Portal2 08 アパチャーサイエンスの過去

チャプター6 落下

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ただいま落下中

 いざGLaDOSとの直接対決に出向き、ウィートリーをメインコアに入れ替えることによって、一時は勝利したと思われた。だがしかし、やはりウィートリーはそのまま逃がしてくれるなんてことはなく、GLaDOSをジャガイモ電池に改造し、被験者と一緒に地の底へ落とすのであった。

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いつだって皮肉を忘れないGLaDOS

 とても「ポテトっぽい気分」のGLaDOSは、新しい自分の体に「ゆっくり拍手機能」が残っていることを確かめていた。なぜそんなものをと考えていると、ウィートリーは科学者たちが史上最高のマヌケを作ろうとして出来上がった代物であり、それに施設の管理を託したあなたがたいへん素晴らしいと言い出す。そして、ゆっくり拍手するというわけで……。ああ、いい皮肉だ。

 それにしてもこの穴はどこまで続いているのか。かなり落ちているが、まだ底が見えない。GLaDOSはこのまま落ちると体が破損する可能性があるので、衝撃緩和ブーツを片方貸せと言いやがる。片足で着地すればなんとかなるなどと言いやがり、相変わらず自分の立場がわかってないヤツだ。

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GLaDOSはきっと鳥にも皮肉を言うのだろう

 強い衝撃があったあと、気づけば薄暗い地下にいた。かろうじて死ななかったようだが、一緒にいたはずのジャガイモ電池は鳥に持っていかれてしまう。ああ、大変なこと……なのか? どうでもいい気もする。

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ただでさえ広いのに、こんな広すぎる地下まであるなんて

 ところでここはどこだろうか? アパチャーサイエンスの地下のようではあるが、広い空洞があるだけではなく、大きな建物がいくつもあるではないか。まったく、この施設はどれだけ大規模なんだ。
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ケイブ・ジョンソンは偉大なるクズです

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ゲームでは「DANGER」は「入れ」の意

 周囲を探索してみると、「NOT ENTER」だの「KEEP OUT」といった物騒な言葉が並んでいる。やれやれ、危険と言われたら入らなくてはならないではないか。

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完璧に封印されているようだ

 奥へ進むと大きなアーチ型ドアが待ち構えていた。ここはふたり同時にボタンを押さなければ開かない仕組みになっており、つまるところかなり問題のあるものがしまわれているということなのだろう。

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まったく知らないおっさんとの出会い

 中へ入ると、ケイブ・ジョンソンというアパチャーサイエンスCEOのアナウンスが流れた。科学の進歩のためにすべてを尽くそうと言っており、どうやらこの施設の案内役も自分でやっているようだ。そして、キャロラインというアシスタントの声も入っていた。

 これはどういうことだろうか? 昔のアパチャーサイエンスは、こうして人力で実験を行なっていたということなのか。

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狂気の施設は昔からイカれてやがる

 ケイブ・ジョンソンの説明を聞いていると、ここが過去のアパチャーサイエンスであることを確信する。なんでもここでは日に1000件単位のテストが行われており、カマキリのDNA注入テストをやっていた(だが、直前でカマキリ男の大群と戦ってもらうことになっていた)り、被験者の血液をガソリンに変える透明レーザーを照射しただとか、ロクでもなさすぎるのだ。まさしくアパチャーサイエンスである。

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諸悪の根源

 この肖像画が噂のケイブ・ジョンソンらしい。まったくもってクズとしか言えない存在だが、後にポータルガンを作ることになったとなれば、社会的な評価は高いのかもしれない。

 しかし、今のアパチャーサイエンスはロボットが管理する場所であり、彼の肖像画なども飾られてはいない。おそらく、なんらかの問題があってそうなったのだろうが、はたして何があったのやら。このクズが報いを受けていると嬉しいのだが。

過去のアパチャーサイエンスも、やはりアパチャーサイエンスらしい

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先へ行くにも一苦労

 ともあれ、ここを脱出しなければならないのだが、かなり昔に破壊されてしまったらしくどうも道がないのだ。もっとも、ポータルガンがあるのでなんとか行けることは行ける。しかし、これ自体が何かのテストになっているかのようである。

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まだまだテストは続く

 こうしてなんとか先へと進むと、低反発ジェルのテストチャンバーへとついてしまった。せっかくテストを抜けたというのに、またテストなのか。

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青いジェルはマリオもびっくりなジャンプが可能となる

 そして、この青い物体が反発性ジェルである。ジャンプ力がかなり上昇するというすごいものであり、これのせいで全身を骨折しまくった人が出ているというほどの効果だ。あまりにふざけているが、確かにすごい物質であることには違いない。

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足元はさておき体を跳ねさせていいのか?

 また、壁に反発性ジェルがある場合は、スーパーボールのように跳ねまくりながら移動することが可能となる。はたして体が大丈夫なのかと不安になるが、きっとダメなのだろう。

 そう考えながらテストをクリアすると、反発性ジェルを身体に浴びてしまうと重大な障害が残るとケイブ・ジョンソンの録音が言い出した。そして、その対処法は「ジェルを浴びない」だそうだ。更に、テスト用の球体にはアスベストを使ってるそうで。しかし、副作用は科学への貢献に比べれば些細なことだとも言いやがった。

 ……ああ、ここは完璧にアパチャーサイエンスだ。

ロクでもなさは昔から変わらず

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反発性ジェルをいろんなところに飛ばしまくる必要も

 しかしこのテスト、かなりどうかしている。なぜなら、ポータルガンがなければ解けないことがほとんどだからだ。当然、テストチャンバー自体が壊れてうまく機能していないという理由もあろうが、仮に正常なテストだとしても、特殊なブーツもなければできなさそうだ。はたして過去にはどうやってテストをしていたのか。

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水でジェルを洗い流す場面も

 いや、そのあたりは人体実験でなんとかしていたのだろうか? 録音を聞いているとどうも、被験者に与えたコーヒーに蛍光性カルシウムを入れていたとか、ハガキ大のマイクロチップを被験者の脳に埋め込んでいたとか、ロクでもない話ばかりが流されるのだ。どうやら被験者として集められたのはホームレスばかりらしいので、殺すのを前提で実験していたのだろう。

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物体にジェルをかけることも可能だ

 また、その強引なやり方に科学者たちも疑問を持っていたようだ。もっとも、ケイブ・ジョンソンはそんな意見を意に介さない。反発する連中はすべて首にしていたようで、まさしく暴君というべきだろう。

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リムジンがどうこう言っているので、被験者を監禁はしていなかったのか

 また、ケイブ・ジョンソンはブラック・メサという企業に対抗意識を持っており、そのせいでこの狂気のテストを繰り広げていたようだ。まったくもって非人道的というべきだが、彼にも理由があったのだろう。かといって、許されるわけはないが。

 ともあれ、反発性ジェルのテストはクリアできた。それにしてもいつまで古臭いテストを受けねばならないのだか。

○ Portal2 09 おイモと一緒
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