キャサリン 第九夜 天上

諸注意

 今回記録している一連の『キャサリン』プレイ記録は、パイの実さんという方と同時公開という手段を取っている。詳細については下記記事を参照されたし。また、ネタバレにも注意。

○ 『キャサリン』はプレイ記録を特殊な方法で
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1018.html

○ パイの実ブログ(仮) 『キャサリン』プレイ日記 第9夜
http://painomisan.blog91.fc2.com/blog-entry-35.html

 ※ 尚、今回はシナリオの重大なネタバレが内包されているので、万一今後『キャサリン』をプレイする可能性があるのであれば、今すぐ読むのをやめるべきである。それを覚悟の上で、以下にある追記を読んで欲しい。

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九夜目

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ラストステージ第一層へ
 修羅場ような夢を見た上、眼鏡キャサリンに振られてしまったヴィンセント。しかし、一筋の光が悪夢の中にあったのだ。トーマス・マトンといざ対決し、もし勝利することができれば……!

 今まで何回最後をやってきたという感じだが、これでようやく最終決戦。今回のステージの第一層は、何に変化するかわからない謎の石が存在している。マートンに見下ろされながら、登りきってやるしかない。

 さすがに最終ステージだけあって第一層ですら難しい。道中にマクラが落ちていたため残機は減らなかったものの、クリアするまで一時間近くはかかったというのだから疲れる。いい加減にサクッとエンディングを見たいのだが、まだまだ壁は高い。

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誰もいない踊り場
 踊り場で謎の声に対し、お前らは一体何なんだと説明すると、ようやくどういう存在なのかを教えてくれた。謎の声は自分の名前がアスタロトであると教えてくれた、つまり悪魔だと言い出したのである。何でも遥か上の世界から人間達を眺めているらしく、更に詳しくは先で話してくれるとのこと。

 しかしいきなり悪魔だとか神のような存在が出てくるとは、これのどこが恋愛劇だという話だ。「メガテン」なんかを出しているアトラスの作品だということを考えればわからなくもないのだが、事前に恋愛だの結婚だの修羅場だのという売り出し方をしておいて、結局は「人智を超えた存在 VS 人間」などというFF13のような話とは……。まァとにかく、文句は全部クリアしてから言うことにしよう。

 この告解室では今までと違い、ゲージの変動がない自由への質問というのがなされる。内容は「復縁のために命を賭ける覚悟があるか?」というものだが、これはもはやルート分岐の質問でしかないのだろう。ということで自分の考えなどどうでもよく、命をかけると答えておいた。大体、ここに来ている時点で命を張っているわけじゃないか。

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ランダム性が憎い二層
 第二階層はランダムに動く怪物石があるマップで、こいつが自由奔放に動くので厄介なのなんの。もっとも、今回は運がよくあっさりとクリアすることができた。

 踊り場にたどり着くも、まだまだマトンが直接相手してくれるわけではない。マトンは「パンツ一丁のくせに、ちょこまかと」などと若本ボイスで喋ってくれるので緊張感がないのなんの。どこのギャグアニメかというような世界だ。

 続いての質問は、「欲しいのは平穏なる日常?」というもの。これまたそうだというしかないだろう。

 アスタロトによれば、ヴィンセント達は欲望と誘惑に塗れここに堕落してしまったそうな。この聖堂ではそんな連中に洗礼を与えるとのことで、マトンには最も低い男達を連れて来いと命令しているとのこと。まったくもって余計なお世話が好きな連中である。

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第三層と踊り場
 第三層は聳え立つ最難関の絶壁。今回は変化するブロックのせいでランダム性が高く、序盤から死にまくり。そのため運に左右されないパターン構築が重要である。そして、ここはチェックポイントに入ってしまうと却って難しいというイカれたステージで、これが難儀であった。とはいえ、第一層よりかは時間がかからなかったが……。

 自由への質問、第三問は「欲しいのは刺激に満ちた混沌か?」。これまたいいえとしか言えないだろう。

 天上はここでようやく中間地点らしいので、あと2つか3つほど階層があるようだ。まだまだ先が長いことを考えると、思わずため息が出る。パズルを投げ出してさっさとどうでもいいであろうエンディングが見たい。

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第四層と踊り場
 第四階層は細き道と言い、もろい足場しかないようだ。だがここはかなり簡単で、1ミスのみでクリア。アドリブでなんとかなる場所は、本当にやりやすい。

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最後の質問
 最後の質問は、「刺激に満ちた混沌に未練はない?」というもの。まァこれまた無いとしか言えないだろう。眼鏡キャサリンのことを考えれば、こう言うしかないというか、話の流れとして「未練があります!」だなんて言い出したら頭がおかしいだろう。

 ここでアスタロトは、この場について更に詳しく教えてくれた。かつてヴィンセントと同じように伝説を達成した男がおり、そいつは人間をやめて神や悪魔と同胞になることを願ったそうな。想像の通り、それがトーマス・マートンで、今はドゥムジという名前とのこと。(メソポタミア神話の牧畜神にそんなのがいるそうだ。)

 今ではこうして壁に男を呼ぶ仕事をしたり、壁そのものを作る仕事をしているそうな。今まで通ってきた道も、すべてはアイツの作品だそうで、まったくもって人間を超えた存在は余計なことを丁寧にするもんだ。殺すならさっさと殺せばいいというのに、いやはや。

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一気に上りきってやる
 さて、これでようやく第五層である。ここではマートンことドゥムジが直接相手をしてくれるそうで、鼻息も荒くなるというものだ。

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VS 若本
 これまた大幅にスケールアップしたマートンが、ガベルを叩いてブロックを変えたり、直接蹴って邪魔をしたり、あるいは手に持ったリボルバーで撃ち殺して来ようとするのだからなかなか面倒である。ここでもだいぶ苦労して、ようやく登りきることができたが、もしかしてまだ先があるのでは……。

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ギャグ空間すぎる
 その予想はドンピシャリで、疲れた体に打たれる鞭のように厳しく襲い掛かるのだからもう。いよいよドゥムジも本気を出してくるようで、「よかろう! ならば戦争じゃ!」だとか「次で魂(たま)とったるぞい!」とノリノリでもはや完璧にギャグ。あのー、修羅場とかそういう要素は一体どこへ。

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アスタロトの正体とは?
 アスタロトもまたやや興奮気味で、ここまで来られる男をずっと待っていたとのこと。ちなみにコイツはどこにでもいる上に、色んな顔や名前があるとのこと。これはアスタロトの起源であり同一視されていると言われる、ドゥムジの愛人であるイシュタルや、あるいはギリシアの地母神アプロディーテーのことだろうか。ウーム。

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本当のラストステージ
 そんなこんなでいよいよ本当に最後の最後である。これでようやくエンディングへと迎えるわけで、一ステージに三十分から一時間近くかけて疲れきった心にも気合が入るというものだ。

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きやがれ若本!
 ここでは若本もといドゥムジが「悪魔城ドラキュラ」に出てくるレギオンのような姿で登場しやがるのだから、お前はドラキュラのほうだろと突っ込みつつ気味が悪く感じる(しかし台詞は完璧にギャグ狙い)。おまけに、初っ端から時間もなければBGMも革命アレンジで大盛り上がりというものである。一気に上りきって真の自由を手に入れて、それこそ革命といきたいところだ。

 レギオン若本は目からビームを出して広範囲即死攻撃を繰り出してくるし、制限時間も短いしでとにかく難しい。中盤になると呪いなどというものを使ってきて、ヴィンセントの周囲のブロックを変えてくるから弱る。特に困るのが、いきなり足場がトゲになって即死させられることだ。これにはイラッとする。更に終盤では、隕石を落としまくってくるのだからもう手がつけられない。

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ようやくクリア!
 もはや何回死んだか、どれだけ時間が経ったのか思い出せないほど挑戦し、ようやく登りきるッ! 目の前には渇望し続けた真の自由への扉があった。

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無意味な説教
 後から若本もやって来て、己だけの都合で種族の繁栄を妨げるのは許されないだの何だの言うが、もはやだから何だという話である。そんなところまで神だの悪魔が口を挟んでくるのは、明らかに過干渉だ。だいたい、結婚をしないのは本人の意思だけでなく社会や文化の推移によるところが大きいのだからそっちをなんとかすべきだし、そもそも繁栄ばかりさせたいなら、コンドーム製造会社の役員やら工員だとか娯楽を創作している人類を殺したほうが明らかに効率的だろうがッ!

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朝へ向かうヴィンセント
 これに対しヴィンセントは、男と女はそんなもので、誰だって決められたことのために生きているわけではないと主張。そしてそのまま扉を蹴破り、現実の世界へと戻っていったのであった。

九日目 朝

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朝へたどり着く
 こうしてようやく平穏な朝を迎えられたヴィンセント。あとはキャサリンに会って、事情を話すだけである。

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キャサリンよ戻ってきてくれ
 昼間にストレイシープで彼女と会うことはできたが、方法はやや強引。オーランドからみんなで集るとウソをついてもらい、迎えとしてマスターが直接連れに来たのだからなんともはや。しかし、そうでもしなければまともに話を聞いてもらえないだろう。

 ヴィンセントは浮気がすべて幻だったというものの、コレに対し眼鏡キャサリンは当然のようにはあ? といった態度を取る。とにかく誤解されたままは嫌だから、やり直すチャンスをくれと言うヴィンセントであるが、そんなことは当然信じられるわけがないとため息をつかれるのだから脈がなさそうだ。

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なんてこったい
 結局、まともに話を聞いてくれる間もなく、どういう理由があっても無理だといって去って行ってしまったキャサリン。声をかけようにも、もはや切れた絆は戻らないのであった。

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仲間達の励まし
 ジョニーやオーランド、そして諸悪の根源であるマスターが、これで本当の自由になったから気を病むなと励ますと、ヴィンセントは泣くかと思いきやそのまま机に突っ伏して寝てしまった。今まで散々悪夢を見ていたせいで、こうなるのも致し方なかろう。

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おやすみヴィンセント
 そんなわけで悲しい結末になってしまったが、ヴィンセントはやり遂げた顔をしており、絶望しきっているというわけではなさそう。なんだかんだで眼鏡キャサリンも妊娠したなどというウソをついていたわけで非がないわけでもなく、そんな人間と縁が切れてこうして自由の身になったのも、それはそれで悪いことばかりではないのかもしれない。

劇中劇の終わり

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また出たなアフロ
 ゲームが終わると、最後にまた石田☆ルウことミッドナイトヴィーナスの登場。簡単な総括と、ゲージの解説をしてくれた。

 今まで登場していた謎のゲージは、奔放か堅実かによって揺れ動いていたそうな。今回はほぼ中央で、やや堅実寄りだったわけだが、もしかしてこのせいで振られるバッドエンドになってしまったのだろうか。次週以降は気をつけたいところ。

 ところで石田☆ルウは、ヴィンセントの答えというのは本当に結婚することだったのか? と疑問を提示してくれる。確かにこれはそうで、状況に追われて結婚せざるを得なくなったものの、本当はまだまだ自由でいたかったのが最初の考えなのだ。振られたとしても次の機会がないわけでもなく、今は辛くともやはり自由になったと言えるのだろう。

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最後までオマージュ
 そして、「ゲームって本当にいいもんですね」とどこかで聞いたことのある台詞を言って、ゴールデンシアターモードの一周目は終了となった。次回はグッドエンドを狙ってみようではないか。

 ところで、こうして人間界を高くから見つめている石田☆ルウも、ドゥムジと同じく神の存在なのだろうか。ミッドナイトヴィーナスというくらいだから、女神なのだとは思うのだが……。

○ キャサリン 第十夜 二周目 眼鏡キャサリンルート Normal & Ture End
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1029.html

コメント

お二人とも、お疲れ様でした。実に面白く読み応えがありました。

結末は違ったようですが、個人的にはこちらがグッド・エンディングだと思います。

いやいや、僕のほうはまだまだ終わっていませんよ。
今後もグッドエンドのほうを見ていくので、よければそちらもご覧ください。

石田☆ルウの正体

自ら記事中で仰っている通り。イシュタルだから石田☆ルウ。アフロディーテだからアフロなんですって。ノーマルで全ゴールド取ると開放されるバベルのアクシスムンディにて彼女の真意がわかるそうです。
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