通過点とはいえ、ホウエン地方のチャンピオンに 『ポケモン ORAS』

ひとまず冒険は終わり

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ポケモンリーグチャンピオンになった瞬間

 『ポケットモンスター アルファサファイア』をとりあえずクリアした。プレイ時間にして約17時間ほどで、なかなかに充実した旅だったと言えよう。

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最高にマヌケ面なヌマクロー VS ラクライ

 最初に選んだ相棒「ミズゴロウ」のおかげで冒険は難なく進み、ホウエン地方をのんびりと遊び歩くような雰囲気であった。この地域は日本の九州をモデルにしているためか、はっきり言って田舎くさいのである。

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ゲンシカイオーガ戦

 さすがに伝説のポケモン「カイオーガ」が出てきてから話はシリアスになったものの、それでも全体的に田舎の近辺を冒険するというようなイメージが強い。ところで、本作は海の向こうからも支持を得ているらしいが、向こうからするとこのホウエン地方はどう見えるのだろう。

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これまでの状況を再現してくれるスタッフロール

 そういえば、四天王戦やエンディングなどの演出もかなり凝っていたように思えた。完全新作である『ポケットモンスター X・Y』と違い、旧作『ポケットモンスター サファイア』のリメイクである本作は、より思い出を喚起させたり、既にあるものを深く掘り下げることができるのだろう。

 たとえば、物語も万人向けではあるものの、軽すぎずきちんと語りきれている印象を受けた。ほかにも、「シーキンセツ」という施設では本編にはまったく必要ない黒い裏設定が見られたり、さまざまな小ネタもたくさん用意されている。衝撃的な目新しさこそないものの、リメイクならではの良さは生かせているだろう。
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クリアしてからも本番だ

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クリア後に登場するキャラクター「ヒガナ」

 ただ、クリア後に現れる「エピソードデルタ」のほうはなかなか問題があった。この物語は“メガシンカの謎が明らかになる”というものなのだが、そのせいで謎を最後まで無理やり引っ張らねばならず、しかも後付け設定なので謎が大して明らかになっていないのである。

 そのひずみにより最も悪影響を受けているのが、このエピソードのヒロイン「ヒガナ」である。謎の少女と言われている彼女だが、謎を引っ張るがために無茶苦茶な言動をしているばかりで、なんとも哀れな子よ。

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エピソードデルタをクリアしたあとは「バトルリゾート」が解禁

 ともあれおまけシナリオをクリアしたので、このあとは各地に散らばるアイテムや伝説のポケモンを回収しつつ、通信対戦の準備を進めていく予定である。ほかにも「スーパーひみつきち」などをやり足りていないので、まだまだホウエン地方からは離れられなさそうだ。

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