100時間以上遊べるゲームらしいが、序盤に一山あるかも 『ゼノブレイドクロス』

シリアスとギャグが混ざりまくるゲームかも

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砂漠にいた一角獣(?)の前で土下座

 『ゼノブレイドクロス』はメインクエストの第四章までクリアし、さまざまなサブクエストを進めている最中である。序盤はまともに遊べるか不安だった本作だが、少しずつ理解し楽しくなってきた。

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人類に敵対する異星人「グロウス」の“ゲーティア”おばさんたち

 崩壊した地球から脱出し惑星ミラで生活を始めた人類だが、ここでも敵対異星人に出会うことになってしまう。なんと「グロウス」なる連中は人類を根絶やしにすることを目的にしており、「グレンナー」なる頭の悪そうな生物を率いて破壊・殺戮を繰り返しているのだ。

 やはり安住の地はないのか。そう思いながら、僕たちは障害を切り抜けつつ、人類を守る軍団「ブレイブ」の一因としてニューロサンゼルスの発展を手伝い、更なる強大な敵との戦いを繰り広げていく……!

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上半身だけ水着のエルマ(左)と、制服のリンリー(右)

 というのが本筋なのだが、本作はどうも緊張感がない。理由はふたつあり、まず装備にだいぶ遊びがあるということである。

 現在は、主人公の上官でありエリートの「エルマ」と、13歳にして天才メカニックらしい「リンリー」と冒険を繰り広げているのだが、上記画像を見ればわかるように戦いに向いていない格好をさせている。それどころか、「エルマ」が美人だからといって水着を着せている有り様だ。(リンリーは顔が怖いので割とどうでもいい。)

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自分のプレイヤーキャラクターが選択肢を選んでいる様子

 ちなみに自分のキャラクター(アバター)がどんな格好をしているかというと、こういうフルアーマー的なものに身を包んでいる。格好が良くて満足しているのだが、モーションが完全になよなよとした女なのがなんとも。『Skyrim』のようにガニ股ジャンプをしろとは言わないが、もう少し戦いに向いた動きにしてくれると良いのだが。
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物語には期待できない……のか?

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先住民「ノポン」の“タツ”を発見した場面

 そしてこのゲーム、物語のほうもなんだかシリアスになりきれていない違和感を覚える。ある時、先住民「ノポン族」のひとりである“タツ”に出会うのだが、リンリーはこいつに会うなり食べ物だのうまそうだのと言って、ものすごくからかうのである。

 確かにこのタツ、声の印象(CVは阪口大助)もあってギャグ担当のキャラクターだ。しかし、惑星ミラで生きねばならない人類にとって、意思疎通のできるうえ好意的な先住民など尊敬するべきであり、やれソテーにしようかなどという冗談は避けねばならないのではないか?

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ひょうひょうとした性格の原住民“ルー”

 また、第四章でまた違う先住民と出会うのだが、仲間が彼をすぐに信じてしまいすぎる。確かに良さそうなヤツなのだが、出会ったばかりではその態度も罠のうちかもしれないだろう。なので多少は疑うべきだという選択肢を選んだものの、エルマからは「彼は信じられる」と断言されてしまった。下乳を見せつける服を着ているくせに口答えしやがって……。

 結局、この先住民である“ルー”は人類のお偉方に直接会ってしまうことになる。無論、なんら問題はなかったわけだが、いくらなんでも危機感が薄いというかなんというか。描写不足ということならともかく割とふんだんにカットシーンを使っているので、たぶんこれがJRPGということなのだろう。

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原生生物どもをぶち殺すクエスト中

 ところで、チュートリアルがなさすぎる戦闘のほうも7時間ほどプレイしてようやく理解できてきた。味方の回復をどう行うか、そしていつ技(アーツ)を発動すればいいのかわからなかったというか、そもそもゲーム側で丁寧に教える気はないのかもしれない。

 本作の戦闘は、味方の掛け声(ソウルボイス)に合わせて同じ種類の技(アーツ)を発動させていくのが重要である。また、敵の背後から攻撃したり、味方に指示を出すのも有効だ。文章にしてみれば簡単なことなのだが、説明書で読むとカタカナが多くて難しいのなんの。

 『ゼノブレイドクロス』にはたくさんの要素が詰め込まれているのは間違いなさそうだが、それを丁寧に教えてくれているような、かと思いきや重要なところは教えきれていないような。とはいえ、エンジンが温まるのはこれからだろう。

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