ゆっくりの迷宮 特集

ゆっくりの迷宮

 特集記事を書くのは配信されてすぐ、ということを極力心がけているのだが、今回は先月に配信された作品を見ていくことにした。そしてそれは、Xbox360 IndieGamesの中でも特に異色のタイトルである『ゆっくりの迷宮』。製作者はHOSSIE氏。

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パッケージ画像
 この画像を見た時点で、いや、そもそもタイトルを聞いた時点でピンと来た人がいるだろう。そしておそらく、そういう人には今さらな情報である。

 このゲームは、主観視点で化け物と戦いながらダンジョンを探索するゲームである。そして、登場する敵というのが「ゆっくり」というやつなのが特徴だ。
 さて、その「ゆっくり」であるが、元ネタが存在する。それは、同人ゲーム『東方Project』に登場するキャラクターをモチーフにして作成され、数年前に流行した「ゆっくりしていってね!!!」という存在である。奴らは饅頭みたいな体をしていたり、音声合成ソフトの「SofTalk」で喋ったりするのが特徴。詳細については資料が充実しているWikipediaを参照されたし。

Wikipedia - ゆっくりしていってね!!!
 
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タイトル画面
 つまるところ、『東方Project』や、あるいはそこから派生した二次創作に関連した作品である、ということがこのゲームの要なのである。

ゲームルール

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ダンジョンを潜ればいい
 基本的なルールは二つ。「制限時間内に階段を下りること」と「HPを0にしないこと」である。うまくダンジョンの深部に到達するとこれまた東方キャラっぽい少女を助けることができるわけだ。

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ゆっくりとの死闘
 ダンジョンを探索していくと、当然ゆっくりに出会う。連中は「ゆっくりしていってね」だの「バカナノ? シヌノ?」など煽ってくれるので、素手でぶん殴って倒してしまおう。
 殺したあと、ゆっくりは丸いものを落とす。それは画面右に表示されている各スキルの経験値となっている。緑は体力、赤は攻撃力、青は移動力、黄色はマップの視認力に関係しており、それぞれの色に対応したゆっくりがドロップすることになっている。

 とにかく倒しまくって、次の階へ進んでしまおう。

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梯子を見つければクリア
 一フロアをクリアすると、そのリザルトが表示される。倒した敵の数、迷宮の深さ(これはおそらく残り制限時間の間違いである)、探索率によって評価がなされ、助けるべく少女に存在する「ゆっくりの壁」が薄れていく。これが0になると、ゲームクリアというわけだ。

 要は、ダンジョン探索を上手く続け、よい評価を取る、ということが重要になってくる。最深部に少女がいて、その前に「ボスゆっくり」的なものが存在する、というようなゲームではない。ひたすらにゆっくりだけの洞窟を潜るのだ。

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宝箱
 また、ダンジョンの道中には宝箱が存在する。中には体力・ライフ回復アイテムが存在するのでぜひとも取っておきたい。

多く織り込まれた冗談

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宝箱の中身
 その宝箱に入っている回復アイテムだが、これまた異質である。
 時間回復アイテムはXbox360のフレンドのゲーマースコア・状態に応じて増える量が変化する。そして体力回復アイテムは食事で、これまた何故か実写。しかも食事は発泡スチロールの上で行われていたり、メニューもさまざまだ。

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壁のテクスチャ
 ダンジョンの壁も変化を起こす。みか……りんごじゃねーか! であるとか、なぜか絶対領域を強調したものとなっている。
 早い話が、バカゲーのような雰囲気が交じり合った作風なわけだ。

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ゲームクリアのご褒美
 見事ゆっくりを退けると、助けた少女のグラビア画像を見ることができる。なんとも撮影に似合わない場所での絵が多いのも、このゲームでは見所か。しかも、彼女らのモデリングはおそらく、『3Dカスタム少女』のそれである。


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ゆっくりの迷宮 80ゲイツ Xbox.com詳細ページ
開発元: HOSSIE ジャンル: キャラクター アクション 開始日:2010/05/06

 少女達を助けるためゆっくり達と戦う、主観視点のダンジョン探索ゲーム。
 ボコボコと連中を殴って倒し、効率よくマップを埋め、アイテムを回収していくのがポイント。
 クリアするとほんの少しではあるが、ご褒美画像を見ることができる。
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