2012/09/10
Alan Wake's American Nightmare 04 シアターでキュレーターに誘惑される
ACT1:キュレーター
闇の化身、ミスター・スクラッチに対抗する武器を手に入れたアラン・ウェイクは、続いてナイトスプリングス・ドライブイン・シアターへと向かう。
いかにもアメリカンな施設である アラン大先生は車を乗り回し、ナイトスプリングス・ドライブイン・シアターへとたどり着く。ここで映画を見て一息、なんてしている場合ではない。
今度の女は眼鏡ビッチか まずは誰かいないかと入り口の建物に入ると、暗い部屋に眼鏡の女がいた。が、どうも様子がおかしいのだ。彼女はアランを見るなり「なんでもするわ」だとか「痛くしてくれる?」などと、遠まわしに卑猥なことばかりを言うのである。
いつになくモテるアラン アラン先生、いくら自分の作品だからといってハーレムものにするとは……、というわけではなく、実は彼女、闇に触れられてしまったせいでこうなっているようだ。しかも喋っている内容を聞く限りでは、ミスター・スクラッチの手によって何かをされたそうである。
この正気でない女を前に、アランはうまく誘導尋問をしてミスター・スクラッチの目的を聞き出す。なんでも向かいにある建物に入ることがヤツにとってマズいそうなので、あえてそうすればいいというわけだ。
ミスター・スクラッチもすっかり悪役が板についた その建物に向かうため、まずは発電機を動かさなければならない。さっそく向かうことにすると、なんとミスター・スクラッチが姿を現した! 自身の手でこちらの邪魔をしてくるとなると、いよいよ追い詰めたということなのか?
眼鏡女を正気に戻す
戦うのも面倒なので無視しまくり なんだか最終決戦の様相を示してきた感じである。となれば、こちらには光という武器が必要だ。敵など無視して発電機を動かさなければなるまい。
よほどアランは感電に感心があるのか なんとか電気を復旧させたものの、今度は漏電しまくっている電気が危ないではないか。前作でもそうだったが、どうもアランが電気と関わると、感電という要素までついてくるらしい。
スナッフビデオが上演されたドライブイン・シアターなんて世界初ではないか こうしてシアターのほうへ戻ると、ミスター・スクラッチが男を縊り殺す映像が大々的に流されていた。それにしても本当に趣味の悪い男だが、あれもまたアランの一面なのか。確かに前作のアランは、「妻を人質に取られているのに誘拐犯を撃つ」というかなりイカれた暴力男ではあったが……。
誘惑してきた女は妻の友だった さておき、こうして電気を取り戻したおかげで眼鏡女ことセリーナは正気を取り戻した。すると彼女、アランを見るなり知っているというのである。またミスター・スクラッチのことかと思いきや、彼女はアラン自身のことを知っていたのだ。
なんとセリーナは、アランの妻であるアリスと親しいらしく、彼女の作った短編映像を公開することを推薦した立場なのである。もっとも、それはアラン追悼の意を込めたものなのだが……。
ともあれ、セリーナからはほかにも有用な情報を得ることができた。なんでもミスター・スクラッチは映写室に入りたがっていたそうで、つまりそこに何かあるというわけだ。ついでにアランは映写室のアクセスコードも教えてもらい、いよいよヤツに近づくことになる。
シグナルは本当に足りるのか?
闇の力もずいぶんと便利なものよ さっそく映写室へと向かうアランだったが、ミスター・スクラッチもただこの事態を見ているわけではない。何やら闇をまとわせてトラップを発動させたようなのだ。
闇の通路というか、地面から飛び出たコンクリートと鉄筋である その瞬間、地面から闇の通路なるものが出現した。ここからわんさかと敵が湧いてくるわけで、さっさとこれを潰さなければ映写室を調べることすらできない。
油井の時と同じような話である さて、発煙筒を投げまくってさっさと通路を潰したあとは、いよいよ映写室の探索である。観測所で手に入れたシグナルもとい原稿がすべての答えらしく、この場を同じ状況にすればいいようだ。
不安になりつつも作業をすすめる しかし、あのシグナルは完全ではなかったというし、そもそも原稿には季節くらいしか書いていない。カレンダーや時計をいじったものの、これだけで本当にいいのだろうか?
アラン死す、か? そう、本当によくなかった。どうもこれではまだ不完全だったようで、周囲は闇に包まれた。ああ、アラン大先生の美女に恵まれた大冒険もこれで終わりか……。
闇は牢獄のようにアランにまとわりつく
ミスター・スクラッチには勝てなかった いや、違った。アランはゴールへとたどり着くことはなかったものの、ミスター・スクラッチの元へはたどり着いたらしい。もっとも、ここではヤツの力があまりに強すぎて、手持ちのライトと銃では勝てるはずもない。
またもや倒れるアラン こうしてまたもやアランは闇に飲まれてしまった。……いや待て。このシーンは確か……。
ハーレム系主人公からループ系主人公へ この闇が持つ罠は、ループという罠であった。モーテルにたどり着いた時、そのままだ。おそらくアランがここに取り残されている間、ミスター・スクラッチは現実を蝕むつもりなのだろう。一刻も早くこのループから脱出しなければ。それも最善の形で。
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