かわいい生物の自殺による自己犠牲パズルは、重く捉えず遊ぼう 『The Useful Dead』 レビュー

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キュートなクリッターが自殺し、その屍を越えていくアクション・パズル

 『The Useful Dead』は、2013年9月24日にXbox LIVE Indie Gamesで配信された仲間の屍を越えてゆくアクション・パズルである。開発はBootdisk Revolution。価格は100円。

 クリッターを操作してパズルを解いていくのだが、ひとりではクリアすることができない。ではどうするのかといえば、わざと死に、その死体を使って仕掛けを解くのだ。かわいい見た目と裏腹なそのシステムが印象的である。

 なお、ゲームの詳細については特集記事を参照されたし。

○ 文字どおり、「俺の屍を越えてゆけ」なのにかわいいアクション・パズル 『The Useful Dead』 特集
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1676.html

アクション・パズルとしての革命などは特にない


 やはり本作の魅力は、マスコット・キャラクターがポンポンと死ぬことによってゲームが進行していくことだろう。それに噛み合ったタイトルも、ぴったりとしか言いようがない。

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 ゲームプレイもそのアイデアに沿った内容になっており、いくつかの死体活用法を駆使して気分よく遊べるだろう。チュートリアルやプレイヤーの誘導、レベルの磨きこみもきちんとしている。

あくまで小規模であることを選んだのだろう

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 さて、問題を見出すとするのであれば、内容の薄さだろうか。既に説明した内容はしっかりとあるのだが、それ以上がないと言うべきか。低価格で小さな作品ということもあり、アクション・パズルとしての義務は果たしているという程度だ。過度の興奮を得られるほど、更なる要素があるわけではない。

 もっとも、それをボリューム不足と評価するのはあまり適切ではないように思える。「クリッターの死体を使ってパズルを解く」という笑いは、どうせすぐに薄れてしまうものだ。となれば、小さくまとめておくのもひとつの手であるだろう。

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 「かわいい生物の死体を蹴飛ばしたりしてパズルを解く」という珍妙な作品は、それ以上でも以下でもない。“生物の自己犠牲による尊くアーティスティックでもあるパズルゲーム”などとは勘ぐらず、軽く笑って流せばいいだろう。


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The Useful Dead ¥100 Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Ianthraxx ジャンル:パズル & 雑学クイズ 2013/09/24

 「俺の屍を越えてゆけ」的なかわいいアクション・パズル。
 具体的には、仲間の死体を利用して謎を解くゲームである。
 見た目と裏腹なゲームシステムが魅力だ。
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