楽しみは何も完璧なものだけではない 『BIOHAZARD 6』通常配信用デモ

なかなか贅沢な体験版がやって来た

 『BIOHAZARD 6』の体験版が遊べるようになっていた。気づけば本作の発売日まであと2週間といったところなので、これを遊んで買うか否か決めようではないか。

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『BIOHAZARD 6』通常配信用デモ タイトル画面

 長く続くナンバリングタイトルのせいか、この作品はやたらと文句をつけられることが多い。しかし、僕は前作『BIOHAZARD 5』を気に入ったこともあり、なかなか気になっている作品なのだ。

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製品版ではエイダなんかも使えると聞いた

 本作は『バイオハザード・リベレーションズ』と同じく複数人のキャラクターが物語を描くようで、今回のデモ版ではレオン、クリス、ジェイクの3人で遊べるようになっていた。なお、オンライン協力プレイも当然できるので、できればそちらで遊んだほうが楽しいだろう。

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いよいよラジコン操作ではなくなった

 さて、ゲーム内容はといえば相変わらずな感じである。今回は「5」と違ってTPS寄りに調整されているものの、この手のシューターとして見ればやや粗が目立つ。カメラが激しく動いて酔いそうだし、カバーアクションはかなり使いづらい。そして、目新しい点もあまりないだろう。

 しかし僕はなかなか気に入った。少なくとも買おうと思うくらいには。

登場人物がゴリラになりまくりゲーでもある

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クリス編はデカブツすら登場する戦争状態

 本作は前時代的と揶揄される作品かもしれないが、それはそれで利点にもなる。既に名前の売れた大きなタイトルにおいては、遊ぶ人が必ずしもゲーム慣れしているわけではないわけで、むしろ古臭いほうが馴染みやすいこともあるだろう。

 特にTPS系のシューターは日本においてそこまで流行しておらず、完全に馴染んだジャンルとも言い難いのではないか。となれば、『BIOHAZARD 6』が古臭いことにも一理あるという考えなのだが、いかがだろうか。

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ジェイク編ではあのシェリーが登場する

 さて、それはともかく本作の楽しかった部分についての話をしよう。前述のように3人の違った舞台が楽しめることからわかるように、ゲームの流れも差別化されている。デモの範疇では、レオン編が暗い屋内における感染者との戦闘、クリス編が戦争映画のように人型BOWや巨大生物と戦う内容で、ジェイク編は奇妙な生物兵器が多く登場する逃走劇といったような具合だ。

 こういった形式だと物語の収集がつかなさそうだが、アクションゲームという面では歓迎できる。やはり味わいが違ったほうが楽しみは増えるのだ。

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レオンはいよいよプロレス技まで習得

 また、本作は体術も魅力である。「5」の時点でかなり強かった体術だが、今回は無条件で出せるようになっており、相変わらず無敵時間が長いうえ威力も申し分なし。おまけにあまりにも派手で、時には相手の武器を奪って殺すことやプロレス技まで披露してくれて笑える。

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ゴリラパワーは巨大生物にも負けない

 無論、ウィルスのせいでゴリラ化が進行しているという噂のクリスも見事な体術を見せてくれる。今回のデモでは巨大生物の背中に乗り、そいつのトゲを抜き取って、なんだか弱点らしき場所に思い切りそれをぶっ刺すのだ! さすが前作で巨大な岩をパンチで落としただけのことはある。

 過去の「1」路線に戻って欲しいだとか、「4」のような革新的要素がないだとか、言われることは山ほどあるかもしれない。が、僕は『BIOHAZARD 6』を無難で高品質なアクションゲームとして楽しむ予定である。そういう遊び方だってあるだろう。

 何より、全体を見れば立派な作品であろうことは想像に容易いのだ。いや、だからこそ期待に応えられなさそうな様子が歯がゆいのかもしれないが。

 さて、COOPをしてくれるフレンドも見つかったし、あとは発売日を待つだけだ。
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