2015/08/04
しずえがいないと仕事のテンションだだ下がり 『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』05
ホームどころか土地や庭までデザイン
しずえと一緒に公共事業の仕事をしテンションを上げまくっていた僕だが、次に襲い掛かってくるのは「マミィ」の面倒な依頼であった。しずえがいない時点でやる気はゼロに近いが、既に逃げられるような状況でもなく……。
しかしこのマミィ、僕が作った学校に子供を入れたいということで、土地を買うと同時に建物や庭のプランニングまでこの店にまかせてしまうらしい。もう少し深く考えても良さそうなものだが、思慮深い人には見えないので金をむしりとってしまおう。
さて、今回からは家の内装だけでなく、土地や庭をデザインするといった要素が追加される。土地によっては配置できるものも違ってくるうえサイズもいろいろなので、より腕が鳴るというわけだ。
ひとまず、屋内はシンプルに仕上げた。子供がいるので遊べる玩具などが欲しいということだったが、どう見ても自分ひとりで生活するように過ごしており、その腹にいる子供はぬいぐるみか何かなのではないかと聞きたくなる。
庭も極めてマジメに作り、遊具と同時に車まで配置してみたわけだ。子供がいると車は欲しいだろうし、こちらとしても金をむしり取れておいしいという、配慮とゲスな心が合わさったデザインでもある。
とはいえマジメに作り上げたことは間違いなく、マミィには無事喜んでもらえた(適当に作っても喜んでもらえる気もするが)。もう疲れたので日報を書いてさっさと帰り、ビールでも飲みながらゲームをしよう。
……と思いつつ事務所に戻ると、タクミがあの嫌な笑顔で語りかけてきた。もはや詳しい話を聞くまでもなく彼女の意図がわかる。要はあの表情、仕事を増やしてやるという顔なのだ。
もはやたぬきハウジングで頼りになるのはケントだけである。仕事についてきちんと褒めてくれるし、なんといってもしずえの弟だし。あとは改めて姉を紹介してくれれば最高なのだが……。
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