Fallout: New Vegas 22 Old World Blues Part1

Old World Bules

OldWorldBlues.png

 『Fallout:New Vegas』のダウンロードコンテンツ第三弾「Old World Bules」が2011年12月6日に配信された。「Skyrim」が発売される間際だというのに、いやまったくタイミングの悪いことしきり。後回しにしよう。

 ……と思っていた僕だったが、「Skyrim」の発送が遅れて弱ったことになった。それならば、せっかくなのでFo:NVの新DLCを遊ぼうではないか。

 「Old World Bules」の舞台はビッグ・エンプティ。なんでも科学技術がかなり発展した場所だそうで、モハビ・ウェイストランドなんかとは歴然の差のようだ。未来らしい何か素敵な景色でも見られればいいが、果たしてこのゲームでそんなおいしいことになるはずもなく。

奇妙な上映会でビッグ・エンプティへ

fonvowb_01.jpg
もはやお約束の通信

 DLCを導入してゲームを起動すると、やはり謎の通信がPip-Boyに入ってきた。聞いてみると、今回はなんらかのメッセージではなく、ただのジャズのようである。だがこれは暗号通信らしく、おまけに聞いていると頭痛がしてくるものなのだから困ったものだ。

 ともあれ、この暗号によると、上映会をやるからモハビ・ドライブインに来いとのことである。ロクでもない空気しか感じられないが、800MSPでチケットを買った手前、行かないわけにはいくまい。

fonvowb_02.jpg
上映されていたのは目

 さっそくドライブインにやってくると、落下している衛星から目が映し出されていた。ほほう、映画の上映会にしては随分と先進的すぎるようで、まったくもって意味がわからない。しばらく眺めていても気分が悪くなるだけだ。

fonvowb_03.jpg
飲み込まれるような光

 落ちている衛星を調べたところ、どうもこれ自体がビッグ・エンプティへの招待状のようだ。装備を持ち込む必要があるとの警告をもらったが、武器はセミオートショットガンと爆殺フィストで十分だろう。いざ、科学の世界へ向かおうではないか。

fonvowb_04.jpg
Old World Bules

 こうして「Old World Bules」の開始である。今までのDLCと同じく、まず最初に世界についてのナレーションが入る。

fonvowb_05.jpgfonvowb_06.jpg
科学の発展が行き着く先はどこなのか

 最終戦争が起こる前まで、ビッグマウンテンは21世紀の頭脳が集う場所であった。多くの科学者たちがここへ集まり、音波発生機、宇宙時代の合金、DNA交配など、さまざまな発明をしていくのであった。

 そして、最終戦争は科学者たちに新たなエネルギーを与える。戦争に勝つための“解”を得るために、ひたすら計算が行われたのだ。結果としてミサイルや核理論など、新しい武器が生まれることになる。

 だが、やがて問題の解決が追いつかなくなった。最初こそ問題を解決していけたが、戦争が激化するたびに問題も難しくなっていく。そして2077年10月23日の夜、科学者たちが答えを受け取った瞬間、すべての問いは眠りについたのであった。

要約すると「Dr.モビウスを倒して脳を取り返せ」

fonvowb_07.jpg
気づけば手術されていたのだからタマラナイ

 さて、ビッグ・エンプティには深い歴史があるようだが、そんなことはどうでもいい。それより自分の体がとんでもないことになっているのだ。

 なんと、気づくと頭・胸・背中に外科手術をされた跡が残っており、見たことのない場所に飛ばされているのだからたまったものではない。気づけば手術着になっているし、なんだこれは!? ドッキリにしても手術をするのはやりすぎだろう!

 だが、武器や防具は取られていなかった。体にもこれといった不調はないし、いつものステルスアーマーに着替え、ここがどこなのかを探索することにした。

fonvowb_08.jpgfonvowb_09.jpg
近未来的な場所だが、確かにここは未来だった

 部屋の中へ入ると、どこもかしこも機械的なものばかり。金庫ですら光っていてなんだか近未来的だし(いや、ここは確かに未来なのだが)、ビッグ・エンプティというのは確かに技術力がすごいようだ。

fonvowb_10.jpgfonvowb_11.jpg
あやしいモニタルームへ

 奥へ向かうと突然穏やかな気分になり、武器を構えられなくなった。いったいどういうことなのかと不思議に思っていると、部屋の奥には大量のモニターが並んで……、いや、浮いているではないか。

fonvowb_12.jpg
なんだこの不気味なモニター野郎は

 すると、このモニター野郎がいきなり近づいてきた。なんでもDr.クラインというらしく、いきなり警告をしてくる。まったく穏やかでなく、どうも僕は招かれざる客のようだが、それにしても慌てておりなんだか一人で喧嘩している……と思ったら、近くにいる別のモニター野郎と話し合っているようだ。

 彼らはこちらのことなどおかまいなしで、モニター野郎同士で喋り続けている。Dr.クラインはDr.ダラという女性人格のヤツに手術やロボトミーがどうのこうのと聞き出す。なるほど、僕を手術したのはこいつらだったのか……。って、ロボトミー!?

 不吉すぎる言葉に思わず驚くが、Dr.ダラはおかまいなしに話を続け、「かつてその脳を包んでいた肉袋」がどうのこうのとこちらのことを無視しきった発言をするし、Dr.クラインはこっちの足の指を生殖器だと勘違いして気持ち悪いなどと文句をつけてくるし、かと思えばDr.ダラは生殖器はもっとたくましいものだなどとふざけたことを言い出し……。鼻やら指までも動かすたびに驚かれ、まるでコントのようだ。おまけにDr.ボロスという人格は、こちらが言語を理解していることに気づくと驚いているのだから、まったく人をなんだと思っているんだ。

 ともあれ、ようやく向こうもこちらがまともな人間であるという事情を理解してくれたようだが、わざとらしくゆっくりと話しかけてきたのでムカつくのなんの。おまけに名前など無視して「ロボトミー」だとか「テディベア」などと呼び出すのだから困ったものだ。動物扱いよりひでえぞ。その上、質問をしたら「今度は単語を連続して発したぞ、な? それも疑問文形式でだ。」と言い出すのだから、やれやれとしか言いようがない。

fonvowb_14.jpg
ステータスはアップしているのだが……

 彼らの話によると、こうして人間を拾ってきて手術をするのはいつものことらしい。だが、今回はいつもより丁寧に手術をして、詰め物をしてくれたそうだ。手術した箇所は、脳、背骨、そして脳を取ったら問題が起こってしまった心臓の3つ。いきなり脳・背骨・心臓を取るだなんて……。こんな挨拶は『マッド・マックス』の世界でも見れないぞ。

fonvowb_13.jpg
悪のDr.モビウス

 頭を抱えていると、大型モニターにDr.モビウスなるロボットが出てくる。こいつは立ち入り禁止ゾーンのドームから映像を放送しているらしく、ロボ・スポルピオンを操ってビッグマウンテンを奪い取るつもりのようだ。当然、ここシンク・タンクにいるDr.クラインたちはこの侵略を恐れてビビりまくり。つまるところ、こいつが今回の悪役だ。

 無論、Dr.クラインたちはボーッとしているわけではなく、なんらかの打開策を探していることはそうなのだが、ロボットの体ではどうしても立ち入り禁止ゾーンには入れないようだ。それをなんとかするのが人間である僕……なのだが、こいつらはこっちを無視してグチグチと相談しまくり。とにかく助けてやるから脳を返してくれよ。

 しかし、こいつらはまーたマヌケで、なんと脳はどこに置いたかわからないし、戻し方もわからないというのだ。一応は科学者なので知識はあるらしいが、すべてはオートドクターまかせであったそうで、賢いんだかバカなのか。いや、知恵はあるがバカなのは間違いないだろう。

 ともあれ、脳はどこにいったかわからないが、Dr.モビウスのところまでジャーッ! とトイレのように流れていったかもしれないなどと脅してくるのだからたまらない。まァ、回りくどくはなったが、Dr.モビウスを倒せばいいのだろう。わかったわかった。

 まったく、「Dr.モビウスを倒して助けてくれ」の一言もすんなり言えないのか。この回りくどさ、知恵はあるはずなのに人間に対するコミュニケーションのヘタクソさ、本当に科学者なのか? いや、科学者だからこうも不器用なのか。とにかく、なんだかこの連中はマヌケすぎて、ムカつきはしつつもバカバカしくて笑えてしまうから仕方ない。気がつけば、話を聞いているだけで1時間も経っていた。

わが脳みそを取り戻せ

 さて、こうしてDr.モビウスと戦うことになったのだが、まずはX-2伝送アンテナアレイというものを探す必要があるそうだ。他にも「精神分析的心音低減型ステルススーツ」というものを探す必要があるらしく、ステルススーツに目のない僕は俄然やる気が出てしまった。

fonvowb_15.jpgfonvowb_16.jpg
武器も奇妙だ

 また、探検に出るのなら武器のひとつやふたつをよこしてくれてもいいだろうと要求してみたところ、音波発生器とK90000サイバードッグガンをもらうことができた。後者は犬の脳みそがついていて、しかも犬の声までするのだから悪趣味だ。

 しかし、こうして武器をもらうのも一苦労。音波発生器をよこせといえばなんだかモメるし、実弾銃をくれといえば「銃は人殺しの道具だ!」などとわめくヤツがいるし……。本当に対人スキルはゼロだ。もっとも、人馴れしていないおかげで、騙すような形で金もずいぶんと貰うこともできたが。

 ところで、この音波発生器は武器でもあるものの、このビッグ・エンプティ全体を囲むレーダーフェンスを中和する役目が元々の用途だったらしい。もっとも、今はデータが足りなくてフェンスを消せないようだが。つまるところ、この科学者たちも中に閉じ込められているわけで、悲しい連中なのかもしれない。

fonvowb_17.jpg
僕の臓物たち

 また、シンク・タンクのベッドや施設を使ってもいいとの許可をもらった。もっとも、ここには僕の臓物も飾られているのでゲンナリするのだが。

fonvowb_18.jpg
これは心臓

 心臓と背骨はあるものの、真ん中の脳みそだけがやはりない。なんてこった。自分が自分と足らしめるものは、それしかないというのに。

 ああ、愛しき僕の脳みそちゃん。今すぐ取り返しに行ってあげる。なんていうとゾンビみたいだ。

○ Fallout: New Vegas 23 Old World Blues Part2
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1186.html
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

非公開コメント