ドールを手に入れてから本作の評価が急上昇すぎる…… 『ゼノブレイドクロス』

ドールに乗れ、そして壊せ!

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ドールと共に白樹の大陸へ

 以前に人型マシーン「ドール」を手に入れた『ゼノブレイドクロス』だが、あれから本作がより楽しくなってきた。というよりむしろ、惑星ミラはドールに乗ることを前提でデザインされているのではないかと思うようになってきたのだ。

 とにかくドールは移動でも戦闘でも役に立つのなんの。燃料という概念があることと破壊される可能性があることはリスクなのだが、むしろそれがゲームを楽しくしていると言っても過言ではない。

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黒鋼の大陸は敵が強すぎるため、さすがのドールでも恐ろしい

 まず、人間体で冒険する場合、やられても基本的にノーリスクである。場所を戻されるだけで経験値が減ることなどはなく、いかにもゲーム的な都合の良い解釈をせねばならない。

 しかし、ドールは壊れてしまうと大金を払って修理をする必要がある。恐ろしい生物だらけの未知の惑星を探索するのだから、破壊されるかもしれないという恐怖があったほうが断然楽しいだろう。

 また、燃料管理も大事な要素だ。ドールの武装を使いまくっていると燃料が切れるため、適度に大型生物を捕まえて燃料を確保する必要がある。人間体にはこういう消耗する要素がないため、どうも探索に緊張感がないのだ。

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新たなドールはミドルタイプの「Lailah.ST」に決定

 無論、ドールにもゲーム的な都合の良い点(戦闘終了後の自動回復や破壊された際の保険など)はあるのだが、それでも壊れるのは嫌であり楽しい要素でもある。「はじめて買ったドールは奈落に落ちまくって保険切れ、ブレイドなんてそれでいいんだよ……!」とでも言いたくなるのが魅力なのだ。

 僕もはじめての機体(「プラモデル」と命名)は探索で壊しまくり、悔しいような楽しいような気分をたくさん味わった。それはまるで、新車をはじめて買った社会人のような。と思いつつ、今度は二台目を買って乗りこなす気分を楽しんでいる。
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ドールのおかげかクエストも楽しい

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驚くべきクズの地球人「アレックス」のドール

 また、クエストのほうも面白くなってきた。序盤のクエストはまったく記憶に残らなかったのだが、NLA(人類の拠点)に異星人が移住するようになってくると、だんだんと人間の薄汚いところが見えてくるのだ。

 やはりオープンワールドのゲームには問題を引き起こすクズが必要であり、地球人「アレックス」君もそのひとりである。彼は友好的な異星人が脅威だと考えており、そのせいでプレイヤーとも戦うことになる。完全に危険思想の持ち主であり、白鯨は搭乗員のメンタル・チェックなどはしなかったのだろうか?

 僕はゲームだとクズを問答無用で殺すタイプなのだが、本作は仲間の評価(キズナ)もあるのでなかなかそういうことができず。おまけにどうも殺せないようであり、そのあたりにJRPGを感じる。

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浄水場で原生生物に絡まれる研究員

 そして、悲惨なクエストもなかなか楽しい。やはり水は重要だからか、浄水場ではよく事件が起こる。原生生物が襲い掛かってくるだけならまだしも、何やらパニック・ホラーじみた出来事が起こったり、異星人を巻き込んだ宗教絡みの問題が起こったりと、人類存亡の危機感がないいざこざも山盛りだ。

 当然ながら単なるお使いの困ったクエストもあるのだが、ドールのおかげで移動が楽なのでまったく気にならない。本当に乗り物が出てきてから評価が上がるばかりだ。

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グロウスの負け犬コンビ

 そういえばメインクエストは第八章まで進んでおり、とあるものを巡ってグロウスたちと大きな戦いを繰り広げるところまで来た。こちらは特に語ることがないというか、どうも間が抜けている気はする。

 特にエルマとグロウスの変な女の言い争いには笑ったが、さておきまだ道中なのでどうでもいいだろう。むしろふつうのクエストのほうが面白くなってきたので、そちらを楽しんでいる段階だ。

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新たな登場キャラクター「セリカ」

 今はクエストで登場した「セリカ」なる少女が気になっている。彼女は何やら深い事情があるらしく、もしやグロウスの奴隷として悲惨なことをされた薄幸の美少女なのでは……! と思っているのだが、どうも関連クエストが出るのはしばらく先らしく。彼女をモチベーションとして惑星ミラの探索を続けていく次第である。

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