キャサリン 第八夜 大聖堂

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1018.html

○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第8夜
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-34.html

 ※ 尚、今回はシナリオの重大なネタバレが内包されているので、万一今後『キャサリン』をプレイする可能性があるのであれば、今すぐ読むのをやめるべきである。それを覚悟の上で、以下にある追記を読んで欲しい。

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八日目 朝?

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Good Morning
 金髪キャサリンとの関係も清算し終わり、悪夢を見ることなくすっきりと目覚めたヴィンセント。一瞬だけ隣に金髪キャリンがいたような気がしたが、それは気のせいであった。こんなに心地よい目覚めは実に久々とのこと。

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安心のキャッチセールス
 気分よく再びベッドに倒れると、ブザーが鳴り始める。何事かと思いきや、単なるキャッチセールスであった。理解できるものが来るというのは、こんなにも安心させられるのか。

 そして、しばらくして再びブザーが。ほったらかしにしていると、鍵の開く音。それに気づき、眼鏡キャサリンが来たことを知るヴィンセント。彼女が来たとなれば、起き上がってチェーンを開けにいく必要がある。

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おはキャサリン
 もはや彼女を家に招き入れるのに何の躊躇もないわけだし、それどころかきちんと結婚の話をせねばならないだろう。コーヒーの一杯でも飲みながら落ち着いて話をしたい。

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ギャッ
 などと思いながら後ろを振り向くと、そこにはいないはずの金髪キャサリンが……。あまりの出来事に目を疑うヴィンセントであるが、眼鏡キャサリンはもはや状況を飲み込めたといった感じだ。ああ、これが修羅場というやつか。

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キャサリンに睨まれたヴィンセント
 眼鏡キャサリンは視線から矢でも放つように、強く恐ろしくヴィンセントを見つめる。もはや彼には逃げ場もなく、ただひたすらに怒られ続けるだけ。なんとか誤解をとかねばならないと思うが、言えるのは「ごめん」という情けない言葉だけである。

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煽るのをやめろォ!
 そして、金髪キャサリンはこの様子を見て煽りはじめる。もはや何度もヴィンセントと寝ているし、彼はケダモノすぎて大変だの、眼鏡は重荷なんでしょだの、何を言ったとしてもヴィンセントを奪い取るつもりらしい。

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ここ怖いよ
 トドメとして、アナタには欲情できないだの、オバサンだの地雷を連爆させまくる始末。当然眼鏡キャサリンの怒りは頂点に達し、いつぞやの悪夢ステージで見たような表情になっていくのだから、こちらはただひたすらに萎縮するしかない。

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許されざるヴィンセント
 ヴィンセントが散々悩んで出した言葉は、「許してくれ」という一言のみ。しかしそんなことを聞いてくれるほど眼鏡キャサリンは冷静でなく、「絶対に許さないからッ!」と脳みそが破裂しそうな言葉を発するのであった。

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浮気者の末路
 もはやこうなっては収集がつかず、喧嘩する二人の声を聞きながら頭を抱えるしかない。こうしてすべてが最悪の結果に辿り着いてしまったわけで、頭を抱える以外にすべきことはないのかもしれない。自業自得とはいえ、なんて哀れな末路だ。

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何を探しているんですか
 そして、二人のキャサリンによる口喧嘩は一度ピタリと止む。何事かと思えば、眼鏡キャサリンが立ち上がって後ろ手に何かを探し始めたのだ。手で漁るのは、台所の流し。まさかひょっとして、そこまでとんでもないことを考えているだなんて……。

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この惨事を更にひどくするアイテムの登場
 その様子を見た金髪キャサリンが、更に更に恐ろしいことを言い出す。「もしかして、コレ探してんの?」と手に持つのは、場に持ち出されてはいけなかった包丁というキョウキ。さて一体彼女がなぜこれを事前に隠し持っていたかと言えば、それは相手のキャサリンを消すためでしかないッ!

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キャサリン VS キャサリン
 襲い掛かる金髪キャサリンの前に立ちはだかり、ヴィンセントは脇腹に傷をうけて一度こそ攻撃を退けるものの、ついに二人はもみ合いになってしまう。そして、暴れていたはずの二人の動きは止まり、最悪の事態が起こったことを告げる。

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死んだのは意外や意外
 しかしなんと、刺されたのは金髪のキャサリンであった。もみ合っているうちに事故が起こったのか、あるいはもともとこうやって自殺するつもりだったのかは不明であるものの、大事すぎることになってしまった。

 眼鏡キャサリンは目の前の惨劇に思わず叫び声をあげる。ヴィンセントは落ち着いて彼女を叩いて冷静さを取り戻させ、ここから逃げ出すことに……っておい! 事故なんだから警察呼べよ!

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ここは一体どこなんだ
 などと考える暇もなく玄関から外へ出ると、そこにあるのは悪夢にしかないはずの壁。一体どういうことかと混乱していると、「逃ガサナイカラ……」と地獄の底から響くような声が下のほうからしてきたのだから、嫌でも事情が飲み込めてしまう。

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これで本当の最終ステージ
 こうして第八ステージの登場となった。今度は眼鏡キャサリンを誘導しつつ、出口まで目指さなければならないというのだから面倒である。

 ただでさえ一人で登るのが大変なのに、後から来るキャサリンの面倒を見なければならないし、その上化け物のほうのキャサリンは雷で攻撃してくるため、適宜止めたり来いだのと命令しなければならず、ひたすらにしんどい。平気で一時間以上苦労したので、確実に昨晩よりも時間がかかっている。こんな有様なので、パズルステージをクリアするのが疲れるのなんの……。

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頂上へ到達
 なんとか必死に頂上へ登ることができたヴィンセント達だが、どうも眼鏡キャサリンの様子がおかしい。なんだか登りきれたことを喜んでいないのだ。

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信頼をなくしてしまったようだ
 いくら相手の大切さに気づいたと言っても、眼鏡キャサリンはもはやそれを信じられないとのこと。だから一人で先へ行ってと言い、彼女は階段から落ちそうになる。ああ、せっかくここまで来たというのに、なんてことだ。まるで昨晩のスティーヴを見ているようで、このままでは同じことになってしまう。

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ようやく見られたカッコイイシーン
 しかしここでヴィンセントが男を見せる。今にも落ちそうな彼女を抱きかかえるように助け、強引に二人で外へ出ることに。もはやここまで来たら、何が何でも彼女を手放してはならないだろう。

 こうして二人は悪夢のような恐ろしい世界を脱出することができた。いや待てよ? 悪夢のような……だと?

八日目 朝~夜

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夢オチとかマジ
 そう、なんとこの脱出劇、ヴィンセントが見た悪夢だったのだ。いわば夢オチなわけだが、これには大層ガッカリさせられた。あの緊張感と張り詰めた空気しかなかった修羅場も、眼鏡キャサリンを必死に導いて助けたのも、すべて夢。盛り上がるシーンだったのに全部が虚構となると意気消沈としか言えず、一体何のためにあの七面倒なパズルを頑張ったというのだ……。努力したプレイヤーに対し、あまりにひどい仕打ちすぎる。典型的な悪い夢オチパターンすぎてガッカリのガッカリでコントローラーを窓から投げそうになった。

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夢だか混乱しまくりのヴィンセント
 とにかく本編の続きだが、目覚めた部屋には眼鏡キャサリンがいたのだ。そして、金髪のキャサリンはいないのかと探し回るヴィンセントだが、この行動はまずかった。この不審な行為で浮気をしていたということが決定的にバレたのだ。

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修羅場アゲイン
 そのまま彼女はヴィンセントに浮気を認めさせてしまい、一転して大ピンチになってしまった。なんとかしようともう一度「キミだけを大事にするよ」って言い直すが、もはやそれが通用するわけもなく。

 ましてや、実は妊娠をしていなかったというのだから、これは別れ話にしかならないだろう。勘違いだったとはいうものの、やはり彼女はウソをついていたというのか。動揺するヴィンセントは結婚の決意をしているだのなんだの言うし、なんでもするからと言ってももはや後の祭りである。

 眼鏡キャサリンは少し泣いて、そのまま綺麗に別れようと言って出て行ってしまった。こうして、完璧な破局を迎えたというわけであるが、いやはや修羅場に刀傷沙汰にと何度もこうして辛い経験をさせられたのは不幸としか言いようがあるまい。

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なんてこったい
 顔面蒼白になり、そのままベッドに倒れこむヴィンセント。あんなにも悪夢の中で頑張ったというのに、現実ではこれがオチ。プレイヤーもガッカリである。

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悲しきヴィンセント
 昼になりヴィンセントはもう一度キャサリンに連絡を入れようとするが、もはや電話に出てくれることすらかなわない。キッパリ別れようと言われてしまったわけで、こうなるのも已む無いか。

 そのまま雨に降られながらひたすらに街をぶらぶらする。思い出されるのは過去のことばかり。そこに一本の電話がかかってくるが、それは単純に仕事の呼び出しだったのだから、更に気分は滅入る。

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よく連れウンをするやつらだ
 夕方、会社のトイレでオーランドに事の顛末を話し、相談するヴィンセント。夢が夢に思えず、一体何がどう現実なのかわからないと混乱しっぱなしである。あんなことになってしまえば、冷静な判断がつかなくて当然だろう。

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ホラーすぎる
 そしてふと、あることに気づく。金髪キャサリンから何か連絡が来ていないかと携帯電話を見ていると、なんと着信履歴やメールがすべてなくなっているというのだ。すっかり煙のように姿を消してしまい、もはや過去にあったことすら真実かどうか判断がつかなくなってしまう。

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消えたキャサリン
 ヴィンセントはオーランドに金髪キャサリンのことを聞くものの、彼は一度も会ったことがないし見たこともないと言い出す。確かに画像を見せたりはしていないが、しかし別れ話をした時に店で見たはずなのに、それでも知らないというオーランド。こうなると正気が疑われるほどになるが、なんとしても金髪キャサリンがいたと証明するために、今夜もストレイシープで集まることになった。

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ストレイシープにて
 仕事後、皆でバーに集ったわけだが、しかし結果は芳しいものでなかった。

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誰も覚えていないのか
 姿を見たはずのエリカも、別れ話をした時にいたはずのトビーも、昨日のヴィンセントは一人で訳のわからない行動をしていたというのだ。必死に彼女のことを思い出してくれと言うわけだが、まったくもって成果は実らず。だいたい、こんなちっぽけな街であんな目立つルックスなのに誰も気づかないとなれば、もはやヴィンセントの妄想でしかないと言われても致し方ない。こうなると証明は難しくなり……。

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もう出来ることはないのか
 あとはもう、うなだれることしかできない。これではまるで、狐か何かに化かされたような話だ。歯科医師でありネクタイの羊の男ことスティーヴと同じ末路に行き着いてしまったのだろうか。

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何かに気づいたヴィンセント
 仲間達が帰ったあとも一人飲み続けるヴィンセントだが、ここであることに気づく。確か、ちょうど一週間前に今と同じような状況で飲んでいたとき、金髪キャサリンがこの店にやってきたのだ。その時、彼女が自分以外の誰かと会話していたような気がするのだ。

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手がかりがあった!
 記憶の糸を手繰ってみると、あの時金髪キャサリンに声をかけていたのはストレイシープのマスターだった。つまり、彼が最後の手がかりというわけだ。

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実力行使で聞き出す他ない
 マスターの胸倉に掴みかかって事情を問い詰めるヴィンセントであるが、相手は白を切り通そうとするばかり。何度もしつこく食いかかり、「最後の鍵はあんただけなんだ」だの「もはや悪夢は散々なんだ!」と叫ぶと、ついに折れてくれたようで、確かに見たと証言してくれたのであった。

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予想外の告白
 しかし話し出してくれたのはいいものの、何か様子がおかしい。マスターは「長く生き延びただけでなく私のことまで気づくとは」なとど言った上に、「あの女性はこっちの存在でないため普通の人には見えない」とまで言い、挙句の果てに「あなたに悪夢を見せるのはもう諦めました」などと言ってしまったのだ。

 話を聞いていたヴィンセントとエリカはどういうことかと疑問に思う。ヴィンセントは単純に金髪キャサリンがいたことを証明してくれれば良かったのに、何だか相手が勝手に色々とボロを出してしまったのだ。これにマスターも気づきあわてて知らないフリをするものの、もはや時既に遅し。再度どういうことかと問い詰めはじめた。

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マスターの正体は……
 そして、激昂のあまりヴィンセントがマスターのサングラスを奪い取ると、そこにはなんと赤い目が……!

 こうなってしまった以上は仕方ないと、マスターはすべての真実を話してくれた。彼の本名はトーマス・マトン。付き合っている異性と煮えきれない関係を続けると、人口モデル改善の妨げになるため、そういった男には壁に上ってもらっているとのこと。つまり、余計な男に悪夢を見せて間引いている存在だというのだ。

 ちなみに金髪キャサリンの正体は夢魔だそうで、誘惑される男によって理想の姿に見えてしまうそうだ。要はサキュバスだということで、道理で寝ている間にばかり出てくるわけだ……。

 これを聞いたヴィンセントはあまりのことに唖然するよりも、まずキレた! 相手がマボロシなら浮気じゃねーじゃねーか! と。マスターもといマトン側からすれば、気持ちの揺れ動きだけで浮気になるそうだが、もはや暴走したヴィンセントは止められない。マトンはヴィンセントの母親を惑わせた男を間引いたからお前が生まれたのだと脅すものの、プッツンした男にそんな理屈が通用するわけなく。

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来るところまで来た男
 いよいよアイスピックを持ち出して、脅し始めるヴィンセント。結婚する覚悟をしていたのにどうしてくれるんだと怒るも、マトンは今更の復縁は無理だと怯えるばかり。ならばお前を殺したらどうなるんだと叫びだしたところで、バーの扉を開く音が。

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またひどいタイミングできたもんだ
 やってきたのはオーランド達。やはり心配になって戻ってきてくれたらしいが、何にせよ今はアイスピックを突きつけている途中だ。剣呑な雰囲気に驚く彼らだが、ヴィンセントは何でもないと一蹴。そして、殺すことは諦めたものの、マトンの悪夢に乗ってやるからもし生き延びたらこっちの願いを叶え、ついでに他の仲間達全員も夢から解放しろと強引に約束を取り付けてしまったのだからなんとも滅茶苦茶だ。

 とはいえ、こうでもしなければ救われることはないわけで、ヴィンセントは最善の行動を取れたのかもしれない。気づけばマスターは一瞬でどこかへ消えてしまった。こいつもまた、人智を超えた存在なのだろうが……。

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バーはこうでなくちゃ
 この後はいつものように酒場をブラブラと。

 雑誌記者のジャスティンは悪夢のことを思い出せたようだ。今まで悩んでいたバレエダンサーの少女についても整理がつき、婚約相手と結婚することを決めたらしい。生き延びられた上に幸福な結末まで得られたようで何よりだ。

 また、何か知っていそうなリンゼイとマーサはヴィンセントが悪夢に勝利したことを祝ってくれるようである。残念ながらまだあと一回残っているのだが、何にせよお褒めの言葉は喜んで受け取ろう。

 しかし修羅場が夢オチとは心底ガッカリだが、まァここまで来たら最後くらいは戦わせてもらおう。しかも何だか話が恋愛劇から人智を超えたトンデモファンタジーになってきているのだが、果たして何が何やら……。これはJAROに訴えればいいのか。もしくは、ラム・コークを一気飲みしてフテ寝するしかないのか。

○ キャサリン 第九夜 天上
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1028.html

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