スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加

アリスマッドネスリターンズ 19 罪を精算し、罰を与える時がきた

第六章にてバンビーとの決別を

 いよいよドールメーカーの本拠地にたどり着き、ヤツと対面したアリス。最大の敵はバンビーの姿をした化け物であった。姉を辱めて殺した挙句、証拠隠滅のためにアリスの家族までも殺した最悪の野郎である。怒りも収まらない。

 だが、アリスは他の子供たちと同じく、あまりに無力だったせいか人形にされてしまった。はたして彼女はワンダーランドを、同時に自分を救うことはできるのだろうか。

alice_19_01.jpgalice_19_02.jpg
おそらく現実に近い場所だとは思われるが

 ワンダーランドでドールメーカーに人形にされたはずのアリスだったが、気づけば現実世界に戻っていた。だが、周囲には番号札をつけている子供の幻影のようなものがあり、ここが現実なのか妄想の世界なのか、誰にもわからない。

alice_19_03.jpg
現実でもヤツと会わなければ

 そしてアリスは地下鉄の駅に通じる道へと歩いて行く。おそらく、ここにはアイツがいるのだろう。

どれだけ口論してもヤツを倒すことはできない

alice_19_04.jpgalice_19_05.jpg
ここで決着をつける時だ

 階段を降りていくと、ひとりの男が電車を待っていた。コートを着ているせいか後ろ姿では判別がつかないが、アリスが会おうとしている人物などひとりしかいない。

alice_19_06.jpg
追い詰められても余裕そうな顔だ

 そう、アリスがずっと追い求めていたのは、ドールメーカーもとい、アリスの姉を凌辱して殺した最低最悪のゲス野郎、バンビーである。ヤツはアリスが真相に気づいたことを理解しても、かなり余裕そうな表情をしている。こんなキチガイの小娘など、どうにでもなると思っているのだろう。

alice_19_07.jpg
怒れるアリス

 アリスはここぞとばかりに怒りをぶちまける。多くの子供たちがバンビーによって苦しめられたことや、自分の家族が殺されたこと……。いや、それはあくまで建前で、彼女の中にある怒りがどうしても収まらないことが、バンビーに対する最大のいらつきなのだろう。

alice_19_08.jpg
まったく意に介さないバンビー

 バンビーは何度アリスに責められようとも、まったく気にしない。どれだけ子供を弄べば気が済むのかと言われても、「まだまだ足らんよ! 君のが堕落すれば大成功だったんだがね。」とむしろ挑発するような有様である。どこまでも貪欲で醜く、性根まで腐りきっているヤツだ。

支配に従わないのであれば、反発するしかない

alice_19_09.jpg
ただの人形はもうやめだ

 ここで世界はワンダーランドの側に戻る。人形にされてしまったアリスは、バンビーに対する怒りを原動力に動き始める。

alice_19_10.jpgalice_19_11.jpg
怒り狂いたまえアリス

 そして、アリスは人形をやめた。彼女の怒りがドールメーカーの支配を超えたのだ。

alice_19_12.jpg
これで最後のステージだ

 こうしてアリスは地獄の汽車へと辿り着く。あとはこいつを止めさえすれば、すべては平穏に戻るのだ。

現実と虚構が入り交じる

alice_19_13.jpg
死んだはずのハッターも戻ってきていた

 汽車には今までアリスが出会った友達たちが乗っていた。最初に出会ったのはハッターことキチガイ帽子屋。アリスは彼に、地獄の汽車と邪悪な力を止めなければならないと声をかけるものの、返事は味気ないものであった。

alice_19_14.jpgalice_19_15.jpg
ワンダーランドが変わったのは事実なのだ

 帽子屋は、アリスが一度、このワンダーランドを忘れようとしたことを根に持っているようだ。一度壊れた世界は二度と戻らない。それが例え誰かのせいであっても、アリスが自分の世界を傷つけたことは事実なのだ。

alice_19_16.jpg
いちいち口ぶりまでムカつくヤツだ

 ここでアリスは一瞬だけ現実に戻る。アリスはバンビーに対し、ワンダーランドは崩壊していないと反発するものの、ヤツは「十分破滅させたと思うがね」と余裕を見せている。悔しいが、それも事実なのである。

alice_19_17.jpg
ようやく変態が終わったようだ

 そしてワンダーランドに戻り、次は繭から蝶となった芋虫に会うことになる。彼からは「罰でも受けにきたのかい?」と言われてしまった。

alice_19_18.jpgalice_19_19.jpg
アリスはバンビーの悪行に気づいていたのだ

 アリスは自分にも罪があることを理解しているとのこと。それはさておき芋虫は、他人の苦痛を見過ごすわけにはいかないし、ドールメーカーの罰は軽すぎると助言をくれた。他人というのは、他の大勢の子供たちもそうだろうし、アリスの姉のことも言っているのだろう。

alice_19_20.jpg
反省の色など見せやしない

 もう一度アリスは現実に戻る。アリスはまたもやバンビーに対し、子供たちを弄んだことを攻め立てるものの、ヤツはアリスをきちんと「妄想にかられ、たわ言を口にし、過去の記憶もなく、未来を解しない美女」にできなかったことを惜しんでいるようだ。この口ぶりがアリスをひたすらに激昂させる。

alice_19_21.jpgalice_19_22.jpg
赤の女王はリジーがモデルのようだ

 そして、最後に会うのは赤の女王。アリスは「汽車はどこへ向かっているの?」と聞くものの、彼女からは「答えを知ってる問いを尋ねるべきじゃないわ。」と冷たくあしらわれてしまった。

alice_19_23.jpgalice_19_24.jpg
実はすべてを知っていたアリス

 ここでアリスは重大な記憶を思い出す。そう、実はあの火事の晩、バンビーがアリスの姉であるリジーの部屋に入ってゆき、そして奇妙な声が漏れたあと、あのクソ野郎が出てくるところをアリスは見ていたのだ。これこそがアリスの罪である。

alice_19_25.jpg
こいつにはアリス自身が制裁を与えるしかない

 またもやアリスは現実へと戻る。もはや現実と虚構が入り交じってきてしまっているようだ。

 バンビーは、アリスの姉にじらされた思い出話をしはじめた。「私を軽蔑するふりをしていたがね。」などとぬかしやがり、アリスもその姉も狂っているバカだと鼻で笑う。当然、アリスは姉のことをわかってもいないのにひどく言うなと激昂するが、それでもバンビーは余裕の態度を変えることはない。

alice_19_26.jpgalice_19_27.jpg
いざ最終決戦

 こうしてアリスの怒りが頂点に達し、いよいよドールメーカーと戦うことになった。ワンダーランドを救い、現実の自分も助けなければならない。そのためには、目の前にいる悪魔を殺すしかないのだ。

○ アリスマッドネスリターンズ 20 苦痛から解放される時、世界は鮮やかになった
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1274.html

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

非公開コメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。