アイドルマスター 2 10 美希の「仏作って魂入れる」

意外にもやる気がある星井美希

 前回でやよいの「とうろうのおの」をプロデュースし終わったので、今回からは三周目である。そろそろIA大賞を総なめできるのではないだろうか。

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貴音に遭遇
 またもやパラレル的に事務所へ行こうとするプロデューサーは、迷った先で謎の女性に遭遇。彼女は四条 貴音(しじょう たかね)というらしく、なんともおっとりとした喋り方で間が抜けていそう。どうも犬を連れている友達とはぐれたそうだが、エスパーか何かで位置を察したらしくどこかへ行ってしまった。

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三周目は星井美樹をプロデュース
 では貴音をプロデュース……、するわけでもなく、今回は星井 美希(ほしい みき)をリーダーに選ぶことにした。彼女は見てのとおり長い金髪が特徴のいかにも軽そうな現代っ子である。一人称は「ミキ」というのもまた子供らしいか。おにぎりと昼寝が好きだそうで、前作では才能だけはあるのにやたらとやる気のないアイドルであった。そういえば、隠し髪形なんてものもあったような(条件が難しく見られなかったが)。

 ところでなぜ彼女を選んだのかといえば、ビジュアルのステータスが高かったからである。今のところ最も有用なお守りである「にくワンのお守り」は、ダンス倍率とビジュアル倍率が上がりやすく下がりにくくなるものなのだ。今まではボーカルを使ってダンス倍率を上げていたが、ダンスを使ってビジュアル倍率を上げればよりスコアが稼ぎやすい。そんなわけでビジュアル特化のユニットにするため、そのステータスが高いこの美希をリーダーに選んだのだ。

 さておきこの美希だが、前作ではとにかくやる気がなかったというのに、今回はまったくもってそんなことがない。ダンスレッスンスタジオで会ったのだが、声をかけたらサインは後にしてくれなどと言って去ってしまったのだ。仕方がないので遠巻きにレッスンを眺めていると、五時間もぶっ続けで練習しているというのだからものすごいやる気だろう。

 レッスン後に声をかけたところ、誰だっけとか言われてしまう上に、言うに事欠いてレッスンを覗き見していた変態と勘違いして殴りかかってくる始末である。まったくもって、抜けているというか何というか……。ともあれ、Pが気を失いつつ落とした名刺を見られて誤解は解けたようである。

 まったくもってカッコ悪い出会いになってしまったが、彼女からすればレッスンを見ている間の目が真剣でカッコよかったそうだ。しかも大胆だから気が合いそうなどと言われる。一体どういうことかと言えば、そういえば倒れた瞬間にうっかり彼女の体に触れてしまったような気がするのだ。変態呼ばわりした相手から触られて喜ぶとはまったくよくわからないが、気に入ってくれたので何よりといえるのだろう。

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初仕事
 はじめての仕事として行うのは、映画会社への挨拶。撮影現場にいって監督やらに挨拶して知名度アップを狙うことになった。

 出会いでわかるように、美希には相当非常識なところがある。そんなわけできちんと挨拶できるか不安になるPだが、学校でも日直をやったことがあるし大丈夫と言う彼女。試しに挨拶をさせてみたところ、言葉遣いがやや妙なのだがまァ問題なし。なんでも律子に特訓させられたそうだが、彼女のことを「律子……さん」と呼んでいることかわかるように、何かあったようである。大方呼び捨てして散々怒られたのだろう。

 そして監督にいざ挨拶。美希は監督の作品は全部見たと中々の挨拶を始めるが、どの作品も退屈だから寝るとき見るのがベストだと言い出した。当然のように怒る監督だが、美希はそんなことを一切知らずに話を続けて……、というわけで、選択肢にて早速代わりに謝るプロデューサー。すると、美希は「なんで謝るの!」と言い出しそっぽを向いてどこかへ行ってしまったのだ。まったく、評論する場ならともかく、挨拶なら適当にお世辞だけを言っておけばいいものを……。

 しかし話は意外な展開に転び、なんと監督は別に怒っていないとか言い出す。その上、美希が持つあの正直さは武器になるかもしれないから、ノビノビとのばしてやりなさいと言われたのであった。まったくとんでもない話である。

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どういう思考回路をしているか不明な美希
 ところでこの美希、なんだか調子が常におかしい。まず、レッスンをしようとすると「初めての共同作業なんだし、最後まで一緒に頑張ろうね」などと何か怪しい物言いするのが気になる。続いて、美希が帰り際にまだ仕事したいと駄々をこねた際、これからはずっと一緒なんだからまた来週頑張ろうと言ったところ、これをプロポーズなのでは? と勘違いしたのだ。まったくもって下半身で者を考える子というか、なんというか……。こんな調子で誰にでも腰を振りたがるのであれば、スキャンダルには困らないアイドルになりそうだ。

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貴音と雪歩と美希でユニットを組む
 そんな彼女と組ませるメンバーは、以前も登場した雪歩と、先ほども登場した画像左の貴音である。貴音はおっとりとした喋り方をしている良いところのお嬢さんらしく、Pのことをプロデューサー殿とかいうのだ。言葉遣いもどこかおかしく、なんだか一般人らしかぬ雰囲気を持っている。なんでもPSP版で追加されたキャラのようだ。

 彼女達のユニット名は、「仏作って魂入れる」。才能はあるがやる気がない美希は、まさに仏作って魂入れず。それではまずいので、アイドルとしての魂をきちんと入れてもらいたいという意味でこれをつけた。相変わらずネーミングセンスが黒歴史ノートレベルに無いなという読者の突っ込みが聞こえるが、あえて耳をふさいでおく。しかも、美希は前作と違ってやる気のある設定になっているようなので、名前がだいぶ外れてる気がしないでもないが目もふさいでおく。

 美希はリーダーとしての責任感などないが、自信と実力だけはやたらとあるので大丈夫そうだ。とにかくおしゃべりは楽しかったそうなので、雰囲気は悪くない。

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「MAGARE!」かと思った
 1st楽曲は「MEGARE!」という、芸能活動が大変だけど“あなた”がいれば大丈夫! などというわかりやすいメタ曲を発表。そしてチュートリアルの初オーディションも問題なくクリア。

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セットにしてはすごい
 今回も、序盤はレッスンと営業漬けで育成をしていく。そんなわけでPVのお仕事を受けた。

 今回は桜景色のものすごいセットの元で撮影をすることになったのだが、美希はキレイすぎてリアルじゃないなどとぬかすのであった。Pはさすがに聞こえるからまずいと注意したところ、彼女はなんとあえて聞こえるように言ってたそうだ。なぜそんな喧嘩を売る真似を……と思ったら、彼女なりの褒め言葉らしい。ちょっとは考えて物を言えといったが、彼女曰く「ミキ的には最高の褒め言葉」だそうだ。なんとも救いようがない。

 とにかく、人にも伝わるように感謝の気持ちを伝えねばならないという話になるのだが、選択肢で肩でも叩いてお礼をしろと適当に言ったところ、美希はスタッフが多すぎて無茶だといいつつしぶしぶやっていた。結局、美希が疲れてノーマルコミュニケーションに。いや、無茶だとはわかっていたがまさか本当にやるとは。

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休日に仕事相手と会うとは
 次はイベントが発生。オフの日に公園で散歩していると、何かすごい人だかりを発見。しかもその近くに美希がいたのであった。一体あの人だかりが何かというと、向こうで「街角アンケート」という人気TV番組の収録が行われているらしい。美希はなんとかして見ようとしていたが、だめだったそうである。まだまだ弱小アイドルの彼女は、こうした特殊な状況のほうがカメラに近づけるのだろう。

 そのため、彼女はアンケートされる人になってはダメかと言いだした。これに対し別にいいのではないかと回答したのだが、プレイヤーの選択も聞かず急に止めるプロデューサー。何でもアイドルはみんなの憧れだから、私生活として出てはダメなんだそうだ。Pが、そんなアイドルとしての自覚がないのはマズいというような話をしていたら、美希はロクに聞かず向こうに珍しい鳥がいると話を変えるし、挙句の果てにはそれを追いかけてどこかに行ってしまうのであった。掴みどころがないにもほどがある。

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チャラ男と美希
 仕方なく追うも、一旦は美希を見失ってしまった。探し回ってようやく彼女を発見したのだが、なんとチャラ男と話していたのだから驚きだ。しかもその相手はどこぞのプロダクションのスカウトだったというのだから頭が痛くなる。彼女はさすがに断りはしていたものの、しっかり名刺までもらっているのだからトラブルを引き起こしかねない。これをPが叱ろうとしたものの、美希はまたもや話も聞かず向こうで風船配っていることに気を取られる。

 さすがにここまで自覚がないとどうしようもないので、きっちりと注意してやることに。お前はアイドルなんだぞと言ってやったが、それが何なのと言いたげな表情でまったくもって効果なし。結局、話を聞いてくれず、それどころか風船をもらってきてプロデューサーにも一個くれるという有様。さすがにここまで能天気だと、Pも彼女を縛り付けるのは諦めたようだ。まァ、スキャンダルさえ起こさなければ能天気でかまわないだろう。

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挨拶回りへ
 続いては挨拶回りのお仕事。携帯電話のポータルサイトを運営している会社へのアピールをするとのことである。

 会社に来てオフィスでいきなり挨拶する美希だが、反応が薄い。今回は宣伝部長と社長に挨拶するというのに、彼女は何を勘違いしたのか平の社員に声をかけていたのだ。ちなみに彼女、仕事をしている社員全員が居眠りしているから反応が薄いと思っていたんだそう。まったくバカだなと思いつつ、机は仕事する場所なんだよと言ってあげたところ、「好きなサイトを見るのは仕事なの?」と聞かれる。それは違うだろうといったところ、エロサイトを見ている社員がいたのだから困ったものだ。なんとも目敏い子である。

 その後、社長への挨拶することになった。ここの社長は一代で会社を作ったイケイケ若手野郎だそうで、アイドルも好きなようだ。そして、美希は律子に、年上の自信家には開いてを褒める挨拶をしろといわれたそうである。そのため、何を褒めればいいのかとタッチイベントが発生。経営手腕ということで腕でも褒めればいいのかと思い指し示したが、そもそも当たり判定が設定されていなかったというオチ。美希はこれを、ほめるところなんてないと勘違いし、そのまま相手をボロクソに言うのでありましたとさ。さすがに今回は相手を怒らせる結果にしかならず、ノーマルコミュニケーション。

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急な事務所拡張
 事務所に帰るといきなり増築というか引越しが行われていた。どうも前作と同じくプロデュース結果によって事務所もランクアップするのだが、それにしても急すぎて驚く。相変わらず事務所の運営はワンマンなのだろうか。

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簡単なお仕事だが面倒なコミュに
 今度は地方TVのお仕事。クイズ番組の正解者に人形を配るだけの簡単なお仕事だそうで、美希も余裕綽々であふぅとあくびをしている。よほど暇なのか、仕事内容を教えてくれたのだが、正解者には赤い犬を、不正解には黄色いライオン、惜しい時には青い何か(美希は正確に言っていたのだが失念)を渡せばいいそうだ。説明後、あまりに楽すぎるので、彼女は喉が渇いたと飲み物を探しにいってしまった。

 さてこうなると、戻ってきた時が大変である。大方の予想通り、やはりどれがどのぬいぐるみか忘れたそうだ。つまり、丁寧に説明してくれたのはクイズの伏線である。こんなの覚えてねーよバカ! と叫びたくなったが、プレイ記録用にメモをとっていたのでなんとか正解。パーフェクトコミュニケーションとなったが、普段だったら間違いなくミスっていただろう。

 こんな風に資金営業をしまくっていると、1st楽曲がいきなり50位以内に入って驚いた。今まではせいぜい60~80位が限界だったというのにすごい進歩だ。もっとも、美希は当然だとあまり喜ばなかったのだが。この後も営業を続けてるとあっさり20位以内に入ったので、どうも序盤はオーディションなどを受けるよりも資金営業をしたほうがファンを増やしやすく良い結果を出せそうだ。

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大胆というか無茶苦茶というか
 次の営業はちょっとしたふれあい。何でも仏作って魂入れるの撮影会だそうだが、いきなりアクシデントが発生。まだ途中なのにステージから戻ってきた美希を見て、どこか具合でも悪くなったと問うPだが、返答は別に何てことはないというのだからずっこける。まったく無駄な騒ぎを……と思っていると、今度は胸が痛いからさすってくれなどと言いだす。かと思いきや、本当は目にゴミが入って痛いと言うのだからなんだお前はと冷めた反応にもなろう。すると、美希からプロデューサーは冷たいなどと言われたが、自業自得というものだ。

 結局彼女はそのままステージに戻ろうとしたので、声をかけて目をタッチしゴミをとってやった。これだけは本当だったようなので、なんとか体調が元に戻ったらしい彼女。そして、「真に美希のことを思えば、胸をさすってやったりするのではなく、一秒でも早く良い状態でステージに戻してやるのが一番だ」とプロデューサーが言ったところ、それを彼女がカッコいいと思ってくれたそうだ。まァそれは良いのだが、美希はなんとファンの人にもカッコいいPを撮影して欲しいとか言い出すのだから破天荒すぎる。しかもそのままステージにひっぱられ、美希と一緒に写真を撮られまくるプロデューサー。そして沸く会場。おまけにパーフェクトコミュニケーションとなったのだから、意味がわからないとしかいいようがない。

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地方の番組にしても無茶だ
 今度はもっと地方TVのお仕事。「長時間耐久ゴルフ」という番組に挑戦するそうだが、なんという頭の悪い企画だ……。タイトルの時点で出オチなのがよくわかる。

 言うまでもなくえらい長いようで、さすがに美希も疲れが顔だけでなく口にも出まくる。なんでも学校のマラソン大会よりしんどいんだそうだ。Pがもう少し努力できないかといっても、どうしても無理と答えられる。しかし、今更逃げるわけにいかないだろ? と言ったところ、「じゃあミキと一緒にカケオチしよっ!」などと言い出すんだから、思わずハァ!? と言ってしまうわけだ。どうも彼女、プロデューサーを自分の彼氏か何かと勘違いしているらしい。結局、歩いていると健康に良いことがあるんだぞだとか、レッスンが後で楽になるぞと適当にごまかしてなんとかやる気を出してもらった。

 しかし、さすがに後半まで来るとバテバテ。挙句にお菓子の夢が見えるとか言い出してどうしようもないので、少しばかり選択肢で休憩させることに。とはいえこれは不正解だったようで、美希はこんなところで休んだら動けなくなっちゃうかもしれないと言い残し寝てしまった。結局、そのままリタイアになりノーマルコミュニケーションとなってしまったわけだが、なんとも美希の営業は難しい。どうも常識外れすぎる選択肢が多いようだ。

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何を言っているんだキミは
 続いては映画のお仕事。なんと主演映画の舞台挨拶といういきなりランクが上がりすぎた仕事になったのだが、どうもこれはレッスンによってユニットレベルが上がったことと、1st楽曲が20位以内に入ったせいらしい。確かに相応の仕事とは言えるのだが、人気の上昇係数が異常としか言えまい。まだ竜宮小町とすら戦っていないのだぞ。

 さて、とにかく挨拶をすることになったのだが、観客席の一番前には名前の書いた旗を持っている人がいるし、他にはユニットメンバーの名前をかいたうちわを振っている人もいる。とにかくえらい人気なのだが、しかし美希は黙ったままである。そして喋ったかと思えば、お願いがあるんだそう。内容はいきなり自分の胸を触れなどという無茶なものだったので、さすがにPは動揺。なんだ触ったら警察を呼ぶとかセクハラで社会的に抹殺するのかとオドオドしつつタッチイベントが発生してしまったので一瞬だけ触れたところ、なんと実は長い間タッチする必要があったのだ。こういうのは事前説明がないとわかるわけがないだろう。

 ところでなぜ胸を触れとかいう話になったのかと思えば、美希は異様にドキドキしているのだそうだ。どうも最近は仕事の前にドキドキすることが結構あるらしい。Pは病気を疑うが、別に仕事が終わればなんともないそうだし、そもそも楽屋でおにぎり5つとシュークリーム3つを食べたそうなので、健康面は問題ないだろう。そして、仕事も嫌なわけでもないそうだ。美希はこれがよくわからないと言うので、Pはそれが期待なのだと答えたのであった。今までと違って仕事のスケールも大きくなり、楽しいからワクワクしているのだろうと言ったところ、これに同意してもらえた。そして、緊張を楽しみつつ舞台に立つ彼女。

 どうも美希は大きな仕事をするのに向いている性格をしているようで、なるほど確かに大物といった感じである。能天気で破天荒な性格もまた、才能の一つというやつか。

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強制敗北その1
 十週目は竜宮小町と対戦し強制敗北。ユニットレベルは6でビジュアル特化だったが、まだ勝てず。とはいえ、楽曲売り上げでは圧倒的に勝っているのだが。

竜宮小町に勝つまでのお仕事

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DLCを選んだのはいいが……
 2ndは「Little Match Girl」という初回限定DLCの曲を発表した。それ自体は別に良かったのだが、あまりに営業とレッスンをしすぎてオーディションを受けることなどすっかり忘れており、初週販売が6万程度になってしまったので笑ってしまう。1stを大きく下回る売り上げなわけで、一回はオーディションなどを受けてハイスコアを出さないとまずいことをすっかり忘れてしまった。

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営業しすぎも考え物である
 そんなわけでこの後も営業浸り。今度は全国TVCMのお仕事に挑戦した。

 CMの内容としては、「恋人にしたい女の子」というテーマで今の楽曲の宣伝を撮っているとのこと。すると、いきなりお腹すいたとかで抜け出してきた美希。Pがそれを嗜めようとすると、役はあっさり出来るから問題ないというのだ。そんなことを言われても当然のように不安になるPを見て、今すぐやってあげるという彼女。何でも自分は歩いているだけで役をこなせるそうで、その過剰な自信がどこから湧くのかと言えば、最近は彼女になって欲しいというメールが1日に30通ほど届くからとのこと。無論すべて断っているとのことだが、モテるにしても異常すぎるだろう。それが本当なら、隠れて男と付き合ってそうなものである。

 ただ、それだけで良いCMが出来るわけではない。だいたい、プロデューサーが恋人にしたいとまでは思わなかったと指摘すると、彼女は、それはPが自分のことを嫌いなだけではないのかと問う。これは別にそういうわけではなく、とにかく大勢を引きつける努力が必要なので、色っぽいポーズでもしておけとアドバイス。試させるとすぐに演技が良くなったので褒めたところ、彼女は「恋人にしたいと思った?」などと言い出すのであった。すると、Pは「俺はもう少し清純なほうがいいかなあ」などと言い出し、美希は言う通りにしたのにひどすぎると怒り出してノーマルコミュニケーションになってしまった。

 いやしかし、このプロデューサーはひどい。自分で色っぽくしておけなどと言っておきながら、いやそれは好みじゃないしなどと言い出すとは笑える。そこはウソでもはいはいと言っておけばいいというのに、バカ正直なんだか単なるバカなんだか……。しかもそのせいでノーマルコミュになるのがまたしんどい。

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タムキクの元ネタももうオッサンか
 続いては全国ネットのお仕事。ユニットで新作チョコレートのCMに出ることになったのだが、美希の恋人役として人気俳優の田村菊也、通称タムキクが出るとかですごい話題性だそうだ。これは人気獲得のチャンスと鼻息も荒くなろう。

 しかし、一方の美希はやる気なし。なんでも台本を見たら帰りたくなったそうである。当然Pは断るなんてとんでもない! と怒りそうになったところ、美希もそれがわかっていて我慢していると逆に反発されてしまった。どうもこのやり取りを見ていると、過保護な親と、親が思っている以上に賢い子供みたいである。

 ではタムキクと競演することに緊張しているのかと聞くと、美希は何か癪に障ったらしく、本格的に怒り出してしまった。挙句に眠いからあっちに行ってろと言い出すし、まったくもって子供みたいなスネ方だ。とにかくこれでは困るので、心配事があるならすぐに言ってくれと頼むと、いちごババロアが突然食べたくなったから買ってきてくれと言い出したのである。もうすぐ撮影だというのになんていうことを言い出すんだこのガキは……と一瞬思うものの、「ウソをついて撮影を見ていたら泣いちゃう」などと言い出すので、何か彼女なりの思惑があるのだろうと気づく。ここは仕方なく、撮影を見ずにお使いへ行くことにした。

 戻ってくると、撮影は一発OKで終えていた。そして急に元気になってる美希。いい加減に何が嫌だったのかと話してくれと頼んだところ、何でも少しだけラブっぽいシーンがあったんだそうだ。そして、そういうのを意識している人には見られたくないんだそうで……。その理屈としては納得したのだが、美希が何をどうしてこのPを気に入ったのかまったくもって腑に落ちない終わり方となった。しかもどうも、その思いは確固たるものになってしまっているようで、困ったとしか言いようの無い話である。

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またもや休日に遭遇
 この後、イベントが発生。プロデューサーはオフの日に夕方へ商店街に出向いたところ、美希と会う。しかも女性がえらい行列を作っている店に並んでいるので、何か嫌な予感がすると、やはり彼女から声をかけられたのでもうアウトである。

 何でも美希曰く、ナイスタイミングだそうである。そして、どんなケーキが好きなのか聞かれたのでチョコケーキと選択肢で答えたら、Pは苺っぽいのに残念だなどと言われた。そして、彼女のまったくもって意味がわからない独り言は続き、人気のお店だからどうのこうのとブツブツ言いながら悩んでいる。ようやく考えが終わったのかと思えば、今度は自分の代わりにここに並べなどと言い出すのであった。Pは訳が分からないと主張するものの、いいから並べと反論する余地なし。どこに行くのかと聞いても、女の子にそんなことを聞くのはヤボだと言われてしまった。

 そんなわけで並ぶことになってしまったこの行列だが、正体は言うまでもなくケーキ屋のものだったそうだ。とにかくケーキを買ってくれるらしいことはわかったのだが、戻ってきた彼女にどういうことなのだと聞いてもやはり秘密と言われてしまう。まァ、Pのためにとか言っていたので、おおよそ他のケーキ屋でチョコレートケーキでも探してきたのか? と選択肢で質問をしたところ正解であった。

 なんでもPの好きなケーキを探したかったそうだが、今並んでいるこの店にあるかがわからない。となると、他の店を探して来たかった為に代理で並んでもらうことにしたそうだ。結局は何もなかったそうなので、今並んでいるこの一番好きなお店で買うことにしたようなのだか。しかしなぜケーキをプレゼントしてくれるのかと思えば、明日がPの誕生日なんだそうである。ふーん、そうなのかーと思っていたところ、本人はそれが間違っていると否定。実は美希、事務員から間違った情報を聞いて準備し出してしまったそうで、こんなマヌケなことになってしまったようだ。

 それにしてもプレゼントする相手に行列へ並ばせるとは何てことだと思いつつも、そのケーキを買ってくれるという心意気を嬉しく思ったプロデューサー。そんなわけで、一緒にケーキでも食べようと店に誘ったところ、美希から甘い苺の香り。どうもPが並んでいる間に別の店で一つ食べてきたようで、なんとも抜け目のない子である。

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頭は大丈夫か
 次の営業は声のお仕事。海外の子供向けアニメの吹き替えを行うそうだ。

 美希の役はセクシーなネコのキャラだそうで、仕事の前からプロニューニャーだの語尾にニャーとつけるだので恥ずかしすぎるどころか病院を勧めたくなる有様。しかし本人は大好きだから「まったく恥ずかしくないニャー」だそう。Pはネコみたいに眠るのが好きなのかと選択肢で質問したところ、その通りだそうである。その上、近づいてきてネコの如く甘えてくるのだから困ったとしかいいようがあるまい。

 Pがいい加減にさっさと元に戻れといっても、せっかくノってるんだしそのままがいいと言う彼女。ならネコ以外の役の連中でもしてろとアルパカやナマケモノのサラリーマン役を薦めるも、嫌だと一蹴。更にスタッフから準備に時間がかかるからまだ待機していろと言われてながらこの甘えられている有様を見られたわけで、どうしようもない。

 そんなわけでどうにかせねばと思ったPは、彼女をネコ扱いし喉元をなでて落ち着かせようとしはじめる。すると、くすぐったがって笑い始める美希。結局はこれで落ち着きを取り戻せたそうで、満足してようやく普通に戻ってくれた。

 これでパーフェクトコミュニケーションになったのだが、しかしこの様子、傍から見ればイチャついていただけである。近いうちにスキャンダルになるぞ。

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ファンに手を振るだけの営業
 続いては地方TVCMのお仕事。野外でのイメージCMを撮影していると、おじいちゃんやおばあちゃんといった年配ファンが手を振ってくれたのだ。随分と知名度が上がったものだ。これからも更に頑張らないとな! ……というだけでパーフェクトコミュニケーションになって終わってしまった。あまりにも一瞬で終わりナンジャコラと叫んでしまったのだが、どうも中にはこういう粗悪なものも混じっている様子。ゲーム的には選択肢もなくパーフェクトでオイシイのだが……。

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事務所に残る美希
 その後、またもやイベントが発生。Pが事務所から帰ろうとしたところ、まだ電気がついており誰かが中に残っているのだ。自分が最後のはずなので、きちんと電気を消してから帰らないとまずいだろう。そんなわけで電気を消したところ、まだ美希がいたのであった。そしてまたPをヘンタイ扱いしだす。彼女が言うには、暗いところに立ってるからお化けかと思ったそうだが、ヘンタイとか言ってたじゃねーか。

 なぜ残っているのか聞くと、なんでも事務員に借りていた雑誌を読んでいたんだそうな。そして読み終えてすぐに返そうと考えていたそうなのだが、既に彼女は帰ってしまっていた。しかしここまで遅く残るとは、読んでいるものは恋愛雑誌か何かなのかなと聞いてみたところ、違うらしい。「ミキ的には彼氏を作るのはいつでもできるから、そういう雑誌なんて読まなくてもいい」そうで、何でも校内放送で現在彼氏募集中と言ったらあっという間に百人くらい彼氏ができるとのこと。それが本当ならば、モテるというか集団催眠や何らかの病気を疑いたくなるレベルである。

 では何を読んでいるのかといえば、有名な音楽雑誌を読んで芸能界のライバルを研究していたようだ。まったく勉強熱心で驚くが、とにかく竜宮小町に勝ちたいらしい。美希はあずさに憧れて本気でアイドルを志したとのことで、こうなると才能があるらしい彼女は有能にもなるだろう。

 ところで勝った後はどうするんだとPが聞くと、美希はそんなことは考えてもなかったとのこと。まァ、取らぬ狸の皮算用になるからあんまり考えなくてもいいだろうとこの場では深く話をしなかったが、これでは勝ったあとにやる気がなくなるのではとプロデューサーは不安になった。

 その後、12時過ぎまで仕事をした後帰ろうとすると、またもや美希の登場。先ほど話した勝った後のことを考えていたそうだが、そのままアイドルをやって楽しく過ごすか、引退して毎日寝て過ごすか、彼氏でも作ってラブラブするかのどれかにしようと考えたとのこと。そして、どれが一番なのかと聞かれたので、これはもうアイドルとして頑張れとしか言えないだろう。無論、この回答は美希にとっても予想通りだったようだ。

 そんなわけでまた美希は考え込んでしまうのだが、どうも彼女にとって結構深刻な問題らしい。Pは悩ませたことを悪く思ったのか、なぜかいきなり今度気晴らしにどこかへ連れてってやると言い出した。罪滅ぼしとのことだが、こんなのは体の良いというか訳の分からない強引な誘いでしかないだろう。とにかく、美希は喜んでくれているので問題はないのか。

 そして、悩む自分を心配してくれたことを喜ぶ美希に対し、Pは「仕事だから美希のことはいつも考えているよ」と言うと、彼女はどこか不満そうな表情を浮かべる。このあたりをキッチリわかってもらえるといいのだが、いやどうも、ロクでもないことになりそうな予感しかしない。

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またもや「Shiny Smile」
 そろそろ新曲発表の時期なので、3rdは「Shiny Smile」にしてみた。このころになると、ユニットレベルは12、思い出は3目前となかなか育ってきただろう。販売枚数も稼ぐため、発表後初週はライブへ行きハイスコアを稼いだところ、発売初週に31万となかなか健闘した。

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竜宮小町とはこの挨拶の後、流れ作業のように勝利
 冬服になったころ、いよいよ竜宮小町と対決しあっさりと勝利。律子とあずさに褒められて、かなり喜ぶ美希。美希は何でも、本当は竜宮小町に入りたかったんだそうな。けれどもやる気がないと入れてもらえず、悔しい思いをしアイドル活動に奮起したんだそうだ。

 そして冬馬の登場。仲間をバカにされてえらい怒る美希だが、今度はこいつに対する奮起で頑張ってくれれば良いのだが……。

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またこれか
 竜宮小町への勝利後は固定イベントの発生。明日は休みだと喜ぶPの元に事務員から電話がかかってきて、翌日の休日をキャンセルして遊園地で美希と仕事してこいという春香と同じような話になるのであった。思わずぶち殺すぞといいたくなるイベントがまた発生である。

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やる気のないPと、もっとやる気のない美希
 仕方なく出勤すると、美希もしぶしぶ出てくる。よく遅刻しなかったなと言うと、彼女は最後になる仕事を遅刻なんてしないと反論するのであった。一体最後の仕事とはなんだ? と聞くPだが、なんでもないとはぐらかされる。

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諦めも早い美希
 その後、四回中三回のステージを問題なく終えた美希だが、やはりPは最後の仕事という言葉が気になる。そのため、もうアイドルをやめる気なのではないかと聞いてみることにしたのだが、やはり予想通り、竜宮小町に勝ったらだんだん力が抜けて何をすればいいのかわからなくなったとのこと。そして、このままアイドルを続けても迷惑をかけるだけだからやめるつもりだそうだ。Pはファンやユニットの面子をどうするんだ、IA大賞を諦めたくないと説得するも、美希はどうしてもやる気が出ないらしい。

 そしてここで音響トラブルが発生し、またもやカラオケが故障。この遊園地、そんなに設備がボロいのか。これを見て美希は、このまま帰っても別にいいやと言い出すが、Pは美希の歌が聴きたいから諦めるな! と強引に言い聞かせつつ、とにかく機械を直して待たせることに。

 すると彼女、自分がアイドルをやめたら嫌いになるかと妙なことを聞いてきた。まァ、アイドルをやめられたら自分のハリウッド行きもなくなって困るわけだが、それは逆恨みというものだ。そんなわけで、別にアイドルをやめたからといって嫌いにはならないし好きだと答えたところ、美希はプロデューサーはそんなに自分が好きだったのか! と何かを勘違いしだした。おまけに「これはもうプロポーズと思っていいのでは」などと言い出す彼女。その上、なぜかこれで機嫌を直したらしくライブに出ようとし、機械を直そうと蹴り飛ばしたのだ。Pは当然顔面蒼白になるも、これってあっという間に直ったのだから失笑ものである。

 仕事を終えた後、美希は「プロデューサーはミキがアイドルしててもしてなくっても、好きなんだよね?」と聞いてくる。今更撤回はできないのでそうだと答えると、「じゃあアイドルしてて、いつもみたいによく寝てて、女の子してたら三倍好きなの?」と聞かれるのであった。まァ理屈の上ではそういうことになるのでは? と答えてみたところ、美希は正式にアイドル引退を撤回するのであった。何でも、アイドルして毎日寝てラブラブな彼氏を作るという、すべての目的を総取りすることにしたのだ。これにはPも思わず笑ったが、そのほうが彼女らしいとアイドルを続けることを喜んでいた。

 何より、まだPに遊びに連れていってもらう約束も達成していないためやめるわけにはいかないらしい。そんなわけでとにかくアイドル引退の危機は去ったわけだが、彼女はPに対し、「約束を覚えておいてねハニー」などと言い出すのであった。つまり、ラブラブな彼氏を作るというターゲットとして完璧に捉えられたというわけで……。あーあ、という言葉しかでない。もっとも、Pのほうは鈍くこれにまだ良く気づいていないようだが、平穏なプロデューサー人生の崩壊へのカウントダウンはひそかに始まったというわけか。

○ アイドルマスター 2 11 美希のハニー
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