名作ボードゲーム『ドミニオン』にゾンビを適当に入れたダメなゲーム『ZombieRun』を4人で遊ぶ

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要は「ほとんど遊ばれていないであろうゲーム『ZombieRun』をみんなと遊んだよ」ということだ

 マイナーゲームをたしなむ際に困るのは、マルチプレイ(複数人プレイ)のゲームが非常にプレイしづらいということだ。こと人気がないゲームの場合、オンラインですら「なぜそんなゲームをやるのに暇を作って時間を合わせねばならないのか?」という疑問に勝てないのである。

 もっとも、それでも実際に顔を突き合わせてやるよりはだいぶマシであり、物好きがいればなんとかゲームは成立するのである。そんなわけで今回は、先日に紹介した『ZombieRun』というXbox360インディーズゲームの作品をオンラインで対戦することができた。

 本作は名作ボードゲーム『ドミニオン』をそのまま真似て、ゾンビ要素をぶち込んだだけのゲームである。詳細については紹介記事を参照されたし。

○ 名作ボードゲームをパクってゾンビをねじ込んだのにダメになったゲーム 『ZombieRun』 【Xbox360 IndieGamesで石を拾う 33】
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1541.html

楽しいことは楽しいが、『ZombieRun』を褒めだしたらヤバい

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銃でゾンビを撃ち殺す人が珍しい雰囲気に

 そんなわけで、おそらく世界初であろう『ZombieRun』の4人対戦がここに実現したのである。前述のように本作は『ドミニオン』クローンなので、ルールさえ把握していれば十分に楽しく遊べるのだ。とはいえ、知らない人がそのルールを把握するのがかなり大変なのだが。

 今回はルールの問題は回避できたため、きちんと戦略性に富んだ試合ができた。参加してくれた人の戦略は、犬で人間を妨害する作戦(相手のカードを捨てさせまくる)や、コーヒーを飲みまくって優雅に戦う作戦(アクションカードを使いまくる)、あるいは後部座席をチェックしまくる作戦(手持ちカードを捨てまくってデッキを軽量化する)というものがあり、あからさまにゾンビものの様相を呈していなさすぎた。なんだこのゲームは。

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バリケードが手札にあると効果を発揮することも判明

 ところで、不具合としてプレイヤーの名前が重なる現象や、やたらと操作の遅延を感じるなどといったことが発生した。とはいえ、これらは問題としてはかわいいもので……、いや、そんなことを言うわれわれがどれほどおかしいのかという話か。

 しかし、世の中にはオンライン対戦が実装されておきながらラグでまともに遊べないアクションゲームがあったりするわけで、ゲームが成立するだけマシなのだ。

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ランニングをしまくって空砲を撃ちまくるキチガイプレイもできた

 ともあれ、深夜に『ZombieRun』を何時間も遊ぶことが、それも至極ふつうに楽しくできたのだから、やはり『ドミニオン』は偉大だということだろう。つまり、クローンゲームであればどんなに失敗しようとも、最低限の救いはあるというわけだ。なるほど、クローンゲームが流行るわけである。

 そんなわけで、僕は『ZombieRun』を遊び『ドミニオン』の素晴らしさを再確認した。いやまったく、すごいゲームは無理にゾンビをぶち込まれてもすごいものだ。


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ZombieRun 80MSP Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Teddy Jordan ジャンル:テーブル ゲーム 2012/03/18

 『ドミニオン』クローンのデッキ構築型ボードゲーム。
 カードを集めてデッキを作り、サバイバルポイントを集めていくのが目的。
 ルール説明が壊滅的にヘタクソで、カードの絵柄もひどいとしか言いようがないものの、理解すれば楽しめなくもない。
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