Spelunky 01 「死んで覚える」ことを覚えた

不思議のダンジョンを探検するアクションゲーム 『Spelunky』

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『Spelunky』タイトル画面

 かつて無謀にもひとりで洞窟へ探検しに行き、死にまくった男がいた。そして時は流れ、2012年7月4日。Xbox Live Arcadeにもまた、その男の後を追うかのような冒険家が現れた。

 そんなわけで今回から遊んでいくのは、前述のようにXBLAで配信された『Spelunky』である。タイトルの通り、死にまくるアクションゲーム『スペランカー』をたいへん意識しているゲームであり、もともとはインディーズのフリーソフト(現在もDL可能の様子)であったが、こうしてXbox360でも遊べるようになったわけだ。

 元よりこのタイトルは耳にしており、フリーなのだし遊んでみようとは思っていたものの、なんだかんだで遊ばなかったうちにXBLAで配信されてしまったので買ってみたというわけだ。どうやら僕にとって、Xbox360で1200MSPを払うほうが面倒くさくないらしい。

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鞭もあって女もいたら叩くだろう?

 ゲームのジャンルとしては自動生成される洞窟を探検するアクションゲームだ。あるいは、ローグライク・2Dアクション、あるいは“不思議のダンジョン・アクション”とでも呼ぶべきだろうか。潜るたびに様子の変わるダンジョンを、うまく生き残らなければならない。

 まず初めは、豚鼻のスケベじじい(いや、実際はとても親切な人なのだが)を操作してチュートリアルをプレイする。基本的な操作はジャンプに鞭での攻撃といったところ。ダンジョンを潜っていたところ、女がいたのでさっそく鞭でしばく! ヒュー、楽しいゲームだぜ。

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こういうので興奮するゲームではない

 などと遊んでいたら彼女が死んでしまったので、串刺しにしてやって更に楽しんだ。そうか、『Spelunky』はこういうゲームだったのか……、などというわけではなく、これはかなり手痛いミス。女や宝物を出口に連れていくと、ライフや金が増えるのだ。

 要は、攻撃やジャンプで敵や罠を退け、奥へ奥へと進むゲームだと思ってもらえばいい。そして、洞窟は毎回様相を変えるので、やりごたえのあるゲームになっているというわけだ。

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不思議のダンジョンへいざ出発

 そんなわけで、さっそく本編に挑戦しよう。この赤いターバンを巻いたインド人になりきり、鞭で女を……、いやいや、ダンジョンに眠る秘宝を探しに行くのである。

 ……と思っていたら、ダンジョンに入っていきなり矢に打たれて死んだ。スクリーンショットを撮る暇すらなく。どういうことだ。
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死んで覚えるアクションゲーム

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ダンジョンに入るなり危険がいっぱい

 ところで、最初に『スペランカー』の話をしただろう。主人公が即死するアクションゲームとして有名なそれだが、本作でもプレイヤーはかなり脆弱である。というのも、死ぬことこそが魅力のゲームなのだ。

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トラップだけでなんページもあるぞ

 おそらく多くのプレイヤー(僕含め)は、いきなり弓矢トラップに心臓を射抜かれて死ぬだろう。図鑑にあるとおり、このブロックから矢が発射されるのだが、はじめは何がなんだかわからない。そう、説明もないのである。だから死ぬのだ。

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暗いのは本当に厄介なトラップだ

 また、ダンジョンを探索しているといきなり暗いフロアに出ることもある。しかし、どんな敵がいるのかもわからないし、だいたい自動生成なのでどういう構造をしているかもわからない! よってまた死ぬ!

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道中には店が出ることもあるが、買い物ができるかは別の話

 更に、店で買い物をしようとしたところ、うっかり店主を攻撃したり、あるいは店主を攻撃してもいないのに怒らせてしまい、意味不明なまま殺されることだってある。まったくもって不親切で、とにかくひとつかふたつしかフロアを降りていないのに、殺されまくる。そう、それがこのゲームなのである。

 このゲームは死んで覚えるゲームだ。敵や罠、アイテムや仕掛けが山のようにある。その詳細な説明はなく、どうやって覚えていくのかといえば体で覚えていくしかない。当然、死ねばアイテムや金はなくなるが、知識が増えて、次の探検はうまくいく。それこそ、ローグライクや不思議のダンジョンのように。

調子よく進んでいても死ぬ

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ようやく3フロア目

 そんなわけで、はじめはとにかく死んでいくことが重要となる。とりあえず、5回ほど死んで、最初のフロアである1-1から進んでいき、1-3へたどり着くことができた。そう、逆にいえばそれくらい死んで1-3にようやくたどり着くのだ。

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いかにも強そうな敵である

 すると、はじめて見るでかい蜘蛛を発見。今まではヘビやらコウモリやらのかわいい敵だったのに、こんな気味の悪い敵がいてたまるか! と思ってムチを振るうと、ものすごく強かったので一気に退散することに。

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店主のいない店なんかもあるのか?

 下のほうにルーレットの店があったので入ってみたところ、店主がいない。どういうことかと思えば、そういえば前のフロアで店主を怒らせてしまったような。ところで、後ろから巨大蜘蛛が迫ってきているのだが!

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惨めな末路

 当然のように逃げる手立てもなく、インド人はそのまま噛まれて死んでしまった。まったくもって惨めな話ではあるが、これでひとつ理解することができた。それは「対抗手段がないなら巨大蜘蛛に手を出すな」ということである。

 こうしてとにかく死にまくり、ひとつひとつ危険を回避する方法を覚えていくのが『Spelunky』である。

○ Spelunky 02 このダンジョンにはヒトデナシしかいねえ!
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