The Elder Scrolls V: Skyrim 28 デイドラいろいろ 善神いろいろ

「生け贄を捧げたまえ」と言われても躊躇なく決められます

 人智を超えた魔法が詰められたデイドラの秘宝集めに目覚めた僕は、アズラ、モラグ・バル、ヴァーミルナに協力して続々と特別なアイテムを手に入れていく。

 しかし、どうも手に入れるたびに倫理感というものが削れてなくなっていくような……。はたしてこのままで大丈夫なのだろうか。

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関係のないサイドクエストをぼちぼち

 今回もデイドラを探して世界を彷徨ったのだが、どうも関係のないクエストに当たってしまう。船に乗って海賊の本拠地を叩いたり、あるいはモーサルで子供の幽霊に会ったりだとかでまったく関係がない。

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子供の死体を見るハメに

 しかも子供の幽霊は吸血鬼だったという話で実に困ったものだ。まァ、結果的に村を滅ぼそうとする連中を倒すことにはなったのだが、そんなことよりデイドラはどこだ。

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ババアだったり男だったりするボエシアさん

 山道を馬で走り回っていると、ようやくボエシアの祠を発見した。まったく、探させやがって。

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死体が捧げられているだなんて

 しかしここには焼けた死体があったり、生けにえの柱なんてものがあったりでロクでもない雰囲気。まさかニエを捧げろとかそういう話なのか?

 確かボエシアは善神と言われているデイドラで、虚偽と策略を司る存在だったような。力の強いものを好むとは聞いたことがあるものの、こうして死体を捧げさせるようなヤツだったか?

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ハゲ女司祭

 女司祭に話を聞いてみると、まずは僕が嘘つきでないか確かめるため、信頼されている誰かを見つけてその人を祠に連れてきて、生けにえの柱で殺さなければならないというのだ。なんてこったい。

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殺すのにちょうどいいヤツがいる

 だが、殺すのにピッタリなヤツがいる。それはソリチュードの自宅にいるゴリラだ! こいつは家に帰ると「面倒を起こす気はないな?」とかいって家主気取りしており、たいへんウザったいのなんの。ちょうどいい機会だし、ここで処分してやろう。

善神かどうかは人間から見た適当な価値観だ

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のんきな顔しやがって

 ソード・メイデンのジョディスは、これから死ぬとも知らずに実に呑気だ。ざまあみやがれと叫びつつ、彼女の首を儀式用の短剣で思いっきり斬りつけてやった。

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ボエシアの登場

 すると死体が起き上がり腰を抜かしそうになった。おおゴリラ! もう化けて出るとは早すぎる! と思いきや、ボエシアの依代だった。なんだビビらせやがって。

 彼女は喜ぶかと思いきや、こんな愚かなことをするのはなぜかとむしろ問いかけてきた。ここはもちろん猫を被り、あなたのためですよと言ったものの、「こんな命など欲しくはない、無礼者」と怒られてしまった。やはり信者が勝手に捧げていただけで、そんなに生け贄が欲しいわけではないようだ。

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実に簡単な殺し合い

 しかし、ボエシアは話をしてくれる気になったようである。なんでも彼女は戦士が必要とのことなので、ここに集っている信者同士で殺し合いをしろというのだ。生き残ったものに任務を与えるとのことだが、この信者どもは僕をほったらかして乱闘しはじめたのだから笑える。僕は最後の弱った一匹を殺すだけで済んだ。

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コロコロ使う死体を変えるボエシア

 今度は信者の体を借りたボエシアは、僕のことを人を欺く才能を証明があり、戦いでは残忍さと腕前があることを証明したと褒めてくれた。いやァ、単純にウザいゴリラを捧げて漁夫の利を得ただけですよとお世辞を言うも、ボエシアは別にそういう言葉が好きでない様子。それどころか僕の意思を認めてくれるような口ぶりなのである。今までを考えると実に奇妙なデイドラだ。

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盗賊連中のくせにいい村に住んでいやがる

 ともあれ、最後の試練を言い渡された。ボエシアから黒檀の鎖帷子を借りたまま逃げてしまった元勇者がナイフポイント・リッジにいるので、そいつを殺して奪い返せということのようだ。実に簡単な話で、さっさと連中を処分しに行く。

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回収は楽々だった

 野盗連中が巣を作っていたものの実に弱く、あっさりと黒檀の鎖帷子を回収できた。これでクエストはクリア扱いとなり、あとはボエシアが僕の運命の糸を握って見守ってくれるようだ。しかも、防具はどうもそのままくれるらしい。

 なんだか実にあっさりとクリアとなってしまったが、ボエシアが善神と呼ばれる理由がわかったような気がする。他のデイドラは基本的に人間を自分の駒として使うが、彼女は強くて意思を持った存在が好きなのだ。これは人間からすれば自主性を認められていると捉えることができるわけで、そのことから善神と呼ばれるのかもしれない。

 もっとも、善神も悪神も人間から見た評価でしかあるまい。たまたま都合が良ければ善で、そうでなければ悪。それだけだろう。

趣味の悪い善神メファーラ

 続いてのデイドラとの出会いは、ホワイトランの首長の子供がおかしいという話からであった。いやまったく、意外なところで遭遇するものだ。

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最高にムカつくと評判のネルキル

 このクソガキは「放浪者がまたひとり、父さんの機嫌取りにやってきたぞ。やったね」の台詞でお馴染みのネルキル。父親のことを「あのむかつくブタに言われて邪魔しにきたの?」とかひどいことを言いまくるヤツで、デイドラのメファーラから知識を与えられてこんなことになってしまったようだ。

 メファーラは両性具有の神で、これも善神として扱われているらしい。が、愛情や憎悪、忠誠や背反を司るデイドラであり、やはり人間を軽視しているのは間違いがない様子。

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簡単なクエストだった

 メファーラの言うことに従い、厳重に施錠された(という割には鍵を盗むだけで入れる)場所から黒檀の剣を手に入れる。これだけでクエストは完了となり、あとはこの武器を使って親しい者の血を吸えというのだ。

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善神の剣とはいったい

 この黒檀の剣は、仲間を殺した血を吸い、次第に強くなっていくというものであった。こうしてメファーラは人間の裏切りを見て楽しむのであろう。まったく、連中は人のことをなんだと思っているのか。いや、なんとも思っていないのか。

 しかも考えてみれば、ネルキルが生意気だという問題はまったく解決していないではないか。やれやれ、あのクソガキは将来にロクでもないことになるだろうな。そしてメファーラがそれを見て喜ぶ、と。

怖いばかりがデイドラというわけでもなく

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ドラゴンのデイドラに遭遇(画像はねこ)

 次はペライトに捧げる祠を発見した。たしかコイツは四足の龍のデイドラであり、疫病を司る神だったような。ケッシュというカジートがおり、ひとりで熱心に信奉しているようだ。どうもデイドラの中でも下層扱いらしく、だからこそ信者が少ないのか。

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姿は見えなかった

 ペライトはブレトンの連中に病気を与え、そいつらを管理していたそうだ。まったくもって行動の意味がわからないが、これはこれで人間の役に立つらしいからデイドラの考えることがまったくわからない。とにかく、かつてブレトンを先導しており、今はどこかに逃げたオーチェンドールという裏切り者を殺せという内容であった。

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重装キャラならぜひ使いたい

 魔法が効かないオーチェンドールにはえらい苦労したが(30分くらい格闘した……)、なんとか倒すことが完了してスペルブレイカーという素晴らしい防具をくれた。おまけに「お前自身の運命を探すのだ」とまで言ってくれて、なるほどこいつも善神と言われる所以がわかる。やはり、命令しすぎないデイドラがいいやつだと言われるのだ。それが疫病を司るものだとしても。

 もっとも、あまり影響力が目に見えないせいか信者は少ないようなのは笑えるが。

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信者のいないメリディア

 信者が少ないといえば、ソリチュードの山道で見つけたメリディアもそうだ。彼女は会うなりいきなり新たな信者が現れたと大喜びで、答えを言うまでもなく、穢れた闇が聖堂に入ったので滅ぼせと命令してきたのである。やれやれ。

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空で話をするのは力を見せつけるためか?

 どうも彼女には信者がひとりもおらず、なんとか捕まえた僕を逃すまいとしているらしい。そのせいか、話をする際にはいちいち上空に持ちあげて、逃さないようにしたのかあるいは権威を見せつけようとしたのか。そんな高慢なことをしているから信者が集まらないのだという言葉をグッと飲み込み、仕事をしてやることに。

 メリディアは生命の活力を司るデイドラであり、それ故に死者や死霊術師が嫌いなようだ。彼女の聖堂にはその死霊術師や穢れた影が大量にいたため、我慢ならなかったのだろう。背中がかゆいけれども届く手がなかった人のようで、なんとも哀れで笑える。

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これまた使えない

 報酬としてドーンブレイカーという微妙な武器をもらったが、これを使って彼女の信者を増やせと言われてもなァ……。デイドラの中にもこんなマヌケな存在がいるとは、今度は違った意味で驚かされる。

○ The Elder Scrolls V: Skyrim 29 デイドラに再び恐怖したまえ
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1225.html

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