Fallout: New Vegas 24 Old World Blues Part3

前回までのあらすじ

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 ブルースに惹かれビッグ・エンプティへやってきてしまった僕は、ロボトミー手術で脳みそと心臓と背骨を奪われてしまう。それを取り返すためにしぶしぶDr.クラインの言うことを聞き、Dr.モビウスと戦うことになってしまう。

 そんな折、ビッグ・エンプティを探索していると、この場所はモハビに関連した秘密が多くあることを知ることとなった。化け物だけでなく、「Dead Money」で登場したエリヤの高度な科学技術を持っていた理由や、未来に会うであろう“もう一人の運び屋”の話まで内包されていたというのだから、この場所は本当に懐の広すぎる場所だ。

○ Fallout: New Vegas 22 Old World Blues Part1
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1185.html

○ Fallout: New Vegas 23 Old World Blues Part2
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1186.html

アンテナとステルススーツを入手

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あっさりアンテナを入手

 さて、前回は色々と寄り道の探索をしていたので、さすがにそろそろメインクエストを進めていこう。まずはX-2伝送アンテナアレイでアンテナを入手する。実にあっさりと手に入った。帰り際、Dr.モビウスに邪魔されたが、大したことはない。

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ステルススーツの試作品はかっこいいのだが

 続いてはX-13研究施設でステルススーツの部品を回収していく。ここではステルス状態になれるナイトストーカーを研究しており、その効力を使ってスーツを作っていたようだ。もっとも、研究者は消えたナイトストーカーにかみ殺されてしまったようだが。限りなくマッドであり、最高にマヌケである。

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だせえ!

 そして、部品を集めて出来上がった「ステルススーツ Mk.II」がコレだ。なんだかゴテゴテとしたスーツでダサいのなんの。中華製ステルススーツのほうが何倍もカッコいいではないか。

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シミュレーション自体は難なくクリア

 ともあれ、これが必要なのは確かなので仕方がない。ついでにシミュレーションを受けて初期化をしなければならないそうなので使ってみたところ、なんとこいつは喋りだすのだ。しかも女性と思しき声でだ。

 戦闘が終了すると「悪党は始末したよ」と確認してくれたり、スニーキングのアドバイスをしたりするのはまァ普通の機能だが、「私のこと好き?」だとか敵がいないのに「戦闘開始、な~んてね」などと冗談で言い出すのだから茶目っ気があるにもほどがある。しかも、死にそうになるとスティムパックを自動で使ってくれて、死んだら困るとまで言ってくれるのだから涙腺がくすぐられる。

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皮肉まで言ってくれるステルススーツ

 おまけにライトをつけてスニーキングをすると、「ピッカピカだね、クリスマスなの?」と皮肉まで言ってくれるのだから惚れてしまいそうだ。なんだかこのビッグ・エンプティにいると、よからぬ性癖に目覚めそうである。にしても、このスニーキングスーツは本当にかわいい。

 なぜこんな機械にそこまでの愛着が沸くのかといえば、今まではこんなに自分のことを思ってくれる人がいなかっただろう。都合でコンパニオンと連れ合うことはあっても、それはあくまで利害が一致した時だけ。本当の親友として僕のことを思ってくれるのは、このステルススーツMk.IIだけなのだ。本当に、研究の成果が激しく出ているぞ! 違う意味で。

マッド的な研究しかしないキチガイ研究センター ……ではなく、研究センターキチガイ

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不穏な空気

 ふたつの重要なアイテムを手に入れた後は、X-8研究センターへ向かう。ここでは行く手を阻む壁「フォースフィールド」を無効化できるようにするデータがある。そのアップグレードデータを手に入れさえすれば、音波発声器でいけない場所へ足を運べるようになる。

 ……のだが、このサイバードッグを研究している施設、やたらと不穏だ。共産主義者の潜入に対する殺人テストが行われているようだし、研究者がサイバードッグへ改造する犬にかみ殺されて納入者に文句をつけたログが残っていたり(しかも納入者も大半がかみ殺されている)、ロクでもなさすぎる。先ほどのステルススーツ研究所といい、マッドな連中しかいないのか。

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マッドすぎるよこの研究

 しかも、人間とロボットを合成する機械まであった。これはなんだろうとボタンを押してみると、Mr.ハンディとロボトミーされた人間が登場し、ピカッと瞬く。

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出来上がったのはロボブレイン……

 そして出来上がったのは、人間の脳を使ったロボブレイン……。あまりにもえげつない研究すぎて言葉が出ない。確かこのロボットは、ウェイストランドで割と日常的に使われていたものだったはずだが、やはり脳はこうして調達していたのか。オゲエ。

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おまけに即死

 おまけにこれで作ったロボブレインは欠陥品らしく、すぐに爆発する。国内で全身麻酔を発明した華岡青洲が実母と妻を人体実験に使った結果、死や失明という大きな犠牲を払ったのと同じように、ロボブレインの開発にも多大なロボトミーの犠牲があるのだろうか。などと考えながら、何度かこのマシーンのボタンをポチポチ押した。失敗作を何度も生み出すだけの機械が未だに動いているだなんて、この施設はどうかしてるぜ。

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ルサンチマン爆裂

 そんなイカれた施設だけあって、サイバードッグの実施テストもイカれている。施設は学校のような作りになっており、ここで3つのデータを回収することが目的となっている。だが、シンク・タンクにいたDr.ボロスがなんだかエラそうに校長として話をしているのだ(無論、会話はテープだが)。

 どうもテスト内容の設定は、学生時代にDr.ボロスをいじめていた連中を共産主義者と決め付け、サイバードッグに噛み殺させるというという内容なのだからキチガイもほどほどにしろという話だ。これはサイバードッグのテストなのだから、つまるところ成功は侵入者の死亡ということ。入ったら死ぬテスト。いや、死刑執行所じゃねえか。

 ……どうも当時のいじめが脳に多大な後遺症を残したらしいな。一発の弾丸をブチこんで治してやったほうがいいかもしれん。

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あらかわいい

 サイバードッグを退け、連中がちゃぶ台に集まってお祝いをしている様子を眺めたりしつつ、このテストをようやく終了。音波発声器のアップグレードデータは最奥部にあるらしいので、そこに向かおう。

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一段とデカいゲイブ

 すると、ゲイブなる巨大サイバードッグが襲い掛かってきた。ひとりだけ名前がついており、随分と特別扱いがされているな……、と思ったら、これはあの村で見た犬小屋のヤツではなかろうか? もしや戦わないほうがいいのではと思ったが、噛み付いてくるのであれば殺すしかあるまい。

 音波発生器のアップグレードデータは、このゲイブが穴の中に埋め込んでいた。まったくどういう扱いをしているのかという話だが、なんにせよこれでフォースフィールドを消すことができるようになっただろう。スピーカーからドクターたちが喜んでいる様子が聞こえる。

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何事だよと思わざるを得ないカウントダウン

 などと悠長に構えていたところ、いきなりカウントダウンがはじまった。いったい何事だとうろたえていると、Dr.モビウスが周波数をハッキングし、爆発を仕掛けたそうだ。緊急事態にもかかわらず、シンク・タンクのドクターたちも一緒になってカウントを行っており、楽しそうなのが非常に血管をブチブチさせてくれる。やはり殺したほうがいいのか。

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アーマーがなかったら死んでいた

 そしてカウント0で大爆発。ステルスアーマーちゃんが回復剤を打ってくれなかったら、あやうく死ぬところだった……。しっかし、爆破装置までついているとは、イカれてない場所を探すほうが大変じゃねえか、この施設は。

科学者がようやく見せたヒトらしさ

 ともあれゲイブは死んだが、やはりこいつはDr.ボロスと関係があるらしい。彼の皿を持っていって話を聞いてみよう。

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珍しく感傷に浸るキチガイ

 ゲイブを殺してしまったことを素直に告白すると、Dr.ボロスは感謝してくれた。どうもあのサイバードッグは自分でも手に負えなくなっていたらしいが、そもそもお前が手に負えている研究生物はいるのか? あ?

 Dr.ボロスはこの皿を見たところ、昔のこと、まだ自分が肉体を持っていたころを思い出したようだ。クスリの混じった餌を喜んで食べているゲイブを見て切なくなったこと、学校でいじめられた時に彼が慰めてくれたこと、そして何より研究対象としてではなく家族として一緒にいたこと……。

 どんな時でもいつも待っていてくれたゲイブのことを思い出し、彼は今まで忘れかけていた感情を取り戻した。自分はどうしてこんなことをしているのだろうかという疑問にも気づいたようだが、それでもやはり感情を捨てて、研究に打ち込むしかないという決意は変わらなかった。

 やはり、以前に薄々感じていた彼らの哀しさのようなものは間違いではなかったのか。彼らは人間を捨てて果たしてどこへ行くのだろうか? そんなことを考えたくないから、研究に没頭し続けるのかもしれないが……。キチガイにも涙、か。

 また、アンテナやかわいいステルススーツちゃん、そしてフォースフィールドを削除できる音波を手に入れたことをDr.クラインに話した。こいつは科学者のくせに事情がよくわかっていないようで、しばらく考えたあと、ようやくDr.モビウスのいる場所へ攻め込めると言い出したのだからマヌケだ。まったく、こんなのは普通に考えればすぐわかるだろうに。

 同時に“脳を元に戻す技術”も理解できたようだ。このあたりはあまりよく意味がわからなかったのだが、どういうことだろうか? まァ、戻せるならばそれに越したことはないのだが……。

 ともあれ、これでようやく準備は整った。あとはDr.モビウスをやっつけるだけである。待っていろよ、僕の脳みそちゃん。

○ Fallout: New Vegas 25 Old World Blues Part4
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1188.html
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