『ポケとる』は、野心がない素朴な基本プレイ無料ゲームだった

とりあえず僕にとってはクリア

 ニンテンドー3DSの基本プレイ無料ゲーム『ポケとる』が一段落した。最初はなんとも言えない感じであったが、約150ステージをクリアするまで遊べたのだから十分だろう。

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徐々に難易度が上がる100ステージあたり

 さて、前作と打って変わって基本プレイ無料のシステムを採用した本作だが、その効果はなかなかのものであった。本作はほかの基本プレイ無料ゲームと同じく、ハート(スタミナ)の数だけしかプレイできない。そして時間で回復するのだが、本作はゲームプレイ自体が割と単調なので、区切りになってくれてありがたいのである。

 また、ハートの最大値が5しかないため、焦って消費する必要がない(全部使っても二時間半で全回復する)のも嬉しいところ。無理やり消費しなければならないという義務感がいくらか薄いし、何より人と競争する要素もないのでのんびりと遊べばいい。更に、すれ違いや課金でハートを手に入れ6個以上になると、最大値が一時的に増えるのも嬉しい。

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「メガオニゴーリ」以降のメガシンカポケモンのステージは強烈

 そして、難易度は80ステージあたりまでテキトーにやっていてクリアできる程度だが、後半のメガシンカポケモンなど一部はアイテム使用を前提としたバランスである。ただし、アイテムを買うのに必要なコインは課金せずともまかなえる優しめな量だ。

 ゲームとしては無料でのんびり遊ぶ層が大半で、よほど気に入った人が軽く金を入れるだとか、無理やり金の力で解決したい人が課金するというレベルだろう。これ一本で恐ろしく稼ごうという野心のあるタイトルではなく、ニンテンドー3DSの箸休め的ゲームなのだ。

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約14時間のプレイでメイン・ステージは終了

 ところで、本作においてパズルらしいのはステージ149だけで、あとはすべて「なるべく連鎖が起こりやすいように消していく」ことを心がければ問題ない。また、レベルを上げてポケモンを鍛えることもできるのだが、正直なところ数値にほとんど差は出ないので、よほどやりこまない限りは意味がないだろう。

 そんなわけで大味には違いないのだが、箸休めだからそれでいいのだろう。そもそもこの手のパズル、運が絡んでいたりテキトーに遊んでいてもいいほうが性質的に向いている。

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メガタブンネの最終レベル

 僕としては特に深く印象に残ったゲームではないのだが、暇つぶしにはなってくれたので嬉しいとは言える。フレンドの招待だとかランキングがないのも気楽で、イベントも大したことはなく、飽きたプレイヤーを無理やり繋ぎ止めないなんて時代に逆行しているであろう部分も、むしろ素朴で好印象だ。
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