PCで『Left 4 Dead 2』Demoが配信

l4d2demotitle.jpg PC版『Left 4 Dead 2』のデモが配信された。おかげで至るところにデモのプレイ動画がアップロードされている。

 動画を見た限りでは、十分続編として面白くなっていそうだと感じられた。新要素は単純に、1に飽きた人を刺激させつつ嫌がらせとして機能している。そして、そもそもの考え方として『Left 4 Dead』で掲げた「毎回違うプレイ内容」を目指しているゲームになっていそうだ。


・武器バランス変更
 まず大きな変更内容としては、銃器のバランスだ。1はバランスがめちゃくちゃで、ショットガンと殴りが最強の上、弾切れはほとんどしなかった。今回のデモはショットガンの弾数減少、新しく出た近接武器を含む他武器の地位向上がなされている。

 これはバランス調整だけではなく、ゲーム全体の方針変更といえるだろう。弾が基本的に足りなくなりがちであり、一度上位武器を拾ったあとも下位武器を拾う必要があるかもしれない。AIディレクター2がうまく調整してくれれば、下位武器でフィナーレを抜ける必要が出てくるかもしれないだろう。そうなれば、今まで固定だった武器選択に幅が出てくるし、最短ルートを通るのでなく回り道や遊びに行く必要が出てくる可能性もある。

 つまり、同じマップのプレイでも、通るべきルートや作戦が変わってくるのだ。いい武器と弾がたくさん手に入れば寄り道をしなくていいし、逆に武器が不足ならば探し回ったほうがより最適に進める……なんてことが起こるかもしれない。

・新感染者によるパターン化防止
 新感染者、特にスピッターとチャージャーによるパターン化防止は面白いように思う。前者は唾を地面に吐きかけ、その場に立ち止まっている生存者に大ダメージを与える。後者は生存者一人にダッシュして掴みかかり、周囲の生存者を吹き飛ばす。これによって一箇所に篭り、生存者有利の状況になることは少なくなるだろう。


 とはいえ、まァあんまりよくないことも多いわけで…。

・銃や弾の置き場所はほぼ固定
 これ、ヤバいなあ。銃の置き場所はやはり固定のようなので、結局ルート取りは最短を通る羽目になりそう。

・NPCタンクちゃんが相変わらず阿呆馬鹿間抜け
 相変わらず燃やされて追いつけなくて死ぬ運命。挙句の果てに、対タンク用新兵器まである。泣ける。

・道や天候が変わるシステムは本当に一部だけ?
 デモバージョンでは道や天候の変更はなさそう。デモなので機能が実装されてないのか、それとも道変更は一部のステージだけなのだろうか。そうなると、マップの人気格差が広がりそう。

・対戦バランスがやばそう
 プレイヤーが操作したスピッターがものすごい強そう。唾のダメージはかなり高いので、分断にかなりいいし、ダウン中の生存者へかければ一気に感染者有利になるだろう。

 また、感染者の種類が多いのも問題になりそうだ。プレイヤーが感染者としてプレイする際、どの感染者として湧くかによって一気に難易度が変わりそうである。スピッターのプレイヤーがいなけなければ篭りを解除できないだろうし、逆に常時スピッターがいるようでは生存者は分断されがちになるだろう。また、タンクが出た際に一緒にいる特殊感染者の種類によっても、大きく難易度が異なりそうだ。
 なので、対戦の感染者リスポンがランダムならば、運による面が強くなってしまうだろう。


 細かい部分で気になるところはまだまだあるが、結局のところ、AIディレクター2がどれほど働いてくれるかによってこのゲームの評価が決まるだろう。アイテム配置や天候・道の変更でプレイ方法がどれだけ変わるかが、ゲームコンセプトを達成しているかどうかになる。あんまり変化がなければ、1のように悲しくも数日でパターン化されてしまう惜しい作品と化すが、さまざまな変化があればしっかりと遊べる作品になりうる。

 対戦はまァ、おまけかなあと思う。1でも問題が山積みなのに、新しいバランスを持ち込んで真っ当にしろというのは無理ではないかとあきらめ気味。


 とりあえず動画を見てグダグダいうのはここまでである。あとは、デモが来てから自身でプレイと検証を重ね、どれほど面白いゲームになりうるか、もしくは残念なゲームになりうるか、確かめたい。
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