「INDIE STREAM」というパーティーで、果たしてインディーとはなんぞやと思う

珍しくお外に出て社交をしてきた

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今回は、こっそりとIndieStreamに参加してきたというお話

 東京ゲームショウ2013が終わりを迎えた9月22日、「INDIE STREAM」という交流パーティーが行われた。

 これは、『LA-MULANA』を手がけたNIGOROと、『TENGAMI』を手がけたnyamyamが主催となり、インディー作品をローカライズ・発売しているPLAYISM、そしてソニー(SCEJA)と協力して行われたインディー系開発者・メディアと協力してインディー界隈を盛り上げていこうという交流パーティーであった。

 ……という書き出しをすると、まるでレポートをするかのような流れだが、このサイトは基本的にXbox360についての情報を書く場なので、PS Vitaで『LA-MULANA』が出るだとか、PS3・Vitaで『マシナリウム』が出るだとか、そういうことは各メディアに任せておこう。

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これで『メゾン・ド・魔王』が更に人気になってほしい

 ではなぜこの記事を書いたのかといえば、Xbox360インディーズゲームでも好評配信中の『メゾン・ド・魔王』がSteamでの配信が決定したという告知が、このパーティーであったからだ!

 なお、SteamにはGreenlightというユーザーの投票を集めて配信する作品を決めるというものもあるが、今回はそれを通さずにリリースすることが決まったのである。つまるところ、作品の質を認められたということでもあるのだ。まったくもっておめでたい。ついでに、この記事を書いている最中にXbox360インディーズゲームでも英語版の配信が開始され、めでたすぎるのなんの。

インディーとはなんぞや?

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パーティーはソニーの食堂で行われたので、照明がボタンの形である

 ところで、少なくとも日本ではインディーというのはあまり大きな存在ではなく、こういう形で盛り上げようと協力するというのは非常に良いことである。それは間違いない。

 しかしながら気にかかるのは、その「インディーとは一体なにか」ということである。この場で考えれば独立系グループの作品といったところだろうが、おそらく周囲は違う。開発者にはプロの方もたくさんいるのに素人が多いと思っている人もいるし、そこを見すぎて“同人”とはまったく違う存在だと主張する人もいたり、もしくは単に商業未満のものだと思い込んでいる人もいる。

 その定義は考えても無駄だろうが、とりあえず、このパーティーが言っているインディーとはなんなのかというと、それはおそらく、この場に集まっている(あるいは将来的に集まることになる)人たちのゲームのことだろう。

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国内からインディー作品を展開するとなれば、PS4が強いというわけだ

 PLAYISMとソニーが協力することにより、非法人のデベロッパがPS4で作品を出せることになり、かつインディー系開発者やメディアが繋がりを持つことによって、まとまった力を発揮できる。今回のパーティーで発表された構想がそれだったわけだが、素晴らしい話であろう。

 それでも僕がどこか気にかかるのは、やはりインディーというものは一口に言ってもさまざまだからだ。たとえばXbox360インディーズゲームを見ると、日曜プログラム的なノリで作られた作品もインディーだし、商業作品の後塵を拝しまくって儲けを狙った作品もインディーであるし、無論、独立して自分たちなりの素晴らしい作品を作っているのもインディーである。

 この「INDIE STREAM」はインディーを応援するといえども、やはりこの場に関わることのできる作品が対象となるはずだ。となると、漏れた作品が気にかからないのかと言われれば、そんなことはないと言うべきだろう。

 こう考えると、単純な考え方に切り替えたほうが良いように見える。つまり、モノの立場を考えないということだ。作品の規模が大きかろうと小さかろうと有名であろうと無名であろうと、たとえばこのINDIE STREAMの中であろうとそこから漏れる作品であろうと、さまざまな角度から良い作品に見えるものを、よりうまく人と共有できることが最も良いのでは──と思わされたのであった。
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