ホラー特集が怖い

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 Xboxダッシュボードのスポットライトにホラー特集なるものが設置されていた。『Gears of War 3』の話題で持ちきりの今、こっそりと隠すように置いてあるので気づかない方も多かろう。

 ホラーゲームといえば一定の支持を持つ種類であるし、何より一般の人でも興味を持ちやすいタイトルである。お化け屋敷に入るような気持ちで、慄きつつもやってみたくなるものだろう。
 さて、どんなタイトルが選ばれているのか。ちょっと気になったので見ていく。

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 まず表示されたのが『Left 4 dead 1・2』。うーん、確かにゾンビものだけれども、これってホラーなのだろうか。これは怖いというよりおバカな感じのゲームだ。ゾンビ映画のパロディがあって、ゾンビが走ってきて、ゾンビを撃ちまくる。そして、協力して”ゾンビを殺す”。そういうのが魅力である。
 あくまで目的はゾンビをぶっ殺すのであって、ひ弱な自分が襲われたり、暗闇にぶち込まれて恐れながら歩みを進めるゲームではないだろう。ついでに、この記事を書く数分前までL4D2をやっていたが、一ミリも怖いなどと思うことはなかった。

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 次に出てくるのは『BIOHAZARD 5』と後ろの方にある『Dead Rising 2』。こ、これもホラーなのか?

 バイオも怖くないが、自身でホラーだと謳っているからまァいいとしよう。しかしデッドラ2はどうだ。あれもゾンビ映画っぽいものだが、手近にあるものでゾンビを殺しまくるというバカゲーの類に近い。しかも、1では怖いのはゾンビより狂った人間のほうだという表現がある。ホラーっぽいけど、限りなくホラーから遠いものではないのか。

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 後半に差し掛かってくると、『Dead Rising 』と『BIOSHOCK 1・2』が出てきた。
 
 これも悩みどころだ。デッドラは前言の通り。バイオショックも……。うーん、怖いっちゃ怖いんだけど、怖がらせる要素が大事な作品ではない。大切なのは世界感とお話なわけで。とはいえ、今まで出た中では一番怖がらせるのがうまいゲームであるのも違いない。ホラーからずれている気もするが、一番ホラーっぽいといえよう。

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そして、最後の最後に満を持して登場したのが『お姉チャンバラvorteX』である。

 ええーーーッ!

 と叫ばざるを得ない。というか、叫んだ。水着の姉ちゃんがカタナで化け物を切りまくるというゲームではあるものの、誰がその説明を見て、いや、そもそもこの画像を見てホラーだと思うのか。否、そんなわけはない。むしろピンク色の雰囲気が伝わってくるだろう。

 確かにホラーとエロは親密度が高いとはいえ、こんなキャラが豪腕でカタナを振り回して怖い思いなどするか。僕はこのゲームはやったことがないので確実なことは言えないが、OPを見てもプレイ動画を見たって壊そうには見えない。やっぱりこの絵を見た通り、カタナを振り回しまくるお色気アクションと言った所が正確であろう。


 いやあ、ホラー特集という面白そうなものがあったので見てみたが、とんでもない選出であった。どれもホラーっぽさから一歩ずれていたり、怖くなかったり、そもそも目的が怖がらせるものでなかったり、挙句の果てに水着のお姉ちゃんが主役のゲームまで飛び出す始末。
 一番怖いのはこのスポットライトのタイトルを厳選した人だよ! と思わずにはいられないのであった。オチに『お姉チャンバラvorteX』って、ふざけすぎだろう。笑ったけど。
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