『スプラトゥーン』S+99が語る「今更聞けないブキ構成の見方」

はじめに

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バトル開始前のチーム構成表示演出

 『スプラトゥーン』で勝つためには何が重要か? ということを考えると、答えのひとつは敵・味方のブキ構成を考えるということになるのではないか。

 ブキ構成とはつまり、各チームにどのようなブキが揃っているかということである。本作のブキはそれぞれが“すくみ”のような形になっており、多かれ少なかれ有利なブキと不利なブキが存在するわけだ。つまりそれを見分けられれば、より勝てるようになるのではというのが本稿の意見である。

 本作では試合開始前に顔合わせの場面が存在する。これは単なる演出というわけではなく、互いにブキを見せ合っているという意味もあるわけで、そこで意識できれば有利になることは間違いないだろう。

 なお、以前には「今更聞けない基本戦術」というものを書いている。そちらのほうがより基本的な内容なので、よければ合わせて読むといいだろう。また今回の記事では、stylecaseさんが制作した「bukiicons」の素材をお借りしている。

○ 『スプラトゥーン』S+99が語る「今更聞けない基本戦術」
http://hakotossdm.blog42.fc2.com/blog-entry-1987.html

基本的な役割の考え方

 ブキ構成を考えていく場合、まずは味方がどのようなブキを持っているかを見るべきだろう。これはあくまで持論だが、それぞれのブキは、床を塗るのが得意な“塗りブキ”と、相手を倒すのが得意な“キルブキ”のどちらかになる(本当はグラデーションになっているが、今回は割愛)。まずはそのシンプルな2パターンで考えてみよう。

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ブキ構成イメージ(ナワバリ例1、プロモデラーRG×2、ロングブラスターカスタム、リッター3K)

 さて、たとえば上記条件の時に各メンバーはどのように役割分担をすべきか。プロモデラーRGは塗りが非常に得意なため塗り役として動き、残りのメンバーがキル役として動けばよい。とてもわかりやすい話だろう。

 しかし、実際に遊ぶうえではこうもわかりやすいブキ構成になることは少ない。となれば、こういった役割分担をしっかり考えることがいかに大事かわかるだろうか。

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ブキ構成イメージ(ナワバリ例2、スプラシューターコラボ、カーボンローラー、ラピッドブラスター、3Kスコープカスタム)

 続いて、このようなブキ構成になった場合はどうすべきか考えてみよう。どれも塗りがすごく得意なブキとは言いがたいわけだが、しかしナワバリバトルにかぎらずこのゲームは塗ったほうが勝ちやすいわけだ。よって、スプラシューターコラボを使うプレイヤーが塗りを重視する動きに変えると、チームがうまく回りやすいわけである。

 逆に、塗りが得意なブキばかりになったパターンも同様の考え方が重要となる。その中で一番敵を倒せそうなブキを使っているプレイヤーがキルを狙えば、うまく役割分担が成功するというわけだ。無論、そうしなくても勝てる試合もあるし、しても負けるケースすらある。だが重要なのは、いかにチームの力を最大限引き出すかであろう。

 こういったブキ構成を考慮しない場合、チームの力が大きく損なわれることになる。たとえば、ほかに塗りの得意なブキがいるにも関わらず、3Kスコープカスタムが自軍塗りをするなんて状況になってしまえば勝てる試合も勝てなくなってしまうだろう。

 なお、どのブキが塗りやすいのかそうでないのかという情報は自分で使って判断してみるのが最善である。同じブキでもステージによっては敵を倒しやすかったり倒しにくかったりするわけで、自分がそのブキのどういった長所を活かせるかを確認しておくとよい。

苦手ブキの考え方

 当然だが、自軍だけでなく敵軍のブキ構成も考えるとよい。これははじめに書いたブキの有利不利に関する話となる。

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ブキ構成イメージ(相手チーム含む)

 上記のような構成の場合、敵チームに倒しやすい相手がそれぞれ存在するため、有利な相手と戦えるようにすれば良い。不利な相手とぶつかりそうになってしまった場合、得意ブキである味方のもとへ誘導する(あるいは押し付ける)よう意識するとそれだけでチームプレイが生まれるわけだ。

 では、逆に不利な相手と戦わざるをえない状況になった場合はどうすべきか? 有利不利はあくまで基本的な状況の話であるため、地形や戦い方によってはあっさりとそれがくつがえることもある。また、各ブキのサブウェポンとスペシャルウェポンをうまく使いこなすことも重要だ。

 短・中射程ばかりの構成ではダイナモローラーやチャージャーが怖いものの、スーパーショットで逆転の可能性を作ることができる。あるいは、動きが早いカーボンローラーに自軍を荒らされるといった場合は、まず塗りを固めれば敵は動きが取りづらくなるだろう。つまり、相手の構成を意識しておけばどの行動が勝利に繋がるかわかりやすくなるわけだ。

ガチマッチの役割の考え方

 ところで、特にガチマッチではスペシャルウェポンの存在を考慮するか否かで勝率がぐっと異なってくる。最も重要だと思われるのがバリアやダイオウイカといった無敵系スペシャルウェポンだ。

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ブキ構成イメージ(ガチヤグラ、ノヴァブラスターネオ、.52ガロン、ヒッセン、3Kスコープカスタム)

 上記の場合、誰がヤグラに乗り居座るべきだろうか? もちろん誰もが柔軟に乗るべきなのだが、答えのひとつとしては無敵スペシャルウェポン持ちのヒッセンや3Kスコープカスタムが正解に近いだろう。バリアやダイオウイカがヤグラ上に乗っているというのは非常に厄介で、カウントを一気に進めるチャンスとなる。

 そして、無敵系スペシャルウェポンのカウンターとなるメガホンレーザーも重要だ。ひとまずヤグラに向かってメガホンレーザーを撃てば相手は乗れなくなるため、防衛の最終手段としてはもちろん、攻める時の時間稼ぎにも有効である。

 なお、無敵系スペシャルウェポン(特にダイオウイカ)が強いのはガチホコバトルも同様である。一方、ガチエリアはボムラッシュやトルネードが安定する側面もあり、むしろ塗りづらいダイオウイカが損失に繋がる場面も存在する。

 このように、ブキはもちろんスペシャルウェポンもルールによって有利不利が変化する。そのため肝となるスペシャルウェポンを持っている相手を積極的に狙ったり、あるいは自分だけ良いスペシャルウェポンを持っている場合はうまく温存するなどを考えれば事がうまく運びやすいわけだ。

最後に

 このほかにもブキ構成で考えるところはさまざまで、サブウェポンはもちろんステージの状況に応じた考え方なども重要になってくる。また、ギアによってブキの特徴が変化することもあるし、どのブキがどういう状況では何に対して有利なのか……などといった話もあるのだが、すべてを語るとあまりにも長くなるのでひとまずは筆を置こう。

 長々と書いたが単純に結論をまとめると、“チームのブキ構成を見ると、自分がどう動くべきか理解できる”ということである。

 まずは「塗りを重視するかキルを重視するか」といった点を考えはじめ、慣れてきたら「今のブキはどういう状況で何に強いのか」ということや「サブウェポンやスペシャルウェポンをどのように使うか」といったふうに、少しずつ動きを意識できれば勝利につながりやすいと思われる。
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