遠目からファイナルファンタジー XIII-2を見たい

『ファイナルファンタジー XIII-2』の続報がE3で発表

 いよいよロサンゼルスでElectronic Entertainment Expo(E3)が開催され、新作ゲームやら新ハードの情報がわんさかやってきた。こうなるとニュースサイトの記事を読むのも一苦労といったところだろう。まァ、日ムキはニュースサイトではないので、個人的に気になっておりある程度話ができそうなタイトルだけ取り上げていこう。

e3_ff13201.jpge3_ff13202.jpg
スクリーンショットやら動画もゴロゴロと
 さて、まず最初に気になったタイトルは『ファイナルファンタジー XIII-2』である。発売日は2011年の12月だそうで、FF13をやって記録をつけた身からすれば中々気になるところだ。

○ ファイナルファンタジーXIII プレイ記録
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-category-53.html

 スクリーンショットやトレイラーを見たところ、FF13-2は至極普通に面白くなってそうだと感じられた。戦闘における要素を更に追加して、ムービーと戦闘をシームレスに繋いでいるシーン(シネマティックアクションというらしいもの)があったり、ダンジョン探索にも仕掛けを盛り込むようにしている部分が見られる。

○ Final Fantasy XIII-2 E3 Official Trailer HD 720p
http://www.youtube.com/watch?v=cisUvE6lP0w

 しかし、以前もレビューで書いたが、この手のゲームはシステムの完成度よりもシナリオの出来のほうが大切である。結局は長編の物語を見せつけるための構成なわけで、それを見せられるシステムなら出来の良し悪しはそこまで重要視されない。よって、最後まで話を通してみなければ何とも言えないだろう。

nanikonoken.jpg

FF13-2は結構独自性があるのではないか

 ではこれらの情報から見て取れるFF13-2だが、シナリオは楽しめる気が一切しないのだから笑えるだろう。今回はセラの夢の中で出てきたカッコいい王子様みたいなヤツが新主人公(ノエルというらしい。右画像)のようだが、はっきり言ってその整った顔立ちにゲロを吐きかけてやりたいくらいだ。

 しかし、こういったベタすぎるキャラクターを嫌うのは僕がFFをやるような年齢でないからである。これが子供に受け入れられる余地は十分にあるのだろう。

 また、現在海外で売れているRPGを考えると、FFというのはそれはそれで独自性があるのかもしれない。例えば、SFでシューター要素の入ったRPGだとか、核戦争で荒廃した黒い要素まみれな世界だとか、このあたりが有名なRPGなわけだが、逆にFFのような作品というのは珍しいのではないか。

 一方、FF13のようなタイトルはスクウェアらしい軟弱なファンタジーRPGではあるものの、シナリオも結局は勧善懲悪だし、暴力表現も柔らかいし、明確に子供も遊べるタイトルである。これは確かに流行からは離れているかもしれないが、ある意味で独自性を保っているということの証左でもあろう。

 まァ、僕が知らないだけで海外にも勧善懲悪の子供向けRPGはあるのかもしれないが、そうだとしても有名開発会社の有名タイトルとなれば、これは他がやってもなかなか勝ち目はないはずだ。ましてやFF13も出来に関してはお墨付きだったわけで、こういった王道で勝つことは難しかろう。

 こういった面から見てもFF13-2はもっと高く評価する声があっても良いように感じられるのである。無論、国内でもう飽きてしまった人たちからはともかくだが、安心してゲーマーでない層が楽しめるゲームというのも貴重だろう。

 先鋭化も大事だが、停滞だってあっていい。寛容なほうがゲームの幅が広がって面白いじゃあないか。最近はそう思うようになってきた。
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

非公開コメント