『Fallout 4』冒険者の手記 #4「ケロッグに死を」

探偵の知恵と犬の能力

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 「ニック・バレンタイン」という探偵を助け出した私は、彼の事務所へ向かい事情を話すことになる。Vault111で何が起こったのか。あの出来事を思い出すのはつらいことだが、目的のためならば胸の痛みくらいには耐えねばならない。

 さて、バレンタインは人造人間であり、インスティチュートに作られた存在である。はじめはその事実に驚いたものの、好んで人殺しをするような輩でもなく、今世間を騒がせている人造人間とは違った旧式の存在らしい。また、優秀な探偵であり私の力となってくれることも間違いないようで、彼は誘拐犯が「ケロッグ」ではないかと目星までつけてくれたのである。

 ケロッグは危険な仕事すらこなす傭兵で、誘拐犯の禿頭や傷といった特徴が一致している。ヤツは厳重なVaultに潜り込んでくるようなプロでもあるし、事件がインスティチュートと繋がっている可能性があるとすれば、彼以外には考えにくいようだ。

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 ダイアモンド・シティーにはかつてケロッグが住んでいた家があるため、我々はさっそく調査へと向かった。家の鍵を手に入れるのに非合法な手を使ったが、まァ些細なことであろう。

 しかし、ケロッグの家にはこれといったものがなかった。隠し部屋が存在していたものの、そこにあるのはヤツが好んでいた酒や葉巻くらいのもの。……いや、ドッグミートがいればこれらのニオイからヤツを探すことができるのではないか?

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 やはりドッグミートはただものではない。見事に彼はニオイを追い続け、ケロッグが「ヘーゲン砦」なる場所に隠れていることを突き止めた。私は手元に十分な銃弾があることを確認し、殺意を込めて銃を握り砦に忍び込む。

遭遇と死

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 屋内では人造人間たちが防衛を行っており、ケロッグがインスティチュートと繋がっているのは間違いないことを知る。

 ケロッグはこちらが侵入したのをカメラで監視していたらしく、スピーカー越しにいろいろと話しかけてくる。その口調は私を脅しつつも諭すかのようなものであったが、もはやトリガーにかけた指を外す気はない。

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 スクラップと化した人造人間を乗り越え、殺人者であり誘拐犯の狂人と会うことができた。私はヤツにショーンの居場所を答えろと命令したものの、インスティチュートにいることしか聞き出せなかった。もとよりケロッグは詳しく教える気もなかっただろうが、そもそも私はヤツの眉間に銃弾を撃ち込みたくて仕方がなかったのである。

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 こうして妻の復讐は終わったが、気分が晴れることはない。どこにあるとも知れないインスティチュートにいる息子を思っていると、バレンタインが「夜の闇は濃くなったが、永遠には続かない」と励ましてくれた。夜が明けるまで、あとどれほどだろうか。

○ 『Fallout 4』冒険者の手記 #5「記憶と輝く海を泳ぐ」
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