼女に声をかけた。しかし、一度は無視され、もう一度声をかけてからようやく、見るからに煙たがった表情で返事をしてくれた。ここで自分がプロデューサーですよと言うと、ようやく失礼しましたと言ってくれるのである。ということは、失礼だとわかっていて無視をしたのだな。

 今までのパターンだと、「私にプロデューサーがつくなんて!」と驚く子が大半なのだが、千早は動じない。それどころか、Pが仲良くやろうと言っても、仕事関係なのだから特にそうする必要がないというのだ。今までの友達感覚でアイドル活動をしている子からすると感動的な自立心だが、Pはこれを驚くのだから弱ったものだ。とはいえ、完璧に仕事と割り切るのも人間として無茶なわけで、ある程度は親しくするべきだろう。

 そのようなことをPが注意し、仲良くすることと馴れ合うことは違うと教える。しかしそんなことをいっても納得してくれる子な訳がないのだから弱ったものだ。どう考えてもこの子には友達がいないだろう。とはいえ、彼女は別に人を困らせたいわけではないので、そう指示するならば従ってくれるようだ。

 ところでこの千早というキャラクターだが、正直なところあまり良い印象を持っていないのである。別に彼女の性格や顔が気に食わないというわけではなくて、前作で矛盾極まる彼女のエンディングを見せられたからなのだが、それが今でも思い出されるのだ。

 この千早というキャラクターには家族の中に亡くなった人がいるようで、その話が当然のようにエンディングに関わってくるわけである。しかし前作は、任意の営業でその人を失ったとPに告白するイベントを見られる。つまり、知らなければ見逃してしまうことも可能というわけで……。そんなことを一切知らない僕は、至極普通に千早のグッドエンドを見たのだ。すると、一度も話していないはずの死んだ家族がどうのこうのという話をし始め、Pも当然のようにその話に乗るのである。こうなるともう、訳がわからないと首を捻るしかないだろう。物語の管理がきちんとできていない育成SLGによくある出来事だ。

 おそらく、アイマス2においてもその話が出てくるはずだ。さすがに今回は強制イベントでその話を持ってきてくるはずなので問題ないとは思うが……。まァ、不安にばかり思っていては仕方ない。さっそく彼女をプロデュースしようではないか。

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仕事バカ千早
 まずははじめてのお仕事。これで担当アイドルの扱いが大変か否かわかるのだが、果たして今回はどうなることやら。

 今回の仕事内容は、千早が担当する新曲の作曲家との打ち合わせである。彼女はかなり肩に力が入っており、Pが緊張しているのかと思って声をかければ「話しかけないでください」とぞんざいな扱い。千早の考えは、顔合わせも楽曲の印象を左右することになるため、一分のスキもない対応でなければならないというクソマジメすぎるものだった。これではさすがに問題なので、選択肢ミスで一期一会だろうとアドバイス。すると彼女、一片のミスも許されないと余計固まってしまった。やれやれ。

 そして、いざ作曲家が来るなり、千早は曲の要望をペラペラと語りまくる。いくらなんでもいきなりすぎて作曲家も圧倒されていたので、ここはPが注文を聞いて一旦話を遮った。いやまったく、茶も頼んでいないのに話など出来るか。

 結果として話は割と良く出来たのだが、千早は何か言いたげな表情をしている。「今の私にこんなことを言う資格はないので言いませんが……」と言っていたが、明らかにこちらへ文句を言いたげでイラっとさせられる。生真面目なのはいいのだが、これではトラブルを招くだけだろう。

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これまた育成には疲れそうだ
 事務所に戻ってから、千早は歌い手でトップになりたいという夢を語った。やはりアイドルとしての活躍は期待していないようなのだが、何にせよこれからは一人ではない。Pが「その夢はこれから二人のものだ!」と熱弁したところ、別にそうでもないと言いたげな表情をしながら否定されてしまった。どうも先が思いやられる。

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組み合わせなど知るかッ!
 そんな彼女のユニットメンバーに選ばれたのは、二人とも以前に登場した貴音と春香。千早はこの性格で誰ともうまくやれそうにないので、もはやボーカル能力を重視することにした。それに、メンバーが最低限の仕事を出来ないとつらく当たりそうだろう。

 ユニット名は「U.K.D.」にした。これが何の略かといえば、運根鈍(Un Kon Don)の略である。その意味は、成功する為に、幸運と根気、そして鈍いくらいの粘り強さの三つが必要であるというものだ。千早には力があるため、他に必要なものは、幸運とアイドルを続ける根気と、認められるまで耐える粘り強さだろう。そんな意味を込めてこの名前とした。

 それはともかくなぜ略したかという話なのだが、これは横文字のほうがアイドルっぽい気がしたので頭文字を取ってみただけである。いかがだろうか。そうか、やはりネーミングセンスがないか。そして、このグループの略称は間違いなく「ウンコ」になるであろうことも失敗の要因である気がする。

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トリオも衣装も別に嫌がらない
 千早は一人でトップに上り詰めたいがためにトリオを嫌がるかと思いきや、別にそんなことはなかった。そして衣装決定の際にも嫌がりそうだと思ったが、歌いやすい衣装ならばそんなに文句を言うこともないようだ。彼女の判断基準が今ひとつわからない。

 しかし、やはり一人でいることのほうが多い千早にとってメンバーでの活動は違和感があるようだ。なんとも寂しいが、別にイヤだと思っているわけではないようなので、これから楽しくなる可能性もあるだろう。しかし、彼女は「楽しいばかりではやってられない」と相変わらず厳しい。まァ、今まではみんな仲良くしたがっているアイドルばかりだったので、こういうドライなのも結果を出せれば悪くない。

 ちなみに千早と春香はボチボチ仲が良いらしく、転んでケガをしていないかなどと気を使っている。貴音とは妙な距離感があるようだが、別に仲が悪いわけではないようだ。いきなり決裂しないか不安だったのだが、さすがに最低限は大丈夫のようである。

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挨拶もまともに出来ない
 続いての営業は挨拶回りのお仕事。ラジオ局へと顔を売りにいった。

 挨拶だけなので割と楽な仕事なわけだが、千早は緊張しており歌うほうが楽だと言うのだ。いやまったく、アイドル向きでない子だ。そして、彼女から身だしなみは問題ないかと聞かれ、髪に糸くずがついていたのでタッチイベントで取ってやった。このくらい事前に気づいて欲しいものだが。

 身だしなみの準備も終わりこれからいざ挨拶というわけだが、その前に何をアピールするかを決めなければならない。千早は、ユニットの名前や特徴や活動の方向性、そして現在の楽曲テーマを理解してもらい解釈について……とえらい膨大な量を理解してもらいたいそうだ。さすがにこれが無理なことは彼女もわかっていたので、重点のみに短縮することに。そんなわけで名前をハッキリ伝えれば良いと選択をしたところ、これをなぜかPが「名前だけをとにかく連呼すればいい!」と解釈したのだからアホがすぎる。結局、名前ばかり連呼する選挙カーみたいなことになり、覚えてもらうことすら叶わなかった。ダメなプロデューサーすぎる……。

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仲良しの勉強をする千早
 この後、イベントが発生。仕事帰りDVDでも買おうと店に寄ったところ、なんと千早に遭遇。何をしているのかといえば、彼女は「リミテッドワールド」というハリウッド映画のDVDを探していた。何でもメンバーとの共通の話題が少なくて困っているので、少しでも流行モノを勉強しようと思ったそうだ。良い心がけである。

 Pがそのまま別れようとしたところ、千早は何かを言いたげな表情をするのである。すると、Pはその顔を「人生勉強のためにやましいビデオを買ってきて欲しいのか!?」と訳のわからない解釈をし出す有様でアホ丸出し。結局何を聞きたかったのかといえば、その映画の暴力シーンの有無であった。当然のように存在すると答えるわけだが、聞くということはどうもそういうのは苦手だそうだ。別に凄惨なシーンでもないだろうに、よほど嫌いと見える。

 それならばと、Pは皆で見ればいいと提案した。上映会をすれば怖さも薄れるであろうし、共通の話題を増やすにはもってこいだろう。この提案に千早は喜んで乗ってくれるのであったので何より。どうも、一人でいるのが好きというのは正確でなく、ただ単に友達を作ることが苦手なだけなようである。まァ、どんな悪魔のような人間でもコミュニケーションがなければ発狂してしまうものだろう。クソマジメな千早も寂しいと思う時があるに違いない。

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即効ギスる
 これでメンバーの仲も良くなるかと思いきや、翌週からいきなり春香と千早がギスっていたので笑える。上映会で春香がうっかりネタバレでもしたのか。

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歌を聴いてもらえると思ってんのか!
 続いての営業はPVのお仕事。テントを借り切って映像を撮るそうで、なかなか凝っているだろう。

 しかし、千早はここまで大掛かりな舞台が必要なのかと突っかかって来る。そもそも楽曲がメインであるというのに面白い映像を撮る必要があるのか疑問で、それどころか映像があったらファンは歌など気にしないのではと思っているようだ。彼女は口にこそしなかったが、Pが表情からあっさりと読み取ってしまった。所詮、小娘の考えることである。

 だいたい、きちんと歌と聴いているかなどと言い出したらファンですらそれは怪しいだろう。そもそも、本だろうとテレビだろうと、娯楽の度合いが強ければまともに見ている人は少ない。何ならゲームだって、まともに遊んでる人のが少ないわけだ。

 そのため、ここは宣伝のためだと言い切って説得する。映像で人を集めてから、歌を聴いてもらうのだ、と。一応はこれで納得してもらえたようだが、やれやれ。生真面目なのはいいがこういう所まで考えて欲しいものである。

 そんなわけで撮影を張り切ってくれたのはいいのだが、今度は張り切りすぎて何度も同じところを撮り直しはじめる千早。何が問題なのかとPが問うと、どうして台詞がうまくいえないのだそうだ。無論、これはPVなのでセリフは歌で聞こえないのだが、それでも感情を込めないとダメなのだ主張する。これまた困ったもので、完璧主義は困るのである。こういう場合、ダメならダメで割り切る必要があるだろう。きちんと期間内に生産することが重要であり、修練や完璧度合いはまた違う機会で生かすしかないのだ。

 とにかく諦めさせたのだが、すると彼女、自分へのイラ立ちやプロデューサーへの怒りを込めて、そのまともに言えなかった「ダーリンが好きだニャ!」という台詞を非常にすんなりと言えてしまった。しかし、それは元々恥ずかしがって撮るべき映像だったので、結果的には冷静にその台詞を言うという妙なPVになってしまったというオチであった。なんともマヌケだ。

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街角でアイドルとぶつかる
 そして、またもやイベントが発生。仕事帰りに寄り道をすると、「急いでいるので道を空けてください!」と叫び声が聞こえた瞬間に誰かとぶつかる。いったい誰かと思いきや、千早であった。謝り再度走り出す彼女だが、トイレにでも行きたかったのだろうか。

 そんな下らないことを考えていると、千早はすぐに戻ってきた。何でも携帯電話を扱っている店を探しているそうで、どこにあるか知らないかと聞いてきたのであった。事情を詳しく話してもらうと、携帯電話を落として壊し電源が入らなくなってしまったそうである。しかもすぐ直してもらう必要があるそうなので、店へと連れて行ってやることに。

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機械オンチ千早
 そして、店へ連れて行き代替機を用意してもらうことになった。いくつかの機種から好きなもの選べと店員に言われたところ、千早はなんとどれでもいいと言い出した。メールと電話さえできればデザインとか形はどうでもいいのだそうだが、まるでオッサンかオバサンである。色も黒で良いと言い出したので、Pは「かわいい色にでもしてみたらどうだ」と提案。選択肢としてピンクか青を選ぶ必要があったので青を選んだのだが、彼女の容姿を見たら青にするしかないだろう……。何にせよ、少しは可愛げのある携帯を持たせることに成功した。

 また、店員によると、特定の相手の電話番号を3つまで登録し無料通話にできるオプションがあるんだそうだ。しかし悲しきかな、相手は千早である。登録する相手がいないようなので、これをあっさりと断った。ならばとPはユニットメンバーの番号を登録しろと指示。彼女は嫌がるかと思いきや、案外素直にこれを聞いた。何でも、今夜ユニットメンバーと電話をする約束をしていたそうで、なるほどそのために焦って電話を直したかったようだ。

 こうなるとあと1つの番号登録が余るわけだが、するとプロデューサーのものを登録して良いかと言い出す千早。一瞬こそ驚かされるが、これを快諾しないわけにはいかないだろう。すると彼女、「誤解しないでください! ただの経費削減です!」と妙に恥ずかしがっているのである。明らかに何かを誤解しているのはお前だ。

 これで円満解決……と思いきや、最後にミソがついた。なんと店員によれば携帯電話は壊れておらず、バッテリーが外れていただけだったそうだ。千早はどうも機械に弱いようで、彼女の情けない姿を見ることになってしまったとさ。

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誰か千早の友達になってあげて!
 とにかくユニットメンバーと仲良くする気があって良かったと安心していたのだが、翌週は春香と貴音が仲良くなっており、千早が邪魔者扱いされていたので思いっきり笑ってしまった。きっと、電話で失言したのだろう。「そのリボンはどうかしている」とか。

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タッチイベント許すまじ
 今度はもっとイベントのお仕事。一日消防署長の体験である。

 このイベントに対し、またもや浮かない様子の千早。何が気に食わないのかと言えば、他のメンバーが一日消防署員であるというのに、自分だけ署長なのが納得いかないようだ。これは事前にじゃんけんで決めたそうだが(また乱雑な……)、署長役は一日中車に乗って手を振るそうなので、要は貧乏くじを引かされたということなのだろう。しかしこれは仕事なわけで……、いうところでいきなり警報が発生。近くで火災が発生したそうだ。千早はどうすれば良いかと聞いてくるが、こんなのは待機するしかないだろう。出ていったって邪魔でしかない。

 幸い火災はボヤだったそうで、署員たちもすぐ戻ってきてイベントも再開できそうである。ただ、千早は「本当にお飾りなんですね」と更に落ち込んでしまった。しかし火消しに参加するのも無茶であるため、Pは自分たちに出来ることをすれば良いと言った。それならそれで署長は頑張ろうとした千早であるが、よくよく考えてみれば彼女は応急手当も満足できずにすることが何もない。一日消防署長が聞いて呆れるとまーーた落ち込むのであった。まったく、面倒臭いにもほどがある。

 そんなわけで、Pはユニットメンバーがケガをした時を考えて応急手当を心得ていると言い出した。これに千早は食いつき、教えて欲しいと言い出すのは予想通り。そんなわけで千早で実演しながら教えることになったのだが、まず呼吸を確認しなければいけないとタッチイベントが発生したのだ。これは迷わず口と鼻の間をタッチしたのだが、するとなぜか判定は口になっており、いきなり千早の口を開いたということになるP。当然千早は訳がわからないと言い出し、Pも実は応急処置をしらなかったという有様になるのである。そして結局、「応急処置もまともに出来ないのに教えようとするなんて……」、といった感じで信頼を失ってしまったのであった。判定のせいだろうがオメーッ! クソが!

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CM撮影も大変だ
 次は全国TVCMのお仕事。メンバーそれぞれでCMを三種類作ることになったのだが、千早の番で監督からNGが出されまくり。休憩を取るから、その間に意表をついて笑いを取れるようなものを考えろと言われてしまった。そして、そんなことは不可能だとあわてる彼女。どうもユーモアといったものと縁遠いようである。

 ここでPは、「俺のギャグセンスにまかせろ!」などと言い出し、「ばぴょーん!」と訳のわからないことを言い出した。当然千早に「は?」と言われ、冷たい視線が突き刺さる。慣れないことはするものではないという好例だ。

 仕方が無いので、Pはダジャレが良いのではと提案した。これからとにかくダジャレを言いまくるので、気にかかったのを使えということに。「フトンがフットンダ」と無難なところから始まり、「ネコが寝転んだ」、「スイカはやっすいか」、そして苦しい「風鈴を買うふーりん!」といったものを選択肢から選んで連発しまくり。千早はどれに対してもかなり笑っているが、センスが疑わしい。

 そしてもはや出尽くしたかというところで、次を言ってくれと笑いながら期待をする千早。言うことがなくなったPも、さすがにこれには応えないわけにはいかず、「いちまーい、にまーい、さんまーい、はいおしまーい」というこれまた苦しいギャグを披露。しかも、千早にはこのギャグをすぐにわかってもらえなかったという寒い結末に終わった。とはいえ、さすがの彼女でもしばらく経ってから意味がわかり、関心はしてもらえたのだが。

 さて、千早は撮影でどのギャグを使うのかと思いきや、「はい、おしまい」と前フリもなくオチだけのギャグを使ってしまった。こんなのでは笑いどころではなく(嘲笑えるが)、バッドコミュニケーションとなってしまった。

 しかしこのダジャレばかりの選択肢を選ばせておいてバッドコミュなのもひどいが、あんなひどいダジャレで笑う千早もどうかしてる。

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はいはい敗北敗北
 そんなこんなで気づけば十週になり、竜宮小町に敗北。はいはい負けた負けた。

竜宮小町に勝つまでのお仕事

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仕事の規模が大きくなってきた
 続いては映画のお仕事。アクション映画、「ザロブロン」の撮影とのこと。このあたりから仕事の規模も大きくなってきた。

 千早は意外にもこの撮影を楽しんでやっているようだ。それは良いのだが、やはり本業はアイドルである。あまり無理をするなとPが言うと、いきなり黙り込む彼女。すると、「四階から飛び降りるのはムリすることになりますか」と聞かれるので、当たり前だと回答。いやまったく、無茶をするものだ。

 本来はスタントマンにやってもらうはずの飛び降りシーンなわけだが、Pが見ていない間にリハーサルで一度だけ飛び降りたようだ。ケガでもしたら大変だと言うも、安全対策は問題ないし一度はやっておくべきだったという千早。彼女は役者が本業ではなく当然未熟なので、演じるためには体験が必要だったと言うのである。これはまったくその通りなのだが、Pはとにかく無茶はいかんと注意。そして、もしやるのであれば、心配で仕方ないので自分のいる場所でやって欲しいと言うのであった。これには千早も軽率だったと反省し、心配してくれることを喜んでいた。

 こうして撮影を再会したのだが、やはりというか何というか、いきなり痛そうな表情をして腕を押さえる彼女。タッチイベントが発生していたので、押さえた腕を触れる。飛び降りたときに打ったらしく、まったく言わんこっちゃないという話である。とりあえず大きなケガではなかったので問題はなかったが、Pは大事を取って撮影は中止だと言い切る。千早は当然、迷惑をかけたくないと頑固に抵抗するのだが、これは結局P側が折れ、撮影は続けることになる。ただし、痛みが強くなったらきちんと言うことと、互いに心配をかけないようにすることを誓いあうことができた。これでようやくパーフェクトコミュニケーション。

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イベントがやたらと発生する
 このあと、またもやイベントの発生。残業を終えたPの元に千早が登場し、何かと思えば、今からある場所に来て欲しいのだそう。相も変わらずアイドルのお誘いは急である。

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ライブハウスにて
 さてどこに行くのかと思えば、ライブハウスであった。ここで歌でも聞かせようというのかと思えば、何でも友達のライブがあるそうなので、それを見て欲しかったようだ。しかし友達といっても微妙な関係で、一週間前ほどに知り合ったアイドル自主活動をしている転校生が、「自分の能力を見てくれ」と千早に頼んできただけの“おしかけ友達”だそうだ。とにかくその子のライブを見たわけだが、これがすごい人気であった。千早も何か思うところがありそうだ。

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千早の妙な悩み
 その後、公園でライブの感想を聞かれる。その子はさすがに映画出演も果たしている千早に見てもらいたいと言うだけあって、盛り上げはうまいし愛嬌もあってなかなかのものであった。いやまったく、自主活動なのにすごいものだ。

 すると千早、「私はアイドルをやっていてもいいんでしょうか?」など唐突に質問をしてきた。どうも彼女、あの友達のように笑顔を振りまけないし、楽しそうにも歌えてない自覚があるようだ。これに対しPは、「歌を信じろ」とアドバイス。すると、「言われるまでもなく信じています!」と即反論され、「だからこそ歌うことでウソをつきたくはない」とボコボコに否定されてしまった。千早はそうして活動したいが独り善がりになることを恐れ、ついでに世間的に自分は未熟だからダメだと落ち込む有様。しかしまァ、君らの楽曲はランキングで20位に入るほどなわけで、自主活動アイドルと比べる意味はないと思うのだが……。

 元気のない千早に対し、Pが飯でも奢ろうかと言ったところ、帰って自主レッスンをすると言って逃げられてしまった。いやまったく、マジメで何より。Pとしては、アイドルとイチャコラできず残念なようだが。

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千早は仕事の面で問題が多すぎる
 今度の営業はタイアップのお仕事。大手自動車メーカーの新商品タイアップCMを撮影することになった。

 そしてこうなると、またもや仕事で悩むのが千早である。彼女はCMのキャッチコピーが「恋するドライブ」、つまりドライブも恋も良く知らないので困っているようだ。ここでPは、テストとして車の基礎知識を色々と出題をした。さすが知識面での勉強はしたのでバッチリと答える千早。簡単なものから出していったところ、これで自信をつけられたようだ。

 これでドライブのほうは大丈夫になったのだが、恋の方が心配であるというわけだ。千早は今までそういったことは遠ざけてきたそうで、いやなんとも触りづらい場所である。とにかく教えなければならなくなったPは、タッチイベントで解決することにした……って、またこれか! まったくもって触る場所の検討なのでつかないので、とりあえず肩に触れたところ、なんといきなり肩を抱いたP。当然のように千早は驚いて、明らかにやりすぎだ怒ってしまったというオチである。いきなり抱きつくやつがあるか。

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千早マジめんどくさい
 続いては全国ネットのお仕事。日米合作の「OVER THE BULE」という作品を撮るそうだ。

 千早の役は、場末のジャズハウスに突然舞い降りた天才少女シンガー。役柄や豪華なジャズハウスでの撮影ということもあってか、やたら上機嫌である。すると彼女、目を閉じて、このステージで一生歌い続ける自分も悪くないと想像してしまったそうだ。Pは「こんな小さなステージで満足できるのか?」とやや否定気味に聞くが、その想像はあくまでも一時の感情だそうで、長い旅の一里塚で休むようなものだと言うのだ。では千早がもう疲れているのかと問えば、このまま歩き続けてもいいのか、一人一人に届けたかったものを届けられるか確かめてみたいだけとのこと。仕事の規模が大きくなればなるほど客に目が届かなくなるため、こういう小さなステージにも憧れるわけだが、決して頂点を諦めたわけではないらしい。単純に不安からの逃避だそうだ。

 そして、千早から「旅を続けるためにもこういった気持ちは捨てるべきでしょうか?」と問われる。まァ捨てても仕方ないというか、捨てると言って、はいそうですかと捨てられるものでもないし不安もあっていいのではと答えたところ、千早は「そんな気持ちでは頂点を目指せません……」などと言ってまーた落ち込んでしまったのだからめんどうくせえなァ! 今すぐ事務所をやめて一生ジャズハウスで暮らしてろ!

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不可解な登場
 千早との関係に悩んでいると、またまたまたもやイベントである。帰り道に公園へ寄り道したPは、茂みに何かいることに気づく。すると彼、「千早でもいるのか?」と狂ったことを言い出すのであった。言うまでも無く、そこいるのはネコ。そして出てくる千早。なんだこのギャグは。

 千早はなぜこんなところにいるのかといえば、仕事関係の悩みがあるそうで少し頭を冷やそうと思ってきたそうだ。しかし内容は喋ってくれない。Pは、確かに自分は頼りないかもしれないが、一応はプロデューサーなので良ければ言ってくれと頼み込んだ。すると千早、不思議な人だとは思っているが、頼れる存在とは思ってくれていることを教えてくれた。素直に喜んでいいのだろうか。

 して悩みが何かと思えば、「リーダーとしての大役をまかされているというのにこんな……けほっ」とこれまた抽象的なことをわざとらしくセキをしながら言うのだ。ならば「俺が言うよ」とPは、その声の調子が悪いのを言い出せないのがそうなのだろうと指摘すると、これが見事に当たりであった。なんでも最近声を出しづらいことがある上に、声の調子がなかなか戻らず少し不安になったそうだ。もしこれを言ったら、Pは大事をとってレッスンを休ませるだろうと思い、言い出せなかったとのことである。

 これに対しPは、言われる前に気づけなくて申し訳ないと反省した。しかし千早は、言い出せなかった自身で責任を負うべきだと否定する。Pは、ならば運命共同体である自分たち両方に責任があるのだろうと互いに反省し、これからは隠し事をすることはやめようと約束を取り付けるのであった。彼女もこれには納得してくれ、ムリに休ませないことを決めたお陰もあってか少しは信頼を寄せてくれることになったようだ。

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レッツパーリータイム
 次の営業は声のお仕事。U.D.K.が吹き替えしたアニメ映画の祝賀会に参加した。

 今回の映画はグリル童話の大作なので、このパーティーにも相当の金がかかっているようだ。これには思わず気後れする千早。しかしPは、「お前らはもうプリンセスなんだからこのくらいは当然だ」と言う。すると千早、「まだクイーンではないということですね」と笑いながら突っ込むのであった。どうも最近はこういう冗談も言うようになってきたのだが、打ち解けてきた証だろうか。

 千早は、地位が上がってきたというのであれば逆に足元を確認しないといけない言い出した。何でも、自分たちはまだPに引き連れられている小鴨のようなものだから、浮き足立たないようにしようと自戒しているようだ。そこでPは、テーブルを回って人と話し、自分がどのような位置にいるのか確かめたらどうだと提案。これは尤もなのだが、しかし千早、「私はこのまま二人きりでも……」などと言い出すのだ。てっきり世間話はイヤなのかと思いきや別にそういうわけでなく……。しかも頬を染めているわけで、つまり、この子もまたプロデューサーに何か思いを秘めてしまっているようである。仕事だけの関係だったのだろう!?

 千早の希望なら仕方がないのでPは一緒にいてやることにしたわけだが、しかし他の人々は彼女をほっておかず、色々な人から声をかけられまくり、挙句の果てに千早は呼び出されてしまうのであった。こうして二人の時間はなくなったが、人気があることを確認できたようで何より。……と思いきや、これがノーマルコミュニケーションだったのだからオイオイという感じである。

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どうでもいいライバル登場
 これらの仕事を終えると二十一週になり、竜宮小町に勝利。そして冬馬の登場。

 団結なぞバッファローのクソ以下だという冬馬に対し、千早はそれも一理あると肯定した。しかし、それだけではないはずと、個人の力を認めつつ団結も認めるというこれまた珍しい立ち位置に落ち着くのであった。これは尤もで、団結が大切で個人の力はどうでもいいとか、あるいはその逆だという考えは二元論すぎるのである。どちらも大切だという答えも当然のようにありうるわけで、世の中はもっと折衷案に溢れるべきだ。

 しかし、ここでまともなことを言ってしまうと割を食うのが冬馬。どっちも大切だというのがどう考えても妥当なわけで、こうなると彼はロクな反論も出来ずにさっさと逃げるしかないのであった。ピエロすぎる……。

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貴重な休みはつぶれる運命
 そして、竜宮小町に勝利した際のイベントが発生する。

 翌日はオフなのでのんびりしようとしていたところに千早から電話が来て、今後の仕事について打ち合わせをしないかと言われた。こうしてプロデューサーの休みはなくなっていくのである。トホホすぎる。

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貴重な休みを返せ!
 そして翌日、またもや千早から電話が来る。何事かと思えば、事務所に来れていないどころか風邪を引いている様子。こうなってしまっては打ち合わせどころでないし、どうも必要以上に咳き込んでいるので看病に行くことになってしまった。ところでここの演技、声だけのためあえて咳が多いとはいえ、コントのような咳き込み方で思わず笑ってしまった。

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飾り気というものをだな
 そして千早の家へ。彼女は一人暮らしをしているとは聞いていたが、それにしても殺風景でつまらない部屋である。ところでこの部屋、構造からするとワンルームではないのだろうか。

 来なくて良かったのにと言う千早だが、まったくそういう問題ではない。体温計が壊れて熱を測れていないようなので、おでこに手をあてて計ると、結構熱がありそうだ。すると千早、手が冷たくて気持ちいいだとか、もう少しだけこのままでいたいなどとアホなことを言い出す。いや、一人でいる時に病気をすると心細くなるのはわかるのだが、今まで強がっていたくせに急なデレっぷりである。ともあれ、彼女が子供の頃からずっと世話になってる病院があるそうなので、そこに行くことになった。しかしそんなにも長く通院しているとなると、持病があるのではないかとちと気になるものだ。

 その前に、Pは食事をしておこうと言い出す。こういうのは普通、病院に行きつつ道中ですぐに食べられるものを買うのが普通の行動だと思われるが、とにかくおかゆを作ることになったのである。当然のように千早は不安げなことを言うのだが、Pは「俺がおかゆをプロデュースする!」と自信ありげ。どういうことかと思えば、炊飯器で作るだけだというのだから情けない。それに対し千早は、それは炊飯器の手柄だとからかってくるのであった。まったく、病気なのにイチャコラしてんじゃねーよ。

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重いねん
 ところでさすがのPも部屋が殺風景であることに気づき、指摘をした。部屋の隅に置いてある熊のぬいぐるみが唯一かわいらしいものだと言ったところ、これは弟のものだと教えてくれた。そうか、千早には弟がいるのか……と納得しようとしたところ、彼は9年前に交通事故で死んだと言い出したのだからたまったものではない。地雷を踏んだというやつか。

 申し訳ないと謝るPだが、9年も前の話である。千早としてもきちんと整理がついているようで、特に気にしている様子はなかった。ただし、彼女の両親は未だにそれを引きずっているようで、その結果、長い間傷つけあった末に離婚したそうだ。これまた弱る話だが、千早としては離婚して良かったと思っているし、一人だとそれはそれで前を向いていけるそうである。

 それにしても唐突に重過ぎる話だが、なぜいきなりこんなことを言い出したのか。何でも千早は、以前のイベントでお互いに秘密を隠すことをやめようと誓ったため、これをずっと話そうと考えていたとのことである。無論Pは「それは仕事の話に限ってであって……」と言いかけるが、ちょうどおかゆが炊けたのでこの話は流されることとなった。

 ともあれ、この後食事を済ませ、病院できちんとした治療を受けた千早。風邪はすぐに治るだろう。

 帰り際、Pはデリケートな話に立ち入らないほうが良かっただろうかと悩む。そもそも彼女、最初は仕事だから割り切るなどという話をしていたくせに、気がつけばこんな面倒臭すぎることを持ち込もうとしている有様だ。いくらなんでも勘弁して欲しいものである。なぜどいつもこいつも、一介のプロデューサーに人生までも背負わせようとするのだろうか。いや、「仕事だと割り切るな」などと言ってしまったPの自業自得なのか? 口は災いの元という言葉が身に染みる。

○ アイドルマスター 2 15 千早のツバメ
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アイドルマスター 2 13 雪歩の第一歩

秘密特訓とその意図

 前回で竜宮小町に勝利したものの、更に先を目指せと言われて泣き出してしまった雪歩。プロデューサーはそんないっぱいいっぱいの彼女を支え、共にゆっくりと先を目指すことにしてあげた。果たして二人でトップアイドルを目指すことはできるのだろうか。

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スーパーブレイクならず
 二十六週まで育成を続けたところ、ようやくレベル15となり十分育ったので、今度から部門賞のフェスを潰しに行く。その前にまずは4th楽曲として「キラメキラリ」を発表。これはスーパーブレイクが発生せず、初週44万で34位、最終的には100万で3位あたりに位置する程度しか売れなかった。

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まずは南エリアから
 さて、まずはファンが多かった南エリアから攻めて行く。順調にファン数を増やし安宅記者を手に入れて、43420対27576で勝利。これで初めて南エリアの部門賞を獲得できることになった。

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結局は負けたが
 次は西エリアを狙ったのだが、その前に三十二週で冬馬との強制敗北イベント。雪歩もビビってはいたが、勝負を受けて立つくらいには男慣れをしたようだ。

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西も制覇
 西エリアのファン10万獲得はすぐ終わったのだが、安宅記者を確保できなかった。そのため、三十三週はレッスンをしてユニットレベルを16にし、その次で安宅を拾い、三十五週で西の隠しフェスに挑戦。結果は42798対39024で勝利と、かなりギリギリでドキドキさせられた。

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最後なのにガッカリな結果に
 そして、三十六週で最後の楽曲である「GO MY WAY!!」を発表。どうもこの曲はフルコンボが出せず、初週48万で50位と散々な結果。最終的にも3rdや4thを抜けなかった。

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東北は楽勝
 続いては東北の隠しフェスに挑戦。三十九週で出現させることに成功し、その翌週にクリア。記者は山原だったが、533385対17625と圧勝だった。どうも東北はかなり簡単になっているようだ。

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ノミネート決定後のイベント
 そして、IA大賞ノミネートは問題なく決定してからイベントの発生。プロデューサーは、自分の思いを言葉にしてみたいと言っていた雪歩の言葉を思い出していた。しかし自分はハリウッドに行くことがノミネートによって決定してしまったわけで、果たして旅立つまでにそれが間に合うのか不安なようだ。

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運命(?)の遭遇
 翌日、英会話の本を求めて本屋に向かったところ、偶然にも雪歩がいた。すると彼女、偶然会っただけなのに「これってもしかしたら運命なのかも」などと言い出すのであった。作詞の勉強でもしてるのかと聞くと、その通りだそう。彼女は「頑張るので完成するまでぜひとも待ってください!」と言うが、Pはハリウッド行きのことをどうしても考えてしまうのであった。

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唐突なデートに
 そして、いきなりデートに誘ってくる雪歩。何でも作詞のための特訓だから付き合って欲しいそうだが、これには当然Pも驚く。そして、一瞬こそ黙って考え込んでしまったが、結局は二人で出かけることになる。Pは、ハリウッドに行くまで彼女を存分に楽しませてあげようと考えたのであった。

 そして、二人で喫茶店に行ったり、ショッピングモールに行ったり、公園に行ったり……。Pもだんだん楽しくなってきたのだが、別れを黙っているので逆に罪悪感が沸いてきてしまったようだ。

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雪歩の父親は何をしているのやら
 そして、そのうちPが上の空であることに気づく雪歩。「私なんかと仕事以外で会っても楽しいわけないですよね」とまたも自虐モードに入ってしまうので、そんなことはないと色々言っていると、ふと後ろにある工事現場に父親と弟子がいることに彼女が気づいた。何でも雪歩の父親は相当怖い人らしく、万一休みの日に男と一緒にいるところを見られたらどうなるかわからないようだ。

 そんなわけですぐに立ち去ることを提案されるが、ここでは敢えて挨拶することを選択。別に付き合ってるわけではないし、そもそもプロデューサーとしてきちんと挨拶しておかないとならないだろう。何より、Pは逃げたくないそうである。いずれは雪歩との別れがくるから、今ある問題から目を背けたくないんだそうだ。いや、既にハリウッド行きの話を持ち出せていない時点で逃げているような気もするが……。

 ここまで硬い決意を見せると、雪歩もPをきちんと紹介して許可をもらってくると言い出すのだから、まったく美希と同じく何かを勘違いしすぎである。

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Pの仕事はあと少し
 何とか挨拶を終えた二人だが、雪歩が「この人は大切な人です」と誤解を招きかねない紹介したせいで殴られそうになったのだから苦労した。とにかく、きちんと父親への挨拶はできたわけで、あとはハリウッド行きの話をするだけだろう。

 そして、今日はずっと上の空だったことを雪歩から指摘されるP。彼女は一緒にいるのがつまらないとまた思い込んでいるようなので、ようやく本当のことを話そうとしたのだが、結局はビビってしまい、デートすることなど滅多になく緊張していたなどとはぐらかしてしまった。

 いやまったく、雪歩だけでなくこのプロデューサーもダメダメである。ちなみに、雪歩が言うには作詞のテーマとこのデートの目的が一緒らしく、故に会えた時に運命だと思えたそうだ。ということはつまり、その完成した詞はおそらく……。意外と大胆なことをしようと考えているのか、雪歩。

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またジュピターか
 そして、IA大賞のノミネートである。何度目かわからないジュピターの登場を見た。

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相変わらずビビりが残る雪歩
 この後、黒井社長に因縁をつけられるのも相変わらず。ビビるPに小物臭を激しく出している黒井社長は、そのうち雪歩のことをバカにし始めた。男が苦手ならジュピターに不利ではないかと言うが、これも尤もだ。そして、コッソリそれを聞いている雪歩。黒井社長は、この場ですらビビっているのだから相手にならないと高笑いして去っていった。

 その後彼女に話を聞いてみると、やはり雪歩はジュピターを見た瞬間に怖いと思ってしまったそうだ。相変わらず男はダメだそうだが、場合によっては好きな人もいるというまた余計なことを言ってくれた。ともあれ、男が怖くともプロデューサーさえいれば平気だそうである。何でも、以前言われた雪の上を歩くようにゆっくり歩いて行けばいい、という言葉を反芻して頑張っているそうだ。

 それに対し、Pは雪歩が強くなったと褒めた。そして彼女はそれを否定し、もし自分に余裕があるとしたらそれはプロデューサーを信じているからだそうだ。そこまで信じてくれるとなると嬉しいのだが、やはりPはハリウッド行きの話を思い出して落ち込んでしまう。そのため、いよいよ告げることを決意。雪歩はどんな話でもPの悩みが解決するなら聞いてくれるそうだが、本当に泣き出さないだろうか……。

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意外と泣かない雪歩
 いざ船外でハリウッド行きの話をすると、やはり雪歩は動揺してしまった。残念ながらこれは決まっておりそしてこれが言い出せなかったのだと伝えると、彼女はいよいよ泣き出すかと思いきや、「嫌われてなくて良かった」などと言い出したのだ。その上、自分たちは本当に平気だから、Pは笑ってハリウッドに行ってきてくれなどとまで言ってくれたのである。

 泣かれなかったことを考えると良かった結果なのかもしれないが、しかしあの雪歩が泣きもせずにこう言うとは意外すぎる。実は抱え込んでおり、これが悩みの種とならなければいいが……。

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中央もクリア
 さて、再びフェス荒らしに戻ろう。残りは中央エリアと上方エリアなので、先に中央からアタックするのだが、この時点で残りは11週。果たしていけるのかと悩んだ。

 しかし実際は事が非常にうまく進み、ファンを増やしていくうちに偶然四十三週で安宅を拾え、四十五週で中央の隠し部門フェスに挑戦。49187対34066で勝利することができた。いやなんともついている。

 残すは上方なのだが、この時にはファンが1万人もいなかったのだ。果たして間に合うのかどうか。

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電話で呼び出しパターンが多いな
 そしてイベントが発生。IA大賞ノミネート発表会の場で、いずれくる別れについて話ても雪歩が泣かなかったことを思い出すP。そこに都合よく彼女から電話がかかってくる。Pは話したいことがあったともう一度別れの話をしようとするも、それより秘密特訓をしてくれないかと強引に誘われた。明日の10時に遊園地で待ち合わせだそうで、まともに会話する前に切られてしまった。雪歩も随分と強引になったものだ。

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遊園地で秘密特訓もといデート
 いざ翌日、会うなり雪歩は早速遊びにいこうと言い出した。Pがこれは秘密特訓ではないのかと聞くと、これがそうなのだと答えるのである。なんでも詞の中に遊園地を出したいので取材ということらしいが、実に怪しい答えで、ついでに彼女の挙動も落ち着きがない。とにかく遊びに付き合うことにはなったが、彼女の顔はどこか浮かなく、やはり何かを隠しているようだ。

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ウソつき雪歩
 そして夜になり、いい加減帰らねばならない時間となる。ここでPは、「ウソをついてるだろう?」と核心に迫ることにした。匂いでウソがわかるという選択をしたところ、だから髪の匂いをかがせろと迫り始めたので笑ってしまった。とにかく、この無茶苦茶な行動を迫られたせいで、うっかりウソをついたことを認めた雪歩なのであった。

 これが秘密特訓というのはやはりウソだそうである。それにしてもなぜこんなことをしたのかといえば、「私が思いを伝えたい人はどこかに行っちゃうし、だから遊んだほうがいい」からだそうだ。そうなってはもはや頑張る意味などないし、聞いてくれる人のいない歌詞など作っても意味がない。理屈はわからないでもないが、それにしてもPのことを思ってくれすぎではないか。

 そして彼女、頑張ると良いことがあるかもしれないと期待するのもやめたそうだ。今まで色々な仕事をしてきた上で、頑張ったら必ずユニットメンバーも父親もPも認めてくれたので、ずっといいことが続くのだと思い込んでしまったようだ。しかし、Pがいなくなるのであれば、その認めてもらうことも叶わないだろう。そのために期待をやめることにしたそうだが、どうも雪歩にとってPの存在が必要以上に大きくなってしまったようだ。

 更に、本屋で「偶然会わなければ、期待なんかしなかったのに」とのこと。どうも作詞のテーマを自分とPの思い出にしようとしていたので、その作詞のことを考えていた時に会えたのが運命と思えるほどに感動的だったようだ。つまりはPに運命を期待していたということを教えてくれたわけで、こうなるともはや遠まわしの告白なわけだ。ここまで言ってくれた子を置いていくのには申し訳なさすぎるだろう。

 雪歩は今まで置いていかれることを考えたことがなかったため、今のような別れを必然とさせられる状況は苦しすぎ、それに耐えられないようだ。故に、もはや作詞などどうでもよく、ひたすらに遊んでいたかった。しかし、そんなことでごまかしきれるはずもなく……。雪歩はいよいよ「ハリウッドなんかに行かないで!」と言い、泣き出してしまった。

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別れねば人は強くなれンよ
 さすがにこれにはプロデューサーも何も言えなかった。ひたすら泣く雪歩の傍にいるだけで、以前のように肩を抱くことすらできないし、日本に残ってやるとも言えなかった。

 しばらくしてから、泣き止み冷静になって謝る雪歩。Pが旅立つ日までは泣かないつもりだったそうだが……。そして、今度はPが彼女を慰める。雪歩はもう頑張らなくてもいい。しかし、どんな大雨の日にも必ず晴れが来る。雪歩はいつも泣いていたが、そのたびに晴れるよう少しずつ成長できていた。だから、今回の涙や別れも無駄にならない。そして、自分は雪歩の泣き顔も大好きだから、泣くのを我慢するのはやめてくれ……、と。泣くだけ泣いて、その分笑顔もいっぱい見せてくれと、これまた雪歩の告白に対する返事のようなものをするのであった。

 こうして雪歩の思いをPが真剣に受け止めたため、彼女は自分なりの答えをきちんと出すと決めてくれた。いずれ別れが来ようとも、この二人は大丈夫だろう。もはや告白をして、それにOKを出したも同然なのだから。

雪歩の踏み出した「First Step」

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ここに来て喧嘩か
 さて、あとは全部門賞を獲得するための努力をするだけである。残り7週で上方エリアを制圧したいのだが間に合うか。……と思っていたところ、ここでいきなり雪歩が仲間外れにされるなんてことが起こってしまった。さすがにPとイチャコラしすぎたか。

 とにかくファン数を獲得し、五十週で9万7千にすることができた。次に安宅を拾ってから、その次に隠しフェスを出し、更に次の週でクリアするという、五十三週クリアというギリギリのコースを狙ってみることにした。

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はじめてのリバイバル
 ところでファン獲得中に「キラメキラリ」をオーディションで使いまくってたところ、リバイバルが発生。200万枚以上売れるというとんでもないことになった。

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これで全部門制覇だッ!
 そんなわけで綿密に計画を立てていたのだが、結局はなぜか五十一週でファンが増え「歌姫・歌王子フェス」に挑戦できることになった。どうもリバイバルが起こるとファン数も増えるようだ。

 こうなれば後は勝負するだけ。結果は、60921対47626と超辛勝。数値的には余裕を感じるが、実際は最後のバーストがお互いにギリギリという超接戦であった。そんなところでこっちがかろうじて勝てたというわけなので、運が悪かったら本当に負けていた。思わず冷や汗をかいたほどだ。

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難易度「?」には勝てず
 こうして時間が二週ほど余ったので、「VESPERIA」に挑戦。以前挑戦した時は思い出でまったく競り勝てないので、スガモちゃんお守りと安宅記者でとにかくバーストを鍛えて挑戦した。

 しかし、結果は30457対44463で負け。どうもこれだとバーストで点が稼げず地力負けしてしまう。うーむ、普通に倍率アップお守りで思い出を使わずに勝負したほうがいいのだろうか。

 こうなると最後である五十三週が余るので、買い物をして育成はすべて終了。あとはIA大賞グランドファイナルだけだ。いやまったく気分がいい。

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最後のイベント
 しかしその前にイベントが発生。帰り際に雪歩のことを思い出していたPは、どこからか彼女の声を聞く。しかし既に帰ったはずなので気のせいと思うも、なんと本当に物影から出てくるのだから驚きである。なんでもPを待ち伏せしていたそうで、どうしても二人きりになりたかったそうだ。風邪でもひかないかだとか、何をするつもりなのか気になるが、とにかくついてくるように言われた。

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二人きりの映画館
 どこかに行くのかと思えば、ついた場所は映画館である。許可は大丈夫なのかPが問うと、何でもここの警備は萩原組だから父親に許可をもらっており大丈夫だそうだ。それにしても彼女の父親、工事現場にいることから察するに土木屋だろうとは思っていたが、多数の弟子がいたり警備の仕事もしていたりで妙である。いったいどんな仕事をしているのやら……。

 それはさておき、この雪歩の行動に対し、大胆になったなあと驚くP。しかし彼女からすれば、これからすることがもっと大胆だと言うのだ。Pは不埒なことを想像しながらも、ついに詞が出来たのかと思い、ライブか何かかと聞く。どうもそれ自体はあたっているようなのだが、雪歩は浮かない顔をしてから、歌う前にどうしても聞いて欲しいらしいことを話し出した。

 雪歩はしばらく悩んで、これからどうすればいいのか答えが出せたそうである。彼女はよく「頑張ります」と言っていたが、そもそも何のために頑張っていたのかよくよく考えたところ、ユニットの皆とPに認めてもらうためだったそうだ。その人たちに嫌われて見捨てられるのが嫌で、必死になってしまったようである。そのため、認めてくれる人がいなくなることを知った時、頑張る意味はないと思ってしまったそうだ。しかし、遊園地で泣いてもいいといってもらえた時、今のままの自分を認めてもらえた……つまり、Pに好きだと言ってもらえたと思ったそうだ。無論、Pはそこまで深い意味はなかったと弁解するのだが、とにかく、どういう意味での好きでも、認めてもらえたので雪歩は嬉しかったとのこと。

 そして、自分はもともと何をしたかったのかといえば、皆に認めてもらうためにアイドルになったのではなく、ダメな自分を好きになれるように、自分で自分を認められるようになるためにアイドルになったそうだ。その根源的な目標を達成するために、IA大賞を取るつもりでいるとのこと。更に、その自分を好きになる第一歩として作詞しているものはきちんと完成させようとしたそうである。

 何より、色々なことを気づかせてくれたプロデューサーに思いを伝えたいためにこれから作詞した歌を聞かせたいそうだが、Pはそれを、ジュピターに勝ってIA大賞をとってからにしてくれないかと頼んだ。本当にその通りの意味で、IA大賞が終わり雪歩の「新しい一歩」となった時に見せてくれとのことである。これには彼女も同意し、ならばきちんとIA大賞を獲得しようと息巻くのであった。

 ではこのまま帰るかという話になったわけだが、しかしそれはステージを用意したのも衣装も借りたのも無駄になってしまう。そんなわけで、雪歩が原点に帰るという意味でデビュー曲を歌ってくれることとなった。こうなれば後はジュピターに勝って、彼女の新たな一歩を見てあげるしかあるまい。

 ところで対人恐怖は人を怖がることから始まるが、そもそもなぜそうなるのかといえば、自己に対する不安が大きいからだ。自分の能力に自信さえあれば他人から貶されても何てことはないが、理想だけが高いとなれば、貶され差異を知らされることが恐怖となる。雪歩はこのことに気づき、自分に自信をつけようとこうして努力をしたわけだ。初期のオドオドしているだけで何も出来ないあの子がここまで自己分析をし立派に行動できるようになるとは、いやまったく、育てた甲斐があったというものだ。

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弱いよジュピターさん
 そんなわけで五十四週目である。ジュピターはけちょんけちょんにやっつけた。ハッハー! まるで機関銃の前で無防備にウンコしてるナマケモノを撃つような仕事だったぜ!

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IA大賞も問題なし
 そしていざIA大賞グランドファイナル。言うまでもなく部門賞は総なめで、IA大賞も難なく手に入れた。

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完璧なクリアだ
 メンバーの皆もこの上なく喜んでくれている上に、今後もこのメンバーでの活動を続けてくれるそうだ。Pのハリウッド行きにも全員が泣いてくれるようで、何も言うことはないだろう。

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いよいよ約束の歌を聞かせてもらう
 その後、空を見上げているPのもとに雪歩がやってきた。ぼんやりと雪歩のことを考えていたと言うと、彼女も同じことを考えてここにやってきたそうだ。

 そして、以前約束した歌の話になる。彼女の最初の一歩をどうしても早く見てほしいそうで、それならばとここで歌ってもらった。雪歩の作詞した曲のタイトルは、「First Step」。

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ありがちだが良い演出
 ここで本当に曲が挿入され、今までの回想と共に歌を聴くことができる。歌詞の内容はPと雪歩の関係をそのまま描写したもので、導いてくれた感謝を言葉にしたものであった。いざ別れとなってこんな贈り物をくれるだなんて、本当にプロデューサー冥利に尽きるだろう。

 しかし、雪歩は2番を歌わなかった。続きはハリウッドから帰ってきたとき、真っ先に会いに来てくれたら聞かせてくれるそうだ。Pは、彼女がこんな積極的な手を使うとは思わなかったと笑ってしまう。そして、真っ先に会いに来てくれたら、その時に彼女の秘密も一つ教えてくれるそうだ。大方想像はつくが、こう言われてしまっては真っ先に向かわねばならないだろう。

 そして、雪歩は決意を表明する。もう迷わず、欲しいものは欲しいと大声で言える女の子になるそうだ。そして、プロデューサーに……、とこれは言い切らなかったが、穴は掘らずに足場を組んで頑張っていくそうである。

 こうして二人は、お互いに素敵になって再会しようと約束をした。Pはもうすっかり雪歩のことを忘れられそうにないようで、恥ずかしがり屋のくせに随分とうまくやったものである。

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さらばボーリングフィーバー
 後日、ボーリングフィーバーのメンバーに見守られながら、プロデューサーはハリウッドへ旅立っていったのであった。

エピローグ

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ただいま日本
 ハリウッドで彼女たちのことを思い出してゲーム終了……かと思いきや、今回は帰ってきた時の話になった。やはりIA大賞を全部獲得すると後日談が見られるようだ。

 空港についたPは、ラジオから雪歩の「First Step」が聞こえてくることに気づいた。何でもソロで出したらしく、ユニットがどうなったか気になるが……。ともあれ、その懐かしい歌声をじっくりと聴いていた。

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一年ぶりの再会
 そして、雪歩が出迎えにやってきてくれた。Pは頑張っているようじゃないかと声をかけたら、「こういう時はまずただいまと言ってください!」と軽く窘められてしまった。

 雪歩は連絡がぜんぜんなく忘れ去られているのではないかと心配だったそうだ。まったく、研修とはいえ連絡くらいしてあげれば良いものの。とにかく歌の続きを聞かせてもらおうとしたのだが、よく考えてみれば、Pはたった今ラジオで聞いてしまったことに気づき、大笑いする二人。何でも、雪歩はいつも寂しさを紛らわすためにこの曲を口ずさんでいたところ、何気なく聞いて気に入った社長のせいで世に出てあれよあれよと売れてしまったそうだ。いやまったく、間抜けな展開だ。

 すると雪歩は、ここで仕切り直してもう一度歌うと言い出した。今までの彼女であれば泣き出しそうなのに、あまりの前向きっぷりに驚くP。一年で随分と変わったものだ。

 しかしその前に、Pは例の秘密を聞かせてもらうことにした。彼はてっきり秘密の内容が「雪歩が自分のこと好き」というような話だと思っていたのだが、それを聞いた雪歩は「そんなバレバレなことを秘密にするわけがないですよ」とさも当然のように言うのであった。いやはや、本当に彼女は変わったのだなァ。

 して秘密の中身は何かというと、IA大賞グランドファイナルが終わった日に歌の2番ができていなかったんだそうだ。思ってもいない回答に当然驚くP。雪歩は笑いながら、おかげでプロデューサーが自分のことを忘れないでいてくれたから怪我の功名だと言っていた。Pはまたもや彼女の成長具合に感銘しながら、歌の続きを聞かせてもらった。

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その秘密であった二番を聞かせてもらった
 「First Step」の二番は言うまでもなく、雪歩がプロデューサーに思いを秘めていたというような話である。結局この曲は、プロデューサーとの一年間を、そしてその思いの告白を歌にしたと言えば、簡にして要を得た表現になるだろう。これに対しPが何と言ったかは、作中で表現しても野暮でしかないはずだ。

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文句なし……じゃないのか!?
 そんなわけでゲームも終了。当然のように総合評価はオールSである。まったくもって文句の付け所がないだろうと思っていたら、「ユニットメンバーのうち2名が君を慕っていた」……だと! IA大賞後に全員泣いていたというのに、一人は空気に流されていただけのヤツがいたのか……。

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社長公認カップルになったか
 そして、なぜか社長からメールが来ていた。どうも雪歩との関係はわかっていたが、それはともかくまたプロデュースを頑張ってくれというような内容であった。まァこれは、次回のプレイがパラレルであるという説明みたいなものだろう。

余談

 さて、ここからは余談である。この雪歩シナリオ、なかなか楽しめたので感想を残しておこうと考えたのだ。

 それにしても最後に演出として新曲を歌わせるとは、なかなか豪華である。EDで歌や曲を贈るという演出を用意したギャルゲーはいくつか知っているが(最近だと『ときめきメモリアル 4』にもあった)、新曲でしかも歌詞つきとなるとあまりないだろう。まァ、これは後でCDを出して使うであろうアイマスだから出来たことか。

 更に、シナリオが丁寧に作られていたのが好感を持てる。他のシナリオに比べれば無茶を犯す部分も少ないし、雪歩の自己評価が低くダメだと思っている設定もうまく生かせているだろう。特に、プレッシャーに耐え切れず怒って泣き出してしまうのは雪歩でこそ納得がいくというもの。また、自分に自信を持つためにアイドルを目指すという、性格に合った目的意識を持っているのもごく自然で柄にも無くシンパシーを感じてしまったり。

 そして何より、ダメダメな子がトップに上り詰めるという構造がアイマスに合っているだろう。はじめは挨拶回りもできなかった子がトップアイドルになり、挙句に歌で告白など恥ずかしい真似をしてくれるようになるとは。このゲームが育成SLGであることも相まって、実際に遊んだ身としてはなんともしんみりさせられる。これは粗筋を読んだだけでは感じ得ない思いであろう。

 泣くほど感動しただとか稀に見る超名シナリオというわけではないが、とにかく心地よく楽しみながら見られる話であった。

○ アイドルマスター 2 14 千早の「U.K.D.」
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1060.html
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アイドルマスター 2 12 雪歩の「ボーリングフィーバー」

ダメダメでダメダメなアイドル萩原雪歩

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響はどことなくバカっぽい
 前回で美希のプロデュースが終わったので、今度は四周目である。今回は事務所へ行く前に、いぬ美なるものを探している我那覇 響(がなは ひびき)に遭遇した。どうも犬をほったらかしにして話をしていたら逃げられたようで、必死に探していた。しかし犬の名前に「いぬ美」とは。実にネーミングセンスがなく、親近感が持てる。

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今回は雪歩をプロデュース
 では今回のプロデュースは彼女にする……わけがないのもいつもの通り。今回は、挫折少女隊の時にもいた萩原 雪歩をリーダーに選択した。念のためもう一度彼女について説明しておくと、お茶とポエムが趣味な引っ込み思案な子である。何でも男性が恐ろしく苦手な上に性格もオドオドしているようで、すぐに「私なんか穴掘って埋まってます~」と言って逃げたがる子で、とてもではないがアイドル向きの性格ではない。

 さっそく彼女がいる近くの公園へ向かったPは、そこで恥ずかしがりながら歌の練習をしている様子を見る。どうも恥ずかしくて誰もいないところでないと練習すらできないようで、しかもうまくできなくて自分なんてダメダメだと落ち込んでいた。まったくもって先が思いやられるが、とにかく声をかけると、Pのことを誘拐犯だと勘違いしたのだからなんというか。どうもそういうこと以外で声をかけられるとは思っていないようだ。

 そして、プロデューサーであることを話すと驚くのはこの事務所の子達ではいつものこと。何はともあれ「よろしく雪歩」と言ったところ、その呼び捨てにしたことですらビクビクしていたのだから弱る。とはいえ、きちんとこれから一緒に仕事をするのだから親しくしようと言っておけば納得はしてくれるのだが、対人恐怖症一歩手前という感じか。

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顔を合わせての話すらまともにできない
 まずははじめてのお仕事。色々な場所へ顔見せをしようとしたのだが、雪歩は自分にそんなことはできないと泣きそうになってしまうのだから困ったものだ。ついさっきまではやる気があったというのに、いざ実行となると、「人見知りしてしまうから初対面で馴れ馴れしい会話なんてできない」とのこと。おまけに、Pとですらドア越しに会話している有様。ついでに、男も犬も苦手だから嫌だそうだ。さすがに苦手なものが多いとPも呆れる。ここまで来ると病院に行ってカウンセリングを受けてきたほうが良さそうだ。

 すると、彼女は「もしかして呆れちゃいましたか?」と聞いてきた。さすがにそうですとは言えないので、そんなことはないと答えるPなのだが、それだけで雪歩はなぜか泣き出しそうになるのであった。何事かと思えば、呆れているのは目を見ればわかるそうで、「やっぱり呆れてて、自分はもうアイドルなんてダメです~」とか言い出すのである。挙句、雪歩はそのまま挨拶もできずにアイドルを引退していくなどと被害妄想を膨らませまくり。引っ込み思案にしても相当ヤバいな……。

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まだ始まってすらいねえよ
 このままでは本当に終わってしまうので、Pは何とかしようと考えを巡らせる。そして選択肢で考え出したのは、変装で営業をするということ。他には目隠しや電話で挨拶という選択もあったのだが、どっちもどっちすぎるだろう。

 これを提案したところ、雪歩も違う自分なら問題ないかもしれないとやってくれることになったが、さすがに変装しては売り込みにならず、ノーマルコミュニケーションになってしまった。いやまったく、前途多難だ。ちなみに彼女、一人ではレッスンもできないようなので、かける言葉もない。

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やる気はあるのか
 初っ端から絶望感を覚えつつ事務所で仕事をしていると、雪歩がなぜか「おはようございますぅ!」と一人で挨拶する練習をしていた。その声を聞いていたことを告げると彼女は恥ずかしがるも、これからはPと毎日挨拶をするので練習しておかないといけないと思ったそうだ。まァ、一応はやる気があるのだろう。

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とにかくリーダーが不満だ
 翌週は残りのユニットメンバーを決定。まずは、先ほども出ていた画像左の我那覇 響。彼女は沖縄出身のアイドルで、どうもそのことがやたらとキャラ付けとして強調されている(口癖も「なんくるないさー」だ)。そういえば、SPEEDなどというユニットは全員が沖縄出身とかいう話を大昔にテレビで見た気がするので、元ネタはそういう所なのだろうか。さておき性格だが、とにかく元気で能天気だそうだ。

 画像右のやよいは以前のプレイ記録を読んでもらえばわかる通り、元気と能天気さが取り柄の子。こう書いただけでメンバーの選出理由がわかってもらえるだろう。

 まずリーダーの資質など皆無であろう雪歩のことを考えると、逆に手をつけられない子の面倒を見させてやるのが良いだろう。つまり、元よりリーダーシップを発揮することなど期待せず、それがなくともユニットが回るようにすればいい。もっとも、組ませる相手があまりに実力がありすぎて小賢しいと下克上なことが起こりうるため、無条件で従いそうな響とやよいを選んだのである。

 そして、ユニット名は「ボーリングフィーバー」とした(bowlingでなくboring)。IA大賞完全制覇という困難に穴を開けまくってこいという意図をもってこの名前をしたが、やはりアイドルグループの名前としては明らかにおかしいのを我ながら痛感する。

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1stもよく売れるようになったものだ
 デビュー曲は『Kosmos,Cosmos』。今回はダンスとボーカル倍率UPのアクセを手に入れたので、ステータス的にはダンス特化でいく。この曲の売り上げは初週に11万で56位と上々の出来。一時期は20位に入るくらいであった。

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楽しそうなフリをする雪歩
 さて、いざ本格的に活動開始というわけでしばらくは営業とレッスン漬けである。まずはPVのお仕事を開始。

 PVを撮影するためにリゾートにやってきたボーリングフィーバーの一行であるが、現地はさすがに景色が綺麗で雪歩も楽しそうだ。こんなところは一人だと絶対に来ないそうで、その分楽しんでもらいたいものである。

 もっとも、それは仕事を終えてからなので、早速撮影を開始しようとしたところ、雪歩はあっちやそっちに面白そうなものがあると言い出し、仕事があると言っても聞かない。そのうちに景色のいい場所で弁当を食べようと言い出すし、どうも様子がおかしい。さすがにはぐらかしまくりなので、仕事が嫌なのかと聞いてみたところ図星だったようだ。どうも知らない男の人が沢山いる前で水着になるのが嫌なんだそうだが、なぜこの子はアイドルになろうと思ったのか不思議でたまらない。

 Pは裸でなく水着だから問題ないだろうというが、彼女はPが水着にならないから恥ずかしさがわからないと言い返す。もっとも、本当は彼女としてもやらねばならないとわかっているのだが、どうしても恥ずかしくて無茶な反論をしてしまうそうだ。そして、自分だけ水着でない衣装で潮干狩りの撮影をするのはどうかと言い出す始末。

 これではさすがにダメなので、俺も水着になるからお前もきちんと仕事をしろと選択。すると、いきなりPがその場で脱ぎだして、それを見た雪歩が失神。こうして撮影など出来なくなってしまったというわけで、いやまったく、アイドルもダメならプロデューサーもダメだという話である。いくらなんでもいきなり脱ぐやつがあるか!

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金の使い方を考えろ
 仕事から戻ってくると、事務所がどエライことになりすぎてて思わず咳き込んだ。ここまで大きくなったのならば、いい加減プロデューサーの負担を減らして欲しいものだが、やはりアイドル達のマネージャー的な仕事までしなければならないのは相変わらず。仕事が増えても減ることはないというのかッ!

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雪歩はビビりの割に緊張感がない
 続いては地方ラジオのお仕事。何でも今回は、新人アイドルがよく出演する鬼門のラジオ番組だそうで、プロデューサーはドキドキしている。

 もっとも雪歩のほうは緊張感などこれっぽっちもなく、それどころか打ち合わせで面白い話があったと大したことのない出来事をグダグダを話してくれた。これを聞いてPは、もっと短く話せないかと問う。すると彼女は自分の喋りが長くて時間の無駄だったと落ち込むが、実際のところこういう話し方をする人はちょくちょくいて辟易した経験を持つ方も多かろう。

 しかしなぜPがそんなことを言ったのかといえば、今回のラジオはパーソナリティの芸人がえらいマシンガントークだそうで、テンポ良く喋らないと怒りをかってしまうからだそうだ。すると、雪歩は早口言葉が得意だから大丈夫などと言い出すのでやってもらったところ、生麦生米生卵を「なまむみなまもめなまなまこ」と言い出す始末。

 これはもはや間違いがどうこうというレベルではないので、いっそのこと喋らずに意志を伝えろとアドバイスをした。口でなく別のところで表現しろといい、タッチイベントが発生。相変わらずタッチイベントはどこを選べばいいのかさっぱりわからないので目を使えといっておいたところ、判定はあった。これでテンポは崩さず収録することはできたのだが、当然喋らなければアピールにならないというオチになったのである。ガックリ。

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アイドル活動も時にはコンビニバイトになる
 続いては挨拶回りのお仕事。なぜか挨拶回りの仕事なのに、キャンペーンガールを決める選考の一環として店員をすることになってしまった雪歩。一日店長ならぬ一日店員なのがまた弱小アイドルらしいではないか。

 そんなわけで店員としてきっちり働けと命令するのだが、雪歩はきちんと声を出すことすらできない。声を出せと言っても叫ぶように挨拶するだけになってしまうので、結局はPに怒られる。そして、「やっぱり店員さんなんか無理ですよぉ~」と泣き出しそうになる彼女。仕事とはいえ、雪歩に接客業をさせるのは間違いだったか……。

 こうなるとPは「店員に大切なのはそういうことでなく、これなのだ!」と言ってタッチイベントの発生。答えはおそらく心意気なのだろうな……と思いつつ、失礼ながら胸を触ると、雪歩は「胸で誘惑するのは無理です~~」と泣き出した。いやまったくそうで、何をやってるんだこのPはという話である。とにかく、結局は真心が必要でそれさえあれば失敗しても問題ないということを理解してもらえ、これで彼女も少しは店員の気持ちが分かってくれたようだ。僕からすれば、これは強引にセクハラをしただけにしか思えないが。

 そのまま店員を続行したのだが、今度は客に弁当を温めてくれと言われ困ってこっちへやってきた雪歩。なんとお弁当の温め方がわからないそうで、どれだけ箱入り娘だというのか。このままだといきなり失敗してしまうと泣きつかれたので、選択肢で教えてやることにするわけだが、口か手か胸で温めろという選択しかなくどれもどーしよーーもない手段だ。まったく、どうかしすぎているだろう。

 仕方なく手を選ぶと、当然のように雪歩は「どうやればいいのでしょう」と聞いてくる。それにPは、摩擦だと答え、驚く彼女は仕方なくその通りにやって、当然のように成功しませんでしたとさ。おまけにコンビニの広報にその様子を見られて怒られ、ファン数まで増えなかったという最悪のオチである。口か胸でやれっていうのか!? ここはピンサロか何かか!

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雪歩署長
 続いてはもっとイベントのお仕事。雪歩達が一日消防所署長となり子供達相手に防災紙芝居を見せたり、防災訓練をすることになった。このあたりでユニットレベルが上がったせいか、仕事の規模もいきなり大きくなっている。

 さっそく署長として、歩きタバコをしている人対し注意をする雪歩。いやまったく関心……にしても、いつも引っ込み思案な彼女が良くやるものだと思っていると、Pのことをプロデューサー殿などと呼ぶし、返事も「当たり前でありますっ!」とケロロ軍曹のような喋り方になっている。どうも職務遂行のために人格を頑張って変えようとしてるようだが、今回はあくまでもアイドルとしての広報活動なわけで、Pはいつも通りでいいと説得し元に戻った彼女。しかしこれはこれで威厳がないとPが漏らし、当然雪歩はその無茶な変更に文句を言うのであった。まったくもってひどいとしか言いようがない。

 それはともかく、雪歩は消火器で実際に火を消す訓練に参加しなければならない。すると彼女、「みんなで頑張ります!」などというので、他のメンバーは子供向けの紙芝居をやっていると言うP。こうなると、雪歩は自分もそっちが良かったと泣きそうになりながら自信喪失するのである。予想通りとはいえ、なんとも困った話だ。話を聞けば、今まで消火器など使ったことがなく自信がないそうだが、そんなのは大抵の人がそうだろう。

 すると、Pが何か煙っぽいことに気づく。なんと先ほどの歩きタバコから火が出たらしく、道路のあたりで出火していたのだ。こうなると消火器で消すしかないわけで、雪歩にも協力させ、腕できちんと固定してから発射するんだとタッチイベントでアドバイス。こうしてきちんと火を消せて彼女に自信をつけさせることができ、その上消防署の人たちから拍手と表彰まで受けたのであった。文句なしのパーフェクトコミュニケーションだろう。

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楽しそうな雪歩
 続いては全国TVCMのお仕事。遊園地でボーリングフィーバーのCMを撮影する。

 遊園地に到着した雪歩はやたらと気分が良く、浮かれている。何でも周りにいる人がみんな幸せそうで、それに釣られた感じだそうだ。しかし見ているだけでは寂しいだろうと、Pは雪歩にプレゼントを用意していた。選択肢からひとつ選び彼女に何かを渡すことになったので、ここは風船をプレゼント。なんとも安っぽくどうしようもない贈り物だが、えらい喜んでくれたのでまァいいだろう。ちなみに彼女、男の人からプレゼントをもらったのは初めてなんだそうだ。

 そこでPは、ついでにCMにそれを使ってはどうかと提案する。雪歩たちが空に飛んでいくイメージがあるかわいらしくて良いのではと言うと賛成してくれたので、乗り物に乗って浮いていくような映像を撮ることにした。雪歩は台車はどうかと妙なことを言っていたが、ここは選択肢でメリーゴーラウンドだろうと指摘。魔法の馬車に乗って空を飛ぶのが幻想的ではないかと言ったところ、雪歩は相当喜んでくれたようで何より。

 そして、プロデューサーはその景色がまるでシンデレラのようだと漏らす。すると雪歩は、「それならプロデューサーは王子様ですか?」とまた妙なことを言うので、Pは、自分は魔法使いだと笑って返事をするのであった。こうしてパーフェクトコミュニケーションとなった。

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竜宮小町に強制敗北
 営業を続けるうちに十週になったので、竜宮小町と対戦して敗北。これでメンバー同士の仲が悪くなると、雪歩は「みんなのこんなところ見たくないよ~」と泣き出してまとめるどころではないのだから予想通りだがどうしようもない。ホントにダメダメだ。

竜宮小町に勝つまでのお仕事

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「ほんの些細な言葉で傷ついた だけど甘いもの食べて幸せよ」という歌詞が良い
 次の週に新曲として「THE IDOLM@STER 2nd-mix」を発表。今回は売り上げを伸ばすために全国オーディションを挟んだおかげで、一度は3位まで入るほどの売り上げを記録した。序盤からかなり好調だ。

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これはもう見たイベントである
 そしてイベントの発生。休みの日に喫茶店で雪歩に会うというやつで、これは以前春香がリーダーの時に見た記録がある。これは「アイドルマスター 2 02 挫折少女隊が早くも挫折」を見てもらおう。

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もう映画主演である
 またもや営業に戻り、今度は映画のお仕事を行う。ボーリングフィーバーが出演した「その星を目指して」という映画の記者会見だそうだ。

 映画主演になったという進歩もすごいが、雪歩の成長具合もまた素晴らしい。記者達の質問に次々と模範的な回答をし、拍手をしてもらう彼女。その上で謙遜まできちんとできたし、別れの挨拶も問題なし。ちょっと前までオドオドしていて目を合わせることもできそうになかった彼女も、きちんと進歩しているということなのだろう。

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成功の秘訣はオカルトだった
 楽屋にてPもそのことを褒めると、「それはおまじないのおかげかも」と彼女は言うのであった。何でもあずさに教えてもらった成功のおまじないをやったそうで、そのおかげかやたらと自信がついていたらしい。してそのおまじないだが、成功させたいことを念じながらみんなでお茶を回し飲みする必要があるとのこと。しかも、朝の6時と昼の2時と晩の10時で三回もしなければならず、メンバーの一人でも邪念を持っていては失敗するという複雑さ。まァ、この手の願掛けというか呪いは儀式の過程も重要なわけで、間違ってはいないのだろう。

 せっかくなのでIA大賞の勝利もおまじないで何とかしてもらおうとするPだが、これは一度だけしか使えないとのこと。更に、雪歩は他の手段も知っているのだが、それは儀式がかなり難しく今の彼女ではできないようだ。こうなっては仕方ないため諦めて帰るかというところで、急に会見の司会がやってくる。なんと手違いでまだ来ていない記者たちがいたのでまた会見をしなければならなくなったというが、そんな無茶苦茶な話が現実にあるというのか。

 ともあれ、仕方なくまた会見をやることになるのだが、こうなるとおまじないの効果が切れている雪歩は意気消沈。少しは進歩したように見えたが、やはり相変わらず根はダメダメである。そして、新しいおまじないをするのを手伝ってくれと言われ、体のどこかを触れなければならなくなった。どうもPと雪歩の想像する触れる場所が一致することによってまじないが成立するようだが、どこを触れば良いかまったくわからない。仕方なく頭を触れたのだが、なんと判定がなく時間切れになって触っていない扱いになったのだからひどい話だ。

 結局、Pはおまじないに頼らず実力で頑張れと言うのであった。さすがにそう言われると、一度成功している雪歩も自分の力でなんとかすることにし、きちんと仕事をすることができた。

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竜宮小町は映画に友情出演したらしい
 すると、いきなりあずさの登場。何でもおまじないにのってあげれば良かったのにと言われ、「プロデューサーさんはちょっぴり鈍感ですね」とまで言われる始末。「女性は支えがあるとないとでは随分違うものなのですよ」と説教されたのはいいのだが、これはタッチイベントの判定がわかりにくすぎるせいだろうがッ。

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声がきちんと出ない雪歩
 続いては声のお仕事。今回は人気アニメ映画のアフレコに向かった。

 どのメンバーもアフレコを頑張っているのだが、雪歩だけ声に張りがない。どうも試写会をした際に感動しすぎて泣いたせいで喉の調子が悪いようだ。何でも彼女はやたらと涙腺がユルいようで、家でも何回も見たというのにそれでもすごく泣けてしまうとのこと。映画の内容である、いじめられっ子の女の子が耐え続け王子様に巡り会うという内容が彼女の琴線に触れたようで、それほど感情移入ができるなら、良いアフレコが出来そうと褒めるP。

 しかし、この場はとにかく喉をなんとかしなければならない。雪歩はショウガ入りのお茶を飲もうとするも、そんなものを一々持ってきてるわけがない。ならば、方法は一つしかないとPは考え、大声を出すからいけないと思った彼は、小声で喋って負担をかけるなと指示をした。なんとも無茶苦茶だが、選択肢でまともなのはこれだけだったのだ。

 雪歩はその後、小声で喋るようにしたのだが、これがまったく聞こえないわけである。Pはこれを、「何を言ってるのかわからないけれどこれでいいだろう!」と判断したのだから頭が痛い。当然、何度話しかけても聞こえないと返すPに雪歩は怒り、つい大声を出してしまう彼女。このせいで喉を休めることはできず、ノーマルコミュニケーションとなってしまった。

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財布落としペア
 そしてイベントの発生。Pはせっかくの休日だというのに財布を落とし事務所のあたりを探し回っていると、雪歩を発見した。声をかけて事情を聞いてみると、なんと彼女も同じく財布を落としたとのこと。落し物仲間として意気投合した二人は、一緒に財布を捜すことになった。

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財布探しに知能を使えッ
 しかし財布は探せど探せど見つからない。警察にも届いていなかったし、もはや財布はダメかと諦めそうになる雪歩。そこでなんとなく、Pがこういうときに警察犬がいればなあと言うと、彼女は「そんなのと一緒に歩くなんてできません~!」と必要以上にビビる。そういえば犬も苦手だったか。雪歩は苦手なものばかりだな。

 ともあれにっちもさっちも行かなくなったわけだが、すると雪歩は自分が犬の代わりになるというのだから無茶すぎて笑える。何でもニオイで財布を捜すそうで、犬にできるなら自分にもできそうだと言うのだ。そんなの無茶だというPだが、雪歩は犬の物まねをすると言って聞かない。こんなのをやらせても仕方ないので、(他の手段を選ぶという意味で)「俺に任せろ」と選択したところ、いきなり雪歩の匂いをかぎ始めるP。当然のごとく驚かれて泣かす始末なわけだが、あまりにアホすぎて笑わせてもらった。自分でもそんなは意味がないって言ってただろうが。

 こうなってしまうと財布を諦める必要も出てきたのだが、なんと雪歩の財布は彼女の足元に落ちていたのであった。何でも無くしてはいけないと腰のところに財布を挟んでいたようで、それが動き回った結果によって落ちたそうだ。なんとも情けない結果に泣く彼女だが、嬉しいことがあったら笑えと言うP。これだけは尤もである。

 そういえばPの財布はどこに行ったのかと思えば、尻ポケットに挟まっていただけなのを雪歩が発見したというのだから何というか。この実にマヌケな二人は財布が見つかった記念に食事へと行ったのであった。

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やはりホラーも苦手な雪歩
 次の営業はタイアップのお仕事。映画のCM撮影をするのだが……。

 今回は仕事を始めるといきなり、無理だのダメだのもう帰るだの言う雪歩。映画のCMを収録するためにまずはその作品を見ることになったのだが、その「13日の自縛霊」がどうしても見たくないようだ。彼女が言うには、一度見たら「未来永劫、安らかな眠りが訪れるとは思いません!」とのことで、どうもオカルトなものに対する信仰心が厚いようである。

 結局、Pなんて馬に蹴られろと言って逃げそうになるので、夜に眠れないなら子守唄でも歌ってやると選択肢で助言してみたところ、意外にもその子守唄に興味があると言い出した。出来たら今ここで聞かせろというので仕方なく歌うと、「怖くなくなるという点ではいい感じで、この笑いの特効薬があるならなんとか見られるかも……」ということを言うのであった。それを焼いてCDにしてやったので映画を見てもらえることになったのだが、どこか腑に落ちない。まァ、見てくれるなら良いだろう。

 そんなわけでようやく映画を見終えたのだが、雪歩に話しかけても微動だにしない。どうもビビりすぎたせいで気を失っているらしく、タッチイベントで起こさなければならなくなった。ここでは肩を触れたはずなのに、なぜか手を握ったことになってしまった。すると、雪歩は手をつかまれたことによって「イヤアア!」と叫びながら目を覚ました。これで彼女が目を覚ましたことには違いないのだが、今度はその叫び声でPが気絶したという始末。そして、その様子を見た雪歩まで倒れるという、なんともお似合いすぎるおバカな結末になった……。しかしこのやり取りがCMとして良いものにはなったようだが、結果としてはノーマルコミュニケーションである。

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プロダクションがでかくなっても仕事は変わらず
 この後、またもやイベントの発生。仕事を終えたあとに社長から電話があり、今からいきなり残業しろと命令されたP。結局そのまま泊まりになってしまい、フラフラと歩きながら家へと戻るのであった。あれだけ事務所が大きくなったというのに、相変わらず無茶な仕事のさせ方は変わらないというのか。身に染みる話である。

 すると、公園で雪歩に遭遇。何でも屋外で茶を飲む野点(のだて)の練習としてここに来ていたとのこと。いつもは家で練習をしているのだが、今日は家に父親の弟子がやってきたので仕方なくこっちに来たのだそう。そして、Pの顔色を心配してくれる彼女。いやまったく、あの社長めと愚痴の一つでも言いたくなるが、心配をかけないために自分は絶好調だと言っておくしかないだろう。

 そんなことを言ってもさすがに顔色までは変えられず、心配する彼女は家に来いといってきた。しかし人がいるなら無理なわけで、ありがたいが断らせてもらった。というか、普通は早く家に帰りたいから一秒でも早く気を使って別れるべきなのだが、雪歩はこのまま家に帰すわけにはいかないと「何でもお手伝いをしますから!」と言い出すのであった。いや、だから早く家に帰って眠りたいのでしてね……。

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野点は作法をあまり気にしないようだ
 ともあれ選択肢が出てしまったので仕方ない。選ぶべき内容は、「甘やかしてくれ」、「甘い言葉をくれ」、「尼さんになってくれ」とひどい内容であった。結局は一番最初を選んだのだが、これに対し、一体どうすればいいのかと戸惑う雪歩。選択肢を選んでおきながらプレイヤーの僕も気になる。と思ったら、Pも眠いから自分で何を言っているかわからないと言い出したのだからガックリ。結局、雪歩は準備していた野点でお茶を飲ませ、それで目を覚まし家に帰るまで頑張ってもらおうとした。

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下からのアングルはちと厳しい
 しかし、お茶をたててもらう前に寝てしまうP。雪歩は一瞬慌てるも、その後に膝枕をしてくれていたようで、Pはぐっすりと眠れたようだ。無論、起きてから雪歩はえらい恥ずかしがってすぐに逃げ出してしまったが、その割には大胆というか……。何にせよ、彼女の好意が身に染みただろう。

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浮かない顔が多い雪歩
 今度の営業は全国ネットのお仕事。「トップ☆スター」という、自分がスターになった話をドキュメントとして放送する番組に出ることになったわけで、いよいよ他者からもトップアイドルになったと認めてもらえる立場になったというわけだろう。

 しかし、雪歩はどうも浮かない表情で乗り気でない。事情を聞いてみると、話したいことがありすぎて、今日話すことを全然決められていないとのこと。ならば、過去にあった失敗談をすればいいのではないかとアドバイス。すると彼女、鞄の中でお茶をこぼして財布がダメになった話だとか、レッスンの時にジャージのゴムが切れて大変なことになったとかいう微妙な話をしようとするのであった。なんだか番組の趣旨をわかっていないようだ。

 そして更に不安があるようで、なぜかいきなり「やっぱりダメですぅ!」と叫んで泣き出しそうになる彼女。何かと思えば、色々思い出したら“思い出し泣き”をするというのだから笑わせてもらった。こうなると番組どころではないと言う雪歩であるが、Pはなんだそんなことと一蹴。この番組は感動の話をするのだから、むしろ泣いて涙で視聴者に伝えることがあるのではないかと指摘。すると、これに雪歩も納得してくれたようで、グッドコミュニケーションとなった。

 それにしても、雪歩は本当にお茶をこぼして財布をダメにした話をするのだろうか。そして、それで思い出し泣きをするのだろうか。どう考えてもヤバいアイドルである。

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暗闇から雪歩の登場
 今度はまたイベントの発生。Pは、仕事帰りにふと雪歩の泣き言が少なくなってきたと考え込んでいた。はじめは挨拶も出来なかった子が、今や映画やテレビに引っ張りだこである。ここまでアイドル活動を続ければ、さすがの泣き虫でも強くなってきたのだろう……、というところで、雪歩の泣き声が聞こえてきたのだから苦笑いをするしかない。

 彼女は一人で「私、もうムリだよぅ」と言っており、またもや何かを失敗したようだ。声をかけるとこちらのことを認識はしてくれたのだが、なぜか遠くにいて近寄ってくれない。そしてなぜこんな時間にここにいるのかといえば家への帰り道だからだそうだが、しかし泣き言を言っていた理由にはならないだろう。Pは隠し事でもしているのではないかと問うと、雪歩はそんなことをするわけないと余所余所しい答え。とにかく、Pはそれを信じることにして立ち去ろうとしたところ、やはり待ってくれと引き止められた。

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何の相談かと思えば……
 こうしてようやく雪歩の悩みを聞けることになったのだが、内容は何かと思えば仕事の悩みだそうである。そして、「正直に言って私って……、どうですか?」と妙なことを聞いてくるのであった。

 彼女、どうも他のメンバーに比べると派手さやオーラがないと自覚しているらしい。Pはそんなことはないと言うも、彼女に自信がないことは変わりない。そのため、少しでもリーダーらしくなろうと秘密特訓をしていたそうだ。そのリーダーらしさとしてバク転の練習をしていたところ、転んで尻餅をついて泣いていたそうで、Pに近づかなかったのも背中が泥だらけだったからとのこと。そして、バク転のコツを知らないかと言われるので、そもそもリーダーとバク転は関係ないだろと反論するP。しかし、雪歩は「昔からリーダーといえばバク転ですよ!」と言い出すのであった。いやまったく、考えることが突飛である。

 そこでPは、リーダーには統率力や落ち着いた態度が大事だろう指摘。ここまでは良かったのだがその直後、「そう考えると雪歩にはなさそうなものが結構多いな」などと言い出す始末。それを聞いて、当然のようにハッキリ言うなんでひどいと泣く彼女。プロデューサーは雪歩を褒めたいのか泣かせたいのか、どうしたいのか未だに良くわからない。

 ともあれリーダーとしての資質をつけさせたいわけだが、どの資質もなくやはり自分はダメダメだと落ち込む雪歩。これでは仕方ないので、Pもまた秘密特訓に付き合うことにした。内容として何をするかは後に電話で決めることにして、この場は帰ることに。すると雪歩、電話してもいいのかと言い出すのだから、シャイにも程があるというものだ。とにかく、相談に乗ってやるということでいくらかは元気を取り戻したようだ。秘密の共有ということでもなぜか喜んでいるようだったし、何よりだろう。

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久々のスーパーブレイク
 その後の十九週目で新曲「relations」を発表。特に期待はしていなかったのだが、なんとこの曲でスーパーブレイクが発生し初週で74万販売の2位という有様になった。最終的には170万枚を売り上げ1位を取るという快挙に。いやまったく、何がどう転ぶかわからない。

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勝ったがビビりは変わらず
 そして、二十一週で竜宮小町に勝利。雪歩は勝ったのに相変わらず臆病で、文句をつけまくる冬馬にもびびりまくり。しかしまァ、彼女も事務所のみんなの悪口は言うなと反論は出来ていたので、いくらかの進歩があったか。もっとも、冬馬に少しでも反論されると泣くのだが……。だが、泣いたせいで逆に冬馬がたじろぎ追い払えたという珍しいパターンになり笑えた。とにかく、今後は冬馬に勝つことを目標として更なる精進を目指していくことになった。

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イベントの始まりはいつもお仕事の延長から
 竜宮小町への勝利後、イベントの発生。プロデューサーが仕事を終えて帰ろうとすると、いきなりレコード会社から電話。何かと思えば、曲の売り込みについて急な残業が入るのであった。仕方なく事務所に戻りメールに添付された曲を聞いてみたところ、なんだかやたらときれいな旋律が耳に飛び込んでくる。どうもこれは使わない曲とのことだが、Pは聞いているとなぜか雪歩のことを思い出した。そうなると、趣味がポエムである彼女に作詞をさせるのが秘密特訓になるのではないかと考えるのは、至極当然の成り行きである。

 すると都合よく雪歩から電話。この話を切り出そうとしたのだが、どうも彼女は暗く黙りっぱなしである。何でも事務所のほうに来ているので、会って欲しいようだが……。嫌な予感がする。

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気持ちがかみ合わない瞬間
 雪歩がやってきてすぐに秘密特訓の話を持ち出すPだが、当然のように彼女は乗り気でない。それどころか、「そんなのはイヤです!」といきなり怒り始めたのだ。なんでも、皆の前では頑張ると言ったが、本当はもう頑張るのがイヤでイヤで仕方ないとのこと。竜宮小町に勝っても冬馬が出てくるし、Pも当然のようにこれからが本番だと言うし、いっぱいいっぱいなのに更なる試練ばかりが押し寄せてきて、もはやリーダーなど耐え切れないそう。そして何より、それに耐え切れない自分が一番ダメで辛いようである。

 これに対し、怒るプロデューサー。せっかく皆のために秘密特訓をしようと自分で言い出したのに、そんなに簡単に考えがブレてどうするのだと指摘。そんなことを言われたとしても、雪歩としては一生懸命やっているのに更に上を求められるのが辛いと言い残し、いよいよ逃げ出してしまった。いやまったく、人の気持ちがわかっていないPである。

 そもそも雪歩は自己評価が異常なほど低いのだ。こういった人間というのは軽く褒められても本気にすることができず、逆にダメなことがあればひたすらに自己を攻め苛み続けてしまう。要は、人一倍褒められる必要があって、人一倍叩かれることが苦手なわけである。そんな子だというのに、Pはズバズバと彼女の欠点を言ってしまうし、大して褒めないしでまったくひどすぎるだろう。

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叱る前に褒めましょう
 さすがにまずいと気づいたPは、急いで彼女を追いかけ謝る。うっかり普通の子に接するような態度にしてしまったが、相手はあのオドオドしまくりの雪歩である。頑張れといったところで過剰なプレッシャーにしかなるまい。

 Pは自身の言葉が彼女にとって厳しすぎたことを反省し、「雪歩という名前は雪を歩くというものだから、その通り慌てずゆっくり一緒に歩んでいこう」と言うのであった。そして再度謝り、今日はよく頑張ったと褒め直す。すると、雪歩も理解してもらえたことが嬉しかったのか、また泣き出しはじめた。

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泣いた後にはいくばくかの成長を
 そのまま彼女が泣き止むまで肩を抱いてやるプロデューサー。そして、作詞の話はひとまず置いておき、ゆっくりと別の方法で特訓をしていこうと提案するのであった。すると、雪歩も落ち着いてきたのか、その作詞の秘密特訓はぜひともやってみたいと言ってくれた。泣いたことでスッキリしたようだし、肩を抱いてもらったときに色んな思いが頭を駆け巡ったそうで、それをきちんと言葉にしたいそうだ。いつも言いたいことが言えなくて悔しい思いをする彼女には合っている仕事なのかもしれない。

 そして、いきなりお腹を鳴らす雪歩。どうも泣きすぎて腹が減ったそうなので、これから二人で勝利記念パーティーとして食事に行くことになったとさ。さて雪歩の希望は何かといえば、塩ラーメンだったのだからなんともおかしい。まァ、それが彼女の希望ならば何よりだろう。

○ アイドルマスター 2 13 雪歩の第一歩
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1059.html
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アイドルマスター 2 11 美希のハニー

アイドルとの禁断の恋愛……なのか?

 美希に恋愛対象として完璧に目をつけられたプロデューサーだが、果たして周囲から醜聞を騒ぎ立てられないままIA対象を獲得することができるのか。そもそも、アイドルと禁断の恋愛をする気があるのかという話だ。

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「すきっすきー だいすきー」という赤面ソング
 竜宮小町が脱落してから、二十六週目でユニットレベルが16になり思い出レベルが3になった。これで育成は完了したので、これからはファンを獲得しまくりで部門賞を狙っていく。

 そして、このあたりで4th楽曲として「My Best Friend」を発表。結果から言うと、この曲は初週39万で、最終的には100万で3位となかなか健闘した。このくらいの売り上げならば、5曲目で1位を取れるだろうか。

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ギリギリすぎる勝利
 三十一週目で中央エリアの隠しフェスが出たので挑戦したかったのだが、どうしても記者が出ない。仕方なく記者なしで挑戦したところ、37160対35412とかなりの辛勝。勝てたことは素直に嬉しいが、やはり記者がいないとダメだろう。

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負ける意味のない敗北イベント
 この後、冬馬との強制敗北イベントが発生したが至極どうでもいいのは相変わらず。その上、美希は負けたのを大してショックに思っていなかったのだから笑える。

 しばらくはファン数を稼いでから、東北エリアの隠しフェスに挑戦し勝利。これは楽勝だったのだが、記者をフェス向きの安宅か山原に調整すると予想外に時間を食ってしまう。どうも東北はたいした相手ではなさそうなので、記者なしで挑戦することも考えねばならないか。

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売れたことは売れたのだが
 四十週で新曲「目が逢う瞬間」を発表。フェスに挑戦しまくりの現在に新曲発表というのは気が引けるが仕方ない。この曲は結局、あまり知名度をあげることができず売り上げは揮わなかった。

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唐突な電話
 この後、IA大賞のノミネートが確定しイベントの発生。事務所帰りに美希から電話が来たと思ったら、いきなりハニー呼ばわりするわ、明日のデートの時間をまだ決めてないと言い出すわ、まったくもって訳が分からない。デートとは一体何のことかと聞くと、とにかく明日は9時にショッピングモールへ集合とだけ言い渡されたのだから弱る。しかもこちとら予定があると言っても聞いてくれないし、まったくもって強引にも程があるだろう。

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そして唐突なデート
 そして翌日、10分前に待ち合わせ場所に行くとやはり美希がいる。しかも会うなりこちらを「ハニー」と呼んでおり、あの電話は何かの間違いではなかったようだ。更に、一時間前からここで待っていたというのだから何と言うか……。

 Pもさすがにこれには面を食らい、とにかくハニーはやめないかと言うも、「照れてるなんてかわいいなあ」で流されて買い物に連れて行かれるのであった。その後はジャンボお好み焼きを食べたりして、すっかりカップル気取り。さすがにPもまずすぎることに気づいたので、今度はきちんとプロデューサーと呼べと言うと、一度はプロハニーなどと未練がましいことを言ったものの、わかってくれたようだ。

 ところでなぜ唐突にこんなことをしだしたのかといえば、なんでもプロデューサーに美希の彼氏になって欲しいのだそうである。以前、遊園地でのイベントがあった際、確かにラブラブな彼氏を作ると言っていたし、確かにPは「美希のことが好きだ」とは言ったものの、手近な存在を適当に見繕いすぎだし拡大解釈にも程がある。さすがにPは、アイドルとプロデューサーが付き合うなんて絶対に無理だと言うのだが、美希に「なんでプロデューサーとアイドルは付き合っちゃダメなの?」と聞かれ、答えられないのであった。アホか。

 だいたい美希のようなアイドルがPなど好きになる理由など無いわけだが、それは一体どういうことなのかというと、あの時の告白に感動してキュンときたそうだ。具体的に言うと、「(アイドルをやめても)美希を俺は(別に嫌いにならないという意味で)好きだよ」いう言葉のカッコがついている部分をすべて吹っ飛ばして解釈したようで、なんとも頭の弱い子で頭痛がしてくる。しかも彼女なりにPをモノにする方法を考えていたらしく、最初は友達からなどと煩わしいからいきなり恋人から始めようとしたんだそうだ。おいバファリンはどこだ。

 Pは当然、そんな無茶苦茶なのはダメだろと指摘すると、美希は「じゃあ他の男のところに行ってもいいの?」と強請ってくる。この女、能天気であることは間違いないのだが、決して頭が悪いわけではない。美希は、知能が高いアイドルというプロデューサーが最も手を焼く種類の人間だったわけで、これにはPも困ることしきり。さすがにそれもまずいというかもはや完璧に外堀を埋められているわけで、根負けする形でPは美希の恋人ごっこに付き合ってやることにした。まだごっこレベルなのだが、しかしそれでも彼女は、後は自分の腕次第と喜んでいるのでる。

 Pは他のメンバーに内緒にしておけなどと約束をさせるのだが、その話をロクに聞かずに美希は愛の巣をイメージするために家具屋に行くと言い出し、腕をひっぱってデートの続きへと行くのであった。

 いやなんとも無茶苦茶な話であるが、無条件で女にモテるというのはギャルゲーらしい話ともいえよう。しかしプレイヤーの僕としては、こういうのはあまり嬉しくないどころか恐怖を感じる。もしこんなのが周囲にバレたらロクなことにならない。そもそも、社長にバレたらクビではないのか。こんな下らないことばかり考えてしまい、画面の前でニヤけられない自分に老いを感じた。

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これまたお馴染みのイベント
 四十一週目はノミネート発表会。ジュピターが出てくるのも相変わらずだ。

 美希はジュピターなどどうでも良いらしく、それどころか二人きりになれなくて寂しいとかいってくる有様。ため息をつこうと思っていると黒井社長が登場し相も変わらずケチをつけてくるわけだが、なんと美希、これに対しPをバカにするなと反発した。いや、それは良いのだが、思いっきり黒井社長の前でPのことをハニーと言ってしまうのだ。あああーーー!

 これでプロデューサー人生は終わったッ! 黒井社長に強請られて業界追放されるだけでなく条例でポリス沙汰だよ! とプレイヤーが叫びそうになるも、Pも美希も黒井社長も別にそんなことを一切考えていないのだからグンニャリする。結局、黒井社長はその問題があるすぎる関係に気づいても、Pをバカバカ言うだけで特に何もしてこないというのだから悪役にしても小物すぎる……。

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美希の好意からハリウッドに逃げる
 Pはこの美希の行き過ぎた好意を見て、ハリウッド行きの話をすることに決意した。要はハリウッドに行くことになれば諦めてくれるのではないかという魂胆だが、果たしてあんな外堀の埋め方をした人がそんなので諦めるものなのだろうか。

 とにかく話をしたところ、美希は一瞬すごいことだと関心するものの、すぐに別れが来ることに気づき驚く。「そんなのウソだよね?」ということからわかるように信じたくないほどショックのようだ。そして、美希を連れて行くことも叶わないと言ったところ、いよいよ彼女は怒り出してしまった。「一体自分は誰の為にアイドルをしてると思っているの?」と言われたのだが、そんなのはファンのためだろうと一蹴するP。こう言ったらえらいわめきそうだ……。

 しかし、実際のところは何だか知らないがあっさりと納得してくれた美希。寂しいけれどPが立派になるためならそれが一番とまで言ってくれたのだが、物分りが良すぎて気持ち悪い。これにはプロデューサーもプレイヤーである僕も疑問を感じていた。

強引な押し切られゴール

 さて、この後はまた隠しフェスに挑戦するのだが、四十三週目にはじめてサボりが発生して驚いた。事務所に行くとなぜかいきなりアイドル達が来ていないとかいうことになり、強制的に週が過ぎる。プロデューサーは「来ないなら仕方ないな……」とか言っていたが、仕方なくないだろ!? しかも翌週は何事もなく皆元気そうに進行したし……。いったい何なんだこれは。このくらいサボりが気にされない世界というのは確かにうらやましいが。

 気を取り直して、四十四週目で山原記者を拾いその次で西部の隠しフェスをクリア。しかし彼だとやや勝負が不利なので、やはり安宅記者のほうがフェス攻略向きのようだ。

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またもや強制デート
 その後、イベントが発生。またもや仕事帰りに美希から電話が掛かってきて、強引に買い物の約束をさせられる。何でも友達に話を聞いたら、アメリカには美希の好物であるおにぎりがないから買い貯めをしなければならないそうだ。事情がよく呑み込めないが、また一方的に約束を取り付けられてしまった。

 翌日ショッピングモールで彼女に会い、いきなり約束をとりつけるなと文句を言うと、なんだか妙に素直に謝る彼女。一体何事かと思えば、夫婦は素直なほうが良いと母親や友人に聞いたそうだ。……つまり、Pと結婚することまで強引に考えているわけで、これで美希がブサイク、あるいは現実の存在だとしたらかなりの恐怖としか言えまい。

 しかしなぜPの伴侶となるかと言えば、それでアメリカについていくそうだ。行くのが止められないから、アイドルとしてプロデュースしてもらうのはやめ、妻として人生をプロデュースしてもらうとのこと。そのために一年間おにぎりを作れるだけの材料を買いだめする必要があるそうだが、この論理の飛躍が心臓に悪い。今にも鼓動が止まりそうだ。

 これに対し、Pはダンマリを決め込む。さすがに彼女も様子がおかしいことに気づいたのか、怒っているのかと問う。するとPは、少しだけ嬉しい気持ちもあるが、自分はアイドルである美希が見たいのだと告白。そして、目を閉じて耳を澄ましてみろと言うのであった。すると、本当に何が大切なのかわかるだろうと言うのだ。

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都合よくライブの映像が見える
 閉じた世界の中で美希に見えてきたのは、大勢の観客だらけのライブ会場の光景だった。やはり美希が後悔しないためにも、ファンやユニットのメンバーのことも考えてくれとPは説得する。それでも美希は、好きだから本気で一緒にいたいと言うのだが、やはりメンバーや事務所のことは考えていなかったそうで、これでようやくリーダーとしてしっかり考え直してくれることになった。

 そして、呼び方もプロデューサーに戻してくれるようになったわけだが、ここまで来ると逆に聞き分けが良すぎて自殺未遂でもしでかすのではないかと不安に思ってしまう。まァ、帰り際に顔を近づけてきていきなりキスをするところなどは変わらないのだが……。

 さて、あとはアイドル活動に戻らねばならない。上方エリアの隠しフェスを四十八週に出したのだが、安宅記者が出ないので待つことにすると、翌週に安宅が上方エリアに出現。こうなると一週使って適当なオーディションを受けて記者を獲得せねばならないのだが、時間的には残り5週である。しかし無駄に一週を使えば南エリアの隠しフェスを受ける時間がなくなってしまうため、安宅記者なしで隠しフェスに挑戦するか、南エリアを諦めるかしなければならないのだ。

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ギョワアアア
 結局、南エリアは諦めて安定を取ったのだが、しかしその上方エリアでの勝負も安宅記者がいながら45170対46894で負けたのだから、思わずグワアアアと叫んでしまう。これで部門賞は3つしか取れないことが確定してしまった。

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隠しショップはセールをしないだけで中は普通
 仕方が無いので残りの時間は買い物やらをし過ごすことにした。以前教えてもらった隠しショップへ行ったところ、色々と興味深い品が売っていたので買ってみた。しかしここ、100万マニーが必要なアクセサリがあったりで全てを揃えるには大変な苦労をしそうだ。

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これは相変わらず超難易度
 52週で山原記者を獲得したので、53週目は「難易度?」であるVESPERIAに挑戦。これは32000対81950とまったく話にならないものであった。とにかくボルテージゲージで競り勝てないので、安宅記者とアクセサリーでブーストしなければまずいのだろうか。

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今回も3位止まり
 ランキングは最終的に「目が逢う瞬間」が3位に入った。今回もジュピターには勝てず、やはり一位を取ることの難しさを実感した。いや、もう少し時間的な余裕さえあれば、ライブで売り上げを伸ばせたのだろうが……。

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何回急に呼ばれればいいんだ
 そして、IA大賞グランドファイナル前の最終イベント。導入は今までと同じく、美希から電話が来てお願いを聞いて欲しいといわれた。何かと思えば、夜だというのに遊園地に来て欲しいというのだ。頼み方も今までに比べればマシになっていたし、行くしかないだろう。

 遊園地へ行く途中、雪歩と貴音が見えた気がしたがとりあえずこれは無視をした。そして、到着して美希と遭遇。何でも彼女は、Pに前回のイベントで「本当は何が大切なのか」と言われた時に、色々と考えたそうだ。そしてどういった結論が出たかといえば、やはり全部大切ですべてを欲しいのだそう。みんなとアイドルもするし、ハニーのことも諦めないというのだから豪胆だ。Pはそれを聞いて思わず笑う。確かに真のトップアイドルになるにはそれくらいの覚悟は必要だろうし、何かを捨てる前提で考えていた自分が間違ってたとのこと。そもそも、以前も彼女は全てを得たいというようなことを言っていたわけだ。

 そして、美希はPにも考えて欲しいことがあるのだそう。何かと思えば、自分は絶対にあなたのことを諦めないけど、Pのほうはどうなのだということである。要は美希のことが好きかどうか言えということだろう。しかもそれを今すぐ答えろと言われたのでさすがに動揺するPであるが、答え方(選択肢)が「好き」・「嫌い」・「わからない」しかなかったので、好きだと言うしかないのであった。無論、この答えはアイドルとして好きだという意味であり曖昧な物言いなのだが、美希からすれば皆の前でそれを言ってくれて満足だそう。……えっ?

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外堀がコンクリートで固まっていた
 そんなわけで貴音と雪歩が後ろから登場。なんでも、リーダーとしてきちんとお付き合いすることを知らせようとして呼んだそうだ。完璧にハメられたなコレ! おまけにメンバーの二人はカップル成立おめでとうなどと言い出すし、もはや言い訳もままならないだろう……。あの言葉の意味はそういうことではないと言おうとも、きっちり「美希が好きだ」と言った瞬間は見られてしまったのだ。

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うっかり好きだと言ったばかりに
 そのまま美希は、「次行ってみよう!」などと言い出す。何事かと思えば、あずさの声が聞こえてきてからイルミネーションが点灯し始めるのであった。何でもこれ自体が遊園地を貸切にした愛の誓いの儀式だそうで、いきなり結婚式をしたら怒られるだろうから、まずは事務所のみんなと相談してこういうことをしたようだ。

 当然Pは驚きまくると(僕だったら胃が破裂したかもしれない)、そこに律子が登場。なんでも遊園地の貸切やらも彼女が担当し、皆でこのお膳立てをしてくれたそうだ。こうなると言わせてもらうことはただ一つ。止めろよバカ! しかも律子、隠し撮りしていた告白映像を後で売って、この遊園地で使った資金を回収というのだから髪の千本や二千本が抜けそうである。それにしても、アイドルがプロデューサーをハメるために協力するだなんてどういう考えをしているんだ765プロの連中はッ!

 そして、Pは美希から今は幸せかと聞かれる。唐突すぎて幸せもクソもないのだが、とにかくまあ幸せなのだろうと答えておいた。開き直ってみれば事務所からも公認で若いアイドルと付き合えるわけだし、その子はいくらか頭がイカれているが、自分を愛してくれていることは間違いないのだろうし可愛いことも違いない。どうしても腑に落ちないが、事務所公認なら幸福ともいえなくもなかろう。どうも腑に落ちないのは、P自身の意思がひどく無視されているからだろうが……。

 ちなみに美希、振られたらどうするつもりだったかといえば、そんなことはまずないので考えていなかったそうだ。いや、そもそもこうして外堀を埋めてから告白したことからわかるように、断られる可能性がないとわかっていたのだろう。まさに知能が高くて手を焼く犯罪者のような存在だ。おまけに事務所の連中もそれを止めないしで最悪だ。狂いきっている連中ばかりだとしか言いようがないが、とにかく、彼女が二次元のかわいい美少女キャラで本当によかったと考えておこう。

 しかしこの話を見ていると、相手からの一方的なアプローチを断りきれず関係を持ってしまったせいで殺人者になってしまったと証言したアルバート・グージーを思い出す(「殺人博物館~アルバート・グージー」を参照)。プロデューサーもこんな末路にならなければ良いのだが、二次元だし大丈夫か。

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勝ちとか負けとかそういう次元ではない
 もはや夫婦になってしまったと思われる二人+αはジュピターと対決。この結果は言うまでもないだろう。

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これも受賞するとかしないとかいう話ではない
 その後のIA大賞グランプリは、東北、中央、西の部門賞と、IA大賞を獲得した。これで4部門獲得というわけである。

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今回はいくらかマシなエンド
 その後、いつものように外で四人だけの祝賀会兼反省会。今回は若干Pの台詞が変化しており、全部門獲得できなかったのは物足りないがまあまあな結果だと言っていた。どうも今までよりは良いエンドにいけたようだ。

 その証拠に、美希は「このユニットは最高だって思うな」と言ってくれたし、サブメンバーの二人も特に文句を言うことがなかった。Pにもかなり感謝をしてくれているようだし、来年もこの三人で全部門完全制覇を目指すといってくれたので安心だろう。

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これまた相変わらずなイベント
 ユニットメンバーを帰らせた後、美希だけが戻ってくるのも変わらない。途中で車から降ろしてもらったそうだ。

 何でも美希は、今まで忙しくて二人の時間がとれなかったからこうして戻ってきてくれたとのこと。そして、「今日のミキはどうだった? カッコよかった? 可愛かった? 素敵だった?」と質問攻め。急に言われると答えにくいが、ここで違うよと言えるわけがないだろう。当然のようにもらえる褒め言葉に喜ぶ彼女であるが、何でも今までこうしてPに褒めてもらえるように頑張ったそうだ。そして、Pがプロデューサーなのは今日が最後なので、成長した姿をきちんと見て欲しかったようである。それに、プロデューサーという呼び方も今日が最後だから記念に散々呼ぶとのこと。となると、これからは一生ハニーと呼ばれるわけで、なんとも今後が怖いな。

 ちなみに彼女、この後も本気で今のメンバーとアイドルを続けるそうだ。最初は竜宮小町を越えたいと思っていただけだそうだが、今は本当にこのユニットが大好きで楽しいとのこと。そういってもらえると、プロデューサーとしてもありがたい。

 そして、美希から「ハリウッド行くのは寂しい?」と聞かれるが、Pは仕方ないと答える。それより残して行くのが心配だそうだが、美希はやると決めたら必ずやるそうだから大丈夫ではないだろうか。そもそも仕事で詰まったことはないわけで、問題はアイドルをやりたくなくなるだとか、Pを恋人だと思わなくなるような唐突な心変わりくらいのものだろう。

 とにかく仕事上では心配もなくなったわけで、あとはハリウッドに行くだけ……と思いきや、美希はこれからPが出発するまで毎日デートするつもりだそうだ。まったく、手続きや準備で忙しいのに……と言いたいところだが、一緒にいられる時間も少ないし、出来るだけ付き合ってやることにした。

 さて一体どこへ行くのが希望かといえば、今まで仕事に行った場所に二人でもう一回行きたいそうである。愛の軌跡を辿るそうだが、いくらなんでも無茶苦茶な話である。そもそも時間が足りないだろうとPが突っ込むと、なら既にタクシーを用意してあるから急いで行こうと言われるのであった。いやまったく、用意周到で知能が高く狡猾なのは最後まで変わらないか。

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悲壮感のまったくない別れ
 そして、いよいよハリウッドへ出発する日になった。美希の心変わりだけが不安なわけだが、彼女は戻ってきてからもずっと一緒だと言ってくれたわけで、このあたりはさすがに大丈夫そうか。

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帰ってきたらもっとベタベタして苦労しそうだ
 それにしても、無条件でかわいい女の子にモテるという非常にギャルゲーらしい展開であった。ここまで何もかもお膳立てしてくれる女の子なら、付き合うのも非常に楽そうである。おまけに勝手に惚れてくれるし、いつまでも待ってくれるし、いやなんとも都合の良い子だ。都合が良すぎて恐ろしい気もしてくるし、あまりに強引なシナリオで呆れた気もするが。

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前回よりは少し良い評価
 総合評価はAランクであった。やはり楽曲売り上げを固定させられないとまずいが、売り上げ自体は増えてきたので成長は見られる。あとは育成方針も完璧に固めて無駄を削ぎ落としたいところ。

○ アイドルマスター 2 11 雪歩の「ボーリングフィーバー」
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1058.html
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アイドルマスター 2 10 美希の「仏作って魂入れる」

意外にもやる気がある星井美希

 前回でやよいの「とうろうのおの」をプロデュースし終わったので、今回からは三周目である。そろそろIA大賞を総なめできるのではないだろうか。

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貴音に遭遇
 またもやパラレル的に事務所へ行こうとするプロデューサーは、迷った先で謎の女性に遭遇。彼女は四条 貴音(しじょう たかね)というらしく、なんともおっとりとした喋り方で間が抜けていそう。どうも犬を連れている友達とはぐれたそうだが、エスパーか何かで位置を察したらしくどこかへ行ってしまった。

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三周目は星井美樹をプロデュース
 では貴音をプロデュース……、するわけでもなく、今回は星井 美希(ほしい みき)をリーダーに選ぶことにした。彼女は見てのとおり長い金髪が特徴のいかにも軽そうな現代っ子である。一人称は「ミキ」というのもまた子供らしいか。おにぎりと昼寝が好きだそうで、前作では才能だけはあるのにやたらとやる気のないアイドルであった。そういえば、隠し髪形なんてものもあったような(条件が難しく見られなかったが)。

 ところでなぜ彼女を選んだのかといえば、ビジュアルのステータスが高かったからである。今のところ最も有用なお守りである「にくワンのお守り」は、ダンス倍率とビジュアル倍率が上がりやすく下がりにくくなるものなのだ。今まではボーカルを使ってダンス倍率を上げていたが、ダンスを使ってビジュアル倍率を上げればよりスコアが稼ぎやすい。そんなわけでビジュアル特化のユニットにするため、そのステータスが高いこの美希をリーダーに選んだのだ。

 さておきこの美希だが、前作ではとにかくやる気がなかったというのに、今回はまったくもってそんなことがない。ダンスレッスンスタジオで会ったのだが、声をかけたらサインは後にしてくれなどと言って去ってしまったのだ。仕方がないので遠巻きにレッスンを眺めていると、五時間もぶっ続けで練習しているというのだからものすごいやる気だろう。

 レッスン後に声をかけたところ、誰だっけとか言われてしまう上に、言うに事欠いてレッスンを覗き見していた変態と勘違いして殴りかかってくる始末である。まったくもって、抜けているというか何というか……。ともあれ、Pが気を失いつつ落とした名刺を見られて誤解は解けたようである。

 まったくもってカッコ悪い出会いになってしまったが、彼女からすればレッスンを見ている間の目が真剣でカッコよかったそうだ。しかも大胆だから気が合いそうなどと言われる。一体どういうことかと言えば、そういえば倒れた瞬間にうっかり彼女の体に触れてしまったような気がするのだ。変態呼ばわりした相手から触られて喜ぶとはまったくよくわからないが、気に入ってくれたので何よりといえるのだろう。

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初仕事
 はじめての仕事として行うのは、映画会社への挨拶。撮影現場にいって監督やらに挨拶して知名度アップを狙うことになった。

 出会いでわかるように、美希には相当非常識なところがある。そんなわけできちんと挨拶できるか不安になるPだが、学校でも日直をやったことがあるし大丈夫と言う彼女。試しに挨拶をさせてみたところ、言葉遣いがやや妙なのだがまァ問題なし。なんでも律子に特訓させられたそうだが、彼女のことを「律子……さん」と呼んでいることかわかるように、何かあったようである。大方呼び捨てして散々怒られたのだろう。

 そして監督にいざ挨拶。美希は監督の作品は全部見たと中々の挨拶を始めるが、どの作品も退屈だから寝るとき見るのがベストだと言い出した。当然のように怒る監督だが、美希はそんなことを一切知らずに話を続けて……、というわけで、選択肢にて早速代わりに謝るプロデューサー。すると、美希は「なんで謝るの!」と言い出しそっぽを向いてどこかへ行ってしまったのだ。まったく、評論する場ならともかく、挨拶なら適当にお世辞だけを言っておけばいいものを……。

 しかし話は意外な展開に転び、なんと監督は別に怒っていないとか言い出す。その上、美希が持つあの正直さは武器になるかもしれないから、ノビノビとのばしてやりなさいと言われたのであった。まったくとんでもない話である。

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どういう思考回路をしているか不明な美希
 ところでこの美希、なんだか調子が常におかしい。まず、レッスンをしようとすると「初めての共同作業なんだし、最後まで一緒に頑張ろうね」などと何か怪しい物言いするのが気になる。続いて、美希が帰り際にまだ仕事したいと駄々をこねた際、これからはずっと一緒なんだからまた来週頑張ろうと言ったところ、これをプロポーズなのでは? と勘違いしたのだ。まったくもって下半身で者を考える子というか、なんというか……。こんな調子で誰にでも腰を振りたがるのであれば、スキャンダルには困らないアイドルになりそうだ。

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貴音と雪歩と美希でユニットを組む
 そんな彼女と組ませるメンバーは、以前も登場した雪歩と、先ほども登場した画像左の貴音である。貴音はおっとりとした喋り方をしている良いところのお嬢さんらしく、Pのことをプロデューサー殿とかいうのだ。言葉遣いもどこかおかしく、なんだか一般人らしかぬ雰囲気を持っている。なんでもPSP版で追加されたキャラのようだ。

 彼女達のユニット名は、「仏作って魂入れる」。才能はあるがやる気がない美希は、まさに仏作って魂入れず。それではまずいので、アイドルとしての魂をきちんと入れてもらいたいという意味でこれをつけた。相変わらずネーミングセンスが黒歴史ノートレベルに無いなという読者の突っ込みが聞こえるが、あえて耳をふさいでおく。しかも、美希は前作と違ってやる気のある設定になっているようなので、名前がだいぶ外れてる気がしないでもないが目もふさいでおく。

 美希はリーダーとしての責任感などないが、自信と実力だけはやたらとあるので大丈夫そうだ。とにかくおしゃべりは楽しかったそうなので、雰囲気は悪くない。

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「MAGARE!」かと思った
 1st楽曲は「MEGARE!」という、芸能活動が大変だけど“あなた”がいれば大丈夫! などというわかりやすいメタ曲を発表。そしてチュートリアルの初オーディションも問題なくクリア。

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セットにしてはすごい
 今回も、序盤はレッスンと営業漬けで育成をしていく。そんなわけでPVのお仕事を受けた。

 今回は桜景色のものすごいセットの元で撮影をすることになったのだが、美希はキレイすぎてリアルじゃないなどとぬかすのであった。Pはさすがに聞こえるからまずいと注意したところ、彼女はなんとあえて聞こえるように言ってたそうだ。なぜそんな喧嘩を売る真似を……と思ったら、彼女なりの褒め言葉らしい。ちょっとは考えて物を言えといったが、彼女曰く「ミキ的には最高の褒め言葉」だそうだ。なんとも救いようがない。

 とにかく、人にも伝わるように感謝の気持ちを伝えねばならないという話になるのだが、選択肢で肩でも叩いてお礼をしろと適当に言ったところ、美希はスタッフが多すぎて無茶だといいつつしぶしぶやっていた。結局、美希が疲れてノーマルコミュニケーションに。いや、無茶だとはわかっていたがまさか本当にやるとは。

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休日に仕事相手と会うとは
 次はイベントが発生。オフの日に公園で散歩していると、何かすごい人だかりを発見。しかもその近くに美希がいたのであった。一体あの人だかりが何かというと、向こうで「街角アンケート」という人気TV番組の収録が行われているらしい。美希はなんとかして見ようとしていたが、だめだったそうである。まだまだ弱小アイドルの彼女は、こうした特殊な状況のほうがカメラに近づけるのだろう。

 そのため、彼女はアンケートされる人になってはダメかと言いだした。これに対し別にいいのではないかと回答したのだが、プレイヤーの選択も聞かず急に止めるプロデューサー。何でもアイドルはみんなの憧れだから、私生活として出てはダメなんだそうだ。Pが、そんなアイドルとしての自覚がないのはマズいというような話をしていたら、美希はロクに聞かず向こうに珍しい鳥がいると話を変えるし、挙句の果てにはそれを追いかけてどこかに行ってしまうのであった。掴みどころがないにもほどがある。

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チャラ男と美希
 仕方なく追うも、一旦は美希を見失ってしまった。探し回ってようやく彼女を発見したのだが、なんとチャラ男と話していたのだから驚きだ。しかもその相手はどこぞのプロダクションのスカウトだったというのだから頭が痛くなる。彼女はさすがに断りはしていたものの、しっかり名刺までもらっているのだからトラブルを引き起こしかねない。これをPが叱ろうとしたものの、美希はまたもや話も聞かず向こうで風船配っていることに気を取られる。

 さすがにここまで自覚がないとどうしようもないので、きっちりと注意してやることに。お前はアイドルなんだぞと言ってやったが、それが何なのと言いたげな表情でまったくもって効果なし。結局、話を聞いてくれず、それどころか風船をもらってきてプロデューサーにも一個くれるという有様。さすがにここまで能天気だと、Pも彼女を縛り付けるのは諦めたようだ。まァ、スキャンダルさえ起こさなければ能天気でかまわないだろう。

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挨拶回りへ
 続いては挨拶回りのお仕事。携帯電話のポータルサイトを運営している会社へのアピールをするとのことである。

 会社に来てオフィスでいきなり挨拶する美希だが、反応が薄い。今回は宣伝部長と社長に挨拶するというのに、彼女は何を勘違いしたのか平の社員に声をかけていたのだ。ちなみに彼女、仕事をしている社員全員が居眠りしているから反応が薄いと思っていたんだそう。まったくバカだなと思いつつ、机は仕事する場所なんだよと言ってあげたところ、「好きなサイトを見るのは仕事なの?」と聞かれる。それは違うだろうといったところ、エロサイトを見ている社員がいたのだから困ったものだ。なんとも目敏い子である。

 その後、社長への挨拶することになった。ここの社長は一代で会社を作ったイケイケ若手野郎だそうで、アイドルも好きなようだ。そして、美希は律子に、年上の自信家には開いてを褒める挨拶をしろといわれたそうである。そのため、何を褒めればいいのかとタッチイベントが発生。経営手腕ということで腕でも褒めればいいのかと思い指し示したが、そもそも当たり判定が設定されていなかったというオチ。美希はこれを、ほめるところなんてないと勘違いし、そのまま相手をボロクソに言うのでありましたとさ。さすがに今回は相手を怒らせる結果にしかならず、ノーマルコミュニケーション。

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急な事務所拡張
 事務所に帰るといきなり増築というか引越しが行われていた。どうも前作と同じくプロデュース結果によって事務所もランクアップするのだが、それにしても急すぎて驚く。相変わらず事務所の運営はワンマンなのだろうか。

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簡単なお仕事だが面倒なコミュに
 今度は地方TVのお仕事。クイズ番組の正解者に人形を配るだけの簡単なお仕事だそうで、美希も余裕綽々であふぅとあくびをしている。よほど暇なのか、仕事内容を教えてくれたのだが、正解者には赤い犬を、不正解には黄色いライオン、惜しい時には青い何か(美希は正確に言っていたのだが失念)を渡せばいいそうだ。説明後、あまりに楽すぎるので、彼女は喉が渇いたと飲み物を探しにいってしまった。

 さてこうなると、戻ってきた時が大変である。大方の予想通り、やはりどれがどのぬいぐるみか忘れたそうだ。つまり、丁寧に説明してくれたのはクイズの伏線である。こんなの覚えてねーよバカ! と叫びたくなったが、プレイ記録用にメモをとっていたのでなんとか正解。パーフェクトコミュニケーションとなったが、普段だったら間違いなくミスっていただろう。

 こんな風に資金営業をしまくっていると、1st楽曲がいきなり50位以内に入って驚いた。今まではせいぜい60~80位が限界だったというのにすごい進歩だ。もっとも、美希は当然だとあまり喜ばなかったのだが。この後も営業を続けてるとあっさり20位以内に入ったので、どうも序盤はオーディションなどを受けるよりも資金営業をしたほうがファンを増やしやすく良い結果を出せそうだ。

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大胆というか無茶苦茶というか
 次の営業はちょっとしたふれあい。何でも仏作って魂入れるの撮影会だそうだが、いきなりアクシデントが発生。まだ途中なのにステージから戻ってきた美希を見て、どこか具合でも悪くなったと問うPだが、返答は別に何てことはないというのだからずっこける。まったく無駄な騒ぎを……と思っていると、今度は胸が痛いからさすってくれなどと言いだす。かと思いきや、本当は目にゴミが入って痛いと言うのだからなんだお前はと冷めた反応にもなろう。すると、美希からプロデューサーは冷たいなどと言われたが、自業自得というものだ。

 結局彼女はそのままステージに戻ろうとしたので、声をかけて目をタッチしゴミをとってやった。これだけは本当だったようなので、なんとか体調が元に戻ったらしい彼女。そして、「真に美希のことを思えば、胸をさすってやったりするのではなく、一秒でも早く良い状態でステージに戻してやるのが一番だ」とプロデューサーが言ったところ、それを彼女がカッコいいと思ってくれたそうだ。まァそれは良いのだが、美希はなんとファンの人にもカッコいいPを撮影して欲しいとか言い出すのだから破天荒すぎる。しかもそのままステージにひっぱられ、美希と一緒に写真を撮られまくるプロデューサー。そして沸く会場。おまけにパーフェクトコミュニケーションとなったのだから、意味がわからないとしかいいようがない。

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地方の番組にしても無茶だ
 今度はもっと地方TVのお仕事。「長時間耐久ゴルフ」という番組に挑戦するそうだが、なんという頭の悪い企画だ……。タイトルの時点で出オチなのがよくわかる。

 言うまでもなくえらい長いようで、さすがに美希も疲れが顔だけでなく口にも出まくる。なんでも学校のマラソン大会よりしんどいんだそうだ。Pがもう少し努力できないかといっても、どうしても無理と答えられる。しかし、今更逃げるわけにいかないだろ? と言ったところ、「じゃあミキと一緒にカケオチしよっ!」などと言い出すんだから、思わずハァ!? と言ってしまうわけだ。どうも彼女、プロデューサーを自分の彼氏か何かと勘違いしているらしい。結局、歩いていると健康に良いことがあるんだぞだとか、レッスンが後で楽になるぞと適当にごまかしてなんとかやる気を出してもらった。

 しかし、さすがに後半まで来るとバテバテ。挙句にお菓子の夢が見えるとか言い出してどうしようもないので、少しばかり選択肢で休憩させることに。とはいえこれは不正解だったようで、美希はこんなところで休んだら動けなくなっちゃうかもしれないと言い残し寝てしまった。結局、そのままリタイアになりノーマルコミュニケーションとなってしまったわけだが、なんとも美希の営業は難しい。どうも常識外れすぎる選択肢が多いようだ。

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何を言っているんだキミは
 続いては映画のお仕事。なんと主演映画の舞台挨拶といういきなりランクが上がりすぎた仕事になったのだが、どうもこれはレッスンによってユニットレベルが上がったことと、1st楽曲が20位以内に入ったせいらしい。確かに相応の仕事とは言えるのだが、人気の上昇係数が異常としか言えまい。まだ竜宮小町とすら戦っていないのだぞ。

 さて、とにかく挨拶をすることになったのだが、観客席の一番前には名前の書いた旗を持っている人がいるし、他にはユニットメンバーの名前をかいたうちわを振っている人もいる。とにかくえらい人気なのだが、しかし美希は黙ったままである。そして喋ったかと思えば、お願いがあるんだそう。内容はいきなり自分の胸を触れなどという無茶なものだったので、さすがにPは動揺。なんだ触ったら警察を呼ぶとかセクハラで社会的に抹殺するのかとオドオドしつつタッチイベントが発生してしまったので一瞬だけ触れたところ、なんと実は長い間タッチする必要があったのだ。こういうのは事前説明がないとわかるわけがないだろう。

 ところでなぜ胸を触れとかいう話になったのかと思えば、美希は異様にドキドキしているのだそうだ。どうも最近は仕事の前にドキドキすることが結構あるらしい。Pは病気を疑うが、別に仕事が終わればなんともないそうだし、そもそも楽屋でおにぎり5つとシュークリーム3つを食べたそうなので、健康面は問題ないだろう。そして、仕事も嫌なわけでもないそうだ。美希はこれがよくわからないと言うので、Pはそれが期待なのだと答えたのであった。今までと違って仕事のスケールも大きくなり、楽しいからワクワクしているのだろうと言ったところ、これに同意してもらえた。そして、緊張を楽しみつつ舞台に立つ彼女。

 どうも美希は大きな仕事をするのに向いている性格をしているようで、なるほど確かに大物といった感じである。能天気で破天荒な性格もまた、才能の一つというやつか。

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強制敗北その1
 十週目は竜宮小町と対戦し強制敗北。ユニットレベルは6でビジュアル特化だったが、まだ勝てず。とはいえ、楽曲売り上げでは圧倒的に勝っているのだが。

竜宮小町に勝つまでのお仕事

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DLCを選んだのはいいが……
 2ndは「Little Match Girl」という初回限定DLCの曲を発表した。それ自体は別に良かったのだが、あまりに営業とレッスンをしすぎてオーディションを受けることなどすっかり忘れており、初週販売が6万程度になってしまったので笑ってしまう。1stを大きく下回る売り上げなわけで、一回はオーディションなどを受けてハイスコアを出さないとまずいことをすっかり忘れてしまった。

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営業しすぎも考え物である
 そんなわけでこの後も営業浸り。今度は全国TVCMのお仕事に挑戦した。

 CMの内容としては、「恋人にしたい女の子」というテーマで今の楽曲の宣伝を撮っているとのこと。すると、いきなりお腹すいたとかで抜け出してきた美希。Pがそれを嗜めようとすると、役はあっさり出来るから問題ないというのだ。そんなことを言われても当然のように不安になるPを見て、今すぐやってあげるという彼女。何でも自分は歩いているだけで役をこなせるそうで、その過剰な自信がどこから湧くのかと言えば、最近は彼女になって欲しいというメールが1日に30通ほど届くからとのこと。無論すべて断っているとのことだが、モテるにしても異常すぎるだろう。それが本当なら、隠れて男と付き合ってそうなものである。

 ただ、それだけで良いCMが出来るわけではない。だいたい、プロデューサーが恋人にしたいとまでは思わなかったと指摘すると、彼女は、それはPが自分のことを嫌いなだけではないのかと問う。これは別にそういうわけではなく、とにかく大勢を引きつける努力が必要なので、色っぽいポーズでもしておけとアドバイス。試させるとすぐに演技が良くなったので褒めたところ、彼女は「恋人にしたいと思った?」などと言い出すのであった。すると、Pは「俺はもう少し清純なほうがいいかなあ」などと言い出し、美希は言う通りにしたのにひどすぎると怒り出してノーマルコミュニケーションになってしまった。

 いやしかし、このプロデューサーはひどい。自分で色っぽくしておけなどと言っておきながら、いやそれは好みじゃないしなどと言い出すとは笑える。そこはウソでもはいはいと言っておけばいいというのに、バカ正直なんだか単なるバカなんだか……。しかもそのせいでノーマルコミュになるのがまたしんどい。

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タムキクの元ネタももうオッサンか
 続いては全国ネットのお仕事。ユニットで新作チョコレートのCMに出ることになったのだが、美希の恋人役として人気俳優の田村菊也、通称タムキクが出るとかですごい話題性だそうだ。これは人気獲得のチャンスと鼻息も荒くなろう。

 しかし、一方の美希はやる気なし。なんでも台本を見たら帰りたくなったそうである。当然Pは断るなんてとんでもない! と怒りそうになったところ、美希もそれがわかっていて我慢していると逆に反発されてしまった。どうもこのやり取りを見ていると、過保護な親と、親が思っている以上に賢い子供みたいである。

 ではタムキクと競演することに緊張しているのかと聞くと、美希は何か癪に障ったらしく、本格的に怒り出してしまった。挙句に眠いからあっちに行ってろと言い出すし、まったくもって子供みたいなスネ方だ。とにかくこれでは困るので、心配事があるならすぐに言ってくれと頼むと、いちごババロアが突然食べたくなったから買ってきてくれと言い出したのである。もうすぐ撮影だというのになんていうことを言い出すんだこのガキは……と一瞬思うものの、「ウソをついて撮影を見ていたら泣いちゃう」などと言い出すので、何か彼女なりの思惑があるのだろうと気づく。ここは仕方なく、撮影を見ずにお使いへ行くことにした。

 戻ってくると、撮影は一発OKで終えていた。そして急に元気になってる美希。いい加減に何が嫌だったのかと話してくれと頼んだところ、何でも少しだけラブっぽいシーンがあったんだそうだ。そして、そういうのを意識している人には見られたくないんだそうで……。その理屈としては納得したのだが、美希が何をどうしてこのPを気に入ったのかまったくもって腑に落ちない終わり方となった。しかもどうも、その思いは確固たるものになってしまっているようで、困ったとしか言いようの無い話である。

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またもや休日に遭遇
 この後、イベントが発生。プロデューサーはオフの日に夕方へ商店街に出向いたところ、美希と会う。しかも女性がえらい行列を作っている店に並んでいるので、何か嫌な予感がすると、やはり彼女から声をかけられたのでもうアウトである。

 何でも美希曰く、ナイスタイミングだそうである。そして、どんなケーキが好きなのか聞かれたのでチョコケーキと選択肢で答えたら、Pは苺っぽいのに残念だなどと言われた。そして、彼女のまったくもって意味がわからない独り言は続き、人気のお店だからどうのこうのとブツブツ言いながら悩んでいる。ようやく考えが終わったのかと思えば、今度は自分の代わりにここに並べなどと言い出すのであった。Pは訳が分からないと主張するものの、いいから並べと反論する余地なし。どこに行くのかと聞いても、女の子にそんなことを聞くのはヤボだと言われてしまった。

 そんなわけで並ぶことになってしまったこの行列だが、正体は言うまでもなくケーキ屋のものだったそうだ。とにかくケーキを買ってくれるらしいことはわかったのだが、戻ってきた彼女にどういうことなのだと聞いてもやはり秘密と言われてしまう。まァ、Pのためにとか言っていたので、おおよそ他のケーキ屋でチョコレートケーキでも探してきたのか? と選択肢で質問をしたところ正解であった。

 なんでもPの好きなケーキを探したかったそうだが、今並んでいるこの店にあるかがわからない。となると、他の店を探して来たかった為に代理で並んでもらうことにしたそうだ。結局は何もなかったそうなので、今並んでいるこの一番好きなお店で買うことにしたようなのだか。しかしなぜケーキをプレゼントしてくれるのかと思えば、明日がPの誕生日なんだそうである。ふーん、そうなのかーと思っていたところ、本人はそれが間違っていると否定。実は美希、事務員から間違った情報を聞いて準備し出してしまったそうで、こんなマヌケなことになってしまったようだ。

 それにしてもプレゼントする相手に行列へ並ばせるとは何てことだと思いつつも、そのケーキを買ってくれるという心意気を嬉しく思ったプロデューサー。そんなわけで、一緒にケーキでも食べようと店に誘ったところ、美希から甘い苺の香り。どうもPが並んでいる間に別の店で一つ食べてきたようで、なんとも抜け目のない子である。

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頭は大丈夫か
 次の営業は声のお仕事。海外の子供向けアニメの吹き替えを行うそうだ。

 美希の役はセクシーなネコのキャラだそうで、仕事の前からプロニューニャーだの語尾にニャーとつけるだので恥ずかしすぎるどころか病院を勧めたくなる有様。しかし本人は大好きだから「まったく恥ずかしくないニャー」だそう。Pはネコみたいに眠るのが好きなのかと選択肢で質問したところ、その通りだそうである。その上、近づいてきてネコの如く甘えてくるのだから困ったとしかいいようがあるまい。

 Pがいい加減にさっさと元に戻れといっても、せっかくノってるんだしそのままがいいと言う彼女。ならネコ以外の役の連中でもしてろとアルパカやナマケモノのサラリーマン役を薦めるも、嫌だと一蹴。更にスタッフから準備に時間がかかるからまだ待機していろと言われてながらこの甘えられている有様を見られたわけで、どうしようもない。

 そんなわけでどうにかせねばと思ったPは、彼女をネコ扱いし喉元をなでて落ち着かせようとしはじめる。すると、くすぐったがって笑い始める美希。結局はこれで落ち着きを取り戻せたそうで、満足してようやく普通に戻ってくれた。

 これでパーフェクトコミュニケーションになったのだが、しかしこの様子、傍から見ればイチャついていただけである。近いうちにスキャンダルになるぞ。

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ファンに手を振るだけの営業
 続いては地方TVCMのお仕事。野外でのイメージCMを撮影していると、おじいちゃんやおばあちゃんといった年配ファンが手を振ってくれたのだ。随分と知名度が上がったものだ。これからも更に頑張らないとな! ……というだけでパーフェクトコミュニケーションになって終わってしまった。あまりにも一瞬で終わりナンジャコラと叫んでしまったのだが、どうも中にはこういう粗悪なものも混じっている様子。ゲーム的には選択肢もなくパーフェクトでオイシイのだが……。

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事務所に残る美希
 その後、またもやイベントが発生。Pが事務所から帰ろうとしたところ、まだ電気がついており誰かが中に残っているのだ。自分が最後のはずなので、きちんと電気を消してから帰らないとまずいだろう。そんなわけで電気を消したところ、まだ美希がいたのであった。そしてまたPをヘンタイ扱いしだす。彼女が言うには、暗いところに立ってるからお化けかと思ったそうだが、ヘンタイとか言ってたじゃねーか。

 なぜ残っているのか聞くと、なんでも事務員に借りていた雑誌を読んでいたんだそうな。そして読み終えてすぐに返そうと考えていたそうなのだが、既に彼女は帰ってしまっていた。しかしここまで遅く残るとは、読んでいるものは恋愛雑誌か何かなのかなと聞いてみたところ、違うらしい。「ミキ的には彼氏を作るのはいつでもできるから、そういう雑誌なんて読まなくてもいい」そうで、何でも校内放送で現在彼氏募集中と言ったらあっという間に百人くらい彼氏ができるとのこと。それが本当ならば、モテるというか集団催眠や何らかの病気を疑いたくなるレベルである。

 では何を読んでいるのかといえば、有名な音楽雑誌を読んで芸能界のライバルを研究していたようだ。まったく勉強熱心で驚くが、とにかく竜宮小町に勝ちたいらしい。美希はあずさに憧れて本気でアイドルを志したとのことで、こうなると才能があるらしい彼女は有能にもなるだろう。

 ところで勝った後はどうするんだとPが聞くと、美希はそんなことは考えてもなかったとのこと。まァ、取らぬ狸の皮算用になるからあんまり考えなくてもいいだろうとこの場では深く話をしなかったが、これでは勝ったあとにやる気がなくなるのではとプロデューサーは不安になった。

 その後、12時過ぎまで仕事をした後帰ろうとすると、またもや美希の登場。先ほど話した勝った後のことを考えていたそうだが、そのままアイドルをやって楽しく過ごすか、引退して毎日寝て過ごすか、彼氏でも作ってラブラブするかのどれかにしようと考えたとのこと。そして、どれが一番なのかと聞かれたので、これはもうアイドルとして頑張れとしか言えないだろう。無論、この回答は美希にとっても予想通りだったようだ。

 そんなわけでまた美希は考え込んでしまうのだが、どうも彼女にとって結構深刻な問題らしい。Pは悩ませたことを悪く思ったのか、なぜかいきなり今度気晴らしにどこかへ連れてってやると言い出した。罪滅ぼしとのことだが、こんなのは体の良いというか訳の分からない強引な誘いでしかないだろう。とにかく、美希は喜んでくれているので問題はないのか。

 そして、悩む自分を心配してくれたことを喜ぶ美希に対し、Pは「仕事だから美希のことはいつも考えているよ」と言うと、彼女はどこか不満そうな表情を浮かべる。このあたりをキッチリわかってもらえるといいのだが、いやどうも、ロクでもないことになりそうな予感しかしない。

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またもや「Shiny Smile」
 そろそろ新曲発表の時期なので、3rdは「Shiny Smile」にしてみた。このころになると、ユニットレベルは12、思い出は3目前となかなか育ってきただろう。販売枚数も稼ぐため、発表後初週はライブへ行きハイスコアを稼いだところ、発売初週に31万となかなか健闘した。

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竜宮小町とはこの挨拶の後、流れ作業のように勝利
 冬服になったころ、いよいよ竜宮小町と対決しあっさりと勝利。律子とあずさに褒められて、かなり喜ぶ美希。美希は何でも、本当は竜宮小町に入りたかったんだそうな。けれどもやる気がないと入れてもらえず、悔しい思いをしアイドル活動に奮起したんだそうだ。

 そして冬馬の登場。仲間をバカにされてえらい怒る美希だが、今度はこいつに対する奮起で頑張ってくれれば良いのだが……。

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またこれか
 竜宮小町への勝利後は固定イベントの発生。明日は休みだと喜ぶPの元に事務員から電話がかかってきて、翌日の休日をキャンセルして遊園地で美希と仕事してこいという春香と同じような話になるのであった。思わずぶち殺すぞといいたくなるイベントがまた発生である。

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やる気のないPと、もっとやる気のない美希
 仕方なく出勤すると、美希もしぶしぶ出てくる。よく遅刻しなかったなと言うと、彼女は最後になる仕事を遅刻なんてしないと反論するのであった。一体最後の仕事とはなんだ? と聞くPだが、なんでもないとはぐらかされる。

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諦めも早い美希
 その後、四回中三回のステージを問題なく終えた美希だが、やはりPは最後の仕事という言葉が気になる。そのため、もうアイドルをやめる気なのではないかと聞いてみることにしたのだが、やはり予想通り、竜宮小町に勝ったらだんだん力が抜けて何をすればいいのかわからなくなったとのこと。そして、このままアイドルを続けても迷惑をかけるだけだからやめるつもりだそうだ。Pはファンやユニットの面子をどうするんだ、IA大賞を諦めたくないと説得するも、美希はどうしてもやる気が出ないらしい。

 そしてここで音響トラブルが発生し、またもやカラオケが故障。この遊園地、そんなに設備がボロいのか。これを見て美希は、このまま帰っても別にいいやと言い出すが、Pは美希の歌が聴きたいから諦めるな! と強引に言い聞かせつつ、とにかく機械を直して待たせることに。

 すると彼女、自分がアイドルをやめたら嫌いになるかと妙なことを聞いてきた。まァ、アイドルをやめられたら自分のハリウッド行きもなくなって困るわけだが、それは逆恨みというものだ。そんなわけで、別にアイドルをやめたからといって嫌いにはならないし好きだと答えたところ、美希はプロデューサーはそんなに自分が好きだったのか! と何かを勘違いしだした。おまけに「これはもうプロポーズと思っていいのでは」などと言い出す彼女。その上、なぜかこれで機嫌を直したらしくライブに出ようとし、機械を直そうと蹴り飛ばしたのだ。Pは当然顔面蒼白になるも、これってあっという間に直ったのだから失笑ものである。

 仕事を終えた後、美希は「プロデューサーはミキがアイドルしててもしてなくっても、好きなんだよね?」と聞いてくる。今更撤回はできないのでそうだと答えると、「じゃあアイドルしてて、いつもみたいによく寝てて、女の子してたら三倍好きなの?」と聞かれるのであった。まァ理屈の上ではそういうことになるのでは? と答えてみたところ、美希は正式にアイドル引退を撤回するのであった。何でも、アイドルして毎日寝てラブラブな彼氏を作るという、すべての目的を総取りすることにしたのだ。これにはPも思わず笑ったが、そのほうが彼女らしいとアイドルを続けることを喜んでいた。

 何より、まだPに遊びに連れていってもらう約束も達成していないためやめるわけにはいかないらしい。そんなわけでとにかくアイドル引退の危機は去ったわけだが、彼女はPに対し、「約束を覚えておいてねハニー」などと言い出すのであった。つまり、ラブラブな彼氏を作るというターゲットとして完璧に捉えられたというわけで……。あーあ、という言葉しかでない。もっとも、Pのほうは鈍くこれにまだ良く気づいていないようだが、平穏なプロデューサー人生の崩壊へのカウントダウンはひそかに始まったというわけか。

○ アイドルマスター 2 11 美希のハニー
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アイドルマスター 2 09 やよいのお兄ちゃん

14歳の悩み

 前回は二周目をはじめ、高槻 やよいをリーダーとする「とうろうのおの」をプロデュースしはじめたのであった。育成は順調に進み、竜宮小町を楽に倒して彼女の家にお呼ばれするほどには親しくなった。今回は一気にラストまで行ってしまおう。

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仕事のスケールも大きくなってきた
 3rd楽曲の宣伝をしばらくした後は、またもや営業とレッスン漬けである。今回は地方TVのお仕事へと向かった。

 今回は準主役の映画撮影をする上に、海辺のスタジオまで作ってあるという豪華な具合となった。やよいの役柄は体が弱い子だそうで、彼女はその演技をPに見てもらうのであった。しかしそれがまたひどく、元気すぎる上に十本アニメくらいに棒であった。

 元気であるやよいは体が弱いというのがわからないそうなので、弱々しくやれとアドバイスをするも、今度はわざとらしくセキをしまくりで今にも死にそうな演技になってしまう。Pはそれもまずいと思い、凛としたお嬢様みたいにすれば良いと言ったところ、やよいはこれを伊織みたいな感じと解釈。ああ、これはまずいなと思ったところ、意外や意外、パーフェクトコミュニケーションになったのだから笑える。伊織もさすがに病気の時は普通なのだろうか。

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今度は公開録音
 続いてはラジオのお仕事。公開録音で歌の宣伝をすることにしたのだが、いかにアピールするのか皆で検討することになった。って、こんなの事前に決めておけという話だが、営業イベントを作る上ではこういう話にするしかないのだろう。

 やよいがリーダーとしてまとめるにしても、思っていることが皆違ったそうでシャクシャクしてきたそうである。一体何の話だと思えば、ギクシャクの間違いだそうだ。そして、彼女は自分の意見を引っ込めてしまうのだが、それでいいのだろうかと悩んでいるらしい。Pはお前がまとめろとアドバイスしたのだが、どうも優柔不断になってまとめられないと言い出し、ノーマルコミュニケーションになってしまった。

 どうもこの営業、やよいがリーダーか否かというのを考慮されてないようだ。彼女がリーダーなら普通はまとめるべきなのだが、おそらくこれは彼女がサブメンバーでも見られるイベントなので、まとめろというと失敗することになるのだろう。

 この辺りで二十四週目に入り、竜宮小町が冬馬に敗北。そして3rd楽曲である「SMOKY THRILL」がベスト10入り。そのうち順位は下がると思うが、IA大賞ノミネートは確実となっただろう。

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やよいもいよいよアニメに
 次は声のお仕事。子供向け人気アニメにゲスト声優として出演することになったそうだが、芸能人がアニメに出演するとなると嫌な顔をする人も多かろう。

 このアニメは三十年も続く長寿アニメだそうで、やよいやその兄弟も相当のファンだそうだ。そのため声優にサインをもらっていいかと浮かれまくっている彼女なのだが、Pはこれを見て叱るか見守るか迷う。僕はサインくらいかまわないだろうと見守る選択肢を選んだのだが、その何も言わぬPから逆にプレッシャーを感じたのか、はしゃぎすぎたと反省するやよい。

 ただ、これはこれで逆に落ち込みすぎたので、話を変えてPがアニメは好きなのかと質問。前述の通り相当好きだそうなので、やよいははしゃぎすぎたらしい。ならば、今度は自分が仕事する側に回るのだから、アニメを見る子をがっかりさせないようにしろと言ったところ、仕事に集中してくれるようになったようだ。おまけに、仕事をしっかりしたお陰で声優から逆にサインをせがまれる始末。これで何よりということでパーフェクトコミュニケーションとなった。

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これまたやよいっぽくない曲だが
 この後、4th楽曲として「Kosmos, Cosmos」を発表。気づけば二十七週でユニットレベルが15になり、難易度10のオーディションまで登場する非常に早い育成ペースになってきた。

 ここでオーディションやライブのコツも掴めて来た。ステータスを一つ特化にして、アクセサリでサブ能力をぼちぼちにし、バーストを使わないほうがおいしい(バーストは能力が平均的だと強いのだが、上げるのに時間がかかりすぎる)ようだ。

 そして、敵アイドルと戦うフェスを受ける必要性というのがあまり感じられなくなってきた。これは負けやすい割に難しいので、資金はかかるがクインテットライブにしておいたほうがリターンは大きい。また、出現するオーディションやフェスの難易度はユニットレベル依存のようなので、序盤はとにかくレッスンをしていったほうが良いようである。

 ただし順調に見える育成にも、一つだけ不安点がある。それは、挫折少女隊ではあっさりと発生したスーパーブレイクがまったく発生しないのだ。不思議にも思えるが、そもそも前回がレアケースだった気もする。フェスも受けないとスーパーブレイクにならないのだろうか……。

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また50%しか力を出さなかった冬馬
 そして、三十二週で冬馬と対決。道中は同じく、喧嘩をふっかけてきたのをPが無視するも、やよいが勝手に受けてしまうというものであった。そして結果もやはり同じく、落雷で中止というもの。固定シナリオということで仕方ないのだが、ちと寂しい。

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貧しいと甘味はひどく褒美になると聞いたことはあるが
 しばらくファン人数を獲得してから、またもや営業に戻る。今度はお菓子メーカーとタイアップCM放映記念のパーティーに参加した。

 やよいは周囲のお菓子に目移りしまくり。話を聞かないくらいなので、タッチイベントにておでこを叩いて正気に戻したのだが、それは変なやりかただと注意されてしまった。相変わらずタッチイベントだけ難易度が異常に高い。

 Pが食べ物ばかり見ていただろうと指摘すると、「あたりですー」と当然のような反応。どうも会場のスタッフによると余ったお菓子を捨てるらしく、それを聞いていたやよいはお菓子がかわいそうで気が気でないそうだ。とはいえもらうわけにもいかず……と、そんな話をしていると、その話をスポンサーの社長が聞いていたらしく、食べ物を大切にする心意気に感動して持って帰ってくれと言われたのであった。というわけでグッドコミュニケーション。

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えらいブレているスクリーンショット
 5th楽曲は「キラメキラリ」を発表。ここでふと、ひょっとしてBPMが早い曲のほうがアピール回数は増えてスコアが出るのか? と思ったのだが、スコアはちゃんと曲のBPMごとに一打が重くなったり軽くなったりするようだ。また、ハイスコアを稼ぐコツもわかった。どうも曲終了時のギリギリでバーストすると、入力できる時間が若干伸びるのである。これのお陰でスコアが最高で1万近く伸びるのだが、やけに効果的すぎて恐ろしい。

 楽曲売り上げとしては、4thの時点でIA大賞ノミネートは確実となった。スーパーブレイクが発生しないためにこの5thも売り上げが100万ちょっとで頭打ちなのが痛いが、これで売れていないといったら贅沢が過ぎるだろう。

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立派になっても貧乏性は変わらず
 その後は営業を行い、全国ネットのお仕事に挑戦。やよい達がアイスクリームのイメージガールに選ばれたそうで、その記者会見を行うそうだ。まったくもってアイドルとして箔が付いたものである。

 すると、やよいがいきなり大変だと言い出すのであった。何事かと思えば、会場が暑すぎるのだとか。これはどうも照明のせいだが、何が大変なのかと言えば、手に持ってアピールするアイスが溶けてドロドロになってしまうのが我慢できないそうだ。Pは食べてしまえばいいだろうと言うと、会見中でもいいのかと聞くやよい。これは、まァ宣伝になるだろうから問題なしということに。

 しかしそこまでアイスが好きなのかとPが聞いてみると、別にそんなことは考えたことがないという妙な返答が帰ってきた。どういうことかといえば、今まで貧乏でアイスというものをあまり食ったことがないらしいのだから、なんと言えばいいのか。その上、「アイスはお祭りの日の食べ物ですよね!」などと言い出すので、悲しくなってきた。

 とはいえ、今はトップアイドルの地位を持つやよいである。Pは、アイスを買ってみて溶かしたり色々な食べ方はしてみないのかと問うと、いきなり興奮しだしもったいないと力説するやよい。しかも、9歳の時の誕生日に、アイスが溶けて弟が何か大変なことをしてかしたらしい。おそらくは手を突っ込んで部屋を汚したとかなのだろうが、そのことが余程衝撃だったらしく、アイスが溶けたことに対しトラウマを持っている様子で、取り乱しまくる彼女。なんだか非常に申し訳ない気分になりつつノーマルコミュニケーションとなった。

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隠しフェス……なのか?
 さて、その後は地道にファン数を獲得していたのだが、上方エリアのファン数を十万以上にしたところ、見慣れない「歌姫・歌王子フェス」というのが登場した。もしかしたら、これが部門賞を得るための隠しフェスなのかもしれないのだ。

 実はゲーム中に来る社長のメールで部門賞について書いてあったのだ。そのエリアでのファン人数が10万を超え、ランキングで20位以内になると参加できるフェスがあるそうで、それに勝てば部門賞となるらしい。前回も見ていたはずなのだが、すっかり忘れていた。

 そんなわけで三十八週目に急に出現したこれが隠しフェスだと思うのだが、しかし難易度が9でやけに簡単そう。果たして本当にこれがそうなのか? と疑問に思いつつ挑戦したところ、42000対53200で負けてしまったのだから情けない。敗因としては思い出レベルが2だったことや、記者がフェス向きのものでなかったことがあるので、やはり万全の準備をしなければならないのだろう。

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留学決定イベント
 さて、この頃にはIA大賞のノミネートが確定となり、同時にハリウッド留学が決定した。するとイベントが発生。今回は竜宮小町の脱落が事務員によりやよいに伝えられたそうだが、そのせいで話が動くようだ。

 その後、仕事帰りにやよいから電話が来るのである。Pは竜宮小町の話かと察するも実は違うらしく、どうも用件がはっきりしない。電話越しの様子から見るに、両親の帰りが遅くて寂しがっているようなのだ。しかしそれを指摘すると、やよいは「寂しいって言っちゃいけないんです!」と怒りそうになるので、どうもいつもは過剰に元気でいなければならないと思っているようだ。その話をじっくりしようとするも、やよいはどうも弱い自分を見せたくないようで、焦って電話を切ってしまうのであった。

 するとまた電話がかかってくる。誰かと思えば今度は伊織。どんな用件かといえば、ハリウッド行きのことで怒っているのであった。そして、やよいのことで相談があるらしいので、明日の昼に公園で待ち合わせをしようなどといきなり言い出す彼女。まったく、誰も彼も忙しそうだ。

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公園で翔太に遭遇
 翌日公園へ行くと、なんと御手洗 翔太がいた(この時系列ではまだジュピターの面子が誰かわかっていない)。「そんなにじっと見るだなんて僕のこと好きなの?」などと言い出す翔太に対し、伊織に会いに来ただけだと言ったところ、彼もまた伊織を探しているそうだ。翔太は、Pが彼女の身内か何かと考えはじめたところで、こんなのが身内とはなんだと伊織がキレつつ登場。

 ところで翔太がなぜ伊織を探していたのかというと、社長から竜宮小町が最大のライバルになるかもしれないと言われていたそうで、その偵察に来たのだとか。なんでもその人物は裏から手を回して潰すつもりだったそうだが、こうして会ってみればそうするまでもなかったと判断したようだ。無礼なことを言われ当然怒る伊織であるが、その汚いやり口で翔太が961プロ関連の者だということに気づいたようだ。そして、さすがに喋りすぎたと逃げだす彼。

 それはともかく、やよいの話である。伊織はやよいと良きライバルとして競争し最後まで一緒に行こうと約束していたのに、竜宮小町がIA大賞ノミネートから脱落してしまったので謝ろうとしたのだそう。しかし、やよいはそのことを事前に知っていたため、そのことをじっくり話す前に、空元気な感じでパーティーに誘われた様子。それであまりにもやよいが落ち込んでいることに気づいたので、Pになんとか元気づけてやってくれと相談しに来たそうだ。この伊織、なんだかんだで友達のことだけは大切に思っているようだ。やよいは寂しさを隠そうとするので、何とかしてやらねばなるまい。

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カモンジュピター
 さて、隠しフェスを出すためにファン数を獲得していると、四十一週目になりノミネート発表会になった。ここでは言うまでもなくジュピターが登場する。

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翔太とやよいの遭遇
 会場では翔太に遭遇。こいつはいきなり、次のライバルとして確認したいからやよいと会わせろというのであった。プロデューサーは断るが、何も知らないやよいはあっさりとこっちに来てしまうのであった。P曰く、翔太の腹黒に影響されると困るだとかそうだが、まァ多少は揉まれたほうが良いのではないか。子供は純真であるという考えはどうかと。

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相変わらずおバカなやよい
 そんなわけで翔太にライバル視されたやよいであるが、彼女からすればそんなことはどうでもいいらしい。それどころか、この場に伊織がいなくて不安なんだそうだ。元気がない理由もおそらくこれなのだろう。

 ちなみに、やよいは翔太がジュピターのメンバーだということに気づいていなかったらしい。まったく集中力が欠け過ぎだが、そのくらいに伊織が心配なのだろうか。と、そこに黒井社長が出て来てまたもや色々な文句を言う。勝てない勝負に挑んで恥をかく前に辞退しろと言われPが言葉を返せないでいると、やよいが「私達はみんなで励ましあって頑張ってきたから、Pに色々教えてもらったから、ファンや友達家族のために辞退なんかしません!」だそう。いやまったく、Pよりやよいのほうが頼りになりそうだ。もっとも、彼女がこう反論した時に手が震えていたので、かなり無理をしていたようなのだが。

 そして、Pが電話の時も寂しいのを我慢していたのではないかと聞くと、やよいは苦しくはなるがよくわからないと答える。どうもいっぱいいいっぱいでさすがのやよいも疲れているのは間違いないようなので、無理ならここでリーダーを交代しようと提案をすると、やはり無理に元気を出そうとする彼女。それを見たプロデューサーは、どうしてもプレッシャーに耐えられなかったら交代を申し出てくれと言うのであった。

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これまた同じ展開になる
 そして、早くもやよいがプレッシャーに耐えられるか試すことに。具体的にどうするのかと言えば、ハリウッド行きの話をするのである。

 はじめこそハリウッドがどういう場所かわからず事情を飲み込めないやよいだったが、時々帰ってくることすら難しいことを知ると、さすがに落ち込んでしまう。それでも先ほどの話を思い出し、大丈夫だから頑張るというやよいであるが、言葉に覇気はなく笑顔もない。プロデューサーは、本当に大丈夫なら笑ってくれと言うも、表情は曇ったまま。こうなればリーダーを変えるしかないといったところで、やよいは強引に笑って頑張ると言い出したのだ。さすがにこれを見たPは、しばらく彼女にリーダーを任せることにした。まァしかし、やはりこんな子には荷が重いだろう。何だかんだ言ったとしても、所詮は14歳なのだ。

お兄ちゃんプロデューサー

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映画? の仕事
 またもや営業の仕事に戻り、今度は映画のお仕事に挑戦。映画の仕事といっておきながら、大作ミュージカルの主役に抜擢されたとかいう設定なのだから意味がわからないが、見逃しておくべきなのだろう。

 この後通し稽古を行うのだが、やよいは台詞を覚えながら歩いていたらプロデューサーとぶつかってしまった。そこまで熱心ならばもはやバッチリなのかと思いきや、ぶつかったせいでド忘れしてしまった様子。どうもいっぱいいっぱいなせいで少しの衝撃がまずかったらしい。これをなんとかするためにタッチイベントが発生したのだが、何をどうすればいいのかさっぱりわからない上に、なんと長押しする必要があったのだ。こんなん言われないとわかんねーよ! と叫びつつ頭に一瞬だけ触れると、ヘアスタイルが崩れたと文句を言われるだけなのだから困った話である。

 そして、Pはやよいの手に何かがあることに気づく。それを指摘すると隠す彼女であるが、こうなると見なければまずいだろう。一体何かと思えば、台詞のカンペだったのだ。やよいはもし忘れたら怖いと心配だったと言い訳をするので、見つからないように持っておけとアドバイスしたところ、怒らないのかと意外そうな表情。まァ、覚えていないならそれはそれで仕方ないだろう。

 ……と、ここまでは良かったのだが、この後Pが「やよいには期待しすぎてたのかもしれないから、そのカンペも仕方ない。残念だよ。」とか無茶苦茶余計なことを言い出すのだからああもう。すると、やよいはズルしないできちんとやると言い出し、期待しすぎたなどと思わないで欲しいんだそう。まったく、余計なことを言うもんだと思いつつ、ノーマルコミュニケーションになった。

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これが隠しフェスなのか?
 44週目は、中央エリアでファンが10万を超えた上に山原記者を拾えたので隠しフェスに挑戦したかったのだが、やはり出ているのは相変わらず「歌姫・歌王子フェス」というもの。これとは思いにくいのだが、やはりこれなのだろうか? しかし難易度は8であまりそれっぽい気はしないのだが……。

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こっちのが隠しっぽい
 良く分からないので、とりあえず首都エリアにある「VESPERIA」に挑戦。難易度が「?」である超難関フェスなので、これのほうがまだ部門賞っぽいだろう。その上、「スガモちゃんお守り」というバーストが超溜まりやすいお守りを入手していたので、これで一気に押せるのではと挑戦してみた。

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二周目でもクリアできず
 しかし、結果は24000対48000と敗北。最初は押せたものの、やはり倍率が下がりやすく点数を稼げないと意味がない。どうもこのフェス、規格外に難しいようだ。これが隠しだとしたら、地域部門賞など一つも取れないではないか。

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やよいからパーティーのお誘い
 しばらくした後、やよいのイベントが発生。仕事からの帰り際にたまたま遭遇したところ、「伊織ちゃん達を元気づける会」というものに誘ってもらえた。せっかくなので喜んで行かせてもらうことに。

 ところでこのイベント、一体どこでやるのかといえば「いちりゅうかいかん」なる場所のようだ。Pはそれを聞いてすぐに驚く。なぜかといえば、そこは一流の貸しホールだというのだから、とてもやよいが借りるような場所ではないのだ。ではなぜこうなったのかと聞いてみると、伊織の執事に話をして手配を手伝ってもらったところ、こんなことになってしまったとのこと。まったく、金持ちのやることは無茶苦茶だが、やよいは色んな人と一緒にご飯が食べられるだけで幸せだそうなので、これはこれでいいのか。

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とんでもなく豪華なパーティー
 いざ当日になってパーティーへ向かってみれば、会場もすごければ招待客も異常であった。なんでも総理大臣までいたんだそうで、どれだけバカな話なんだ。

 その後、伊織を発見。あまりにすごすぎる会場だと訴えると、彼女からすればパーティーなのに私服OKな時点でかなりカジュアルな場だそうだ。いやまったく、庶民からすればどういう感覚をしているのか不明だ。しかし何にせよ、このパーティーでやよいは元気を取り戻したそうで、伊織からなかなかやるじゃないとお褒めの言葉をもらった。いや、Pはおそらく何もしていないのだが……。

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二人の服が浮くことよ
 その後はやよいに遭遇。彼女は色んな人に会えたり褒めてもらったり、何より上等な飯もあるとのことで元気モリモリだそうな。人を喜ばせて元気になるとは、なんともアイドル向きの性格をしているというものだ。

 そんなところに翔太の登場。なんと961プロにも招待状が来たそうだが、それにしてもなぜ衣装でここに来ているんだか。もしかして、一張羅にしてそれしか服を持っていないという貧乏一家なのか。

 やよいは翔太と会っても至極普通に挨拶し、険悪でない様子。しかし、翔太のほうは態度こそ普通なものの、こんな色んな人が来ているチャンスだというのに、Pとなんか話してそれを生かさないだなんて甘いなと文句をつけはじめた。そして、やよいはそれを間に受けてTV局の人に挨拶へいってしまいましたとさ。これに対しPは怒るのだが、しかし翔太の言うことも尤もである。このプロデューサーはなんとも過保護すぎるだろう。

 その上翔太は、やよいがそんなことも自分で気づかないだなんてライバルとして力不足だとケチをつける。これに対しPは、彼女にはまだまだ秘密があるぞと含み笑いし、翔太を誘ってそれを教えてやることになったのであった。まったく、何を考えているのだか。

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なぜこんなところに
 そして二人がやってきた場所は、なぜか工事現場。これに対し翔太は混乱するが、言うまでもなくプレイヤーだって混乱する。どうなっているんだ。

 ともあれ、プロデューサーはよくわからないやよいの秘密を話し出す。なんでも、工事現場には何が建つかわからないが、それはそれで魅力的だというのだ。翔太はまたもや頭上に疑問符を浮かべまくる。どういうことかといえば、やよいはまだ未完成ながら着実に育っているから、皆の応援や笑顔があればいくらでも成長する。だから決まりきった方針でやっていかなくて良いのだ! ……ということらしい。

 翔太は、ならば間違った工事をして失敗作になるかもしれないと指摘すると、しかしPは自分がついてるから大丈夫だと謎の自信を発揮。何を言っているのかわからないが何を言いたいのかわかったらしい翔太はそれで納得してくれたようだ。

 しかしプレイヤーとしては納得がいかない。そもそも、工事現場には「建築計画のお知らせ」とかいう看板に何を建てるか書いてあることのほうが大半ではないか。おそらくは決まりきった計画を作らずノビノビと育てさせたほうがやよいのためになるというようなことを言いたかったのだろうが、例えが無茶苦茶である。

 会場に戻ってやよいと再び会うと、翔太に謝られたらしい。しかし彼女としても、自分の行動が甘いと言われた時にさすがとギクッとしたようだ。一人ではやはり足りないところがあり、今までそれはプロデューサーのお陰でなんとかなっていたとのこと。しかしこれからはそうも言っていられないわけで、やよいは自分のバカさを反省するのであった。Pはそんなことはないと言うものの、彼女は話をはぐらかして逃げていってしまった。

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隠しフェスっぽいのに挑戦
 イベント後は先ほど見た中央エリアの「歌姫・歌王子フェス」に挑戦。どうも難易度「?」は難しすぎて部門賞のためのフェスとは思えないので、アイコンが特殊なこれをクリアしてみることにした。

 すると、これは49000対31000で勝利。やはり山原記者がいると断然ラクで、ボルテージゲージの増加具合が違う。これで中央エリアの部門賞は取れると思うが、結果発表まではわからないのでどうなることやら。

 ところでもしこれが隠しフェスだとすると、かなりの時間をこの部門賞獲得の活動に割かねばならない。となると、育成の無駄を極力省き、楽曲を売りつつファン人数を一気に増やし、このフェスを荒らしていかねばならないだろう。ついでに楽になるようショップで色々なアイテムを買ったのだが、かなり強いアクセが色々と登場していた。これを揃えたので、次周以降育成は希望を持てそうだ。

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東北もなんとかクリア
 お次は東北エリアの隠しフェスに挑戦。記者が超一流の山原でなく安宅になっていた為不安を感じたのだが、これがボルテージが増えまくりで逆に圧勝。安宅はフェス・ライブ特化の記者なのだが、どうもこの性能に限っては安宅のほうが強いようだ。

 これで恐らくは二部門を獲得したわけで一気に行きたいところなのだが、残念なことに54週となり時間切れ。悔しいが、全制覇は次回の課題としよう。

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また失踪か
 そんなわけでIA大賞グランドファイナル前のイベントが発生。あのパーティ以来やよいときちんと話ができていないプロデューサーは、ふと不安になって電話をしてみることに。しかし通じずお客様センターが出てしまった。しかも家に電話しても、カスミという妹が出てきた上にお姉ちゃんがまだ帰ってこないと言うのだから、春香の時と同じくまーーーた失踪しているようだ。しかしまだ事務所を出て二時間しか経っていないそうなので、心配するにも早すぎるのではないか。

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探してるのはお前じゃねえ
 とにかくPは事務所に走ったのだが、そこにいるのは伊織だけ。事情を話そうとしたが、まだ失踪したのが確定したわけではないので、そのまま逃げ出すように他に行ってしまった。いやしかし、自殺しそうな気配があるならともかく、そんなに焦って探す必要はないと思うのだが。どうせ、どこかでたそがれているだけだろう。

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やよいを発見
 結局やよいは公園の噴水前でたたずんでいるだけであった。携帯は電源を入れていなかっただけだそうで、この辺りの取り越し苦労には既視感を覚える。

 なぜ家に帰らずここにいるのかといえば、彼女はいざIA大賞が発表されるとなるや不安になってきたそうな。賞を取れる自信はあるのだが、その後をどうすればいいか悩んでいるそうだ。やよいは自分をリーダーとして頼りがいがあるとは思っておらず、家でもお姉ちゃんらしくしなければならないとは思っているものの、ふと不安になってしまう瞬間がある。そんな時、これまではプロデューサーに頼れていたが、もしいなくなった時が来たら……、と考えてしまうようだ。

 それに対しプロデューサーは、以前自分のことを家族だと思ってくれと言った話をし、そして、自分のことをお兄ちゃんだと思ってくれと言い出した。その兄がやよいは頑張れる子だと保障するから、どれだけ遠くにいても家族として支えてあげるから、一人で頑張ってくれと説得した。

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こらえた涙がこぼれる
 ちと訳のわからん話だが、もしプロデュースをやめても頼って良いことを教えられたやよいはこれに泣き出すほどに感動したようである。それからしばらくは泣いている彼女をなぐさめ、その様子を見てまだまだ子供だなとこぼすP。いくら気丈に振舞っていようとも、まだ14歳であることは間違いないだろう。

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お兄ちゃんだってさ
 Pがからかったせいか、やよいが料理も洗濯もできますよと反論したところでようやく家族のことを思いだしたようだ。とはいえ、既に連絡はしてあるので大丈夫だと伝えると、彼女はまだしばらくここにいたいと言い出した。何かと思えば、「もうしばらくお兄ちゃんとここにいたいかなーって」だそう。そんなわけでもう少しやよいと一緒に噴水を眺めてから、彼女が元気な時によくやるハイタッチをして元気を取り戻したようだ。

 このイベントを見て一つ気になったのだが、やよいが好きなプレイヤーというのは彼女の「お兄ちゃん」になりたいのだろうか。はっきりいってそれは違う気がするのだが……、いや、皆まで言うまい。

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売り上げてジュピターに負けた
 このあとはジュピターと対決してからグランプリである。翔太との何か特別なイベントがあると思いきや、少々台詞が違うだけで特に何もなかった。売り上げではジュピターに負けていたのだが、これも特に問題なし。

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部門賞を2つゲット
 そしていよいよIA大賞グランプリ。部門賞はスノーホワイト(東北)とフォレストグリーン(中央)を獲得できたので、やはり隠しフェスは「歌姫・歌王子フェス」で間違いないようだ。

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やはり歯切れが悪い
 IA大賞も難なく受賞でき、メンバーも喜びまくり。Pが皆に一年間頑張ったで賞を上げたところ、やよいから「プロデューサーはもっともっと頑張ったで賞」をいただいた。なぜか見下されているのが不思議だが、こう言ってもらえると努力した甲斐があるだろう。

 前回よりは部門賞も取れたことは確かなのだが、やはり相変わらずメンバーには不満が残る様子。真美も真も別の道を歩もうと考えているそうで、なんとも微妙だ。とはいえ、やよいは今のメンバーで続けたいそうなので、あとは彼女の頑張り次第か。

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おセンチになれないP
 その後、彼女達を帰して夜風を浴びるP。一人になるのを慣れなきゃななどと妙にキザなことをごちながらぼーっとしていると、そこにやよいが到着。しかも、みんな向こうで待っているから早く来てくれなどというのだ。まったくおセンチな気分が台無しだが、とにかく付いていくしかあるまい。

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お祝い会であった
 一体どこに行くのかと思えば、やよいの家であった。これからIA大賞を受賞した記念として、ユニットの皆や事務所の面子とお祝い会なんだそう。なんでも家族なんだからこういう時に一緒なのは当然なわけで、言われてみればそれもそうだ。

 しかしその家族になるとか言い出したPはそんなことをすっかり忘れていたようで、こうして誘われてようやく思い出し、一人でおセンチな気持ちになるのがバカバカしいと思ったようだ。そして、やよいがお腹を鳴らしたので、さっそく焼肉パーティーを開始するのであった。

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ごっちゃごちゃなパーティになってることだろう
 こうして狭いであろう家で事務所のメンバー一同 + 家族 + 珍しく帰ってきたやよいの両親という大人数パーティーが開催されるのであった。そして、この時にやよいはみんなのお陰で今まで楽しんでやってこれたから、今後もユニットのみんなと活動していきたいのだそう。これだけ仲間がいれば寂しいはずもないので、励ましあって頑張っていただきたいところだ。

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さらば、とうろうのおの
 その後はいざハリウッド行きである。タクシーがエンストしたり、浜辺に冬馬がいるのなんかも同じだ。空港で、やよいから「頑張って頑張って絶対帰ってきてください。離れててもずっと一緒に頑張りましょう!」と言われつつPはハリウッドへと向かった。

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やっぱり死んだみたいに見える
 そしてハリウッドで彼女達のことを思い出す。きっと遠くはなれていても、やよいは元気なことだろう。いつまでもその笑顔をファンに振りまいてもらいたいものだ。

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総合評価はAになった
 そんなわけで最終結果。今回はスーパーブレイクが発生しなかったせいか、楽曲売り上げがBでチャート順位もAになってしまった。やはりブレイクを任意で起こしたいのだが、はっきり条件がわからないことにはなんとも……。一周目の偶然とは恐ろしい。

 これでプロデューサーレベルとやらが4に上昇。これを限界まで上げると恩恵があるらしいので、次も頑張っていきたい。

○ アイドルマスター 2 10 美希の「仏作って魂入れる」
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アイドルマスター 2 08 やよいの「とうろうのおの」

二周目に行く前に

 前回で春香をリーダーとする挫折少女隊のプロデュースを終了した。このゲームは複数周回プレイすることが前提になっており、当然二周目への引継ぎ要素がある。例えば、ポジション変更ができるようになったり、ステージ・レッスンの仕事をアイドルに任せられるようになったり、竜宮小町の衣装や楽曲が追加されたり、そしてお金・服・アクセが引き継がれるというものである。基本的にはプレイを続けることで有利になっていくようだ。

 ところでアイマス2のプレイ記録をつけていて思ったのだが、やはり動き(モーション)がかわいいというのは重要である。ギャルゲーの立ち絵に動きをつけようとしている作品は多いが、アイマスほどグリグリ動いてくれるのは中々無い。

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グリグリ動くのは間違いない長所である
 先日とあるFlashムービーを見たのだが、それは単なる一枚絵をリズムに合わせて少し縮めたり延ばしたりジャンプさせたり、テンポをとらせるような動きをしているのである。たったそれだけのことなのだが、それだけでグッとキャラクターがかわいらしくなるのであった。

 「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉があるように、静止画だけでなく動きや仕草というものも大事なのだろう。クソつまんねえ漫画がアニメ化すると見れるようなものになったするのも、これが理由の一つとして挙げられるかもしれず。

 やはりアイマスの強みとはやっぱりそれだなァと再度確認させられた。単なる一枚絵でなく、動くのが良いのだと。さすがにこればかりはスクリーンショットで伝えられないのが残念なのだが、気になる人には買ってもらうしかあるまい。

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システムもいくらかマシになった
 ところでこのアイマス2、1のシステムに比べるとだいぶマシになった印象を受ける。前作はレッスンを何十週もやって、営業を少しやって、今度はオーディションを延々と受けるような攻略法になりがちだった。しかもランダム挨拶で調子を揃えなければいけなかったり、シナリオ的に必須な営業イベントが特定条件でしか見られなかったりと問題も多かったものだ。それに比べれば、苦痛が少なく俄然周回プレイをする気になる出来になっている。

 そしてこれから始める二周目だが、基本的な流れは前回と同じである。まずは竜宮小町と戦って一度敗れ、その後勝利。続いてはジュピターと出会ってから引き分けし、また相手が弱体化して勝利というもの。そして、最後はIA大賞という風である。そのため、今回は途中に挟まるイベントだけが違うので、プレイ記録の上でもそれだけを拾うことにする。

 育成計画も前回と同じく、新曲発表後しばらくはファン人気と注目度を高め、それ以外で営業とレッスンに行く予定である。ステータスもダンスとボーカルのみを鍛えていくつもりだ。ただし、前回はハイスコアがBランクだったのでこれを更に稼げるようにするのと、「難易度?」のフェスに勝って、IA大賞の地域賞も獲得したいところ。

元気印の高槻やよい

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美希はまた今度に
 二周目を開始すると、事務所の外で星井 美希(ほしい みき)に遭遇。せっかくなので今回のプロデュースは彼女にしようかと考えたが、ユニット名がどうにも思いつかなかったので別のキャラにすることに。

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やよいをリーダーにすることに
 では一体誰を選ぶのかと言えば、ちっこいツインテールが特徴の高槻 やよいにすることにした。鼻が詰まっているような舌足らずな喋りが印象的で、「うっうー」とか言うのである。性格としては、とにかく元気なのが特徴のようだ。

 そして、出会った場所がスーパーであることからわかるように、彼女は家の仕事を相当まかされているようだ。何事かと思えばタイムセールスに走り小麦粉を安く買えて喜べていたというのだから健気というかアイドルらしかぬというか。しかもプロデューサーを見て、店員と勘違いする有様なのであった。

 それらのことからわかるように、彼女の家は裕福でないようだ。なんでも今時珍しい貧乏・大家族の長女キャラということで、近年のギャルゲーキャラとしては面白い。二次元の美少女は基本的に美しくない要素は持たないので、貧しいという敬遠される設定は積極的につけたくなるものではないはずだ。

 ちなみに彼女、アイドルとしての技量も今ひとつ。ただし底抜けの元気と人当たりの良さが取り得である。そして、竜宮小町の伊織とは特に仲が良いらしいので、人の良さで社会を渡らせるというような話になるのだろう。

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やよいの初仕事は写真撮影だった
 まずは一週目で強制的にやらされるはじめてのお仕事に挑戦。カメラマンへの挨拶と写真撮影なのだが、やよいはやたらと緊張している様子。はじめでである上に笑顔を維持しなければならないと思い込んでいるせいで、逆にプレッシャーとなってしまったようだ。これにPは今の緊張する気持ちもそれはそれで大切だから楽しむようにしろとアドバイスをし、グッドコミュニケーションとなった。

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今までどんな活動をしていたんだ
 初仕事を終えると、やよいはもう一人ぼっちのアイドルじゃないんだと安心していた。春香の時も思ったが、相変わらずこの事務所はどうかしている。

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サブメンバーは真と真美にした
 続いてサブメンバーを決めなければならない。やよいがリーダーとなると、誰を選ぶかこれまた悩まされた。彼女は元気が取り得だが、リーダーとしてついていくのは難しそう。となると、極端にバカか極端に賢いほうが従う気になってくれるのではないか。前者は何も考えないし、後者はあえて身を引いてくれるだろう。

 そんなわけでメンバーは上記画像左の菊池 真(きくち まこと)と、前回から引き続きの真美に決定。真はスポーツが好きなボーイッシュ少女で、さっぱりとした性格なので問題はなさそう。真美は意外なことにやよいより年下なので、まァ話は聞いてくれるだろう。このメンバーを選んだところ、社長から素晴らしいと褒められた。

 ところでこのサブキャラだが、どうも十八週あたりにリーダーを確定するまでイベントが発生する仕様のようだ。つまりはリーダーを変えた場合にも対応するため、サブメンバーの個別イベントも発生させるという仕組みなわけで、前回の春香がリーダーなのにPが雪歩に惚れているようなイベントが発生することになった理由らしい。ちと話に矛盾が出るので嫌なのだが、仕様を考えると仕方ないのかもしれず。とりあえず、プレイ記録においてはやよいだけの話を拾っていこう。

 彼女達のユニット名は「とうろうのおの」にした。前述のように、やよいは元気と健気さが取り得でややステータスが低めである。そんなわけで、がむしゃらに困難に立ち向かっていただきたいという意味で「蟷螂の斧」にしたわけだ。しかし彼女がこんな言葉を知ってそうにないので、ひらがなで能天気アピールである。

 これもこれで僕らしい失礼なユニット名になったが、やよいはやる気がムクムク沸いてきてくれたようでなにより。

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やよいにはマヌケな曲が似合う
 デビュー曲は「迷走Mind」という曲にしてみた。あまりやよいらしくない曲なのだが、1stはあまり売れないので良いのだろう。とにかく、最初のオーディションは一位をとれて出足は順調。

 今回の育成方針としては、序盤はレッスンを多めにし、ステがある程度上がったらファン人数獲得に走り楽曲売り上げ枚数を確保。残りは一周目と同じく、新曲発表 → しばらくオーディションやフェスを受けまくり → 売り上げが止まるころに営業 & レッスンに切り替え → 新曲発表……という風にやっていくつもりだ。

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朝飯くらい食え
 四週目からはいよいよ本格的な育成開始。気合も入るものだが、やよいは朝飯を食べる時間がなかったから休ませてくれと言う始末。君の前作の持ち歌は、朝飯をしっかり食おうとかいう曲だったではないか……。

 まずはレッスンしまくりなのだが、二周目になってアイドルにまかせるという選択肢が発生した。これでミニゲームをやらなくて済むということらしい。力の入れ具合を三段階で決めて行わせ、最高にするとそれなりに出来るのは良いのだが、疲労度が溜まるのが困ったものである。実はスケジュールの中に休養という前回使わなかったものがあり、疲れすぎるとこれを強制されることになるのだろう。こうなるとやはり手動でやったほうがいいわけで、せっかくのおまかせがうまく使えない気がしてならない。

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やはり負けて険悪になる
 十週まではレッスン漬けでユニットレベルが9になった。そして竜宮小町と戦ったものの、結果はやはり敗北。23000対37000と善戦したので、おそらくは記者を連れてきたり、ステータスをもっと特化させたり、お守りを邪魔系にすれば勝てなくもなさそうなのだが、強制敗北イベントのようなので勝つ意味はなさそうだ。

 そして、ここで強制的にチームワークが乱れるようだ。今回は選択肢の選び方もよくこれまで非常にうまくいっていたというのに、ケンカとは。しかし考えてみれば、エンディング前に「喧嘩もしたけれども頑張った」という旨の台詞があるので、ここで仲たがいさせて話の統合性を取る必要があるのだろう。

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これも懐かしい
 十一週に二曲目である「i」を発表。この曲はMASTER ARTISTとかいうCDで聞いたことがあり、これまた懐かしい。

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いくら仲が悪いにしてもひどい
 それにしても仲が悪くなった後は険悪にもほどがある。2nd楽曲をやよいがいい曲だといえば、真はこの曲がピンと来ないと言い、真美もそれに同調して「ちょっとあれだよねー」と言う始末。なんてひどいんだお前らは。

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いきなりのお誘い
 その後しばらくしてからイベントの発生。仕事後、やよいから一緒に帰ろうと誘われた。何かと思えば商店街の特売日だそうで、お一人様何点までの商品を一緒に買わされるとかいうアレか。やよいらしい話だ。

 そして買ったものは、赤ちゃん用の紙おむつだとか粉ミルクなのであった。つまりやよいの家には新たな子供が出来たそうで、名前はコウゾウとのこと。……ということは意外なことに両親は健在なのだそうだ。ちなみにこれで六人兄弟になったそうで、まさに貧乏子沢山。それだというのにまだ子供を作るとは、無計画なのか元気なのか。

 ちなみに、やよいはいつもスーツケースサイズのマイバッグを持って買い物をしているそうだ。何でも伊織に余りものをもらったそうだが、トクチュー品らしい。やよいはそれが金をかけて作ったであろう特注品であることをまったく知らないようで、そういうのを気にしないあたりもまた金持ちの伊織と仲良くできる理由なのだろう。

 その後、プロデューサーはコウゾウの歓迎会に来ないかと誘われる。せっかくなので両親に挨拶もしておくべきなため、乗ることにした。こうして買い物を手伝ったり両親への挨拶をしようとしていると、「もし私にお兄ちゃんがいたら、プロデューサーみたいな感じなのかな」などと言ってくれたのであった。まァ、今現在だと師というよりは単なる親戚のお兄ちゃんという感じだろうか。

竜宮小町に勝つまでのお仕事

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公園にてロケ
 数週活動し、「i」の売り上げが落ち着いてからは営業の開始。まずはPVのお仕事をしてみた。

 何でも「等身大の私」をテーマにし、公園でロケをするようだ。しかも内容はアイドル達が考えておくという無茶苦茶なもの。Pはピクニックでもすると良いのではないかと提案すると、やよいもそれに同調。しかし弁当も何も用意がないのでこれは無理だと判断することになった。要は選択肢ミスということか。

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ホームラン&犬コンボ
 結局はやよいが用意していたバトミントンをすることになり(最初からそう言えや)、だいぶへたくそな映像を取ることになった。まァこれはこれで良いだろうと思っていると、やよいが羽をホームランでぶっ飛ばし、それを犬が咥えて行ってしまったのだからさあ大変。これを選択肢でやよいに追いかけさせ、あえてその姿を撮影させたのであった。するとこれで結果的に等身大の映像を取れることとなり、グッドコミュニケーションとなったのである。

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続いてのイベント
 更に数週後、イベントの発生。やよいから電話がかかってきて、彼女がいきなり泣き出したのだ。あまりの出来事に驚くプロデューサーは、事務所近くの公園にいることを聞いて駆けつけた。

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なんて情けない話だ
 さて一体何事かと思えば、木の上に降りられなくなった子猫がいたという話なのだからガックリ。やよいがおやつをあげようとしたらこんなことになったそうだが、まったくもう……。

 とにかく困っていることは間違いないので、木登りが得意だから問題ないと選択して助けることに。が、助けようとした瞬間に子猫からひっかかれ無様に落ちるP。とはいえ、子猫はその際になんとか降りられたのであった。そして、こすったと思わしき腕にやよいから絆創膏を貼ってもらえ、結果としては悪くないものになった。

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挨拶もまた仕事の一環
 次は挨拶回りのお仕事。TV局に来て芸能界の大御所に挨拶である。やよいは臆せず元気に挨拶をし、CDを手渡した。

 すると、相手はその場で曲を聞きたいと言い出したのだ。プレイヤーもないのでここは選択肢でやよいにアレンジを交えてノリノリで歌わせたところ、元の曲を知らないからと微妙な反応をされた。うーむ、失敗か。

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タッチコミュはわかりづらすぎる
 続いて、やよいの取り得とは何か? と聞かれる。これに対し彼女は何と返事をするか窮したので、プロデューサーが指を差して指示をする……って、どういう話だ。何を選べばいいのかもわからないし、だいたいどこに判定があるのか意味不明だ。結局、能天気な頭を選んだものの、やよいには意図が伝わらずうまく言えず、こうしてノーマルコミュニケーションになってしまった。彼女はあまり賢くないというのに、タッチで意思を伝えようとするPにも賢さが足りない気がする。

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見たことのあるスーパーにて
 次は「もっとイベントのお仕事」に挑戦。岩手にある大手スーパーマーケットチェーンにて一日店長を担当するのであった。

 やよいは店員と打ち合わせをしてやる気満々。しかし、トマトが一箱800円というものを見てかなり驚き、頼んで30円にしてもらって良いかと言い出す。いくら何でも無茶苦茶なので、お前は店長だろとアドバイスをしたところ理解をしてもらえたが、アイドルの金銭感覚が庶民的すぎるのもまた困ったものである。

 そして彼女、なんと店員に相談して売り場に立つつもりなんだそうな。どうも仕事がなかったころは商店街の手伝いをしていたそうで、呼び込みは得意だそうである。Pはタッチイベントにて喉を潰さないようにと注意したのだが、結局これは気をつけても意味がなかったというオチになった。やはりタッチイベントは意味不明である。どこに判定があるか今ひとつわからないし、そもそも正解も突飛すぎるのだ。

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休日にもやよいに会う
 今度はイベントが発生。プロデューサーがオフの日に商店街へ向かったところ、やよいを発見。声をかけてみたところ、今日は家族みんなで月に一度のパーティーだから買出しをしていたそうな。しかし、買っていたのはシャケだったような気がするのだが……。

 ともあれ、Pが普段は適当なコンビニ飯しか食べていないので楽しそうな話でうらやましいというようなこと言ったところ、不健康な生活をしている彼を見かねたのか、やよいは「今すぐ家に来て栄養のあるものを食べてください!」などと言い出し、強引に連れて行くのであった。

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お宅訪問
 結局、そのまま流れでやよいの家に来てしまった。こんな小さな子の手料理だなんて申し訳ないばかりである。するとやよいの弟達が帰ってきたので、お礼とばかりに彼らと遊ぶP。迷惑でないかと彼女は言うが、プロデューサーは「一緒にトップアイドルを目指す仲なのだから、お客ではなく家族だと思ってくれ」などといい出すのであった。

 これにすっかり気を良くしたやよいは、やれ弟の迎えやら、妹を公園で拾ってきて裏庭のホウレンソウを取って来いだの、末の弟のオシメを変えてくれと雑用をバリバリまかせてくれた。その後、やや季節はずれの高槻家特製のゴチャゴチャ鍋をごちそうになりましたとさ。しかし、結局遅くまでいても両親は帰って来なく、随分と遅くまで働いているようだった。これが貧乏暇なしというやつか。

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3rdを早めに発表
 3rd楽曲は竜宮小町の曲である「SMOKY THRILL」を発表。この頃(約二十週程度)になると、ユニットレベルも13になりファン数も相当増えてきた。前回はこの時点でレベルが10だったことを考えると、だいぶ進歩したものである。

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お守りも色々揃ってきた
 そして、アクセサリや衣装などの装備も充実してきた。中でも面白いのが「リンカモのお守り」もので、これはボーカルとビジュアルの倍率が強化される。そのため、ボーカル特化ユニットを作れるようになったわけである。(ビジュアルアピールをするとボーカル倍率が増えるので、極力倍率を減らさないで点数を稼げるということになる)。

 ちなみに、今はボーカルアピールを使ってダンス倍率を上げているのだが、にくワンのお守りではダンスとビジュアル倍率が強化されるので、ボーカルとダンスの倍率強化アクセがあればそっちのが最適のようである。

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相変わらずな展開
 さて二十一週目には竜宮小町と対戦し、これは圧勝。そして冬馬がこの鼻づまり舌足らずチビッコ野郎! と喧嘩をふっかけてくるのも相変わらず。このあたりの流れは一応は違うものの、特記するほど内容が変化しているというわけでもない。

 それでも一応は書いておくと、冬馬からはチームワークなんぞを重視するのはおかしいと言われるのである。それに対しやよいは「心は大切だから、そんなことも知らないあなたが笑われちゃいます」と言い返すのであった。これを噛み砕いて言えば、被褐懐玉とかいう話だろうか。個人的には、貧すれば鈍するを信じているところだが。

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ウルトラ美少女に遭遇
 竜宮小町への勝利後にイベントが発生。偶然、自称ウルトラ美少女の伊織ちゃんに会い怒られるのかと構えるPであるが、彼女は負けたのはまったく気にしていない上に、アイドルは人を喜ばせれば勝ちなどと結構良いことを言い出したのだ。普段の性格の悪さからは信じられないさっぱり具合である。

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珍しく恥ずかしがるやよい
 それにしても何の用かと思えば、彼女はやよいをつれてきたのであった。どうも言いたいことがあるらしいのだが、何かを恥ずかしがって逃げるやよい。飯でもおごってくれという話なのかと思いきや、実は家への招待だということを伊織が教えてくれた。以前プロデューサーを招待して鍋を食べた時が相当楽しかったのでまた誘おうとしたが、それが言い出しにくかったとのこと。その代わりに伊織が言ってくれたというわけで、友達に限っては結構いいヤツである。

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またもややよい家へ
 その翌日、いざやよいの家へ。Pはチャーハンを作ってやることにすると、やよいはこんなことをしてもらえるのが始めてだと喜んでくれた。しかし彼女の様子が何かおかしく、伊織は「チャーハンかプロデューサーが嫌いなのか」と茶化していたが、どうも落ち着くことに慣れていないようだ。そのため、結局はみんなで一緒にご飯を作ろうということになり、狭い台所で仲良く料理をするのであった。

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楽しんでもらえたようで何より
 今回の集まりもやよいは楽しそうだったので何より。ちなみに今回も両親は不在だったそうで、母親も子供を産んで間もないのによく働くものである。

 帰りは送ってもらったのだが、やよいはどこか寂しそうな表情を浮かべていた。あれだけ賑やかだったので、その差異に慣れないということなのだろうか。いつも元気に見える彼女であるが、やはり寂しいと思うときもあるのだろう。

○ アイドルマスター 2 09 やよいのお兄ちゃん
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アイドルマスター 2 07 さらば! 挫折少女隊!

最終決戦前の準備体操

 IA大賞にノミネートされた挫折少女隊であるが、またもやジュピターとの戦いは途中で打ち切られた。そろそろIA大賞グランドファイナルの発表になるので、いい加減にきちんとケリをつけて大賞を勝ち取りたいところである。

 そろそろ終わりも見えてきた四十六週目は全国オーディションを受ける。前回から続き、やはりボルテージゲージが上がりにくい。原因を色々探ってみたところ、どうも原因は悪い記者がついているせいである。そんなことを考えながら適当にやっていると、なんと合格枠が6組もあるのに落ちてしまったという有様。ここに来て調子が崩れるとはッ!

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割と普通な北斗
 オーディション後、ジュピターの北斗に遭遇。女ファンからおっかけられて逃げている最中だった。こいつは特に嫌味を言うことはなく、軟派でナルシストな態度以外は普通の人間すぎて拍子抜けしてしまう。まァ、無意味に嫌なやつよりはマシか。でもお前に興味はないぞ。

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もはや現実味がなさすぎて「売れてるなァ」というマヌケな感想しか出ない
 前回発表した新曲である「GO MY WAY!!」は初週98万というものすごい記録を出しており、またもスーパーブレイクまで起きている有様。こりゃ記録を塗り替えるかもしれない。

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ゲストが来ないクインテットライブ
 四十七週目は難易度低めをクインテットライブに挑み、なんとかクリア。楽なことは間違いないのだが、やはり悪い記者がついているとたまったものではない。早く消えないものか。

 しかもこのライブ、ゲストが来なかったというひどい状況に陥ったのだ。ファン人数増加には特に影響はないものの、仕事なのにゲストが来ないとはどういうことだこれ。仕方なく三人でやったのだが、なぜこないのか意味不明だし、場合によってはこういうことが起こるにしてもこんなことをゲーム的に起こす必要があったのは不明である。

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売り上げだけはとにかくすごい
 ゲストが来なかったのは訳が分からないが、悪徳記者が消えた上に、楽曲売り上げは196万という状態になり一安心。これで挫折少女隊が1位と2位を独占という状態になった。

 四十八週目もクインテットライブに挑戦。やはり記者のせいでゲージがあがりにくくなっていたらしく、今回はいつもの調子に戻れた。しかも、ムードを盛り上げバーストゲージが溜まりやすくなるという安宅記者が来たので、どうも記者によってゲージの上昇係数が変化するのは間違いないようだ。

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未曾有のスーパーアイドルだ
 「GO MY WAY!!」の楽曲売り上げは「キラメキラリ」を抜いて余裕で1位になってしまった。ここまで来るともはや売れすぎて困るくらいなので、あとは能力を上げることに専念しよう。

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確かに超完全無敵だ
 そんなわけで、四十九週目から五十一週目まではひたすらレッスン。お陰でレベル16の超完全無敵ユニットにまでなり、そして全国のファンは35万と、もはや何も増やす必要性を感じられないほどにまで成長してしまった。

 とはいえやることもないので、五十二週目は地方オーディションでファンを増やしておく。もはや難易度が「?」になっているやつ以外は楽勝だ。

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緊張感がないライバルユニット
 オーディション後、ジュピターの御手洗に遭遇。オーディションでバク宙に成功したら冬馬にリボンをつけるという約束をしていたそうだが、彼に逃げられて探しているところであった。何だかこいつら普通の仲良しグループじゃねえか。

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挫折少女隊もよく育ったものだ
 五十三週目はクインテットライブを行い、山原記者を味方につけた。来週はIA大賞の直前にノミネート者が全員集合するフェスが行われるそうなので、これで実質的にジュピターと最終決戦をする場となるのだろう。

 そんなわけで、最終的なステータスとファン数は以上のようになった。都合よく記者まで味方につけられたわけで、これなら負けるはずはない。

失踪とあっけない勝利

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最後に迷惑かけやがって
 これであとはジュピターとの対決をするだけだ……と帰ろうとしたところ、なんといきなり律子から電話。事務所にすぐ戻れとのことであった。一体何事かと思えば、春香の母親から連絡があり、まだ帰ってきてないと言われたのであった。つまり、行方不明になってしまったそうである。まったくなんて時に失踪するんだ。

 大方どこかで自主レッスンでもしているのかと思ったが、事務員も律子もプロデューサーもやたらと焦りまくり。律子はプレッシャーのせいで自ら失踪したのではないかと指摘していたが、そんなんだったら以前のジュピター対決の時に逃げているのではないだろうか。

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どこにもいない春香
 とにかく探さなければならなくなったのだが、公園に行ってもビル街に行っても繁華街に行っても見当たらない。発見できたのは亜美だとか、伊織の関係者がヘリで春香を探している様子だけであった。

 もっと違う場所にいるのかと思いきや、結局どこへ行っても春香は見つからず。そこに一本の電話がやってきて、なんと律子が春香を見かけたとの情報を得たとのことである。その場所は偶然Pの近くにあった深夜営業中の遊園地だったそうで、さっそくかけつけることになった。

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懐かしの遊園地
 さて、これでようやく春香に遭遇することができた。向こうは非常にあっけらかんとしており、携帯は電池が切れていただけで、彼女はたまたま前のイベントのことを思い出してここに来ただけだそうな。まったく人騒がせな話である。

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怖がる春香
 この場所は以前春香がリーダーとしての自信をなくした時にイベントを行った遊園地で、彼女はその時のことを思い出し、ここで自信をつけようとしたのだそう。しかし、結局は懐かしくて悲しい気持ちになっただけであり、ジュピターと戦うのが怖いと思うのは変えられなかった。何より、負けてしまってプロデューサーの気持ちに応えられず、ハリウッドに行く彼に何もできないのは嫌なのだそうだ。

 まァしかし、今更こんなことで悩まれても困るという話である。今まで散々一緒にいたプロデューサーなわけだから、とにかく頑張れば良いと励ますP。それに、ジュピターにはどうせ勝てるのだからと言い出したのだ。春香は当然なぜそんなことを言えるのかと問うのだが、P曰く、春香は元気だし努力家だし理由はいくらでもあるのだと。今まで散々努力をしてきたのだから必ず勝てるに違いない! と散々褒めちぎって、ようやく彼女は笑顔を取り戻してくれたのであった。

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お仲間の登場
 そしてようやく、律子や雪歩、真美も到着。ここまではみんなで来たのだから、一人でくすぶっているなと励まされ、同時に遊園地のイルミネーションも点いて春香は完全に元気を取り戻したようだ。そして、謝罪と感謝をする春香。いやはや、ものすごい偶然に携帯電話の電池が切れててよかったですね!!

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いざ勝負
 こうしていよいよ五十四週目に突入。ようやくジュピターとの直接対決だ。負ける要素はないというか、ここまで話を盛り上げておいて負けるのはありえないと思うのだが、万が一負けたらどうなるのだろうか。何にせよ、こちらの状態は最高なので余裕のはずだ。

 会場ではジュピターと黒井社長に遭遇。相変わらずIA大賞は俺らのものだと余裕ぶっこいているし、黒井社長はやたらと罵倒をしてくる。ところでなぜ、黒井社長はこうもライバル視をしてくるのかとプロデューサーが聞いてみたところ、翔太や北斗曰く、P時代に高木社長に女を取られたとか業績で負けたとかだそうだが、冬馬は765プロが色々裏で汚いことをやっていたと聞かされていたそうだ。翔太は冬馬に対し、そんなアホみたいなウソを信じていたのかと言ってしまい、最終決戦直前にもかかわらず彼のアホさが露呈したのであった。というか、今までこっちを憎んでいたのはその単なる勘違いだったのかよ。

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いざ勝負
 こうして更に惨めに吠えることになった黒井社長だが、いくらなんでもジュピターの負けフラグを立てすぎである。961プロの化けの皮は剥げるし、冬馬は憎んで出していた力が出なくなるであろうし……。まァ、何にせよ春香達はやる気満々。ジュピターもフェアプレイで勝負を受けてたってくれるようなので、せいぜい良い勝負になることを祈ろう。果たしてジュピターはレベル16の記者つきユニットに勝てるのだろうか? って心配するほうが逆か。

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あっさり
 言うまでもなく結果は42000対29000と楽勝であった。散々敗北フラグを立てていて予想通りとはいえ、そのまますぎて何も言えない。

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これまたあっさり解散
 負けた黒井社長は心底お怒りだが、ジュピターはあっさりと負けを認める。もはや実力で超えられていたのかもしれないし、ステージ上でバラバラで団結力がなかったから負けたのかもしれないなどと言っているが、君らはシナリオの都合で負けたのである。

 黒井社長は「常勝集団だからこんなことを認めないですぞー!」とキレまくりだが、冬馬達は敗北の責任をとって961プロをやめ、今日限りでジュピターは解散だそうだ。翔太や北斗も帰って行ってしまいましたとさ。

IA大賞グランプリ

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ぜひとも大賞をもらいたい
 そんなわけであっさりとジュピターを破った挫折少女隊は、翌週に運命のIA大賞発表会場に向かう。ライバルに打ち勝ったのにこれで受賞できなかったら大笑いであるが、果たして。

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また半目!
 まずは、ノミネートされたグループとして一言。雪歩も真美も春香も自信満々である。特殊なフラグ立てがが必要でなければまず大賞はいけると思うのだが、どうだろうか。

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誰だお前ら
 ノミネートはまず地方の発表から始まる。スノーホワイト賞なる東北地方から活躍したアイドル決定から始まり、どんどん南下してエリアごとの賞を得たグループが発表されていく。

 ……しかし、ぜんぜん呼ばれることのない挫折少女隊。結局、エリア賞に関しては最後まで呼ばれることはなかった。これはもしかしてやばいのではないか。やべーのではないか。

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YATTANE!
 これは終わったかもしれない……と思いつつIA大賞の発表を聞いていると、なんと挫折少女隊の名前が呼ばれたのだから驚きだ。春香は夢じゃないかと聞いていたが、信じられないのはこちらである。というか、なぜ地域賞を取れなかったのか。いやそうでなく、挫折少女隊なのにIA大賞が取れてしまったじゃないか。

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挫折少女隊、大勝利!
 何にせよ、大賞を受賞できたのは喜ばしい限り。そもそも、IA大賞が確実といわれていたジュピターを破っておいて他にとられるなどひどいお笑い種なので、基本的にこういう難易度設定になっているのだろう。最後はステージで300万枚も売れた「GO MY WAY!!」を歌い、IA大賞発表会は恙無く終了した。

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勝ったのに歯切れが悪いエンドに
 この後は会場から出て4人で勝利を喜び合う。ただし、プロデューサーからすると部門賞がとれなかったことは残念だそうだ。……ということは、勝てる方法があるのだろうか。

 今までぶつかることやケンカをすることもあったが、何にせよ勝てたのだ。今はそれを素直に喜ぼう……と思っていたところ、アイドル的にはまだまだ歯切れの悪いエンドのようで、どうも部門賞をすべて取って完璧なエンドになるようだ。

 ともあれ喜べることは間違いなし。全員がプロデューサーに感謝していることも間違いないらしいが、しかし春香は「たまに意味のわからない指示もあった」などと言い出すのでひどい。その上、Pが「お前ら俺がいなくなっても三人で頑張れよな」と言ったところ、真美は違う面子とやりたいと言うし、雪歩はソロでいきたいとか言うし、お前らが大切にしてた団結はどこいったんだ。泣くぞ! 部門賞を取れなかっただけでコレかよ! もう知らん、お前らさっさと帰って好きなように活動しろよ! もうハリウッドに行くからな!

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なぜか春香が戻ってきた
 そんなわけで後は帰ってハリウッドに行く準備をする必要があるのだが、プロデューサーは余韻を味わうためにアイドル達を送ったあと夜風にあたっていた。すると、帰らせたはずの春香が登場。何事かと思えば、どうしても伝えたいことがあるんだそうな。

 春香はプロデューサーがいなくなることを心底寂しがっているようである。これからの活動がそんなに不安なのかと思いきや、いきなりハリウッドに行くななどと引きとめ始めたのだから驚きだ。この間ですっかり納得してもらったと思っていたのに、どうもまだまだ教えてもらいたいことがあるとのこと。

 プロデューサーはそれでも行くつもりである。春香はすっかり立派になったから大丈夫と説得するも、彼女は自分など空回ししてばかりの存在で、自分がもし立派なリーダーに見えるとしたらそれはプロデューサーがいるからなのだそう。まァ確かに、半年もしたら真美も雪歩もバラバラになってはいそうなのだが……。しかし、立場が人を作るというのは今回のプロデュースでわかったことである。どうしても春香には一人で頑張ってもらいたい。

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かわいそうな春香だが……
 そして、いよいよ泣き出して、「ずっと私達の……、私のそばに、ずっと」いてくれないかと言い出す春香。おそらくその言葉の真意は単なる不安などではなく、「私の傍に」と言ってしまったことからわかるように、どうもプロデューサーに対して師弟関係を超えた思いを持ってしまっているようだ。直接言いはしなかったものの、おそらくはそうなのだろう。

 Pはそんなことを知ってか知らずか、きっぱりと出来ないと断った。その上、自分が立派だったのではなく、お前らのおかげでここまで来れたと言うのだから厳しいというか。しかし、プロデューサーとしては間違っていない答えだろう。

 さすがにここまできっちり言ってしまうと、春香も諦めざるを得ない様子。せめてハリウッドに遊びに行っていいかと聞き、僕もそれくらいならいいだろうと選択肢を選んだのだが、Pはそれもダメなのだと言い出す。中途半端に会っても却って辛いだけだからだそうだが、なんだかこれはこれでウザい彼女を強引に振ろうとしている男みたいでひどいなと笑ってしまった。ともあれ、頂点に立ったアイドルと恋愛など出来まい。

 ただし、一年後にまた会うことは約束した二人。春香は涙をこぼしそうになりながら、帰ってきたらまたプロデュースしてくれと、笑顔でPに別れを告げるのであった。

 ……と、春香の気持ちをうまい具合にはぐらかしたエンドでいいのだろうか。確か、前作でも彼女のエンディングはこんな感じであった。なんともかわいそうではあるが、こういうビターエンドは嫌いじゃあない。

いざハリウッドへ

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さっそくピンチに
 さて、あっという間にハリウッドへ行く当日。竜宮小町と一緒に空港へ向かったところ、あずさの指示のせいでタクシー運転手が迷った上にエンジントラブルまで起こしてしまった。あわや飛行機に間に合わないとかいう有様である。春香とあんな別れをしたというのに、これで行けなかったらどんだけマヌケな話になるんだ。とにかく、海辺に人影が見えたので助けを求めることに。

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冬馬であった
 あまり許しそうにないシャツを着ている人に声をかけてみると、なんとそれは冬馬なのであった。事情を話したところ喜んで手伝ってくれるようで、なんとも突然いいヤツになってしまった。どうも、困ったやつを見るとほおっておけない性格である上に、プロデューサーに対しては良い感情を持っているというかむしろ、今までは黒井社長に吹き込まれていたせいであんなことを言っていただけの様子。それどころか、何でも団結が足りなかったことを教えてくれたのに感謝しているんだとか。そんなのいつ教えたっけ?

 ちなみに冬馬、アイドルを続けるか迷ってるそうだ。Pはまだ続けたほうがいいと言ったところ、「あんたがジュピターのプロデューサーだったら何か変わってたかもな」などとぬかしやがる。これは「アイマス Girl's Side」か「同性愛 Side」発売の伏線だろうか。

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さらばライバル達
 そんな風に世間話をしていたところ、痺れを切らした律子たちもやってきた。最初は警戒していたものの、タクシーの件は元ライバル達が引き受けてくれるとのことなので、プロデューサーは一人別の足で空港へと急ぐことになった。なんともマヌケな別れだが、まァ顔を合わせられただけマシだろう。

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さらば挫折少女隊
 空港には挫折少女隊が先に到着していた。さすがに一年間面倒を見てきたこともあってか、それなりに嬉しい言葉をかけてくれる。挫折させるつもりだった彼女達だったというのに結局うまく行ったのは、まァ良かったのか。別れを惜しんでくれることを考えればそうなのだろう。

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アイマス2 おわり
 そんなわけでスタッフロールが流れ、アイマス2の一周目が終了となった。なかなか良いエンディングに辿り着けたのではないだろうか。

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春香、雪歩、真美……。お前達は今何をしているんだ……
 そして、後日談。ハリウッドで日々鍛錬をしながら挫折少女隊を思い出すプロデューサー。何だか空に浮いている彼女達が死んだみたいに見えるが、元気でやっているのか気になるところである。

 というところで本当にゲームが終わってしまった。どうも帰ってきてからの話がちょろっとあっても良いと思うのだが、それはIA大賞を全制覇した場合にのみ見れるのかもしれず。これは次周以降に頑張ろう。

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初プレイにしてはなかなかではないか
 最後の最後に社長からの総合評価が発表された。総合こそBであるが、S評価のものも多く、初プレイで特に攻略も見ていないプレイヤーとしては上々の出来ではなかろうか。

 しかし良く見てみると、ハイスコアがまだまだ圧倒的に足りないようだ。ステータスを更に上げる必要があるのか、それともアピールの仕方にポイントがあるのか、あるいはもっと高性能なお守りがあるのか。あとは「巻戻り」なるものも気になるのだが、これはしないほうが良いみたいなので、問題ないのかもしれず。

 こうして一周目は終了となった。予想外に挫折少女隊という名に恥じるような良い結果になったものの、元からこんな難易度調整のようなので問題はないだろう。次からは二周目として別のアイドルをプロデュースしていく予定である。

○ アイドルマスター 2 08 やよいの「とうろうのおの」
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アイドルマスター 2 06 クライマックス一歩手前

IA大賞ノミネート!

 IA大賞にノミネートされることが確定した挫折少女隊。おまけに楽曲売り上げは1位を狙えるほど勢いがあり、このまま一気に頂点へ駆け上がれそうだ。残る課題というのは、せいぜい冬馬をぶっ倒すだけである。

 活動は三十七週目に差し掛かる。ノミネートの招待状が来るまであと4週。スケジュールではライブに挑戦し、勝利。これで新曲が更に売れるという魂胆である。

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売れすぎだろ
 さて、いかほど売れるのかと思ってランキングを見たら、133万枚も売れていたのだから思わず開いた口が塞がらないというものである。なんとスーパーブレイクなるものが起きており(右の情報欄に乗っているのにはじめて気づいた)、このせいで爆発的な売れ行きになったようだが驚きだ……。なんじゃこれは。挫折少女隊と握手できる抽選チケットでもつけてファンに複数買いをさせたのか。

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2ではじめてソロを見た
 驚きが隠せないまま三十八週目はもう一度関東でライブを行い、少々ミスったが問題なくクリア。ついでに春香のソロアンコールを見たのだが、相変わらず今ひとつな歌で安心した。そして、この活動で全国のファンが29万9千を超え、30万も目前である。

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あっというまにトップ
 ランキングは184万枚でダントツの1位。喜ばしいことは違いないのだが、彼女達に挫折少女隊と名づけたことからわかるように、一周目は失敗することを想定していたわけで、こんなにあっさりトップに立てて良いのかと動揺してしまう。

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良かったのだろうか
 とにかく、社長も事務員も春香もうれし泣きしてくれるので、これで良かったんだ……よな? と自分に言い聞かせるしかないのであった。それとも、このくらいのやさしめな難易度で調整されているのだろうか。

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営業は回数制限があるようだ
 三十九週目はレッスンと営業。中央エリアでTVCMを撮影しようとしたところ、春香に「プロデュース済」と出て選択ができなかった。どうも営業は一種類につき一人一回しか用意されていないのだろう。ということで今回は真美を選択。

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CM撮影も楽ではない
 今回は挫折少女隊の歌のCMを撮影していたわけだが、真美はどうも疑問を持っているのだ。どういうことかと言えば、監督はパソコンばかり見ており特にアイドルのほうを見てくれないのが不安なのだそう。その監督はCGをかなり使う人であることを考えれば仕方ないのだが、真美が見た限りではかかっている曲もこのユニットのものではないため、何のCMかわからなくなるのでは? ともっともな指摘をするのであった。

 確かにそれでは不安になるので、こちらからの意図をPが伝えることにした。しかし意見が固まってからでないと困るので、挫折少女隊の歌を前面に出せということを伝えればいいだろうか? と真美に聞くと、それでまったく満足し「兄ちゃんのことをメッチャ見直した」そうだ。こんなことで見直されるとなると普段どれだけ仕事ができていないのかと不安になるが、とにかくパーフェクトコミュニケーションとなった。

 この営業によってファン数が32万4千になり、全国で30万オーバー。なんだか普通にIA大賞が狙えそうである。楽曲売り上げランキングではいよいよ219万枚も売れていたわけで、クリアも楽勝だろうか。

 四十週目は何をしようか一瞬迷ったが、今までの流れだと次週に何か固定イベントがありそうなので、ビジュアルとボーカルレッスンをすることに。ところでこのレッスン、1000マニーを使う「ちょー○○レッスン」というのがあるのだが、これは時間が制限時間が長い以外にステータスが上がりやすいとかがあるのだろうか。などと悩みつつ、ユニットレベルが13に。楽曲売り上げも落ち着き、236万枚程度で止まりそうだ。

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ゲームオーバーにならず一安心
 その帰り際、イベントが発生。IA大賞の主催から正式に招待状が来て、ノミネートされたことを知らされる。これで第一関門突破ということだそうだ。

 挫折少女隊のメンバーが帰ったあと、社長と律子とじっくり会話をした。社長からはこの短期間でベスト20に入るとは見事だと(一位ですが……)褒められる。竜宮小町はノミネートすらされないという残念なことになってしまったようだが、そもそも新曲を出さないからそんなことになるんだろうが。それはともかく、彼女達はまた活動を一年間延長できることになったようだ。

 律子は完敗を認めるものの、自分の友達でもあるアイドル達が笑顔で嬉しい気持ちも強いらしい。プロデューサーは竜宮小町がいなかったらここまで来れなかったと言っているが、別にいなくても余裕だったというのが僕の本心である。芸能界マジチョロい!

 そして、社長からIA大賞の招待状一式が手渡された。中には大量の申請書があり、ハリウッド留学のために必要なものがこれだそうだ。まァ、正直なところ国内でここまでやれるPなら留学の必要性など疑わしいと思うのだが、さすがにそれは自画自賛が過ぎるか。何にせよほぼトップを取ったことは間違いないわけで、これなら彼女達を置いていっても文句は言われないだろう。しかし、彼女達はまだそのことを知らないので、来週のIA大賞ノミネート発表会で話さねばならなくなった。はたして寂しがってくれるのか。

ジュピターの軟化

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朝っぱらから大変なことに
 四十一週目は予想通りイベントが発生。事務所に到着した途端、事務員がさっさとホテルに行けと言ってきたのだ。何事かと思えば、いきなり主催側から連絡がきて記者会見を行うと言い出したのだ。記者会見の連絡もまともにできないとはどうしようもないクズ主催っぷりだが、とりあえず春香だけは連絡がついて先に行かせているそうな。

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都合のいい連絡のつかなさ
 急いでホテルに向かい春香と合流。記者会見の時間は刻々と迫るが、他の二人は連絡がつかずどうも間に合いそうにない。春香は焦って声色を変えて三人分喋るとか訳のわからないことを言い出すが、お前はリーダーなのだから一人で出ても大丈夫とアドバイス。もし怒られたらPが責任を取ると言い、彼女にすべてをまかせるのであった。

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こんな所で何もドジ話をしなくてもいいのに
 結局、春香は何を話したのかと言えば、自分がドジをして仲間が助けてくれたというようなことを喋ったのであった。これが意外にも記者にウケが良く、春香の雰囲気そのものがユニットの雰囲気として感じられたそうで、さすがリーダーと褒められたらしい。皮肉なのかどうなのかはわからないものの、とりあえず良かったと言っておこう。

 トラブルというか人為的に起こされたどうしようもないミスにも対応できたお陰か、春香はPにとても感謝してくれたようで、「これからもずーっと私達のプロデューサーさんでいてくださいね」などと言う始末。これにはPも思わず胸が一杯になる。どうも別れを言い出す機会を失ってしまったようだ。

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豪華客船にて
 記者会見の後は、IA大賞ノミネート発表会になる。これには全員揃ったようだが、それにしても強引で無茶苦茶なスケジュールだ。普通、記者会見も発表会もセットで時間設定するだろうに、このあたりはシナリオを書いた側の苦労というか諦めが見える。

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ノミネートナンバー1にして優勝候補
 豪華客船で行われたこの発表会で、挫折少女隊は挨拶をしてから現在楽曲売り上げぶっちぎりのナンバー1である「キラメキラリ」を舞台で歌う。このままの勢いだと、審査基準が特別でなければまずIA大賞がもらえると思うのだが果たして。

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ジュピターの登場
 その後はMOBユニットの紹介が挟まり、最後の最後に何と超特別扱いのサプライズユニットが登場したのであった。しかもそれは、961プロの黒井社長が手がけるジュピターというユニットだったのだから大変だ! ……いや、大変なのか? 先述したように、楽曲売り上げ枚数では敵なしのボロ勝ちなのだが。

 今まで内密に活動してきたそうだが、楽曲ランキングには入っていたジュピターである。一体どうやって秘密にしていたのかとても気になるが、どうでもいいことだろう。そして、彼らは「恋をはじめよう」を歌ってくれた。以前の冬馬のPVと同じく、こちらもトリオとしてのまとまりは中々なもの。黒井社長が東北で何かを探していたのはこのためだったというわけか。

 冬馬曰く、このユニットは最高のメンバーを見つけたそうである。これでIA大賞を確実に勝ちに行くそうだが、今までは一人でも楽勝などと言っていたではないか。なんだ結局はビビっているのか。

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ひどいスクリーンショットしかなかった御手洗
 さてジュピターのメンバーであるが、緑髪でショタっぽいのが御手洗 翔太(みたらい しょうた)。ショタスキー担当といったところか。

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ホモっぽい伊集院
 そして、金・短髪でいかにもホモっぽいのが伊集院 北斗(いじゅういん ほくと)。喋りも何だかキザというかナルシストで胡散臭く、男からすれば鼻につきそうな感じであるがはてさて。

 このサプライズ登場には会場の誰もがヤバいと思ったそうだ。無論、プレイヤーの僕以外の話であり、だいたい男と女じゃ奪い合うパイが違うだろうがと下らないことを思ってしまうし、売り上げ枚数では負ける気がしない。そもそも竜宮小町みたいになるのではないかと不安なのだ。

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じゅぴたーがきてたいへんだぞー
 とにかく話としてはヤバいということにしておこう。受賞後は春香もジュピターのことを気にしていたそうだ。Pはお前なら大丈夫だろうと適当にいったところ、これが却ってプレッシャーになってしまった様子。とはいえ、それは勝つ気があることだろうと指摘され、照れる春香。この二人、ヤバいらしいのに緊張感もなくキャッキャウフフである。

 そんなところに黒井社長の登場。汚らしい犬が戯言をほえているとか、小物の寄せ集めがいくら気張ったって無駄だと相も変わらず罵声ばかり。ここまでショボい文句を言われると、逆に黒井社長の小物臭がすごいだろう。

 ともかく、春香はジュピターのすごさを認めているものの、負ける気はないそうだ。そんなわけでこれからは打倒ジュピターということになるのだろう。彼女は連中に勝ってプロデューサーとずっと一緒に活動を続けたいなどと言い出すので、いよいよPは全員を呼び出してきちんと話をすることにした。

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ちと急な告白
 船外でメンバー全員を集め、ハリウッド留学の件をきちんと話すことにしたP。一年で戻ってくることは確かだが、また三人をプロデュースできるかわからない。しかし、例えそうであってもユニットのためだから行っちゃいますと報告した。

 雪歩と真美は当然驚き、春香はユニットのことを思っているならハリウッドに行くなと反発。しかしPの意志は固く、どうしても納得がいかないなら怒ってくれてもかまわないと言うのであった。この卑怯な物言いは非常にうまく行き、春香は「そんな風に言われたら怒れるわけがないじゃないですか」と丸め込まれてしまった。

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無理やりわからせたというか
 何にせよ、心底納得はしてくれたわけではないようだが、ハリウッド行きを応援してくれることにはなった。これであとはIA大賞を目指すだけ……ではなく、ジュピロだかジューシー何とかを倒すのも忘れてはならないか。

 そのIA大賞だが、55週目でグランドファイナル(結果発表)が行われるそうだ。ということはまだまだ余裕あるというわけである。レッスンをしてファンを獲得して、できる限りのことをしていこうではないか。

 翌週の四十二週目はレッスンと買い物を行った。店はセール中だったので出ている商品を買い占めたところ、他の地方に高級ショップがあることを教えてもらえた。どうもそっちのほうが良い装備が揃っているらしい。

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なつかしの「GO MY WAY!!」
 そして四十三週目、新曲である「GO MY WAY!!」を発表。これは前の曲以上に売れるのだろうか。

 さっそく人気獲得のため、難易度8の全国ライブに挑戦し楽勝。スコアも4万を超える具合であった。ところでこの曲、前作でも結構聞いた記憶がある。確か、この曲の公式PVを見てアイマスを買ったのだったか。

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ライバルの割に対応はふつう
 ライブ会場では冬馬に遭遇。何だかジュピターのメンバーにからかわれて機嫌が悪いようだが、残念なことに仕事には影響がないようだ。Pがお前らは良いメンバーなんだから仲良くしておけとアドバイスをしておいたところ、そんなことを言われるとは思っていなかったのか、普通に驚いていた。どうも悪役というか、悪いやつになりきれないライバルみたいなのが冬馬のようである。

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謎のフェス
 四十四週目も人気獲得を狙おうとしたところ、難易度「?」のフェスが首都圏に登場していた。今までこんなものは見たことがなかったので思わず興味が湧いて挑戦したのだが、これが間違いだった。

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強すぎだ千早!
 なんと相手であるシャドー☆セイレーンなるユニットは恐ろしいくらいに強く、最終的には17000対79000などというとんでもない大差で敗北したのだからむせる。

 これはさすがに勝てるわけがない。それにしてもナンダコレは。ジュピターもこのくらい強いのだったら、勝てるわけがないだろう。しかしこんなユニット名は初めて見たのだが、いったいどんなところに潜んでいたのやら。今までどんな勝負でも勝てると思っていたが、少しは考え直す必要がありそうだ。

 この敗北のせいか、記者が悪い記事を書くために挫折少女隊についてしまった。おそらくは何か悪い影響が出ると思われるのだが、果たしてどうなることやら……。

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人気に肖りたいです
 四十五週目はクインテットライブに挑戦。先週負かされた千早を呼んで肖ろうという作戦だが、ゲーム的にはあまり意味がなさそうである。

 このライブ、クリア自体は簡単だったのだが、なぜかボルテージゲージが上がりにくくなってる気がした。これがあるとフェスではまず勝てなくなるので困るのだが、何が原因でこうなったのやら。一応、帰り際にバーストが強くなるお守りが売っていたので購入したわけだが、このゲージが上がりなりにくくなる理由がわかるまではどうもシャドー☆セイレーンに勝てそうにない。

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おはるか
 ここでイベントが発生。朝、事務所へ出勤すると、自分より早く春香がやってきたのであった。どうもグランドファイナルが近いせいか、じっとしていられないようだ。

 そして社長もやってきて、いきなりフェスへのゲスト参戦の話を持ってくる。またかよと渋い顔をしていると、何でもこのフェスは権威があるものらしく、ぜひとも行ってほしいのだそうだ。しかし開催は翌日だから準備期間はないも同然だし、あのジュピターまで参加するというのだからあまり行きたくはない。出来れば時間ギリギリまで春香達を鍛えたいのでPも乗り気でなく、社長も聞いただけなので断っても文句は言わないそうだ。ならば行くわけがない……と思ったら、春香が出たいと言い出すのだから弱った。果たして今の状態で勝てるのやら。

 こうなると決めなければならないことが山ほど出てくるので、早速打ち合わせを開始。春香も遅くまで事務所に残り、自分の仕事をしっかりと行っていたようだ。それはPが帰るころになっても続いていたので、駅まで送っていこうかと声をかけるも、まだまだ彼女は居残りしていたいとのこと。仕方なく置いていったものの、天気も悪いし、何か悪影響がありそうで怖い。

 その悪い予感は見事に当たり、翌日も朝早く来ていた春香は不自然に咳き込むのであった。あーあ。

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すまないがホモは帰ってくれないか
 フェス会場に行くとジュピターの登場。北斗に「Pもイケてますよ」と背筋がゾッとするようなことを言われつつ、一方で勝負に魂を燃やす春香と冬馬。まァ、それ自体はいいのだが、やはり春香の調子が悪そうでフェスが中止になりそうな予感。

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ああやっぱり
 いざ勝負開始と思ったら、なぜか春香が転びまくる。今までこんなことはなかったので動揺していると、そのまま彼女はステージ上で倒れてしまったというのだから……。スコア的には勝てたと思うのだが、まったく困ったものだ。

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まったく自己管理も出来ないとは
 春香に事情を聞いてみると、実は昨日の晩、そのまま事務所に泊まったせいで風邪をひいたとのこと。予想通りというか、何というか。気合があるのは良いけれども、倒れてしまってはまさに本末転倒。適度にサボることも重要という話である。

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お見舞いジュピター
 そこにジュピターがやってきた。一体何事かと思いきや、冬馬は「ジュピターはお前らとはレベルが違うんだから無茶しても勝てない、自己管理もできないようじゃダメだな」と正論すぎることを言ってくれた。そして、戦う気があるんならとっとと復活しろよ、ということまで言ってくれたので、一応は見舞いに来てくれたようである。なんとも悪役らしかぬ行動。というか、だんだんよきライバルになってきたな。

 春香はとにかくジュピターに勝たなくてはと思ったせいで無茶をしてしまったそうだ。プロデューサーがお前は悪くないよと選択肢で言うことになったのだが、その中の一つに「社長が元凶(だからお前は悪くない)だろ?」というのがあって笑ってしまった。確かにそれが尤もなのだが、とりあえず誰も悪くないというようなことを言っておいた。

 ちなみにP曰く、棄権はIA大賞の記録に入らないそうなので、これは気にせず頑張っていきましょうということで春香は笑顔を取り戻した。……えっ、入らないの? 強制イベントとはいえ、なんとも都合の良い話である。とにかく、次こそはジュピターに勝って良い気分で終わりを迎えたいものだ。

○ アイドルマスター 2 07 さらば! 挫折少女隊!
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アイドルマスター 2 05 トップアイドル一歩手前

挫折少女隊の仕事もスケールが大きく

 竜宮小町に勝利することができ喜びにうかれていた挫折少女隊であるが、なんとそこで新たなライバルである天ヶ瀬 冬馬が登場。楽曲売り上げもかなり上位にいる敵であるが、果たして彼は竜宮小町のように安易な噛ませとならないのだろうか?

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ガッカリ観光地である時計台へ
 二十九週目は資金営業(全国TVCMの仕事)と買い物を行う。これで思い出とファンをきっちり獲得し、装備も充実させていこうという魂胆である。

 すると、北海道で黒井社長に遭遇。今日も冴えないユニットを連れて無駄に歩き回っているとバカにしてくるのだが、Pはこれを間に受けて無駄ではありませんなどと言うのだからなんというか。こういうのは反論しても意味がないから好きなだけ言わせておけばいいのである。

 ちなみになぜ黒井社長がここにいるのかといえば、仕事でなく観光のために来たのだとか。セレブだから遊びまくりだそうだが、TV局のオーディションを見学するとかライブハウスに行く予定らしい。どう考えても仕事であり、そこを突っ込んだら焦って逃げていった。何だか悪役にしてもマヌケである。

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妙なCMを撮る
 北海道の行き先を地図で示せなどというアホくさいミニゲームを終えた後、いよいよCMの撮影。今回は大作映画風のものを撮影するらしいが、それにしてもアイドルの仕事として随分ランクアップしてきた感じだ。しかし内容としては、春香達が歌って世界を助けるという至極バカバカしいものなのであった。

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またもや転ぶ春香
 とにかくその文句は胸中にしまって撮影をするわけだが、歌おうとした瞬間に春香は転んでしまった。しかも何か様子がおかしく、具合が一気に悪くなってしまった様子。ここで選択肢が登場し、無理に撮影を止めることにした。

 春香に聞いてみると、少し足を捻ってしまったそうだ。ここまで来るとやはり緑内障といった病気を疑いたくなるが、本人はこれくらいなら撮影は続行できるとのこと。とはいえ、一度止めてしまった手前、大事をとって休ませたほうがいいだろう。

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無茶は禁物
 そのまま表に出て休憩すると、どうも春香の症状は思っていたより悪そうな様子。それでも彼女はどうしても撮影を続けたいと言い出すのであった。しかしこのまま続けてもロクな映像が取れるはずもなく、説得して納得してもらい止めさせることにした。

 結果としてはそれまでに撮った映像を編集しなんとか良いCMになったのだが、パーフェクトではなくグッドコミュニケーションだった。選択肢を間違ったとは思えないのだが、無理にやらせるべきだったのだろうか。

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はじめてのショッピング
 続いてはショッピングに向かう。今まで溜めたマニーを使ってステージ衣装やアクセサリが買えるのである。とりあえずは買えそうなものを一通り買ったのだが、やはりこうなると金をものすごい浪費する。ちまちまと貯めて、頑張って全購入を目指そうではないか。

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10位以内の実績を解除
 事務所に帰ってランキングをみると、3rd楽曲の「The world is all one!!」が10位に入っており驚く。これならば次の曲で一ケタ台も安定か。

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相も変わらず凸凹
 三十週目に事務所へ向かうと、なぜか竜宮小町が集まっていた。亜美は衣装をどこかに忘れ、方向音痴のあずさと探しに行ってしまう。そしてそれを伊織が追いかけるといいつつ逃げ出し、それを叱りつける律子……と相変わらずすぎる。

 とはいえ、冬馬に負けて落ち込んでいたのは直ったらしく、すぐ元に戻れて良かったとはいえよう。律子曰く、アイドルもPもタフさが重要だそうな。しかし弱っていることには違いなく、「あなたみたいな人が来るとわかってたらアイドルを辞めてなかったかも……」などと言い出したのだから驚き。これでクインテットライブに律子も呼ぶことが出来るようになったようだ。何だかんだで彼女はまだアイドルに未練ありありの様子。

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大御所との仕事
 仕事はダンスレッスンと営業を行った。今回は大御所二郎というやっつけすぎる名前の大御所が出る番組で、メインの司会を担当することになった春香。当然のように緊張しているようだ。

 まずはトークコーナーで何を喋ればいいのかと聞かれたので、無難に家族の話でもしておけと提案。これは良かったのだが、もう一つ悩みがあり、大御所の曲のフリ、つまり前口上のようなものも考えねばならないらしい。とりあえず私も大好きな曲ですとか言えばいいのではないかと提案したところ、問題なくやれたことは確かだったのだが、目立たずノーマルコミュニケーションとなってしまった。

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何時の間にこんなことに
 続いての三十一週目もボーカルレッスンと営業。今回は主演した映画の舞台挨拶に行ったわけだが、いつの間にか主役級になり主題歌まで歌っていることになるとは。短い間に成長しすぎである。

 春香は映画のスタッフを紹介する司会に近い仕事を担当させられており、どういう順番で紹介すればいいのかと相談された。これは監督を最後にしろと言って問題なく理解してもらえたのだが、この後が問題で、彼女は舞台に出るのに緊張してしまったのである。

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転ぶと思ったのだが
 そこでタッチイベントが発生したので、彼女の背中を押して無理やりに舞台へ立たせてやった。正直に言ってずっこけそうな気もしたのだが、観客から声をかけられて緊張もほぐれうまく仕事が出来たようだ。何にせよパーフェクトコミュニケーションでよかった。

 それにしても、大御所の出る番組の司会といい、主演の映画といい、いつの間にかえらい規模のアイドルグループになってしまった。ランキングで十位近くに入っているのだから当然なのかもしれないが、なんとも早い成長である。

恐怖の冬馬(?)とノミネート確定

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また飛び込みフェスか
 三十二週目もレッスンと営業を行おうとしたところ、またもや社長から知人の開催するフェスに飛び込みで行けといわれた。Pは、今の微妙な時期にあまり無茶なことをしたくないと反論したものの、やはり社長には勝てずしぶしぶ出ることに。クソッ、いつもこんなんじゃねえか。

 しかもこのフェス、あの天ヶ瀬 冬馬が出演するようだ。今現在のアイドルレベルは11でメンバーの仲も良いのだが、果たして勝てるのかどうか。Pが勝負に乗り気でないことを考えると、やはり敗北イベント臭いのだが。

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だから半目はやばいって
 会場は天気が悪く、今にも雨が降り出しそうな気配。春香も嫌な予感を覚えていると、そこに冬馬の登場。またもやギスギスしそうだ。

 冬馬は相変わらず、こんなレベルの低いやつらが出てくるとはイラつくぜ! みたいなことを言うのである。雪歩はハッキリ言いすぎで怖いと反論するも、これはシンプルな事実だと言い包められてしまう。その上、竜宮小町の面子まで、仲間内でライバルごっこを楽しんでいるだけで困ると侮辱してしまったのだから大変だ。正論は最も正しいことであり、同時に最も言ってはいけないことである。こうなると僕はその通りだと思うのだが、Pは怒り心頭に発する。お前のほうが目障りだから帰れと言い出した。

 そして、冬馬は勝負を挑むのである。今日のフェスで勝てたら認めてやるが、しかし自分達が雑魚だとわかったらもう目の前をウロウロするなと。完璧に論点のすり替え(侮辱したことと勝負することは話が別)だが、春香が勝手にこれを受けてしまったと言うのだから情けない。これで冬馬は喜んでステージに向かっていった。あーあ。これで負けたら相手の思う壺ではないか。

 そんなわけで勝負しなければならなくなったのだが、予想通りとてもではないが勝てる相手ではなかった。冬馬のボルテージゲージは溜まりまくるし、スコアも途中なのにあっさり5万を超える。勝てるわけがねーだろボケ! 春香は責任をとれよ! と言おうとしたところで、急にステージが終了となった。

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どんがらピッシャーン
 何事かと思えば、落雷が起こりステージが中止となってしまったのだ。こうして勝負はおあずけとなってしまったわけだが、事実上の敗北である。

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な、なんだってー!?
 しかも冬馬はわざわざこっちにやってきて、自分のステージにあるスピーカーが一つ壊れていたなどと言い出し、「今日の俺は、50%の俺だったんだよ!!」と自慢しだしたので思わず爆笑してしまった。こんなショボい少年漫画みたいな力の表現があっていいのか。どうせ再戦する時は竜宮小町みたいに弱くなってるんでしょー? と思うものの、挫折少女隊はビビり、それを見て高笑いして去る冬馬なのであった。

 これを受けて、Pはチームワークがあるから俺達は勝てる! と訳のわからない理屈で励ますと、春香は同意して奮起するのであった。なんだか団結とかチームワークとか言う言葉が良く出てくるのだが、どういう考えでそこに辿り着いたのか説明がないのでサッパリすぎて弱る。

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よく売れてるなあ
 事務所に帰ってランキングを見ると、ジュピターなるユニットの新曲が登場していた。言うまでもなく冬馬のところの関連だろう。売り上げはすごいし、一応は脅威なのか。

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4度目の新曲発表
 三十三週目には新曲発表。「キラメキラリ」というアップテンポなダンス曲を選択した。

 その後、難易度10の全国オーディションに挑戦。今までより難易度が高いためやや怖いが、そろそろランクアップしているのでいけなくもないのではないかと考えた。しかし結果は敗北。100ユニット中1位になればよかったのだが、3位止まりであった。新曲のせいもあって少しミスをしてしまい、それがなければ行けた気もするのだが……。あるいは能力が足りなかったのか。

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普段は割と普通な冬馬
 とぼとぼと帰ろうとすると、会場で冬馬に遭遇。なんでも彼は別のオーディションに楽勝で合格したらしく、ノリノリ。いつもの悪態をつきまくる状態と違うので指摘したところ、はしゃいでねえよ! と照れ隠しをしたのだから、実はいい人だったみたいな話になるのだろうか。

 三十四週目と三十五週目は全国オーディションとクインテットライブに挑戦。これは難易度が低めなこともあって、あっさりクリアである。

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運命の日
 いよいよ三十六週目は運命のランキング発表日。皆も緊張しているが、その前に全国オーディションを受けることにした。

 とにかく新曲の売り上げを増すためにオーディションを受けたいのだが、難易度10のものしかなく悩まされた。下手をすればまた失敗をしてしまう。しかし、人気を取るには賭けとしてこれをせざるを得ないというわけで頑張ったところ、記者もついていたせいか41000点であっさりと一位。と思ったら、合格枠が六位までだったのでギャフン。とはいえ、これで全国のファン数が27万人になり、CD売り上げも期待できるというわけである。

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売れすぎだバカ!
 さて事務所に帰ってランキングを見たところ、4th楽曲「キラメキラリ」が初登場6位だったので思わず鼻水をふきだした。もう一週同じ程度売れれば、あっという間に1位になれるような勢いである。なんてこった。

 何せよ、ランキングで20位以内でいられたので、IA大賞ノミネート発表会への招待状が来ることが確定した。とりあえず途中でのゲームオーバーにはならなかったというわけで、一安心と言えよう。

○ アイドルマスター 2 06 クライマックス一歩手前
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1052.html
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工作員とSSDMによる「360インディーズゲームの低評価ゲーとは何ぞや?」 -良くも悪くも記憶に残る 編-

前回の記事と概要

 世の中には多くの低評価ゲーが存在するが、果たして360インディーズゲームにおける低評価ゲームは一体どのようなものなのか? 家庭用据え置き機のアレなゲームを多く持つ模範的工作員同志とSSDMが対談によってその謎を解き明かそうというのが、今回の目的である。

 未見の方はまず以下の記事を読むべし。

○ 工作員とSSDMによる「360インディーズゲームの低評価ゲーとは何ぞや?」 -工作員の戦歴 編-
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1043.html

○ 工作員とSSDMによる「360インディーズゲームの低評価ゲーとは何ぞや?」 -360インディーズの低評価ゲー 編-
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1044.html

○ 対談参加者紹介

28000.png・SSDM
 ご存知「毎日ムキムキ」に掲載している記事の著者。幼いころは任天堂ハードのマリオで育った模範的ゲームプレイヤーであったが、何がどうあってかすっころび全身に傷を作りまくった挙句、オタク的趣味にのめりこみ、360インディーズゲームのおためし版(体験版)を一通りプレイする末路になっている。
 周りからすると「暴言しか言わない悪たれキチガイプレイヤー」と思われているようなのだが、本当は心の卑しいゴブリンのようなかわいい精霊なので、怖がらないで欲しい。

cuba1_bigger.png・模範的工作員同志
 ニコニコ生放送のクソゲーコミュニティにてレギュラー放送を行っている剛の者。
 世間的な低評価ゲームを購入してはプレイし、神ゲーと連呼するという完璧に病院を薦めたくなるような患者である一方、国内外を問わず作品を集める精神力や行動力はまさに見事としか言いようがない。
 妙なゲームが好きだとか悪趣味な人物というのは僕も知っているが、拳銃で頭をぶち抜いたまま日常生活を送っているような人は、工作員氏以外になかなかいないのではないか。

記憶に残った低評価ゲー

SSDM:さて、今度は記憶に残った360インディーズゲームの低評価ゲーについてお話をしようと思っております。お互い様々なひどい低評価ゲーをプレイしましたが、まず工作員さんはどのようなゲームが記憶に残りましたかね。

工作員:そうですね、100本あるんですけど……。一本一本思い出ありますね。ということなので、一番僕自身が好きだったものと、とんでもないなと思ったものを挙げようと思うんですが。一番好きなのは『Dossun Island』ですね。

SSDM:これはあれですよね、いろんな方が好きだって言っているのを聞きますね。

工作員:やっぱりそうですか。ある意味では僕らが想像していたインディーズゲームっていう市場そのもののゲームなんですよね。例えば、表現は失礼になっちゃうんですけど、ものすごくレトロな感じのグラフィックで、たぶん普段あんまり絵を描かれている方ではないと思うんですよね。でも、一本のゲームをあそこまで完成させて、画面のスクロールだとか鶏の卵が割れるというギミックやアイデアをふんだんに入れて、すべてのものを(製作者である)このはさんは「絶対に面白い!」という自信と共に配信してるんですよね。やっぱりそうしたゲームはやっていて記憶に残るし、面白いって思ってるんだろうって伝わってくるんですよね。SSDMさんはどう思われているかわかんないんですけど、インディーズゲームはそういった市場であって欲しいと思っています。

SSDM:なるほど。

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Clay Schubinerの代表作『Colaris』のスクリーンショット。
工作員:一方で、たまらんなって、全部神ゲーだと思ってるんですけどね? たまらんなって思うのはやっぱりその、Clay Schubinerさんですね。 *1

*1 Clay Schubinerは360インディーズゲームで作品をいくつか配信しているデベロッパ。代表作としては『Colaris』や『Get the Ball』など。ボールを追うだけという単純なゲームを使いまわすリサイクル精神に溢れまくっているだけでなく、『Colaris』という本当に人体へ深刻な影響を与えかねない作品までも作る。詳細は「Xbox360 IndieGamesで石を拾う 05 【Colaris】」あたりを参照。

SSDM:(名前を聞いて思わず笑いながら咳き込む)

工作員:あのー……、すごい言葉が汚くなるんですけど、お前このゲームやってねえだろ!? と言いたくなりますね。

SSDM:(笑) なんていうんでしょう、人を小ばかにしきったゲームばっかりというか、そんなゲームしかないですよね。

工作員:「毎日ムキムキ」は製作者さんも見ているので失礼になることを言うのはすごく嫌なんですけど、Clayさんにだけに向けて言うんですけれども、配信する前に自分のゲームを三時間くらいプレイしてから配信して欲しい。

SSDM:ふっははははは!(笑) いやー、まったくその通りですね。

工作員:特に、「人生の答え」 *2 と、『Colaris』の二本は面白いと思っていないでやっているでしょ? って。

*2 Clay Schubiner製作の『The Answer to Life』のこと。占いソフトと思わせておいて、結果としては二桁の数字が出るだけという恐ろしくどうでもいい作品である。詳細は「Xbox360 IndieGamesで石を拾う 06 【占いソフトたち】」を参照。

SSDM:まあ、「人生の答え」は一発ギャグみたいなところがあると思うんですけれどもね。

工作員:ちょっとSSDMさんにお伺いしたいんですけど、Clayさんは「人生の答え」を本当に腹抱えるほど面白い冗談ができた! と思って作ったと思われますか? それとも……ないとは思いますけどね! 適当に手を抜いた結果、出来ちゃったゲームだと思いますか?

SSDM:僕はですね、たぶん……。例えば、会社の五十くらいの中年のオッサンが仕事をしていて、その時に親父ギャグを思いついたと。これを部下に言って顰蹙を買うか、心に秘めてクスっと笑うかどうしようかって悩んで、仕事を終えたんですよ。それで席を立って、部下に挨拶をしたんですね、帰るからって。で、そん時うっかり言っちゃったみたいな。そういうゲームだと思いますよ。

工作員:ははははは(笑) 総括すると出るべきではなかったと?

SSDM:出ちゃったんですよ。

工作員:出ちゃった! 出ちゃったなら仕方ないなっていう。

SSDM:仕方ないですね。

工作員:もう…ほんと…最近(Clayさんは)Windows携帯のほうに行っちゃってるんで、非常に申し上げづらいんですが、たまらんかったですね。

工作員:そうですね、僕からお伺いさせていただきたいんですけど、SSDMさんのレビューだとどれも尖ってるので、実際に心に残ったものだというと、読者の皆様も気になると思うんですけど。

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伝説的なタイトル『Block Fight!!』
SSDM:あのー、僕は工作員さんに事前にお話したんですけれど、「尖った石拾い」という企画をはじめたのは『Block Fight!!』 *3 を取り上げたい一心ではじめたんです。

*3 『Block Figth!!』。360インディーズゲームで2009年12月21日に配信された……何だこれ? とにかくルールが意味不明でゲームにすらなっていない代物。音楽や効果音はないし、背景は真っ白で、見たことのありすぎるフォントが転がっているだけ……。飛びぬけて意味がわからない。詳細は「Xbox360 IndieGamesで石を拾う 02 【Block Fight!!】」を参照。

工作員:ははは(笑) やっぱり『Block Fight!!』?

SSDM:『Block Fight!!』はコアな人気を持つっていうのがわかるゲームで、一番最初に僕が感動したのはインディーズゲームの一覧を漁っていて、真っ赤な背景に直線ツールだけで描いたと思われる題字をパッケージ画像で見た時。これは絶対五時間以上やったら死ぬなと思いました。

box_blockfight.jpg
そのパッケージ画像
工作員:買わせようという気がないですよねアレ。

SSDM:ていうか何考えてんのか単純にワケわかんないすよ。

工作員:あれも採算度外視の中に入れていいのかなあ? わかんない。

SSDM:これはね、僕は最初やった時、途中までしか作ってないゲームを配信しちゃったっていう話だと思ってたんですよ。一応、ゲームの最低限みたいなレベルの話で言うと、ヘルスとかライブはあるんだから、グラフィックに何かを載せて音をつけて勝ち負けの画面がついたら、普通のクソつまんないゲームになるんですよ。で、時間がなかったのか諦めたのか何か知りませんけど、これで出来ちゃったからいいやと配信しちゃったんだと思うんです。

工作員:性善説じゃないですけど、自分だったらやらないよなー、そんなことって思うと、どうしてもどこか心の中でそんなことないのかもって思っちゃうんですよね、あのゲームに関しては。にもかかわらず、(値段が80MSPだったのを)400MSPにあげたっていうのが……。これが本当に未完成のものを上げる人間っていうのは、そこまでの面の皮の厚さってのがあるのかなっていう……。

SSDM:いやー、そうは思いたくないですね(苦笑)

工作員:思いたくはないですけど。世の中ひどいゲームだひどいゲームだと口の悪い人はいますけど、『Block Fight!!』やらせてあげたいですね。

SSDM:僕英語できるんだったらこの作者さんにすぐアポイントメント取ってますよ。

工作員:ふははは(笑) SSDM VS 『Block Fight!!』の作者と。読めるんですね。

SSDM:僕が読みたいですからね、それ。

工作員:たぶんですけど、あの、正直生気のある人間と思えないですね。どこかのすごい賢い大学が社会実験のために配信したソフトっていったほうが納得できますもん。

SSDM:そうですね、僕も思います。そう思いますほんと。

工作員:出して社会の混乱具合がどうなるか見るみたいな。

SSDM:我々がマウスなんじゃないかと思いたいですね。

工作員:どうですかね、それ以外だと何か?

kissypoo_01.pngkissypoo_03.png
狂っている世界観の『Kissy Poo』
SSDM:そうですね、単純にクソつまんないってのもあるんですけど、なんか好きだなっていう意味だと『Kissy Poo』 *4ですね。

*4 『Kissy Poo』。360インディーズゲームで2009年11月24日に配信された子供向けゲーム。主人公を操作して動物達とキスをさせるだけの簡単な作品なのだが、サイケな色使いにいきなりキスをして踊り始めるという狂った世界観と組み合わされている。詳細は「Xbox360 IndieGamesで石を拾う 03 【Kissy Poo】」を参照。

工作員:はははは(笑) わかりますね。

SSDM:これは単純に、日本のゲームだけやってると絶対に見れない感性が見れるなあってのがあって。しかもこういうのはメジャーゲーだと絶対出ないんで、パッケージゲーだと買えないなと。

工作員:インディーズだからこそですね。

SSDM:僕はこういう好きじゃないし、嫌いでもないんだけど、なんか気になる。すごい乙女心みたいな気持ちになっちゃうゲーム(笑)。

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『Coastal Defense』
工作員:あの、インディーズゲームってなんで作ってらっしゃるかわからないゲームって、やっぱり採算度外視なんで多いじゃないですか。まあ『Kissy Poo』は(製作者さんの)ブログを見て子供のためなんだなってわかるんですけど、例えばその……表現は悪いですけど、レトロゲームにインスパイアされたゲームばっかり出してるGame 4 Kidsさんとか、あるいは『Coastal Defense』 *5 の作者さんとかは、あれは本当に子供にコレを使って勉強してもらいたいっていう気持ちで作ったんですかね?

*5 『Coastal Defense』。360インディーズゲームで2010年5月18日に配信された(おそらく)エデュテインメントゲーム。歴史テキストが見られるモードと、クソつまらなくてショボい上に意味も爽快感も楽しさもない沿岸防衛ゲーム(というか苦行)が楽しめる。おそらくデジタル教科書のような風に作ったのだろうが、この出来では真意はわからない。詳細は「
Xbox360 IndieGamesで石を拾う 01 【Coastal Defence】」を参照。

SSDM:どうなんですかねー? これは多分作者さんの身分とか職業を知らないとなんともいえないと思うんですけれども。

(以下、意図がつかめない低評価ゲームについての具体例について続くので省略……。)

SSDM:やっぱり問題は、ゲームを作ろうとしている意志がどれだけあるかどうかですよね。しかもその意志が、ゲームを作らなきゃいけないから作ろうというのではなくて、何か面白いものをゲームで表現しようとしているかどうかってことという。

工作員:やっぱり、何度話してもここに行き着きますね。ゲームを作るために作るんじゃなくて、ゲームを作って表現していただきたい。

(以下、ほとんど変わっていない続編についてや、工作員さんの配信について。インディーズゲームの展望について。ちょっと本筋からずれるところもあったので、楽しかったが大幅カット。)

SSDM:表現というのは何らかをプレイヤーとか読者に伝えようとしてやることなんで、そこの最低限のルールを守って、あとは頑張れば必ずその気持ちは伝わるはずだと。

工作員:おー。まさか、あの悪たれSSDMさんから「頑張れば気持ちが伝わる」などというこんな言葉が出るとは。(笑) 引き出したなー。

SSDM:あっはっは!(笑) 最悪だわ。僕が言う言葉じゃないですねー。

工作員:もっとファックとかウンコとか出ると思ったらそんな言葉が出ると。

終わりに

 以上で対談は終わりである。本来は後半にもっと文量があったのだが、ちと本筋からずれた話が多くなってしまった上に、何を語るか曖昧になりがちなので大幅にカットさせてもらった。語っている身としては楽しかったのだが、記事にするには致し方あるまい。

 さて、こうして実際に話してみると、低評価ゲーの何が問題なのかわかったように思える。どんなに世間一般にひどいと言われるゲームであっても、プレイヤーによっては好まれることがあるのだ。やはり、どんなゲームであっても、プレイヤーの好みや資質によって愛着が湧いたりする可能性もあるわけである。

 となると、低評価であること自体が悪いわけではないだろう。例え世間的にクソゲーと言われようとも、一部の人が好む可能性があれば、遊ぶほうも作るほうも喜べると思われる。しかし、一方では問題のある低評価ゲーもあるのだ。

 やはり低評価ゲーの問題とは、低評価になること自体よりも製作の意図が感じられないということに集約されるのではないだろうか。例えば、『Block Fight!!』や『Colaris』などは本当になぜ出したのかわからないし、意味があるとは到底思えない。今例に挙げたゲームというのは、360インディーズゲームをやっていて心底イラつかされるのと同時に、とにかく失望させられる瞬間だ。これらの何がまずいかと言えば、とにかくワケがわからない。何をしたいのか、何をしたのかが伝わらないのである。

 結局のところ、なぜゲーマーがゲームを遊ぶのかと言えば、開発者の感情の発露だとか、作り手が見つけた面白さを見たいからではないだろうか。そして、ゲームで製作者が表現するものを感じられなければ、プレイヤーは呆れて帰ってしまう。表現としての最低限の部分が欲しいというのが重要なのではなかろうか。

 無論、それが作り手側のスキル不足や、プレイヤー側の鈍さによって引き起こされる可能性は十分にあるし、この360インディーズゲームという場の制約上起こるということも考えられるのだろう。だが、どうしても表現したい気持ちというものがあれば、それが一側面においては輝くゲームになるのではなかろうか。そして、そういったものが360インディーズゲームに必要なものではないだろうかと思わされた。

 つまり、どんなものでも発表しやすいというフットワークが軽い場だからこそ、何でもいいから出すというのではなく、表現の吟味や練りこみというのが必要になってくるのではないか。いや、正確に言えば、我々はそういったものを求めているのだろう。しかし現状としては、360インディーズゲームは目に余る状態であるというのが私見である。

 とはいえ、すべてがすべてそういう作品だというわけではない。再三言うが、良い作品には作者の気持ちが篭っているし、そういうものを見ることができるのは確かなのだ。もし、すべての低評価ゲームから作者の熱意が伝わってくるのであれば、それはそれでステキだと言える場になるのではないだろうか。
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工作員とSSDMによる「360インディーズゲームの低評価ゲーとは何ぞや?」 -360インディーズの低評価ゲー 編-

前回の記事と概要

 世の中には多くの低評価ゲーが存在するが、果たして360インディーズゲームにおける低評価ゲームは一体どのようなものなのか? 家庭用据え置き機のアレなゲームを多く持つ模範的工作員同志とSSDMが対談によってその謎を解き明かそうというのが、今回の目的である。

 未見の方はまず以下の記事を読むべし。

○ 工作員とSSDMによる「360インディーズゲームの低評価ゲーとは何ぞや?」 -工作員の戦歴 編-
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1043.html

○ 対談参加者紹介

28000.png・SSDM
 ご存知「毎日ムキムキ」に掲載している記事の著者。幼いころは任天堂ハードのマリオで育った模範的ゲームプレイヤーであったが、何がどうあってかすっころび全身に傷を作りまくった挙句、オタク的趣味にのめりこみ、360インディーズゲームのおためし版(体験版)を一通りプレイする末路になっている。
 周りからすると「暴言しか言わない悪たれキチガイプレイヤー」と思われているようなのだが、本当は心の卑しいゴブリンのようなかわいい精霊なので、怖がらないで欲しい。

cuba1_bigger.png・模範的工作員同志
 ニコニコ生放送のクソゲーコミュニティにてレギュラー放送を行っている剛の者。
 世間的な低評価ゲームを購入してはプレイし、神ゲーと連呼するという完璧に病院を薦めたくなるような患者である一方、国内外を問わず作品を集める精神力や行動力はまさに見事としか言いようがない。
 妙なゲームが好きだとか悪趣味な人物というのは僕も知っているが、拳銃で頭をぶち抜いたまま日常生活を送っているような人は、工作員氏以外になかなかいないのではないか。

360インディーズゲームにおける低評価作品の傾向

SSDM:続いて、360インディーズゲームにおける低評価作品の傾向というのをお話させていただきたいと思うのですけれども、この界隈は工作員さんも色々見ていただいてわかる通り、ひどいゲームにしても方向性が無茶苦茶というわけではなくて、良い意味でも悪い意味でもある程度凝り固まってますよね。

編注:360インディーズゲームの低評価ゲームは、ゾンビのゲームだとかアバターゲームだとか、流行の後塵を拝する作品が特に多い。しかも、名作だからといって必ずそれに追随する作品が出るわけでなく、単純に作りやすい作品に流れる傾向がある。全方位シューティング、マッサージソフト、ミニゲームにアバターやゾンビを加えたゲームなどがそれに該当。また、レトロゲームの海賊版のようなソフトも多い。

工作員:そうですよね。

SSDM:例えば低評価ゲーの代表的な作品というと、わかりやすいもので言えばゾンビゲーですよね。まァ、僕はゾンビゲーはまだ理解できなくもなくて、やっぱり海外というか北米ではゾンビものが映画からすごい流行ってて、それからゲームにも移って来たというバックボーンがあればわかるわけじゃないですか。ただ、個人的にはゾンビゲーとかいいつつ全然関係ないゲームだったりしてムカつくんですけど。工作員さんはどう思います?

工作員:僕も正直同意見なんですよね。やっぱり敵として生身の人間をぶっ殺すというわけにはいかないですから、ゾンビというのは扱いやすいですし、そう考えるとゾンビですとかニンジャですとかアバターですとか、そういったキャラクターって使いやすいから使ってるんでしょうね。ただ、追々この話になっていくと思いますけど、みなさんそれを使ったからもういいだろって満足しちゃっている方のほうが多いっていうのは、先ほどちょっと話させていただいた愛を一切感じないゲームですよね。

SSDM:僕はもう、手段が目的に摩り替わっているというか、もうそれが目的なんじゃねーかなと思うんですよ。もうゾンビが入ったゲームを作るとか、アバターが入ったゲームを作るっていうのがもう目的なんだと。

工作員:子供とか人質にとられてゾンビゲーを作らざるを得ないと(笑)

SSDM:そうそう(笑) それか不治の病にかかっていてゾンビゲーを作らないと生きる余地はないと医者に宣告されて、シコシコ作っているみたいな。

工作員:でもそう思いますね。ちょっと最近、ゾンビだけじゃいけないなと思って虫とか玉とか、そこを変えることが解決になってないんじゃねえんじゃねえの? という潮流が感じられて怖いとこですよね。

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『Avatar Snake』
SSDM:一番最近というか、今(この収録)の時点で最新のインディーズゲームが『Avatar Snake』なんですね。ラテンソウルスタジオさん、大変申し訳ないんですけど、タイトルを見た時点で僕はもう頭痛がしまして。皆さんご存知の通り、スネークゲームといって、ヘビを動かして餌を食べつつ体を伸ばしてぶつからないようにしていくっていうゲームがアバターになっただけなんですけど、こういうのが沢山あるのを見ただけで色々わかりますよねホント。

工作員:ですよね。いくつか言いたいんですけど、まず、スネークゲーム出てるよ! っていうことを言いたいのと、ひどいならひどいで突き抜けてていいんですけど、何もないですよね。

SSDM:そうなんですよ。例えば、新ジャンルとか新システムを盛り込んでクソゲーとなったらかわいいほうですよね。

工作員:何をやろうとしたかわかるんですよね。あー、これで失敗しちゃったんだとか、こういうシステムとかこういうキャラクターがいれば売れると思ったってのはわかるんですけど……。最初のころはゾンビが出たら売れると思ったんだろうなとか、アバターが出たら無難になると思ったんだろうなって思ってたんですけど、最近は逆に、アバターを出すことによって何もないゲームを演出してるのではという風にちょっと思い始めている自分が嫌ですよね。

SSDM:あれですよね、テストの答案用紙に間違っててもいいから計算して書くのか、何も書かないのかみたいな。

工作員:みたいな感じはありますね。それいい例えだな、欲しいな!

SSDM:なんかもう、アバターゲーとかゾンビゲーってもちろん中には良い作品あるんですよ、もちろん。ていうかもうこれは今回の話において一々全部前においておかなければならないんですけど、とにかくいいゲームはあるんだけれども、ダメなゲームっていうのは本当そういう、悪い意味でやる気のないというか。

工作員:先ほどちょっとSSDMさん仰ってたことなんですけど、もうこれは目的と手段が摩り替わってますね。アバターでスネークゲーム出して、俺はゲームを作ったんだぞ! ってところが目的になっちゃってるっていう。だからもう売れなくてもいいみたいなニオイがプンプンしてくるんですよね。

SSDM:これはもうゲームだけでなくて創作関連全般に言えると思うんですけど、そもそも何か物を作ろうって考えた時って、ゲームを作りたい、小説を作りたい、絵を描きたいっていう欲望から湧くんじゃなくて、何かを表現したいっていう所から、手段としてゲームとか小説をそれなりに選ぶんであって、やっぱりそういう当たり前のところが間違ってる気がしないでもないですね。

工作員:ですね。360インディーズゲームにおける低評価作品の傾向っていうことすべてに言えることですけど、インディーズゲームっていう市場が、最初僕ら聞きかじったゲーマーは、ものすごい闘志を内に秘めた持った素人たちがわけのわからないすんごいゲームをボンボコボンボコ出してくるのかなーって思ったら、ゲームを出すことによって満足する場になっちゃってるんですよね。

編注:言うまでもないが、これはあくまで多く登場している低評価ゲームに感じられる傾向という話であり、全てが全てそうだという話ではない。

SSDM:はいはい、ですね。やっぱりそれは僕も強く思いますね。うーん、なんか「面白いゲームを作りたい」とかじゃなくて、「ゲームを作りたくてゲームを作る」っていう。

工作員:はー、今日の名言でたな。

SSDM:あはは(笑) いやいや。

工作員:ゲームを作るためにゲームを作る。

SSDM:やっぱりそれは問題ですよね。まァ、どういう意図で作ろうと面白けりゃかまわないんですが、でも、何も表現するところがなく作って面白くないゲームが出来上がるのは至極当然のことなんで。

工作員:もう一つ不思議に思っているところがあるんですけど、普通こういうゲームを発信する時って、自分がやって面白いと思ったものを発信すると思うんですよね。

SSDM:それはちょっと厳しいですね。

工作員:製作者さんの人たちって、自分の作ったゲームをやってるのかなってすごい謎なんですよ。

SSDM:あっははは(笑)

工作員:僕が言っている低評価でも良いゲームって言ってるのは、作っている人たちが面白いと信じているから「じゃあ俺もその通り面白いと思う」と納得しているんですけど、作っている人たちが面白くねえって言ってるのに外の人間が取り上げて「面白い可能性がある!」って言ってるのはゲーマーに対する裏切り以外の何物でもないと思うんですよね。

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2も出ている『Super Sequence』
SSDM:たぶんそれを言うと、テストプレイをしているうちに面白いかどうかわからなくなるみたいな曖昧なこと言われちゃうんでしょうね。まァでも、僕としては……。工作員さんがこの前ニコ生で配信してましたけど、『Super Sequence』 *1 ってゲームあるじゃないですか。あれは2も出ている大人気作品かと思いきや、単なるボタン覚えゲーというすごい肩透かしというかボタンを覚えている暇があったらコントローラーを捻じ曲げてるよっていうゲームなんですけど。あれなんかもう完璧に、ゲームを作るためにゲームを作っているっていうか。なんだろ、あれはもう新着に乗せて、間違って買った人のお小遣いを奪おうとしているんじゃないかというくらいの意図しか感じられないんですよね。

*1
Super Sequence』。360インディーズゲームで配信されているボタン覚えゲーム。単純に表示されたボタンを覚えるだけで、他には見所がいっっっっさいないという度し難いゲーム。製作の意図がさっぱりわからない。

工作員:まったく同意見なんですけど、最近で言えば新着に乗せてお小遣いを奪おうっていう意気すら感じられないゲームもある気がするんですね。

SSDM:ははっはっはは!(笑) ありますねホント。

工作員:ゾンビが出たら買ってくれ! とかそういうことじゃなくて、どうしてこの世に産み落とされちゃったんだろう!? みたいな。

SSDM:それは悪い意味で切ない気持ちになりますね。

工作員:これ、表現として正しいかどうかわからないんですけれども、お小遣い騙し取るくらいの気概があるくらいならまだいいかなって。

SSDM:そういう考えになっちゃうのわかります。僕なんかは最初つまんないゲームだったら無言でぶった切るみたいなことを考えていたんですけど、最近はもうゾンビゲーとしてゾンビが出ているだけでマシかなと。

工作員:ふははは(笑)

SSDM:ゾンビゲーというだけでゾンビファンがいるから需要があるだけマシなのかな!? と。

工作員:それですわ、需要。言っちゃいけないんですけどね、「このゲーム需要があるのかな?」とか。

SSDM:まあ、そうですよね。マーケティングの時点で大失敗しているというか。

工作員:これは複雑やわ。

SSDM:360インディーズゲームにおける低評価作品というのは、気合を感じないゲームが多いというのが共通点ですよね。

工作員:ですよね、思います。

他ハード(家庭用ゲームハード)で遊べる他低評価作品との比較

SSDM:今度は他ハードの他低評価作品と、インディーズゲーム低評価作品の比較をしようと思います。こういうとインディーズと商業作品を比べるのはお角違いだみたいなことを言う方がいらっしゃいますし、言われたんですけど、実際のところ360インディーズゲームの魅力が何かといえば、Xbox360をインターネットにつなげれば遊べるという所だと思うんで、そういう意味では、家庭用ゲームハードに登場している作品という意味では間違ってないと思うんですよね。ですので、家庭用ゲームハードで遊べる他作品との比較をしても、気をつけておけば問題ないのではと。

工作員:そうですよね。ある意味では360に出来て他のハードにできないことの一つにインディーズゲームがあるわけですし、この商業作品と比べてここが違うんだよ! っていうのは明確に皆が話し合ったほうが魅力がしっかりもてると思うんですよ。なので、商業作品と比べることは意味がないっていうのはインディーズゲームに対して失礼だと思いますね。

SSDM:ですよね! で、他ハードとの低評価作品との比較なんですが、こういうのは一々見ていってやらないと難しいと思うんですけど、工作員さんがプレイされたひどいゲー…ゲフンゲフン…低評価ゲームの中で、360インディーズゲームの低評価作品と類似点があったりしませんか?

工作員:そうですね……。一つ思うのは、やっぱり非常にどこのハードの市場とも似てないんですけど、昔のアーケードゲームの市場にはすごいそっくりなんですよね。まず海賊版がボンボコ横行しているってことと、アイデアにブレーキが利いていないんですよね。表現が悪いんですけど、面白くなるわけないアイデアが面白くなるわけないのにそのままゲームとして出てくるっていう。そういった混沌の中で無茶苦茶凝り固まって、「俺はこれを作るんや!」っていうオカルティックなというかカルトな作品が出てくるっていう所も非常に似てますね。それ以外だと、インディーズゲームだと商業作品の低評価作品ってほぼ似てないんですね。

SSDM:あっ、そうですか。

工作員:似てる作品というか、デベロッパーさんが一つだけあります。Silver Dollar Gamesさん。 *2

*2 Silver Dollar Games。360インディーズゲームで30作品以上の作品を配信している老舗のデベロッパ。しかしその中身は大抵が一発ギャグであったり、エロ・グロに関連した人によっては軽蔑されるようなものばかりである。

SSDM:はいはい。

工作員:そっくりです。プレステあたりのとりあえずギャルゲーというような作品というか。雪崩のように出ますからね。

SSDM:ところで昔のアーケード市場に似ているっていうことですけど、そこから一つ一つ拾っていきましょう。多分、僕のサイトをいちいちチェックしてくださる方はわかると思うんですが、海賊版みたいなのは「インベーダー系」、「アステロイド系」、「ブレイクアウト」系、「ルナランダー」系みたいなのが大きく分類できるんですけど。 *3

*3 インベーダーは言うまでもなく、タイトーの固定画面STG『スペースインベーダー』。アステロイドはATARIの宇宙空間で隕石を破壊するシューティングゲーム。ブレイクアウトは日本で言えばブロック崩し。ルナランダーは、同じくATARIの逆噴射でロケットを着陸させるアクションゲームである。

Retrovaders_ss.jpg
どこかで見たことのありすぎる『Retrovaders』
工作員:『Retrovaders』とか。

SSDM:そうですね。インベーダー系は工作員さんの配信でもプレイされてましたが、まんまパクリ系と、ちょっとアイデアプラス系が何十作品も配信されてますね。あとアステロイド系は、これはどちらかというとゲームそのものの原型が残っているというより、隕石を破壊する戦闘を宇宙空間をするという形ですごい影響を与えてますね。この間は3Dアステロイドみたいなゲームが出てて、これは何が違うんだみたいなことを思っちゃったくらいで。あとはブレイクアウト系は言うまでもなくブロック崩しですね。まあブロック崩しは360インディーズゲームに限らずフラッシュなんかでも見るので普遍的なのかな。ルナランダー系は、単純に海外の今デベロッパーに回っているプレイヤーに大きな影響を与えたっていうのがあるんでしょう。

工作員:自分で思うのは似たところなんですけど、ツインスティックシューターとか、日本だと馴染みないですけど海外だと滅茶苦茶出ているゲームジャンルですし、もう一つは『ポン』。 *4

*4 同じくATARIの『Pong』。わざわざ注釈をつけるのがバカバカしいほど、商業的に初めて成功したゲームとして有名すぎる。

SSDM:『ポン』はもうだめですねアレは(笑)

工作員:難しいところですよね。真っ黒な画面に白い棒でポンをやらせて、それが原作に対して忠誠心があるからなんです! っていうのが手抜きかは捉え方ですからね。

SSDM:なんかもう、観光地にいったらそこの歴史上の有名人をお菓子とかお土産に印刷しておけ! みたいな勢いですね。

工作員:「つくったったでとりあえず!」みたいな。

SSDM:そうそう。

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左 『Insanity』 右 『Dossun Island』
工作員:比較っていう意味で一つ、まったくインディーズゲーム市場だけが持っているというもので感じるのは、飛びぬけて採算を度外視しているんですよね。例えば、練習で作ったゲームをぽんと配信するとか、百パーセント『Insanity』 *5 みたいな本当に市場作品でお金をもうけるってことを考えるんだったら誰かが止めてるっていうアイデアがポン! って出ているんですよね。これって非常に、他の低評価ゲームと比べると珍しい傾向で、良い意味でも悪い意味でも特性だと思うんですよ。
 良い意味だと『Dossun Island』 *6 みたいな執着に執着を重ねたゲームだとか、『Sword and Hummer』 *7 みたいに、プロがもし作るんだとしたら写真を撮ってきてノベルゲーにしているであろうのに、ムービーの使いまわしとかが味になってると思うんですよ。一方で、採算を度外視しているんで、習作ゲームと言われるが売れなくてもいいからって出る。その結果、そもそもインディーズにはそのジャンルありますよっていうゲームとかぶせることをまったく苦に思わないっていう悪循環が非常にインディーズらしいといえますね。


*5 『Insanity』。360インディーズゲームで2010年12月24日に配信されたシューティングゲーム。内容としては『ポン』と「インベーダー」を実直に混ぜたもの。あまりに実直すぎて、ゲームシステムが一切噛み合っておらず、面白くないどころか意味がわからない。詳細は「Xbox360 IndieGamesで石を拾う 16 【Insanity】」を参照。

*6
Dossun Island』。360インディーズゲームで2010年5月23日に配信された2Dジャンプアクション。主人公が女の子なのに、ジャンプした後のドッスンという振動で敵を倒すという恥じらいのないゲーム。出来は単純に悪いが、なぜか一々こだわっている仕掛けや哀愁漂うグラフィックに惹かれるファンが多い。

*7
Sword and Hummer』。360インディーズゲームで2011年1月21日に配信された実写ムービーのゲーム。素人丸出しの戦闘ムービーに即して表示されたボタンを押すだけの作品だが、あまりの使いまわしっぷりやヘナチョコっぷりに切なさを感じる一作。

SSDM:これはさっきの「インディーズゲームにおける低評価作品の傾向」と同じことが言えますね。やっぱり、良くも悪くも採算度外視でやっちゃってるので、需要を読めないというか読まないし、読む気がないと。世の中にまず出ないゲームが出る可能性にもなるし、出ちゃいけないゲームが出ることにもなりますからね。360インディーズゲームが本当にゲーム扱いをされるには、ある程度は需要を読んだほうがいいんじゃないかなーとは思いますね。もちろん良さを残すためにいくらかは無視する必要はあるんですけど。

工作員:もちろん採算度外視していただいたほうが、非常に尖ったゲームが出るという意味で僕は嬉しいんですけど。一本練習作を出すという方はいらっしゃいますし、僕は素晴らしいことだと思うんですよね。どういったことにも練習は必要ですし、今後のためになりますから。でも、今現在インディーズゲームでほとんど練習作としか思えないゲームを出した人が二作目を出しているっていう例がほぼないっていうのが、先ほどのゲーム出した時点で満足しちゃったということの証左なのかなって考えたくないけど、考えちゃうところはありますね。

SSDM:んー、そうですね。こういうことを言うとたぶんゲームを気楽に作れないのが嫌だみたいな話になりそうなんで、このあたりは製作者さんも交えて話をしてみたいなと思うんですけど……。この場としてはあくまでも、プレイヤーとしての勝手な希望を言うだけということにしときましょう。

工作員:やっぱり、一度やったからにはどんどん続けてもらいたいですね。魅力的なインディーズゲームっていうのには競争があったほうが、今まで以上に玉石混淆が切磋琢磨になるでしょうし。

SSDM:ですね。けど、皆さんや仕事や学校の合間に製作されるので大変かも。配信される限りでは、プレイする側がいるんで、お待ちしております。


○ 工作員とSSDMによる「360インディーズゲームの低評価ゲーとは何ぞや?」 -良くも悪くも記憶に残る 編- に続く
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工作員とSSDMによる「360インディーズゲームの低評価ゲーとは何ぞや?」 -工作員の戦歴 編-

はじめに

 世間には様々な低評価ゲームが存在しているが、それを網羅している人というのは少ない。昔からクソゲー本と呼ばれる書籍は存在していることは確かだが、それはあくまで冗談として不出来なゲームを取り上げるといった側面が強く、言ってしまえば一時期のネタになれば良いのである。そのため、どうしても真摯さに欠けてしまうという問題も出てきてしまう場合があるだろう。

 しかし、世の中にはそんな一般的に低評価とされるゲームを集めてプレイしている酔狂なプレイヤーがいるのである。彼の名は模範的工作員同志。家庭用据え置き機の様々な低評価ゲームを収集しているという脳みそに何らかの問題があるのではないかとしか思えない人であり、その異常さには世の悪食達も舌を巻いた。

 そして、彼は今現在、ニコニコ生放送で360インディーズゲームの低評価ゲーム実況を行っている。なんでも合計で100作品をプレイすることを目標にしているとのことなので、これはあまりにもイカれきっている。まさにWelcome to this crazy worldを体現しているような人物としか言いようがあるまい。

 今回、そんな工作員氏とSSDMで対談をすることにした。その理由は簡単で、彼も僕も、360インディーズゲームに跳梁跋扈する低評価ゲームを多くプレイしたからだ。無論、この界隈にも名作が沢山あることは間違いない。ただし、どうしても低評価になってしまうゲームが多いこともまた事実なのだ。これらの作品は一体どこから来て、どのように存在しているのか。商業における低評価作品を多く知っている工作員氏と話をする上で、これらを解き明かすことができるのではないかと考えたのである。

 そんなわけで今回は、360インディーズゲームにおける低評価作品はどのようなものなのかと言ったことを語り合った。世間ではまず語られることのない話題であるため、こうして形にすることが何らかの価値を得るのではないだろうか。

○ 対談参加者紹介

28000.png・SSDM
 ご存知「毎日ムキムキ」に掲載している記事の著者。幼いころは任天堂ハードのマリオで育った模範的ゲームプレイヤーであったが、何がどうあってかすっころび全身に傷を作りまくった挙句、オタク的趣味にのめりこみ、360インディーズゲームのおためし版(体験版)を一通りプレイする末路になっている。
 周りからすると「暴言しか言わない悪たれキチガイプレイヤー」と思われているようなのだが、本当は心の卑しいゴブリンのようなかわいい精霊なので、怖がらないで欲しい。

cuba1_bigger.png・模範的工作員同志
 ニコニコ生放送のクソゲーコミュニティにてレギュラー放送を行っている剛の者。(詳細はこちら。)
 世間的な低評価ゲームを購入してはプレイし、神ゲーと連呼するという完璧に病院を薦めたくなるような患者である一方、国内外を問わず作品を集める精神力や行動力はまさに見事としか言いようがない。
 妙なゲームが好きだとか悪趣味な人物というのは僕も知っているが、拳銃で頭をぶち抜いたまま日常生活を送っているような人は、工作員氏以外になかなかいないのではないか。

工作員さんの戦歴

SSDM:これから360インディーズゲームにおける低評価ゲーの対談をはじめさせていただきます。

工作員:はい、よろしくお願いします。工作員と申します。

SSDM:えーと、工作員さんについては簡単な説明を記事のほうに書かせていただくんですが(「はじめに」を参照)、最初にどのような方かということを読者の方に説明するために、戦歴についてお話を伺わせていただきたいと思っております。

工作員:はい。

SSDM:で、まずは工作員さんが今までどんな低評価ゲーを集めてきたのかお話していただきたいのですが。

工作員:これはですね、改めて聞かれると答えづらいんですよね実は。漠然としていて。

SSDM:あっ、そうなんですか。

工作員:正直に申し上げると、だいたい日本で発売されたハードの「ひどいな」と言われる評価のものはほぼ集めてます。プレイステーションの1・2・3全部そうですし、Xboxも勿論ですよね。なので、どういうの集めてますかって言われると、アーケード基盤とかあるいは18禁ゲーム以外の家庭用据え置きに限ってはほとんど集めてると思いますね。

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工作員氏の低評価ゲーコレクションの一部。古典的すぎるATARIの『E.T.』から、有名な『デスクリムゾン』、そして界隈の人には馴染み深い『四八(仮)』といった最近のソフトまで揃っている。それぞれのタイトルを調べるだけで様々な情報が出てくることだろう。

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そして彼はこれらのソフトを「神ゲー」と呼ぶ。たった三枚の写真から、どれだけおぞましい人物かわかってもらえるはずだ。

SSDM:おっ、そうですか。じゃあまず、一番最初に集めようと思った切欠のソフトというのはありますか。

工作員:切欠ですか。……うーん、僕があの、こういった低評価ゲームを集めようと思ったのは、もともとそのー、寄付しようと思ってたんですね、国会図書館に。で、大本の切欠になったのは『松方弘樹のワールドフィッシング』っていうゲームなんですけれども。

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工作員さんが低評価ゲームコレクターになった切欠の作品
SSDM:(笑) 『松方弘樹のワールドフィッシング』!? また凄いところですね。

工作員:まあ、それまででもそういった低い評価のゲームを集めてはいたんですけれど、本格的には集めてはいなかったんですよね。で、ある時ですね、その『松方弘樹のワールドフィッシング』をプレステでやった時に、もう起動しなくなっちゃってたんですよ。

SSDM:ああ、そのゲーム自体が(記憶媒体の寿命で)。

工作員:プレイステーションのゲームってだいたい媒体として40年くらいしか持たないわけじゃないですか。それを考えると、本当だったら国会図書館で集めててもおかしくないと思うんですけれども、やっぱり民主党の政権さんに代わってから難しくなってるっていうのもありますけど、なかなかゲームっていうのはインターネットに低評価(の言説)だけ残って、ゲーム自体は誰もプレイしないのに低評価なレビューだけを見て「低評価や! 低評価や!」って言ってしまうような流れが出来るんじゃないかなあと。そのゲームが出来なくなった時に。ちょっと感じてですね。

*編注 工作員さん側からこの発言に対し、追加の説明があったのでその記述を以下に追記する。(以下の文章は工作員さんのもの。)

 これは麻生内閣の際に「国営漫画喫茶」と揶揄されたメディア芸術センターの計画内に「ゲームの収集・補完事業」が含まれていた事に由来しております。
 私はそれ以前から低評価なゲームを収集してはいましたが、これはいつかは国へ寄付しようと考えて集めているものでした。国家が補完事業を行ってくれるのならば、いくらネットで低評価が蔓延しようと、将来の人達もそれに惑わされることなく、実物をプレーして判断する可能性が残るからです。しかし民主党政権の樹立によって真っ先にこの事業が打ち切りにされてしまい、ゲームの補完事業は凍結となりました。
 私の目標は世の中の低評価をくつがえそうというものですので、いつか日本においてもゲームの収集事業が復活することを期待して、今現在はそれを支えに収集を続けております。配信は、もしそうした事業が復活されなかった場合の保険として、自分から広く喧伝しようとはじめたものなのです。


SSDM:はいはい、そうですね。

工作員:それ以来、配信もそうですけど、自分自身が出来る範囲内で集められればと思って、集め出したらこんなことになっちゃったって感じですかね……(笑)

SSDM:はっはは(笑) やっぱりそうですよね、ゲームっていうメディアの見られ方もそうですけど、情報がどんどん薄れて行ってしまう。今でさえレアなゲームっていうのは山ほどあるのに、メディアの寿命が短いとなると出来ないゲームがどんどんできて行っちゃいますからねえ。
 それで、その「ワールドフィッシング」から始まったコレクションですが、持っているハードは家庭用据え置きなら全部ということなんですが、日本国内に限らないんですよね?

工作員:そうですね。日本国内でも例えば、すげーマイナーな「光速船」 *1 とか言われるとなかなか持ってはいないですけれども、日本国外でも持っていますよ。例えば、台湾だったら「スーパーエーキャン」 *2 っていうちょっと良くわからないヤツですとか、「Atari Jaguar」ですとか。まあ「Atari Jaguar」は日本でも発売されてますけど。本当に海外のゲームはおまけみたいなもんですけど、手広くやらさせていただいてますね。

*1 「光速船」。1983年7月にバンダイから発売されたゲーム機。アメリカのGCE社が「Vectrex」として発売したものを日本向けに発売したとのこと。 参考サイト「ALL ABOUT 光速船/Vectrex

*2 「Super A'Can」。1995年に台湾で発売された16ビットゲーム機。発売は敦煌科技(Funtech Entertainment)。外見はスーパーファミコンに類似している。詳細はWikipedia(Super A' Can)を参照。


SSDM:なるほど。では、特に持っているソフトの中で気に入っている低評価ゲームっていうのはありますか?

工作員:あー、もっとも気に入ってるのはですね、んー……、アダルトゲームになっちゃうんですけど、『奴隷(オベイ)』 *3 というタイトルのゲームで、奴隷と漢字で書いてオベイっていうもので。これがですね、まあなかなかアダルトゲーマーにとっては有名なゲームなんですけど、発売が2004年なのに、1996年か97年の時に「古臭えな」って言われていたゲームのまったく同じ使い回しなんですよ。

SSDM:ゲホッゲホッ(あまりの衝撃にむせながら笑う)。はっはっはっ、それだけですごいですね。

工作員:またカセットビジョンみたいな見た目だぞというと、カセットビジョンに失礼なほどのグラフィックで、プラス使いまわしで女の子の名前だけ変えてるんですよ。なので、システム面だと例えばタイトルが書いてあったり女の子の好感度ゲージが出ていたりするじゃないですか。そういったところが99年の作品の使い回しなんで、まったくその女の子の名前が合致していなかったりと、そういうやすーい、やすーーい仕事がやっぱり僕は好きですね。

*3 『奴隷 ~オベイ~』。2004年7月30日にGAIAというブランドからWindowsで発売されたエロゲー。『PIN-UP』という2000年5月12日にHYPERSPACEというブランドから発売されたゲームをそのまま使いまわし、キャラクター表示やテキストの入れ替え、挙句にはエンディングさえそのままにしてしまったという伝説的な作品。更に、その『PIN-UP』という作品も元をたどれば99年に発売された『スクールクエスト』、『覗』の使いまわしによって作られている。

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『奴隷 ~オベイ~』のゲーム画像。画像はこちらから引用させていただいた。(http://www5e.biglobe.ne.jp/~motonuki/obey.html
SSDM:今、画像を見つけたんですけど、すごいですねこれ。

工作員:ああ、これは……。

SSDM:なんて形容したらいいのか。

工作員:あっ、ちょっといいですか。これ十字キーだと動かしづらいんで、右に『ダンスダンスレボリューション』みたいな矢印があるじゃないですか。これをマウスでクリックして動かすっていう。

SSDM:あっはっは!(笑) いや2004年のゲームとは思えないですね、とても。

工作員:やっぱりその、僕がこうやって低評価ゲームを良いゲーム良いゲームっていう風に配信している根底っていうか、ある意味でこういう所に影響されたってのがあると思いますけど。このゲームのファンの人たちって、こういった使いまわしを「さすがエコロジーな企業はやることが違うな」って言って傷を舐めあってたんですよね。

SSDM:いやもう360インディーズゲームみたいじゃないですかそれ!(笑)

工作員:そうです(笑) そういう意味では、このゲームは9800円 *4 とかだったと思うんですけど、こういう所にも僕自身のルーツがあるんではないかと。自分で言うのはスゲー嫌ですけど。

*4 当時の販売価格は7800円だったようである。

SSDM:いやでも、話を聞いているだけで低評価ゲーに対する「切なさ」みたいのを感じますね。

工作員:はははっ、切なさ(笑)

SSDM:僕も360インディーズゲームをやっていて思うんですけれども、どうしようもなくつまんないんだけれども、心をえぐられるようなゲームみたいのがたまにあって、そういう雰囲気を感じるなァと。

工作員:このなんていうか、「味わい」ですよね。

SSDM:はい(笑) すごい曖昧ですけどね。

工作員:そうですね、表現しづらい。

嫌われたタイプの低評価ゲーム

工作員:あ、家庭用でも一本くらい挙げておいたほうがいいのかな?

SSDM:折角なんでお願いします。

工作員:そうですか。そうですねー、うーん、じゃああまり普段言わないんですけれども、自分の嫌いなゲームを。

SSDM:あっ、はい。

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嫌いなゲーム その1 『ブラックジャック VS 松田純』
工作員:嫌いなゲームというわけでクソゲーというわけじゃないんですけれども。あのー、三本だけあって、一本は『ブラックジャック VS 松田純』 *5 っていうプレイステーションのゲームです。これはフルプライスでブラックジャックしか出来ないし、一万回くらい勝たないとエンディングが見れないという……。

*5 『ブラックジャック VS 松田純』。2000年8月10日にポニーキャニオンから発売されたカードゲーム。プラットフォームはプレイステーション。題の通り、グラビアアイドルとして知名度をあげた松田純とトランプゲームのブラックジャックができるようだ。

SSDM:すごいですねー。それはちょっとプレステでも許されないような……。

工作員:許されないですよ! しかもこれアイドルゲームなんですけど、一切そのアイドルの実写が出てこないっていうのが当時の僕としては……。

SSDM:(話を遮って) えっ?

工作員:はい?

SSDM:えっ? ちょ、えっ? ちょっと待ってください。

工作員:はい?

SSDM:それちょっと、キャラゲーの前提すら崩れてませんか?

工作員:だからあのー、どこかの漫画家の人にイラスト描いてもらって、それに声優、それも本業とはいえないグラビアアイドルさん(松田純)が素人ボイスをあてているという状況ですよね。

SSDM:ちょっと……、頭痛がしてきますねー。

工作員:あはは(笑)

SSDM:数あるキャラゲーとか声優ゲーでもクソゲーと言われるゲームはありますけど、ちょっと度が抜けてますね。

工作員:これはそうですね、そういったところでやるせないと。

SSDM:すごいなホント。

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『神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア』
工作員:あと二本か。ちょっと長くなっちゃうんですが、次はこの間「クソゲーオブザイヤー」 *6 にも選ばれていましたけれども、『神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア』 *7 っていうタイトルで、プレイステーション2なんですけども。

*6クソゲーオブザイヤー」。2ちゃんねる家庭用ゲーム板、「クソゲーオブザイヤー」スレにて、選評によりその年一番クソだったゲームを決める祭典。KOTYに選ばれたゲームの開発者が謝罪したりするなど、影響力は多大。

*7 『神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア』。2008年10月9日にアイディアファクトリーから発売されたRPG。プラットフォームはプレイステーション2。比較的近年のゲームであるため、検索すればすぐにひどい有様を目の当たりにすることができる。


工作員:これは何がひどいって、厨二病の人が書くノートをそのままゲームにするっていうならまだいいんですけど、愛がぜんぜん感じられないんですよね。必殺技の画面は一枚絵で、RPGなんですけど、まあ一枚絵で、ある必殺技があるんですよ。「チャーミングマーダー」っていうもう名前言うのも恥ずかしいんですけど、その「チャーミングマーダー」ってのが必殺技の一枚絵だと「誘惑的殺人」っていう漢字になってるんですけど、コマンド選ぶところだと「魅惑的殺人」っていう風に誤字してるんですよ。

SSDM:ははは、スタッフの連携がとれてなかったと。

工作員:厨二病的な表現が使えてれば誘惑でも魅惑でもどうでもいいのかっ! っていうのがすごく愛を感じられないですよね。エンディングで主人公の名前も誤字してますし。 *8

*8 これは工作員さんの記憶違いだそうで、実際に間違えているのは主人公側のパーティメンバーである宝生というキャラの下の名前ようである。

SSDM:あっははっは!(笑) ひでえ。大変だったんでしょうね、作る側的にも。チェックする時間なくて。

工作員:まあ嫌いっていうのは、そのくせしてスタッフラジオで超大作超大作できましたって連日インターネットでラジオしていたのが、いい加減にしろよって思うんですよね。 *9

*9 工作員氏はこのラジオ(http://game.biglobe.ne.jp/colweb/shoku/2008/081009/081009.html)を聞いてそう思ったとのこと。「アイディアファクトリーファンである自身の主観に過ぎない可能性もある」とのことなので、気になる方は自身の目で確認してもらいたい。

SSDM:まあその辺りはやっぱり、アレでしょうね。スタッフさん的には心が痛んだのか・も・し・れ・な・いですね。大人の事情ってことで。

工作員:最後の一本は3DOっていうハードの『シャドウウォリアー』っていうゲームなんですけれども。これは『モータルコンバット』みたいな実写の格ゲーなんですけど、既にアメリカのほうでとんでもないゲームだと言われて返品とか言うレベルの話になっていたんですが、当時3DOはソフト数が揃っていなかったんで、まったくそのままの形で発売するっていうのを……。

SSDM:あーあ。

工作員:それってつまり、面白いものを売ろうっていう気じゃなく、評価が低いってことをわかってて「ソフトが少ないんでしょ?」ていう担保をもって売りつけているってことに近いですからね。 *10

*10 日米における発売日の違いは一週間程度とのこと。

SSDM:なんかプレステ時代の(PCからの)移植ギャルゲーみたいな話ですね。 *11

*11 1999年あたりから『To Heart』などエロゲーのPS移植作品が人気を博したため、その後しばらくどんなひどいゲームでも良いから手当たり次第に移植しろという流れが一部ギャルゲー界隈で出来上がった。プリンセスソフトなどは特に移植元の作品を吟味していないと言う人も。

工作員:まあ、とにかくやっぱり愛がないゲームはあまり好きじゃないですね。

SSDM:そうですよね。基本的にやっぱりクソゲーって一口に言っても、とにかくストレスを与えて一刻も早くプレイヤーを殺そうと考えているのはダメですからねえ。

工作員:そうですねえ、たまんないっすわあ。クオリティが低くてもいいですけど、その出来うるかぎり「一生懸命やりました! ここが面白いです!」っていうのがわかるといいですね。『Block Fight!!』みたいに結局何を伝えたかったのか、本人は多分面白いとも思ってねーだろっていうゲームはちょっと……。

SSDM:もうホントあれは。いや、これは後に取っておきましょう。

工作員:いやすいません。先走っちゃった……。

今後の展望について

SSDM:工作員さんは今までもニコ生で色んな低評価ゲームをされたと思うんですけれども、これから特に何かを配信しようと思っている作品はありますかね。

工作員:これから先ほど実況した中で話させていただいたんですけれども、春に向けて海外でものすごく低評価なCD-iの「ゼルダ」と「リンク」をやろうかと。

SSDM:ああ、あのアニメのやつですね。

工作員:そうです、アニメのやつです。それに関連ってことじゃないですけど、「Angry Video Game Nerd」さん *12 が実況していたゲームを重点的に今度からは実況していこうかなと。徹底的に低評価を潰していってやろうかな、と。

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お馴染みAVGN
*12 怒れるゲームオタクとしてお馴染み、AVGN(Angry Video Game Nerd)。GameTrailersで配信されている人気ゲームレビュー番組で、レトロなクソゲーをプレイし怒りを顕にするというもの。かなりの人気があるので、ゲーマーは動画サイトで要チェック。

SSDM:「日本の怒れる工作員」ということで。

工作員:いや、日本の……「満面の笑みの工作員」ですね。

SSDM:はっはは!(笑)

工作員:自分で言っててすげー恥ずかしくなった。うわっ!

SSDM:そうですね、怒っちゃダメですよね。

工作員:怒っちゃダメですよ。やらさせていただいてありがたいな、という気持ちで。

SSDM:低評価ゲーをやって幸せになる、と。悟りの境地に入っちゃってますね。

工作員:幸せになる(笑) いやー……。まさかSSDMさんから言われるとはって、また言っちゃいますけど。いや、そうだと思いますよ。ブログの読者さんも「お前が言うな」っていう気持ちだと思いますよ。

SSDM:そんなこたあないですけど。まァちょっと話が違っちゃいますけど、僕はそもそも任天堂ハードで生まれ育ったすごい健全なゲームプレイヤーなんで。マリオをやりマリオの乳を飲み育ったプレイヤーですから。

工作員:あはははは!(笑) なんの因果か今はDiegoのゲーム *13 を心待ちにする青年に。

SSDM:で、Diegoのゲームやって「すごいクソみてーなゲームやらせんじゃねえよ」と散々書き連ねてアップロードするという、ものすごい非生産的なことばかりやっているという。

*13 360インディーズゲームで作品を配信しているDiego Salazar氏のこと。氏の作るゲームは『
The war of the end of the days』などとんでもない作品ばかりで、やった瞬間に条件反射でゲロを吐けるくらいである。


○ 工作員とSSDMによる「360インディーズゲームの低評価ゲーとは何ぞや?」 -360インディーズの低評価ゲー 編- に続く
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アイドルマスター 2 04 竜宮小町の脱落と新ライバルの登場

貴様らが強いのでなく、強制敗北イベントが強いのだ

 竜宮小町に負けてから地道に活動をしてきたお陰か、メンバー同士の仲も割とよくなってきた上に自力もついてきた挫折少女隊。果たして彼女達はどこまで上り詰めることができるのか。

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一昔前のアイドル番組だコレ
 さて、十九週目の活動だが、前回で2nd楽曲の売り上げが落ち着いたようなのでしばらくは営業とレッスンを行っていく。

 今回の営業は「目指せ、プロ野球☆」というアイドルスポーツ番組への出演。しかし、こういうアイドルがスポーツをやる番組というのも近年ではあまり見なくなったような、それとも僕がテレビを見なくなっただけなのか。

 さておき、この番組は結構ハードらしいので、事前に春香とキャッチボールをすることにした。コーチと呼ばせて練習をさせたのだが(何を言わせているんだ)、しかし彼女はまともに投げられず球はPの横っ腹に当たる始末。結局その魔球は直せそうになく、とにかく全力でやっておけとアドバイスしたところ、番組自体がそういう無茶苦茶な展開を許容するものだったため、パーフェクトコミュニケーションになった。これで思い出レベルが2に上昇。

 二十週はひたすらレッスン。もはや楽勝で作業なのだが、ダンスレッスンだけは妙に楽しくて仕方ない。

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冬服になっていた
 二十一週もまたレッスンを行おうとしたところ、社長からまたもやいきなり急な仕事が入れられた。なんでもまた竜宮小町とフェスで戦えることになったとかだが、こちとらレッスンの予定だったんだよ手前! とはいえ、思い出レベルも上がったし勝てるはずである。ここはひとつ勝負をしてみよう。

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調子に乗ってるのも今のうちだ
 いざ会場へ向かうと、竜宮小町は相変わらずである。亜美は事情をよくわかってないし、伊織は宇宙一のスーパーアイドルに勝てるわけがないと自信満々だし、あずさは相変わらず道に迷い、それをまとめる律子は大変そう。進歩を感じず、勝てそうな気がしてくる。

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圧勝
 こちらの面子もしばらくレッスンをしたせいか、自信がついているようだ。そんなわけで早速挑んだのだが、これがもう楽勝すぎて明らかに竜具小町が弱体化しているのだからなんともはや。以前の竜宮小町は3万点近く出していたというのに、なんともアッサリ勝てすぎるものだ。勝てる展開にしてももう少しなんとかならなかったのか。

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律子のプロデュースに不安を感じる
 律子はあっさりと負けを認めるも、まだまだIA大賞は諦めないようだ。しかし新曲を出していない竜宮小町が30位以内にランクインなどまず不可能だろう。これではまるで挫折少女隊を勝たせるために仕組んだ八百長のようである。もっとこう、超ギリギリな接戦にしてくれないものか。

 ちなみに律子曰く、敗因はチームワークなんだそうである。ええと、まァ、その、そう、なの、かな? なのかな? と思わず疑問符をつけまくりたくなるが、相手の私見にケチをつける必要もなかろう。

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一度見た顔の登場
 そんな話をしていると、以前どこかのオーディション会場で会った男に遭遇。能天気なヤツらめとケンカを売ってきただけでなく、助け合いなどバカバカしい、低レベル同士ケツの穴を舐めあってろよこのダブルリボン野郎! と言葉による陵辱を繰り返し(実際はもっとおとなしいことを言っていたのだが)、律子を怒らせ春香をしょんぼりさせた。そんなのではIA大賞は無理だぜ! と言ってきたわけで、こいつが新しいライバルということなのだろう。

 春香は後で、あんなにひどいことを言われたのに言い返せなかったのがムカつくと怒っていた。しかしいきなりケンカをふっかけてくる頭のおかしい人に反論したところでロクなこともなかろう。しかも何だかスパイがどうのこうのとか言っていたし、筋金入りの狂人かもしれず。おお怖い。

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YATTANE
 とりあえず今は事務所に帰り、竜宮小町に勝てたことを喜ぶべきだ。どうもあっさりすぎた気もするが……。

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プロデューサーに休みはないのか
 そしてイベントが発生。竜宮小町への勝利後、春香達に休日を取らせた。一方のプロデューサーは仕事の確保に走り回る。このままの勢いでトップアイドルまで行きたいので、今が頑張り時だろう。

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休みなのに事務所にいる春香
 仕事を追え事務所に戻ると、なぜか春香がいた。何事かと思えば、台本を事務所に忘れたのでそれを取りに来たというのである。相変わらずドジだなァ。

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律子から意外な言葉
 すると事務所内では律子が仕事をしていた。そして、春香を見るなり彼女がリーダーらしくなったと褒め言葉を与えたのだ。自分はまだまだと謙遜する春香に対し、そんなことはないと論理的に褒める律子。今までは春香にリーダーなど重荷と思っていたそうだが、今の状況を見る限りでは間違いだったとのことである。こうして褒められた春香は、嬉しさのあまりに涙を流しましたとさ。以前は自信がないとか言っていたし、これで本当にリーダーとしての自覚を持てるだろう。

新たなライバルの出現に不安

 次の二十二週目もレッスンを行う。これのお陰でアイドルレベルが10となり、だいぶ強くなってきた。そろそろ新曲発表の時期か。

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新曲発表
 そんなわけで、二十三週目は「The world is all one!!」を発表し、ファン獲得に走る。どうもこれはアイマス2のために用意された新曲の様子。その後、難易度8の全国オーディションに挑戦し楽勝。

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しかし全員ちっこいなあ
 二十四週目となるとユニットの仲良し度(団結力とかいうやつらしい)もかなり上がってきた。調子づいてきた勢いで、難易度6の東北クインテットライブを開催。竜宮小町の面子を呼んでみたが、なかなか楽しかった。

 二十五週目も難易度8のオーディションに挑戦し、あっさりと勝利。なんだか負け知らずである。

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律子からの重大なお話
 この週、帰り際に律子とのイベントが発生した。何事かと思えば、フェスに挑戦したところ、以前イチャモンをつけてきた例の男に大敗し心が折れてしまったそうだ。しかも、そのせいで竜宮小町のIA大賞はなくなったも同然となり、事実上の脱落ということになったようだ。

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男アイドルなのにライバル
 その男の名は天ヶ瀬 冬馬(あまがせ とうま)と言うそうな。たった一人であるというのにものすごい人気を取り、しかも男アイドルと女アイドルではファン層が違うだろうに、竜宮小町に圧勝したらしい。どういうことか意味がわからないが、何にせよ強敵なのだろう。それとも、こいつが普通の男ファンをも衆道に走らせるほどの魅力を持つのか。

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竜宮小町もボロクソ状態に
 竜宮小町のメンバーもけちょんけちょんにやられてしまったそうで、こうして先ほどまでのライバルが噛ませの為にあっさりやられるのは少年漫画みたいな展開である。

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お前が悪いと思うよ
 律子はすっかり気弱になり、「チームワークじゃ勝てないの?」などと泣き出す寸前。いやいやお前、チームワークがなかったせいで挫折少女隊に負けたみたいなこと言ってたろ。何言ってんだ。それに、新曲も出さねえ意味不明なプロデュース方針が悪いんだろとプレイヤーは文句をタレつつ、ゲーム中のPは彼女を励ました。(もっとも、竜宮小町が新曲を出せないのはゲーム的事情なのだろうが……。)

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冬馬怖いというと嫌なものしか感じない
 春香達にもその情報が耳に入る。いやはや大変なヤツに目をつけられたものだが、何として勝たねばならない。ランキングでもあっさりと負けてしまったのでこわいこわい。

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思っている以上にまともなPV
 おまけにこのランキングで、天ヶ瀬冬馬のPVまで見れるという親切さ。これで歌が下手だったりしたらグンニャリなのだが、普通に良い感じで関心してしまった。技量は問題なしということなので、せいぜいライバルとして中折れしないよう頑張っていただきたい。いざ戦ってみたらすげえ弱体化するのは勘弁な!

 冬馬の存在も気になるが、とにかく今は新曲の宣伝をしなければならない。そんなわけで二十六週目は難易度6のフェス、それも竜宮小町が出るものに挑戦したのだが、これが25000対24000と辛勝になった。どうもフェスは難易度が低めでも、思い出の数がないとバーストアピールで押し負けがちになるようだ。

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売り上げはぼちぼちか
 そして期待のランキング。販売枚数は24万でランクは49位と、あまり良い調子ではなさそうである。初週で50位以内ならば喜べばいいのだろうが……。

 二十七週目もフェスに挑戦。思い出を持っていないユニットが相手とのことなので楽勝と目論んだのだが、相手のバーストゲージが恐ろしく溜まりやすく焦る羽目に。とはいえ、ステータス自体は恐ろしく低いので勝利は楽勝だった。

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前曲を抜く
 これで売り上げは43万6千に。ほぼ前の週と同じくらいには売れておりまだ上がる余地はあるのだろうが、ちと素晴らしい成績と言うにはキツそうにも感じる。

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売れたことは売れたのだが
 そんなわけで二十八週目もフェスに勝利。すると、売り上げ56万で11位につけた。今までにない順位で嬉しいことは嬉しいし、実際社長もアイドル達も喜んでいて、20位以内に到達という実績も解除された。これで一流アイドルと言える立場らしいが、IA大賞を受賞するにはまだまだ足りず悔しい。しかし、実際に大賞を掴むところが現実的に見える場所には来れたのだろう。

○ アイドルマスター 2 05 トップアイドル一歩手前
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アイドルマスター 2 03 追い風の予感

落ちたらあとは上らねば

 楽曲売り上げが竜宮小町にいよいよ迫るというところで彼女達と対決した挫折少女隊であったが、結果は惨敗。おかげで全員がかなり険悪なムードになり、社長からリーダーを変えてみてはどうかなどと言われる有様。果たして彼女達はトップアイドルになれるのか。

 そんなわけで十一週目の仕事である。春香は朝の挨拶で「お仕事以外ならなんでもいいです!」とか言い出す始末で、小一時間説教してやりたい気分である。しかも、少し嗜めただけで怒る春香。お前は努力だけが取り得なんじゃないのか。どうも竜宮小町に負けた傷は深いらしい。

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大雑把なイベントへ
 今回は千葉で行われる「ときめき☆ふれあいフェスタ」なるものの営業へ向かった。ファンとのふれあいイベントらしいが、企画は当日になって自分達で考えろという心底どうしようもないものである。今すぐ企画者の首を出せ。

 さて一体どうしたものかと春香は悩むので、ここはトークショーをしろと指示。すると彼女は同意してくれたものの、それ以外にも何かお礼がしたいと言い出した。とはいえ、物理的な贈り物をするのは無茶なわけで、感謝の気持ちでそれを示せと選択。結果的には普通のトークショーをするという至極無難な内容になってしまったが、これで頑張る気にはなってくれたようでパーフェクトコミュニケーションとなった。

 いざ仕事となればこうして普通になるのに、やはり事務所に戻れば険悪ムード。しばらくは一々叱ってやらねばならないようである。まったくもって、プロデューサーの仕事は大変だ。

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懐かしい曲だ
 十二週目は新曲を発表し、オーディションを受けることにした。今回は「Shiny Smile」を選択。この曲、「ライブフォーユー!」で散々聞いたのでなんとも懐かしい。

 発表したからには人気をとらねばならないわけで、今回は難易度3とちょっと高めのオーディションを受けてみることに。ユニットレベルは6になっていたので、流石に行けると思うのだが如何に。

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大勝利
 結果としては楽勝で、ファン数もそこそこ増えた。その上、ベテラン記者である山原記者が取材としてしばらく付いてきてくれるようになったのだから最高だ。具体的にはよくわからないが記者のおかげでプラス効果もあるし、メンバーも新曲が気に入っているようだし、なんだか風向きが良くなってきたぞ。

 十三週目も難易度3のライブに挑戦。ライブはある程度の盛り上げをすれば確実に成功するようで、オーディションやフェスに比べればかなり簡単なようだ。これならまだまだレベルの高いところに挑戦できそう。

 そして、ライブだとデュオでアンコールができるのだから驚きだ。せっかくなのでそれを選んでみると、リーダーである春香を置いてきぼりに雪歩と真美が歌い始めたのだから笑える。えっ、リーダーは? いや歌がうまくないとかそういう話じゃなくて……、と唖然となってしまったが、ファンからすればこういうのもアリなのか。いや無いだろ。

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かわいそうなまみ
 十四週目では、真美が仲間はずれにされていた。まったくもって仲がうまくいかないなァと悩みつつ、難易度4の全国オーディションを受けることに。これまた楽勝だったので、まだまだ上を狙えそうである。

 十五週目は更に難しいオーディションを受けようとするも、特に無かったので難易度2のものを受けた。新曲発表後は注目度が高くなければまずいので、こうやって人気取りに走るのがキモと思うのだが、果たして結果としてはどうなのか。そして、また今度は違う記者が来てくれたのだが、どうも記者によって受けられる恩恵が違うようだ。これも覚えておいたほうがよさそう。

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中途半端な順位
 さて肝心の「Shiny Smile」売り上げであるが、初週で10万枚で87位あった。さすがに前回よりは売れているものの、順位は芳しくないし、今後はどうなることやら。

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またもやイベント
 この後、イベントが発生。帰り際に駅前へ向かったところ、女子中学生がこっちを見て何か噂をしているのだ。一体何事かと思いきや、なんと双海亜美の彼氏ですよねと聞かれたのだから驚きだ。

 何でも話を聞いてみるに、そういうことが書かれたメールと写真が添付されて出回っているようだ。自分は亜美とまったく関係ないものの、しかしこれは困ったデマのスキャンダルである。一体誰がこんなことを言いふらしているのやら。

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真美の登場
 と、そこに真美が登場。彼女からこれはどういうことかと聞かれるも、こっちが聞きたい話である。

 真美はとにかく、「俺には真美だけだ」と言えばこの状況をなんとかしてくれるなどと言い出したのだが、まったくもって意味がわからない。だいたいプロデュースしている子とそんなあらぬ噂になってしまっては面倒というか、相手は中学生なので下手をすればおロープ頂戴のポリス沙汰である。そんなわけで、選択肢で「俺には仕事しかない!」と叫んだところ、寂しい人生を送ってるんだねと同情されてしまった。

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犯人のお出まし
 そして、ここで亜美の登場。彼女にメールの件を聞くと、すぐに真相が明らかになった。何でも最近は彼氏自慢のメールが流行っており、自分もやってみたく適当な人物の写真として使ってしまったとのことである。まったくもってお騒がせというか、下手をすれば最悪の事態になりかねないイタズラであったが、何にせよ真相が明らかになってよかったという話である。

 ……と、これもまたよくわからないイベントである。おそらくは選択肢で「俺には真美だけだ」と叫んでおけば彼女の好感度が上がったということはわからなくはない、つまり真美狙いで発生するイベントだと思うのだが、今は春香をリーダーにしてやっているのである。これは一体どういうことなのか。

成長の実感

 十六週目は難易度4のオーディションに参加。ここで初めて、お守りを装備して使ってみることにした。なんでもダンスとビジュアルのレートが下がりにくくなるお守り「にくワンのお守り」というものが使えそうなのでやってみたのだが、これがものすごい効果であった。倍率を上げた後、ほとんど下がらないので恐ろしく強いのだ。その上、ダンスかビジュアルのどちらかが強ければ良いはずなので、レッスンもどれかを一つ鍛えれば良い……のだと思われる。今後はそういう方針でいこう。

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竜宮小町敗れたり
 オーディションで勝てたおかげか、二曲目の売り上げが20万になりあっという間に竜宮小町を抜いてしまった。相手は新曲を出していないとはいえ、あっさり勝ったものだ。

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やっと春香のイベントが発生
 この後またもやイベントが発生した。なんでも翌日に春香だけ仕事があるらしく、つまりは彼女専用のイベントということのようだ。ようやくか……。

 翌日、春香からいきなり、今何かをもらうなら何がいいかと聞かれる。何でも良いと答えると、参考にならなくて困るなァみたいなことを言われ、いったいどういうことかと思えば、差し入れをしたいのだが何かアイデアは無いかということのようだ。それならば、得意なお菓子を作って渡せば良いのではないかと言ってみた。

 春香はそれに納得してくれたものの、果たして誰にそれをあげるのか。それはなんとも意外なことに、ユニットの二人にあげたいというのだった。何でも一緒に仲良くおしゃべりしながら食べたいんだそうで、つい最近までギスギスしていた人の考えとは思えない話である。

 何にせよ、仲良くしたいという気持ちは悪くない。最近はユニットの仲も普通になってきたので、このまま励ましあってトップアイドルになれれば良いですねというようなイベントであった。

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しかし急に呼ぶことになったな
 続いての十七週目は、はじめてクインテットライブというものを開催してみることに。ゲスト2名を呼んで行うライブであり、ファンの増加が激しいようである。

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遅れて登場
 盛り上げはあっさりと成功し、響と貴音が遅れて登場した。……って、ゲストに来てくれるのはいいのだが、特にそれまでの話やらがなく急すぎて何とも。前シリーズを知らない人からすれば、誰だよお前らという話になりそうだ。

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五人ライブは良い
 五人の時は専用曲でないといけないらしく、「Shiny Smile」を売り込むことができなかった。しかも選べる曲もあまり多くないのが痛いか。

 それにしても、やはり五人が踊っているのは壮観である。今まではどんなに頑張っても三人までだったので、この辺りは進歩を感じられる。もっとも、これだけいると組み合わせなどすごいどうでも良い感じになりそうで、痛し痒しといった所もあるか。

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既に条件突破
 事務所に帰ってランキングをみてみると、なんといきなり2nd楽曲が21位に入っていたのだから驚きだ。これでもう三十何週を待たずとも条件を超えてるわけである。早すぎだが喜ばしいことに違いはない。

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先はまだ長い
 しかし、帰り際に来た社長のメールによれば、IA大賞を取るには10位以内に入らなければならないらしく、その上にファンが全国で三十万人必要なんだそうな。21位で喜んでいたが、どうもまだ大変そうである。

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クインテットライブで人気を奪う
 それならば「Shiny Smile」のランキングをまだ上げたいので、次の週は難易度6のクインテットライブに挑戦し、楽勝。今回は美希と真にきてもらったりしたが、やはり何も説明がないので知らないプレイヤーには困ったことになりそうだ。このプレイ記録においては全キャラをプレイする予定なので、彼女達については追々説明しよう。

 これでランキングも10位以内に入ると思いきや、売り上げがほとんど止まってしまった。どうやらこれ以上は売れないようなので、育成と営業に切り替えて次の曲で10位以内を狙うことにしよう。

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ひどい電話
 そしてここでまたもやイベント。いよいよ休日だというころに、いきなり事務員から電話がかかってきたのである。一体何事かと思いきや、明日の休みをキャンセルして急に入ってきた遊園地のイベントの仕事をしてこいというのだ。あまりに無茶苦茶なことに抗議しようとするものの、相手は返事も聞かずに一方的に切ったのだからとんでもない。こんなことなら携帯の電源を切っておくべきだった。

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なんだか落ち込んでいる春香
 仕方なく翌日は仕事へ向かうと、しょんぼりしつつ遅刻してやってきた春香。休みが潰れて嫌なのかと思ったら、なんだかいきなり自分がリーダーに向いていないと言い出したのだ。

 彼女が家でじっくり考えてみたところ、やはり自分がリーダーとして行動していると皆に迷惑をかけてばかりなので、どうしても降りたいとのこと。これには無論、プロデューサーが、お前に資格があるから選んだのだと説得した。まァ、向いていなくとも立場が人を作るということもあるので、向いているかどうかよりやれるかどうかが肝だろう。

 表面上だけ納得してくれた春香なのだが、今度は張り切って仕事をしようとしたら音響トラブルが起こったというのだからたまらない。これではカラオケが流せないので、別の企画を提案しなければならなくなった。そして、春香はアカペラで歌うことをひらめき(いや、ひらめきとかいうレベルではないのだが)、偶然事前に練習していたので何としてでもやり遂げますと胸を張るのであった。

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ギャルゲーっぽい
 お陰でイベントは大成功。機転の利いた行動のお陰で春香もリーダーとしての自信をつけ、ついでにあまった時間で一緒に遊園地を遊びまわりましたとさ。ユニットの二人も楽しんでくれたようで(一切出てきてないけれど出てきた設定らしい)、何よりである。

 しかし、オチとしてどんがらがっしゃんとずっこけているのは相変わらず。コレを見るといつかステージでずっこけそうで怖いのだが、果たして大丈夫なのやら。まァ、いくらかトップを目指せそうな雰囲気にはなってきただろう。

○ アイドルマスター 2 04 竜宮小町の脱落と新ライバルの登場
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アイドルマスター 2 02 挫折少女隊が早くも挫折

都道府県を覚えるのもアイドルのご機嫌取りをするのも楽じゃない

 天海春香をリーダーとする挫折少女隊というユニットを組み、その面倒を見ることになったえすえすプロデューサー。チュートリアルも終わり、これから本格的に活動開始といったところである。

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半目もなかなかキモい
 さて四週目も気合を入れていこうと思ったところ、朝っぱらから伊織に遭遇してしまった。ちょっとそこのアンタと呼び止めてきて、何だかロクでもなさそうな雰囲気。何事かと思えば、自販機があるからジュースを買って来いとのことである。当然嫌がるも、スーパー美少女水瀬伊織ちゃんの頼みを断るのかなどととんでもない高飛車な物言いである。

 ここで選択肢が登場し断るか否か決められるのだが、ここはガツンと言うべきである。うるせえジュースくらい自分で買って来いボケ! とガツンといってやり涙目の一つや二つを鑑賞したかったが(ところで伊織って涙目が似合いそうだ)、断る選択をするなりどこかへ逃げ出してしまったプロデューサーなのであった。立場をわからせないと後で痛い目を見るぞ。

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挨拶するのも楽じゃない
 気を取り直して春香たちのプロデュースを再開。なんでも、毎朝誰か一人に意気込みを語ってもらわねばならないそうだ。そしてこれの返答によって、アイドル達が機嫌を損ねたり喜んだりするのである。前作のランダムで機嫌が上下する仕様から比べるとまだマシだが、やはり面倒なシステムだ。

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いざ営業へ
 ともあれ本格的な活動開始である。しばらくはレッスンを中心にステータスを伸ばしつつ、営業をして金と人気を地道に得ていこう。そして自信がついたらオーディションで一気に人気獲得といった考えである。

 まずは上方エリアでエキストラのお仕事。営業時は誰のプロデュースに力を入れる女の子を選ばねばならないようだ。今回は春香メインでやっていくので、極力は彼女を中心でやっていこう。

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なんでこんなのやられさんの
 では営業開始……と思ったら、なぜか急に都道府県クイズが出てくる。先ほどの挨拶といい、こういう訳の分からないミニゲームを組み込むのが相変わらずお好きなようで……。県名など小学生のころ覚えたけれども、嫌々過ぎたのですぐに忘れてしまった。なんで今更になって小学校の学習領域を復讐せにゃならんのか……。プロデューサー業は間違った方向性で大変すぎだろう。

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エキストラいえ映画出演は出演だ
 今回の営業は青春映画のエキストラである。端役には違いないが、ギャラも貰えるし知名度も上がらないことはないだろう。

 そして、春香はスタッフにサインを求められたというのだから驚きだ。ファンなのかと思いきや、実は違って出演者一同のポスターへの寄せ書きだったそうだ。緊張している春香に対し、最初だから失敗しても取り返しがつくということと、邪魔になりにくく且つ目立つタイトルの近くに書けとアドバイス。彼女も関心してくれて、グッドコミュニケーションと相成った。

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これで機嫌を良くしてくれるならまァ良いが……
 そしてレッスンを終え、今週の活動は終了。朝と同じように、夜は任意だが彼女達と話ができる様子。せっかくなので話をしてみると、なんだかいきなり演技を見破れるかと言い出した。要は、真っ暗闇で誰かが声真似をするのでそれを選択で当てろとのこと。成功すればこれでテンションが上がってくれるというのだから、世話がないという話だ。

 社長からはIA大賞について話を聞かされた。なんでも地域ごとの部門賞があるらしいので、余裕があればそれも狙えとのこと。ローカルアイドルになるのも必要ということか。

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もうケンカか!
 続いて五週目……と思ったら、朝っぱらから何だか雰囲気がおかしく、なんでも春香と真美の関係が険悪らしい。まァ、ケンカするとしたらこの二人というのは予想通り。リーダーぶっている春香と、それを快く思わない真美という構図が良く見える。

 ともあれ何とかして仲良くしてもらおうと真美に声をかけると、遊園地に行きたいとか言い出したのでそれはまずいだろうと指摘。すると、彼女が怒って春香と雪歩が喜んだのだから余計ギスギスギス……。五週目にしてもう崩壊の危機か。早いな!

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オベンキョウタノシイヨ
 険悪なムードでレッスンを終えたあと、営業へ向かうことに。すると、今度は日本地図から京都を選べなどとぬかしやがるのだから弱る。これって小学生向けのエデュテインメントゲームだったのかな……。

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仕事らしい仕事だ
 今度は地方ラジオでショッピングモールをレポートする仕事である。エキストラに比べれば、アイドルっぽい仕事であろう。

 これも春香に頑張ってもらおうとしたところ、なんでも彼女はまだ時間があるから、このショッピングモールにある好きなケーキ屋にどうしても行きたいのだそうだ。まったく仕事中なのに真剣味がなさすぎだろうが、そんなのでは一年後はアイドル引退だぞなどと毒を吐きたくなるのを我慢しつつ、優しく嗜めたので春香もわかってくれた。とはいえさすがに気持ちはわからないでもないので、こっちの空き時間で買っておいてやることにしたのだが、すると六個も七個も頼まれたのだからたまったものではない。

 そして仕事の話になり、一体どのようなことを言えば良いのかと相談されたので、ケーキ屋の話題を盛り込んでみたらどうだとアドバイス。その上でカンペを用意しようと考えている春香に、手に書けとタッチイベントで助言した。このタッチイベント、アーケード版がタッチパネル付きのゲームだったころの名残である。しかしこんなことを一々指示しなければならないなんて、本当にプロデューサー業は苦労ばかりだ。おかげでグッドコミュニケーションと相成った。

 こうして楽しげに仕事を終えたかと思いきや、やはり帰ってきてからはギスギスとしている挫折少女隊。夜には出来る限り話をして仲良し度を上げていくわけだが、まったく苦労が絶える気配がない。

楽曲を売るのも楽じゃない

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リーダー……
 続いての六週目では、なんと雪歩と真美が仲良くなっており春香だけがションボリしていたのだからひどい話である。リーダーだけ総スカンというのはグループ崩壊の危機である。

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いざフェスへ
 今週は難易度1のフェスに参加してみることに。基本的にはオーディションと同じ音ゲーなのだが、ライバルがいてそいつと勝負しなければならない。そして、どちらかがバーストをしているとその相手は何もできなくなっているので注意しなければならないようだ。

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圧勝
 とりあえず難易度が低いこともあってか、倍のスコアで圧勝。ファンも増えてお金ももらえて嬉しいこと尽くめである。

 フェス後は自由時間を設け、アイドルたちも自由時間に買い物へ行かせる。春香がはぶられないか不安であるが……。そして、こうして地方に行くと、ナムキャラ応援団ショップといって特殊なアイテムであるお守りを1種類だけ買える店にいけるのだ。これを装備するとオーディションやフェスで特殊な効果が得られるらしい。

 しかしこのナムキャラ応援団ショップ、わずらわしいったらありゃしない。店員がお守りの説明をする → もう一回聞くか否かの選択 → 買う・買わないの選択……と面倒臭いことこの上ない。説明を聞く、買う、買わないの三つで一括選択肢にすることはできなかったのだろうか……。ともあれ、アイテム自体は役立つものがありそうなので、良さげなものが売っていたら買ってみよう。

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結構売れている
 事務所に帰ると、どっとっぷTVという番組で楽曲売り上げランキングの発表がされる。果たして挫折少女隊のデビュー曲はいくら売れたのかと思いきや、4万7千枚で88位。ぼちぼちではないだろうか。一方、竜宮小町は9万7千枚で66位とだいぶ先な様子。

 そして、IA大賞にノミネートされるには、36週目のこのランキングで20位に入らないといけないそうだ。売り上げは初週が最も高くどんどん落ちていくようだが、オーディションやフェスによってブレイクやリバイバルを起こせるそうなので精力的に活動していかねばならない。

 続いて、ギスギスしたアイドル達を見つつ七週目。今回は福岡にいってオーディションを受けたのだが、これまたあっさり合格できた。CDの売り上げも倍くらいになり、ランクは79位に。新曲発表後はしばらくは知名度あげて、そうでない時にレッスンをしていけということなのだろう。

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ようやく仲良し(?)に
 お次は八週目。ここに来てようやく仲は普通になり、朝っぱらからステップを踏んで楽しそうな感じである。思わず安堵のため息を漏らしつつ、ダンスレッスンと営業をこなすことに。

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テレビ番組に出演
 今回はクイズ番組にアシスタントとして参加することになった。すると、春香がディレクターに動きが硬いと言われたそうだ。どうすれば良いかと相談されるも、実はプロデューサーの位置からは様子が見られなかったのであった。そんなわけで正直に言って、失敗しても成功しても受け止めるから! みたいな熱血なことを言い出すP。結局、春香はこれで肩の力が抜けて、パーフェクトコミュニケーションという話になりましたとさ。何だかよくわからないが良かったという話である。

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じゃんけんで勝って喜ぶ17歳
 ところでこの週の夜、最後の挨拶として、Pがいきなり「お前らは今波に乗っているから何でもできそうだ!」などと言い出したのだ。当然、春香は褒めすぎだと謙遜するのだが、Pはならじゃんけんをして勝たせて自信をつけさせてあげよう! などと考えるのだから、何だそれはという話である。

 まず挨拶の選択肢は良しとしよう。百歩譲って都道府県選びのミニゲームも良しとしよう。しかし、じゃんけんのミニゲームでご機嫌取りとは何だ。というかそんなんで喜ぶ高校生とは何だ。勝ったら「私たちって本当にすごいかも!」などと喜んでいるし……。いやはや、ゲームの対象年齢を勘違いして買ったのだろうか。

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律子はじゃんけんなんかしないよね?
 また、この週には帰り際に律子に遭遇し、アイドルをやめた理由を聞けた。何でももともとプロデューサー志望だったそうだが、アイドル時代もそこまで嫌いでもなかったようだ。

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今度は真美
 九週目も同じく営業とレッスン。今回はエキストラの仕事で真美をプロデュース。

 なんでも『七人の野球選手』とかいう妙な映画にエキストラとして出演するらしいが、真美は主役として出る気満々。そんなわけで実情を知らされてガッカリし、そんなのはつまらないよと文句を言い出す。そんな仕事でも必要なんだよと適当にウソをついたところ、あしらおうと思っているんでしょと見抜かれてしまった。とはいえ、これもこれで仕事なんだし頑張れと言えば納得してくれるのが子供らしい所。そんなわけでグッドコミュニケーションであった。

 この週の夜、ランキングを見ていたところ楽曲売り上げがあっさり竜宮小町に近づいてしまった。彼女達を追い抜けといわれていたが、もはや既に超えてしまいそうなのだが……。大丈夫なのだろうか。

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唐突なイベント
 そしてこの週、活動終了後に強制イベントが発生した。どうも時折こうやって選んでいなくとも話が進むようだ。

 ではどんな内容なのかと言えば、休日に喫茶店に行ったPが偶然雪歩に遭遇するというものであった。どうも友達と待ち合わせしているようで、まァこういうこともあるだろう。しかしどうも彼女の様子がおかしく、ここで会ってしまったことにオドオドしているのだ。

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連れは伊織だった
 しばらくすると連れである伊織の登場。「どうしてこんなヘンなのがここにいるの?」と相変わらず言ってくれるものである。

 とにかく邪魔をしてはいけないので彼女達とは別れたわけだが、どうも遠くから話を盗み聞きしていると、ラブがどうだとかアタックするのみだという話をしているのだ。ひょっとして恋の話なのではと勘違いしたプロデューサーであるが、そんなことで一々干渉しても仕方ないし、ここは潔く帰るべきである。というわけで逃げる選択肢を決定。

 すると、なぜか雪歩に帰りを止められる。せっかくなのでどういうことなのか聞いてみたところ、伊織によればテニスをやろうと相談していただけだそうだ。まったくプロデューサーと来たら雪歩に男ができたのかと勘違いしてしまったようで、焦ってそのことを伊織に悟られてしまった。伊織は黙っててやるから飯を奢れとたかる有様なのでしたとさ。

 ……とここまでやって、いったいこれが何のイベントなのか悩まされた。プロデューサーが雪歩を好きで勘違いしてしまったというようなイベントらしいのだが、少なくとも今は春香をメインでやっているのだ。何がどうして雪歩のこんなイベントが発生するのだか。それにしても、一体いつプレイヤーに無断でプロデューサーは雪歩に惚れたのだか。

竜宮小町と戦うのも楽じゃない

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フェスに挑戦
 さて、十週目は何をしようかなと悩んでいると、社長から声がかかる。何かと思えば、竜宮小町が出るフェスに空きが出たのでこれに参加しろとのことである。いよいよ直接勝負というわけだが、果たして敵うのかどうか。ともあれ、いざ沖縄へ。

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ひどい扱いだな
 会場では竜宮小町に遭遇。全員から簡単に勝てるとは思わないでねというようなことを言われ、そういえば社長からも負けるかもしれないがなどと言われ、どうもこのイベントは強制敗北の臭いがする。とはいえ、相手はなんだか下らないことでケンカしているので、勝てなくもないのかも。とにかく気合を入れて勝負だ。

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勝てそうにない
 しかし、いざ勝負してみれば結果はひどいものであった。13000対37000と明らかに勝負になりない具合で敗北してしまったのである。相手はバーストしまくりでこちらは何も出来ず、これではいくら作戦を練っても仕方ないだろう。

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屈辱の敗北
 竜宮小町のアンコールを見ながら悔しさをかみ締める。しかしどう見ても凸凹コンビであり、律子は一体彼女達をどういうプロデュースを組んでいるのやら。そんなことを言い出すと、挫折少女隊などと名づけてやっている僕もどうかしているのだが。

 しかしこの敗北、悪いことばかりではなく、ここで音ゲー勝負のキモがつかめたのであった。YボタンでビジュアルアピールするとBボタンのボーカルアピール倍率が高まり、Bボタンのボーカルアピールだとダンス倍率が上がるというのに気づいたのだ。要は倍率を上げるにもコツが必要ということである。

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挫折する少女に追い討ちが
 勝って喜ぶ律子や竜宮小町に対し、挫折少女隊はとにかくしょんぼり顔。ある意味で名前に似合った表情といえなくもない。ところで初挫折の味はどうだ貴様ら! これが挫折少女隊の末路といえよう。

 メンバーはみんな自分が一番悪かったと反省しまくりで、とても悔しそうな様子。これをバネに頑張ってもらいたかったのだが、そこになんと招かれざる客の到来。彼女達を嘲笑い、未熟でどうしようもねえクズだなみたいなことを言うのは961プロの子安……ではなく、黒井社長であった。

 なんでも彼は世界でもっとも優秀でセレブでエレガントな社長らしく、こうして憎まれ口を叩いては765プロをいじめるのを生きがいに感じているようだ。そんなわかりやすい憎まれ役である彼は、貴様らなぞ敵ではないねギャハー! と叫びながら消えていった。どうも竜宮小町を倒した後は、こいつを倒せということになるのだろう。

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負けてがっくり
 この敗北のせいでどうもメンバーの仲も険悪になってしまったらしく、雪歩は泣いてIA大賞なんて無理だと言い、真美も落ち込みまくり。春香もガックリとしている有様である。

 一方のPは今回の敗北をかなり楽観し、これをバネに頑張ろう! などと空気の読めないことを言って総スカンであった。思わず笑ってしまったくらい場違いだったのだが、よくよく考えてみればこれは僕なのか。

 社長からも慰めの言葉をもらえたが、そもそも今回の元凶は貴様のせいである。その上、「いっそのことユニットのリーダーを変えてみてはどうかね?」などと言ってきたのだから驚きだ。本当にこの社長は大事な事実を後から唐突に言い出だすなー! そういうことができるなら先に言っとけボケ! 色黒! 後だし社長!

 とりあえず、挫折少女隊はリーダーを変えずにこのまま行くつもりである。負けるのをわかっていた戦いでこんなに落ち込むとなると、先が見えない気がして仕方ないように思えてしまうが、おそらくは大丈夫ははずである。おそらくは……。

○ アイドルマスター 2 03 追い風の予感
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アイドルマスター 2 01 少女挫折隊 デビュー

プロデューサーとしてのはじまり

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アイドルマスター2
 さて、いよいよアイマス2をプレイしていくことになるわけだが、その前にまずは説明書を読むことにする。僕は普段いちいちそんなことをしないし、今日日チュートリアルが充実しているゲームばかりなわけでわざわざ読む必要性というのは疑わしいのだが、しかしこのゲームはやたらと説明書が厚く、しかも攻略のアドバイスまで書いてあるのだ。つまり、これを頭に入れておかねばクリアは難しいということなのだろう。

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入社日とかそういうやつである
 一通り読んで大よそ理解できたところで、いよいよプロデュースモードの開始。プレイヤーは765プロに入社した新人プロデューサーとなり、女の子をアイドルとして鍛え上げいくわけだ。

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なんちゅう歌だ
 すると、事務所に行く途中で妙な女の子に遭遇。友達にペンギンのDVDを返してもらったが、その人は良さがわからないと憤慨していた上に、トリ肉のDVDなぞつまらないと言っていたのだから、ワケがわからない。

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ショボいな
 とにかく765プロについたえすえすプロデューサー(以下、プロデューサーは略称としてPと表記)は、高木社長に挨拶。今日からPとして頑張ってくれたまえと声をかけられる。

 しかしこのプロダクション、建物がショボいことからわかるようにかなりの零細プロダクションのようである。この社長自体は能力がある人物らしいのだが、所属しているアイドルの大半が数ヶ月前のデビュー以来パッとせず燻っているというのだから、どうしようもない。挙句、女の子達には若手の敏腕プロデューサーがやってくるぞと言いふらしてるそうなのだから、悪徳すぎる……。こちとら初心者だぞ。

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どれにしようかな天の神様の……
 ともあれ、9人の中からプロデュースする女の子を選んで彼女をトップアイドルに導かねばならない。こうして一気にドンと出てくると迷うのだが、良く見てみれば先ほど事務所の外で会った女の子がいるわけで、普通であればその子を選んでみろということなのだろう。

 では、僕が一体誰を選んだのかと言えば、このゲームのメインヒロイン的な子である天海 春香(あまみ はるか)にしたのであった。彼女は前作(アイマス1)でも一番最初にプロデュースさせてもらった思い出深いキャラなのだ。ちなみに、アイマス2は前作とのパラレルな世界らしく、彼女はまだPと出会っていないという設定のようだ。

 その春香の特徴は、何と言ってもトレードマークの頭のリボン。今時こんなリボンをつけている子なんているのか? と思わされるが、古臭いのはそれだけでない。趣味は歌とお菓子作りで、性格は素直な子だそうだ。もっとも、最近はアイドルとしての活動がうまくいっておらず少し落ち込んでいるそうだが、それ以外は普通の子、つまり、一昔前に言われた等身大アイドルというやつなのだろう。

 しかも彼女、よく転ぶのだ。幼児ならともかくこの年齢で転ぶとなると、緑内障などの視野狭窄に陥る病気にかかっているのか、あるいは足の筋肉か骨に異常でもあるかという話である。なんてこった、彼女はアイドルとして以前に問題を抱えているではないか……! という話にはならず、単純にかなり古臭いドジっ子設定だからコケるのであって、別に病気でもなんでもない極端なデフォルメなだけなのである。本当に今時珍しい。

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春香との遭遇
 公園にいる春香を迎えに行くと、彼女はこちらを見て慌てふためく。事情を話してみると、どうも本気でプロデューサーが来るとは思っていなかったそうな。あの社長、ぜんぜん信頼されてないのか……。

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さっそく転ぶ
 彼女は歌が好きな気持ちなら誰にも負けないそうだが、やはりダンスは下手糞とのこと。なんだかまるで出来ない人の典型的な言い訳すぎて怖いのだが、まァ頑張ってもらおう。

 そんな話をしていると、やはりどんがらがっしゃーんと転ぶ春香。当然のように落ち込み、こんなアイドルはどうしようもないですよねと自虐的なことを言うため、ここでコミュニケーションを取る。こうして場合によっては三択(あるいは二択)で選択肢が出て、アイドルの機嫌を取れたり逆になったりするわけだ。

 ここでは、彼女の可能性に目をつけてプロデュースしようと考えたのでちょっとくらいドジをしても気にするな、と励ました。すると、春香は元気を取り戻し、こちらと気が合いそうだと言ってくれたのである。アイドル育成としては上々のスタートではないだろうか。

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スケジュール入力
 続いては事務所に戻り、スケジュール決定をする。序盤は事務員である音無小鳥がチュートリアルとしてサポートをしてくれるそうだ。ちなみにこの音無という事務員、やたらとテンションが高く「小鳥お姉ちゃんと呼んでね」とか言う人で、それをPに無視されて上滑りしているという笑える人だ。なんとも笑えるが、かわいそうな人でもある。

 スケジュール設定の方法は簡単で、6地方に別れている全国から仕事を探し、タイムコストというものが3以内に収まるように設定すれば良い。簡単に言うと、レッスンは一週間に二回できるし、営業 + レッスンというのもできるが、オーディションやフェスに出る場合はそれだけで全てが潰れるということのようだ。選択肢はほとんどこれしかない。

 そして、レッスンはその名の通り、アイドルの能力を上げるというもの。営業は思い出というものが溜まる上に、ファン人数が増えて場合によっては活動資金を得ることができる。オーディションやフェスは形態が少し違うものの、基本的にはその地方のファンを増やすのである。場合によっては、オーディションなどで記者がついて良い効果や悪い効果を得ることもあるんだそうな。

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いざ初営業へ
 こうして説明してもよくわかりにくいので、まずは営業の実例を見ていこう。今回は首都エリアで「はじめてのお仕事」を行うことになった。内容は、春香のデモテープを作るためにスタジオへ行くというものであった。

 何も知らない春香は綺麗なスタジオだと喜んでいたが、歌うことに気づくと驚いて緊張し出してしまう。はじめから言ってくれと訴える彼女であるが、確かに至極最も。気楽に歌えというPであるが、しかし無茶苦茶な話である。もう少し気持ちと言うものをだな。

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これが営業である
 ともあれ、歌うことは了承してくれた春香。しかし、何を歌えばいいのかわからず迷っているのである。ここで選択肢が登場し、好きな曲でいいだろうと選択。歌はうまくないのだろうし、春香の良さを出せば良いという理屈で納得してもらえたようだ。

 しかし、まだ彼女は緊張している様子。えいえいおーと気合を入れて頑張ろうとするも、ここでもまたずっこける。これではロクなことにならなさそうなので、リラックスさせるためにまた三択が発生。深呼吸をさせたものの、このせいで余計に緊張してしまったというオチになったのであった。

 というわけで、この営業はノーマルコミュニケーションというものになった。選択肢をうまく選べると、アイドルとの新密度が上がると同時に、思い出というものが溜まっていく。これはオーディションなどで使えるのだが、また後述しよう。

 ちなみに、前作では営業がイベントを見れる唯一の機会だった。これが困ったもので、出現する時期が決まっている上に、その条件がなかなか厳しかったので見逃したものが多かった。おかげで必須営業イベントを見てないのにエンディングにいけるなどということになってしまったわけで……。はたして今作はどうなっているのか。

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わかりやすいミニゲーム
 続いてはレッスン。レッスンはボーカル・ダンス・ビジュアルがあり、ミニゲームを遊んでその結果でステータスが上昇していくようだ。

 今回はボーカルレッスンをやることになったのだが、内容は見ての通り、流れてくるボタンを一定の場所で押していけば良いというものだ。この手のゲームは慣れているのであっさりとパーフェクト。

 またもや前作の話になるが、以前はこのレッスンが曲者なのであった。何十週も同じミニゲームをずっとやらねばならなかった上に、ゲームを完全に成功させても最も良い結果にならないという有様なのだった。今回はさすがに完全に成功すれば最上の結果を得られるようになったので一安心。ミニゲームの回数も減らしてもらえるとありがたい。

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お仕事終了
 こうして一週間の活動を終え、夜は事務所に戻って活動終了となる。

 春香は今まで一人で不安だったそうだが、これからは楽しくやっていけそうだそうで何より。とはいえ、これからもアイドルとしてやってけるかと不安ではある様子。ここは頑張って彼女を良いアイドルに育て上げたいものである。

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親切なのかアホなのかよくわからない社長
 そして、就業後に社長からメールが来る。簡単に言えばゲーム攻略のアドバイスで、実に懇切丁寧である。ちなみに、DLCにあるヒロインのメールアドレスを買っていると、女の子からもメールが来るらしい……が、これにはバグがあるとの情報を聞いたのでスルー。値段は一人200MSPと高いのも避ける理由であるのは言うまでもあるまい。

挫折少女隊 結成!

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えっ
 さて、初仕事も終わり翌週となった。今日も春香をみっちり鍛えていこう……と思ったところで、なんと高木社長から「今週は残りの2人を選んでくれたまえ」などとワケのわからないことを言われる。

 な、何を言ってるかわからねーと思うが、いきなりトリオユニットにしなければならなくなったわけである。そんなことは今まで一言も言われておらずあまりのことに驚くPだが、社長は至って気楽な様子。ワンマン経営の零細プロダクションなんてこんなものなのかもしれないが、いやはや。アイドル同士は顔見知りだそうだから問題はないとか言うが、そういう話じゃないだろうが! こんなんじゃまた仕事を押し付けられるぞ。

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雪歩と真美を選択
 そんなわけで残りの二人を選ばなければならなくなったわけである。ちと悩んだのだが、春香がかなり頼りなさそうなリーダーということなので、割と気が弱く命令が聞く人を選んだほうが良いと思い次の二人をメンバーとして選定した。

 画像左のおっとりとしてそうな女の子が、萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)。17歳で春香と同い年のようだ。お茶が好きで男の人が苦手という繊細で実に気弱な少女である。彼女もまた前作からいるキャラで、声優が変更になったそうだが違和感は皆無だった。

 そして、画像右のサイドテールが記憶に新しい女の子が、双海 真美(ふたみ まみ)。13歳の中学生。とにかく明るくてやんちゃな子で、「んっふっふー」とか笑う上にワケのわからない駄洒落を言う。その上、Pのことを兄ちゃんと呼んでくるちとテンションの高すぎる子である。これまた前作からいるキャラだが、前作は双子として一人のアイドルを演じていた。今は何らかの理由で別々に活動しているようだ。

 雪歩は素直に楽しいユニットになりそうで安心したと言い、真美は何か含みのある意味で春香がリーダーなら面白いことになりそうだと言っていた。とりあえず雪歩は無条件で言うことを聞くだろうし、真美もそんなに文句は言わなさそうだ。どうも面子の選び方は悪くなかったようである。

 こうして三人集まるとつけねばならないのがユニット名。というわけで、彼女達には「挫折少女隊」という不名誉すぎる名前を与えた。名前の由来は非常に明快。この手の育成SLGは一周目がまずうまくいかないため、彼女達には挫折を味わってもらおうというわけだ。

 ちなみに春香を真っ先に選んだ理由もこれである。僕は前作でも彼女を一番最初に選んで、なかなかひどいバッドエンドを見たのだ。そしてこのひどい終わり方がまた印象的で、悔しさにまみれる春香に好印象を持った記憶もある。キャラクター的には好みでも何でもないのだが、そういう所が気に入っているわけだ。そんなわけで、また彼女には挫折してもらって輝いて欲しいと。

 そんなヒドイ話など露知らず、ステキなユニット名ですねなどと言う春香。ああ、なんてかわいそうな子なんだ……、って、誰がそういうことをしているんだという話である。

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衣装を決めるのもまた楽し
 ともあれメンバーは決まったので活動開始だ。その前に、事務員がステージ衣装を用意してくれたそうで、まずはこれを決定することに。

 この衣装を自由に選択できるのがアイマスの特徴の一つである。綺麗にまとめても良し、おしゃぶりを咥えさせても良し、ステータスも変化するので見た目を無視したガチ装備にしても良し。

 地味にコーディネイトが複数保存できるようになっていたのだが、このあたりは前作からの改善点といえよう。

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衣装決定で喜ぶ挫折少女隊
 僕は「見た目が割りとマシだけど、能力的にもそこそこ使える」という折衷案派である。衣装やアクセサリは今後増えていくことがあるそうなので、その収集も楽しみといえよう。

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とにかく鍛えろ
 その後はヴィジュアルレッスンとダンスレッスン。不安がる雪歩に対し、リーダーっぷりを魅せる春香が頼もしい。真美はマイペースだが、春香はそれを良い方向に理解してくれるのでいやァ楽である。

 ミニゲームとしては、前者が指定されたパネルを選択するというもの。後者がリズムに合わせて特定のボタン入力をするというものである。簡単すぎて両方ともパーフェクト。上達の余地がなくてちとつまらないか。

 このレッスン、普通に首都圏でやるものもあれば、わざわざ上方エリアに行ってやる特殊なものまであるのだ。特別な講師がいるとかなら話はわかるが、こういうのを教えるのもPの仕事である。事務員に教えてもらいつつレッスンまで教えるとは、いやまったく大変なところに就職したものだ。

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真美の半目が怖い
 こうしてユニットレベルが上昇。どんどん鍛えて活躍させていきたいものである。

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雰囲気は悪くない
 こうして二週目も恙無く活動終了。トリオとして初活動だったわけだが、出足は上々。良く出来たなと言うと、雪歩は嬉くて泣き出す有様。いやー、今まで彼女達がどんなひどい活動してたって話である。

 真美は二人一役でアイドルしてた時を思い出したとのこと。一人だとわからないことを教えあったりできるから楽しいそうで、何より。ずっとこの三人で頑張っていきたいなんて嬉しいこといってくれるほどだ。

 春香は、短い間に色々なことが良いほうに進んでいる気がするとまで言ってくれた。……ここまで褒められると、どうなってるんだこのプロダクションは? と社長に問い詰めたくなる。レッスンをしてあげただけでこんな喜ぶとか、今までどれだけ不憫だったのだという話である。

 さて、この先は楽曲の売り上げをあげることが目的となるようだ。オーディションを受けると注目度が上がりやすく、フェスやライブを行うとファンが増えるとのこと。両方を上げていけば売り上げ枚数が増えるが、それぞれで長所と短所があるためうまく利用しなければならないそうである。

再デビューで全国にお披露目

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なぞのびしょうじょ
 そして三週目。今回はデビュー曲を決めて全国オーディションを受けるのだが、朝事務所へ行くと見慣れない人物がそこにはいた。

 彼女は水瀬 伊織(みなせ いおり)。最初はこちらをレコード会社の人かと勘違いしネコを被っていたが、新任プロデューサーだと知るやいなや、さっさと仕事しろやとぶち切れ。気性も言葉遣いも荒い、所謂ツンデレ的な人物のようである。

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竜宮小町の登場
 続いて、三浦 あずさ(上画像右)が登場。彼女は非常におっとりした天然ボケの女性で、年齢はアイドルらしからぬ20超えだったはずだ。伊織を優しく嗜めてくれるのはいいものの、Pをアイドルだと思っているのだから無茶苦茶である。

 そして、双海 亜美(上画像左)の登場。挫折少女隊にいる真美の双子の妹であり、この三人で竜宮小町というユニットを組んでいるそうだ。ちなみに765プロでは一番人気だそうで、いわばライバル的な存在である。

 残ったあと一人、眼鏡をかけたパイナップルみたいな髪型をした人物が秋月 律子(上画像右から二番目)。前作ではアイドルだったのだが、もともとプロデューサー志望だったこともあり、今は竜宮小町の面倒を見ているそうだ。この凸凹とした面子では大変そうな気がするが、実際に苦労しているようである。

 彼女達もまた、前作からの登場キャラである。前作ではプロデュース可能だったのだが、今作ではこうしてサブキャラのポジションになってしまったようだ。彼女達のファンからすればさぞ残念であろうが、アイドルが増えていくに従ってカバーできる数が減るのは至極当然の話でもある。

 さておき、当面はこの竜宮小町と競うようにすればいいそうだ。彼女達は言うまでもなく先輩なので、当然のように能力はだいぶ上。とはいえ、所詮は零細プロダクションのアイドルである。ちょうど良い目標にさせてもらおう。

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新曲決定
 さて、先述のように今回は挫折少女隊の新曲を決めてオーディションを受けることになっている。曲は十五種類ある中から、「THE IDOLM@STER 2nd-mix」を設定。これまた前作からある曲で、懐かしくてついつい選んでしまった。

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再デビューはうまくいくのか
 いよいよ「THE DEBUT」というオーディションを受けることになる。

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謎の口パクイベント
 だが、その前にいきなりアイドル達が「3・2・1!」などと言い出して、口パクの台詞をあてるミニゲームが発生。いきなり発生する上にワケがわからないので混乱してしまった。こういう無茶苦茶なものを入れるのは前作から相変わらずである。ちなみにこれ、オーディションやフェスでは毎回挟まるのだから弱る。

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いわゆる音ゲーである
 ところで肝心のオーディションをどうやるのかと言えば、これは事務員が必勝メモなるものをわざわざ持ってきてくれた。いや会社で渡せよ。

 簡単に言えば、曲のタイミングにあわせてボタンを押す音ゲーである。タイミングよく押すと高ポイントになるのだが、同じものばかりアピールしていくと得点倍率が下がっていく。逆に押していないものは倍率があがるので、うまく調整して点数を取れというものだ。一定点数以上取ると、オーディションは合格となる。

 また、思い出(画面にハートで書かれているもの)をレベル1につき1回使うことが出来る。これを使うと少しの点数が入ると同時に、バーストゲージなるものが増えるのだ。

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バースト
 しばらくしてゲージが溜まると、バーストが使える。これは得点倍率が一気に上がるというもので、高得点を得られるチャンスというわけだ。

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半目のスクリーンショットマジ怖い
 とりあえず初オーディションは何とかクリア。これでファンもいくらか増えるだろう。

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アイマスの最も魅力的な点とも言える
 オーディションをクリアすると、ダンスムービーの収録ということでそれが見られるというわけだ。しかし相変わらず違和感なく踊るアイドル達は非常に良く出来ていると関心。ギャルゲーもここまで来たかと思わされる。そして、カメラの動きもだいぶ良くなっているのに気づく。

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いったいだれなんだこのおとこは! なぞだなー
 収録を終えた後、ロビーで喜びを分かち合っていると謎の男が登場。いきなり邪魔だと言う無礼な輩である。おまけにこいつのせいで春香はうるさくしすぎてしまったとションボリするのだから、余計な水差しは勘弁願いたいものだ。

 何せよ、これでファン数が増加。ぜひともデビュー曲を山ほど買っていただきたい。

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また社長の無茶な提案
 こうして仕事を終え、事務所に帰る。社長からお褒めの言葉をいただくと同時に、また新たなる目標を伝えられた。それは、アイドルアカデミー大賞(IA大賞)をとってこいというものである。

 いやァ、最初は一人をプロデュースしろと言っておきながら三人にさせ、その後は楽曲を売れと言ったのに今度はIA大賞と来たか。後だしじゃんけん最高だわ! そしてこんな零細プロダクションなので文句も言うに言えないという。クソがッ。

 なんでも一年でこの賞を取って結果を出せとのことだが、やはり無茶苦茶である。しかし言うことを聞かねばクビだろうから、断ることもできないわけで……。下っ端というのは辛いことばかりだ。

 して、どうやってそれを獲得するのかといえば、まずはノミネートされる必要があるそうな。とりあえず40週までに楽曲売り上げのランキングで結果を出さないとまずいそうである。要は、ファンを増やして注目度を高めていけばいいということなのだろう。

 そして、以降は竜宮小町と切磋琢磨してお互いを高めろだそうな。社長はどちらもIA大賞を取れる力があると信じているそうだが、しかしこんなざる勘定の社長を信頼していいのか。何せよ、入社してしまったのが運の尽き。頑張るしかない。

 無論、気がかりなこともあり、なんでも随分上のランクにいる961プロと765プロは因縁あるらしく、社長同士が浅からぬ縁だそうである。そのせいで、彼らが力でねじ伏せてくる可能性があるらしい。っておい、またおめーのせいでまたこっちが苦労すんのかよ! と文句の百や二百を言いたくもなるが、ゲームの中の僕であるPは実直に「はい、頑張ります!」などと言っているのだから笑える。このくらい能天気じゃなければ、芸能界でやっていけないのかも。

 ちなみに、IA大賞にノミネートされたプロデューサーは、一年間のハリウッド研修にいけるんだそうだ。本場で勉強できる喜ばしいチャンスなのだが、なんだかとってつけたような設定でもある。おそらく、ゲーム的にはアイドルの別れを強調するためにつけたのだろう。

 ともあれ、アイドルのために、自身のハリウッド研修のために、そして何より社長のためにえすえすプロデューサーは挫折少女隊を鍛えていかねばならなくなった。苦労は多いが頑張ってみようではないか。

○ アイドルマスター 2 02 挫折少女隊が早くも挫折
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『アイドルマスター 2』購入

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アイドルマスター 2

 2011年2月24日にバンダイナムコゲームスから発売された『アイドルマスター 2』(以下、アイマス2)を今更になって購入した。この作品、前作をやったこともあって興味を持っていたのだが、それ以上に世間の風評が無茶苦茶すぎて笑えたので、それをぜひ自身の手で確かめたいと思って購入したのである。

 このアイマスというゲームはアイドルを育てあげる育成シミュレーションのギャルゲーである。元はアーケードゲームとして稼動していたものが『アイドルマスター』としてXbox360に移植され、その続編である『アイドルマスター ライブフォーユー!』が発売。その後、PSPやNintendo DSで外伝的な作品が発売され、こうして2へと辿り着いたわけである。

 僕はXbox360を買ったあとに『アイドルマスター』を遊び、そこそこハマったのである。ただ、続編である『アイドルマスター ライブフォーユー!』があまりにも特定ユーザーのみに媚びる内容であったため、ウンザリしてしまったのだ。

 しかし、アイマス2は発売前から騒ぎを大きくする人たちが多く、もうすぐ出るという時期になって署名活動という謎の行動を起こしたり、ネット上の一部有力サイトがこの作品を貶すような物言いをしたわけである。こうなると、天邪鬼な僕は俄然やりたくなってくるわけだ。(逆に言えば、アイマス2がどの層にも人気を得ていたらどうでもよかったのである。)

○ 参考記事:アイマス2の署名を集めてどうするのだろうか
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-898.html

 今回もプレイ記録をつけていくわけだが、それはゲームを楽しむというよりは、僕がきちんと内容を確かめるという目的が強い。要は、解剖をして実際にダメなゲームなのか確かめたいというわけで、ギャルゲーとして素直に楽しむような感じではなくなってしまうのである。その辺りを勘違いすると齟齬が発生するはずなので、読者には注意してもらいたい。

育成シミュレーションの歴史

 ところで、ゲームを始める前に、ギャルゲーにおけるキャラクター育成系シミュレーションの歴史について簡単に説明しておこう。これはいずれ書くであろうレビューにも必要なので、ここにあらかじめまとめておいたほうが読む側としても楽になる。とはいえ、僕はあまりこの界隈に詳しくないため間違っている記述も多いかもしれない。

 さて、ギャルゲーの育成シミュレーションの祖と言えば、やはりパソコンで展開していた「プリンセスメーカー」シリーズであるとか、「卒業」シリーズである。女キャラを育成し、場合によっては主人公との恋愛をしたりするわけだ。そして、アイドル育成シミュレーションの走りである『誕生 ~Debut~』が1993年に発売される。もともとギャルゲーとアイドルの食い合わせは良く、高嶺の花であるかわいい存在を身近に感じられるわけで、これ以上ない魅力的な設定だと考えられたのだろう。

 一方の家庭用機でも『ときめきメモリアル』が流行り育成シミュレーションが流行となる。このお陰で育成シミュレーションというのは一大ジャンルになり、後塵を拝するタイトルが後を絶たなかったわけだ。

 とはいえ、いくらギャルゲーといえどもいつまでも同じというわけにはいられない。特に育成シミュには決定的な欠点があった。それは非常に明快で、いくらゲームとして出来が良くとも女の子の可愛さとは直結しないというものであった。

 しかも、育成シミュはシナリオを入れにくい。場合によってはプレイヤーがどのイベントを見るか調整できず、話が矛盾に溢れてしまう『ミサの魔法物語』なんて作品も登場した始末である。かといって、イベントを強制すると育成する意味が薄れがちになり、とにかく構造的に相性が悪いのであった。

 そもそもギャルゲーは女の子の魅力が最大のウリである。となれば、そこを強調できるようになっていくのが至極当然だというわけだ。そんなわけで、1999年あたりからギャルゲーはシナリオ重視の作品になっていく。『To Heart』であるとか、家庭用であれば『Memories Off』など、所謂ノベルゲームと化してくる。こうすれば女性キャラクターに感情移入しやすく、感動的なシナリオを盛り込めば問答無用で好印象を持つことになる。平たく言えば“萌えやすい”というわけだ。

 しかし、このアイマスというゲームはアーケード版が2005年に稼動を開始したのである。この時期になれば現実のアイドル像も変遷していたようで、アイドルゲームというのもあまり多くはなかった。ギャルゲーとしても育成シミュはよほど工夫をしなければ時代遅れになってしまうだろう。僕はアーケード版をプレイしたことがないので強くは言えないのだが、正直なところこれは特別な人気にはならなかったようだ。

 そして、少なくともXbox360の初代アイマスを遊んだ側からすれば、このゲームの魅力というのは育成やシナリオとして素晴らしいものではなく、アニメ絵の3Dキャラクターが違和感なくグリグリ動くのが素晴らしいという所が強いように感じる。実際、動画サイトで鑑賞するのみのユーザーもいることを考えれば、キャラクターのかわいらしい動きがもっとも魅力として強いのではないだろうか。つまり、ゲームやヒロイン像としては古臭い作品なのである。

 こうなると、アイマス2には行き詰まりが発生する。つまり、ゲーム的にもシナリオ的にもうまく生かせないシステムを持っているのに、何か新しい刺激をファンに与えなければならないのである。無論、グラフィックの強化をすることも可能だし事実そうしているようだが、これは見るからに劇的な変化を遂げているわけではない。他の部分でもアピールしなければまずいだろう。

 となると、思い浮かぶ可能性は次の二つである。システムを大きく変えてゲームを楽しませる内容にするか、シナリオをしっかりと読ませるようにするか。事前の情報によると、ゲームシステムは大きく変化したようだし、シナリオ面もライバルの男アイドルが登場するという意味で期待が持てる。特に、近年のギャルゲーにとって後者は重要だ。そんなわけで、個人的にはアイマス2の変化は腑に落ちるものなのだ。

 しかし、前述のように前評判も発売後の今も内容は今ひとつ。こうなれば、中身を見てどこがまずかったのか確認するしかあるまい。そんなわけで、僕はこのゲームを手に取ったのだ。

○ アイドルマスター 2 01 少女挫折隊 デビュー
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