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日本の弾幕STGに影響を受けた「スーパー キラー ホーネット」が鍛えなおして大復活ッ! 『SKH-Resurrection』

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『スーパークレイジーキラーホーネット 特別なブラック・レーベル・エディション』が帰ってきたぞ

 今回の記事は「主観が入りすぎている」と言われるかもしれないが、それでいい。それが最も大事なのだから。

 さて、紹介するのは、Xbox360インディーズゲームで2013年2月15日に配信された『SKH-Resurrection』(厳密な正式名称は『Super Killer Hornet: Resurrection』)である。本作は簡単な算数の問題を計算しつつ遊ぶ弾幕シューティングで、シリーズ第二作にあたる。

 開発したのはFlump Studiosで、価格は300円となっている。なお、本作はSteamで先行配信されているものの、PC版は$9.99に対し、Xbox360版は300円とたいへんお買い得である。

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日本のゲームに感化されて制作された計算+弾幕シューティング

 なお、今回は開発者の方からDLコードをいただき記事を書いている。つまり、僕自身が金を払って購入したわけでないということは、留意しておいていただきたい。
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簡単な計算と弾幕回避を同時に行う、この奇妙な気持ちよさ


 まず、この『Super Killer Hornet』シリーズは、株式会社ケイブが開発した『怒首領蜂』シリーズなどの弾幕シューティングから多大な影響を受けていることを書かねばならないだろう。ジャンルはもちろん、タイトルや敵のモチーフなどにも影響を受けているようだ。

 弾幕シューティングというと日本人しか遊んでいないような気もするが、それは偏見である。Flump Studiosのポール・マラブルはそれらの作品に感銘を受け、前作である『Super Killer Hornet』を制作したというのだから、ゲームに込められた思いはあっさりと海を超えるものだ。

○ どう見てもパチモンの“日本風・弾幕シューティング” 『Super Killer Hornet』 【Xbox360 IndieGamesで石を拾う 27】
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1400.html

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前作・今作のタイトル画面を比較したgifアニメーション(10秒ごとに切り替え)

 しかし、前作はタイトル画面の日本語がとんでもないことになっており、そこだけ日本の注目を集めてしまった。復活した今回はきちんと体裁が整っており、立派になっているだろう。これはタイトル画面だけでなく、作品全体の品質にも同じことが言える。

 余談になるが、彼に「弾幕シューティング」という日本語を教えたのは僕である。こうしてタイトルにでかでかと書かれていると、ほんの少しでも力になれたことが嬉しいものよ。

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難易度や音楽など選択肢が多いのは『Pester』から続いている形か

 さて、続編としての最初の進歩は、ゲームプレイの基本がアーケード・モードになったことだろう。前作まではスコア・アタックをするだけのゲームに近かったが、今回は全6面のステージ・クリア型となっている。また、制限時間つきのタイムアタック・モードも存在する。

 難易度は、ピンチになると自動で爆弾を使ってくれるオートボム、ハード、サバイバルと三段階で用意されているほか、機体も性能がそれぞれ違う3種類に増え、今回もBGMを選択することができるようになっている。

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計算式が完成すると上部から3種類の数字が落ちてくるので、正解を取得しよう

 そしてゲームの展開だが、迫り来る敵を撃ち殺しつつ敵弾を避け、ついでに上から降ってくる数字を拾ってできた式の計算をし、正しい答えの数字を拾うのだ。

 計算を成功させるとパワーアップ(失敗するとパワーダウン)し、スコア倍率が上昇(失敗すると下降)し、計算を一度もミスせずにクリアするとボムがひとつ増えるほか、計算をすることによって倒すボスも存在する。このように、計算と弾幕シューティングの結びつきが存在する。

 「なぜ弾を避けるので手一杯なのに、計算をせねばならないのか?」と思う人が多いだろうが、これこそ本作の良いところである。基本的に計算は成功させると報酬があるものの、しかし回避が疎かになれば危険が多くなり意味がない。その報酬と危険を巡った駆け引きこそ、本作の醍醐味である。

弾幕シューティングに対する思いがこもっている作品であることは、疑いようがない

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隕石の弾幕を避け続けるシーンなどは箸休め的な存在

 更に、前作と違いステージ内にボーナス的な場面が入るようになったのも進歩した点か。例えばバズソーで雑魚を蹴散らしたり、攻撃できない状態で隕石を避け続けるなど、単調にならないようにという意図が感じられる。

 これ自体はふつうのことと考える人もいるだろうが、進歩としてはとても大きなものである。あからさまに間違った日本語をタイトル画面に乗せていた作品が、こういった部分にまで気を配れるようになるほど、成長したのだ。

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SKHにおける最大の敵は、やはりキラー・ホーネットである

 ただ、『SKH-Resurrection』は世間に大きく影響をあたえるような作品ではないはずだ。弾幕シューティングが好きな人からは、質の高い作品と比べられイロモノとして見られてしまうかもしれないし、計算と弾幕シューティングの味わいを理解する前に離れる人もいることだろう。

 しかし、少なくとも僕には、ポール・マラブルが日本産の弾幕シューティングを楽しんでいるということを、そしてそれを人に伝えようとしていることは十二分に理解できた。弾幕シューティングをほぼ遊ばない僕が理解できたのはすごいような皮肉のような気もするが、とにかくその気持ちがなかったら、こうも作品をコツコツと作らないだろう。


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SKH-Resurrection ¥300 Xbox.com詳細ページ
デベロッパー:Flump Studios ジャンル:シューティング 2014/02/15

 あの『スーパークレイジーキラーホーネット 特別なブラック・レーベル・エディション』が大復活!
 算数の計算をしつつ弾幕シューティングを遊ぶという、一見奇妙なゲームである。
 しかし、この計算と弾幕回避を切り替える動きが気持ちよく、戦略も産みだしている。

コメント

教えた言葉が「聖なるプロテイン伝説」だったら続編のタイトル画面も変わっていたと言うことか。恐ろしや
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