ポケモン映画『破壊の繭とディアンシー』は、とにかくディアンシーがKAWAII

いい歳こいて観に行ったポケモン映画で思わぬ結果

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 2014年のポケモン映画『破壊の繭とディアンシー』を見に行った。以前は夏休み明けに観に行くなどと言った気もするが、暇が生まれてしまったのでつい公開初日に行ってしまったのである。

 ところで僕はポケモン映画をほとんど見ておらず、アニメのほうも最近たまに見ているという程度だ。よって、映画の特典である「ディアンシー」というポケモンをもらいに行ったようなもので、映画がつまらなければ途中で席を立つつもりだった。しかし思いのほか面白く、最後まできちんと見られたのである。

 ……だいぶ失礼なことを書いているが、ポケモンのアニメは幼いころに見ていても割と退屈だったし、先日にテレビでやっていた過去映画作もあまり褒めたくならないものだった。ところが意外と良かったわけだから、結果としては喜ばしい話なのだろう。

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 さて、映画の主役は幻のポケモン「ディアンシー」である。ダイヤモンド鉱国のお姫様であり、国を救うために伝説のポケモン「ゼルネアス」を探す旅に出ている。そして道中でサトシたちに出会い、冒険をしつつ楽しいことを体験したり過酷な場面を乗り越え、国を救うというわけだ。

 基本的にアニメのポケモンはサトシという人間が主役なわけだが、やはり今回の映画の主役はディアンシーのほうであろう。とはいえ、人間の面々にもそれぞれで目立つ場が用意はされており、サトシはディアンシーを助ける騎士のような役割で、女主人公のセレナはディアンシーの女友達としての役割が与えられている。

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 ところで映画がどう面白かったという話だが、とりあえずディアンシーが愛らしいと言うのが最適だろう。上記写真のプログラム内の画像を見てもわかるが、とにかく楽しんだり泣いたりするディアンシーの愛嬌が強調されているし、舌足らずな声もそれを更に際立てている。

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 一応は、伝説のポケモンである「イベルタル」が暴れるシーンもきちんとあるし、同じく伝説のポケモンである「ゼルネアス」が命を助ける感動シーンもあるにはあるのだが、そのあたりにはあまり期待しないほうがいいはずだ。キャラが多く掘り下げが浅いこともあり、このあたりは付属品という感じである。

 しかし本作、“世間知らずで思わず手を差し伸べたくなるようなお姫様が、必死に目標をやり遂げる”という冒険譚として見れば、なかなか良いものだ。とにかく、ディアンシーを見ていると微笑ましいのである。

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 ましてや映画を見てディアンシーというキャラを知れば、ゲームのほうで貰えるディアンシーにも愛着が湧くわけで、相乗効果もあるわけだ。よって、映画を「ディアンシーを貰いに行く付属品」として見ていた僕にとっても、これがなかなか悪くない内容だったのである。

 なお、同時上映の短編『ピカチュウ、これなんのカギ?』のほうは特にコメントしないというかできないというか。ポップコーンを食べる時間にはちょうどよかったとだけ言っておこう。

 1,400円でダークライとディアンシーを買ったはずだったのに、おまけでそこそこ面白い映画が観られるなんて。嬉しい話である。
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