インディーズゲーム制作者インタビュー 『尊い犠牲』・『シャイニングブラッド』を制作したTEAさん

──今回は『尊い犠牲』、『シャイニングブラッド』を製作したTEAさんにお話を伺わせていただきます。よろしくお願いします。
TEA:こちらこそよろしくお願いします

──まずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします。
TEA:個人の趣味でゲーム作成しています。かれこれ何十年もやってます
基本的にフリーソフトを作ってたんですが、この頃はXNAに興味を持ってインディーズゲームを作っています
 (webサイト「」)

──ありがとうございます。では質問に移ります。


touto1.png・『尊い犠牲』について
──まずは『尊い犠牲』に関してのことから。 『尊い犠牲』製作の経緯については、アクションゲームツクールでのロンチタイトルということで、他の方と同じような経緯で製作したとは思われますが、もし何か特別なことがありましたら聞かせてください。
TEA:特別なことはなく、同じようにサンプル作成として依頼されています

──では、アクションゲームツクールでゲーム製作をすることになり、横スクロールシューティングを作ろうと考えたのはなぜでしょうか。
TEA:なんとなくというか
いままでシューティングを多く手がけていますので作るのならそれにしようかと
結構素材とかも今までのゲームのを流用しています


──アクションゲームツクールの仕様なんかもこのジャンルになった要因でしょうか。
TEA:そうですね、あまり覚えてないですが
依頼されたときにシューティングでってお願いもあったかもしれません


──なるほど、では続いてゲーム内容についてお聞きします。
『尊い犠牲』という題のとおり、民間人に攻撃をしてしまうと点数がマイナスになってしまうというシステムがありますね。これはいろんな意味で面白いですが、このアイデアはどういった経緯で思いついたのでしょうか。
TEA:まず、普通のシューティングでは作っていて面白くないだろうと
アクツクならムービぽいものも簡単に作れそうなイメージがあったので、ちょっと変わったのを、と考えていました
で、ロボットものの漫画とかにありがちな巨大な自機を操って、民間人に犠牲を出さないようにがんばるってのを再現したかったからです
でも、このシステムつけると爽快感がなくなりますね。ムービぽいのは結局作れなかったですし


──プレイヤーには足かせでしょうね。ただ、横スクロールシューティングで、民間人がやられるというシステムを取り込んだのは面白いです。
TEA:バランス悪くて、かなり流れ弾で死にますw
アクツクがもっとバージョンアップしたらまた、多少追加していきたい気もします


──確かに、バランスがよくないという評判が多いですね。また、ポーズ画面などの挙動を見る限り、ゲーム全体の作りこみに時間が足りなかったように見えますが、何か問題があったのでしょうか。
TEA:そうですね、自分で言うのもなんですが出来はあまりよろしくないです
サンプルとしては十分かなという判断で、後はシャイニングブラッドに力を振り分けました
あくまでサンプルとして考えていたもので


────当初の配信方法とズレがありましたからね。ユーザーの受け取り方もキツいものになってしまうでしょう。
TEA:無料でサンプルとして何か表記してあればまあ、許されたかもしれないですが
80ゲイツとはいえかかりますからね
試用版だけで遊んでもらえれば、とは思ってます


icon_maina.png──話が変わりますが、ちょっと気になった点をひとつ。『尊い犠牲』のゲームアイコンが、犠牲を出してしまったときの「マイナス100」という文字の一部を切り取ったものになっていますが、あれは…。(右画像参照)
TEA:特には意味ないですが、何だろって思いますよね。それが、狙いなだけです。手抜きともいいますw

──目を引くのは間違いないですね。
TEA:一応尊い犠牲でこだわったのは、ドット絵ではなくキレイな画面で作れることが判るもので、後は特殊な攻撃が再現できることを判るようなサンプルにしたかったのです

──サンプルとしての役目はしっかり果たしているわけですね。
TEA:一応そのつもりです

shin1.png・『シャイニングブラッド』について
──では続きまして、『シャイニングブラッド』の質問へ移らせていただきます。こちらはインディーズゲームでは珍しいジャンルですよね。3Dでアクションシューティングを作った際に苦労した点について聞かせてください。
TEA:パフォーマンスに関して一番苦労しました
XBOXはGPUはすごいんですがCPUがしょぼいんで判定削ったり色々工夫しています
しょぼいといってもC#で動かしているからですが
この前にもDirectXで3Dアクションを幾つか作ってますが、だいぶ違っていたのでそこもわからずに苦労しました


──ゲームビジュアル的に、赤を基調とした独特なデザインになっていますが、こちらも特に気を使ったのでしょうか?
TEA:はい、「あちゃちゃ」ってゲームをXNAで最初に作ってるんですけど見た目いまいちだったため、今回は見た目には凝りたいなと
XNAコンテストで「あちゃちゃ」は箸にも棒にも引っかからず落ちてます


──見た目は強烈でいいですね。ただちょっと赤すぎて、僕の環境だとメニューが見えなかったりしましたが、インディーズゲームには見た目で損をしている作品も多いのでよい判断だと思います。
TEA:多少改善したバージョンをピアレビューに出しているところですので通ったらもうちょっと目に優しくなります
インタビューまでには最新版が間に合うかとおもってたんですが、ピアレビューで何度も引っかかってます


──ピアレビューも色々問題があるという声もあがっていますね。
TEA:そうですね、それが最大のネックかと思います。出すと、かなりやきもきしますよw

──ところで、バージョンアップでは画面分割対戦に対応するようですね。Windows版にはない機能ですが、バランス調整等の具合はいかがでしょうか。
TEA:友達同士でちょろっと遊んでもらえればうれしいです
機体の特徴差が激しすぎるんで、使用する機体によって強かったり弱かったりします
タンク型とデュエンディでは戦い方もかわりますし


──なるほど。そういえば、当初はLiveでの対戦にも対応する予定だったというようなお話を聞いたような気がするのですが、そうだったのでしょうか。
TEA:やれたらやりたいなとは思いますが、他の部分を強化する方が先になると思います
面を増やしたり、武器をふやしたり直したいところはいっぱいあります


──今後のバージョンアップにも楽しみがまだたくさんありますね。

・インディーズゲームで公開したことについて・読者からの質問
──また話を変えまして、今度はインディーズゲームで公開したことについて、よかった点・悪かった点を聞かせてください。
TEA:よかった点としてはお小遣いが稼げそうなことですかね
先日子供が生まれたんですけど、お金が掛かるのでお小遣いは自分で稼がなきゃいけないのでw


──おめでとうございます。お子さんのためにも物入りですからね。
TEA:ありがとうございます
XBOXで動く物を出せるというのもWindowsでソフトを作っていた身としては魅力です
悪かった点はピアレビューでヤキモキさせられることですかね


──もし、次回作について考えがありましたら聞かせてください。
TEA:次回作はまだ未定というか、シャイニングをまだまだバージョンアップしていきたいです
平行でIPODとかのゲームも作ってたりしますけど
ひょっとしたら「あちゃちゃ」を直してアップするかもしれません


──おお、楽しみですね。


──では最後に、読者からの質問を紹介させていただきます。
itoさんからのお便り。
「尊い犠牲は自分のキャラがやたらでかくないですか?」
TEA:でかいですね、巨大兵器が暴れるようにしたかったからなんですが
動きも鈍いですが、強力な攻撃で一掃とかしたかったのでこんなに育ちました


──次に、蟹山さんからのお便り。
「またロボットシューティングを出す予定はありますか。あるならやりたいです」
TEA:基本的にロボットシューティングが好きなので、また作ると思います
アーマード○アとか大好きです


──質問は以上です。インタビューもこれで終わりですが、最後に何かあればTEAさんから読者に向けて一言お願いします。
TEA:感想とかこうしたらいいんでないかとか、思うところがありましたら
ばしばし言って頂ければ反映していきたいと思いますのでよろしくお願いします
後は、自分でもXBOXでゲーム作ってみたいと思う人がいればうれしいですね


──ありがとうございました。ではこれで、インタビューを終了します。
TEA:はい、ご苦労さまでした
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