The Elder Scrolls V: Skyrim 38 夜は吟遊詩人、昼は暗殺者

インペリアルの吟遊詩人となるために

 前回で脳筋ノルドはドラゴンボーンとしての使命を果たした。戦争もストームクローク側とはいえ決着がついたことだし、あとはサルモールとの関係がどうなるかが気がかりではあるが、スカイリムにつかの間の平和が訪れたのではないだろうか。

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吟遊詩人兼暗殺者

 今回からはインペリアルの女性キャラとして新しい冒険を繰り広げていこう。彼女の職業は、夜は吟遊詩人、昼は暗殺者である。酒場ではマヌケな歌を歌っていても、時に人を殺す冷たい目をする女なのだ。

 彼女は武器は持たない。カラテではないが、召喚弓で敵を倒すのである。どこからともなく魔法で弓矢を作り出し、錬金術で作った毒を塗り、敵を殺したら速やかにその武器を消す。おお、なんと暗殺者らしいことか。

 ……という遊び方をしたいため、吟遊詩人大学へ通い、暗殺者ギルドへと行くようにするのが目的である。また、「Skyrim」もメインとなるクエストは粗方遊んだため、これを最後のキャラとしよう。

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都会は音楽まで学べるのだ

 さて、帝国の住民であるインペリアルなのに処刑されそうになった彼女は、かろうじてその場を逃げ出し、ソリチュードにある吟遊詩人大学を訪れた。ここで楽器演奏を学び、日々ほそぼそと飯を食っていく手立てを覚えなければなるまい。

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あまり性格のよくない校長

 校長であるヴィアルモに入学したいと話をすると、眉間にシワを寄せられた。なんでも吟遊詩人大学には志願者がかなり多いものの、数が多すぎるためにふるいにかけているそうだ。与えられた任務をこなせば入れてやるとのことだが、なんだか歓迎されてないようではある。

 ところでその任務は何かといえば、『オラフ王の詩歌』という本を手に入れろというものであった。なんでもソリチュードでは「オラフ王の焚刑」という祭りを開催していたのだが、上級王トリグが殺され、新しい首長になってから黙祷するために禁じられてしまったのだそうだ。その詩歌を手に入れて、祭りの素晴らしさを首長に思い知らせる作戦のようである。

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幽霊らしきものが導いている

 この本はとある墓の中にある。普通の人であれば取りにこれないだろうが、鍛えた隠密と召喚弓のある僕ならばなんら問題はあるまい。……と思ってたところ、なんだか幽霊のようなものを見た気がする。なんだか曰くつきの場所なのか?

墓地で因縁の対決を手伝うハメに

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目的を達成できたのはいいが……

 この幽霊のあとをつけていくと、彼の死体と思しきものを発見した。そして傍には「オラフ王の詩歌」がある。つまり、このスヴァクニールはここまで導いてくれたということなのだろうか。彼はどうもオラフに対して恨みがあるようだ。

 あとは表に出るだけと思っていたところ、スヴァクニールの霊はどんどん墓の奥へと入っていく。いったいどうなっているんだろうか。

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詩歌をくれたのはここへ僕を呼ぶためか

 すると、最奥部でスヴァクニールの霊はいきなり「よみがえれ、オラフ! 我が復讐の時だ!」と叫びだしたのである。どうもオラフとの因縁がある相手だが、そもそもオラフ王はずいぶんと昔に死んだ人物だ。まったく、今更そんなことを言ったところで……。

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二人がかりだとオラフ王の死体も弱い

 と言おうとしたところでオラフ王の死体が復活したのであった。そうだ、古代ノルド人はドラウグルとして容易に復活するのである。やれやれと思いつつ、伝承によっては英雄らしい隻眼のオラフ王を倒してこの墓地を後にした。

ソリチュードのおべっか使い

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持って帰ったことをかなり驚いていた校長

 大学へ戻り校長に詩歌を見せると、写しが不完全であり、古すぎて判読できないと言われてしまった。これではどうしようもないので、合間を補完してなんとか作り出せないだろうか? この提案に、校長は最初こそ驚きつつも、やるしかないと納得してくれたようだ。

 さて、まずは補完する前にオラフ王についての伝承を知らねばならない。オラフ王というのは、スカイリムで猛威を振るったヌーネミックスというドラゴンを捕まえたという伝説の人物なのである。しかし、この物語は真実かどうか怪しく、ヌーネミックスがもともと弱っていたかもしれないし、もしくは単純に話を盛った可能性があるというのだ。おまけに、オラフに対し懐疑的な歌を歌った吟遊詩人、スヴァクニールは捕まってしまうことになったのである(だから霊になっても殺し合いをしたのだろう)。

 また、オラフ王はホワイトランの首長であり、裏から人を操ってソリチュードへ攻撃を仕掛けたことも噂されているのだ。つまるところ、ソリチュードではオラフ王を疑っているがために「オラフ王の焚刑」なんて祭りが行われているのである。

 ここまで来れば足りていない部分をどうすればいいかわかっただろう。「オラフはクソ王! ヤツは虚飾で無茶な王位についたものの、結局はソリチュードに負けた惨めなクソ野郎でしたよ! ソリチュード最高!」という、イエローペーパー的なことにすればいいのである。

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吟遊詩人も結局はおべっか使いだ

 これを完成させ、校長が首長のもとで実際に歌ってみれば、あら簡単に祭りに対する許しをもらえた。オラフに対する真実は誰も知らないわけだが、吟遊詩人の目的は真実を語ることではないのだろう。こうして人が欲しがっている情報を歌ってやる必要があるのだ。……などというと、どこの世界でも情報を発信する人の苦労が見えるものである。

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あまり大学らしさはないか

 ともあれ、これで祭りが開けることになった。だが、それまでは時間があるので大学を探索してみることにする。資料室に楽器の練習室と、確かに施設はあるがあまり大学らしさがないような。

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怪しすぎる名前

 「インゲの6本の指」という素晴らしいリュート奏者もいるのだが、レッスンは受けられない。彼女が個人レッスンが嫌いなだけならいいのだが、それにしても楽器の練習はいつからやれるのだろうか。早いところ、音楽で飯が食えるようになりたいのだが。

たのしいたのしい焚刑

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やはり祭りはいい

 しかし、レッスンを受けられないまま、気づけば祭りの時間になってしまった。外では大量のお菓子が振舞われたり、プロの演奏が十二分に聞けるという豪華な状況になっており、皆も楽しそうでそれが空気から伝わってくる。

 スカイリムのお菓子でもっとも有名なのが「スイートロール」である。砂糖がかかった甘くておいしいパンは、子供だけでなく衛兵も大好きなほど。いやァ、これがタダで食えるなんて、本当に最高の日ではないか。

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単なる墓荒しでほめられまくり

 そして、祭りの一環として僕が吟遊詩人として認められることになった。『オラフ王の詩歌』を取り戻しただけでなく、歌詞の復元を手伝い、こうして祭りを再興させたのだ。前首長が殺されたばかりで憂鬱なソリチュードに明るい火をつけたといえるだろう。

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燃えろよ燃えろよ

 オラフ王を象った人形に火をつけ、皆でワインを飲みまくり、ひたすらに騒ぎ続ける。この祭りを毎週やろうと言い出すヤツもいるほどで、どうやら祭りは大成功に終わったようだ。

 ……さて、これで翌日から吟遊詩人としての修練の日々が始まると思っていたのだが、なんとこの吟遊詩人クエスト、サブクエストのほうでも中身がかなり少ないほうであり、これでほとんど終わりなのだ! どうも楽器は演奏できないようだし、クエストがあるとしても仲間の楽器を取り返して欲しいという程度のもの。ああ、最高にガッカリだ!

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歌わせろよ!

 酒場では吟遊詩人の仲間が歌いまくっているというのに! 僕も「ウルフリックに死を!」と『侵略の時代』を歌いたかったのになァ。また、「ロリクステッドから馬を駆ってやってきた~」が早口すぎて無理すぎると定評のある『赤のラグナル』も歌いたかったのになァ。ゲーム的に無理があるとわかっていても歌いたかった。

 ちくしょう。僕にはコントローラーを持ったまま、ひとりで勝手に『赤のラグナル』を歌えというのか。「かつての英雄、赤のラグナル。ロリクステッドから馬を駆ってやってきた~」……。むなしい。

○ The Elder Scrolls V: Skyrim 39 オナホババアを殺し、暗殺者として名をあげろ
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1238.html

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