スパイク版『The Elder Scrolls IV : オブリビオン』の実績を埋める

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思えばなぜこうなった

 名作と名高い箱庭系RPG、『The Elder Scrolls IV : オブリビオン』。Xbox360に登場したのは3年前の夏のことであった。当時はスパイクから発売されていた。

 なんとも面白いRPGということでXbox360と共に喜んで買ったプレイヤーが一人いた。思わず瞼を閉じたくなるほど強い真夏の日差しを背に浴びながら、子泣き爺かと思うような重い本体を運び、汗を垂れ流しつつ、それこそ知らない人に「今日は暑いですね」と声をかけられるほど疲労の色を見せながら家に帰った彼。それだけ苦労して手に入れたオブリビオンは、実に面白かったそうな。(今にして思えば電車でなく車で行くべきだった。)

 ひと夏の間に100時間ほど熱中して遊び、実績も1000/1250になって、さすがに飽きがきた。そろそろ他のソフトに移るころだろう。オブリビオンは「シヴァリング・アイルズ」というダウンロードコンテンツがあるらしいから、それが来るまでゆっくり寝かせよう。その時、また楽しい思いができるといいな……。
 彼は、そんなことを考えていた。

 だがしかし、その願いは叶わない。ダウンロード版の「シヴァリング・アイルズ」は発売中止になってしまう。ならばと、ディスクにダウンロードコンテンツが入ったゲームオブジイヤー版(以下GOTY版)を待てばいいだろう、と更に辛抱強く待った。

 だがしかしそれも何か問題があったらしく、延期に延期を重ねる。そしてようやく、発売から2年と半年以上経ってから、GOTY版はベセスダソフトウェアから発売されることとなった。……ただ、それはセーブデータが引き継げないというものの上に、スパイクが発売した最初のオブリビオンとは別ソフト扱い。つまり、僕が遊んでいたオブリビオンの続きは二度と絶対にプレイできない、ということを言い渡されたも同然なのであった。

空いた穴を無理矢理埋める

 そんなわけで長らく『The Elder Scrolls IV : オブリビオン』の実績が1000/1250のまま止まっていた。GOTY版を買っても新規に1250実績を獲得できるだけなので、僕の止まった夏の日が再開されるわけではない。あくまであの日の続きを遊びたいのだ。
 なので、海外版のオブリビオンで強引にこれを埋めてやろうと思い立ったわけである。

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必要なものはこの2つ
 スパイクが出した最初のオブリビオンはどうやら海外のものと同一種類と認識されるらしく、つまり海外版オブリで「シヴァリング・アイルズ」を遊べば実績がちゃんと埋められるとのことを知った。ということで、秋葉原で必要なものを調達してきたというわけだ。

○ 用意したもの
・海外版オブリビオン(僕はアジア版を使用)
・海外アカウントで「シヴァリング・アイルズ」を買うためのマイクロソフトポイント(最低2400MSP必要)

 アジア版オブリビオンは日本のXbox360でも動作するので選択。マイクロソフトポイントは1400ポイントを2つ購入。

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サクッと購入
 「シヴァリング・アイルズ」さえ購入すれば、あとはアジア版オブリビオンを遊ぶだけ。ちなみにセーブデータは引き継いで使えるので、サクサクっと進めることができる。

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ひどい文字化け
 ただ、キャラネームやアイテム名に2バイト文字を使っていると文字化けが起こる。上の画像は全部同キャラのセーブデータなのだが、なんかもうひどい状況に。しかし今見直すと「おやふこうもの」ってキャラネームも大概だな。とはいえゲームはしっかり進行するので心配することはない。

 言うまでもなくアルファベットの羅列でゲームが進むので、英語に堪能でないとわからなくなることも。僕はoblivion xbox360 Wikiの力を借りさせていただいた。

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1250になったよカーチャン
 そんなわけでお使いをさっさと済ませて実績が1250に。ワーイ、三年越しの強引な全解除だよ、ヤッター。

 ……って喜べればよかったのになあ! やはりローカライズされていないゲームを流し読みしつつ、Wikiを見て攻略通りにプレイするのは実に味気ない。そもそもオブリは世界に浸るのが面白い作品で、むしろアクションや謎解きやお使い自体はオマケ程度の扱い。だから、話や状況がよくわからないのに無理にやっても仕方ないわけだ。

最後に

 ちなみに、かかった費用は中古アジア版が600円程度、2800MSPが3800円程度の合計4400円ほど。Amazonでは日本のGOTY版が3996円なので、実績にこだわる必要さえなければ間違いなくそちらを買ったほうがいいだろう。

 ああー、僕の楽しいはずだった「シヴァリング・アイルズ」はどこへいったのだろう。三年前の夏の日、震える島を楽しみにしながらパッケージに仕舞いこんだ気持ちは、いつの間に蒸発していったのか。

 切ない夏の思い出が、こうしてまた一つ増えた。
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