この物理演算アクション&パズルの楽しみは、人に届きにくそうだ 『Ball Track Builder』 レビュー

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転がるボールの行き先を作るパズルゲームは、どこかプレイヤーに冷たい

 『Ball Track Builder』は2012年11月27日にXbox LIVE Indie Gamesで配信された“リアルタイム・ゴロゴロ・パズル”。開発はcoiAxis(Giuseppe Piscitello)。価格は80マイクロソフトポイント。

 自動で動くボールをゴールであるドラム缶に導くため、斜めの台やバネなどをタイミングよく設置してゆく物理演算パズルゲーム。内容としては、リアルタイムで行う『インクレディブル・マシーン』に近いか。

 ゲーム内容の詳細については特集記事を参照されたし。

○ 謎と物理演算を読み、仕掛けを設置する職人になる“リアルタイム・ゴロゴロ・パズル” 『Ball Track Builder』 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1502.html

確かにこういった違う味わいのパズルはあってもいいだろう

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 まず、ほとんどの場合であればゲームをクリアしてからレビューを書くのだが、本作においては全ステージをクリアするのは難しそうなので、半分くらいまでしか解けていない状態であることを記しておかねばならない。

 さて、本作は勝手に進むボールの先に仕掛けを起き、ゴールへと導くゲームである。ゲームジャンルとしてはパズルゲームに類似作品があるものの、リアルタイムでそれを行うので、瞬時、物理演算を見越しての判断が必要となってくる。

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 そして、そのふたつの抑圧に耐えてゴールへ辿り着いた瞬間の快感がウリなのだろう。論理的思考力だけではクリアできず、技術力は必要だが物理演算の機嫌も伺わねばならない。だが、これを越えてボールがスムーズに進んだ時、見事な装置を薄氷の上で完成させたかのような喜びがあるのだ。

だが、その道のりはどこか刺々しい

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 一方で、本作は明らかに磨きが足りていないと思われる部分が非常に多い。あるいは、80MSPという小さなタイトルで挑むには、あまりにもすべきことが大きすぎるゲームだったのかもしれない。

 仕掛けが意図せぬ場所に出たり地中に埋ることはしょっちゅうだし、リトライこそ快適だからいいが微調整をやたらと繰り返すことになるし、ボールは止めることができないので何度も失敗して覚える必要があるし、そもそもタイトル画面やパッケージ画像で人を引き離してしまう。そして何より、そのつらさを越える仕組みや報酬がないのが問題なのだろう。

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 では、いかにゲームがプレイヤーに試練を越えさせるかといえば、
  1. 難しいことに挑戦させる苦痛を和らげる
  2. 達成した時の喜びを増やす
 というような方法がある。例えばどこか似たような雰囲気を感じる『Trials Evolutions』というゲームの場合、1は「リトライ数や段階評価で上達具合を理解させる」ことをしており、2として「クリア時にプレイヤーが無残に笑える死に方をする」ということを行なっている。

 一方、『Ball Track Builder』にはどちらもなく、ただただつらい印象が大きくなりがちである。だからこそ僕もすべてをクリアできていないわけで、おそらく少し触って諦めるプレイヤーが出る原因にもなるだろう。

残念だが、支持を受ける見込みはあまりなさそうだ

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 しかし、本作はなかなか可能性を秘めた作品ではないだろうか。楽しみにたどり着く方法さえ整備されていれば、この解放の快感はこれとない魅力となるであろう。あっさりと見落としてしまうのは勿体無く感じる。

 もっとも、その楽しさを多くの人に広めることができるのは、本作ではなさそうだが。


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Ball Track Builder 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Coimbra79 ジャンル:その他 2012/11/27

 転がり続けるボールをゴールへ導く“リアルタイム・ゴロゴロ・パズル”。
 あるいはリアルタイム『インクレディブル・マシーン』とでもいうべきだろうか。
 パズルを解くと同時に、アクションゲーム的に瞬時の判断で仕掛けを設置して、ボールをドラム缶に導いていく噛みごたえのある一作。
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謎と物理演算を読み、仕掛けを設置する職人になる“リアルタイム・ゴロゴロ・パズル” 『Ball Track Builder』 特集

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物理演算アクション・パズルとでもいうべきか 『Ball Track Builder』

 子供のころ、ビー玉を階段の上から落として、壁にぶつからないようにうまく下まで行かないか試したことがある。当然無理なわけだが、しかしなぜかできるような気がしていたのだ。

 そして歳を重ね、NHKの『ピタゴラスイッチ』を見てあの時の願望が叶った気がした。大規模な装置を使って、ビー玉をうまくゴールへ向かわせ、しかも道中には計算され尽くした妙に笑える装置が揃っている。いわゆる『ルーブ・ゴールドバーグ・マシン』というやつで、僕はどこかでそれを見て、自分の遊びに求めていたのかもしれない。

 今回の記事で紹介する『Ball Track Builder』を遊んでいて、そのことをふと思い出した。本作はころころと転がる玉の行き先に仕掛けを配置してゆき、ゴールにたどり着かせるリアルタイム『インクレディブル・マシーン』とも言えそうなゲームだ。

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転がるボールをゴールへ導くパズルゲームだが、リアルタイムで助けるのだ

 Xbox360インディーズゲームで配信されている本作の価格は80MSPで、開発はフランスのcoiAxis(Giuseppe Piscitello)である。これからゲーム内容について説明したいところだが、本作はグダグダ言うより動画を見てもらったほうが早いだろう。

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とびだせ どうぶつの森 12 秋の終わりに冬支度

森でも冬支度をはじめよう

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銀の釣竿はなかなか使いやすいぞ

 もはや人の村では雪も降っており、本当に秋もおしまいだ。そんな中、僕は手に入れた銀の釣竿で釣りに励んでいる。どうも魚は季節ごとに入れ替わるらしいので、秋のうちに取れるものは手に入れたいのが人情というものよ。

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海側の滝壺で釣れたぞ

 そんなわけで求め続けたオオイワナを釣り上げた! なんだかこれはレアらしいので、秋のうちに釣れて満足だ。最近はカブ運用ばかりで釣りもしていなかったが、たまにやるといいものである。

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なんともうまそうなカニすき

 しかし、冬への準備はまだまだ続く。やはりここは家具も冬物にしたいわけで、まずは「どなべ」のリメイクをカイゾーに頼むことにする。この家具は最初にカニすきが入っているのだが、リメイクすると……。

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ほかにもすき焼きなどにもできるぞ!

 冬場に最高な湯豆腐になるのだ。まったくこのカイゾーという男、家具のリメイクといっておきながら料理もできるとは。あとはコタツと日本酒があれば完璧な冬支度となるのだが、今のところ収穫祭で残っているビネガーくらいしかないのが口惜しい。カイゾーよ、果物を差し出すので酒を造って……、さすがにまずいか。
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とびだせ どうぶつの森 11 博物館に銀シリーズに

よその村は怖い

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宇宙戦艦すぎる……

 今日はちょっといんけん村から外れた場所から話をはじめよう。以前、フレンドの村へ遊びにでかけたところ、ものすごい村民を見てしまったのだ。それがこのヤマト。鼻から何か出てきそうで怖いほど、インパクトがありすぎる。そもそもお前は生物なのか。

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おじさんすぎる……

 更にその村には、カールなるカエルもいたのであった。このギリギリすぎる感覚……! 『とびだせ どうぶつの森』が単なる牧歌的ゲームではないことを再確認して欲しい。サイボーグ生物や、存在自体が著作権を侵害してしまうという生物もいるのだ。

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サラリーマン・リンクがデザインを撒き散らす

 とにかく恐ろしいものを見てしまい、僕は急いでいんけん村へと逃げ帰ってきた。外にはあんな生物なのかすら疑わしい連中がいるのか。それと比べれば、いんけん村などかわいいものよ。ああ、恐ろしい……。

 そんな恐怖を紛らわすかのように、僕は村の整備を始めた。こうしてマイデザインで道を引いておけば、立派な村になる。立派な村にさえなれば、あんな何者かわからない存在は近寄ってこないだろうから……。
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とびだせ どうぶつの森 10 収穫祭には七面鳥を食べよう!

お祭りの前にまずは誕生日を祝おう

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バロットみたいな感じでちびヨッシーを食うのがうまいかな?

 今日はハーベスト・フェスティバル! 豊かな秋の実りに感謝しつつ、おいしい料理を作って食べるお祭りだ。これは事前から掲示板に告知があったので、僕も食材を用意しておいたぞ。このヨッシーのたまご、目玉焼きでおいしくいただこうではないか。

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越してきたばかりのパトラと意気投合したらしい

 と、その前に行かねばならないところがある。それはマリリンのバースデー・パーティーだ。いやしかし、収穫祭の日に誕生日だなんて間の悪いことよ。

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とにかくおめでとう、マリリン

 とはいえ、マリリンはこれでも十分に幸福なようだ。僕もプレゼントを贈り、しばらくこの場でお祝いをした。……なんだかこうしてイベントを過ごしていると、相手が奇妙なトラ(?)でも愛着が湧いてくるものよ。
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とびだせ どうぶつの森 09 隣の村は青い

夢見の館でいきなり悪夢を見る

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カニ食いてえなァ……

 すっかり冷え込んでカニのおいしい季節になってきた今日この頃、いんけん村も冬の気配が近づいている。そろそろ雪が降るころだろうか?

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空き場所だった部分がこんな素敵なお店に

 しかし、そんな冷え込みにも負けずいんけん村はホットである。前回の記録にも書いたように、「夢見の館」などの新施設が開店しはじめたのだ。

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貘のゆめみがこれまたぴったりなキャラだ

 この施設は、ほかの村へと行くリラクゼーションの夢を楽しむことができる。しずえに倣ってメタ的に言うと、インターネット経由でほかの村を観光できるというわけだ。ただし、夢なので直接繋がるわけでもないし、現実の村に変化をもたらすわけではない。あくまで夢で暴れることができるだけなのだが、逆にいえば知らない人の村で好き放題できるのだ。

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見たくもない村を見たので、これについては省略

 そんなわけでさっそくランダムでよその村へ行ったのだが、そこは僕と時空の違う世界だった……。明らかに12月以降の村で、家具の揃い具合もとんでもない。最初から悪夢を見てしまった……。

 しかしこれも致し方あるまい。この夢見の館はある程度の時間が経過していなければ建設できないのだ。となれば、時空転移者どもが跳梁跋扈していてもおかしくないのである。
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とびだせ どうぶつの森 08 いんけん村は着実に発展しつつある

いきなり稀なイベントに出合う

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見慣れぬアイテムを拾って驚く朝

 日曜日も朝から村の美化運動だ。何しろ今日はカブも買わなければならないのである。前回はフレンドの村で売れたおかげで若干の儲けを出せたものの……、とブツブツ言いながら歩いていると、手袋が落ちていた。

 現実でもよく手袋や軍手は落ちているが、それにしてもいんけん村でもこんなものを見ることになるとは。ここには交番もないので、自分で落とし主を探さねばならないのか。

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せめて誰かのものかヒントをくれればいいのに

 とりあえず近くにいたチャックなどに聞いてみるものの、特に心当たりもないそうである。落ちていた場所の近く、それも目立つ場所に置いておきたいところだが、そうもいかないのが村長なのだ。

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カバのくせにかわいい手袋しやがって

 結局この手袋、あんこの落し物であることがわかった。こんな小さな手袋がまさか彼女のものだとは。お前の鼻の穴なら、こんな手袋を一瞬で吸い込めてしまいそうなのだが。と思いつつも、アルカイックスマイルで落し物を返してあげた。
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とびだせ どうぶつの森 07 家具の充実を感じる

家具にも新しい選択肢が出てきたぞ

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朝なのにえらい相手からの手紙をもらう

 今日もいんけん村をさわやかかつ陰険にせねば……! と表に出ると、いきなり郵便配達員のぺりおから声をかけられた。何事かと思えば、ニンテンドーから手紙が来たというのである。

 ……非常に嫌な予感しかしない。このプレイ記録をつけていることか、あるいはしずえしずえとうるさいことがバレ、釘を打たれているのではないか。いやまさか、天下のニンテンドー様が僕みたいな矮小な存在を……と思いつつも、普段の行いが悪いだけあって心臓の鼓動は早まるばかり。

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これがぺりおの家族だったらよかったのに

 とはいえ、さすがにそれは杞憂だった。この手紙は収穫祭だかサンクスギビングを祝ってか、皆にターキーが配られていたようである。これがあの凍った鶏を熱した油にぶっこんで火事を起こすアメリカ名物か。……ところで、ぺりおも食えるのだろうか?

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リサに手を出すなと意味不明なことを言うカイゾー

 そんなことを考えつつリサイクルショップへと向かうと、なんと見慣れないヤツがいやがった。このカイゾーという男、リサの旦那なのだそうだが、これまではいつも寝ていたのだ。そして今日になってようやく起きて村長をはじめて見たそうで、ナルコレプシーの毛があるのかなんなのか。おまけにアルパカのくせにリーゼントだし。

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こういう椅子はいくつかの色に変えられるだけ

 しかしこのヤンキーパカ野郎、家具を改造してくれるという見事な腕を持っているのだ。家具のリメイクは単純な色変えが多いようだが、ほかにもいろいろ見事なものを作ってくれる。

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座っているのは遊びに来てくれたハチ刺されフレンド

 たとえばこのソファー、なんとクッションをマイデザインにできるのだ! なんとなくクリーパーを使ってみたのだが、このクリーパー・クッション、なかなか様になっているだろう。商品化もありえそうなくらいにいいではないか。
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とびだせ どうぶつの森 06 村長は尊大である

村へ行ってみれば見知らぬものがひとつにひとり

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たぬきハウジングは商店も建てるのか……

 いんけん村での生活も何日目だろうか……。そろそろ数えるのが億劫になってきたころ、商店街に新たな店が作られているのを見つけた。何ができるのか楽しみである。何せ、村長として新入りをイビることができるわけなのだから。

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ひとりで旅をしている元まいごちゃんことまいこ

 そして、村の方にも新入りがいた。いや、正確には旅人か。前日にフレンドと遊んだせいか、まいこちゃんなる子猫に遭遇した。彼女は自分が迷子ではないと言っているが、次の村へはどうやって行けばいいか聞いてきたので、どのみち迷子ではないのか。

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常時開門してくれていたので朝からまいこ送り

 とりあえず開門しているフレンドがいたのでその村へと送り届けると、彼女は心細かったということを告白してくれた。確かに気持ちはわかるが、それにしても見知らぬ村長に助けを求めるなんて危険だ。あのペペロンチーノのおっさんに誘拐されたり、ロリコンの村長に監禁されたりしそうである。
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『とびだせ どうぶつの森』の何が好きかって、自由なのに道に迷わないところだ

レビューというわけではないが、簡単なまとめ記事でも

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 『とびだせ どうぶつの森』を遊び始めて一週間になる。現実の時間と連動しているゲームだけあって、まだまだ遊びはじめたことには違いないのだが、ひとつまとめておきたいことがあってこうして記事を書いている。

 本作をプレイして、自分が『とびだせ どうぶつの森』が好きなことを再確認した。そして、どのあたりが好みなのかというと、ごっこ遊びで生活する感覚をプレイヤーに覚えさせるのがとてもうまいところだ。

○ 『とびだせ どうぶつの森』プレイ記録
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-category-72.html
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とびだせ どうぶつの森 05 バカンスで友情を磨き、それを一瞬で壊す

フレンドと一緒に南の島へ

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あんこは礼儀正しいが、髪型がかなりキツい

 いんけん村から南の島へ行けるようになった夜、僕は改札を開けながら村をぶらぶらしていた。それにしてもこの越してきたあんこ、別に彼女が悪いわけではないのだが、うちの村でふたりめのカバ女ではないか。なぜかわいい子が来ないのかと思う一方、しずえのかわいらしさが引き立つので良いかもしれない。

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カービィの帽子とシャツを見せてもらった

 そんなことをしていると、フレンドのちぇあさんが遊びに来てくれた。まずは村を見ていただき、部屋へご案内。どうやら人体模型をずいぶんと気に入ってくれたようで何より。

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クリーパーとカービィの奇妙な共演

 さて、その後は船に乗ってエンヤコラと南の島へと向かう。こうしてフレンドと一緒に遊びにいけるのも島のいいところだ。
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とびだせ どうぶつの森 04 弟に南の島に性犯罪者に占い師に

カブを買ってから弟に威嚇

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ミキサーの横にある金魚がポイント

 いんけん村での生活も4日目。たぬきちに増築を依頼したおかげで、部屋がだいぶ広くなった。これで買ったのに飾れなかった人体模型を置けるというものよ。早いところクレイジーな感じに馴染む部屋にしたい。

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このババアに会うために早起きする人間が続出

 ところでこの日は日曜日だった。日曜日といえばカブ売りババアことカブリバだ。彼女は野菜のカブを売ってくれるのだが、これは食い物ではなく金儲けのものである。カブは毎日値段が変動するので高い時に売れば儲かるという、要は株とカブをかけた駄洒落なわけだ。

 この日は1カブ92ベルだったので、1,000カブ(92,000ベル)ほど購入してみた。しかし個人の金だからまだいいが、村長が賭け事というのはだいぶイカれている気もする。もし公共事業の金に手をつけられたら、横領すること必須だ。正確に言うと、そういうことをしたいですねということである。

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この施設を使うには3DSを持ち歩かなければならないが、めんどい

 そういえば、商店街のほうに新しい施設ができていた。なんでもここはハッピーホーム展示場というものだそうで、すれ違い通信で出会った人の家を見ることができるのだとか。

 それはさておき、このケントというヤツ、なんだか見ているとムシャクシャするなァと思っていると、なんと彼はしずえの弟だというのだ! それを知った瞬間、展示場なんて話は頭の中からぶっ飛び、「クソ、しずえに近づくヤツは弟だろうと容赦しないぞ」と心の中でつぶやき、彼を睨んでこの場を後にした。
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とびだせ どうぶつの森 03 焦らず騒がずスローライフ

家を手に入れたが、リッチマンにはまだまだ遠く

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さりげなく右にオレンジのチューリップが咲いているのも見所

 さて、いんけん村の村長に就任してから3日目、いよいよ自宅が完成したッ! これでいよいよテント暮らしから脱出でき、まともな生活の第一歩を歩み始めたわけである。

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うちにはじめてあがった女がしずえ

 しかも家を建てるなりしずえちゃんが押しかけてくるという有様! まだ一緒に暮らせるほど増築はできていない……、と悲しい声で言おうとしたところ、なんと彼女は壁紙を持ってきてくれただけであった。

 少々残念な気持ちもなくはなかったが、今はこのお祝いを素直に受け取っておこう。それにしてもしずえちゃん……、いや、しずえは健気でかわいいことよ(しつこくても何度でも書くぞ)。

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まだ部屋に統一感がない状態だ

 さっそくしずえからもらった壁紙を貼ってみると、なんだか妙にファンシーでかわいいではないか。さてはこの肉球マーク、自分の存在をアピールするものだろうか。相変わらずあざとい秘書だ!

 ついでに部屋に「たぐいまれなるめいが」を飾ってみる。これは昨日、よその村へ遊びに行って買ったものだ。

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タヌキと同じく殺されそうなキャラであるつねきち

 どうやらこのつねきちなる人物、さまざまな村に美術品を行商しに来ているのだ。僕の村にはまだ来ていないのだが、たまたま出かけた村にいたため購入に至ったというわけである。

 ただコイツ、狐ということもあって人を騙す場合もある。もっとも、この手のものは審美眼がなければ騙されても仕方ないといえなくもないわけで……、僕もとりあえずという形で買ったのだ。しかし、これを美術館に持っていったところ、なんと本物だと判明したので寄贈してしまった。まさか本物の『ひまわり』を売っているとは、逆に恐ろしくなってきたぞ。

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名前が実に似合うキャラである

 そういえば、そのよその村にはキングなる住人もおり、彼は何十万もする「おうざ」をふたつも持っていた! どうもこの村、かなり金持ちが集まる場所のような気がしてならない。ちくしょう、僕も負けていられるか。家を建てただけで喜んでいる場合ではない。
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とびだせ どうぶつの森 02 村長としての仕事を始める

いんけん村にお客さんがやってきた

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しかしこの宝石は売っていいのか?

 さて、いんけん村の村長として就任した初日であったが、その夜中はなんとなく手持ち無沙汰であり、村をぶらぶらしていた(もっともこのゲームはリアルタイム連動なので、現状では夜中にできることが少ないのだが)。そして近くにあった岩を叩いてみると、なんだか宝石が手に入るという珍しいことが。どうやらこの村、豊か過ぎるという噂は本当らしい。

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一度はエラーが出たが、二度目にきちんと来れたようだ

 そんなことをしていると、この村にはじめてのフレンドがやってきた。このあたりは田舎のくせに、電車がきちんと通っているあたりがまた便利である。

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自分のことをなんて言われているか気になる

 とはいえ、今はまだ村長になってすぐだ。特にできることもないので、特産品の交換をしてリンゴをいただき、この村にいる住民たちに挨拶してもらった。いずれどこかへ遊びに出かけることもできるらしいので、早いところ村を発展させて、そういうことをできるようにしたいものだ。
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とびだせ どうぶつの森 01 いんけん村でしずえに出逢う

いんけん村でいきなり大歓迎

 仕事などしたくない。遊んで暮らしたい。そんな願いの何が悪いのか。それが実現するならば、それでいいだろう。

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いんけん村は漢字にすると「陰険村」

 そんなわけで僕はいんけん村にやってきた。どうぶつたちが平和に暮らすこの村は、あまりにも豊かな土壌らしく、一生遊んで暮らせるらしい。だが、「いんけん村」という名前が気にかかって仕方ない。実は恐ろしい場所なのではないか……。

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なんだか随分と待ってくれていたようだ

 そんな不安を抱きつつ駅のホームを出ると、いきなり村人たちに出迎えられた。いんけん村という名に相応しくないほどの暖かさ。これはいったい?

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何やらかわいいバナナがいる

 近くにいた黄色いバナナみたいな犬の女性は、僕のことを村長と呼んでいる。しかしそれは間違いだと言うも、彼女は冗談だと返してきて、僕に村長の仕事を押し付けようとしているのか?

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笑顔もかわいいしずえちゃん

 そんな彼女の名前は「しずえ」というそうである。いやしかし、なんというかその、驚くほどかわいい子ではないか……! まさかこんな子が陰険なわけはあるまい。というより、そう思いたいくらいに見た目も仕草も喋りもかわいい。

 さて、しずえちゃんが言うにはまず村民登録をしなければならないのだが、それには住所が必要なのだそうだ。僕は着の身着のままいんけん村へやってきたので、そんなものはない。
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『To the Moon』は、本当に「感動した」で終わらせていいゲームなのか?

今回は特別企画による『To the Moon』紹介&レビュー

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 今回の記事は、世界のインディーズゲームを日本語化し販売している「PLAYISM」の、『To The Moon』という作品のレビュワー募集企画によるものである。2012年11月16日に発売予定の本作だが、ベータ版のデータを頂き、遊んでこうして記事にしている。

 企画詳細については「To The Moon 11月16日配信決定 & レビュワー募集」を参照されたし。

 唐突な告白になるが、十数年前に僕の友人が自殺したことがある。今でも夢に見るほど気にしているわけではないが、しかしこうは思う。「僕に何かできなかったのだろうか?」と。

 だが、そんなことを考えても仕方がない。既に過ぎてしまったことだし、苦しんで死んでしまったのは事実のようだ。僕にできることは、いや、結果的にすることになるのは……。

 今回紹介するのは、Freebird Games開発のPCゲーム『To the Moon』だ。本作は死にゆく人をおくるアドベンチャーゲームである。

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『To The Moon』タイトル画面
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『とびだせ どうぶつの森』 購入&プレイ記録開始のお知らせ

眠っていた3DSがようやく稼働しはじめた

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『とびだせ どうぶつの森』ダウンロードカード

 2012年11月8日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト、『とびだせ どうぶつの森』をダウンロード版で購入した。しかし携帯機でパッケージソフトがDL販売されるなんて、おまけに据置機のソフトよりも買いやすい設備がついていて、時代の変化とはすごいものである。

 この「どうぶつの森」シリーズは、リアルタイム連動のスローライフをおくる田舎ごっこあそびゲームとでもいえばいいだろうか。どうぶつたちが暮らす村で、虫をとったり魚を釣ったり気ままにのんきで楽しく過ごせばいいのである。

 僕はこのゲームがけっこう好きだ。ニンテンドーDS版はなかなか遊び、すれ違い通信をするためだけに出かけたりもしたものよ。

プレイ記録もつけるよ!

 本作はニンテンドー3DSのソフトなので、基本的にXbox360の情報を扱っている「毎日ムキムキ」とは無関係であるし、本来ならばテキトーに何も書かず遊ぶつもりだった。だが、スクリーンショットを撮影できる機能があり思った以上に有用だったので、試しにプレイ記録をつけてみようと思い立ったわけだ。

 基本的にスローライフのゲームなので、毎日あれこれ大きなイベントがあるわけでもない。そのため、記録は飛び飛びに公開する形になるだろうが、暇な時に目を通していただければ幸いである。

○ とびだせ どうぶつの森 01 いんけん村でしずえに出逢う
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1488.html

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Vegahの冒険は完全に未完成である 『FromPulse』 レビュー

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問題は多いが根本はひとつ

 『FromPulse』は2012年10月23日にXbox LIVE Indie Gamesで配信されたリズム&障害物回避アクション。開発はPixel Molotov。価格は80MSP。

 プレイヤーは音楽によって生きるOllopasという民族のVegahという少年になり、仲間の危機を救うため、地球のどこかに隠されたアーティファクトを探す旅に出るという物語である。

 ゲーム内容については特集記事を参照されたし。

○ Vegahは音楽を通じ、人の心を知ることになる 『FromPulse』 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1484.html

細かい問題点は多いが、そこが問題なのではない

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 本作は非常に品質は高い。が、そのためか現状ではどう考えても未完成である。これが今回語るべきことのすべてだ。

 『FromPulse』は確かに見事なゲームであると書くべきだろう。目を引くグラフィックに、音楽が主題のゲームにふさわしいBGMがあり(しかもそれを無料でDLでき)、そして、時代ごとに何か背景を持った人たちによって展開される物語もきちんとついている。要素自体は非常に立派なのだ。

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 だが、本作は品質を高めるためか、全体としてのまとまりがとにかく欠けている。具体的には以下の要素が気になって仕方がない。
  1. ステージは6つ中2つが未実装であり、それぞれが短い
  2. 二周目である「NEW GAME+」をクリアしても「つづく」としか出ない
  3. そもそも、リズムと障害物回避アクションが噛み合っていない
 はっきりいって、ゲーム自体が短くて全体の物語も尻切れトンボなので、何を語ろうとしているのか判別がつかない状態なのである。おまけにゲームシステムも中途半端で、プレイするうえでどんな楽しみ表現しようとしているかまったく理解できない。

 こうなると、品質は高くともほとんど心に残るものがないのであり、拍子抜けするほどあっさり終わってしまうのだ。これらはそれぞれが欠点と取れるだろうが、原因はおそらくひとつだ。

問題は息切れをしたこと

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 というのも、おそらく80MSPという低価格でまとめた結果がこれなのだろう。本作は欠落しているステージを追加する予定をしているそうだし、物語もかなりぶつ切れだが続ける気はあるようだし、そもそも品質はいいので手を抜かれた結果というわけではなさそうなのだ。

 そうなると、この価格でこの品質のものを提供すると、現在の物量が限界ということなのだろう。確かにこのXbox LIVE Indie Games、80MSPでの作品のほうが人気が出やすいようである。すると、内容を犠牲にしてでも低価格で出し、人気を確保できてから要素の充実を図るという方針にしたのだと推測できる。

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 もっとも、その結果として出来上がったのは、“ガワはいいが明らかに未完成の作品”というわけだ。要素自体はいいものの、そのどれもが中途半端で完成には至っていない。おまけに6ステージ中2つはあきらかに間に合わなかったものがあり、全体の物語もほとんど意味をなしておらず、ゲームシステムもチュートリアルくらいまでしか到達していない。良し悪しを語る以前の問題である。

 本作はまるでペース配分を間違えたマラソンランナーだ。序盤にいい走りを見せたのだが、それだけである。それなら素直に、もっと短い距離の競技に出るべきだったのではないだろうか。

 余談になるが、本作のゲームジャンルはリズムゲームと障害物回避アクションを組み合わせたものだが、これらはとにかく相性が悪い。僕はこれを解決しているゲームが見たいのだが、本作は期待はずれだった。

 というのも、そもそもリズムゲームはリズムに頼ってボタンを押すゲームであり、障害物回避アクションは目押しでボタンを押すゲームなのだ。こうなるとどちらでボタンを押せばいいか混乱し、不快感が大きくなってしまう。が、本作はそれを解決しようとした痕跡すら見当たらなかった。もっとも、そんなことをする余裕もなかったのだろうが。


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FromPulse 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Pixel Molotov ジャンル:キャラクター アクション 2012/10/23

 音楽によって生きる民「Ollopas」の危機を救うため、Vegahが今立ち上がる。
 リズム&自動スクロールの障害物回避アクションで、地球のさまざまな場所・時代を駆け巡り、アーティファクトを求める。
 ゲームプレイだけではなく、ビジュアルや音楽、物語に対するこだわりも強い一作。
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Vegahは音楽を通じ、人の心を知ることになる 『FromPulse』 特集

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リズム&障害物回避自動スクロールアクション

 人に長らく愛されているもののひとつといえば、音楽である。それこそ音楽やら演奏という言葉のない時代から、人々は耳に入る振動を楽しむことができたのだ。

 「No Music, No Life」なんてことを本気で言ってしまう人もいることだし、どうやら音楽というものが人間と密接しているようではある。となれば、音楽の星に生まれたVegahにも親近感を抱けるはずだ。逆に、彼もまた。

 今回紹介するのは、2012年10月23日にXbox360インディーズゲームで配信された『FromPulse』である。開発はPixel Molotov。価格は80MSP。

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音楽に生きる障害物回避アクションだ
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Minecraft 13 のんびりと新要素を堪能中

動物を育てたり、音楽ディスクを集めたり

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養鶏場で無意味に卵を取りまくる

 『Minecraft』での生活、いかがお過ごしだろうか。僕は以前のバージョンアップからやる気が少し戻ってきており、暇を見ては新要素を嗜んでいる。

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いまのところ音楽ディスクは8種類くらいを手に入れることができた

 中でも一番ハマっているのが、音楽ディスクの生成だ。これはクリーパーがスケルトンの矢で死ぬと出るレアアイテムなのだが、当然のように偶然を待っているだけでは集まらない。

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結局、こういう形にしなくても穴に落としやすければいいだけに

 そんなわけで人の動画を参考にし、こうして罠を作ったわけだが……。ぜんぜんダメだった。何がダメって、この罠はクリーパーを誘導して穴に入れて、奥にいるスケルトンに倒させるというものなのだが、なぜか穴の中でクリーパーが爆発してしまうのだ。

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内部はこんな感じだが、レバーも半ブロックも無意味になっている

 結果、「弓矢でクリーパーを弱らせてここへ誘導し、爆発させる暇を与えずに殺す」という、罠の意味があるか疑わしいローテクなやり方になってしまった。だが、弓の最大溜め1発と、最弱攻撃を4発当てればスケルトンの攻撃で一発だということがようやくわかったので、なんとか音楽ディスクを生成することができたわけである。

 こうして苦労をして聴く音楽の味わいは、何物にも代えがたい。……とはいえ、もう少しスマートなやり方があったような気もするが。まァ、この世界で音楽なんてハイカラなものを楽しむのだから、労力を使ったほうが気分が出るというものよ。

フレンドの巨大ドット絵計画もまた動き出す

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カンタスたちが大集合

 ところで話は変わるが、以前にも紹介した黄泉平坂さんの作った巨大ドット絵に新しい作品が追加されていた。今回は『Gears of War』のローカストたちが集合しているものだ。

○ Minecraft 11 人の作る世界もまたやる気の原動力に
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1417.html

 ちなみに、制作者本人としてはこれがいまひとつな出来に感じているようである。確かに、多くのものを描こうとして境界線が曖昧なように見える。とはいえ、迫力はやはり見事なものよ。

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今回も近くで見ると苦労が知れる

 ちなみに黄泉平坂さん、クリエイティブモードや高度制限が解禁されたことによりやる気を出しており、『Halo 4』の巨大ドット絵も制作予定とのこと。こうしてこまめにアップデートがあると、やはりいい刺激になるものだ。
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2012年11月のゲーム購入予定

ホリデーシーズン到来! というわけで見事な11月

 最近はデスクトップPCで画面キャプチャーをしながらゲームをすることが多いため、コタツに入りつつ遊ぶということが難しくなってしまった。なんて悲劇だ。どこかにコタツのPCデスクとかはないのか。

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2012年11月に発売されるパッケージゲーム一覧

 さておき、2012年11月のXbox360パッケージゲーム発売予定であるが、海の向こうでいよいよホリデーシーズンが近づいてきているためか、超大作が目白押しである。『Halo 4』、『アサシンクリードIII』、『コール オブ デューティ ブラックオプスII』……。年明けまでに遊びきれないなんて悲鳴も聞こえてきそうだ。

今月は大作ばかりなのに特に欲しいものがない

 しかしまァ、僕としてはあまり興味がないシリーズばかりである。そのため、どうも今月はXbox360としばらく距離を置く形になりそうだ。

 とはいえ、インディーズもきっとあるだろうし、XBLAで何か気に入るものが出るかもしれないので、そのあたりに期待しつつ村長の仕事でもしておくことにする。
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インディーズゲーム 2012年 11/1~11/30の新作

11/1
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Space War 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Arm Software 1957 ジャンル:シューティング 2012/10/31

 震えながらその場でくるくる回る宇宙船を笑う対戦シューティング。システムリンク・オンでの2人プレイに対応。

 本作の何が素晴らしいかといえば、正直なところだ。説明文には「9種類の機体に3つのレベル、そして2つの武器」が存在していると書いてあるのだが、こんな自分を貶すかのようなことを記すなんて素直すぎる。
 通常なら売る側は不都合なことをわざわざ書くこともない。しかし本作は、そんな部分をもきちんと顕にする誠意が……、何? ゲーム内容の話をしろだと? せっかく人が話を逸らしているというのに。


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Fishing Frenzy 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Shane1090 ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/10/31

 労働のつらさを教える魚乱獲ゲーム。

 漁船からモリのようなものを伸ばし、魚を獲得してスコアを稼ぐゲームである。制限時間までに一定スコアを達成していると次のレベルになり、次第にノルマが大きくなっていく。
 静寂すぎる世界でひたすらに魚を取っていると、うつろな目で口からヨダレを垂らしつつうめき声をあげたくなる。とりあえず、携帯端末にでも行ったほうがまだ……。


11/2
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The Return of CyberBox 240MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Barker Games ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2012/11/01

 ノスタルジア・パズルゲーム。

 アレンジ『倉庫番』のようなゲームであり、特定方向にしか移動できない(移動可能方向はブロックに書いてある)ブロックを押し、ゴールを目指すパズルゲームだ。ちなみに、『Cyber Box』という作品のXbox360版のようである。
 特に悪いゲームではないが、あまりにも簡素すぎるグラフィックや音楽、そしてゲームルールなのでプレイヤーを惹きつけるのは難しいはずだ。おそらく、タイトルから見てノスタルジアに浸らねばならないタイプのゲームなのだろう。


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Avatar Driving 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:karl90 ジャンル:戦略 & シミュレーション 2012/11/02

 企画倒れなアバター・ドライブ・ミニゲーム。

 アバターが4種類の車に乗り、仲間のアバターを回収したり駐車をするなど5種類の競技をプレイするゲームである。この手のゲームはレースになりがちなのだが、珍しくドライブものである。
 そんなわけで着眼点は悪くないのだが、細かい部分が完全に終わっている。4WDなのに馬力がなさすぎる車や、当たり判定がでかすぎてひっかかり動けなくなったり、ロード中にAボタンを押すとロード画面のままゲームがはじまるなどという、あまりにも不快でまともにプレイできない状況だ。まず、ドライブの前に車の整備から始めるべきだった。


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Vocabulary Builder 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Utopioneer Games ジャンル:エデュテイメント 2012/11/02

 英語の語彙力を鍛える単語帳ソフト。

 1000の単語を三択の単語帳で覚えるという内容である。覚える内容は英単語なのだが、常用ではない難し目のものが対象となっているらしい。
 単語を覚えるのに三択クイズであるだとか、据置機でやるものではないという時点で察しはつくが、なんとも使い勝手のなさそうな感じだ。いつものUtopioneer Gamesらしいゲームで、他作品の流用でしかない。


11/4
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Main Sequence 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:FremontFidelity ジャンル:戦略 & シミュレーション 2012/11/03

 飲み込まれる星々に思いを馳せるスペース・アイロニック・シム。

 自分より小さな惑星を吸収して大きな惑星となっていき、最終的には周囲の星々をすべて飲み込むという何度か見たことのあるゲームだ。
 このゲーム自体が、飲み込まれる惑星のようだ。ゲームという星々は大きさや輝きがさまざまであり、目立つものはいいが、そうでないものは吸収されるかのように消えていってしまう……。つまり、本作は身をもって消される側を表現したのだろう。なんという物悲しさか。


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Easy, Medium, Egghead 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:FirePlumStudios ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2012/11/04

 早押しさんすうバトル。オフ4人までのプレイに対応。

 算数の4択クイズに挑戦し、スコアやトロフィーを競うという対戦ゲームのようである。
 なんというか、こう、“近所の教育熱心な親御さんがそういうイベントを開き、親同士の付き合いのせいで子供が犠牲にならざるを得なくなった”とたとえれば雰囲気が伝わるだろうか。「確かに、勉強しながら遊べて楽しいよね」と顔を引きつらせつつ言うのが適切だろう。


11/7
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Rocketgirl 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:SoftwareByEugene ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/11/06

 ビキニの美女がロケットにまたがって空をゆく! 開発は『Righteous Axe』などを手がけたSoftwareByEugene。

 人の言葉を借りれば“バカゲー”というやつである。内容は自動スクロールのワンボタン・アクション。上下するロケットを操作し、障害物を避けていくというものだ。
 「ワオ! 露出度の高いチャンネーが空にちらばってて、横乳が見えて、ミニスカポリスにF-14にTレックスまで出てきやがるぜ! ヒュー!」みたいなテンションで受け入れるゲームであり、そうでなければつらいだけだ。僕には無理なので、誰か代わりに楽しんでもらいたい。


11/8
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Alien Siege 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Lost World Creations ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/11/08

 ミサイルやUFOを迎撃するレトロアーケード風ゲーム。オフ2人プレイに対応。

 ミサイルなどを発射してその爆風で上から迫る敵を倒すという、『ミサイルコマンド』的なゲームである。特にこれといった特徴はない。
 BGMもなく盛り上がる点もないのだが、黙々と遊ぶことのできる環境は整っているようだ。当然、特別に楽しいなんてこともないが。


11/9
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Space Rage 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Developer25 ジャンル:シューティング 2012/11/08

 どうしようもない系ステージクリア型シューティング?

 『マインドシーカー』のようなゲームを制作されてしまうDeveloper25だけあって嫌な予感がしていたが、本作もまさしく予想通り。短いステージを遊んでハイスコアを競うSTGなのだが……。
 何がひどいって、序盤から敵の数やステージ構造が無茶苦茶で、いきなり「ブロック崩し崩れ」みたいなことをさせられたりもして、これが50ステージもあるというのだ。短いことがむしろありがたいが、どうせなら5ステージくらいで終わらせて欲しかったという気持ちもある。


11/10
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Shark Attack Deathmatch 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Lighthouse Games Studio ジャンル:シューティング 2012/11/09

 サメから生き残る水中対戦FPS。オン4人までのプレイに対応。

 最大4人でオンライン対戦をするFPS。デモ版ではサバイバルモードしか遊べないのだが、どうやらルールはかなりシンプルなようで、アイテムを拾いつつ水中銃を使って敵やサメを殺すというだけのようである。
 水中の表現はまともであるし、サメを出す対戦FPSは目を引くことだろう。もっとも、噛み付かれるとほぼ即死という仕様もあるし、マップやルールも大したものではないため、対戦FPSとしてはほとんど評価されないだろう。が、宣伝で売れそうな予兆はある。


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Oh Noes!!2 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:ExecutiveIguanaStudios ジャンル:シューティング 2012/11/10

 巨大ハンバーガーとなり人間たちをトマトジュースにせよ! 『Oh Noes!!1』の続編。

 前作とまったく同じである。今回も「マインとかクラフティングはないよ!」という360インディーズゲームを皮肉る注意書きがあり、ゲーム内容も本当にしょうもないギャグを見せるSTGでしかない。
 結局はこの作品も、360インディーズゲームにもよくある思いつきであまり笑えない一発ギャグなのだ。……と、前作と似たような結論を書くことになる。これが2年越しの新作か……。


11/15
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Hostile Hustle 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Lethal Martini Games ジャンル:キャラクター アクション 2012/11/15

 「インベーダー」&ジャンプアクション・ゲームのリベンジ版。

 足場をジャンプで登りつつ、上空に出てくるエイリアンを撃ち殺すというゲームである。約一年半前に配信されていた『I Accidentally...In Space! Ep1』という作品を改善したもののようで、30のレベルとグラフィックとゲームプレイを訂正したとのこと。
 しかし、相変わらず肝心な部分は改善されていない。「なぜこのふたつを組み合わせたのか?」という部分が理解できない以上、このゲームはとりあえずエイリアンを撃ち殺すだけの困ったゲームでしかないのだ。ところで僕は優しいので、“Ep1”とか書いておきながらそれをとりやめた計画性のなさについては、あえて触れないでおこう。


11/16
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Three Dead Zed 240MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Gentleman Squid Studio ジャンル:キャラクター アクション 2012/11/16

 3種類のゾンビを使い分けて人間を殺してちぎるアクション・パズル。

 遺伝子改造された変身できるゾンビとして、研究施設から逃げだすことを目的としたパズル要素のあるアクションゲームである。スイッチを押せるふつうゾンビ、素早い四足歩行ゾンビ、巨体のパワーゾンビを使い分けてゆく。
 この市場において水準以上の出来ではあるだろうが、音響関連の細かい落ち度や切り替えの面倒臭さが鼻につく……のは、やはりデモでこの手のアクション・パズルとしての魅力を見せきれていないか、あるいは作品の持つ力自体が弱いからなのだろう。


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Zomp 3: The Quest for Z's 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:skelman ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2012/11/16

 眠りから覚めることのできないZompのアクション・パズル。

 『倉庫番』アレンジ系の見下ろし型パズルゲームで、岩を押したり敵を避けつつ「Z」を集めていく(覚めない眠りから脱出するため、そういう設定のようだ)。なお、このシリーズは1999年から続く作品らしい。もっとも、フリーソフトだったようではあるが。
 悪いわけではないのだ。この手のゲームとしては無難だし、夢の世界だけあって世界もいろいろと様変わりしてくれる。あくまでも良くないだけ。ほとんどあらゆるところが良くなくて、パッケージ画像でものすごく人を遠ざけてしまうだけ。


11/17
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Avatar Farm Online 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Milkstone Studios S.L. ジャンル:戦略 & シミュレーション 2012/11/16

 アバターのうぎょうオンライン。オン16人までのプレイに対応。『Avatar Farm』のオンライン版。

 アバターを操作して小麦や綿を育て農地を拡大し、さまざまな機械や施設を配置していくシミュレーションである。時間経過により作物が育っていくのも特徴で、無論オンラインにも対応している。
 デモ版で既に育てることのしんどさを感じつつあるが、珍しいジャンルであり人を引きつける品質はあるだろう。よって、安価なゲームとしては支持を受けるに違いない。そして、何か特別なものを求めるべきではないはずだ。と、いつもの感じになる。


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Code Breaker 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Utopioneer Games ジャンル:テーブル ゲーム 2012/11/16

 なぜこれをわざわざここでプレイするのかというゲーム。オフ2人プレイに対応。

 上下左右・ABXYのボタンのどれかで決められている隠された5個のコマンドを探していくというゲームで、当たっている・コマンドはあっているが場所が違う・外れているという3つのヒントを元に、正解を導いていく。……という、ノートと鉛筆でもできる数当てゲーム(『Bulls and cows』だとか『マスターマインド』)だ。
 Utopioneer Gamesにはまったく期待をしていないが、それにしてもこれはなんだ。「とりあえず既存のゲームを出してみたゲー」ではないか。ただでさえマントルよりも低い位置にあるUtopioneer Gamesへの期待が更に下がり、もはや地表に出てきてしまったくらいだ。


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Alpha Ship 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Dingy ジャンル:エデュテイメント 2012/11/18

 アルファベットの読みと発音を覚えるオベンキョー・ソフト。

 「アルファベットを覚える知育ソフトを成人がプレイする」という意味不明な事象に危機を感じる。なぜ僕はこれをやらねばならないのか。いや、自らやっているのは僕なのだが、確実に対象層ではないだろう。ところで、どうして僕はアルファベットを1からやりなおしているのか??
 そしてこれも何度言うことになるのか。親御の皆様、子供に何かを買い与えてあげたいという気持ちがあるならば、もう少しまともなものにしてあげて欲しい。これを買い与えた子供に「これは虐待だ!」と言われても文句は言えないはずだ。


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RAD Infinitum 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Trey102007 ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/11/19

 「困った」としかコメントのしようがない3Dシューティング。

 ジャガイモのような惑星、明らかでない戦闘領域、そもそも表示されるオブジェクトが少なすぎて何がなんだかわからない宇宙空間、進行方向がわかりづらいポンコツ・レーダー、そして無音の戦闘と爆死……。チュートリアルすらクリアできないほど、この宇宙空間は歪んでいる。
 僕は本物の宇宙を見たことがないので、これがむしろ現実的なのではないかと思えてしまいそうだ。ああ、こんなにも宇宙は寂しいのか……。地球にいて本当によかった。ところで僕はなんの話をしているんだ?


11/21
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Trailer Park King 3DD 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Freelance Games ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/11/21

 めちゃシコのチャンネーが出るナンパなアドベンチャーゲーム第三弾。『Trailer Park King Episode 2』の続編。

 トレーラー・パーク・キングの物語も第三弾。今回も露出度の高い女性に囲まれて、ジョークだらけのトレーラーハウスで過ごしていくアドベンチャーだ。全編英語。
 シリーズものなので特にいうべきことは少ないだろうし、詳細はシリーズファンに語ってもらうべきだ。


11/23
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Avatar Monster Truck 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Maximinus ジャンル:スポーツ & レクリエーション 2012/11/23

 モンスタートラックが暴れまわるサイドビュー・レースゲーム。

 横から見た視点でトラックレースをし、左右の重心移動を駆使して坂を登ってゴールを目指すというもの。おそらく発想は『Trials Evolutions』あたりから得たのだろう。「差し替えの魔術師」ことMaximinus開発のゲームだが、今回はかなり真っ当な新作だ(もっとも、タイトルコールや素材は使い回しが目立つが……)。
 有名どころのゲームを真似た作品でありそこまでこの市場でも多くないので、狙いは悪くないだろう。もっとも、値段相応に不出来で、重心移動どころかゴロゴロ回転しつつゴールを目指すところや、コースが変わり映えしないあたりは理解しておくべし。


11/24
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STRACO Episode 1 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Not Very Original ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/11/23

 自動砲台と共に戦う全方位シューティング。

 プレイヤーはヘリなどの機械に乗り込んで敵と戦うと同時に、自動で攻撃をする砲台を立てて敵の進行を防いでいく。ジャンルとしては、ツインスティックシューティング+タワーディフェンスである。
 ……という体なのだろうが、“タワーディフェンスに任意で攻撃できる要素を入れ、更にそれに武器選択や体力・回復の要素を入れている”というほうが正確であり、結局は平凡な発想と言わざるを得ない。となると、ほかに見所もない本作は地味な印象を持たれるだろう。そして、「Episode 1」という言葉で人を遠ざけつつある。


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Racedrome City 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Juan Alberto Munoz ジャンル:レース & フライト 2012/11/23

 シティ・F1レースゲーム。システムリンク・オンでの8人までのプレイに対応。同デベロッパの「Racedrome」シリーズ最新作。

 街中でフォーミュラカーに乗り込みレースを繰り広げるゲームである。オンラインでのマルチプレイに対応している以外は特筆すべき点はなし。
 口が裂けてもクソゲーだなんて言いはしないが、しかし何を目指しているのかよくわからない。カジュアル向けなのだろうが車の挙動の癖がやや強いし、他の方面に秀でた部分も見られない。似たような作品をいくつか出しているせいか、濁っているのか。


11/26
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Inventions of evil Intentions 240MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:FallenMaster ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/11/25

 奇妙なイカれロボットたちが上を競うパーティー対戦ゲーム。オフ4人プレイまでに対応。

 銃のついたロボットを操作し、迫るマグマから逃げるように上へ上へと目指していく。道中の足場に止まってエネルギーを回復しつつ、ついでにアイテムを回収し、敵を出し抜いてトップを目指せという内容である。
 先日、結構な数のゲームを持っている知人の家に遊びに行ったのだが、彼は棚に「すごく面白かったゲーム」と「全身がねじれてはじけ飛ぶほどつまらないゲーム」を飾っていた。残りのゲームはどこにあるのかといえば、「割とどうでもいいゲーム」としてダンボールに詰め込まれているのであった。本作ももし形があるのならば、そこに入れられていることだろう。


11/27
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To Nebula's End 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:x1 Shot Shooter ジャンル:シューティング 2012/11/27

 終わりの見えない全方位シューティング。

 ポイントを貯めて撃つ4種類の地味すぎるショットを使い分け、延々と敵を倒すタイプの全方位シューティングらしい。“らしい”というのは、デモ版があまりにも短すぎてなんともいえないからだ。
 ともあれ、その先に期待できるものではなかったと言っておくべきであろう。少なくとも最序盤は、レーダーに映った敵を遠くから撃つだけだった。これでは、始まる前に終わっていると思われても無理はない。


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Ball Track Builder 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Coimbra79 ジャンル:その他 2012/11/27

 転がり続けるボールをゴールへ導く“リアルタイム・ゴロゴロ・パズル”。

 ボールは右側へ転がり続けるので、ジャンプ台やシーソーのように動く板をリアルタイムで配置し、ゴールであるドラム缶を目指すというアクションパズルである。
 ゲームとしての仕掛けは『レミングス』のようなパズルに近いが、動くボールを見ながらリアルタイムに配置する必要があるあたりは確かに新鮮だ。もっとも、これが無意味な難易度の高騰を招いているようにも見えるが。

 なお、デモ版ではストレージ選択後のセーブデータ生成がうまくいかない場合がある(複数のストレージを認識させてはじめてデモ版が遊べた)ので留意されたし。


11/28
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Battle Cubes 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Norwind Interactive Ltd ジャンル:シューティング 2012/11/27

 四角い世界で四角を撃ちまくる四角FPS(一人称視点シューティング)。オフ2人、システムリンク31人、オン16人までのプレイに対応。

 顔のついた豆腐野郎を協力プレイで、あるいはライバルも一緒に撃ち殺しつつ倒してハイスコアを狙っていくようである。豆腐野郎の帽子を変更することが可能。
 カジュアル向けFPSにしても、アバターだとか人気になりそうな要素という装飾が足りないだろう。“このゲームのシステムリンクで、31人が集まっている状況”というものを一度でいいから見てみたい(いや本当に)。


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Aeternum 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Brooks Bishop ジャンル:シューティング 2012/11/27

 悪魔の美少女がすべてをなぎ倒す横スクロール弾幕シューティング。

 主人公であるEllicaが、イカやら魔女やらをすべてぶっ潰すという単純明快な物語である。やはりこの手のジャンルらしく、弾幕シューティングに慣れた人へ向けたゲームだろう。
 立ち絵はやや見劣りする部分もあるが、ドット絵はなかなかのもので掴みは悪くない。だが、僕のような人間が気軽に手を出せるゲームでもないので、評価は弾幕STG好き同士の中で行われるようになるだろう。


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Blowball's Adventures 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Serious Monkey Games ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/11/27

 綿毛の英雄は虐殺者である横スクロールシューティング。

 『THE MONKEY WANTS BANANAS』という哲学とも取れるゲームを出したデベロッパだけあって、かなりすごい内容だ。見た目のでかさが当たり判定、敵はぽつぽつ出るだけで画面左側で上下に動きつつ弾を撃っているだけでOKという、腸捻転が起こりそうな退屈さである。
 しかし、クリア時のリザルトで敵の撃破率が100%を越えているのを見て、考えさせられた。このゲームは綿毛が敵を必要以上(100%以上)に殲滅するゲームなのだ。そう、英雄は“軽々と、しかも退屈そうに敵を殺す虐殺者”と同一であると表現した作品なのではないだろうか。


11/29
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Zombie Hunter 2D 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Ghere Game Studios ジャンル:シューティング 2012/11/28

 たいくつぞんびしゅーてぃんぐ。開発は『Zombie Hunter』シリーズのGhere Game Studios。

 ゾンビを倒してすべての墓を潰していくステージクリア型の全方位シューティングである。この手のツインスティック・シューティングとしては特色はなく、むしろ敵の多さや大味っぷり、移動や殲滅が面倒くさいステージなどが鼻につくだろう。
 今まではFPSだったこのシリーズ、2Dにしてみたそうだが、だからなんだという感じである。シリーズとして受け継いでいるのは、退屈なゾンビ・シューティングであるということだけか。


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Robot Legions 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Dusk and Dawn Interactive ジャンル:シューティング 2012/11/28

 必要十分な全方位シューティング。

 たったひとりのロボット兵として、敵ロボットを殲滅するツインスティック・シューティングである。ありがちなアップグレードシステムや、ゲーム内実績が存在している。
 この手のシューティングとしては基礎がきちんとしている。敵の出現や種類が理解しやすく特色もきちんとあり、ステージ内にもきちんと緩急もついており、ついつい先を遊びたくなる。もっとも、これらは当たり前のことだし、本作ならではという要素こそないが、この手のジャンルは駄作が多いこともあって安心して遊べる一作だ。


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Christmas Carnage 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Bandana Games ジャンル:シューティング 2012/11/28

 で、これもその駄作のひとつである。オフ4人プレイまでに対応。

 クリスマスにかこつけたツインスティック・シューティングで、妖精がなぜかクリスマスツリーや鐘を倒していく。敵は完全に脳みそがなくて、酔っぱらいみたいな動きをするだけ。あまりにも情けない。
 まさしく“クリスマスに家族とやりたくないゲーム”だ。何が悲しくてこんな惨めな気持ちにならねばならないのか。


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Space Crüesader 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Unfinity Games ジャンル:シューティング 2012/11/28

 隕石破壊全方位シューティング。オフ2人プレイに対応。

 隕石を破壊しながら故障した宇宙船を助ける固定画面ツインスティック・シューティングである。画面効果が下品すぎるほど派手なのが特徴で、全6ステージをクリアしてハイスコアを目指していく。
 隕石の数が多くてガンガン破壊できるのは退屈さを忘れさせてくれるが、とにかく視認性が悪いのが気になって仕方ない。だが、そんなことがやたらと気にかかるのは、結局は隕石を破壊することに大した興奮を覚えないからだろう。


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Red Tie Miner Zombie 3 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Maximinus ジャンル:アクション & アドベンチャー 2012/11/28

 ゾンビ&採掘2Dアクションのバージョンアップ版。『Red Tie Miner Zombie 2』の続編。

 採掘をして金を集め、ゾンビだらけの洞窟を脱出するという2Dアクションの最新作である。もっとも、「差し替えの魔術師」ことMaximinusだけあって、4ヶ月前の続編から6つの新しいレベルを追加した程度の変化とのこと。
 これが適切な続編かどうかはさておき、「差し替えの魔術師」の本領が発揮されているのは間違いない。そもそもこのシリーズ自体が別のゲームをゾンビ版に変えたものであり、ここまでやるのは本当、このデベロッパくらいしかいないぞ……。


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Skyfish Forever 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:TGC ジャンル:その他 2012/11/29

 Skyfishの悪夢は永遠に続く……。『Skyfish』シリーズ最新作。

 あらゆる意味でふざけきった2Dアクションシリーズの最新作。実はシリーズとしては終わったはずなのだが、エピローグとして配信しているとのこと。
 背景は真っ白、効果音はなく、当たり判定は腐っていて、意味不明なアイテムばかりなくせに、難易度はやたらと高い……。もはやクソゲーとすら呼びたくない。これはカエルの小便よりも価値がない下衆で救いがたい駄作である。僕が名誉毀損にあたりそうな罵倒を書く前に、早く消えろ。
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