Gears of War: Judgment 01 仏頂面でキャンペーン

まずはキャンペーンをプレイすることに

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『Gears of War: Judgment』タイトル画面

 さて、『Gears of War: Judgment』(以下、GoW:J)を購入したのでまずはキャンペーン(ストーリーモード)を遊ぶことにした。実はあまり期待はしていなかったのだが、それ以上にこのキャンペーンはよくわからなかった。

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今回の舞台は初代より15年前のローカスト出現直後のようだ

 本作は初代『Gears of War』の前日譚となる物語が用意されており、主人公はシリーズでの名脇役であるベアードとコールだ。物語が始まるなり彼らキロ部隊は軍法会議にかけられており、そこから回想する形でキロ部隊の行動を見ていくことになる。

 さすがにシリーズの番外編ということもあり、知らない単語が出まくりなうえにそのフォローがないので、シリーズ全作をプレイしていない僕はとにかく弱った。それだけならまだしも話自体の作りも疑問を抱くもので、キロ部隊の連中が行った命令違反がどうもしっくりせず、こういうのはふつう「腐った上層部の判断を現場の兵士が正す!」というものなのだろうが、それがきちんと描写できていないのだから弱る。

 何より笑えるのが、敵であるローカストに襲われているのに軍法会議が続いていたり(しかも結局、強襲されたせいで裁判はウヤムヤになっている)、行き当たりばったりのプランBでなんとも都合よく先に進めている部分だ。だが、考えてみれば初代もそんな話だったような記憶があるし、物語はどうでもいいゲームなのかもしれない。

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とにかくゴア表現や派手な演出がウリなのだろう

 そんなわけで、とにかく血が吹き出し爆発が起こり、相手の体をチェーンソーでぶった切るゲームだと考えればいいだろう。さすがに人気タイトルということで、今回は協力プレイで遊ぶことができた。

やはりこのシリーズの派手さに何も感じなかった

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視界不良の機密情報がなんだか多い気がする

 ところで、GoW:Jは何度も繰り返しキャンペーンを遊ぶような仕組みを用意している。そのひとつがこの「機密情報」というもので、要はゲーム側が要素を用意しておいてくれる縛りプレイのようなものだ。具体的な内容としては、武器が限定されたり、制限時間がついたり、敵が強力になったりする。

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いわゆるHorde(今回はSurvival)モードの要素を取り込んだ内容だ

 また、防衛施設のある場所で敵を迎え撃つ場面があったり、あるいは敵が防衛施設を築いている場所へ攻め込んだりと、単調にならないような仕掛けは豊富だ。そして、ひとつのチャプターは短くなっており、カットシーンもあまり多くない。更に、戦闘の評価(星による三段階評価)もあるので、とにかくうまくなるようやり込めということなのだろう。

 して、キャンペーンを終えてどうだったかといえば、ありものをうまく利用したといえば聞こえはいいが、かき集めたようにも見えてしまった。よって革新性こそないのだが、しかし相対的に考えれば十分な出来であり、もっとも個人的には特に言うこともないものというところだろうか。

 そもそも初代をプレイした時にも思ったのだが、僕はそもそもこのシリーズの「気味の悪い敵を豪快にぶっ潰す」という根本的な理念を肌で理解できていないようだ。それを見ても特に感じるところはないし、ゴア表現もなんだか脳みそを通り抜けていくだけである。なぜ買ったのか? と、ふと思ってしまった。

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本編はまだよかったが、「顛末」はやや苦痛だった

 ちなみに、キャンペーンには『Gears of War 3』の番外編である「顛末」というおまけもあるのだが、これは本当におまけなのでかなり退屈だった。まァ、これは前作ファン向けなのだろうから、僕には関係ないだろう。

 こうして見ると、キャンペーンについてはなんとも歯切れの悪い感じになってしまった。Survivalモードや高難易度キャンペーンで楽しめればいいが、さてどうなることやら。
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