オンラインゲームでやたらイラつくのは、単純に飽きているからではないか 『Happy Wars』 Season2

ヒールを10,000回も撃つはめになってブチ切れたゲームに戻る

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『Happy Wars』Season2 タイトル画面

 外し方を知っている知恵の輪などもう触るわけがなくて、そもそも解き方がわからないから試行錯誤するために遊ぶのである。ゲームもそれと同じで、「飽きる過程を楽しむ」ことをしていると言える。

 ただ、ゲームを制作する側にも事情があって、飽きられることを避けたがっている場合がある。それは家庭用据置機のゲームにも見られるが、特にMMOや基本プレイ無料という形態を取っている作品において多く見られるようだ。

 さて、Xbox LIVE アーケードの基本プレイ無料ゲームである『Happy Wars』に、実績が追加された。地道なアップデートを続けている本作だが、もうはっきりいって飽きていてやりたくない。だが、基本プレイ無料のゲームは人がいてナンボであるので、こうして実績を追加したりして人を呼び戻すのだ。

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エンジニアのチームスキル「最終兵器」は本当に敵をなぎ払える

 とはいえ、今までのアップデートでいろいろと要素は追加されているのだ。攻撃力特化の戦士「バーサーカー」、機械を操る「エンジニア」、補助魔法が得意な「ゼファー」といった3つの新職業が、このSeason2における最大の魅力であろう。また、新しい装備・バフもたくさん出ているようだ。

 そんなわけでこの作品が好きな人には喜ばしい状況だろうが、僕はもう飽きているのである。しかしながら実績という呼び戻しがあるとなると、行かざるを得ないのが悲しい。

飽きられることを恐れていないゲームが好きだ

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ガドリング・ロケットランチャー製造100回達成のため、ひたすら壊して造っている状態

 ゲーム内容が大幅に変わっていればいいのだが、結局のところ、いろいろ付け足しても元はあまり変わりないのだ。やはり大人数で遊ぶマルチ対戦用の攻城戦という基礎は変わらず、いや、そこは変わる必要がないのだろうが、ともあれもう腹はいっぱいである。

 更に、追加された実績も「~~を50回使う」という飽きを加速させるものばかりだ。累計実績にしても単純が過ぎる。はじめは面倒臭くてイライラしてくるのだが、そのうちに考えることすらやめて脳死状態に陥るのではないかというくらいの思考停止状態になった。

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いずれにせよ、今回の実績コンプも完了

 よくMMOなどで運営会社に対して文句ばかり言っているプレイヤーというのを見るが、その根本的な問題は作品にあるのではなく、“飽きているのに離れづらい”という状況にあるのではないのか。少なくとも自分が『Happy Wars』に対して良い感情を持てないのは、すっかり飽きているのに呼び戻されたからである。もう思い出にさせて欲しい。
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