小学生の『Castle Crashers』レビュー

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人にレビューをさせるという手抜き企画

 以前、甥と『Castle Crashers』を遊んだという話を書いたが、あれからちまちまと遊び続けてゲームクリアまで到達することができた。

○ 今更でも、殴って血やらうんこが飛び散るのは面白い 『Castle Crashers』
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1352.html

 普段であれば自分が遊んだ後記やら何やらを書くことになるのだが、今回ばかりは少し趣向を変えてみよう。というのも、せっかく子供がゲームを遊んでいるのだから、その意見を聞いてみようという考えである。

 この『Castle Crashers』は子供にウケがよさそうではあるが、実際にどう感じるのかは聞いてみなければわからない。よって、甥たちにどう感じたのかを訪ねてみた。

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ボコスカ殴って笑うゲームの評価はいかに?
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小学4年生の『Castle Crashers』への思い

 ところで、今まで特に伝えてはいなかったが、実は甥と言ってもふたりいるのであった。それぞれどこが気に入ったか別々に聞いてみたので、彼らの簡単な紹介と共に読んでもらおう。まずは兄のほうから話を聞いた。
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  • 甥その1
  • 小学4年生
  • 好きなゲームは「マリオ」、「カービィ」、「ポケモン」など
  • よく遊ぶハードはWiiやNintendo DS
  • ゲームは好きだが、あっさり冷める瞬間もある
──『Castle Crashers』はどうでしたか?
 めっちゃ面白い! 死ぬほど面白い!

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特色豊かなキャラクターが出てくるのもよかったようだ

──どういうところが気に入った?
 ボスの強さ、カッコイイボスが出てきたりしてるところ!

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ラミーが敵を攻撃すると、甥1はいちいち喜んでいた

──気に入ったペットやアイテムとかは?
 ペットはラミー。かわいいから好き。

──逆に気に入らなかったところはある?
 あるね。ええっとね、(敵を攻撃してそいつが)倒れるでしょ。それで(ダウンしたら死んだかと思って)騙される。あと、何回もやんないとボスを倒せないところ。(※)

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確かに今の子供がやるようなジャンルではない

 ※ ベルトスクロールアクションというゲームジャンル自体や、レベルをあげて敵を倒すという不慣れなシステム自体があまり気に召さなかったようだ。

──でも、基本的には面白いという感じでいいのかな?
 基本的には面白い! です!

小学1年生の『Castle Crashers』への思い

 続いては、先程の甥の弟にあたる子への質問となる。
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  • 甥その2
  • 小学1年生
  • 好きなゲームは「マリオ」、「カービィ」、「ポケモン」など
  • よく遊ぶハードはWiiやNintendo DS(というか兄弟なので嫌でも同じになる)
  • 協力プレイのゲームが好き
──『Castle Crashers』はどうでしたか?
 面白かったです!!

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赤いキャラの電気魔法が使いやすく、それで活躍できるのが気に入った様子

──どういうところが気に入った?
 魔法! 何がいいかな。んー、ちょっと待って。あのビリビリ!(※ 上記スクリーンショットの魔法のこと)

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この鳥がアイテムを見つけてくれると「鳥ちゃ~~ん」と変な声で喜んでいた

──気に入ったアイテムとかペットは?
 ペットは、鳥ちゃん。違う! なんだっけ。そう、アウトレット! アイテムは炎の剣が好き!

──逆に気に入らなかったところはある?
 ない!!! 全部好きです!

色々あったが、『Castle Crashers』が最高だと思ったらしい

 さて、かなり簡易な質問だったが、だいたいの雰囲気は察してもらえただろうか。彼らはかなり集中力がなく、質問をたくさん用意してもあまり答えてくれないので弱った。また、具体的すぎる質問をすると、それがほとんど誘導するような形になってしまうので、なかなか苦労した。まァ、大人相手でさえインタビューをするのはたいへんなので、子供相手なら尚更だろう。

 しかし、恥ずかしげもなく「死ぬほど面白い!」だとか「全部好きです!」なんて言えるあたりは実にうらやましい。経験の少なさ故にこういった直接的な表現が使えるわけで、スれた僕からはまず出ない言葉だ。

 ところで、これだけではゲームのどのあたりを楽しんだのかよくわからないだろう。そのため、隣にいて一緒に遊んでいた僕が補足の説明をしてみようではないか。

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豊富なキャラやイベントが好評だったといえる

 彼らは『Castle Crashers』の諧謔に富んだ部分と、協力プレイを主に楽しんだようだ。森のステージであらゆるキャラがウンコをしはじめたり、コウモリのボスがウンコで攻撃してきたり、上空の城へ旋回しながら登っていくなどといった部分でかなり笑っていた。

 また、前述の質問でボスモンスターが気に入っていたという部分や、あるいは20種類以上もいるペットが気にいったと言っていることからも、数多く揃えられたユニークな要素が重要だったことを察することができる。確かにこのゲーム、実に表情豊かなのだ。

 ただし、レベル制度があるベルトスクロールアクションにはかなり慣れていないらしく、ボスが強すぎるといった話や、キャラクターを気軽に変えられない(レベルがキャラ別にあるので)といった不満も漏らしていた。彼らはこの手のジャンルに触れたことがあるはずもないので、それがそういうものだと理解を求めるのは無茶であろう。

 こういった不満点は、協力プレイで僕が先導して、敵を倒したりフォローに回ることで一応は解決できたようだ。よって、ひとりで遊んでいるのであれば、ここまで面白がれたか難しいところである。いや、そもそもこのゲームとは関わりがなかっただろう。

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この炎の剣が問題を引き起こした

 ところで、余談にはなるが『Castle Crashers』を巡って起こったトラブルを話しておこう。このゲームでラスボスを倒すと、上記画像のカッコイイ炎の剣が手に入る。だが、これを装備するにはレベル制限があり、一定レベルに達していないと持てないのである。

 小学1年生のほうの甥は、これがどうしても欲しかったようだが、その時はレベルが足りていなかった。その事実を告げられた瞬間、どんどん不機嫌になる彼。装備できないと言っているのに、この剣を装備しようとボタンを連打していた。

 ならばレベル上げをしようと僕が提案するものの、結果として彼は、装備できないことが不満でいきなり泣きだしてしまった。いやまったく、弱ったとしかいいようのない話ではあるが、彼にとってそこまで真剣になれる要素である証明でもあるのかもしれず(そういえば以前、Nintendo DSを噛んで破壊したこともあったし)。

 その後、しばらく泣いてもらってから機嫌を取って、レベル上げに励んで炎の剣を装備してもらったというわけだ。やれやれ……。

 ともあれ、たかが剣を装備できないくらいで泣いてしまったくせに、最後は「全部好きです!」と言ってしまうくらいに、この『Castle Crashers』を楽しんでくれたのは間違いないようである。このゲームに誘った立場からすれば、何よりのことだ。


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Castle Crashers 1200MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:The Behemoth ジャンル:アクション & アドベンチャー, RPG 2008/08/27

 協力プレイが魅力のベルトスクロールアクション。
 最大4人での協力プレイで、ウンコや血をまき散らす敵を殴りまくれ!
 収集アイテムやレベルアップ要素でのやり込みもたくさんあるぞ。

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