脇役などしょせん脇役である 『デッドライジング3』 04

シーズンパスDLCはあんま面白くないよ!

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「知られざる物語」ロゴ画面

 『デッドライジング3』にはシーズンパスのダウンロード・コンテンツ(DLC)「知られざる物語」が存在しており、日本国内のパッケージ版にはそれが付属している。ということで、とりあえず遊んでみたわけだ。

 この「知られざる物語」は4つのエピソードで構成されており、それぞれの主人公は、特殊部隊少佐であるケイン、違反感染者のエンジェル、本編ではサイコとして登場するハンター、ZDCの捜査官パークとなっている。なお、本編からレベルなどは共有されているうえ、マップなども同じだ。

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違反感染者どもを殺すためセーフルームを潰しまくるEp1

 では何が違うのかというと、物語と追加武器である。このDLCでは本編では描かれなかった補完的要素が物語となっており、今まで知られなかった部分がわかるようになっているわけだ。また、いくつかの新たな武器・コンボ武器が追加されている。

 ……と書くとなんだかすごそうだが、ほとんど作業じみていた。特に問題なのは本編とのレベル共有で、既に僕は育ちきった状態になっており、ひたすらに効率的なゾンビ処理&お使い遂行状態になっていたのである。
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お使い&収集品集め

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仲間と共に抗うためあらゆる人間と戦うEp2

 とはいえ、クエスト自体がお使いなのは本編も同じである。ではなぜこの「知られざる物語」がそこまで面白くないのかといえば、それは結局のところどうでもいい物語だからだろう。

 本編の補完と言えば聞こえはいいが、結局はとうてい主人公になれそうもないサブ・キャラクターたちの話である。ぶっ飛んだ展開にすることもできなければ、本編以上の盛り上がりのある話にすることもできず。そもそもこのゲーム、別に話がすごい面白いわけでもない。

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気の狂ったバイカーどもの(元)親玉なのにお使いするEp3

 どうせサブ・エピソードを描くのであれば、デブすぎるクソババアのサイコのバックボーンなどを描いて欲しかったところか。サイコが主人公として登場するエピソード3もかなり地味で、サイコらしさの欠片もない。むしろ収集品が多すぎて、品行方正なお使い物語だ。

 また、話がダメならゾンビを殺す新たな快感がもっと欲しかったか。レベルが引き継ぎなので稼ぐ楽しみもないし、追加武器もそんなに数が多くないため、殺す楽しみが少ない。キャラクターごとにもっと攻撃方法の特色を変え、制限もつけてよかったのでは。

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珍しいくらいまともに正義を遂行するEp4

 なんだか「シーズンパスを出すためだけに間に合わせのDLCを作ったのでは」と思いたくなるような出来だった。せめて新マップが欲しかったとは思うものの、どうせ特典としてついてきただけと考えればどうでもよくはある。

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