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Xbox360 IndieGamesで石を拾う 21 【International Mooing Contest】

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牛バカが集うInternational Mooing Contest

 君は牛が好きだろうか。モーモーと鳴くかわいい牛が好きならば、今回紹介するゲームをぜひやって欲しい。

 いや、この文章では語弊があるか。君は牛が好きだろうか。そして、駄洒落は好きだろうか。モーモーと鳴くかわいい牛が好きで、くだらない駄洒落で最高に笑えるのであれば、今回紹介するゲームをぜひやって欲しい。

 いやいや、まだまだ語弊があるか。君は牛が好きだろうか。そして、駄洒落は好きだろうか。ついでに、牛のモノマネをするオッサンは好きだろうか。……なんだか急にハードルが上昇した気がするのは、間違いなく気のせいではないだろう。

 今回紹介するゲームは2011年10月19日に360インディーズゲームで配信された『International Mooing Contest』。デベロッパーはPurpleGames。値段は80マイクロソフトポイント。

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なんの大会だこれは

この雌牛どもがッ! MOO MOOと鳴きやがれ!

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音ゲーである

 このゲームの内容は非常に簡単だ。「THE MOO ZONE」という部分に来たものに対応するボタンを押すだけの音ゲーである。判定はかなり甘いし、ミスをすると右のミルクレベルというものが減るが、成功すればそのうち回復する。また、時間が経つたびにゲームスピードが上昇していく。もっとも、操作・ルール説明なんて親切なものは一切ないが。

 「Xbox360 IndieGamesで石を拾う」で取り上げるということはどこか問題があるということだ。まァ、これに関しては説明するより動画を見てもらったほうが早いだろう。

 どう見てもマキバオーの顔をしている遺伝子をどれだけ組み替えたのか疑問視せざるを得ない牛! 司会の過剰な駄洒落! オッサンがウンコを捻り出しているような牛の声! なんだこれは。そう、これがInternational Mooing Contestである。牛が鳴く大会なのだ。

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これでもメス牛

 面妖すぎる牛たち三種類だが、どれもメスのようだ。司会が「She did it.」と言っていることからそれは間違いない。また、うまく歌えると右のミルクレベルが溜まっていく、つまり乳を出していると解釈できるので、歌いながら乳を出しているのだろう。しかもこの牛、次第に時間が経つと緑と黄色の屁まで出している。全力で何もかも出しすぎだ。

 その上、司会はさまざまな駄洒落を繰り広げる。一例が以下のようなものだ。
  • 「Mootiful!」(おそらくBeautifulとかけたもの)
  • 「That is Moosic なんとか」(「これは素晴らしいMusicだ」とかなんとか)
  • 「Holy Cow!」(「Holy Shit!」だと思われる)
 どれだけ駄洒落を叩き込めば気が済むのだ。牛駄洒落の嵐に気が参りそうである。だいたいゲーム説明文にも「Mootastic Moosical Moohem!」(Funtastic Musical ……なんだ?)などと書いており、駄洒落スキー上級者でなければ毒気に当てられること間違いなし。

 そして何より、オッサンの牛のモノマネ声がひどい。まるで便所でウンコを捻り出しているような声だ。おそらく制作者の方が自身で声を当てたのだろうが、にしてもこの肛門に一物抱えているようなボイスのはどういうことだ。いや、屁をこいているのでそれっぽい声なのは当然か。しかもその声で、過剰に盛り上がる観客たち。

 つまりこのゲーム、“歌いながら乳と屁を出している雌牛の真似をしているオッサンのモーモー声”で興奮できる人向けなのである。どんだけニッチなのだと文句も言いたくなるだろうが、そんなところまでカバーしてくれるのが360インディーズゲームである。

モーモー鳴くのも楽じゃない

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僕が世界トップだ!

 ちなみにこの作品、オンラインスコアボードに対応しており、ハイスコアを競うことができる。だが競ってどうするんだ。どれだけ自分が“乳と屁を出している雌牛の真似をしているオッサンのモーモー声”が好きなのか見せびらかしたところで、狂人扱いされるだけじゃあないか。僕なんて6分も耐えてしまったのだ。

 しかも、そもそもこのゲームは難易度が低めな上に、ゲームオーバーになるまでやり続けねばならない。だがポーズはない。わかった、死ねと言っているのだな。“乳と屁を出している雌牛の真似をしているオッサン声”を聴き続けて、駄洒落の嵐に侵され続けて、発狂して死ねというのだな。

 「International Mooing Contest」……。牛の鳴き声コンテストが実際にあるとは聞いたことがあるが、世界レベルまでスケールが大きくなるとここまで大変なことになるとは。まさにンモーッ。


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International Mooing Contest 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:PurpleGame ジャンル:その他 2011/10/19

 全世界モーモーコンテストゲーム。
 リズム(?)に合わせてボタンを押し、牛の鳴き声を鳴らしつつ、乳や屁を出させる。
 制作者と思しき方の牛のモノマネボイスが脱力感満点。
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『pajamorama』のパジャマパーティーが更にアツくなって帰ってきたッ!!

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『pajamorama』もこれで一流のゲームだ

 女だらけの乳揺れスマブラである『pajamorama』にアップデートがきていた。先日更新した「Xbox360 IndieGamesで石を拾う 19 【pajamorama】」の内容の通り、このゲームはなかなかひどいものだったのだが、色々と調整されてまともになってしまった。

○ Xbox360 IndieGamesで石を拾う 19 【pajamorama】
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1135.html

 変更された内容を箇条書きにすると、以下のようになる。
  • メニューにHow to Playが追加
  • ステージ選択画面にイラストが追加
  • ルールがタイム3分+3ストック制のみに
  • ゲームバランスが調整されている
 おお素晴らしい! これで『pajamorama』がいっそう遊びやすくなったのだ!

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アップデートが来たッ

いい加減にしろ ……ではなく、最初からしてください ホント

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テキストだけのHow to Play

 などと感動するわけがないだろう。追加された操作説明はテキストのみだし、そもそもこんなものは最初からあって当然である。

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これは素直に良い点

 ステージ選択にイラストがついたのは単純に喜ばしいが、今度は逆にルールが強制になり設定できなくなってしまった。まァ、今までのルールもどうかしていたが、こうもガッチリやられるのも遊び方の幅の損失だろう。

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BOT入れられたのだ!

 そういえば今までまったく気づかなかったのだが、実はBOTを入れることが可能だったのだ。操作説明すらないゲームなので、気づかないのも無理はない。いや、本当は僕の見逃しである。

 BOTはレベル0~9で調整できるものの、どのキャラクターも乳にだけ栄養が行っているのか基本的にアホである。画面端の上空にいれば自殺してくれるので、単なるにぎやかし以上のものは期待できまい。

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バランス修正はありがたい

 一番大きい修正は、やはりバランス調整だろう。ダメージが入りやすくなり、吹っ飛びやすさも上昇したようだ。コレのおかげでとにかく勝負がつきやすくなり、だいぶまともに遊べるようになった。

 もっとも、相変わらず上昇技が無限に使えるせいで空を飛びまくりであるが、兎にも角にも殺しやすくなったので快適に遊べるだろう。今までの漫然すぎる試合がウソのようである。そもそもあんなのはウソであってくれ。

時既に遅し!

 こうして『pajamorama』は息を吹き返す……わけがないッ! 今更バランスが調整されたところで、遅いにもほどがある。もう既に見限られてるッ!

 そして何より、乳揺れゲーなのにありがたくない雰囲気はまったく変わっていないのであった。アップデートがきても、『pajamorama』は世界一切ない乳揺れゲーである。


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pajamorama 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Dannobot Games ジャンル:格闘 2011/08/17

 女だらけのスマブラと言うべき、対戦アクションゲーム。
 見所は無論、乳が揺れる部分というセクシーさである。
 だが、奇怪な女性キャラが本作を哀愁漂うものにしている。
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Xbox360 Indie Gamesをだいたい2000本遊んだ雑感

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気がつけば2000本 考えてみれば期間も1年以上

 人が生涯に出会うゲームの本数はいくつだろうか? 100か200か、あるいはまだ桁が増えるのか。許されるのであれば、多くの作品に手を伸ばしたいと思うのがゲームプレイヤーの性である。

 2011年10月21日、国内のXbox Liveで配信されているIndie Gamesの作品数が2000作品を超えた。1000作品を超えたのは昨年の6月26日だったので、1年と4ヶ月ほどかかったのである。いやはや、思えば遠いところへ来たものだ。

 これで僕も、ほとんどがデモ版とはいえ2000本近くのゲームを眺めた人間となったわけか。本当ならばすべてを最後までじっくりプレイし、遊んだ記録をつけてレビューを書きたいところなわけだが、地球にいる限りは無理だろう。

 ともあれ、360インディーズゲームも気がつけば2000本もの大所帯になったわけだ。2000作品に移るまでにおけるこの場のおおまかな印象を記すことにしよう。

おおまかな変化

 最初は肌で感じた印象について、2つほど話をしよう。
  • あまりに質の低い作品の淘汰
  • 人気が出たシリーズが消えたか
 まず、極端に醜い作品というのが少なくなってきた。当然ながらデモ版ですら遊んでられるかという作品は残っているが、それでも一瞬でハゲあがりそうなものは減った。

 僕が360インディーズゲームで一番ひどい作品と思っているのは『Block Fight!!』という作品なのだが、これ以下の作品や、似たようなレベルの作品というのは極端に少なくなった。無論、習作を出した一年越しに似たようなレベルの作品を配信するデベロッパもいるが、全体的に質が向上してきたというべきだろう。あるいは、僕の感覚が鈍ってきたかのどちらかである。

box_blockfight11.jpgbox_colaris.jpg しかも、『Block Fight!!』や『Colaris』など、僕が「Xbox360 IndieGamesで石を拾う」で取り上げた作品の多くがマーケットプレイス上から消えて遊ぶことができなくなった。優秀なゲームが多く登場することによってその場にいられなくなった結果とも考えられるのだが、歴史の欠落でもあるのだ。

 そして、radiangamesなどの人気シリーズもので未だに続いているものはあまり多くない(実は開発中なのかもしれないが)。どうもこの土壌が続編に向いていなかったり、単純にあまりにも売れなくてこの場が嫌になったのかもしれず。

 そもそも360インディーズゲームは容量や開発規模の関係からスケールの小さい作品が多いので、前作までの流れを汲んだ続編というのが作りにくい。全体の規模が100の作品であれば、1/3に変化を与えると33も変わる。だが、全体の規模が10の作品だと、1/3が変わってもわずか3しか変わらない。つまり、小規模な作品が多いこの場では、パッケージゲームによくある「前作の流れを受け継ぎつつバージョンアップさせる」というのはあまり効果的でないどころか、焼き直しの印象が強くなる。

 据置には腰を据えて遊ぶタイプのゲームが向いているとはいえ、パッケージゲームと似たような形態を取る続編というのはあまり向いていないのだろう。むしろ、ひとつの大きな作品をChapterごとに区切って配信するほうが向いていると思われる。

まだまだ多いよこの手のゲーム

 そして、出てくる作品のジャンルとしては次のものが多い。
  • レトロゲームのリメイク・クローン
  • アバターが主役のミニゲーム
  • 自動スクロールのジャンプだけアクション
  • タワーディフェンス
  • 全方位シューティング(ツインスティックシューティング)
  • エロ・グロ押しのゲーム
  • ボタンシーケンス(ボタン覚え)
  • 2Dジャンプアクション
 アバターゲーは勢いこそ衰えたものの、まだまだ姿を見る。むしろいなくなったのはコントローラーマッサージ系の作品くらいで、ひとつの流行が出るとそれがしばらく続くというのは変わっていないのだろう。

 また、ミニゲームの詰め合わせあたりも定期的に出てきてゲロを吐きそうになる。小規模なゲームなのに、更に小さなゲームをひとまとめにすれば、どれも及第点に達していない落第ゲーの集合体になるのは目に見えているのに、たまに出るから嗚咽もするわけだ。

どういう作品が向いているのか

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ともあれ、2000作品は制作者の方々の素晴らしい結晶といえよう
 結局、360インディーズゲームという場に何が向いているのかといえば、アイデア勝負の新作で、内容を家庭用ゲーム機向きにしてある作品といったところではないだろうか。あるいは、他のハードでは見られないほどレトロなりレアなゲームか。

box_tfe.jpg 最近の作品では『Train Frontier Express』という作品が珍しいジャンルで素晴らしく感じられたのだが、中身をいざ見てみればこの場においてあまり似つかわしくなかった。据置機よりPC向けで、しかも小規模なゲームでもないので手が回りきっていないのだ。

 となると、更に小規模でありつつ、手が回らなくてもなんとか魅力を感じさせられるものが向いているか。すると、やはり次のようなものになるだろう。
  • アバター系のカジュアルなゲーム
  • 人気作品のクローンゲーム
  • パッケージやライブアーケードであまり出ないジャンル
  • ジョークだけを狙う作品
 こうして書いてみると、前述の多いジャンルのゲームが入りやすいように思えるのがなんとも。やはりアイデアで据置機向きでないのをうまく変化させるか、値段なり需要なりジョークなりで多少の問題には目を瞑ってもらえるような措置をするかというのが肝となりそうだ。

余談

 ところで2000作品近く遊んできた僕だが、まだ時間が許されるのであれば見守ることを続けたいとは考えている。いい加減気力が尽きるのではないかと考えていたが、意外なことにほぼ毎日追うのに慣れてきた。とはいえ、さすがに1日に5作品近く来るとなかなかしんどいのだが。

 面白い作品がなぜ面白いのか、つまらない作品がなぜつまらないのか、といったことを考えるのはなかなか面白いもので。特色豊かなこの場を漁って、虫眼鏡で見るようにするのは思いのほか楽しいのである。

 はてさて、次に360インディーズゲームへやって来るのはどんな作品なのやら。
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おそらく僕が世界ランクトップとなる対戦ゲームたち

僕が『TechAssault』の世界一だッ!

 先日更新した「Xbox360 IndieGamesで石を拾う 20 【TechAssault】」という記事で、『TechAssault』という360インディーズゲームで5人対戦をしたと書いたが、このゲームは本当にオンラインに人がいないのである。どのくらいかといえば、仲間内でやろうと集めない限り集まらないくらいに人がいない。

○ Xbox360 IndieGamesで石を拾う 20 【TechAssault】
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1153.html

 よって、フレンド同士とはいえ何戦かした僕はほぼ間違いなく世界レベルのプレイヤーである。大会など開いたこともないが、きっと世界ランカーだ。僕が一流『TechAssault』プレイヤーだッ!

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状況がよくわからないゲームである

 何せ、ルール説明も操作説明もクソもないゲームなので、ルールをだいたい知っているというだけで他プレイヤーの先を行っているだろう。前述の紹介記事でも触れているが、このゲームは仲間と協力して相手の陣地を破壊することがコツとなる。

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誰が誰やら

 ただ、プレイ中に名前が出るなんてことは一切ないので、まったくもって誰が誰だかわからない。おまけにどれが敵かもわからない。よってボイスチャットの連携が必須となるのだが(それでもわかりにくいが)、そこを知らないプレイヤーはやはり勝つことができないだろう。

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「剥いだ生爪のようなもの」と形容されたアタッカーのシップ

 基本的には相手の基地に速攻で走って攻撃するという戦略が有効なのだが、ただ、相手の基地に弾切れするまで攻撃しまくっても破壊しつくことができない場合がある。これはどうも当たり判定がおかしいのだと思われるので、このあたりをしっかり研究していくことが世界ランカーを脅かすことになるだろう。さあ、君たちも世界ランカーに挑戦したまえ。

僕が『pajamorama』の世界一だッ!

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今度は三人で遊べた

 また、こちらも先日更新した「Xbox360 IndieGamesで石を拾う 19 【pajamorama】」だが、『TechAssault』のあとにこれも遊んだ。今までは二人でしか遊べなかったが、今回は奇跡的に三人で遊べたのである。

○ Xbox360 IndieGamesで石を拾う 19 【pajamorama】
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1135.html

 このゲームもまたオンラインにプレイヤーがいるところを見たことがない。そして、ラグがひどくホスト一強のゲームなので、必然的にホストをやった僕が一流プレイヤーだッ!!

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パジャモラマ! の掛け声が印象的

 こちらのゲームも操作説明・ルール説明などクソもないゲームなので、とにかく研究を続けているプレイヤー、つまり僕がかなり先んじていることは間違いない。

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不毛な乳揺れゲーである

 今回発見した新要素は、特定の攻撃で相手の攻撃を相殺できるということと、相手を倒した回数で競う場合、3・2・2というスコアになるとドローになるという摩訶不思議な仕様であった。他にも、無敵時間を利用すれば道連れ攻撃で自分だけスコアを稼ぐなんてこともできるようだ。

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勝っても嬉しくないッ

 そして、参加人数が増えれば増えるほどラグが発生しやすくなるということもわかった。となると、もし四人対戦を遊んだ日にはいったいどうなってしまうのか。世界ランカーといえども、そこは未知の体験である。このあたりを研究することによって、世界ランカーを倒す切欠が見えてくるかもしれない。さあ、挑戦したまえ。

世界ランカーの苦労

 これらのゲーム、せっかくフレンドの方たちに集まっていただき遊んだのだが、正直なところの感想は次のようなものである。あまり長く書くと涙が出てきそうなので、箇条書きで済ませよう。
  • どちらも対戦していて味気ない
  • 勝ち負けが心底どうでもいい
  • 負けても気にならない
  • 勝っても嬉しくない
  • そもそも楽しいかどうかわからない
  • ひたすら無心になる
  • そもそもプレイヤーがいないから集めるだけで一苦労だよ!
 こうしてSSDMは多くの苦難を乗り越え、『pajamorama』、『TechAssault』の世界ランカーとして君臨するのであった。挑戦者はいつでも来たまえ。どうせ誰もこねーだろと確信しているのでこんな高慢な台詞が吐けるのだ。
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Xbox360 IndieGamesで石を拾う 20 【TechAssault】

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『クロムハウンズ』ファンは必見してはいけない『TechAssault』

 既にオンラインで遊ぶことはできないが、Xbox360には『クロムハウンズ』というロボット対戦ゲームがあった。フレンド同士でスカッドを組み、それぞれの役割を決め、ロボットの機体を組み替え、武器を換装し、敵と戦う! ロボットのカスタマイズと協力して対戦する楽しさがあったと聞く。

 しかし、前述のようにオンラインサービスはもう遊べないのだ。悲しんだプレイヤーもさぞ多かったことだろう。だが、喜んで欲しい。なんと360インディーズゲームに、似たようなゲームが登場しているのだ。

 名を『TechAssault』というこの作品は、今まで400マイクロソフトポイントだったものの、ある日突然80マイクロソフトポイントに値下げしたのであった。驚きの80% OFF。なんて良心的なのだ。デベロッパーの名前はJoshuaBair。この素晴らしい意気込みの持ち主の名前を、ぜひ覚えておこう。

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タイトル画面

戦う前の重要な準備

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仲間を探そう

 まずはゲームを起動すると、仲間を探す場面から始まる(と思われる)。ここでスカッドメンバーを探し、どのミッションに挑むか決めるのだ(と思われる)。ちなみに「(と思われる)」というのは、実際にスカッドを組んでからミッションに挑んでみたが、ミッション選択画面に移った瞬間にスカッドが解散されるという意味不明な現象が発生したので、未だにこの画面の意味がわからないからだ。

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HARIBOTE!!

 そしていざミッションを選んだら機体の選択だ! 頭(機体のクラスでもある)は5種類、足は3種類、武器はライフル・ミサイル・ショットガンなど6種類が4箇所に選択可能である。見ての通り、どいつもこいつも一癖も二癖もある見事な造形! しゅ、しゅごい! あまりにしゅごすぎて舌が回らない!

 ……いや、待った。『クロムハウンズ』のようなゲームを期待していたのに、いざスクリーンショットを見て失望で帰ろうとした読者の君は待って欲しい。確かにこれはどう見ても、ベニヤ板で組み立ててシルバーのスプレーを噴いたハリボテマシーンに見えるかもしれないが、もう一度違う機体を見てもらえば気が変わるかもしれない。

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なんだこれは

 ああ、やはりダメか! こんなスーパーのキャスター付き買い物カゴに見えるようなロボットではダメか! だが、このあたりはXBIGなので仕方がないと飲み込んで欲しい。なんていったって、80マイクロソフトポイントなのだから。もっと大切なのは対戦ルールだ。それが面白ければ問題ないだろう。

 尚、このゲームはオプションによる音量設定や感度設定などはなく、ついでにルール設定もクソもない。マップは三種類あるが、足元のテクスチャが変化するくらいで特に大差なし。オーイエー! 暗雲が立ち込めてきたぞ。

どういうルールかよくわかっていないがルールの説明

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衝撃的なプレイ画面

 ルールは説明こそないが非常にオーソドックスなものである。アタッカー(赤チーム)とディフェンダー(青チーム)に別れ、それぞれを全滅させるか相手の基地・戦艦を破壊したほうが勝利となる。それぞれのチームは6人まで参加でき、合計12人での対戦となるわけだ。無論、オンライン対戦にも対応している。この記事ではたまたまひとりで遊んでいるが、それは本当に偶然だ。本当に。

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なんだこれは

 このどう見ても浮いている三角定規……、いや立派なものがアタッカーの戦艦である。これをぜひ守らなければならないと鼻息が荒くなるだろう。ちなみにこの戦艦、マップによっては丘に突き刺さっていたり一部が地面に埋もれていたりと、非常に物悲しいことになっている。

 ディフェンダーは倒産寸前の町工場のようなものを守る必要があり、こちらも地面に埋もれたり浮かんだりしている。……ああ待って! そんなのを守りたくないとか言わないで! ここまで読んだなら最後まで記事を読んで!

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なんてひどい現実だ

 プレイ中の特徴としては、以下のようなものがある。いちいち書いていくと多すぎるので、箇条書きにしよう。
  • マップ上にこれといったものは何もない。
  • おそろしく静かな世界で、効果音も朝飯準備風景のよう。
  • FPS視点とTPS視点があるのだが、ダメージを食らうとTPS視点に無理やり戻る。
  • 高低差を移動することによって照準がブレまくる。
  • ゲームスピードが非常に遅く牧歌的。
  • 機体の色で敵と味方を見分けるのだが、さっぱりわからない。
  • 敵の体力ゲージや爆発音がないので、弾を撃ち込みまくっても倒せたかどうかわからない。
  • 「ていうか敵どこだよ」というくらいに敵に出会わない。
  • でかい機体は照準から弾が出ない。
  • ミサイルやロケットランチャーは明後日の方角に飛んでいくので当てるにはとてつもない修練が必要。
  • 死んだらリスポンなしで試合が終わるまで自分の死体を眺め続ける。(試合時間は15分ほど)
 おお、なんという厳しい仕様! 激しいロボット対戦を味わうためにこんなにも現実的な仕様とは!

 しかし、戦場は基本的に静かなものだし、実際にダメージを受けるとTPS視点に戻ってしまうのかもしれないし、高いところや低いところを移動すれば照準なんてブレるものだし、現実世界のスピードなんて早いわけがないし、敵と味方が見分けにくくボイスチャットが必須なのも『クロムハウンズ』を思わせるし、マップが広すぎて敵に出会わないのもリアリティの極みで、照準通りに弾が出るわけでもないのも常識だし、死者はみじめに地面に臥せるしかないのも現実! つまりこれがRealだ。

 特に、何か硬いもので金属をたたいているようなダメージ効果音は見事である。射撃音は野菜を切っているような音なので、これはまるで誰かが朝食の用意している音で目ざめるという理想的な音響と言えよう。

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WIN

 この一癖も二癖もあるゲームルールを習得し、チームを勝利へ導こう。正直な話、即効で相手の陣地に突っ込んで基地を破壊するのが手っ取り早いなどと言うやつは死刑である。戦線というものが発生しないマップなので、これをやると本当に即効でケリがつく。

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敵前逃亡は許されない

 ちなみに、マップ領域外へ出ると無理やり部屋からキックされる仕様なので注意して欲しい。敵前逃亡は死あるのみ! スカッドメンバーからも敵からも総スカンというわけだ。

ロボット対戦ゲーのパイオニアなわけねーだろ

 尚、実は機体のカスタマイズにあまり意味がないだとか、領域外に出ると接続切断などをホストがやらかすと試合が中断されるのではないかだとか、そもそも対戦しづらすぎるという疑問は不要だ。なぜなら、このゲームのオンラインには誰もいないからだ。よって何も問題はないッ。

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夢の5人対戦

 ちなみにこの作品、フレンドの方のご協力もあって5人での対戦を遊ぶことができた。しかし、機体に名前も出ないため誰が誰だかわからなかった上に、マップが平坦すぎて敵と出会わないため、相手の陣地を速攻で破壊するという戦法が当たり前にまかり通った。よって、まるで葬式のような一切血の気を感じられない静か過ぎて怖い戦争になったのである。これが無駄を避け、血も出なくなった未来の戦争なのだ。

 こうして360インディーズゲームに第二の『クロムハウンズ』が誕生した。未来の無血戦争はここにあったのだ!

 ……などとふざけすぎたことを言っていると、フロム・ソフトウェアに名誉毀損で訴えられそうなので、そんなことはなかったかもしれないしあったかもしれないと濁しておくことにする。いや、「そもそもクロムとぜんぜん違うよ」と読者に怒られることを考慮すべきだったか。


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TechAssault 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:JoshuaBair ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/07/01

 産業用マシーンを操作して敵と戦う対戦型シューティング(TPS & FPS)。オン12人プレイまでに対応。
 ポンコツ・ロボットと形容するしかないハリボテマシーンに乗り込んで対戦するシューティング。
 今までは400MSPだったのだが、値下げが行われて80MSPになった(驚きの80% OFF!)。やはりオンラインに人はいなかったが、奇跡的なハリボテマシーンに乗れるのは今回だけのチャンス!
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ガーディアンヒーローズ 小文レビュー ─時代の移り変わり─

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記事の概要

 この記事は、2011年10月17日にSSDMが公開した「ガーディアンヒーローズ レビュー」という記事を書き改めたものになっている。内容としてはほとんど変化がないものの、文章量を減らし読みやすくしようと試みてみた。

 前回の記事や、小文レビューの内容について説明不足に感じた場合については、次を参照されたし。

○ ガーディアンヒーローズ レビュー
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1151.html

ガーディアンヒーローズ

 『ガーディアンヒーローズ』は2011年10月12日にXbox Live Arcadeで配信されたベルトスクロールアクションゲーム。開発はトレジャー。

 1996年にセガサターンで発売された同名タイトルの移植作品であり、グラフィックやゲームバランス・システムを調整されたアレンジモードや、アーケードモード、オンライン機能などが追加されている。

ライブアーケード版の長所

 『ガーディアンヒーローズ』は移植されるにつれて、以下のような手直しがされている。
  • アレンジモードによるバランス・グラフィックの調整
  • アーケードモードの追加
  • オンライン協力プレイ・対戦プレイに対応
  • 対戦参加人数の増加
 移植作品としては十分な追加要素が足されており、しかもオリジナルを否定するような内容でもない。オリジナルはオリジナルモードで楽しめるのである。

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アレンジは歯ごたえあり

 それどころかオンラインプレイができるようになったり、対戦がよりハチャメチャになるような調整がされていたりと、魅力を強めるような移植作品となっているだろう。

ライブアーケードになったことの短所

 一方で、悪い点もなくはない。問題点は次のようなものか。
  • アーケード風のストーリーモード
  • ふたりのみの協力プレイ
  • 大味すぎるのでかなり調整をしなければならない対戦
 これは短所というよりも、ゲームの特徴と考えるべきではある。だが、これらはあまりにも現代にマッチするようなものではないと考えられる。アーケードゲームのようなストーリーモードのシステムや、人数の少ない協力プレイ、大味すぎる上にプレイヤーが調整しなければならないなど、現代の観点からすると不満は多い。

 ジャンル自体も、今やあまり盛り上がっていないベルトスクロールアクションのようなものだ。他にも問題点はあるだろうが、その多くが古いゲームであるからこその問題だろう。

総評

 このLive Arcade版『ガーディアンヒーローズ』は、やはり1996年のゲームだけあって古い。そこが問題となりうる。だが、移植ものとしては当時のものをそのまま持ってこられたというわけで、きちんと移植が出来ているとも言えるのだろう。よって、当時のファンとしては喜ぶべき一品だ。

 とはいえ、時代が移り変われば需要も変化し、求められるゲームも変わる。その点を考慮すると、『ガーディアンヒーローズ』が今の時代に求められている性質のゲームであるとも考えにくい。今や協力プレイも対戦ゲームも、他に親切なものがたくさんあるのだ。時代が変化してもそれに耐えうるような作品ではなかったのではなかろうか。

 よって、懐古するためにあるべき作品で、今の作品としては特に得るものがなさそうな古い移植作品という立場になってしまう。ただ、移植作品としては、別にそれは悪いことではないのだろう。

 『ガーディアンヒーローズ』は見事な作品ではあるが、時代はだいぶ変わってしまった。

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ガーディアンヒーローズ レビュー

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ガーディアンヒーローズ

 『ガーディアンヒーローズ』は2011年10月12日にXbox Live Arcadeで配信されたベルトスクロールアクションゲーム。開発はトレジャー。

 1996年にセガサターンで発売された同名タイトルの移植作品であり、グラフィックやゲームバランス・システムが調整されたアレンジモードや、アーケードモード、オンライン協力・対戦機能などが追加されている。

 ゲームとしては、ベルトスクロールアクションに2D対戦格闘ゲームのコマンド入力による必殺技を加えたようなものである。キャラクターが選択できたり、レベルアップによるステータスの割り振りや、ストーリーの分岐などを搭載している。プレイヤー側でルールを決める必要のあるかなりバランスが無茶苦茶な対戦モードも健在。

 内容については過去の記事を参照されたし。

○ 『ガーディアンヒーローズ』
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1149.html

○ 『ガーディアンヒーローズ』の実績をあっさりコンプリートしちゃったよ
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1150.html

移植作品としての評価

 さて、ゲームというものは内容だけで評価を下されるのではなく、登場時期や需要、あるいは知名度というものによって、良くも悪くもなるのである。このことを念頭に置いてもらってから『ガーディアンヒーローズ』についての見解を読んでいただきたい。

 基本的には移植作品なので、きちんと移植できているかということと、追加要素がこの作品の肝となる。やや大味で問題もあったオリジナルモードのゲームバランスやグラフィックを調整したアレンジモードに、オンライン協力プレイを可能にした点、バーサスモードでは参加可能人数を増やしたこと、アーケードモードの追加などが特徴だ。

 多少の不具合はあるものの、オリジナルを尊重しつつきちんと追加要素を詰め込まれていると言えるだろう。移植作品として考えれば、十分な追加要素とオリジナルファンを失望させない調整である。

 特に対戦モードの、戦闘能力のない一般市民から全体攻撃を使いまくれるラスボスまでごっちゃになっているのは無茶苦茶でありつつ圧巻だ。なかなかこんなゲームはないだろう。参加人数が増えたことでより無茶苦茶になった。

 元よりこのゲームが好きだったプレイヤーにとって、これは見事な作品といえるはずである。

今の時代に出た作品としての評価

 とはいえ、今は2011年。『ガーディアンヒーローズ』は単なる作品として見た場合は、強烈に時代遅れなのである。僕はオリジナルを遊んだことがないので、こちら側としての立場にいる。

 まず、メインモードであるストーリーモードのゲームシステムそのものがアーケード風であるということ。クレジットという概念があり、ゲームそのものは短めで、難しい内容を練習してクリアを目指していくということがその証左だ。そして、レベルの引継ぎがなく、一回ごとのプレイでしか意味を持たないのもゲームセンターにあるタイプのゲームシステムである。

 これ自体は単なる特性ではあるものの、やはりアーケードゲーム移植の多かったセガサターン向けの設定ではないだろうか。果たして、Xbox360という土壌では受け入れられるかどうかは難しいところだ。むしろ、懇切丁寧なゲームが多い現代において元々そういうゲームだと知らなければ、アーケード風なのは不満が出そうである。

 また、バーサスモードの対戦アクションとしても難しいところである。このゲームはキャラクターごとの能力差が激しく、バランスはプレイヤー側がルール設定で調整しなければならない。場合によっては、著しく場が冷めることにも。もっとも、パーティーアクションとしてはアリと考えることができるわけで、きちんとルールを作ることができれば問題はないだろう。

 ただし、今は大作FPS・TPSがわんさかとあるし、それ以外でもオン対戦のできるゲームが本当に多い。しかもどれも親切になっている上に、使われている広告料が別次元のレベルで参加人数も桁違いの作品もちらほら。となると、わざわざルール設定をしなければならない上に古いこの作品は、苦しい状況に陥ってしまう。ワイワイ遊ぶにしても、別に『ガーディアンヒーローズ』でなくてもいいのだ。

 言ってしまえば、1996年とは状況が違いすぎるのである。当時のセガサターンの状況はよく知らないが、対戦型格闘ゲームの流行が収まり、対戦アクションとしての需要が高まっていた可能性もあるのではなかろうか。いくら追加要素があっても、やはりこれは1996年のゲームなのだ。

時代の移り変わりには多くのゲームが無力だ

 いや、そもそも現代の最新ゲームと比べるのは間違っている。これはこれで当時のよさがあるのだ。……という意見もあるだろうが、刺激が弱く感じられてしまうというのも否定しようのない事実であろう。

 XBLA版『ガーディアンヒーローズ』を厳しく言えば時代遅れなわけだが、移植ものなのだからそんなのは当たり前である。誰かのミスではない。むしろ、きちんと移植された上に追加要素があって喜ばしいと考えるべきだろう。ノスタルジアに浸るにはもってこいの作品と言える。

 ただ、この作品は1996年の熱気を味わった人が当時を懐古するためにある作品で、ゲーム自体は古いのだ。そして、それは大幅に作り直すような形でなければ現代ではこれといって評価されそうにない。別にこの作品自体が悪いというわけではないが、ゲームというものは内容だけで評価されるわけではないというのは、既に書いた通りである。

 時が常に移り変わるように、ゲームの評価も常に一定ではない。名作であった『ガーディアンヒーローズ』も、過去の栄光を取り戻すことはなかなか難しいのではなかろうか。
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『ガーディアンヒーローズ』の実績をあっさりコンプリートしちゃったよ

あっさりすぎる

 前回、ガーディアンヒーローズを買った際にこんなことを書いた。

実績にはノーコンティニュー(一度もやられない)で難易度ハードをクリアというものがあったので、それを達成できるまではちまちまとやっていこうではないか。


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超・あっさり

 だがもうコンプしちゃったよ。

 実際のところ、ノーコンティニュークリアとはいえ内容としてはそれほど難しいものではない。無論、ゲームとしてはかなり熟練の技を持っていなければ達成できない話なのだが、やられたらタイトル画面に戻ってオートセーブからやり直せるのである。よって、楽勝だったというわけだ。

 そもそもゲームの実績方針としては難しいものを達成しろというものではなく、ストーリーモードに隠された要素を楽しんで欲しいという紹介的な意味合いのほうが強かったのであった。マルチエンドなのですべてを見ろだとか、対戦に使えるキャラを出すためにそいつらを倒せなど、一通り体験すればいいのである。押し付けがましくない設定と言えよう。

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アバターアワードつき

 ちなみにこのゲーム、アバターアワードがついており、アンデットヒーローの兜とゲームのTシャツをもらうことができる。いやー、アンデットヒーローが装備していると様になるのだが、普通の人間がつけてもダサいな!

アレンジもちょろちょろと遊んだ

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アレンジは歯ごたえあり

 ところでこのゲーム、グラフィックはオリジナルとアレンジ版があるのだが、ゲームバランスのほうもオリジナルとアレンジを設定することができる。

 オリジナルであるサターン版のほうは難易度が低い上にレベルがあげやすいのだ。一方、アレンジでは魔法の使える量に強制的な制限が入った上に経験値も入りにくい。更に敵までも強い。ただし、操作・システムには有利になるような空中ダッシュなどが加わり、コンボを繋ぎやすくなったりしている。

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ステータスの上限なんかもオリジナルとアレンジで違う

 どちらかと言えば、アレンジのほうがうまく調整されているだろう。とはいえ、プレイヤーには無敵のアンデットヒーロー様がいるので、チキン戦法さえしていれば簡単に行けることも確かだ。まァ難易度あたりは、一緒に遊ぶ友人とどのように遊ぶか相談して決めていくべきなのだろう。

懐古は特になし 感想も特になし

 あとはオンラインでちまちまと対戦したのだが、大味なりにそこそこ面白かった。一般市民という雑魚敵からラスボスまで使えるので、能力がさまざますぎるにもほどがある。

 ただ、やはり時代が過ぎているので辛いというか、面白いとは言えるが、刺激はとても物足りなかった。今のゲームではないのである。当たり前だ。

 古いゲームなので致し方なかろう。移植されて喜ぶのは当時のプレイヤーである。『ガーディアンヒーローズ』は名作と言われているものの、今からやるにはさすがに遅すぎた。それも当たり前である。
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『ガーディアンヒーローズ』

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『ガーディアンヒーローズ』を買った

 2011年10月12日にXbox Live Arcadeで『ガーディアンヒーローズ』が配信された。これは元々セガサターンで1996年に発売されていた作品で、なかなかの名作との話は聞いていた。

 僕はセガサターンのゲームはほとんど遊んだことがないので、こうして時々XBLAで配信されるサターンのゲームは出来る限りチェックをしている。もっとも、大半の移植作品は元のゲームが好きな人向けなわけで、この作品も体験版だけ触るつもりであった。

 だが、フレンドがこのゲームを買うということを聞き、しかも基本的にマルチプレイがメインのゲームであることを知った途端、なんだか知らんが買っていたのであった。友人と、一緒に遊べるゲーム。このふたつが揃っているのであれば手を出さないわけにもいくまい。

ゲーム内容について

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二種類のモードが揃っている

 前述のように『ガーディアンヒーローズ』はセガサターン版の移植のため、オリジナルモードとアレンジモードが存在している。グラフィックが変えられるだけでなく、ゲームのバランスもそれぞれで違ったものとなっている。タイトル画面も二種類揃っており気合が伺えるだろう。

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ジャンル自体は最近でも割と見るが

 ゲーム内容は、3ラインのベルトスクロールアクションに2D格闘ゲームのコマンド式必殺技を組み合わせたようなものである。ライン移動をしながら、敵を殴りつつ必殺技のコンボでバシバシと決めていくというわけだ。

 コンティニュー回数(クレジット数)に制限があり、これがなくなるまでにクリアを目指すという形になっている。ゲーム内容としてはそこまで山ほどボリュームがあるというわけでなく、難しめのゲームを何度も特訓してクリアしていくという、アーケードのゲームに近いだろうか。

 もっとも、アンデッドヒーローという無敵のNPCが常に仲間として存在しているので、クリアすること自体はそこまで難しいというわけではないようだ。そのためストーリーモードは、二人でオンラインCoopをして遊ぶことがメインとなるようである。

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今ではありがちだが

 また、プレイ中に経験値を稼ぐことによってキャラクターの育成を楽しむことができる。今や馴染みとなったこのシステムではあるが、当時は斬新だったのだろう。

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すげえ大味ではある

 ストーリモードの他には、バーサスモードも存在している。最大12人で対戦できるというだけでなく、キャラクターは単なる雑魚からラスボス級まで選択可能で、ハメ技やチート性能のキャラが山ほどいるという有様である。このあたり、バランス調整はしていないからパーティゲームとしてうまく遊んでくれということだと思われる。

のんびりと遊ぼう

 『ガーディアンヒーローズ』はプレイ記録でもつけようと考えていたが、内容もあまり濃いわけでなく話もこれといったものではない。むしろ、地道にうまくなってノーコンティニューでクリアすることを目指したり、わいわいと対戦を楽しむようなものなのであろう。文字では記録がつけにくそうだ。

 とはいえ、実績にはノーコンティニュー(一度もやられない)で難易度ハードをクリアというものがあったので、それを達成できるまではちまちまとやっていこうではないか。
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世界の車窓から 06 【Train Frontier Express】

Train Frontier Expressで世界の車窓から

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世界の車窓から

 「世界の車窓から」、本日はTrain Frontier Express(以下、TFE)から各地の風景をお送りします。

 ……と気味の悪い冗談はさておき、以前紹介記事を書いた鉄道模型シミュレーターとでも言うべきTFEから、どんな街並みが見られるのかということを記事にしていくのが本記事の目的である。

○ Train Frontier Express 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1140.html

 好きなように世界を作っていくのが楽しいゲームではあるが、やはり醍醐味は列車に乗り込んで完成した街の景色を楽しむことだ。オンライン上で出会った街で、車内から見える風景だけでなく、近くにある建造物や施設を紹介していこう。

二度目の挑戦

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上空からの画はなかなかだと自画自賛

 今回は僕は作った第二の街を紹介することにしよう。前回のものとは違い、だいぶ様になってきたといえるのだが、それはこの航空写真からも窺えるのではなかろうか。

○ 世界の車窓から 01 【Train Frontier Express】
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1142.html

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列車はおまけ

 今回の街の理念となっているのは、「立派な都市部とそれに付随する移動用の路線」という形である。あくまでメインは都市部であり、列車はそれについてくるものでしかない。……気合を入れて都市部を作ったところ、オブジェクト数制限に引っかかり、うまく列車と提携できなかったということは決してない。

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黄色のアパートに住みたい

 家が建ち並ぶ住宅街は見るとやはり圧巻である。規則正しく並ぶことがこれほど気持ち良いとは思わなかった。ここはぜひともアバター視点から見たいものだ。

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何もない農場

 また、住宅街の背後にはなぜか農場がある。都市部をまとめて作成してしまったため、遠くに配置することができなかったのだ。いやまったく計画性のない都市であるが、正直なところこれ以外に配置するオブジェクトがないというのも事実なのだ。

水に浮かぶ市長の家

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なんだこれは

 列車に乗り都市部から郊外へと向かうと、途中の川にぽつんと一軒家があるのを発見する。いったいなんなのだこれはと間違いなく思うであろうが、これこそが僕の住む家として設定した場所である。

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なぜ車があるし

 車内から見ると看板が見えるだけのこの場所! 周囲に人はおらず、たまに走ってくる列車の音と、川のせせらぎだけが周囲を包んでいる。おお、なんて孤独で落ち着く場所なのか。無駄に車が二台も置いてあるのも憎い仕様だ。洪水でも起こったら一瞬で死ぬと思われるが、そういう刹那を生きるのも悪くない。

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空を飛ぶ橋

 ちなみに、川を作ったついでにそれを渡る橋も作ろうとしたのだが、オブジェクト配置制限のせいでこんな宙に浮かぶ橋になってしまったのだ。だが、元の考えを曲げるわけにもいかず、結果としてこんなマヌケな画になってしまう。きちんと出来るかどうか考えてからやりましょう。

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なぜ「1」なのかは不明

 その後、山へ登っていくとアラビア数字の「1」の形をした池が顔を見せるようになる。ゆったりと列車に乗りながら、絶景を眺めてほしいという考えである。

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意味がなかった

 もっとも、山があまりにも高すぎるせいで、車内からはこの池が見えないというのだから苦笑いも起こるという話である。やはり無計画さは無意味な光景を産むのであるファック。

死のディノガス看板

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しばらくは登り道

 さて、「1」の池を過ぎてからしばらく登り道をゆったりと進んでいくと、今度は下り坂へと差し掛かるようになる。

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恐怖の看板が見えてくる

 そこには「ディノガス」という恐竜の絵が描かれたガソリン会社の看板があるのだ。だが、これを見た運転手や乗客たちは恐怖を迎えることになるのであった……。

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ドガーン

 そう、ここから先には線路がなく、崖下まっさかさまに落下する運命しかないのだ! おまけに落下先にはガソリンが大量に詰まっているであろうタンクが……! 執拗に乗客を殺そうとするこの列車、なんたる惨劇か。

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爆裂!

 もう一度角度を変えて見てみよう。激突した瞬間、ガソリンタンクは激しく爆発するのだが、列車は傷ひとつついていない。これは言うまでもなくゲームの仕様なのだが、そんなことはどうでもいい。よかった、大爆発に巻き込まれた人たちはいなかったんだ……。

 いやまったく、きっちりとした都市部を作ろうとしたが、さまざまな失敗によってそれを阻まれ、最終的には命を投げ出すかのように自殺ポイントを作ってしまった作者の投げやりな性格が窺える街であった。まったく、こんなものを作ったのはどこのどいつだ。


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Train Frontier Express 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Train Frontier ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/08/30

 鉄道模型シミュレーションというべきゲーム。
 線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを配置して好きな列車を走らせよう。
 最大四人までのオンライン協力プレイにも対応。フレンドと共同作業も可能だ。
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世界の車窓から 05 【Train Frontier Express】

Train Frontier Expressで世界の車窓から

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世界の車窓から

 「世界の車窓から」、本日はTrain Frontier Express(以下、TFE)から各地の風景をお送りします。

 ……と気味の悪い冗談はさておき、以前紹介記事を書いた鉄道模型シミュレーターとでも言うべきTFEから、どんな街並みが見られるのかということを記事にしていくのが本記事の目的である。

○ Train Frontier Express 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1140.html

 好きなように世界を作っていくのが楽しいゲームではあるが、やはり醍醐味は列車に乗り込んで完成した街の景色を楽しむことだ。オンライン上で出会った街で、車内から見える風景だけでなく、近くにある建造物や施設を紹介していこう。

さまざまな街から色々な場面を

 今回は特定の街を紹介するのではなく、パブリックマッチで出会ったさまざまな風景を紹介していこう。正確に言うと、ひとつの街として紹介する記事にはならなかったものを集めているという形だ。実はこの記事を書き始めた当初はこれらのスクリーンショットしか集まらず、「なんちゅう企画を思いつきで作ってしまったんや……」と後悔することしきりであった。

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狭いッ!

 さて、まず一番最初に見る風景はこの無茶苦茶な路面電車である。ビルの間を走るのはまだ良いにしても、車がまず走れないであろう。

 しかも運転席から見た景色も狭く、近くはすっぽりと死角に収まってしまう。ビルからうっかり人が出てきたら……。歩行者がついつい走り出してしまったら……。恐怖が募りまくるやっつけな街である。

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更に狭いッ!!

 別の街では、更に狭い路面電車まであるのだからたまったものではない。そもそも道路の中央を列車が走るだけで狭いというのに、左右に車が進行しているのだ。事故多発地帯であることは想像に難くなく、こんなところを常日頃運転していては、運転手の睾丸が冷えすぎて壊死しそうなほどである。

並べるのもいい加減にしろ

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整列はしているのだが

 他に多く見られた場面としては、とにかくオブジェクトを並べているというものだ。道も線路もないのに立ち並ぶビル郡。たしかに遠目に見れば様になっているのだが、どう考えても人のいないホラーの舞台である。

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死の駅

 また、大規模な駅を表現しようとしたのか、なんとかの一つ覚えかのように駅を並べた街もあった。ある意味で圧巻だが、車内から見た様子は単なる屋根であるほどスレスレの作り。中央線を越える飛び込みの名所となるだろう。

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死の列車

 また、この駅が並んでいる街では列車が山へと向かう形になっているのだが、その終点は線路がないのだからこれまた自殺の名所である。列車に乗っていようが乗っていまいが死ぬのだ。作者からの穏便でないメッセージが伝わってくるように思えるが、勘違いだと思いたい。

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ミステリーサークルよりミステリーな駅サークル

 その上、死の駅や死の列車を作っている方は、謎の駅サークルまで作り上げている。どうもこうして同じものを並べることに対し、並々ならぬ執着を持っているようだ。

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偏執狂という言葉が思い浮かぶ

 そして、そこから繋がっている線路は当然のように山道へ進むようになっており、結末は崖である。街から狂気を感じる。そんなこともあってしまうのが自由というものである。


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Train Frontier Express 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Train Frontier ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/08/30

 鉄道模型シミュレーションというべきゲーム。
 線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを配置して好きな列車を走らせよう。
 最大四人までのオンライン協力プレイにも対応。フレンドと共同作業も可能だ。
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世界の車窓から 04 【Train Frontier Express】

Train Frontier Expressで世界の車窓から

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世界の車窓から

 「世界の車窓から」、本日はTrain Frontier Express(以下、TFE)から各地の風景をお送りします。

 ……と気味の悪い冗談はさておき、以前紹介記事を書いた鉄道模型シミュレーターとでも言うべきTFEから、どんな街並みが見られるのかということを記事にしていくのが本記事の目的である。

○ Train Frontier Express 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1140.html

 好きなように世界を作っていくのが楽しいゲームではあるが、やはり醍醐味は列車に乗り込んで完成した街の景色を楽しむことだ。オンライン上で出会った街で、車内から見える風景だけでなく、近くにある建造物や施設を紹介していこう。

ごっちゃごちゃな街

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スクラップが並んでいるのか?

 さて、今回もパブリックマッチで出会った街を紹介しよう。前回は作者の性格が出る街であったが、今回もそれは同じである。既に上記のスクリーンショットを見てもらった時点で内容を理解してもらえるかもしれないが、今回はとにかくざっくばらんな街である。

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きたねえ!

 とにかくもう、車から石炭の山から何まで、適当に配置してあるのがこの街だ。ゴミ溜めか何かかと勘違いしてしまうような景観で、列車からもまともな風景というものがまず見えない。気取らないにもほどがあるのではないか。

 人の部屋に入ってみたら、そこは汚部屋であった──。そんな印象がどうしてもぬぐえないのがこの街である。どこを見ても適当にオブジェクトが並び、散乱している。いや、本人からすればどこに何があるのか理解しているのかもしれないが、そんなことは部外者には理解できない。

危なすぎる線路

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リンチ現場か何かか

 この街で一番驚いたのは、この工場近くの路線である。赤い車を取り囲むトラックも気になるが(イジメでもしているのか?)、脇にある駐車場と思われる場所がとにかく危ない。

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超スレスレ

 こうして列車が走ると、トラックすれすれを走ることになるのである。ほんの少しでも止める場所を間違えた日には大事故が起こるか、あるいは電車が立ち往生するハメになる。まったく、なんて危険なのだ。

 「こんな街は危ないじゃあないか」などと作者に進言したところで、「大丈夫大丈夫、いつもぶつからないから」などと返されてしまうのだろう。やはりごちゃごちゃであったとしても、本人としては問題がないからこういう街になっているのだろう。


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デベロッパー:Team Train Frontier ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/08/30

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 線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを配置して好きな列車を走らせよう。
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Summer of Arcade 2011のキャンペーンでXbox360 Indie Gamesを遊べ!

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160MSPの使い道をお教えしよう

 今年の夏、Summer of Arcade 2011でXbox Live Arcadeの作品(体験版を含む)を3作品ダウンロードすると、マイクロソフトポイント(以下、MSP)がプレゼントされるキャンペーンが行われていた。体験版のみの場合でも漏れなく160MSPが貰えるというわけで、参加した人も多かったことであろう。

 ただ、160MSPをもらったところで何に使えばいいのか困るだろう。無論、アバターアイテムに使ったり、他のゲームを買う時の足しにするといったことも考えられるのだが、せっかく無償で貰ったこのMSP、何かパーッと使い道はないだろうか?

 そんなことを考えているあなたにお勧めなのがXbox360で配信されているIndie Games! 石石石石石玉石石石石という具合の玉石混交っぷりではあるが、中には面白みのある作品が配信されているのだ。

 今回は2000作品近くある360インディーズゲームから、割と最近配信された80MSPで購入できる10本を紹介しよう。本当は過去の作品も山ほど紹介したいところなのだが、話が長くなりすぎるので今話題の新作に絞っておくことにする。

たのしいゲームを遊びたいあなたに

 まずは、2011年8月から10月までの間に配信された比較的人気が高いと思われる80MSPの作品を5本紹介する。どれもジャンルは違うので好き嫌いはあると思われるが、なかなか良い評判も聞くことのあるゲームたちだ。

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Cursed Loot 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Eyehook Games LLC ジャンル:RPG 2011/08/22

 リアルタイム制のダンジョン探索RPG

 種族を選びランダム生成のダンジョンを敵を倒しつつ攻略し、アイテムを回収しながらどこまで行けるか競っていくという作品。リアルタイム・ローグとでも呼べばいいだろうか。
 実は『Epic Dungeon』という作品の改題作品である。開発元の事情によって違う作品となったようだ。80MSPでダンジョンに行きたいのならばこの作品である。


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Zombie Racers 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Big Head Games Ltd. ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/08/29

 車を操作し、とにかくゾンビをひき殺しまくるトップビューのレースゲーム。オフ2人プレイに対応。

 火炎放射器やマグネットなどを使い、とにかくゾンビをひき殺しまくり規定数に達するまで殺し続ける。対戦モードもあり、カスタムルールで殺した数を競うことも可能。
 これ自体が名作だの未来まで残ると呼ばれる作品ではないものの、ゾンビを車でひき殺しまくるというゲームにおいてはなかなかだ。ゾンビどもが吹っ飛ぶ演出がややくどいものの、ゾンビ殺しの気分を味わうにはもってこい。


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Dead Pixels 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:CantStrafeRight ジャンル:RPG 2011/09/15

 街中に溢れるゾンビを倒していくベルトスクロールアクション。オフ2人プレイに対応。

 ドット絵のベルトスクロールアクションで、レトロらしさが売りであろう。アイテムを回収したり、店で装備を買ったりするというシステムも存在している。
 ベルトスクロールの「くにおくん」あたりを想像してもらえればわかってもらえるだろうか。ゾンビをぶっ殺しながら先へ進むゲームであるが、360インディーズゲームはとにかくゾンビ人気が高い。


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Avatar Fighter Online 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Bwoot Games ジャンル:格闘 2011/09/21

 アバターが主役の2D格闘ゲーム。オフ・オンでの2人プレイに対応。

 Xbox360のアバターを使って遊ぶことができる格闘ゲーム。内容としてはかなりシンプルで、技の数も少ないし内容も理解しやすい。システムとしては、トレーニングとLiveでの対戦がある程度。
 初心者向けの格闘ゲームと言える一作。フレンドとオンラインでなんとなーく対戦したいという場合には向いているだろう。尚、レビュー記事も書いてあるので参照されたし。


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The $1 Zombie Game 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:rmm5 ジャンル:シューティング 2011/10/06

 限られた空間でゾンビを殺しまくるTPS(三人称視点シューティング)。

 こちらもゾンビゲーである。TPSとしてはかなり淡白で面白みに欠ける部分もあるが、さまざまな武器で気分よくゾンビを打ち殺すという部分だけは保障されている。
 タイトルもなかなか秀逸で、「まァ80MSP(1ドル)だし」と考えれば好印象を持てるのだろう。


いわくつきのゲームを遊びたいあなたに

 さて、今度は玉石混交における石のほうを紹介しよう。楽しいゲームもいいが、どうせタダでもらえたMSPだ。パーッと普段買わないゲームで浪費してもいいのではなかろうか? そんな観点から、まず多くの人は普段に買わないであろう5作を集めてみた。

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TechAssault 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:JoshuaBair ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/07/01

 産業用マシーンを操作して敵と戦う対戦型シューティング(TPS & FPS)。オン12人プレイまでに対応。

 ポンコツ・ロボットと形容するしかないハリボテマシーンに乗り込んで対戦するシューティングである。
 今までは400MSPだったのだが、値下げが行われて80MSPになった(驚きの80% OFF!)。オンラインに人がいるとは到底思えないが、奇跡的なハリボテマシーンに乗れるのは今回だけのチャンス!


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Pirate Texas Holdem Defense 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:MindsEdge ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/07/02

 テキサスホールデムをプレイし、結果によってタワーを建ててタワーディフェンスを行うゲーム。

 ポーカーという運がものをいうゲームに、戦略がものをいうタワーディフェンスを組み合わせてしまった。結果、運ゲーのタワーディフェンスが出来上がり、プレイヤーが発狂すること間違いなしの運にしか頼れないクソゲーとなる。
 実写美女、海賊、テキサスホールデム、タワーディフェンスと、人気のありそうなものを片っ端からぶっこんでそのまま何もしないという、360インディーズゲームの暗部と呼ぶべき作品。


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SWASHBUCKEL UR SEATBELTS 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:GHXYK2 ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/08/12

 ファミコン風の無茶苦茶なレースゲー風ミニゲーム集。

 バグったファミコンのような音楽から始まり、訳のわからないゲームをやらされることになる。本当に意味がわからない。この作品自体は2004年に作られたものの移植作品である。
 要は「狂っている風なゲーム」であり、カオスだのキチガイだのいってキャアキャア叫ぶといいのだ。妙な作品を見たい人のためにあると言えよう。


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Pajamorama 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Dannobot Games ジャンル:格闘 2011/08/17

 パジャマ姿やらの女性たちが胸を揺らしながら戦う「スマブラ」風対戦アクションゲーム。オフ・オンでの4人プレイまでに対応。

 操作説明すらないのは閉口するし、復帰技が無限に使えるゲームバランスもどうかしているが、とにかく乳揺れの対戦アクションゲームだ。
 この「興奮すると思われるべき女性キャラが多いのにまったくノリ気になれない」という雰囲気は、『Pajamorama』くらいでしか味わえない。ちなみにオンラインには人がいないぞ!


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Avatar Connection 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Digital DNA Games ジャンル:その他 2011/08/31

 出会い系アバターゲー。オン16人プレイまでに対応。

 テレビ番組風の会場で、質問事項にいくつか答えて相性診断のようなものをする。これをオンラインでプレイするというわけで、要は出会い系のゲームというわけだ。
 作品自体はこれといって問題があるわけではないが、倫理的に問題がありそうな作品である。僕は未購入なので、オンにどれだけ人がいるのか・どんな年齢層がいるのかというのは不明なものの、新たな出会いを求めるために80MSPを使うという選択肢もアリなのかもしれない。


更なる作品を知りたいあなたに

 さて、おおまかな紹介はこんなところである。多くのジャンルが含まれるような選択にしてみたが、お気にめすゲームはあっただろうか。尚、僕もすべてをきちんと最後まで遊んだわけではないので、面白くなかったと思っても勘弁していただければ幸いである。

 これ以上の作品紹介については、僕が以前書いた記事を確認していってほしい。膨大な数なのでとんでもないことになっているが、まァ流し読みでもしてもらえれば役に立たなくもなかろう。「80」という文字で検索すれば、80MSPの作品だけを見ることも可能だろう。

 次にリンクを貼るのが、国内に来ている360インディーズゲームのデモを一通り遊んだ雑感のカテゴリである。(ただし、アップデートで内容や値段が変化している可能性も留意されたし。)

○ 【カテゴリ】インディーズゲームのおためし版(体験版)雑感
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-category-42.html

 そして、次のものが特定のゲームをきちんと最後まで遊び、特集記事やレビューとして記したものである。こちらもまた、アップデートにより値段が改定されている可能性もあるので注意してほしい。

○ 【カテゴリ】インディーズゲームレビュー&特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-category-44.html

 360インディーズゲームは日々新しい作品が来ており、プレイヤーを喜ばせたり戦慄させたりしている。特に国内では知名度の低い場所ではあるが、MSPが余っていたら寄っても悪くない場所である。この機会に、ぜひどうぞ。
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世界の車窓から 03 【Train Frontier Express】

Train Frontier Expressで世界の車窓から

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世界の車窓から

 「世界の車窓から」、本日はTrain Frontier Express(以下、TFE)から各地の風景をお送りします。

 ……と気味の悪い冗談はさておき、以前紹介記事を書いた鉄道模型シミュレーターとでも言うべきTFEから、どんな街並みが見られるのかということを記事にしていくのが本記事の目的である。

○ Train Frontier Express 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1140.html

 好きなように世界を作っていくのが楽しいゲームではあるが、やはり醍醐味は列車に乗り込んで完成した街の景色を楽しむことだ。オンライン上で出会った街で、車内から見える風景だけでなく、近くにある建造物や施設を紹介していこう。

街には創り手の性格が出ないわけがない

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今回はどこかぎこちない街

 今回もパブリックマッチで遭遇した街を探索するのだが、その前にいくつかの街を見てきた傾向について話をしよう。当たり前だが、どの場所も創り手の性格や意思というものが反映される。ズボラな人間が描く絵は塗り残しがあったりするだろうし、生真面目な人が書く文章には誤字脱字も少ないのだろう。列車から見る世界にも、それが見受けられるのだ。

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外から見るとまァ普通

 前置きで既に十分わかってもらえただろうが、今回の街は一見まともに見えるものの、細部を見ていくと作者の性格というものが透けてくる。

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なぞのスペース

 まず最初に目についたのは、こうして中央部分が空けられて作られている集団住宅である。出入り口はきちんと外を向いているので、この中庭のような部分はまったく意味がないスペースなのだ。

 日本でも狭い土地に多くの一軒屋が立てられた集合住宅は存在するが、たいていは家が共有の庭を取り囲むような形になっている。だがこれに関しては、なぜか家の背面にある広い土地を共有しているのだ。とにかく不思議としか言いようがない。

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よくみるとごっちゃごちゃである

 更に、近くにある工業地帯もやたらと密集しており奇妙だ。というか、よくよく見ると道路はよくわからない形になっているし、めり込んでいる建物までもある。どうもこの街の制作者の方は、とにかく密集させておけばいいという考えの持ち主らしい。制作物は作者を雄弁に語るという一例であった。

農場の見事なアイデア

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工業地帯らしさはある

 さて、今度は街全体を見回していこう。鉄道を走らせていくと、採掘場と思しき工場を発見することができた。このあたりは雑多ながら密集させて配置していることによって、それなりに見ることができる。広い土地に大雑把な配置をすると映えるのだろう。

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農場らしさもある

 また、農場のアイデアがなかなか秀逸であった。このゲームはVer1.3の現状では農作物のオブジェクトがなく、農場を作っても何もないがらんとした場面になりがちなのだ。しかし、この街では草の色を変化させることによって、何か作物があるかのように(あるいは、作物があったかのように)見せているのである。このあたり、物がないなりに知恵を絞ってあると関心させられた。

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無人ビル街

 とはいえ、大雑把に密集させる癖は変化していないようで、川を挟んだ向こう側にビルが乱立しているだけの場所なんてのもあったりするのだが。当然のように列車は向こう側へ行けないし、道路も繋がっているわけではなく。いやなんとも、良くも悪くも密集癖というものが感じられる街であった。


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Train Frontier Express 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Train Frontier ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/08/30

 鉄道模型シミュレーションというべきゲーム。
 線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを配置して好きな列車を走らせよう。
 最大四人までのオンライン協力プレイにも対応。フレンドと共同作業も可能だ。
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世界の車窓から 02 【Train Frontier Express】

Train Frontier Expressで世界の車窓から

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世界の車窓から

 「世界の車窓から」、本日はTrain Frontier Express(以下、TFE)から各地の風景をお送りします。

 ……と気味の悪い冗談はさておき、以前紹介記事を書いた鉄道模型シミュレーターとでも言うべきTFEから、どんな街並みが見られるのかということを記事にしていくのが本記事の目的である。

○ Train Frontier Express 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1140.html

 好きなように世界を作っていくのが楽しいゲームではあるが、やはり醍醐味は列車に乗り込んで完成した街の景色を楽しむことだ。オンライン上で出会った街で、車内から見える風景だけでなく、近くにある建造物や施設を紹介していこう。

大自然に囲まれた穏やかな街並み

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なんとも殺風景だ

 今回はパブリックマッチで発見した街を探索しよう。まず部屋に入って飛び込んできたのは、かなり殺風景な荒野であった。生えているのは草くらいのもので、建物も掘っ立て小屋のみ。土地も禿げているようだ。

 この街は荒廃した風景が見所なのだろうかと思いつつ、列車に乗って先へと進んでいく。線路は山へと繋がっていた。

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木がやたらと多い

 山の中腹あたりに来ると、多くの木々が視界を遮るようになる。先ほどの禿げ上がった土地とは違い、やたらと木が多く、賑やかで驚くようになってしまうくらいだ。

 しかし、線路を進むと更に目を見開く光景が待っていた。

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山中の街

 そう、山中には小規模ながら整った街が並んでいたのだ。こんな山中だというのに道路まであるし、駅の規模もなかなか大きい。

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ここだけ見るとふつうの街だが

 ここには住宅が多く、車の多さからも人の活気を感じられた。住民たちは鉄道で山中で木を切るなり、荒野で石炭を採掘して生計を立てているのだろうか。近代風に見えるが、周囲は木ばかりなので牧歌的な田舎なのだろう。

 この世界は、こうして鉄道が大自然の中を走り、その途中でぽつぽつと街がいくつか存在しているというような形になっている。大規模な街を作るとオブジェクト数制限にかかってしまうため、こうして自然を生かした世界を作るのはなかなか理にかなったやり口である。また、自然の風景も次第に変化をつけており、荒地、木が多い山、岩だらけの崖、だだっ広い草原など、飽きさせないようにしているのもなかなか凝っている。

列車でくぐりたまえ

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くぐる

 また、この世界では“くぐる”ものが重要視されている。列車を走らせていると、鉱山用高足建造物がトンネルの代わりとして用意されており笑ってしまった。

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伏見稲荷……ぽくはないか

 更にその後、同じ高足の建造物とコンテナを使った狭いトンネルも用意されていた。確かにこのゲーム、トンネルが一切なくて困っているプレイヤーは多いだろうが、こうして無理やり用意してしまうとは。強引さを感じつつも、膝を打つ思いである。

合理的且つ自然を生かした世界

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こんなところに済めばさぞ静かであろうが

 トンネルを抜けると、崖際に小さな家があるのを見つけた。こんなところに住むのはさぞ不便だろうとも思えるが、やかましい都会に住んでいる身からすれば別荘として利用してみてもいいかもしれない。たまに来る列車だけが自分を訪ねる人だ。

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のんびりと

 自然に囲まれた街の中を、ゆっくりと列車が走っていく。人の手がうまく入っており、窓から見られる景色もちまちまと変わってくれる。山を使ったアトラクションのようだというのは言いすぎであろうが、窓に顔を近づけて外を眺めていても退屈しないのは間違いないであろう。


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Train Frontier Express 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Train Frontier ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/08/30

 鉄道模型シミュレーションというべきゲーム。
 線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを配置して好きな列車を走らせよう。
 最大四人までのオンライン協力プレイにも対応。フレンドと共同作業も可能だ
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世界の車窓から 01 【Train Frontier Express】

Train Frontier Expressで世界の車窓から

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世界の車窓から

 「世界の車窓から」、本日はTrain Frontier Express(以下、TFE)から各地の風景をお送りします。

 ……と気味の悪い冗談はさておき、以前紹介記事を書いた鉄道模型シミュレーターとでも言うべきTFEから、どんな街並みが見られるのかということを記事にしていくのが本記事の目的である。

○ Train Frontier Express 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1140.html

 好きなように世界を作っていくのが楽しいゲームではあるが、やはり醍醐味は列車に乗り込んで完成した街の景色を楽しむことだ。オンライン上で出会った街で、車内から見える風景だけでなく、近くにある建造物や施設を紹介していこう。

「石炭だらけの街」

 この「世界の車窓から」は今回が初の記事となっている。そのため、まずは僕が自作した「石炭だらけの街」から紹介していこう。なんとも安直な名前であるが、紹介記事とレビュー記事を書くためにとりあえず作っただけなので、やっつけなのは事実である。

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協力・模範的工作員同志さん

 尚、今回紹介することになる街は、模範的工作員同志さんとオンラインで協力しながら作っていった。出来上がった街並みは僕ひとりの力では完成しなかったことを記さねばならない。

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ひどい事故だ

 「石炭だらけの街」の起こりは、石炭を運んでいる貨物新幹線の事故から始まる。まだきちんと敷いていないレールの上を無理に走らせてしまったため、このような凄惨な事故が起こってしまった。おかげで街中石炭だらけ。この迂闊すぎるマヌケが起こした事故のせいで、すべてが石炭に犯されてしまったのだ。(……という無茶な設定で話は進んでいく。)

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街一番の工業施設

 街中には大きな工業施設が複数あるが、どこもかしこもバラ撒かれた石炭を利用している。大工場の周りにも石炭が山積みになっており、それを栄養として生える木までが登場してしまったのだ。

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住民も嫌そうな顔

 うず高く積まれた石炭は工場で働く住民にも不快感を与える。この嫌そうな顔ときたら。とても住みよい街とはいえないだろう。

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車は多い

 だが、一方で街は栄えている。どこを見渡しても石炭があるので、それを利用する工業で街は発展していったのだ。おかげで外部から労働者が多くやってきているのだ。

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こいつァ行きたくない

 郊外の丘には、ビルが聳え立っている。中国のビルより耐震強度がないことは明白な建物であり、おまけにデコボコのせいで道もロクに繋がっていない。土地を弄るツールがあるので、とりあえず使ってみただけのことが丸わかりな場所である。だが、原因はバラ撒かれた石炭のせいだ。とにかく石炭が悪い。後付設定だが、話としてはそうだ。

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石炭農場

 ここは農場である。オブジェクトに農場セットがあったので、とりあえず使ってみただけのことが丸わかりな場所である。だが、この農場では本当は石炭を生産しているのだ。決して農作物のオブジェクトがないから石炭を作っているという設定にしたわけではない。石炭がバラ撒かれたせいで、石炭が自生するようになったのだ。

 尚、この建造物は僕が建てたのだが、これを見た工作員さんは「柵にきちんと出入り口を作るなんてマメですね」とおっしゃったのだが、実はやっつけで配置したから偶然穴が開いていただけであった。そのことを話すと苦笑された。クソッ、黙っておけばよかった。

石炭だらけの車窓から

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危なァいッ!

 そろそろ列車に乗ることにしよう。だが、この街の線路上には障害物が多すぎる。やれ車だの看板だのが行く手を阻むのだ。まったく、誰がこんなことを……と思ったが、これを作ったのは工作員さんであった。

 だが、僕も似たようなことをやっていたのであった。理由は簡単で、障害物があった際にどのようなことになるのかが知りたかったのだ。結果はオブジェクトをすり抜けるという、予想はされたものの最悪の結果となってしまった。

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工場地帯も遠い

 前述のようにこの街はテストで作ったものである。よって、線路の距離と工場街や農場の距離が非常に遠い。おかげで車窓から建造物の風景が見えなかったりで面白くないのなんの。こういった面にも気を使わねば、まともな街にならないという見事な反面教師だ。

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危い

 などとそんなことを悠長に話していると、前方に止まっている列車が! 危ない!! ……というのは嘘で、これまた列車同士がぶつかった際にどういったことになるか試そうとしたのだ。

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炎上

 結果、いうまでもなく電車をすり抜け……ることはするのだが、さすがに列車同士がぶつかった際はお互いが壊れて炎上する。石炭だらけの街だけあってよく燃えるものだ。いや、普通の時でもよく燃えるのだけれども。

 ちなみにこの作品、列車が爆発するとなんだか音の外れたファンファーレが鳴るのである。自由にものを作れる世界というのは、破壊も楽しめという制作者からのメッセージなのであろうか。

デバッグをしているわけではないのだが

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名物なのか?

 他の名物としては、この街の北西にある湖に、車が大量に沈没していることだろうか。これは言うまでもなく僕の悪ふざけであり、鉄道とはなんら関係ない。だが、こういったことも許容してくれるのがTFEなのだ。

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後ろにある原発冷却装置を建てまくったのは工作員さん

 ところで、こうして地面を深くして水を出現させると、プレイヤー同士で土地が同期されないことがある。上の画面ではアバターが宙に浮いているよう見えるが、このゲームでは基本的にアバターは地面にずっと隣接しているのだ。つまり、アバターは水面の上にたたねばならないのだが、しかし工作員さん側の画面からするとここには地面があることになっている。

 一度部屋から退出してふたたび入りなおすと地面が正常に描写されるようになるのだが、どうもこのあたりはバグを抱えているようだ。街を共同で作成する際には気をつけねばならない。

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えらい寒そうな格好である

 この後、雪山にも登山した。背後に見えるのが列車などではなく、大量の原発冷却装置なのだからまったくなんのゲームをやっているのかわからないから笑える。

 「石炭だらけの街」はいかがだっただろうか。はじめて作った街だけあって、手探り感が突き抜けすぎており、こんなのを記事にして紹介するなというレベルであった。しかし、作っている最中はこれはこれでなかなか面白みがあったのだ。

 また次回、素敵な街か劣悪な街を紹介しようではないか。そのため、僕は面白い街に出会うまでオンラインで列車に乗り続ける。次に行くのはあなたの街かもしれない。


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Train Frontier Express 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Train Frontier ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/08/30

 鉄道模型シミュレーションというべきゲーム。
 線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを配置して好きな列車を走らせよう。
 最大四人までのオンライン協力プレイにも対応。フレンドと共同作業も可能だ。
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Train Frontier Express レビュー

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Train Frontier Express

 『Train Frontier Express』(以下、TFE)は360インディーズゲームで2011年8月30日に配信された鉄道模型シミュレーション。開発はTeam Train Frontier。

 箱庭に、線路、土地、オブジェクトを配置して、自分の好きな列車を走らせることができる。また、列車に乗り込んだり、アバター視点から街を散策することも可能。オンラインでの四人協力プレイにも対応している。

 ゲーム内容の詳細については特集記事を参照されたし。

○ Train Frontier Express 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1140.html

デジタル鉄道模型のよさ

 さて、TFEの何より素晴らしい部分は、Xbox360ではなかなか珍しいゲームであるということだ。経営シミュレーションの要素が入ったミニスケープゲームではなく、単純に箱庭でものを作っていくゲームなのである。デジタル鉄道模型といえば話が早いだろう。

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非効率極まりない街でもOK

 こうした舵を取ったおかげで、攻略というものを考えず気軽に好きな世界を作り出すことが可能だ。これといった技術も必要ないし、思った通りに配置・創造をすることができる。

 「シムシティ」のような経営シミュレーションでは市民がうるさくて弱るようなプレイヤーにとって、これは楽園だ。厄介な住民に指図されず、フレンドと好きなように街を作っていく。とにかく煩わしさがないだろう。

ジャンル自体がPC向きというジレンマ

 ただし、240マイクロソフトポイントという価格だからか、あるいはインディーズゲームだからか、もしくはハードの都合だからか、問題点はなかなか多い。
  1. グラフィックは素晴らしいわけではない
  2. 操作がコントローラーに最適化されていない
  3. オブジェクトや列車の種類が少ない
  4. 線路の長さやオブジェクト数に制限があり、かなり気になる
  5. ネットワーク周りに問題あり
 2は今後のバージョンアップでなんとかなる可能性もあるだろうが、他はなかなか深刻な問題である。

 オブジェクトは正直なところ、種類が少ない。色違いが多く数自体は多いのだが、作れる景色が街・工場・炭鉱・道路くらいしかないのだ。よって、世界観も狭く、国内の風景などは絶対に望めまいし、そもそもこれではどうしても似たり寄ったりになりがちである。そして、置けるオブジェクト数の制限が痛く、思い通りに街を複数作るのは難しいだろう。ものを詰めて配置していくと、マップの3/4以上はオブジェクトを何も置けないのだ。

 おそらく、この手のゲームはPC向きなのだろう。MODのように拡張をすることができればオブジェクト数の少なさはカバーできるし、ハイスペックのマシンパワーがあれば広々とした世界が手に入る。更に、オンラインのほうも遊びやすくなるのだろう。

 しかし、Xbox360でプレイできることもそれはそれで意義がある。すべてのユーザーがゲームの出来るPCを持っているわけではないわけだ。とはいえ、PCで遊びたいと思うような不満が出てきてしまっては痛いのである。

 このジレンマをどう考えるべきか? この手のジャンルが家庭用据置機に向いていないのか、あるいは家庭用据置機向けの調整が足りていないだけなのか。僕にとって、この答えを出すことは僕には難しい。とりあえず言えることは、Xbox360のインディーズという場で登場することは難しい作品だったということである。

 こうして不備があってしまっては、盛り上がりに欠けるだろう。Xbox360さえあれば珍しい切符が手に入るというかけがえのない一点こそあるものの、悲しいことに劇的に盛り上がることもなさそうだ。


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Train Frontier Express 240MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Train Frontier ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/08/30

 鉄道模型シミュレーションというべきゲーム。
 線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを配置して好きな列車を走らせよう。
 最大四人までのオンライン協力プレイにも対応。フレンドと共同作業も可能だ。
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Train Frontier Express 特集

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ちまちまと道を作って走らせる Train Frontier Express

 僕はさっぱり鉄道に興味がない。子供のころ親から買い与えられた玩具にそういうものがなかったことも関連しているし、機械やロボットに格好良さを感じられない先天性があるのも原因であろう。

 しかし、世の中には鉄オタという人たちもいる。僕にとっては何が楽しいのかわからないので、まったくもって違う世界の人に感じられてしまうのだ。ただ、ジオラマ、あるいは鉄道模型といったものには少々興味がそそられる。同一視しては怒られるかもしれないが、博物館などにあるちまちまとした昔の都市の模型なんかも、やたらとワクワクするのである。

 縮小化して再構成された世界を見ると楽しいのはなぜだろうか。やたらと弄ってみたくなるのも不思議だ。神のような気分を味わえるのがいいのか? とにかく、線路を引いて街を作ることのできる機会があるとしたら、手を出してみたくなってしまうものなのだ。

 今回紹介するのは、360インディーズゲームで2011年8月30日に配信された『Train Frontier Express』である。開発はTeam Train Frontier。値段は240マイクロソフトポイント。鉄道模型シミュレータとでも呼ぶべき作品だ。

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線路を自由に伸ばせる箱庭へようこそ

あなたの街にはどんな鉄道が走るのか

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まずは線路を引くことからはじまる

 『Train Frontier Express』(以下、TFE)を説明するのは簡単だ。箱庭で自由に線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを置いて好きな街を作り、列車を走らせればいい。それだけである。まずはビルドモードで舞台を作り出すのだ。最初は線路を引くとイメージしやすい。

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走れるのは平面だけではない

 当然、地形を弄ることもできる。隆起させたり、あるいは沈降させてメリハリを作り、湖の上や山に線路を引くことも可能だ。

 また、ハケを使い、地面の色を四種類に塗り替えることも可能。手間はかかるが、雪国を舞台にすることも可能だ。

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オブジェクト数はそこそこある

 土地が出来上がったらオブジェクトを配置していく。オブジェクトを大まかに分類すると、鉄道用の小物(信号機や踏切など)、道路に関連したもの、ビルや家といった建設物、石炭採集工場・原子力発電所に関連したもの、そして車や草木といった小物が揃っている。

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鉄道ファンから見たらどう映るやら

 街が完成したら、あとはどんな列車を走らせるかを決めることになる。先頭車両は11種類、それ以降のものは30種類近く存在している。最大で10連結まで可能である。

 場合によっては、新幹線の先頭車両に貨物をつけて走らせることもできるわけだ。なんだか無茶苦茶にもほどがある容姿だが、どんな列車を採用するかもプレイヤー次第である。

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窓から眺める景色も悪くない

 コンダクターモードにすれば列車に乗り込むこともでき、操縦も可能だ。もっとも、前進・後進とアクセルにブレーキ程度しか操作はできないが。それでも、車窓から眺める世界は別格だ。

 走らせたまま客席に乗り込むことも可能である。誰もいない貸切の列車に乗り込むだなんて、なんて贅沢なのだろうか。

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時代錯誤なのがいいのだろう

 面妖な新幹線貨物車だけでなく、蒸気機関車なども存在している。無論、それぞれの内部も作りが違うので、景色も合わせて作ってみると面白いだろう。

フレンドとバッヂを集めつつ作ることもまた一興

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手間がかかるので共同作業のほうがいいだろう
 TFEはオンライン協力プレイに対応している。最大で四人まで集めて、四つの列車を走らせたり、街を作ることができる。

 ただし、オンライン協力プレイの場合、ビルドモードはホストから信頼され許可を受けたプレイヤーのみが出来る。共同作業をする際は、ホストとの意思疎通をしてからにすべきだ。当然だが、知らない人を集めて無茶苦茶に作るのもなかなか珍妙なことになって笑える。

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実績に近いか

 また、バッヂシステムが存在しており、条件を満たすごとにバッヂがもらえるようになっている。かなりの数が用意されているので、これを埋めるために遊ぶのも目的となりうる。

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この視点から見るのもまた楽しい

 更に、コンダクターモードで街中を歩くのもいい。一緒に遊んでいる仲間がいる場合はアバターで姿を見ることが可能なので、作った街を一緒に散歩するのも楽しいわけだ。ここはどんな施設でどのあたりが見所なのかと説明するのも悪くないし、フレンドと共に電車に轢かれる心中ごっこだって楽しめる。

TFEで望んだ世界を作りだせる

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好きな街を作るべし

 材料は揃っている。あとは望むがままに鉄道がある街を作りだせばいい。経営にも頭を悩ませる必要はないし、この箱庭は好きに弄っていいのだ。神は君である。

○ Train Frontier Express レビュー
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Train Frontier Express 240MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Team Train Frontier ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/08/30

 鉄道模型シミュレーションというべきゲーム。
 線路を引き、土地を弄り、オブジェクトを配置して好きな列車を走らせよう。
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Avatar Fighter Online レビュー

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Avatar Fighter Online

 『Avatar Fighter Online』は360インディーズゲームで2011年9月21日に配信された2D格闘ゲーム。開発はBwoot Games。

 ボタン数の少ないシンプルな点と、自身のアバターを使って対戦できることが特徴。オンライン対戦やトレーニングモードが存在している。

 ゲーム内容の詳細については特集記事を参照されたし。

○ Avatar Fighter Online 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1138.html

アバターゲーの利点を見事に生かした一作

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言い方を換えれば、アバターが戦うだけである

 この作品はとにかく簡素だ。2011年の今に主流である『SUPER STREET FIGHTER IV』などとは大違いで、ボタン数も少なければ技も少ない。ステージも一種類のみだし、豪勢なロビーシステムもないし、リプレイもなければ、特殊なマッチングシステムもないし、それどころか探せばゲームバランスのほうに穴があるだろう。対戦するのみで底も深くない。

 そのため、普通の格闘ゲームに慣れているプレイヤーからすれば玩具のようなものである。こんなもので対戦などしていられない。練習すれば常識外れに近い大ダメージコンボも出せるようだ。ヌルすぎるといいたくなるだろう。そう、このゲームはそういう人向けなのだ。

 格闘ゲームというものはやはり難しい。覚えることが多いし、入力も複雑だ。そんなジャンルであれば、ひどくシンプルで質素すぎる格ゲーというのはむしろ利点となるだろう。本当に初心者向けの機能が少ないものでいい。言ってしまえば、老人にスマートフォンを持たせる必要がないようなものである。

 そして、本作はアバターという題材も見事である。以前の記事でアバターが主役のゲームというものはなかなか難しいと書いたが、この程度簡素でストーリーも複雑なものもなければ、きちんとアバターが主役となれる。しかも、アバターのゲームを遊ぶプレイヤー層は、多くがカジュアルなものを遊びたがる人々だ。

○ プレイヤーがアバターとしてゲームの中に入りこむという苦悩と活路
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1128.html

 シンプルすぎる格闘ゲーム、アバターのゲームであるということ、そしてそれを遊びたがる人。この三つをきちんと揃えているのだ。簡素な格闘ゲームでも、それを遊びたがる人がいて、しかもその人たちに訴求できるような要素を入れられていればこれはしっかりとしていると言えるだろう。更に、遊びやすいようにオンラインにも対応しており、通信もあまりラグを感じさせない。おかげで対戦相手探しに苦労しない程度はマッチングする。

 昇竜拳すらまともに出せない僕としても、ありがたい一作だ。

格ゲーに不慣れな人向けだけれども、別にそういう人を助ける措置もなく

 ただし、残念なことにオンラインプレイに慣れていないプレイヤーがかなり多いのである。そもそもガードや基本的な必殺技を出すことが出来ないレベルもゴロゴロいるのだ。そんな人たちと戦っても面白くはない。とはいえ、下手なのは仕方がないことだろう。だが、パブリックで当たると負けそうになったら途中で切断するプレイヤーが多かったりもするのだから困った話だ。

 レートによるマッチング分けもないので、うまい人が来れば初心者を狩りまくることもできる。かなり長いコンボもあるわけで、これをやられたら最悪だろう。これまた初心者のやる気を殺ぐような行為なわけで、たまったものではない。

 やはり、格闘ゲームやオンライン対戦に慣れていない人が集まるからこそ起こる問題や、対戦ゲームそのものが持つ問題を抱えている。そして、この作品はその対応をしていないのだ。よって、完璧に初心者に向けられた格闘ゲームといえるわけでもないのだから弱った話である。せっかく集まった初心者もそのうち逃げ出すことだろう。結局、長期的に遊べそうなゲームでもないのだ。

 ともあれ、技を出すことですら喜びになるシンプルな格闘ゲームという考え方は悪くないわけだ。この忘れ去られそうな視点は再認識するべきではないだろうか。

 この作品を遊ぶと、なんだか初めて友達と格ゲーをプレイした時の、よくわかっていないながらも楽しい感覚を思い出せた。よって、何もわかっていないフレンド同士で遊ぶべし。あるいは、うまい人が初心者を狩りまくるという悪趣味な楽しみ方をするべし。うまくそうできれば機能するのだ。


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Avatar Fighter Online 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Bwoot Games ジャンル:格闘 2011/09/21

 『Avatar Fighter』にオンラインシステムがついた続編。
 内容としてはシンプルな2D格闘ゲームである。使うボタン数も少ない。
 無論、自身のアバターを使うことができることもウリだ。
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Avatar Fighter Online 特集

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Avatar Fighter Online

 格闘ゲームはいつから複雑になったのだろうか? 正直に言ってしまえば、難しすぎてついていけない。

 ゲームセンターのビデオゲームというものは複雑化の道を辿る。アクション然り、シューティングゲーム然り、そして格ゲー然り。これらの作品はゲームをプレイすることがインカムに直結するアーケードゲームならではの作りといってもいいだろう。

 もっとも、それらの作品だってひたすらに難しく複雑にしていったわけでもないだろう。中には難易度の低いシューティングゲームだってあるだろうし、初心者でも簡単にプレイできる格ゲーがあるとも聞いたことがある。だが、それでも複雑というイメージは変わらない。格ゲーは、厄介なコマンドや空中でお手玉されるコンボが初心者を殺そうとしている。門外漢に持たれる印象とはそういうものなのだ。

 ならば、本当に格闘ゲームに不慣れな人が遊ぶ格闘ゲームがあったっていいだろう。それが今回紹介する『Avatar Fighter Online』というわけだ。この作品は360インディーズゲームで2011年9月21日に配信された。開発はBwoot Games。

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アバターファイターオンラインへようこそ

オンラインがついたアバターファイター

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極めてオーソドックスな格ゲー

 この作品は『Avatar Fighter』の続編である。かなり初歩的な2D格闘ゲームであり、パンチやキックを出して敵と戦い、相手の体力をすべて奪ったものが勝者となるわけだ。そしてタイトルの通り、自分のアバターを使うことができる。

 前作からキャラクターがふたり増え、オンライン対戦やトレーニングシステムが追加された。また、今までは普通に遊ぶことが憚られるようなバランスであった上に、音もよくブツブツと切れていたし、動きもかなりぎこちないものであった。システムの追加よりも、そういった地味な改善によってまともに遊べるようになったというべきだろう。

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波動拳のようなファイアボール

 内容は『ストリートファイターII』などレトロな格闘ゲームを彷彿とさせるようである。波動拳や昇竜拳を出せるキャラ、溜めて頭から突撃するキャラ、投げ技で大ダメージを狙うキャラなど、本当に見たことのあるようなものだ。

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操作もわかりやすい

 操作も簡単で、弱・強パンチ、弱・強キックだけなのである。あとはガードがある程度で、しかもこれに関してはオートブロッキングがあるのだから親切にもほどがあるだろう(ただしオートブロッキングはオフラインのみ)。とにかく必要ボタン数が少ないのだ。

 必殺技も通常技ふたつに、超必殺技と投げといったところだ。技の出し方も、波動拳コマンドや昇竜拳コマンド、半回転や溜め程度と覚えやすい。おまけに技の入力猶予も長めで、適当にボタンを押しているだけでコンボが繋がっていく。

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カスタマイズ可能

 唯一この作品の特徴らしい特徴は、自身のアバターをキャラとして使う際に好きな技を設定できることだ。それこそ飛び道具を二種類選んでもいいし、溜めキャラにしておきながら連続で攻撃できるコンボ技を超必殺技に設定してもいい。こんなことができるせいで他のキャラが不要なくらいだが、まァ、アバターファイターなのでこの設定がむしろ正しいだろう。

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充実のトレーニングモード……というのはうそだ

 前述の通りトレーニングモードがついているが、ガードの方法や必殺技のコマンド練習ができる程度である。どこまでも軽いゲームだと笑う人もいるだろうが、このあたりを把握できていない人もいるのが実情だ。

アバターが殴ればいい、それだけだ

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アバター VS アバター

 オフラインで一通り練習したら、いよいよオンラインへと挑むことになる。シングルプレイは単なるCPU戦であり、ストーリーは皆無で相手の頭もよろしくない。ひたすらに敵と戦い、己を鍛えていくことになるだろう。

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ポイントシステムがあるにはある

 マッチングシステムも簡素で、プライベートマッチや連戦が可能な程度。観戦などはない。あとは勝敗数の記録や試合結果により溜まるポイントがあるくらいだ。とかく気楽にアバター同士が殴りあえればいい。そういうゲームなのである。

○ Avatar Fighter Online レビュー
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1139.html


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Avatar Fighter Online 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Bwoot Games ジャンル:格闘 2011/09/21

 『Avatar Fighter』にオンラインシステムがついた続編。
 内容としてはシンプルな2D格闘ゲームである。使うボタン数も少ない。
 無論、自身のアバターを使うことができることもウリだ。
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Xbox360 IndieGamesで石を拾う 19 【pajamorama】

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女だらけのスマブラ大会! pajamorama

 水着の女性芸能人がさまざまな競技に挑む「アイドル水泳大会」。あるいは、女性同士がリングの上で戦いを繰り広げる「キャットファイト」。もしくは、下着姿でフットボールを行う「ランジェリー・フットボール・リーグ」。女性がこのような戦いを繰り広げる姿は、娯楽として成立しやすいのだ。

 ビデオゲームとしても、乳揺れ3D格闘ゲーム「デッドオアアライブ」シリーズ、実写女性が戦う『ビキニカラテ』など実に様々な戦いが繰り広げられている。女性の戦う姿は魅力的なのだろう。

 ところで、任天堂の「スマッシュブラザーズ」シリーズはご存知であろうか。平たく言えば対戦アクションゲームなのだが、このゲームにも女性が出てくる。マリオシリーズのピーチ姫であったり、メトロイドのサムスであったり、ゼルダシリーズのゼルダであったり。彼女たちが戦う姿を喜ぶ男がいるというのは、嫌でも否定できない事実であろう。

 ここまで言えばあとはわかってもらえるはずだ。そう、セクシーな女性だらけが戦うスマブラのようなゲームがあったら? 「なんだ安易なゲームだなァ」と思いつつも、手に取るプレイヤーはいる。そういうものだ。

 今回紹介するのは、女だらけのスマブラと呼ぶべき『pajamorama』という作品だ。360インディーズゲームで2011年8月17日に配信されている。開発はDannobot Games。

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タイトルが実に覚えづらい

乳を見ていろ、乳を

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AppleとOlive

 とにかく乳……ではなく、女性キャラが重要である。本作に登場するヒロインたちを紹介しよう。

 まずは上記画像左の赤い服を着たApple。彼女は枕を振り回して敵と戦うパワーファイターで、一撃がとても重い。そして乳がやたらと揺れる。

 そして、画像右にいるパンツスタイルの女性がOlive。彼女は投げ技が多く、同時にショウリュウケンやパワーウェイブといった必殺技も使える。ついでに乳がやたらと揺れる。

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SashimiとMerlot

 続いて、上記画像左のパジャマスタイルの女性がSashimi。いいか、Sashimiだ。サシミ。声に出して読んで。サ・シ・ミ。彼女はライジングタックルやタツマキセンプーキャクが使える。やはり乳がやたらと揺れるが、手で隠れているので見えない。

 最後になるのが、画像右の淫乱ドS女と表現するのが適切な格好をしているMerlot。彼女は長い飛び道具を持っていることが特徴で、言うまでもなく乳が揺れる。

 彼女たちが「パジャモラマ!」の掛け声と共に戦いを始めるのだ。さまざまな必殺技を叫び、肉体をぶつかり合わせ、どうしようもなく乳を揺らして。

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ゲームシステム自体はかなり問題あり

 ……さて、何が言いたいかわかってくれただろうか。とにかくキャットファイトならぬパジャマパーティーファイトのようなものを眺めて、下卑た笑いをしてみろというものだ。ああなんてわかりやすいんだ。なんて乳が無駄に揺れるのだ。

 このゲームは表現が今ひとつでキャラクターの動きがやたらと面妖である。エビゾリになって敵に突っ込んだり、体を捻じ曲げながら攻撃を避けるのだ。とにかく奇怪な動きとしか言いようがない。そして乳がゼラチンをケチったゼリー並に揺れる。だがこの絵だ。興奮するべきなのだろうが、実際のところは戸惑いを感じる。

 ゲームシステムやバランスもたいへんマズい。基本システムはスマブラのように相手を攻撃するとダメージが溜まり、画面外に吹き飛ばしやすくなるものだ。そして場外に出てしまうとやられることになり、倒した回数が多い人(ルールによっては生き残った人)が勝者となるわけだが、とにかく吹っ飛ばないので決着がなかなかつかないのなんの。バランスも大味だ。この女性たち、どうも見た目より体重が重いようだ。乳のせいだろうか?

 そして、ゲーム内容は非常にもったりとしているだけでなく、そもそも操作説明が書いていないし、キャラバランスも考え物だ。ちなみに技は前述のように、パワーウェイブ、ショウリュウケン、タツマキセンプウキャク、ライジングタックルなど格闘ゲームをパロっている。なぜパロディとして採用したのかは意味不明で、流暢な英語で語られるこれらの必殺技は不穏な空気しか出していない。そして、技を繰り出すたびに雰囲気を読まずにしつこく揺れる乳。

 やたらとグダグダとしているゲームに、面妖な女性陣。必殺技の嬌声。意味不明なパロディ。そして不必要に揺れるありがたくない乳。この『pajamorama』というゲームをプレイしていると、鼻の下が伸びるでもなく、ゲームを楽しむわけでもなく、奇妙すぎる世界やそこに住む動物を眺めているような、混乱に近い発見の喜びがあるのだ。

オンラインで乳を揺らせ!

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奇跡的な遭遇!

 なんとこのゲーム、オンラインで対戦することもできるのだ。とはいえ、ここまで読んでもらえればわかるように、どーーーう考えてもまともなゲームではない。エロ推しなのにエロくもなく奇妙だ。対戦ゲームとしてはポンコツ。よってオンラインに人などいない。だが、奇跡的に一緒に遊んでくれる方がいたので、二人対戦を体験することができた。最大は四人まで遊べるのだが、二人でも贅沢だろう。

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オン対戦などまともにできンよッ

 だが、ここでも問題は山積みだ。そもそも制作側もまともにオンラインのテストをしていないのではないかと疑いたくなる。
  • プレイしていると次第に遅延が発生し、操作から10秒後にキャラが動くなんてことに
  • 招待すると部屋に入れない
  • スットロいゲーム展開なので時間制限ルールにしないと終わらない
 特に遅延はひどく、30分近くもプレイしていると、敵がどんどん自殺するようになってくる。当然、ホストであればこの現象は避けられるので、ホスト一強ゲーの始まりである。

 何? 普通は30分もプレイしないだと? おそらく開発側も……ゴフッ、ゴフッ。

乳を見て森を見るな

 しかし、ゲームバランスの大味さもオンラインの不備もどうでもいい! とにかく女だらけのパーティーゲームなのだ。おまけにウリは女キャラである。ゲームなんて見なくていい! Oliveの見せパンでも見ていればいい!! エビゾリ女の揺れる乳を見ればいい!!!

 大局などを見るな。乳を見るのだ。面妖な女に興奮するのだ。笑えばいいのかわからないパロディ技を連打すればいいのだ。そして、嬉しくない乳揺れに一喜一憂し、興奮すればいいのか苦笑いすればいいのかわからない妙な雰囲気を、世界中の友人と共有することが大事なのである。オンラインに誰もいないけど。


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pajamorama 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Dannobot Games ジャンル:格闘 2011/08/17

 女だらけのスマブラと言うべき、対戦アクションゲーム。
 見所は無論、乳が揺れる部分というセクシーさである。
 だが、奇怪な女性キャラが本作を哀愁漂うものにしている。
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2011年10月のゲーム購入予定

そろそろ寒くなる季節である

 少ないと困るが、多くても困るものはなーんだ? 答え、なんでもそうに決まってるだろクソが。

 今月も発売予定の記事を書こうとスケジュールをチェックしたところ、ソフトの数が多すぎて眩暈がした。この記事では取り上げるものを抑えているというのに、それでも13作品である。いやまったく、見事な数だ。喜ばしい話である。

 ただ、ビデオゲームは新作をすぐにプレイしなければならないという側面があるようにも感じられる。となると、こう多すぎる新作ゲームというのは困った結果も呼ぶことになるかもしれず。まァ、それでもシングルプレイのゲームは一人でゆったりと遊べばいいが、オンライン対応のゲームは困った話だ。来月には大作FPSが複数登場するのだから、ゆったり遊んでいる余裕もなくなってしまう。

 こうなってしまった以上、取捨選択というものをせねばならない。人生は短い。遊べるゲームは限られているのだ。

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○ 2011/10/6

 まず6日にはKinect専用ソフト『The Gunstringer』が発売される。Xbox Live Arcadeで配信されている『Splosionman』などを開発したTwisted Pixel Gamesの作品で、マリオネットのガイコツを操るアクションシューティングである。

 Kinectでプレイするアクションシューティングがどんなものになるかも気になるのだが、個人的にはあまりゲームとしての素晴らしさを期待してはいない。というのも、この開発元は『Splosionman』などを見た限りでは、諧謔に富んだムービーなどはなかなか楽しいのだ。そうなると、アクションシューティングを目当てにするより、面白い冗談を見るほうに賭けたほうが的に当たりそうに思えるのである。

 続いて、同日に『Child of Eden』の日本版が登場。『スペースチャンネル5』や『Rez』などで名を広めた水口哲也が手がける作品であり、Kinectにも対応したシューティングゲームである。

 幻想的な世界とプレイに呼応する音楽が特徴。Kinect用オリジナルタイトルとしては、かなり注目度が高い作品ではなかろうか。ただし、海外版がだいぶ前に発売されているため、国内での盛り上がりに欠けそうなのが不安なところだ。

 そして、『RAGE』も出ることになっている。近未来のウェイストランドでミュータントどもと戦いを繰り広げ、砂漠をバギーで走り抜けるFPSとのこと。開発はid Software。

 このゲームのトレーラーを見たところ、砂漠の表現がなかなか素敵で驚いた。と同時に、どういうゲームなのかさっぱりわからなかったのだからタマラナイ。どうもそういった掴みの部分で機会を失いそうな作品に思えるのは、僕がFPSに疎いからか。

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○ 2011/10/13

 13日には『コールオブファレス ザ・カルテル』が発売される。タイトルの通りコールオブファレスシリーズの最新作。FBI捜査官がメキシコの麻薬カルテルに立ち向かうFPSで、最大三人までの協力プレイにも対応しているとのこと。

 今までは西部開拓時代を舞台にしていたシリーズだったが、ここにきて鞍替えをしている。この機転はシリーズには欠かせないものであったのだろう。ここでどう転ぶかがシリーズの分け目ともなるわけだ。そして、三人という中途半端な協力プレイ人数も気になる(多くの場合、偶数が目立つように感じる)。

 また、『デッドライジング2:オフ・ザ・レコード』も登場。以前発売された『デッドライジング 2』に、もしフランクがいたら……という話になっているようだ。よって、今回も箱庭でゾンビを殺しまくれるアクションゲームというわけである。

 『デッドライジング 2』は遊んだのでこれにも興味を持っているのだが、いくらフランクが主人公になったとはいえ舞台と大筋が同じでは、どうしても焼き直しである印象が強い。そもそもデッドラ2自体も前作のバージョンアップ版に違いところがあったわけで……。この作品に関しては不安のほうが大きいかもしれない。

box_ForzaMotorsport4.jpgbox_ACECOMBATAH.jpg そして、『Forza Motorsport 4』もいよいよお目見え。世界中の車を選ぶことができるレースシミュレーターで、車好きには説明不要であろう。

 ゲームのグラフィックが向上して恩恵を受けやすいゲームというのがこの手のレースゲームであろう。僕としては3が出たばかりの印象が強いが、ゲームの進歩はきっと早いのだろう。そういえばKinectにも対応しているようだが、どうなることやら。

 更に、Kinect専用ソフト『Kinect アニマルズ-フシギな島のなかまたち-』も出てくる。これはKinectで架空のペットたちと戯れられる『Kinect アニマルズ』にキャラクターを追加したもののようだ。

 今まではトラの子供などと戯れていたようだが、今回はパンダに白熊だ。架空も来るところまで来ているが、ビデオゲームならば逆にそうしないと勿体無いであろう。ちなみに本作は新作というより追加要素に近く、前作を持っている人は1200MSPでDLC(追加要素だけ)を買いプレイすることができるそうだ。

 13日の最後となるのは『エースコンバット アサルト・ホライゾン』。フライトシューティングのエースコンバットシリーズの最新作となる。今回でなんと11作目だ。

 エースコンバットというと、過去にバリューパックとして本体と同梱発売されたことが記憶に残っている。僕はさっぱり興味がないが、戦闘機というのはやはり魅力的な要素なのだろう。何せ、6ではフライトスティックEXという専用コントローラーまで出ているのだし。

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○ 2011/10/20

 ようやく辿り着いた20日には『デッドアイランド』が登場。バケーションのレジャー代わりに、南の島でわんさか涌いたゾンビをぶっ殺していく一人称視点のアクションゲームだ。

 これが僕の今月に欲しいソフトだ。だが、どうしても一人称視点のアクションというのには疑問が残る。ましてや商業サイトの発売前プレイ記事ではその違和感があるとバッチリ書かれているのだ。そんなわけで未だに買うか迷っているのだが、とりあえず原稿料をもらえたら買おう。

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○ 2011/10/27

 10月最後の木曜日である27日には『マブラブ』が発売される。元は2003年にPCで発売されたエロゲーであり、その移植版のようだ。また、続編の『マブラヴ オルタネイティヴ』や、両方を収録したツインパックも同時発売される。

 8年前の作品が今更になって移植とは驚きを隠せないが、このシリーズに何か展開があるのだろう。作品としては『マブラヴ オルタネイティヴ』のほうが話題になったのを覚えている。キャラを殺しまくったエログロがウリのようなので、家庭用移植で牙が抜かれないといいのだが。

 また、Kinect専用の『Dance Central 2』も登場。タイトルの通り続編であり、海外アーティストの有名曲をKinectでダンスをするというわかりやすいものだ。2になって収録曲数が増え、2人同時プレイができるなどの進歩を遂げたようだ。

 前作『Dance Central』は海外発売から日本に来るのが非常に遅かったが、2はさすがに素早く登場させられたようだ。まだ国内ではKinect対応作品は手薄なので、無難な続編でもありがたいのだろう。

 そして、同じくKinect専用の『Kinect スポーツ: シーズン 2』もやってくる。こちらも前作から定番の進歩をしており、競技が一新されているようだ。

 国内のKinect作品は手薄なので~、と書いた手前にこんなことを言うのもなんだが、こういう安易な続編を出して大丈夫なのだろうかと不安になる。前作はKinect初体験ということで好評を得られた面も否定できないだろうし、場合によっては手厳しく言われそうな作品でもある。

 今月最後の作品は『THE KING OF FIGHTERS XIII』だ。名の通り、2D格闘ゲームとして有名なKOFシリーズ最新作である。アーケード格闘ゲームもまだまだ火は消えない。

 ……と書いたのはいいが、本当に今月末に出るのだろうか。Xbox.comの発売スケジュールにはこう書いてあるのだが、公式ページの日付は更新されていないし、マーケットプレイスの画像も未だに用意されていないという状態だ。いくら作品が多くとも、きちんと出たほうが喜ばしいだろう。おそらく。
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インディーズゲーム 2011年 10/1~10/31の新作

10/1
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Ball Lightning 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Samuel H. Potter ジャンル:キャラクター アクション 2011/09/30

 電光ボールを動かしてゴールを目指す2Dジャンプアクション。

 操作感覚が厄介すぎる。スティックを傾けても加速するまで遅いし、慣性は強く、壁に当たると加速がなくなるため一時的に操作不能のような形になる。よって理不尽に死に易い。そのため、穴に落ちても死ななくなるアイテムがあることはある。
 結局は操作しづらい上にショボいアクションゲームだ。この厄介な操作に慣れるのが肝であればまだしも、ルールのほうで落ちてもOKにしてしまうのである。それなら何もしなくてもクリアしたことにしてくれ。


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Sherbet Thieves 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Bang Zero Bang ジャンル:シューティング 2011/09/30

 作物を守りながら戦う固定画面の全方位シューティング。オフ2人プレイに対応。

 至極普通のツインスティックシューティングゲーム(T-S STG)で、物を守りながら戦う必要がある以外は特別なことはほとんどない。例のとおり、ショップで武器を買うこともできる。
 こうなるとつまらないT-S STGとなりそうだが、遊ぶ感覚はなかなか良いのである。レベルデザインも悪くないし、テンポも操作感覚もなかなか。敵も作物を狙ってくるものや移動がバラバラなものなど種類に富んでいる。だが、このゲームが目立つことはないだろう。既に偉大な先駆者が多すぎるのだ。


10/4
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Pixelosity 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:GLHF Games ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/03

 8bitスタイルの横スクロールシューティング。オフ2人プレイに対応。

 大量の弾を発射して敵を倒していくというもの。スコアの増加が激しく、敵が壊れた際にブロックが出てくるところが特徴である。また、nyan catが出てくるようだ(確認はしていない)。
 爽快感がウリなのだろうが、今一つとしか言いようがない。処理落ちも気になるものの、印象に残らないことに比べれば大した問題ではないだろう。


10/5
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SteamSunk 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Snape ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/04

 海で飛行船などと戦うトップダウン全方位シューティング。

 グラフィックのそこそこ綺麗なツインスティックシューティングといったところか。操作感覚も悪くないのだが、体験版でプレイできる範疇が狭すぎるので、先のレベルデザインがどうなるかがわからない。
 海戦ものとしては特にに珍しくもないので、シューティングの楽しさをどう見せ付けられるかが肝となる。だが、そのレベルデザインは体験版ではよくわからなかったというのだから困りものだ。

 尚、プレイ中に突然購入画面が出るので注意されたし。


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Mega Shooter 11 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:infiniteplay ジャンル:シューティング 2011/10/04

 レトロライクな横スクロールシューティングゲーム。

 ワープゾーンを探しながら武器を集め、敵と戦っていくというシステムである。見た目はなかなかで、ドット絵の敵が動くところを見ると感慨を覚えるプレイヤーも多いことだろう。
 ただ、敵の攻撃がかなり大味に感じられる側面があったり、ワープが多く、ステージを中座させられることが頻繁にありダルい。もっとも、そのあたりは遊び方でカバーできるのかもしれないし、レトロらしさと呼べるのかもしれないが。


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There Will Be Brains 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:DavidParker ジャンル:シューティング 2011/10/05

 ゾンビがバリケードを超えないように殺しまくる戦術アクション。

 右側からやってくるゾンビを銃や近接武器で殺し、バリケードを破られないようにするというゲーム。ゾンビを倒した金で武器を買うことができる。キャラの動きは遅いので、戦術を立ててゾンビを殺すことが重要となる。
 同じすぎるゾンビ。寡黙すぎるゾンビ。ダラダラ出てくるゾンビ……というわけでもなく、さすがにスキップするゾンビは出てきたが、とにかく倒しても嬉しくないゾンビばかりである。どいつもこいつも断末魔すらあげないので倒す喜びが皆無だ。嫌々ゾンビ退治をしたいプレイヤー向きであり、特殊ゾンビ清掃班の気分が味わえる一品。


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FITS-Fishing in the sea 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:LuckySoft ジャンル:スポーツ & レクリエーション 2011/10/05

 1ボタン釣りミニゲーム。オフ4人プレイまでに対応。開発は『GOOLIN』などのLuckySoft。

 餌の数や撒き餌の有無を選択し、竿を振ってウキが沈んだらAボタンを押すだけの簡単な釣りである。ただし、ゲームは点数を競う形式になっており、少ない餌でうまく魚を釣る戦術を組むことが重要となっている。また、釣った魚の記録や水族館などのシステムもある。
 運と技量の組み合わせがなかなかで、戦略を考えてじっくり遊ぶこともできるし、気楽なパーティーゲームとしてもいける。これは良い調整だろう。もっとも、同時プレイにも対応しているせいか、ボタンを押すだけでこれといった画面演出はなく地味さは拭えない。悪くない穴場だと思われるのだが、本当に穴場になりそうだ。


10/6
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Spell Master 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Richard Mould ジャンル:RPG 2011/10/06

 スペルマスターとなり世界を救うRPG。

 BGMもなく不気味な世界、引きこもっており寡黙すぎる街中の住民、スットロいキャラの移動、何をしていいのかさっぱりわからずといった技術の甘さが随所に出ている作品である。
 世界を救う前に、まずはこの救う価値のないと思い込まれるであろうゲーム自体を魔法でなんとかしてくれ。


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The $1 Zombie Game 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:rmm5 ジャンル:シューティング 2011/10/06

 迫り来るゾンビを銃でぶち殺しまくるTPS(三人称視点シューティング)。

 題で非常に嫌な予感をさせられるが、音や演出はそこそこ派手で、銃の反動もあり撃っている感覚はきちんとある。ゾンビも過剰に吹っ飛ぶが、倒している実感を与えることに貢献しているだろう。ステージクリアごとに使える武器が変化するのも良い。ただ、とりあえず照準にゾンビが入っていれば当たるようだし、バランスも大味ではある。
 このゲームはタイトルが秀逸だ。淡白でゲームとしては問題があるものの、「1ドルの割にいける」と思わせられるのだ。とにかく「さまざまな武器でゾンビを撃ち殺す快感」という部分は成功しているので、1ドル分のゾンビ殺しは楽しませるのである。無論すぐ飽きられるだろうが、「まァ、1ドルだし」とも説得できるのだから、見事なタイトルといえるだろう。


10/7
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Wirral Railway & Garden Plants 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:JB Marius-Sheridan ジャンル:エデュテイメント 2011/10/07

 イギリスのWirral Railwayについての情報を見られたり、クイズができるソフト。ついでに簡素な植物辞書もついている。

 ……と思われるのだが、体験版では一画面の情報しか見られない上に、画面を移動しようとすると購入画面ばかりが出てきて厄介すぎる。正直な印象としては「ボタンを押すと購入画面が出るゲーム」である。
 奇妙な題材や、なぜか植物図鑑をつけるあたり『Oxadania: An E-book』の臭いがするなァ……と思っていたら、やはり開発者はJB Marius-Sheridanであった。氏は自身のファンタジー世界のみならず、イギリスの歴史も色々とゲームにしなければ気が済まないらしい。恐怖を感じる。


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Flight Adventure 2 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:CAVOK Games ジャンル:レース & フライト 2011/10/07

 P-51 Mustangを操縦するフライトシム。オフ・オン2人プレイに対応。『Flight Adventure』の続編。

 今回はP-51 Mustangを操縦する。前作からは、オンラインを含めたマルチプレイやレースなどが追加されている。とはいえ、根幹部分は前作と同じで、好きにフィールドを飛び回るような形だ。
 悪い作品ではないのだが、今ひとつ対象層が見えてこないか。シム好きには物足りなさそうだが、機体を特定のものにしている以上、門外漢向けというわけでもなし。はたしてどこに飛んでいくべきなのか。


10/9
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Blocky 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:think flow ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/07

 ブロッキーを操作して敵を倒したり避けたりするアクションゲーム。

 スクリーンショットを見ても何がキャラで何がアイテムで何が敵だかわからないように、ルールもぐっちゃぐちゃである。避けたり敵を倒したり、色々と出すぎてなんて説明すればいいのかよくわからないが、とにかく説明しなくてもいいのはわかる。
 かといって、貶すべきほど仕方のないゲームでもなく。まさにゲーム内容のように、よくわからないけれども別に理解しなくても問題はないというのがこの作品。理念を身で表していると言えよう。


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Escape The Car 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Afro-Ninja Productions ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/10/08

 車から脱出するゲーム。メダルシステムあり。

 Flashにありがちな、ポイントクリックでアイテムを見つけ謎を解き密室から脱出するタイプのゲームである。
 出来はそこそこか。わざわざ据置機に持ってきた意味はわからないが、360インディーズゲームではなかった種類の作品ではあるので需要はなくもなかろう。もっとも、ネット環境があるならPCでやると言い切られるだろうが。


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Avatar Trivia Online 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:MikeVentron ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/10/08

 雑学クイズゲーム。オン16人プレイまでに対応。

 問題は450種類で、アバターが表示されないこともない。だが、複数のアバターが同時にクイズを解いている演出はほとんどないようだし、アバターも正解した時に出るだけ。クイズゲームとしての不備もありそうだ。
 最近は少なくなってきたなんとも言いがたいタイプのアバターゲーである。ここで一つクイズを出そう。クイズゲームとしてどうしようもない上に、アバターもロクに出ないアバターゲーとはいったいなんなのか? 答えは僕も知りたい。


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Ninja War STOLEN SCROLLS 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:belcro ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/08

 NINJAが戦うベルトスクロールアクション。オフ4人プレイまでに対応。音量注意。

 XBLAで配信されている『Castle Crashers』の影響が強いようで、マップ移動画面や、レベルシステムがあることや、4人協力プレイに対応していることからそれが垣間見える。
 ゲームとしてはかなり大味で、コンボシステムや武器の奪取はあるものの、適当に殴っているだけでなんとかなってしまうし、コンボもジャンプしてから攻撃を連打しているだけでいいという有様。レベルデザインにも問題があり、敵の数をひたすら出しまくって調整するという形で面白みに欠けるのは言うまでもない。
 また、敵・武器・イベントの種類なども少なく、諧謔に富んだパーティー・アクションゲームというわけにもいかず、安かろう悪かろうなキャックラクローンの印象に留まる。値段以外に期待してはならない。期待をしたかったり、オンラインプレイをしたいなら本家を買うべし。


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Pixel Animator 3D 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Stegersaurus Games 2 ジャンル:その他 2011/10/08

 ドットを重ねて3Dキャラを作り、アバターや制作したキャラ・状況を利用してアニメーションが作れるソフト。ビデオや制作物をオンラインで共有可能。

 なかなか類を見ないタイプの作品ではあるのだが、コントローラーでの操作のしづらさはたまったものではない。プレイヤーとしても、何かを作りたいというのであればもっと良い環境が他にあるのだろう。とにかく家庭用据置機向けではないと思われる。
 この作品で必死に何かを作ったとしても、360で共有するよりも、録画してYoutubeあたりで公開したほうがよほど都合が良さそうなのも泣ける。


10/10
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Merball Tournament 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Tarh Ik ジャンル:レース & フライト 2011/10/10

 マーメイドとなり珊瑚ボールを奪い合いゴールに持ち運ぶ、サッカーのような対戦ゲーム。

 ベニヤ板にペンキで色を塗ったかのようなハリボテ急造のグラフィックや、対戦ゲームだが一人でしか遊べない点、ボタンひとつでボールを奪えるため球の確保は人数での勝負になるひたすらに醜いルールなど、実に見事な一品。
 迷路の難易度を上げると高さの概念が加わるのだが、カメラワークが恐ろしくひどい上に壁や床がすり抜けて映るので、ゲロを吐くかと思うほどに混乱を極める。マーメイド文化から発祥したスポーツは人間向きではなさすぎることを証明している一作。


10/11
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Shock and Awe 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:DeRail Games ジャンル:シューティング 2011/10/10

 協力プレイがメインの全方位シューティング。オフ4人プレイまでに対応。

 異なる能力のキャラ四人から一人を選び、敵だらけの街中をうまく進んでいくツインスティックシューティングである。
 まァそこはいいのだが、熱湯で五時間ほど煮たスルメのように味のないステージはなんだ。必殺技が使えるようになるアイテムが腐るほどあるので、それでガンガン進んでいくだけ。そして、とにかく冗長で味わいのない上に、変わり映えもしない街並み。協力プレイをしたら文句のこぼし合いで盛り上がりそうだ。


10/12
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Glow Arcade Racer 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Chris Rands ジャンル:レース & フライト 2011/10/11

 ネオンサイン風のステージを走るトップビューのレースゲーム。オフ4人プレイまでに対応。コースのビルドモードあり。

 シンプルなレースゲームだが、コースの種類も豊富でビルドモードもあり整ってはいるだろう。
 やや輝きがドギついのは気にかかるものの、この手のレースゲームの水準は超えていると思われる。


10/15
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Flag Hunt 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Square Particle Corp ジャンル:テーブル ゲーム 2011/10/15

 特殊なユニットを加えたチェスのような軍事風ボードゲーム。オフ2人プレイに対応。

 ミサイルやレーダーといった特殊ユニットがあるボードゲームである。ただし、デモ版ではそれらや特殊ルールを設定できないので、操作感覚の悪くてショボいチェスになっており、ゲームとしてもプレイヤーとしてもやる気を感じられない。
 トレーラーでは「これはチェッカーでもチェスでもない。戦争だ。」などと素晴らしい意気込みを見せているが、チェスの世界のほうが激しい戦いを見られることになるのだろう。戦争というか、場末の酒場の喧嘩とでも言うべきか。


10/17
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ARP Halloween Edition 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Bedroom Studio Entertainment ジャンル:キャラクター アクション 2011/10/16

 アバターを操作し、障害物を避けてスコアを稼ぐミニゲーム。『Avatar Rail Panic』のハロウィンバージョン。

 ボタンを押して障害物を避けるタイプのありがちな作品。特徴としては使うボタン数が多いのと、グラフィックや音楽になかなか気合が入っていることか。とはいえ、やはりガワを変えただけであるし、ゲームとして特筆することもない。
 そういえば、こういった季節ものも珍しくなった。こうしてシーズンごとにガワを変えた作品が出るのもXBIGの特徴であったが、どうもそんなに需要はなかったのだろう。中身はほとんど同じで、しかも一時的な季節ものなわけで人気が爆発的にならないのも当然だ。菓子のパッケージかという話である。


10/18
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SmartBomb 400ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:vince3006 ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/18

 照準と機体を動かして敵を倒す固定画面シューティング。

 『ミサイルコマンド』のように照準を動かして敵を狙い撃つのだが、そもそも自機も自由に動かせるのでこれがまったく意味なし。牛歩のようにトロい照準を動かさねばならないのため操作感覚はクソで、右スティックで方向を決めるだけの普通のツインスティックシューティングがどれだけまともに出来ているか理解できる。
 しかも、ステージのボスを倒すにはアイテムが必要なのだが、その出現はどうもランダム臭いのだから困ったものだ。おまけに雑魚を倒していると、耳をつんざくようなすごい雑音が発生する。よって、400ゲイツを払って悲鳴をあげるためのゲームである。


10/19
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Avatar Punch 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Bionic-Thumbs ジャンル:スポーツ & レクリエーション 2011/10/18

 アバターの対戦ボクシングゲーム。オフ2人プレイに対応。グローバルハイスコアに対応。

 やはりアバターゲーであり、ボクシングゲームとして捉えると動きや演出の物足りなさや、ゲームシステムの甘さ、処理落ちなどが気にかかって仕方ないだろう。特に音が弱く、相手を殴っている感覚が弱いのは困る話である。
 結局、アバターゲーとして題材をボクシングにしただけである。このデベロッパーとしては毎度のことなのであった。


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Techno Chopper 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:GZ Storm ジャンル:レース & フライト 2011/10/19

 テクノBGMのもと、飛行機を飛ばしどこまでいけるか競うミニゲーム。オフ2人プレイに対応。開発は『QuickDraw』などのGZ Storm。

 『Techno Kitten Adventure!』という作品に影響を受けたかと思ってしまうようなタイトルだが、中身もやはり似ている。テクノBGMが流れているビジュアライザーのような画面で、自然に落下するヘリの高さをうまく調整して障害物を避けていくのだ。
 レトロ風なインストBGMはなかなか良いのだが、ゲームプレイ中にBPMが思いっきり極端に高くなったり低くなったりしてしまうのが問題である。やはりBGM推しであれば曲をまともに聴かせるか、あるいはBPMが変化しても聴けるようにすべきであって、曲調が頻繁に著しく変化するのはゲームバランスの調整とはいえ褒められたものではない。というわけで、期せずして『Techno Kitten Adventure!』の良さを知ることになった一作。


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International Mooing Contest 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ ンモー!
デベロッパー:PurpleGame ジャンル:その他 2011/10/19

 牛の乳を搾る世界大会に挑戦する音ゲーもとい声ゲー。オンラインハイスコアに対応。

 マキバオーそっくりな牛の乳を搾るのだが、特定ライン上にやってきたボタンを押す形なので音ゲーのようなものだと考えてもらって問題ない。ただ、このゲームの何がすごいかといえば、制作者のものと思わしき牛のボイスである。四つのボタンを使用するのだが、それぞれを押すと「制作者牛ボイス」が鳴るというわけだ。
 ボタンを押す数が増えてくると、情けない「ンモァー」「ンミャー」という牛ボイス効果音で気の抜ける音楽が奏でられる。しかも牛ごとに効果音が違い、中にはラララと歌い出す牛までいるのだからたまらない。聴いてみればバカバカしさが突き抜けすぎており、この脱力感にあなたはもう耐えられない。


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Avatar Panic 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Milkstone Studios SL ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/19

 泡を避けながら破壊してハイスコアを稼ぐサイドビュー・アクションゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 縦に伸びる銛のようなものを活用し、分裂する泡を破壊していくゲーム。時間を止めるアイテムなどもある。どうもレトロアーケードゲームのパロディのようだ。
 地味ではあるが問題もない。無心に泡を割るべし。


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Platform Hack 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Daydalus ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/19

 マップクリア型のアクションゲーム。

 どうでもいいストーリーや死ぬほど大味でバカみたいに出てくる敵もすごいが、このゲームの魅力はとにかく効果音である。どうしようもないゲームだが、カラッと笑える。
 緊急回避するとワア! ワア! とうるさいし、クリアするとパパーン! と雰囲気に合わなさ過ぎるファンファーレが鳴り、やられるとアアォー! とケツでも掘られているかのような声を発する。おまけにボスの中にはゴジラの鳴き声を使っていると思われるものまでおり、アアォー!! パパーン!


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Remote Viewer 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Developer25 ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/10/19

 リモートビューイング(遠隔透視)能力を鍛えるソフト。

 いよいよXBIGにも『マインドシーカー』のような作品がやってきた。隠されたカードの絵柄を当てるだけのミニゲーム……ではなく訓練や、製品版では宝くじの三桁の数字を当てるというものまであるようだ。
 ……それにしても、なんだかクソゲーとバカにすることもつまらないゲームだ。「『マインドシーカー』っぽいクソゲーですよ、ほら笑って!」と言われているような印象が強いからか。こういうのは400ゲイツあたりで出して、本気っぽさをアピールしないとダメなのだ。よってクソゲーとも呼べないリアルな駄作である。


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Hell's House 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:BM Games ジャンル:その他 2011/10/19

 幽霊屋敷に取り残された女性を生き残らせる実写ゲーム。『Bloody Death』という実写ゲームと同じ女優が出演している。

 画面上部にあるリズムゲームをクリアできると動画が先へ進むというもので、クリアできないと強制的にゲームが終わり恐怖映像になる。しかし、ゲームに集中するので映像を見られない、成功すると怖くない映像しか見られないといった問題があるのはかなり痛い。ムービースキップができないのもどうかと。
 とはいえ、やはりB級というかそれ未満なムービーを見るには持ってこいである。人形が豹変して叫んだだけでゲームオーバーになるシーンや、妙な合成で手の生えまくった女優が化け物として出てくるシーンなど、苦笑するしかないホラーがあなたを待っている。


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Final Failure 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Cobalt270 ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/20

 クラスを選び敵と戦うサイドビュー・アクションシューティング。オフ4人プレイまでに対応。

 四種類のクラスから好きなキャラを選び、敵と戦っていく。視認性の悪いステージや、大味なアクション、そして特に言うことのない内容があなたを待っている。
 協力プレイに対応したのは唯一の良い点だ。遊べなくはないが楽しむのは難しいだろうから、フレンドに助けてもらって遊ぶべきだ。いや、ゲーム内容をではなく、コントローラーを持つことを助けてもらうという意味である。


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Grand Class Melee 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Gigatross Games ジャンル:格闘 2011/10/20

 クラスを選びプレイヤー同士で対戦するトップビュー・アクションゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 剣や魔法を駆使して相手を倒す対戦アクション。クラスは選択によって分岐し、場合によっては六十種類にもなるそうだ。
 対戦は地味ながら悪くないが、殴りあうには熱気が足りないか。このゲームでは血が出なさそうだ。


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Ghost Mine: Dig for Survival 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:thelostone ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/21

 地面を掘り宝石を獲得しながらゴールを目指すアクションゲーム。

 どことなく『Miner Dig Deep』のような作品を目指したのだと思われる作品。あるいは『Minecraft』か。ブロックを破壊しながらアイテムを回収しつつ、ゴールを目指していく。ステージクリア時にはサポートアイテムを購入することが可能。
 ジャンプして掘るモーションをキャンセルしたほうがスムーズに行くことや、デモでは敵が一種類しかいないことや、一応はアバターゲーなのにアバターの表示がやけに小さいあたりから察して欲しい。本当に掘るだけで満足するならこれがいい。


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Bloody Mary 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Silver Dollar Games ジャンル:その他 2011/10/21

 画面上に現れるBloody Maryのサインを探す実写ミニゲーム。

 「Bloody Mary」と三回唱えると、洗面所で呪いが起こるという都市伝説を題材にした作品のようだ。画面内にサインが現れるらしいので、それを探す。プレイヤー本人が実際に「Bloody Mary」を唱えて体験をするモードもある。
 やはり実写のムービーが笑える。電話口の相手をいきなり死亡確認したり、狭い風呂場でのオーバーリアクションは見物。ゲーム中に出る「Bloody Mary」のサインもよくわからないし、恐怖体験モードもやっつけ。つまり、しょうもない都市伝説をうまく再現したゲームなのだろう。


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Glowbz 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Kiveryn ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/21

 敵を倒しつつエネルギーを集める全方位シューティング。

 時は6,000,004年。Glowbzというエネルギーを集めるため、人類は宇宙の敵と戦わざるを得ないのであった。……というやたら血なまぐさいゲームである。
 敵を倒すだけでなくエネルギーを集めるというのを思いついたのだろうが、ゲームルール的にはこれといった成果を挙げていない。ツインスティックシューティングとして悪いわけでもないが、銃弾が降り注ぐ中、エネルギーを回収する命がけの作業のような興奮はまったくなく、むしろ黙々と炭鉱で仕事をしているような印象が強い。


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Milie & Telly 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Nitama Naishin ジャンル:シューティング 2011/10/21

 黄色と赤の弾を使い分けて敵を倒す横スクロールシューティング。「Success」という実績に似たシステムあり。

 全方位に攻撃できるシューティングゲームで、敵の色に応じて弾を使い分ける必要がある。また、製品版では武器のアップグレードやらも存在しているようだ。カートゥーンテイストなイラストやコミックが特徴。
 このゲームに持った印象はひどいものである。おそろしく冗長で、意味もなく出てくる敵をなんとなく倒すだけのSTGだ。音響もロクでもなく、一口で言えば絵柄しか見所がないわけである。デザイナー以外のすべてが足りない。


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Lumberjack 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Gamefarm ジャンル:シューティング 2011/10/22

 かわいいというか気持ち悪い自然や動物たちをぶっ殺しまくる全方位シューティング。オフ2人プレイに対応。

 ショットガンやチェーンソー、投げ斧やバズソーを使って敵を殺すツインスティックシューティングである。通常であれば敵はエイリアンだのゾンビだのだが、今回はムカつくくらいにかわいこぶっている動物たちだ。
 こういう趣味の悪さは評価したいし、STGとしてみるとそれなりだ。ただ、やはり大味で、点数以外に雑魚を倒す意味がないのは弱ったものである。おまけにブリっ子な動物はあまりむごたらしく死ぬわけでもないし、ヤってもヤらなくてもいい感じだ。


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Avatar Planking 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Highbrow Games ジャンル:その他 2011/10/22

 食べ物や動物の写真の中に、アバターとして入り込むコラージュソフト。

 いわば「アバター顔ハメ」である。写真の中の一定箇所(主に食べ物の中や、動物の口の中)に自分のアバターが入るというもの。ポーズや位置はあらかじめて固定されている。スライドショー機能付き。
 これで笑えということのようだ。有料顔ハメが80ゲイツであるということさえわかっていれば、後は各々の判断にまかせてかまわないだろう。寂れた観光地の顔ハメ看板のように、良し悪しを語る必要なんてまったく無いはずだ。


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Living Dead 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Zombiecrusher ジャンル:シューティング 2011/10/23

 とにかく延々とゾンビを殺す全方位シューティング。

 適当なゾンビに武器のアンロックと、何十回もやったことがありすぎるツインスティックシューティングだ。どこかのデベロッパが作品と自分たちの名前を変えて既存の作品を出したのかと疑いたくなるような内容である。
 完璧にバカなゾンビを適当に倒すだけで、音もゲームも何もかも腐っている。おまけに、ゾンビゲーなのにロボットが出てくるのだから最高だ。「ゾンビだから」と許される免罪符を自ら破っているのは潔いので評価したい。


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Four Winds Fantasy 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:QUIMDUNG CO. LTD. ジャンル:RPG 2011/10/23

 心底意味のわからない世界を冒険するRPG。

 ペイントにマウス描いたような……、いや、似たような環境で描いたであろう小汚いグラフィックが特徴。ブレスが入りまくってる素人ボイスも魅力である。
 店に入るといきなりコメントし難いバンドの演奏を聴かされそのまま退出させられるという訳のわからない演出があったり、街の人に「お前の息子はクソ野郎だ」といきなり言われたり、家に入ってみればハンバーグ顔のブサイクから「一緒に家で寝て……」と誘われるイカれたゲームである。どんなゲームかわからないと思うが、僕だってわからない。願わくば何か元ネタがありますように。


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UnBound 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:monufrak1 ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/24

 大ジャンプを駆使し、高所にあるオーブを集める一人称視点のアクションゲーム。

 シークレットオーブを探し出すだけの地味なゲーム。ただし、モードによってはアジリティオーブを収集して身体能力を上げつつ、高所から大ジャンプする必要がある。『ライオットアクト』から着想を得たのだろうか。
 高いところから飛び降りるのには迫力はなくもないが、かなり地味で収集量が半端なく多くしんどい。実績のようなシステムをつけて、ついでに三人称視点をテキトーなアバターにでもしておけば、奴隷のような作業を好む人が釣れそうなのが惜しい。


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No Pain No Brain 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:MonkeyWare Studios ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/24

 ゾンビを素手や鉄パイプで殴り倒す16bitのレトロ風格闘アクションゲーム。

 ライン移動のないベルトスクロールアクションのような感じで、ゾンビを倒しながら先へと進んでいく。ボスも出現する。
 16bitなのに『ロックマン2』パロで始まるのもよくわからないが、ダメージ効果音もない上にひたすら殴っているだけの大味な戦闘、長すぎる無敵時間を使う前提の退屈なボス戦など最悪すぎる。ただ、見た目は悪くない上にゾンビはきちんと出てくるので、よくわかっていないゾンビファンを食い物にするであろう一作だ。ゾンビとどちらがよく食うか。


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Endless Princess 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Algitt Studios ジャンル:キャラクター アクション 2011/10/24

 姫を助けにいくため、無限の自動スクロールジャンプアクションに挑むゲーム。

 自動スクロールで操作はボタンのみという何度目だというタイプの作品だが、ファンタジー風味の味付けがされており、ボタンに対応した操作で敵を倒していく必要がある。「シュッ」や「ウイッ」といったやる気がなくなる制作者と思しき方のボイスが魅力。
 ガワを変えたのはよかったものの、ゲーム内容が磨かれていない。穴をジャンプするのもトゲの草を避けるのもかなりコツが必要で、比較的わかりやすいこの手のゲームでは痛手。そもそも普通のファンタジーがどうなのかと言ってしまうと進退窮まるので、そこは見逃していただきたい。


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LightFish 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Eclipse Games ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/25

 ネオンサインのような魚を操作し、線を引いて陣地を奪っていくゲーム。

 早い話が『クイックス』のような作品だ。敵に当たらないよう線を引いて一定領域を手に入れればクリアとなる。見た目も音響もそこそこ。
 360インディーズゲームでも時々見る『クイックス』のクローンだが、本家が日本よりアメリカのほうで先にかなり流行したそうなので、向こうの人の思い入れが強いのだろう。国が変われば懐古も変わる。似たようなゲームが何度も出るのはきちんと理由があるわけだ。まァ、知らない人から見ればしつこいと思えるのも事実だが。


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Castle Of Pixel Skulls 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Josep Monzonis ジャンル:キャラクター アクション 2011/10/25

 制限時間内にゴールを目指す固定画面ジャンプアクション。

 回避と攻撃だけの非常にシンプルなプラットフォーマーである。時間切れでゲームオーバーになると強制的に一面へ戻されるようだ。(製品版の詳細は不明。)
 単純となるとレベルデザインがどれだけ丁寧で飽きさせないかが重要となるわけだが、それに関しては残念な出来である。おまけに操作感覚が悪い、移動速度が遅い、死んだ時の演出が長い、ボタンを押した数だけ効果音が鳴りまくると不快な印象すら持たれる作りなわけで、つまりガイコツのようにスッカスカなゲームである。


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OTO 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Media Bandits Studio ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/25

 ふわふわと揺れ動く風船のようなOTOを導く強制スクロールのアクションゲーム。オフ4人プレイまでに対応。メダルシステムあり。

 正式名称は『Orthographic Traversal Orb』。影絵か切り絵のような見た目は印象的であり、特殊なアイテムを駆使し、星のあるポイントを潜り抜ける必要がある。マルチプレイ対戦モードも存在。
 デモ版は専用モードを遊ぶことになるのだが、これが短すぎてなんともいえず。これといって人気を得そうなジャンルではないことは確かだろうが。


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Avatar Tower 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:kaapeDevPublish ジャンル:キャラクター アクション 2011/10/25

 迫り来るタワーを登り、どこまで行けるか競うミニゲーム。

 ジャンプで塔を上っていくだけの内容。僕は一度、タイトル画面の時点でガックガクになり、重すぎてまともに動かないことになったので注意。(その際はガイドボタン、Yボタン、上、スタートボタンでダッシュボードに戻るとよい。)
 散々見たゲームだということには目を瞑るにしても、アバターの縮尺がおかしく潰れ饅頭状態なのがたまらない。何か他のキャラを表示していたのを無理やりアバターに置き換えただけなのではと邪推したくなる上、まともに動かなかったことから不信感は倍増。ゲーム本編より箱丸が怪しい動作をした時のほうが何倍もドキドキした。


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Paddle Wars 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:PixelCollisions ジャンル:懐かしのゲーム 2011/10/25

 大変貧相なブロック崩し。

 スキルやアイテムといったものはあるが、面倒くさいだけで涙が出てくるブロック崩しである。反射角もわかりにくいことこの上ない。
 いくら出ても何度でもまた出てくるブロック崩し。これらと対峙するプレイヤー側のほうがよほどPaddle Warsである。


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Miner Man 240ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:karl90 ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/10/25

 穴を掘り、落ちてくる岩を避けながら宝石を集めゴールを目指すパズルゲーム。

 ルールは色々と違うが『バルダーダッシュ』のようなゲームか。特色は重力がどちらに作用するかわかりにくい程度(ほとんど同じに見える岩の方向で見分ける)。
 『Minecraft』クローンといい『ディグダグ』クローンといい、XBIGには穴堀りブームが来ているのか。やはり素晴らしい点は穴堀りゲーというところくらいである。


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Super Kablamo 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Meh Games ジャンル:シューティング 2011/10/25

 スペースヒトデを操作し敵と戦うシューティング。オフ4人プレイまでに対応。

 さまざまなアイテムが出現するので、それを駆使して敵を倒していく。単なる障害物である赤血球みたいなものなどが大量出現するのも特徴。
 ゴチャゴチャしすぎており、何が敵で何がアイテムで何が障害物かさっぱりわからないのがインディーズゲームらしい。取り立てて褒めるべき点もなく、本日のように大量の作品を遊ばねばならない日には、訳のわからないまま消えていくであろう。このゲームの内容を見事に表せている。


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Sensory Overload 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Frank's Shop Games ジャンル:レース & フライト 2011/10/26

 暗闇を照らしつつ障害物を避けハイスコアを稼ぐゲーム。

 単純な障害物を避けるだけのゲームなのだが、ボタンに対応した4色を使い分けることで点数が増えたりする。また、基本的に暗闇の中を進んでいくことになり、行き先や障害物を照らさなければならない。
 男性の局部のような自機から始まり、チュートリアルに出てくる障害物はウンコのようだし、下ネタなのかと疑わしくなる。ゲームとしてはとにかく退屈で、暗闇の中を進む感覚がまったく表現できていないだろう。切断された一物が下水管の中を流れていくゲームと言われると納得。


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Die Pad Die 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:paracelus ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2011/10/27

 ボタン連打ゲーム。オフ4人プレイ、オンラインハイスコアに対応。

 1ボタンモードと2ボタンモード、「Quick Time Events Marathon」モードがある。一番最後のモードの詳細はデモ版では不明だが、とにかくボタンを連打するのみだろう。
 それこそタイトルのように、パッドにとてつもない恨みを持っている人が遊ぶべきである。あるいはボタンを連打しないと世界が破滅すると思い込んでいる強迫性障害を持っている人のための一品。いずれにせよ、連打に並々ならぬ感情を抱いていなければならないという資質が必要だ。


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Desert Commando 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Big Head Games Ltd. ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/27

 砂漠でミッションをこなしていく俯瞰視点のシューティングゲーム。

 コインを入れるなどアーケードゲーム風の演出が存在するが、特定のクレジット内でクリアを目指すというものではなく、指定されたミッションをこなしていくというものである。
 難易度が高いのはアーケードらしいが、システムはあまりそれらしくなくて驚く。一面も大して充実していない上に難易度がやたらと高いし、非常に雰囲気を損ねているような。ゲーム自体はこれといって悪くないのだが、どこか遠い国のアーケードゲームをやっているような気分にしかならない。


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Prairie Dog Massacre 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Dwarf Biter ジャンル:シューティング 2011/10/27

 プレーリードッグを虐殺しまくるガンシューティング。

 穴を掘って登場する連中をズームして撃ち殺すだけ。ゴア表現もこれといったものはなく、ゲームとしても特筆することはない。
 日本国内ではかわいい動物との印象を持たれているプレーリードッグであるが、アメリカでは害獣扱いされている。よってこういうゲームも登場するというわけだ。ゲームとしての良し悪しはさておき、日本では馴染まない内容であろう。むしろ心が痛むなどと怒る人もいそうで、いやなんとも。無論、プレーリーギャクサツスキーでも満足いかないであろう。


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4-tet Music Maker 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Marky's House ジャンル:音楽 2011/10/27

 四方向に動く特殊なリズムボックス。

 上下左右に楽器を設定し、その中で玉がそれぞれの楽器部分に当たることによって音が奏でられる。
 特別な設定が何か良いものを生み出しているとは思えないし、サンプルを聞く限りでは雑音が流れるだけであった。ただ、「ヘイ!」という開発者ボイスと思しきものがあるので、開発者ボイスファンは必聴。

 ゲーム終了時、購入画面が出るので注意されたし。


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Last Dragon Standing 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Werewolf Studios ジャンル:アクション & アドベンチャー 2011/10/27

 ドラゴン型のパドルで火の玉をはじき、敵ドラゴンの卵を破壊する対戦ゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 要は対戦型の『ポン』である。反射角を選べたり、特殊なアイテムが買えたり、ステージ中に出てくる人間を殺すと点数になる。
 どうも何回か対戦をして合計点数で勝負するという形のようだ。ルール設定もできず、ストーリーを読まねばならなかったりと、パーティー対戦ゲームとしては問題ありまくりである。そもそも伝説の翼竜も、気がつけば単なるパドルと化しているのだから世の中というのは残酷なものだ。


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WARR 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:ABICO ジャンル:戦略 & シミュレーション 2011/10/28

 ターン制の陣取りゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 数字の大小で勝負し、隣り合った陣地を奪い合っていくという古典的な対戦ゲームである。カードによって数値が増加するといったルールがある。
 戦争も現実となれば、実はこんなに没個性的で地味なのやもしれず。ああ、画面の中とはいえ戦地が遠い。


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MOTOJUMP 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Carlo Sunseri ジャンル:レース & フライト 2011/10/29

 バイクに乗りジャンプ中にトリックを決めて点数を稼ぐゲーム。グローバルハイスコアに対応。

 スティックの左右で重心移動、ABXYでトリックを発動と簡素な操作である。クラッシュせずにスコアを競うことがメインになるようだ。
 ステージが進んでも、ジャンプ台の高さと飛ぶ穴の距離が増えるだけなのはなんとも頂けない。しかし、クラッシュするとライダーの上半身だけが跳ねながら移動しまくるといった怪奇現象や、バグなのか嫌がらせなのかバイクの整備不足なのか常に前タイヤが外れた状態になるのは心底笑える。格好良く飛ぶことなど考えず、ひたすら惨めにクラッシュするゲームなのかもしれない。そしてライダーの上半身を飛ばせッ!


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Avatar Chess 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Turkey Based Games ジャンル:テーブル ゲーム 2011/10/30

 コマをアバターにすることができるチェス。オフ・オン2人プレイに対応。

 オンライン対戦に対応している他、チェスのコマを2D・3D・アバターに変更することが可能。
 単なるチェスであるが、アバター対応で、しかも360インディーズゲームでは出来が良いほう……、と言いたいのだが、操作感覚が悪い上にコマが移動できる場所の表示もないし、ルール説明もないと問題も多いか。360インディーズゲームにおける他のチェスゲーよりはマシな評価を受けるだろうが、決定版にもならなさそうだ。
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