魔王までのたった100Mが広大な冒険となるゲーム『100メートル戦争』を見逃すな! 制作は『メゾン・ド・魔王』のあの人

ひさびさに『プロジェクト スパーク』を起動する

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『プロジェクト スパーク』起動画面

 Xbox OneやPCで遊べる“ゲームを創るゲーム”『Project Spark』(『プロジェクト スパーク』)を楽しんでいるだろうか? 僕はゲームを創る世界に入り込めなかった経験から、すっかり離れていた。

○ Xbox One『Project Spark』なら、アクション・STG・パズル・ADVなども作れて夢は広がるばかり!
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1833.html

 しかしこのたび、『メゾン・ド・魔王』を制作した「プチデポット」の開発担当“しごと”さんがなんと『プロジェクト スパーク』で作品を配信したというではないか! さっそく、HDDから消えた本作を呼び戻し、期待の新作『Bone』を遊んでみた。

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骨が「Hmm...」だとか「Hi」などと喋るゲーム『Bone』

 簡潔にゲームの感想を述べると、「しごとさん、何かとても疲れているのかな……」と心配するような内容であった。いや、骨を動かして敵をすべて倒すゲームとしては破綻していないし、敵を骨の背中(?)に乗せて利用するというシステムも理解できる。しかしなぜ骨……?

 きっと、何かすごくつらいことがあったのだろう。僕はそれだけを理解し、次のゲームへと向かった。そう、しごとさんはもうひとつ別のゲームを公開しているのだ。

成長要素の強いRPG&シミュレーションの合わせ技が面白い『100メートル戦争』

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『100メートル戦争』

 さて、その以前に配信されたゲームがこの『100メートル戦争』である。説明文にあるとおり、魔王までのたった100メートルで、主人公を鍛えてあげるというゲームとなっている。

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はじめはマスコットキャラ「キモリリス」たちをなぎ倒してレベルあげ

 主人公は勝手に先へ進むうえ、戦闘も完全にオートだ。プレイヤーができるのは、クリスタルのようなものを使ってモンスターを出してあげることだけ。また、主人公が死にそうな時、もしくは魔王に勝てないと判断した場合は引き返すこともできる。

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『無双』シリーズもびっくりな敵の数も出せる

 基本的には主人公を鍛えるRPGのようなゲームなのだが、システムはシミュレーションのような不思議な感覚を持ち合わせている。敵をたくさん出せば効率良く稼げるものの出しすぎれば負けてしまうし、単調に稼ぐだけでなく時には特定の敵から出るレアドロップを狙い装備も上位を目指していく……という作品なのだ。

 また、馴染みある皮肉めいたテキストや、奇妙なキャラクター設定も健在である。「Z界」なるモンスターを召喚するとたまに仲間が出てくるのだが、キャベツを投げて戦う農民なんかが出てきて笑える。

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頼れる稼ぎ役モンスター「お父さん」

 終盤のレベル上げにやや時間がかかったものの、それ以外は十分に熱中できる小振りな良いゲームだ。僕としては『プロジェクト スパーク』ではじめて楽しいと思える作品となった。

 RPGではプレイヤーキャラを自分で操作するものだが、この作品ではあえてその部分を全自動にしている。逆に敵とのエンカウント部分を操作することにより、面倒なレベル上げ作業を全自動化しつつ、「キャラクターを強化する計画」を練る楽しさをうまく掴めているのだろう。

 『メゾン・ド・魔王』もシステム自体は強烈に目新しいわけではなかったが、ほかのゲームにあるような面白さをうまく再解釈していた。この『100メートル戦争』にも似たようなものを感じることができ、さすがしごとさんなのだと感心させられた。

 まァその一方で、骨が跳ねるアクションゲームなどを作ってしまう茶目っ気があるのもしごとさんの一面なのだが。

※追記
プチデポットのしごとさんが、これらゲームにたどり着くための方法を説明している。プレイしてみたい方は下記の公式ブログを参照されたし。

○ スパーキング!: プチデポット
http://globule.sblo.jp/article/105657512.html
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