アイドルマスター 2 16 真の「猛然一撃」

ボーイッシュが過ぎる菊池真

 六周目である今回は、以前、やよいをリーダーとするとうろうのおのでサブメンバーとして所属していた菊池 真をプロデュースする。

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珍しく事務所前で遭遇したアイドルをプロデュース
 彼女は知り合う前に一度事務所前で遭遇していた。何でも自転車で盛大に転び瓦を割ったようなのだが、自身は何もケガがないというのにその2つはかなりの損害を受けたというのだからなんとも豪快だ。どういう走り方をしていたのだろうか。

 この真について再度説明しておこう。彼女はボーイッシュで空手が得意な子であり、ファンも男性より女性のほうが多いというような子だ。前作では更に髪が短く本当に男のようだったが、今作では髪を伸ばしてだいぶ間違えにくくなったと言えよう。また、竹を割ったような性格で、さっぱりしているのも特徴か。前回は千早のウダウダしている性格に困らせられたので、これは助かりそうだ。

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サッカー少年ではなく少女
 そんなわけで真をプロデュースすることになったPは、近くの公園にいる彼女を探しにいくことになった。すると、子供たちがサッカーをしており、中に一人だけ背の高い子が混じっている。最初はこれが担当アイドルとは気づかなかったのだが、よくよく見てみれば女の子。都合良くボールがこちらへ飛んできたので声をかけさせてもらった。

 真は女であることに気づかれ、髪の毛を伸ばした甲斐があったと喜んでいる。これは本当に正解で、前作は本当にもう男にしか見えなかった。しかしPは、髪型のせいでなく顔がキレイだから気づいたのだと言い出す。すると彼女、「ボクをナンパしてるんですか?」と勘違いするのだから、相変わらず765プロのアイドルというものは……。それにしても一人称がボクとは、これまた古臭い印象を受ける。

 ともあれ、菊池真であることを確認してから自分がPであることを明かすと、彼女は驚いてから大声で喜びだした。自分にプロデューサーがつくなどと思っていなかったようなので、君はかわいいから当然だろうと世辞の一つでも言ってみたところ、真は微妙な表情をしていた。どうもこのあたりの対応が難しそうだが、性格的にはさっぱりしているので付き合いやすいだろう。

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初仕事も完璧
 まずは恒例であるはじめてのお仕事として、売り込み用ビデオの撮影をすることになった。真はダンスが得意とのことなので、問題なくこなせるだろう。

 最初は好きに踊らせてみたのだが、真はなんだか妙なポーズをとるばかりで何もしない。あまりにおかしいので本当にダンスなのかと問うと、彼女はダンスではなかったと謝るのであった。何でも、PRビデオを作るのであればかわいらしいポーズをとるべきではないかと思っていたそうだ。彼女が言うには「ボクなりの精一杯のプリプリって感じのポーズ」をとっていたそうだが、どうも彼女が持つかわいいという基準が狂っているようである。まァ、かわいいだとかカッコいいなんて言葉は曖昧すぎるものか。

 彼女はそういったプリプリなポーズが良いと思っている訳だが、Pとしては真の良いところをアピールしたいのである。こうなると意見が割れてしまうので、ここは一つかわいいダンスをしろとアドバイスをした。笑顔さえアピールできればブレイクダンスだろうと何だろうと良いと指示をすると、彼女は喜んで散々踊りまくり、結果としてはとても良い映像が撮れパーフェクトコミュニケーションとなった。真は能力的にはまったく問題ないようなので、彼女の意思を尊重しつつ魅力を引き出してやれば良いようだ。

 ちなみに、真は女の子らしくなりたくてアイドルになったとのこと。しかし男らしいといっても、それはそれで宝塚のような魅力になるわけで、何も絶対そうなると思わなくてもいいのでないだろうか。するとPは、「真は既に十分かわいいよ」だとか「サッカーをしている時の笑顔にドキッとしたよ」などと口説いているかのようなことを言い出すのだから笑える。それはそれで喜んでくれたのだが、彼女はやはりカワイイというものを目指すらしく、トップアイドルになってもっとかわいくなると志を立てるのであった。

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猛然一撃結成
 そんな真と組ませるのは真美と響。彼女たちはダンス能力が高いのでそれを狙ったのと、とにかく元気なメンバーを集めようというのが意図である。ユニット名は「猛然一撃」。もはや考えるのも面倒なので、とりあえず一発でIA大賞を取れという意味でこれをつけた。

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真面目さにはやや欠けるか
 ユニット結成後の初仕事は挨拶回りのお仕事。新曲キャンペーンのためにCD屋へ挨拶めぐりに行くのであった。

 さて仕事をしっかりやろうか……と思っていると、真はなぜか店の中を走り回っており「うっかり捕まるところだった」だとか「鬼があんなところに……!」などと言っている。どうも暇なので鬼ごっこをしているようだが、本当に女らしくなりたいのか疑問である。早速追って捕まえ、怒るP。イメージダウンになるし危ないだろうと指摘すると、真は反省したようだ。しかし、鬼がどこにいるかファンに教えてもらったと喜んでいたのだから怒りにくいというか……。

 ともあれ、仕事中にやることではないだろう。しかしなぜこんなことを仕出かしたのかと聞くと、理由は意外なものだった。何でも店に活気がないため、ユニットメンバー同士で賑やかにしようと騒いでいるうちにこんなことになってしまったとのこと。活気の無さは一理あるため、ならばここはきちんと仕事をして活気付けようということで、店頭ゲリラライブを行うことになった。真はこれを喜び、同時に店やユニットの宣伝にもなってすべてが円満に解決した。

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クイズ番組の予習も大変だ
 続いてはもっと地方TVのお仕事。今回はクイズ番組に出演することになった。

 出演前に歴史クイズの予習をすることになったのだが、真はかなりの問題を記憶できているようだ。これならば問題がないので残りの時間はお堀でも見学しようかと言ったところ、あまり楽しくなさそうだと言われたのだから何とも。しかもそこでやめておけばいいのに、結局はムリに見学をしてそのうちすることがなくなり、石の数を数えて暇をつぶし続ける二人。まったく意味がわからない。

 そして、本番前にPが必勝法を伝授することになった。三択で「はやきこと風の如し」、「動かざること山の如し」、「侵略すること火の如し」のどれも微妙なものから選らばねばならなくなったので、仕方なく火の如しを選んだのであった。するとPは、「騒ぎ立てて邪魔をするんだ!」などと無茶苦茶なアドバイスをし始める。さすがに一瞬は驚くものの、真もそこまで言うならやってみると同調してしまうのだから頭が痛い。結局、本番の真は相手が回答しようとすれば歌いだして邪魔をしたり、回答ボタンを連打して進行を邪魔しまくったのだからアホすぎる。当然、番組から下げられてバッドコミュニケーションとなったのだが、いくらなんでもアホすぎて笑ってしまった。さっぱりした性格なのはいいが、少しは疑念を抱け。

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はいはい負けましたよ~くやしいでちゅ~
 今回はレッスンを多めにしていたので、営業をあまりやれないうちに竜宮小町に敗北することになった。まァ、どうでもいいことだろう。

竜宮小町に勝つまでのお仕事

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何でもファミコンという母ちゃんみたいな話である
 今度の営業はちょっとしたふれあい。ファンイベントを開催し、ステージ上で格闘ゲームの対戦をすることになった。しかしアイドルとゲーム対決とは、ファンとしてはなかなか楽しそうだ。ゲームプレイヤーとしては勘弁願いたいイベントだが。

 真は本番前に一生懸命コマンドを覚えていた。あまりゲームの経験はないそうだが、なかなか面白いそうで何より。すると彼女、ゲームのことを「ピコピコ」などと呼んでいるのだ。何でも菊池家ではそう呼んでいるそうで、いやまったく時代錯誤というかアナログな家なのか。すると突然クイズを出され、他にも「パチパチ」なるものがあるそうで、それは何かと聞かれる。拍手だろうかと答えると、そのまますぎると言われ不正解になったのだが、そもそもピコピコがゲームという発想も安易ではないか。ちなみに、正解はリモコンだそうだ。

 それはともかくファンイベントの開始である。客もだいぶ集まってきたので、きちんとゲームに勝ってアピールしてくるという真。そのまま前半は無事に終了したのだが、戻ってきた彼女は何か腕のあたりを痛がっていた。どうもコントローラーを持つ手に力が入りすぎたそうだが、100回以上も対戦をやったというのだからそうもなるだろう。しかしその分ファンも喜んだようで、真は名誉の負傷などと言っていた。それはそれで良いのだが、こちらとしては後半も頑張って欲しいので、タッチイベントでマッサージをして彼女を癒してやった。すると素直に喜び、感謝までされ、イベントの後半もまた成功に終わったのであった。どうも彼女、素直すぎて仕事が円滑に行きすぎて怖い気もしてくる。

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待つこともまた仕事である
 続いてはPVのお仕事。自然公園でPVの撮影をすることとなった。

 今回は鳥が飛び立つシーンを撮影する必要があったのだが、このせいでひとつのカットが20回もやり直しとなり、スケジュールが少し遅れているようだ。動物の機嫌を取るのも大変だが、とにかく休憩である。真に休んでおけと言ったのだが、しかし彼女は鳥が飛ぶのをボケーっと見ていただけだから、体を動かさないと心が死ぬと言い出すのであった。ならば、心のケアも仕事であるとPも付き合うことにすると、彼女は喜んで道具を探しに行ったのである。いやまったく、何とも元気だ。

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機嫌を取るのも楽だ
 そして、小道具からフリスビーを発見した彼女と共にしばらく遊び続けることに。彼女は遊び終わって満足してくれると、「今のボクたちって、きっと遠くから見たらアレみたいに見えましたよね?」と妙なことを言い出す。これを答えねばならなくなったので、まァどうせ恋人っぽいとかそういう話なのだろうと答えると、彼女は「お似合いのカップルみたいじゃないですか!?」と喜んでいた。Pはせいぜい教師と生徒だろうと突っ込むが、どうも彼女はよほどそう見たいようである。

 すると、監督がいきなり「カット!」と声をかけてきたのだから驚きだ。何でも二人でフリスビーを遊ぶシーンがあまりに良かったので、これをPVに使うとのこと。予定とぜんぜん違うと驚くPだが、結果的に良いビデオが取れたなら問題なしだろう。真も共演できて嬉しいと喜び、まったくケチの付け所のないパーフェクトコミュニケーションになった。

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浴衣が似合う真
 続いてはすごい地方TVのお仕事。「盆ダンス☆ ガールズ」とふざけた名前の映画に準ヒロインとして出演することになり、だいぶ出世したものである。それにしても、この浴衣がかわいい。どこかで衣装として手に入るのだろうか。

 今回も真は仕事の面では問題なし。台詞も踊りも大丈夫で完璧かと思いきや、作中で踊る盆踊りの名前を決めろと言われていたのをすっかり忘れていたようだ。監督も重大な仕事を軽々しくまかせるものだが、何でも若者のセンスを取り入れたいからだそうである。

 とにかく名前を考えることにしたが、真は何も思い浮かばない。仕方ないのでここで助け舟を出し、例えば「超☆ BONダンス」はどうだと選択した。すると彼女、「そのまんまでひねりもなんにもない所が面白いです!」とひどいことをキッパリ言いだしたのだから涙も出そうになる。しかしこれはどうも素直すぎる褒め言葉だったようなので、それを使ってくれることになった。本当にいいのか不安すぎる……。

 他に忘れていることはないかと確認すると、真は演技を確かめておきたいと言い出した。何でも友達を踊りに誘うシーンでどういう風に台詞を言えばいいか迷っているとのことで、これまた監督からは自由にやっていいといわれてるが困ってるようだ。真の希望としては、まず自分が目立ちたく、続いて役柄が活発な元気娘なのでそれを表に出したいとのことである。それならば得意であるカッコ良い演技でいいだろうと提案すると、これまたすんなりとそれを採用してくれた。

 していざ撮影。カッコよく友人を誘う演技をした真だが、監督には微妙な感じだと言われてしまった。これはまずいと思いきや、他の女性スタッフからは大ウケ。監督もその場の勢いで採用せざるを得ず、結果的にはうまくいったのだろうという話になると思いきや、ノーマルコミュニケーションになったのだから謎だ。

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珍しくウジウジする真
 そしてイベントが発生。Pがそろそろ帰ってDVDでも見ようかと考えていると、事務所の外で真に遭遇した。挙動不審でウロウロしている上に、「さすがにそこまでプロデューサーにお願いするのは……」などとブツクサ言っているので、声をかけることに。そして「何をお願いするんだ?」と言ったところ、真は恥ずかしいと叫んで逃げてしまった……。

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恥ずかしがる基準がわからない
 一瞬は見失うものの、なんとか再会することができた。恥ずかしいとなると告白でもするのかとビビるPだが、真は「そんなつもりぜんぜんないですよ」と言うのだから笑える。

 それにしても何の用かと思えば、彼女は恥ずかしがりながら、茂みで一緒にカバンを探して欲しいと言いだした。一体それの何が恥ずかしいのかと思えば、どうも暗いところが苦手だということがバレるのが恥ずかしいとのことである。真が言うには、子供みたいで恥ずかしいしイメージと違うと笑われてしまうのかと思っていたとのこと。まァ、Pは笑わないし、弱いところがあったほうが男にモテるだろうと言って探してやることになった。そもそも、暗闇が怖いのは子供も大人も同じ……、というより、人間の仕組みであると言ったほうが正確だろう。程度の差はあれ、何も見えない場所なら不安になってもおかしくはあるまい。

 カバンは非常にあっさりと見つかった。しかしなぜこんな茂みの奥に、まるで投げたかのように落ちていたのか気になる。それを真に聞いてみたところ、事務所から帰る途中に何か物音がして驚きカバンを投げたそうだ。Pは、なるほど犬か猫でも出たのかと納得していると、なんと物音の正体はハムスターだったそうで……。そして、真は「今日のことは忘れてください!」と叫びながら逃げていった。ああ、これは確かに恥ずかしいと思ってしまうかもしれない。

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仕事が円滑に進みすぎる
 そして更なる営業は、全国TVCMのお仕事。繁華街の一角を借りて楽曲CMを撮影することになった。

 相変わらず真は仕事を楽しんでおり、今回の撮影は自分のために用意されたようなものだと張り切っている。そして、時間までダンスの練習すると言っていた彼女だが、どうもバク転をミスして軽いケガをしたらしい。真自身はまったく問題ないというものの、やはり気になるPは「ウソはつくなよ」と言い出す。万一ウソをついていたら昼飯一年抜きの重罪だからなと言うと、さすがに観念したようで、どうも着地の時に少しだけ足をひねったらしく、痛みは殆ど無いそうだが、やはり気になることを話してくれた。

 こうなると止めたくなるのが心情だが、彼女はそれでも問題ないからやると言い張る。その様子を見て、ここは真を信じると言うことにした。大丈夫だといっているのならば信じるが、ただし協力が必要なら遠慮なく言ってくれとP。すると真、やはりお願いがあると言い出した。足首に少しだけ痛みがあるので足を使ったダンスはやはり難しいかもしれないため、上半身だけを使ったものに変更して欲しいとのこと。そして、病院にいくほどではないからPにはシップを買って来て欲しいと頼んできた。これを信じることにしたところ、変更した結果撮影もうまく行き、ケガも問題なく済んだ。おまけに信頼関係が少しは築けたようで、何よりだろう。

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突然に狂ったか
 ここで再度イベントの発生。事務所に携帯電話を忘れ取りにいったPは、一人で何かをしている真を発見する。

 さて一体何をしているのかと思えば、「キャピピー! ボク、マコマコリンなり~♪」などと狂ったことを言っているのだから病院でも紹介したくなるものだ。ここはあえて声をかけないで様子を見ていると、真は「不思議ちゃんは似合わないなあ……」などとこぼしながら、今度は「あのね、マコちゃんの特技はね、空手なの♪」と言い出すのだから完璧にイカれているだろう。その様子に思わず笑ってしまったPは、気づかれてしまう。

 これが何なのかと聞いてみると、かわいくなる特訓とのこと。真は髪を伸ばしてイメージを変えたのに、あまりカワイイと言われないのが不満だそうである。そのためにああやって男のハートも掴めるような練習をしていたそうだが、訓練の中身はともあれ努力をするのはいいことだろう。すると、翌日がオフならぜひ特訓に付き合って欲しいと言われるのであった。こうなれば付き合ってやるしかないだろう。

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特訓の仕方が間違いすぎである
 そして翌日、場所はなぜかジムだし格好も運動をする気満々で妙だ。かわいい特訓ではないのかと聞いたところ、やはりそれらしい。では、まず何からはじめるのかと思いきや走りこみなのだから驚くだろう。一体何がしたいというのだ?

 結局、Pも一緒に強引に走らされクタクタになってしまった。果たしてどういう意図があるのかと思えば、真は女の子らしい走り方を研究しながら走っていたというのだから、なんとも呆れるだろう。さすがにこれは指摘しなければならないので、さてどう言おうかと悩みつつ、とりあえずこれではかわいくなれないだろうと指摘。真としては、スポーツが得意なのでそこからかわいくしようとしたそうだが、これでは先が思いやられる。すると彼女、「迷惑をかけたのであとは一人でやりますから」と言って一人でまた続きを始めてしまった。どうももっと優しくいうべきだったようだ。

 しばらくしてから特訓が終了した。真からかわいくなったかと聞かれるも、頑張り具合は良かったのではないかと答えるのが精一杯である。この回答は彼女にとって不満だったようだが、これからもっと頑張ればいいかと前向きな態度を取るのであった。真に対しては、この間違った情熱を正してやらねばならないようだ。

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男役が似合う
 今度の営業では声のお仕事に挑戦。フランス革命を題材にした長編アニメ「愛と銃剣」に出演することとなった。

 やはり真は男役であり、なんとも似合いである。演技も迫真で実に見事だった。早速褒めると彼女は喜ぶが、やはり女役で、それもヒロインで褒めてもらいたかったとのこと。演技力も上がってきたので行けるのではないかととりあえず言っておいたが……。

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なんと女役まで
 そのままアフレコは順調に終了。真も楽しんでくれた様子だし、時間も早く終わったしで何よりである。そんなわけで、真にヒロイン役のアフレコも試してもらうことになった。なんとP、音響監督に話をつけて挑戦させてみることにしたのであった。

 これに喜ぶ真だが、一体どうやって演じるのが良いのかと聞いてきた。ここはかわいく演技をしろと言いたくなったが、今回の登場人物は貴族の娘なので、毅然としろとアドバイス。そしていざやってみると、貴族の娘という設定も良かったのか、監督も思わず驚くほどの出来になったのであった。あまりの出来に一人で二役をするという話まで持ち上がって、しかもそれを皆が本気にして現実のものにまでしてしまったというのである。真も喜び仕事としても大成功となり、これまた完璧な仕事となった。

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はいはい勝ったよ勝った
 そしてこのころ二十一週目となり、竜具小町に勝利し冬馬の登場。真は冬馬の煽りにもまったく負けないので、なんとも頼りがいがありすぎる。仕事もほとんど完璧で、美希よりも落ち度というものがない。

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いきなり殴られる
 そして、竜宮小町戦勝利後のイベントが発生。事務所帰りに何者かの怪しい気配を感じ取ったPは、咄嗟に出てきた対象に対しパンチを放つ。するとそれはなんと真であり、彼女は思わず避けてから反撃をしてきやがる。お陰でPはまともに蹴りを食らい気絶してしまうのであった。いやはや、何とも間抜けな二人である。

 ところで何の用かと思えば、オフである明日にまたもやかわいくなる特訓をしたいとのこと。仕方なく付き合うことにすると、明日はデートをするのだと教えてくれた。まったくもって意外だが、確かに女らしくなるならそれが良いのかもしれない。

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ご機嫌すぎる真
 いざ翌日、真は待ち合わせ場所でやたらと上機嫌なのであった。何でも人生初デートだそうだが、Pが相手でいいのだろうか。それはともかく、今回は特訓としてデートをし、かわいく振舞えたら完璧だろうと彼女は言うのであった。これがスキャンダルにされたら最悪だが、それ以外は理屈も合っているしまァ問題ないだろう。彼女も必殺技を考えるほどには努力しているようなのだが、果たしてどうなることやら。

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気持ち悪い喋りをする真
 まずはホラー映画を見に映画館へ向かったのだが、ここで真は妙な喋り方をするのだ。具体的にはどういうものかといえば、「わたし大丈夫みたいな~」だとか「怖いから手を繋いでてほしいな~みたいな~」という、彼女曰くモテモテなモテ子風な喋り方をしているのである。当然のようにこれはかわいいわけがなく、相変わらず何もかも間違っているだろう。

 ともあれ練習には付き合うので、手を繋いでやってみたところ、予想外だったのか驚く彼女。Pはその様子を見て、特訓だから別に本当にやらなくていいのかと謝って手を離したのだが、すると真は別に離さなくてもよかったのになどと言い出すのだからなんともはや。

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ビビって素に戻る真
 そんなわけで映画を見たのだが、真はえらい怖かったらしくやたらとビビりまくっていた。そのせいで無意識のうちにPの服へすがり付いていたようだが、そのほうが余程かわいいアピールになるのかという話である。

 そんなわけでデートも大詰めとなったわけだが、真、今度は「キスして欲しいな~みたいな~」などと言い出したのだ。まァ特訓なので顔を近づけてフリだけをすれば良いということで、「はいしましたよ」と口でだけ説明したところ、もっと真面目にやってくれと言われてしまった。そのため、今度は今度でググッと顔を近づけてみたところ、頬を赤くして近すぎだと文句を言うのだから我侭だ。そして彼女は「そんなことされたら本気になっちゃうじゃないですか……」などと零す。いや、あのう……。

 とにかく、これでデートは終了となった。真はうまくいったかと聞いてきたので、必殺技らしい変な話し方は微妙だと一蹴してやった。彼女は一瞬こそ落ち込むものの、今日はなかなか楽しかったことは間違いないようで、次こそは頑張るぞとまた前向きになるのであった。

 ……しかしこれ、単純にデートではないか。相も変わらず良くわからないうちに好かれるプロデューサーだ。

○ アイドルマスター 2 17 真の師匠
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