Fallout: New Vegas 17 Dead Money 後編

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○ Fallout: New Vegas 16 Dead Money 前編
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シエラ・マドレ・カジノへ

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いざカジノへ
 ようやく長い準備の必要だった祝典も終え、シエラ・マドレ・カジノへと立ち入ることができるようになった。戦前から人々が足を踏み入れることのなかったこの場所は一体どのようになっているのだろうか。

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またか
 いざ入ると早速、小規模な爆発のようなものが起き気絶させられた。どうも見るところ仲間もここに呼ばれたようであるが一体どういうことなのか。エリヤによれば、セキュリティシステムに戦前の客と誤認識され、それぞれの場所へと飛ばされてしまったらしいが、なんとも都合のいい話である。

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ホログラムが一瞬だけちらりと写る
 ともあれ、気を取り直して探索を始めよう。まずは電源を入れてカジノを動かす必要があるそうだ。

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動かないカジノ
 最初はカジノホールへと向かったが、ここにはホログラム・セキュリティが多数いて危ないのなんの。こいつらの移動経路を変えて電源を入れるよう努力するわけだが、やはり手間がかかる。場合によっては首輪も爆発しそうになり、窮屈なゲームプレイになる。

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LUCK10が光る
 なんとか電源を復活させると、止まっていたカジノの機能も動き始めた。早速ブラックジャックでボロ儲けをし、自動販売機でスティムパックを買い込む。ステータスのLUCKが10で本当に良かった。

 この後は他の階に行きお宝をいただくことになるわけだが、しかしその前に、エリヤは仲間を処分しなければならないと言い出す。これまたやけに都合の良い話だが、なんでも信号をリセットしなければ先のフロアへとは進めないとのことである。しかもおあつらえ向きに、このカジノでは首輪の機能が若干おかしくなっているようで、殺してからすぐに逃げ出せば自分が死ななくて済むというのだから、好都合も随分と重なるものである。もしくは選択肢によって説得することもできるそうだが、どちらにするかは任せるとのことである。とはいえ、もはや中に入っては宝を奪い合う敵同士なわけで、殺すのを推奨されたわけだが。

三人の始末

 まずはマドリッドなる場所に行き、FEV変異体、つまりドッグでありゴッドを始末することになる。しかし彼はガスだらけのキッチンに閉じこもってどちらが主導権を取るか一人で論争しており、とてもではないが開けてくれる様子はない。仕方ないので鍵を拾い、裏口から回り込んでいくことに。

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ドガーン
 しかしこれがまずかった。辺りはガスが充満しており、ドッグは混乱のせいで今すぐにでも自殺をしようとしていた。うっかり近づいたところ、彼が暴れてガス爆発で即死。あまりのあっけなさにガックリしたと同時に、向こうに気づかれた状態でセーブしてしまったという事実に絶望を感じた。

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スピーチスキルが光る
 とはいえ、急いで話しかけて止めれば何とかなるのであった。さていかにしてドッグを止めるかであるが、彼が探しているマスターなる人物が来たからやめろとウソをついて半ば強引にやめさせたのだ。

 しかもこれだけには留まらず、この僕が操作している主人公、スピーチスキルで相手の二重人格を見つめなおさせて、まったく新しい一人の人格にしてしまったのだから大爆笑である。脳の外傷が原因である病気を口先だけで治すとは末恐ろしい気さえしてくるが、何にせよまともになったのだからいいだろう。しかし、人格が一つになった副作用として記憶をなくしてしまったようだ。

 これで後は殺すだけ……と思いきや、なんだか殺さずとも説得さえできれば仕掛けに問題はないらしい。なんともいい加減なシステムだが、まァ、手を汚さなくて済むならそれに越したことは無い。ドッグやゴッドでもないこのミュータントは、穏やかになったまま新しい人格としての人生を歩むようだ。今までは苦しそうだったので、これで何よりだろう。

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シアターへ
 続いてはザ・タンピコなるシアターに向かう。ここではあっさりとグールのディーンに遭遇することができたが、彼のいるところは舞台の裏側なのであった。

 そして、舞台裏への道のりはえらく大変である。まず道中には毒雲が充満しているし、そこらかしこにあるスピーカーのせいで首輪は爆発寸前だし、仮にそこを抜けてもセキュリティ・ホログラムがわんさかと出てくるというのだ。これを解決するにはガスを抜けてディーンの演奏テープを手に入れ、スピーカーを破壊してからそれを写して上映状態にし、セキュリティを解除するしかないとのこと。まったく、このカジノを作ったシンクレアも面倒すぎるシステムを用意したものだ。

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これはまさかディーン?
 とにかくスピーカーの位置がわからないので何度も首をふっとばしながら、ようやく必要なアイテムを入手。ところでその最中、このカジノの大人気女優、ヴェラの楽屋にサングラスの男の写真があったのだ。どうもこれ、ディーン・ドミノそっくりのだが、ひょっとして彼なのだろうか。となると、シエラ・マドレ・カジノの有望女優は創設者シンクレアを好いていたのではなく、ディーンに恋をしていたということになりそうだが、逆にシンクレアはヴェラにかなり入れ込んでいたわけで……。

 更に、「ディーン・ドミノの脅迫の証拠」なるものを入手した。どうも彼は誰かを脅そうとしていたらしいが、果たして何をたくらんでいたのだろうか。

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一仕事を終えた
 何はともあれ、ホロテープを起動しセキュリティは解除できた。エリヤはグールを始末しろと命令をするが、ディーンとは和解できたのでこれまた問題ないらしい。

 ちなみにディーンは、このカジノの金庫室に入る方法をなぜか知っているとのこと。スイートルームにある音声作動式エレベーターを正しい声で認識させればいいようだ。してその声はというと、ヴェラの声が必要だというのだから困ったものである。グールである彼のように極端に長生き出来る存在ならともかく、おそらく普通の人間であるヴェラはもう……。それにしてもシンクレアときたら、金庫の鍵を愛している人の声にするとは、異常なほどの好意である。それにしてもディーンはなぜ金庫の鍵を知っていたのだろうか?

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宣戦布告される
 続いてはクリスティーンを探すためスイートルームへ。

 入るといきなり女性の声が聞こえてくる。一体何かと思えば、これはクリスティーンの声らしい。なんとも外見に似合わぬ艶っぽい声であるが、言っていることは刺々しい。こちらをエリヤの仲間だと見なし、かなり警戒しているようだ。あんたがオートドクターで切り刻まれるのを見てやるだの、マヌケ野郎と煽られまくりだ。

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若手女優ビーム!
 しかもここには若手女優のホログラムがおり(おそらくヴェラのもの)、こいつは何か泣いているのだ。で、お嬢さんどうしたのですかと近寄ってみると、どこぞのウルトラ兄弟のように額からレーザーを飛ばしてくるのだから笑える。もっとも、ダメージ量は半端無くて笑っている余裕などないのだが。

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剣呑すぎる雰囲気
 一番奥の部屋でようやくクリスティーンを見つけるも、どうも話し合って解決しましょうという雰囲気ではない。助けてやったことを言っても、それはあくまで首輪のせいであり、もはや誰にも支配されるのは御免だとのこと。どうも精神的にもかなり傷が深いようだ。

 しかも彼女、首輪の技術が理解できたそうで、無線周波数を変更する方法を見つけたようだ。つまり、こちらの首輪を起動させることもできるし、逃げ出しても追跡なんて余裕とのこと。これではまるでエリヤの立場と逆転しただけだが、彼女はもはや自分が悪党になってもかまわないそうである。

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死んでもらうしかない
 こうなってはもはや話など出来ず、撃ち殺すしかない。本当は説得したかったが、話を聞いてくれないのでは、頭に鉛弾をぶち込むのが最高にして最善の治療法だろう。

 殺した後は必死に逃げ出して外のフロアへ出ればいいのだが、ここで四回ほど失敗しマヌケを晒すハメに。このスイートルーム、壊れている場所だらけでわかりにくいんだよッ!

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既に死んでいるヴェラ
 ところでクリスティーンだが、こいつはなんと、何かと話に出てくるヴェラの部屋にいたのだ。部屋を調べてみると、生前彼女が使っていた小型オートドクターがあり、そこに重度の薬中毒患者であることが記されていた。そして、傍らには彼女の白骨化した死体が。

 これでは金庫を開けることも叶わないかと思いきや、彼女の部屋には生前のオーディションの際を記録したホロテープがあったのだ。これを聞いてみると、なんと先ほどまで喋っていたクリスティーンとまったく同じ声! つまり、ヴェラのオートドクターのせいで声帯まで同じく治してしまったために声が同じだったわけで(道理で艶っぽい声なわけだ)、もしクリスティーンが生きていたら、歌ってもらうことで金庫を開けられたのだろうか……。

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いざ金庫フロアへ
 これでもはや進退窮まったかと思ったが、なんとメインフロアに生前のヴェラが歌ったテープがあったのだ。なんだかもうこんな所だけセキュリティが甘くてガックリという感じだが、何にせよ金庫フロアへと行けるのである。いよいよお宝と対面というわけだ。

目がくらむほどの宝と、目がくらんだ男

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ようやく金庫へ
 金庫内はホログラム・セキュリティも多数いるし、スピーカーだらけで頭も何百メートル飛んだか知れないという具合である。ここはなんだかやたらと難易度が高くてイライラさせられた。さっさとクリアしたいというのに、いくらなんでもやりすぎである。

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ヒャッハア!
 ともあれ、苦労したお陰でようやくお宝へとありつけたのだ。喜んで中に入るしかない。

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多すぎる宝
 中にはターミナルや銃弾、そして大きなゴールドバーが大量に積まれている。早速喜んで懐に突っ込んだものの、重すぎて持っていけないという有様であった。……何のためにここへ来たんだ。

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嫌すぎる真相
 ところでターミナルを調べると、かなり物騒なことが書いてあった。中身はカジノの創設者であるシンクレアから若手女優のヴェラへと向けられたメッセージなのだが、金庫にあることからわかるようにロクでもない内容なのだ。

 なんと、ヴェラはグールのディーンと結託してカジノの宝を盗もうとしていたらしい。結局、シンクレアのホログラムを作ったりCM女優に採用したりするといった好意はまったくの無意味だったようだ。それに気づいたシンクレアは、金庫を罠へと変え、この金庫フロアに足を踏み入れると閉じ込められるようにした。しかし彼はあくまでヴェラのことを愛しているので、ここはシェルターだと言い換えた。彼女に必要な薬はいくらでも用意してあるので、危機が去るまでここで待っていてくれれば、その後に助けるつもりだということ。とはいえ、本当に助けるつもりがあったのかは疑わしい。そして、このせいでカジノの宝は一生仕舞われたままだったのか。

 そんな財宝と罠を残したシンクレアであるが、この工作に意味はなかった。ヴェラ達が行動を移す前に核が降り注ぎ、すべてがオジャンになってしまったのだから……。もはや残るは多くの宝と、厳重すぎるセキュリティだけである。シエラ・マドレの秘密とは、単なる男女のいざこざだったのだ。

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いよいよ黒幕の登場
 このメッセージを読み終えると、エリヤがまたもやホログラムで登場。こいつは以前にカジノへと入ったそうだが、罠に手を焼いて宝を手に入れられず仕舞いだったようだ。

 いよいよエリヤが姿を現して対決になるかと思いきや、まだ罠があるかもしれないため、更なる偵察が来るまで待つなどと言い出す始末。こうなってはこちらが閉じ込められて死んでしまうため、鍛えに鍛えたロックピック技術でこのあたりのエリアを強引に脱出してすべてを台無しにするぞと脅したところ、ようやく顔を出してくれることになったようだ。

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エリヤの登場
 ノコノコと金庫へと現れてくれたエリヤであるが、こちらはもはや中にはいない。こっそりと背後を回り……。

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ざまあ見やがれ
 外へと出て逆にエリヤを隔離してやった! こうして、哀れ強欲にまみれたジジイはお宝と一緒に添い遂げなければならなくなったのである。諦めきれず散々欲を膨らませ、人を奴隷のように使った結末がコレだ。最低の屑野郎には、お似合いの末路だろう。

 しかしこの隔離だがなかなか判定がシビアで、何回もこのジジイを直接殺すことになったり、あるいは逆に閉じ込められたりすることになった。何回も苦労した結果が上の一回なわけで、これはこれで何とも情けない結末である。まァ、結果よければすべて良し、だ。

さらばシエラ・マドレ・カジノ

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脱出
 こうして恐怖のシエラ・マドレ・カジノを脱出することに成功した運び屋であった。ほとんどお宝は手に入らなかったが、命が無事戻っただけで儲けものなのだろう。

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ドッグとゴッド
 この後、仲間達の後日談を知ることができる。

 二重人格ナイトキンであるドッグは自分を失い、新たなミュータントとなった。しかし記憶を失い、運び屋のこともすっかり忘れてしまったとのこと。ただし、ザ・ディバイドの戦いで二人の運び屋が己の全てを賭け決闘したという伝説を耳にした時、彼のことを思い出したそうな。そして、「せめてあの運び屋が無事でありますように」と祈ってくれたらしい。

 しかしこのディバイドの戦いとは一体何なのか。今後のDLCで登場するのか、はたまた他作品に関連する話なのか。何せよ、ドッグが感謝の気持ちを持ってくれていることはうれしい話である。

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ディーン
 元・エンターテイナーのグールであるディーン・ドミノは、再びカジノに戻ったことでヴェラとシンクレアについての末路を知ってしまった。悲しい結末を目にした彼であるが、しかしまだベガスの街はまだモハビに生き残っている知り、この街を去ってそちらへと向かっていったそうだ。

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クリスティーン
 クリスティーンは前述の通り、殺してしまった。話を聞かないのが悪いとしか言いようがない。しかし彼女、一体何者だったのだろうか。生き残らせていれば知ることもできたろうに、そこだけが気がかりだ。

 ナレーターはこの後に、以前言っていた言葉を再び言い直す。シエラ・マドレを見つけることは難しくない。手放すことが難しいのだ、と。欲望を捨てられない人間達こそが、あの赤い街に囚われて死んでいくということなのだろう。

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気づけば夢の跡
 こうして目を覚ますと、元のバンカーにいた。ここあるのはラジオと向こうの世界にあった自動販売機、そしてエリヤの研究成果くらいのもので、もはや二度と向こうにはいけなくなってしまったようだ。

 ところであのエリヤであるが、どうも以前同性愛者の女性コンパニオンであるB.O.S.のベロニカから話に聞いた通り、B.O.S.の前エルダーであり彼女の師匠であったようだ。ヘリオス1の戦いで行方不明になったあと、NCRやリージョン達、そして何より自分を捨てたB.O.S.のメンバーを見返すため、旧世界の宝を求めて欲に飲み込まれこんなことなってしまったというのか。なるほど、技術力のあるB.O.S.だった彼だから、Pip-Boyや色々なホログラムをハッキングする知識に長けていたというのか。

 色々研究成果を探っているとホロテープを発見。それには「ベロニカ」と書いてありロックがされていた。これはどうも彼女に宛てたものだと思われるので見せにいったが、特に何も反応ナシ。……と思ったが、うまく会話してやると渡すことができた。

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ベロニカへの知らせ
 彼女は師匠が生きていたことを知ると喜ぶが、しかし運び屋の表情を見てすぐに悪いニュースであることを察する。しかし、さすがにエリヤがまともな精神をしていなかったのは知っていたようで、彼がB.O.S.から一度離れた時点で死んだと考えていた、と言ってくれた。

 メッセージの中身は、ベロニカへ別れを告げるものであった。ピンからキリまで悪人に見えたエリヤにも、流石に弟子を思う良心はあったのだ。そして彼女を強くするための技を残して、旧世界の財宝を求めていったようだ。もっとも、その宝は絶対に手に入らない「Dead Money」だったというのだから、なんとも皮肉である。彼もまた、欲に飲み込まれただけの悲しい人間だったのかもしれない。

○ Fallout :New Vegas DLC「Dead Money」 レビュー
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コメント

もう既にご存知かもしれませんが、クリスティーンはベロの同性愛の彼女(彼?)です。

ちなみにメッセージをベロに渡す際に、選択肢によってはそのメッセージを自分だけが聞いてPerkをもらうこともできます。

>お暇さまさん、#kpjYxc8Iの方
ええ、この記録のあとに情報を集めて知りました。襲われた時に逃げればなんとかなったことも知りました。このあたりも本編で見たかったものですね。
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