『Fallout 4』冒険者の手記 #10「ファーザーのファーザー」

敵地に迎えられる

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 ついに、息子がいる「インスティチュート」に侵入した。人造人間の本拠地にひとりで乗り込むのは問題ないのかという不安が大きかったものの、意外なことに周囲は静かだ。

 そして、スピーカー越しに「ファーザー」なる人物が語りかけてきた。彼の口ぶりからするとまるで私がここへ来ることを予測していたようである。しかも彼は私を殺そうとするどころか、むしろ施設の中へ招くではないか。いったい何を企んでいるというのか?

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 それにしてもこのインスティチュート、とてつもない場所である。連邦、つまりボストン周辺はすでに荒野と化しているわけだが、それと比較する気にならないほど清潔でものすごい場所だ。よくわからない機械が並び、人々や物はすべて清潔、そして何より私に敵意を向ける人物がほとんどいない……。現実とは思えないような場所だ。

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 ファーザーに誘われるがまま奥へ進むと、ついに探し求めていた人物を見つけ出すことができた。思わずショーンの名を叫んでしまったが、ここから私は想像もつかなかった事実を知ることになる。

ショーンはここにいた?

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 このショーンは私のことを知らなかった。いや、それは想像できていたことである。興奮する気持ちを必死に抑えつつ事情を説明しようとするも、彼は怯えてファーザーを呼ぶ。いったいどうすれば良いのかわからず私もうろたえそうになると、なんと急に彼の動きが止まった。そう、まるでロボットのように……。

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 あまりの衝撃に混乱してしまった私は、やってきたファーザーに銃を構える。トリガーに指をかけ事情を説明しろと脅すと、彼はとても穏やかに答えはじめる。そう、さきほどのショーンは開発中の人造人間で、本当のショーンはこのファーザーなる人物であるということを。

 インスティチュートが人造人間を作る際、放射能に犯されていないDNAを持った人間のサンプルが必要となった。そしてショーンがさらわれたわけだが、それが起こったのは実は10年前ではなく60年前のことだった。その後に人造人間の“ファーザー”となった私の息子は、今やインスティチュートの責任者となっているのだった。

 息子は私より年上になっていた。そして、敵だと思っていたインスティチュートは今や息子が動かしている。さらに、息子は私とともにインスティチュートの計画を進めていきたいと語っている……。わからない。何が真実なのかわからないし、仮にファーザーが言っていることがすべて本当だとしても、信じがたい。

 ファーザー……、いや、ショーンは私をどうしても仲間に引き入れたいらしい。まずはこの場に慣れるため、各部門の責任者に自己紹介をすると良いと提案された。……とにかく今はインスティチュートのことを知り、それからどうするか考えることにしよう。

明るいばかりがインスティチュートではない

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 インスティチュートには4つの部門があり、野菜工場のような場所もある。施設の中心部には清潔な水も流れているし、見た目にも気を配られている驚くべき場所だ。

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 技術力も比類なきものであり、人造人間たちが周囲で仕事をしているのはもちろん、ゴリラを模した人造動物すら存在する。過去にはFEVウイルスを研究し大失敗したような形跡もあるが、それでもこの施設を何十年も維持できているのは脅威の一言だ。

 ただし、悪い面もある。レールロードが言うように、人造人間を奴隷のように扱っている科学者も多くいるわけだ。無論、人造人間はあくまで機械でしかないのだが、怒鳴りつけている姿を見れば気分を害すのも無理はなかろう。

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 そして、アドバンス・システム部の責任者である「Dr.リー」なる人物とは最高に反りが合わなさそうだ。彼女は口が悪いし、ショーンが研究している子供の人造人間にもケチをつけているし、何よりこの表情である。はたしてここでうまくやっていけるのだろうか?

○ 『Fallout 4』冒険者の手記 #11「ファーザーの求めるものは」
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-2003.html
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