The Elder Scrolls V: Skyrim 30 デイドラから教わることだってある

デイドラ探しはやめてやけ酒

 クラヴィカス・ヴァイルやマラキャスといったのんびりとしたデイドラに会っていたころはよかったものの、僕はハルメアス・モアに遭遇してしまい、デイドラの恐怖というものを思い出した。やはり連中は、ただのマヌケな存在ではないのだ。

 こうなるともはや、デイドラを探す気にもなれない。ウィンターホールドの酒場でひたすらにワインを飲み、チーズをつまみ続ける。ああ、こういう時こそ、あの陽気なジェイ・ザルゴを飲みに誘うべきだったか。

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いきなり飲み対決とな

 そんなことを考えていると、サム・グエヴェンという男が一気飲み対決をしようと持ちかけてきた。なんでも勝負に勝ったら杖をくれるそうだが、今はそんなことなどどうでもいい。飲めるなら飲むだけだ。

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勝負を持ちかけてきた割に弱いな

 一杯、二杯、三杯……、と強い酒を飲み続けていると、そのうちにサムは根を上げた。よって、こちらがあと一杯飲めば勝利というわけだ。さすがにフラフラしてきたが、酔いに任せて残りの一杯を胃へと流しこむ! 酔っている時の無謀な一杯だ。

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記憶がない

 そう、酔っている時の無謀な一杯だった……。気づけばどこかわからないディベラ聖堂に着いており、しかも司祭からえらい勢いで怒られてしまった。結婚とか愚か者に対して支離滅裂なことを言っていたらしく、しかもゴミをまき散らしていたというのだからなんてことだ。

 いったいあのサムという男はどこに行ったのかとこの場を去ろうとしたところ、片付けをして謝ってから出て行けと言われてしまった。うう、こちとら頭痛がひどくて……、などと言い訳をしても無駄そうなので、しぶしぶ片付けをすることに。

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なぜこんなものが?

 足元には巨人のつま先やアルトワインが散らばっていた。そして、サムのメモも。壊れた杖を修理するのにはワインや巨人のつま先が必要だそうだが……。まったく覚えていない。今わかるのは、飲み過ぎて頭が痛いということだけだ。

 片付けを終え表に出てみると、ここはマルカルスなのであった。ウィンターホールドからかなり離れた場所で、酔ってフラフラと出歩いた場所にしては遠すぎる。いったいどうなっているんだ? 僕は酔って川に下半身を突っ込んだことはあっても、こんな何十キロも歩いたことはなかったぞ。(しかしあれは冬だったので寒かった……。)

 もう一度聖堂に戻り、司祭にどんな状況でここに着いたのかと聞いてみる。すると、ここに来る前はロリクステッドにいたというのだ。当然ながら、心当たりがまったくない。

自分で自分のことが不安になる

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怒られてもどうしようもない

 宿屋できちんと酔いを覚ましてからロリクステッドへ向かうと、エニスという男がすごい剣幕でこちらを罵ってきた。「よくも顔を出せたもんだ」とのことだが、本当に申し訳ないが、何も覚えていないんだ。

 なんでも「グレダは今でも独りぼっちで怯えてるんだぞ。あんたが巨人に売ってしまったばかりに」とのことだが、まさか僕は彼のかわいい娘を巨人に売り飛ばしてしまったのか!? なんてこった。今頃そのグレダはきっと、メコリメコリなことになって見るも無残な死体になっているのだろう……。

 取り返しのつかないことに頭を抱えていると、エニスは「グレダみたいな立派なヤギ、二度と手に入るものか」と言い出したのであった。おいおい、ヤギかよ。

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巨人にも悪いね

 まったく、そんなことなら早く言えよとグレダを取り戻しに向かう。巨人には悪いが、無理矢理返してもらうぞ。それにしても、僕はよく巨人と取引ができたな……。こいつらが声を発したところを見たことがないぞ。

 これでエニスから僕が何をしていたのかを教えてもらえることになったのだが、僕が残したメモは蜂蜜酒で汚れて何がなんだかわからないそうだ。唯一読めるのは、ホワイトランでイソルダに借りを返してから……、という部分だそうだが、また何かやったのかよ!

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またもや迷惑をおかけいたしました

 さっそくイソルダに会うと、やはり「貸しがあるのよ」と睨まれてしまった。いやまったく、申し訳ないとしか言えない。

 今回もイソルダの家族を売り飛ばしたのかとおもいきや、今回は彼女からツケで結婚指輪をもらったそうだ。そして、式を挙げないなら返せと。いやまったく、理路整然としており納得がいくのなんの。ところで誰と結婚しようとしたんだ……?

 なんでも満月の日に、蛍の光に包まれながら、ウィッチミスト・グローブの一番大きな木の下で出会ったとか言っていたそうだが……。やはり覚えていない。イソルダからは、なぜ相手がすぐに去ったのかわかったと嫌味を言われてしまった。

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ハグレイブン

 そんなわけでウィッチミスト・グローブへ行くとギャー! モイラという邪悪な名前のハグレイブンが、こちらのことをダーリンと呼ぶのであった。声までオカマで気持ち悪い! 死ね!

「ダーリン! 帰ってくるのを待ってたんだ、さあこの愛を完成させよう」
 「さては黒い羽のエスメレルダなんかに渡すつもりだね! あの女にあんたは渡さないんだから!」

 こんなことをダミ声で言われたのならば、誰だってすぐに殺すだろう!? しかも名前がああもう、聞いただけで鳥肌が立つ。しかも僕は同性愛者だったのか!? 酒は欲望を増大化させるとはいえ、これはもう破裂してるだろう。

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結婚式会場へ

 こうして指輪を取り返したものの、今度はモルブンスカーで盛大な式を挙げるつもりだったとかいう話になってしまった。そして行ってみればそこには悪い魔術師どもがわんさかおり、本当に意味がわからない。ここでどうやって結婚式を挙げるのだ。

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なぜワープが?

 奥には、霧の森へと行くワープポイントがあった。ちょっと待て。何かおかしいではないか。

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宴ばかりをしているらしい

 ここでは人々が宴をしており、やたらと陽気である。もしやここは……。

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サムはいったい何者なんだ

 そしてここにはサムがいた。彼は「初めてここに来た時のことは、やはり忘れていたか」などと言っていることからして、どうも僕と一緒に行動していたのは間違いないらしい。そして、約束の杖をくれるというわけで、その杖を直す材料を手渡すことになった。

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イヤァー!

 すると、サムは正体を現した! 思わずウワァアアと声をあげてしまったが、こいつは快楽と放蕩を司るデイドラ、サングインだったのだ!

 彼は世界に出て遊びまわっており、最初は単なる遊びだったのだが、僕という杖を持つのにふさわしい者を見つけたそうだ。もっとも、僕を選んだ理由はあまり深くなく、一緒に飲んだくれて暴れまわったからだそうだが……。

 こうして僕は報酬であるサングインのバラをもらい、ウィンターホールドの酒場へと戻された。手にサングインのバラがあることからしてすべてが夢ではなかったようだが……。どうも記憶が混乱する。

 しかし、こうしてとことん飲むのも悪くないかもしれない。およそ酒というものは憂いを晴らし忘れさせてくれるという、どうも当たり前のことを教えてもらったようだ。

デイドラのためなら殺人犯とも交渉だ

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子供は殺せないが子供が死ぬことはあるようだ

 酒を飲んで鋭気を養った後は、またもやデイドラ探し。ファルクリースという墓地しかない街で、若い夫婦が葬式をしていた。なんでも10歳の娘がシンディングという渡りの労働者で殺されたそうで、なんとも痛ましい。

 しかしまァ、僕には関係ない……と去ろうとしたところ、なんとこれがデイドラに関連したクエストというのだから驚きである。相変わらずデイドラとはどこで繋がるかわからない。

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殺人犯がこいつだ

 そしてこいつが犯人のシンディング。事情を聞いてみると、まったく殺すつもりはなかったそうだ。もっとも、我を失ってやってしまったそうで弁解の余地はないが。よほどのシリアルキラーでもない限り、犯罪者はいつもそんなことを言うもんだ。

 彼が我を失ったのは理由があり、狩猟を司るデイドラ、ハーシーンの指輪を盗んでしまったからだそうだ! なんと彼はウェアウルフであり、この指輪があれば意のままに変身できるとの話を聞きつけたそうである。だが、怒ったハーシーンは指輪に呪いをかけ、いつウェアウルフに変身するかわからなくしてしまったのだからあらたいへん。こうして少女を殺すことになってしまったそうだ。

 シンディングはハーシーンの怒りを沈めるため、指輪を返してきて欲しいと頼んできた。なるほど、そういうことならば話が早いと指輪を受け取ると、僕の指から抜けない。おい待て、指輪の呪いってまさか!

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逃げやがって

 話も半分に、シンディングは人狼と化して逃げ出してしまった! おいこらッ、厄介ごとを押し付けるだけ押し付けて逃げ出すなよ!

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鹿姿のハーシーン

 しぶしぶハーシーンを探し、でかい白鹿を倒したところ彼が登場してくれた。呪いを解いてくれないかと頼んだところ、彼の栄光のために協力しろといつもの取引を持ちかけられる。して内容はといえば、指輪を盗んだシンディングを殺せというものだったのだから困った話である。他にも彼を狙っている競争相手がいるので、ハンティングパーティーをしろというわけだが……。

狩りをすればなんでもいいのか

 シンディングを狩る際に何が困るかといえば、指輪が外せないところが困るのだ。僕は指輪に付呪で破壊呪文の消費マジカを減少するようにしており、指輪をつけられないとロクに破壊魔法が打てない。となると、狩りも難しいわけだ。

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狼はやはり強いのだ

 こうしてシンディングを見ても、やはり狩れる気はしない。というか、一度戦ってみたものの、まっったく勝ち目がなかった。すぐにマジカが切れてなぶり殺されて死亡である。

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強いぞウェアウルフ

 しかし、シンディングは見逃してくれるなら二度と人里に降りないとの交渉もしてくれたので、僕はそれに乗ったのであった。そんなわけで今度は、シンディングではなく狩人をハンティング! ああ、ウェアウルフを相手にするより、人間を相手にするほうが何倍も楽なことよ。

 とはいえ、ハーシーンの命令とこれでは話が違う。このままでは怒られそうなので、いったん街に戻ってから何か打開策を用意して、またシンディングを殺しに来よう……。

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楽しければ万事OKなのか

 としたところ、表にはハーシーンが待っていた! いえ、その、これはええと、何かの間違いであって! と言い訳をしようとしたところ、ハーシーンは意外にも喜んでいた。他の狩人を仕留めることで追跡における立場をひっくり返し、結果は狩りになって楽しませてくれたので良かったとのことである。

 良かった……のだろうか。とりあえず、デイドラの秘宝であるハーシーンの指輪も貰えたわけだが、しかし、どうもこれで本当に……。いや、いいというのだからいいのだろうが……。とりあえず、酒場でエールでも飲んで忘れることにしよう。そして、ハーシーンのように、結果がいいのだからどう転んでもとりあえず喜んでおけばいいのだ。

○ The Elder Scrolls V: Skyrim 31 必ずとも知識が人を幸福にするわけでもなく
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1227.html

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